JPH0927986A - デジタル移動通信無線基地局装置 - Google Patents

デジタル移動通信無線基地局装置

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Publication number
JPH0927986A
JPH0927986A JP7175973A JP17597395A JPH0927986A JP H0927986 A JPH0927986 A JP H0927986A JP 7175973 A JP7175973 A JP 7175973A JP 17597395 A JP17597395 A JP 17597395A JP H0927986 A JPH0927986 A JP H0927986A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing
base station
radio base
station
transmission
Prior art date
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Pending
Application number
JP7175973A
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English (en)
Inventor
Keisuke Okamoto
圭介 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Mobile Communications Ltd
Original Assignee
NEC Mobile Communications Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Mobile Communications Ltd filed Critical NEC Mobile Communications Ltd
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Publication of JPH0927986A publication Critical patent/JPH0927986A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】無線周波数の有効利用を図る。 【構成】このデジタル移動通信無線基地局装置は隣接す
る無線基地局からの信号を受信するの信号受信部21
と、受信信号中の下り同期ワードを検出する下り同期ワ
ード検出手段22と、下り同期ワード検出後隣接する無
線基地局が次に送信するまでの時間を算出し、そのタイ
ミングを基に自無線基地局の送受信タイミングを補正す
るタイミング補正手段23と、補正されたタイミングを
基に送受信するタイミングを決定する送受信タイミング
決定手段24と、自装置内を制御するCONT部25
と、決定された送受信するタイミングでCONT部25
から指定された信号を送信する信号送信部26とを備え
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタル移動通信無線基
地局装置に関し、特にPHS等時分割多重方式を用いる
デジタル移動通信無線基地局装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデジタル移動通信無線基地局装置
(以下CS)は、図7に示したように、隣接するCS1
とCS2とが存在した場合、CS1が0スロットと3ス
ロットをCS2が1スロットを取得すると、CS1及び
CS2では残り全スロット干渉を受け同一周波数では空
きスロットは得られず、有効スロットを取得する為には
別キャリアから選択していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来のデジタル移
動局通信無線基地局装置においては、同期されない状態
で各無線基地局で送受信を行った場合、図7に示すよう
に、CS1のTIにはCS2のT1が、CS1のT2に
はCS2のT1がCS2のT0にはCS1のT0が、C
S2のT2にCS1のT3が、CS2のT3にはCS1
のT3及びR0が干渉を起こしてしまい、CS1とCS
2にはこれ以上スロットを取得出来なくなるという問題
点があった。
【0004】このような場合、例えばCS2がスロット
を取得する場合には異なる周波数から取得する手段をと
るが、これでは無線資源(周波数)を有効に使えないと
いう問題点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のデジタル移動通
信無線基地局装置は、隣接する無線基地局間で相互に電
波が届くよにセル上に配置されたPHSシステムのデジ
タル移動通信無線基地局装置において、前記隣接する無
線基地局からの信号を受信する信号受信部と、受信信号
中の下り同期ワードを検出する下り同期ワード検出手段
と、前記下り同期ワード検出後前記隣接する無線基地局
が次に送信するまでのタイミングを算出するしそのタイ
ミングを基に自装置の送受信タイミングを補正するタイ
ミング補正手段と、補正されたタイミングを基に受信し
た信号の妥当性を判断し送受信するタイミングを決定す
る送受信タイミング決定手段と、自装置内全体を制御す
る制御部と、決定された前記送受信するタイミングで前
記制御部から指示された信号を送信する信号送信部とを
備えている。
【0006】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。
【0007】図1は本発明の一実施例を適用するデジタ
ル移動無線通信システムを示すブロック図、図2は図1
に示す一適用例における本発明の一実施例の移動通信無
線基地局装置を示すブロック図である。
【0008】図1において、本適用例のデジタル移動無
線通信システムは、本発明の一実施例の複数の移動通信
無線基地局装置(以下CS)2−1〜2−nと、(S2
−1〜2−nとIインタフェースで接続されたディジタ
ル交換機(以下EXC)1と、CS2−1〜2−nとT
DMA/TDDインタフェースを介して接続される複数
のPHS無線移動局(以下PS)3−1〜3−nとを有
して構成している。
【0009】図2において、本実施例のCS2−1〜1
〜2は、それぞれ隣接する無線基地局からの信号を受信
する信号受信部21と、受信信号中の下り同期ビットを
検出する下り同期ワード検出手段2と、下り同期ワード
検出後隣接する無線基地局が次に送信するまでのタイミ
ングを算出し、そのタイミングを基に自無線基地局の送
受信タイミングを補正するタイミング補正手段23と、
補正されたタイミングを基に受信した信号の妥当性を判
断し送受信するタイミングを決定する送受信タイミング
決定手段24と、自装置内全体を制御するCONT部2
5と、決定された送受信するタイミングでCONT部2
5から指示された信号を送信する信号送信部26とを有
して構成している。
【0010】図3は本適用例における無線基地局を置局
する際、マスタースレープ構成を示す図、図4は本適用
例におけるRCR STD−28で標準規格されている
無線区間インタフェースを示した図、図5は本適用例に
おける無線基地局が下り論理制御チャネルとして常時送
信する信号の構成を示した一例の図、図6は本適用例に
おけるマスタ局とスレーブ局の時間的関連を示したタイ
ミングチャート、図7は隣接する無線基地局間の送受信
の同期状態を示し、(a)は隣接する無線基地局が反ス
ロットずれた形で送受信を行った場合を示す図、(b)
は隣接する無線基地局が同期のとれた形で送受信を行っ
た場合を示す図である。
【0011】次に、本適用例の動作について図1〜図7
を参照して説明する。
【0012】先ず、図3に示すように各無線基地局(C
S)は中心部にマスタ局CSO1を決定し、それを基準
に放射状に広がるようにCS1n(n=1〜8)のレー
ブ局を決定する。次にCS1n(n=1〜8)をマスタ
局として同じく放射状のCS2n(n=1〜9,a〜
e)のスレーブ局を決定する。以下同様にCS3n(n
=1〜4)へとマスタ・スレーブの関係で置局する。こ
れにより、各無線基地局間は個々にマスタ・スレーブの
関係をとることができ、後で説明する基地局間同期をと
った形でそれぞれ無線基地局と通信を行う。
【0013】無線基地局(CS)と無線移動局(PS)
とのインタフェースは図4に示すようにRCR STD
−28で標準規格されている。アクセス方式としは送信
4スロットと受信4スロットで構成されそれぞれ別周波
数を使用しても良いが、本適用例では各々の送受信のス
ロットにおいては同一周波数を使用し通信を行う。
【0014】複数の移動局(PS)が通信する無線基地
局(CS)同志が隣接した場合、電波の干渉というもの
が問題となってくる。
【0015】隣接する無線基地局(CS)が半スロット
ずれた形でそれぞれの移動局(PS)と通信を行った場
合を図7の(a)に示す。この場合、不必要に周波数干
渉が発生する為、同一周波数上では無線資源を3スロッ
トしか取得出来ない状態となり無線資源の有効利用が図
れなくなる。そこで、時間軸上の同期がとられていれ
ば、同一周波数上では図7の(b)に示すように4スロ
ット使用可能となり、無線資源が有効に利用できる。
【0016】次に、図2,図5,図6を参照して、本適
用例における同期のとり方について説明する。
【0017】時間軸上の同期をとる為には、スレーブ局
がマスタ局の送信する降り論理制御チャネル信号を受信
することから開始する。下り論理制御チャネルの構成は
図5に示すように定期的に送信され、送信する信号と信
号との間隔はn(インターバル値)によって決定され
る。
【0018】スレーブ無線基地局は、図6に示すように
決められたマスタ局からの下り論理制御信号を受信し、
図2に示す下り同期ワード検出手段22にて同期タイミ
ングの検出を行う。
【0019】検出されたタイミングにてタイミング補正
手段23が図6中のT2時間を監視する。一方、スレー
ブ無線基地局の送受信タイミング決定手段24にて図6
に示すCAC部の発識別種別を判断することでマスタ局
からの信号か否かが認識することができ、そうであれば
T2タイマ完了タイミングがマスタ局の次に送信するタ
イミングと想定できる。
【0020】そのタイミングを基準に5msec間隔で
空きキャリアを検索し検索されたタイミングをこのスレ
ーブ無線基地局の基準タイミングと決定する。これによ
りマスタ局とスレーブ局は5msec周期での同期がと
れたことになる。
【0021】以後、本スレーブ無線基地局をマスタ局と
して次スレーブ無線基地局が同様に動作を繰り返すこと
で図3にある放射状に置局された全無線基地局は時間的
同期をとれた形で各無線移動局と図7の(b)に示すタ
イミングで通信が可能となり無線資源を有効に使用でき
る結果となる。
【0022】尚、上述の処理は通話チャネルが存在しな
い時に上述の処理を実施することで無線基地局の同期が
長期に渡り補正される。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、隣接する
無線基地局間で相互に電波が届くようにセル状に配置さ
れたPHSシステムのデジタル移動通信無線基地局装置
において、隣接する無線基地局からの信号を受信する信
号受信部と、受信信号中の下り同期ワードを検出する下
り同期ワード検出手段と、下り同期ワード検出後隣接す
る無線基地局が次に送信するまでのタイミングを算出
し、そのタイミングを基に自装置の送受信タイミングを
補正するタイミング補正手段と、補正されたタイミング
を基に受信した信号の妥当性を判断し送受信するタイミ
ングを決定する送受信タイミング決定手段と、自装置内
全体を制御する制御部と、決定された送受信するタイミ
ングで制御部から指示された信号を送信する信号送信部
とを備えることにより、各無線基地局間の時間軸上の同
期を合わせて通信を行うので、無線資源(周波数)を有
効に利用できるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を適用するデジタル移動通信
システム(PHS)のシステム構成図である。
【図2】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図3】本適用例における無線基地局を置局する際、マ
スタースレーブ構成を示す図である。
【図4】本適用例におけるRCR STD−28で標準
規格されている無線区間インタフェースを示した図であ
る。
【図5】本適用例における無線基地局が下り論理制御チ
ャネルとして常時送信する信号の構成の一例を示した図
である。
【図6】本適用例におけるマスタ局とスレーブ局の時間
的関連を示したタイミングチャートである。
【図7】隣接する無線基地局間の送受信の同期状態を示
し、(a)は隣接する無線基地局が半スロットずれた形
で送受信を行った場合を示す図、(b)は隣接する無線
基地局が同期のとれた形で送受信を行った場合を示す図
である。
【符号の説明】
1 デジタル交換機(EXC) 2−1〜2−n PHS無線基地局(CS1〜CS
n) 3−1〜3−n PHS無線移動局(PS1〜PS
n) 21 信号受信部 22 下り同期ワード検出手段 23 タイミング補正手段 24 受信タイミング決定手段 25 CONT部 26 信号送信部 TS1〜TS3 タイムスロット

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 隣接する無線基地局間で相互に電波が届
    くよにセル上に配置されたPHSシステムのデジタル移
    動通信無線基地局装置において、前記隣接する無線基地
    局からの信号を受信する信号受信部と、受信信号中の下
    り同期ワードを検出する下り同期ワード検出手段と、前
    記下り同期ワード検出後前記隣接する無線基地局が次に
    送信するまでのタイミングを算出するしそのタイミング
    を基に自装置の送受信タイミングを補正するタイミング
    補正手段と、補正されたタイミングを基に受信した信号
    の妥当性を判断し送受信するタイミングを決定する送受
    信タイミング決定手段と、自装置内全体を制御する制御
    部と、決定された前記送受信するタイミングで前記制御
    部から指示された信号を送信する信号送信部とを備えて
    いることを特徴とするディジタル移動通信無線基地局装
    置。
JP7175973A 1995-07-12 1995-07-12 デジタル移動通信無線基地局装置 Pending JPH0927986A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6359869B1 (en) 1997-06-25 2002-03-19 Nec Corporation Mobile communication system capable of establishing frame syncronization among base stations

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05308333A (ja) * 1992-04-28 1993-11-19 Kokusai Electric Co Ltd Tdma方式無線基地局のフレーム同期方式
JPH0746660A (ja) * 1993-07-28 1995-02-14 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線通信装置
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JPH0799473A (ja) * 1993-09-28 1995-04-11 Toshiba Corp ディジタル移動通信装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19980324