JP2000253446A - 基地局装置及びフレーム同期取得方法 - Google Patents

基地局装置及びフレーム同期取得方法

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JP2000253446A
JP2000253446A JP11056811A JP5681199A JP2000253446A JP 2000253446 A JP2000253446 A JP 2000253446A JP 11056811 A JP11056811 A JP 11056811A JP 5681199 A JP5681199 A JP 5681199A JP 2000253446 A JP2000253446 A JP 2000253446A
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base station
station apparatus
synchronization
antenna
timing
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JP11056811A
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Kenichi Miyoshi
憲一 三好
Katsuhiko Hiramatsu
勝彦 平松
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/24Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts
    • H04B7/26Radio transmission systems, i.e. using radiation field for communication between two or more posts at least one of which is mobile
    • H04B7/2662Arrangements for Wireless System Synchronisation
    • H04B7/2671Arrangements for Wireless Time-Division Multiple Access [TDMA] System Synchronisation
    • H04B7/2678Time synchronisation
    • H04B7/2687Inter base stations synchronisation
    • H04B7/269Master/slave synchronisation

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 同期の基準となる基地局装置が通常の通
信エリアにない場合でも、基地局装置間で干渉を発生さ
せないこと。 【解決手段】 通常の通信を開始する前に、アンテナ
選択部113の制御により、フレーム同期を取るための
アンテナ101と切替器105とを接続し、水平方向の
通信エリアを広げ、同期の基準となる基地局装置の送信
信号を直接受信し、フレーム同期を取る。フレーム同期
が確立した後、アンテナ102、アンテナ103を使用
して通信エリア内にある移動局装置と通信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基地局装置間でフ
レーム同期を取る無線通信システムにおける基地局装置
及びフレーム同期取得方法に関する。
【0002】
【従来の技術】無線通信システムでは、基地局装置間の
干渉を除去して容量の増加を図る目的で、特開平5−3
08333号公報等に開示されているように、複数の基
地局装置間でフレーム同期を取り、基地局装置間で送信
スロットと受信スロットのタイミングを同一にする方法
が採られる場合がある。
【0003】図8は、従来の基地局装置を含む無線通信
システムを示す図である。図8において、現在、基地局
装置11が同期の基準となり、基地局装置12は、基地
局装置11にフレーム同期しているものとする。また、
基地局装置11は、自局の通信エリア31の中にある移
動局装置21及び移動局装置23と通信を行い、基地局
装置12は、自局の通信エリア32の中にある移動局装
置22と通信を行っているものとする。そして、これか
ら基地局装置13が通信を開始するものとする。
【0004】基地局装置13は、通常の通信を開始する
前に、同期の基準である基地局装置11にフレーム同期
する。その場合、基地局装置11が基地局装置13の通
信エリア33の外にあるので、基地局装置13は基地局
装置11の信号を直接受信することができない。
【0005】そこで、基地局装置13は基地局装置12
にフレーム同期することで、間接的に、基地局装置11
にフレーム同期させる。基地局装置13は、フレーム同
期を取った後、自局の通信エリア33の中にある移動局
装置24と通信を開始する。
【0006】このように、従来の基地局装置は、自局が
周辺局のフレームタイミングを検出して同期する場合、
自局に最も近い周辺局のフレームタイミングを検出し、
そのフレームタイミングに同期して通信を行う。
【0007】図9は、フレーム同期完了後における各基
地局装置のフレームタイミングを示す図である。
【0008】図9に示すように、各基地局装置が他の基
地局装置の送信信号を受信してタイミングを検出する誤
差のため、各基地局装置の移動局装置に対する送信タイ
ミングは完全にフレーム同期しておらず、ガードタイム
程度の誤差が生じる。
【0009】基地局装置11と基地局装置12とは、誤
差がガードタイムの範囲内であり、ガードタイム部分に
両基地局装置ともメッセージの送信を行っていないの
で、干渉が発生しない。同様に、基地局装置12と基地
局装置13との間においても干渉が発生しない。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかし、基地局装置間
におけるフレーム同期の誤差は累積されるので、基地局
装置11の送信信号と基地局装置13の送信信号には重
複する時間が存在してしまい、基地局装置11と基地局
装置13とで干渉を生じてしまう場合がある。
【0011】このような干渉は、図8において基地局装
置11の通信エリアと基地局装置13の通信エリアが重
なる斜線部分において発生する。よって、図9に示すよ
うに、あるフレームにおいて基地局装置13が移動局装
置24に信号を送信し、次のフレームで基地局装置11
が移動局装置23に信号を送信する場合に混信を起こし
てしまう。
【0012】このように、従来の基地局装置は、同期の
基準となる基地局装置が通信エリアにない場合、直接的
にフレーム同期を取らずに、間接的にフレーム同期を取
るため、各基地局装置間のフレームタイミングのずれが
大きくなり干渉が発生する場合があるという問題を有す
る。
【0013】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、同期の基準となる基地局装置が通常の通信エリア
にない場合でも、基地局装置間で干渉が発生しない基地
局装置及びフレーム同期方式を提供することを目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、アンテ
ナの指向性を制御して同期基準の基地局装置の送信信号
を前記アンテナに直接受信させ、同期基準の基地局装置
の送信タイミングを検出して送信タイミングに合わせて
自局の送信タイミングを制御することである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の第1の態様に係る基地局
装置は、アンテナの指向性を制御して同期基準の基地局
装置の送信信号を前記アンテナに直接受信させる指向性
制御手段と、同期基準の基地局装置の送信タイミングを
検出するタイミング検出手段と、このタイミング検出手
段にて検出された送信タイミングに合わせて自局の送信
タイミングを制御する送信タイミング制御手段とを具備
する構成を採る。
【0016】この構成により、通信エリアを拡大し、同
期基準の基地局装置が送信する信号を直接受信できるの
で、前記基地局装置が通常の通信エリアにない場合で
も、基地局装置間で干渉の発生を防ぐことができる。
【0017】本発明の第2の態様は、第1の態様の基地
局装置において、指向性制御手段は、アダプティブアレ
ーアンテナの指向性を制御して干渉局の送信信号を受信
しない構成を採る。
【0018】この構成により、フレーム同期を取る場合
に、アダプティブアレー受信方式により、遠方にある所
望の局の送信信号を受信でき、しかも、干渉局からの干
渉波を除去することができるので、同期基準の基地局装
置と確実にフレーム同期することができる。
【0019】本発明の第3の態様は、第1又は第2の態
様の基地局装置において、同期基準の基地局装置と自局
との送信タイミングとのずれを検出する同期外れ検出手
段を具備し、送信タイミング制御手段は、同期外れ検出
手段にてずれが検出された場合に送信タイミングを補正
する構成を採る。
【0020】この構成により、通常の通信を開始する前
にフレーム同期し、その後、同期基準の基地局装置との
送信タイミングが変化して、フレーム同期が外れた場合
でも、再びフレーム同期することができる。また、自局
が設置された後に周辺にフレーム同期していない基地局
装置が設置された場合にも、その基地局装置にフレーム
同期することができる。
【0021】本発明の第4の態様に係る通信端末装置
は、第1から第3のいずれかの態様の基地局装置と無線
通信を行う構成を採る。
【0022】この構成により、全ての基地局装置が同期
基準の基地局装置と直接同期して通信することができる
ので、各基地局装置間の信号の干渉を低減することがで
き、受信品質が良好な無線通信を行うことができる。
【0023】本発明の第5の態様に係るフレーム同期取
得方法は、アンテナの指向性を制御して同期基準の基地
局装置の送信信号を前記アンテナに直接受信させて同期
基準の基地局装置の送信タイミングを検出し、検出され
た送信タイミングに合わせて自局の送信タイミングを制
御する方法を採る。
【0024】この方法により、通信エリアを拡大し、同
期基準の基地局装置が送信する信号を直接受信できるの
で、前記基地局装置が通常の通信エリアにない場合で
も、基地局装置間で干渉の発生を防ぐことができる。
【0025】なお、アンテナの指向性を制御する具体的
な方法として、アンテナをスイッチで切り替えること、
アンテナの指向性を大地に垂直な方向に変化させて上向
きにすること、あるいは、アンテナの高度を上げること
により通信エリアを拡大させること等がある。
【0026】本発明の第6の態様は、第5の態様のフレ
ーム同期取得方法において、アダプティブアレーアンテ
ナの指向性を制御して干渉局の送信信号を受信しない方
法を採る。
【0027】この方法により、フレーム同期を取る場合
に、アダプティブアレー受信方式により、遠方にある所
望の局の送信信号を受信でき、しかも、干渉局からの干
渉波を除去することができるので、同期基準の基地局装
置と確実にフレーム同期することができる。
【0028】本発明の第7の態様は、第5又は第6の態
様のフレーム同期取得方法において、同期基準の基地局
装置と自局との送信タイミングとのずれを検出し、ずれ
が検出された場合に送信タイミングを補正する方法を採
る。
【0029】この方法により、通常の通信を開始する前
にフレーム同期し、その後、同期基準の基地局装置との
送信タイミングが変化して、フレーム同期が外れた場合
でも、再びフレーム同期することができる。また、自局
が設置された後に周辺にフレーム同期していない基地局
装置が設置された場合にも、その基地局装置にフレーム
同期することができる。
【0030】以下、本発明の実施の形態について、添付
図面を参照して詳細に説明する。
【0031】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1に係る基地局装置の構成を示すブロック図であ
る。
【0032】スイッチ104は、アンテナ101〜10
3のいずれかに受信された信号を切替器105に出力
し、切替器105から出力された送信信号をアンテナ1
01〜103のいずれかから送信する。
【0033】切替器105は、スイッチ104を通過し
た信号を受信部106に出力し、送信部112の出力信
号をスイッチ104に出力する。
【0034】受信部106は、切替器105を通過した
受信信号に対して増幅、周波数変換等の処理を行い、復
調部107に出力する。復調部107は、受信部106
の出力信号を検波処理して復調し、UW検出部108に
出力する。
【0035】UW検出部108は、復調部107の出力
信号から受信メッセージを取り出すとともに、受信信号
中のユニークワード部分を検出し、ユニークワードの終
端時刻である周辺局のタイミング情報をタイミング差検
出部109に出力する。
【0036】タイミング差検出部109は、自局のフレ
ームタイミング情報とUW検出部108が出力した周辺
局のタイミング情報とのずれ量を検出し、検出結果であ
るタイミング差情報をタイミング制御部110に出力す
る。
【0037】タイミング制御部110は、タイミング差
検出部109が検出したタイミング差情報に従って、送
信部112の送信タイミングを制御する。
【0038】変調部111は、送信メッセージにユニー
クワードを挿入して変調処理を行い、送信部112に出
力する。送信部112は、変調部111の出力信号に対
して増幅、周波数変換等の処理を行い、タイミング制御
部110から出力された制御信号に基づくタイミングに
て切替器105に出力する。
【0039】アンテナ選択部113は、指向性制御情報
に基づいて、スイッチ104を制御して、送受信に使用
するアンテナをアンテナ101〜103の中から選択す
る。
【0040】図2、図3は、本実施の形態に係る基地局
装置を含む無線通信システムを示す図である。図2は上
面図であり、図3は正面図である。
【0041】図2において、現在、基地局装置212
は、同期の基準となる基地局装置(以下、「同期マスタ
局」という)211にフレーム同期しているものとす
る。また、同期マスタ局211は、自局の通信エリア2
31の中にある移動局装置221及び移動局装置223
と通信を行い、基地局装置212は、自局の通信エリア
232の中にある移動局装置222と通信を行っている
ものとする。そして、図1に示した基地局装置213が
通信を開始するものとする。
【0042】基地局装置213は、通常の通信を開始す
る前にフレーム同期を取る。この場合、フレーム同期用
のアンテナを選択することにより、水平方向における通
信エリアを広げる。図2において、通信エリア234
は、基地局装置213がフレーム同期を取るときのもの
である。
【0043】図3において、フレーム同期を取るための
アンテナ101は、基地局装置211の方向に向いてお
り、移動局装置の方に向いている他のアンテナに比べて
水平方向に通信エリアが広い。
【0044】基地局装置213は、アンテナ選択部11
3の制御により、アンテナ101と切替器105とを接
続し、水平方向の通信エリアを広げ、同期マスタ局21
1の送信信号を直接受信することができる。
【0045】フレーム同期が確立した後、基地局装置2
13は、アンテナ102、アンテナ103を使用して通
信エリア内にある移動局装置224、移動局装置225
と通信を行う。なお、フレーム同期を取るためのアンテ
ナ101は、送信には用いられない。
【0046】次に、本実施の形態に係る基地局装置のフ
レーム同期の補正動作について、図4を用いて具体的に
説明する。図4は、フレーム同期を補正する場合におけ
るフレームタイミング図である。図4(a)は、同期マ
スタ局の送信信号のフレームタイミング図を示し、図4
(b)は、自局のタイミング情報にのみ基づいて信号を
送信した場合における自局の送信信号のフレームタイミ
ング図を示す。
【0047】現在、自局のユニークワードの終端時刻と
同期マスタ局のユニークワードの終端時刻にX[sec]の差
があり、この時刻差が送信タイミングのずれとなる。タ
イミング差検出部109は、そして、自局と同期マスタ
局との送信タイミング差Xを検出し、タイミング制御部
110は、送信部112における送信タイミングをX[se
c]早めるように制御する。図4(c)は、送信タイミン
グを制御した後における自局の送信信号のフレームタイ
ミング図を示す。
【0048】このように、通信エリアを拡大することに
より、同期の基準となる基地局装置が送信する信号を直
接受信できるので、前記基地局装置が通常の通信エリア
にない場合でも、基地局装置間で干渉の発生を防ぐこと
ができる。
【0049】なお、本実施の形態では、アンテナをスイ
ッチで切り替えることによってフレーム同期時の通信エ
リアを拡大させたが、アンテナの指向性を大地に垂直な
方向に変化させて上向きにすること、あるいは、アンテ
ナの高度を上げることにより通信エリアを拡大させるこ
ともできる。これらにより、アンテナを切り替えるため
のスイッチが不要となる。
【0050】(実施の形態2)本実施の形態は、アダプ
ティブアレー受信方式にて、同期マスタ局から送信され
た信号を直接受信し、フレームタイミングを検出する形
態である。
【0051】図5は、本発明の実施の形態2に係る基地
局装置の概要を説明するブロック図である。なお、図5
に示す基地局装置において、図1に示す基地局装置と共
通する構成部分には、図1と同一符号を付して説明を省
略する。
【0052】切替器304は、アンテナ301に受信さ
れた信号を受信部307に出力し、送信部112の出力
信号をアンテナ301に出力する。切替器305は、ア
ンテナ302に受信された信号を受信部308に出力
し、送信部112の出力信号をアンテナ302に出力す
る。切替器306は、アンテナ303に受信された信号
を受信部309に出力し、送信部112の出力信号をア
ンテナ303に出力する。
【0053】受信部307は、切替器304を通過した
受信信号に対して増幅、周波数変換等の処理を行う。受
信部308は、切替器305を通過した受信信号に対し
て増幅、周波数変換等の処理を行う。受信部309は、
切替器306を通過した受信信号に対して増幅、周波数
変換等の処理を行う。
【0054】合成部310は、合成方式制御部311の
指示した合成方式で、受信部307〜309から出力さ
れた受信信号を合成し、復調部107に出力する。合成
方式制御部311は、合成方式制御情報に基づいて合成
部310の合成方式を制御する。
【0055】図6は、本実施の形態に係る基地局装置を
含む無線通信システムを示す図である。
【0056】図6において、図5に示した基地局装置4
12が、同期マスタ局411とフレーム同期するものと
する。基地局装置412は、通常の通信を開始する前
に、アダプティブアレー受信方式により通信エリアを広
げる。図6において、通信エリア421は、基地局装置
412が無指向性アンテナを使用した場合のものであ
り、通信エリア422は、基地局装置412がアダプテ
ィブアレー受信方式によりフレーム同期を取るときのも
のである。
【0057】図6に示すように、無指向性アンテナを使
用した場合、同期マスタ局411が自局の通信エリア4
21の外にあるので、基地局装置412は、基地局装置
411の信号を受信することができない。これに対し、
アダプティブアレー受信方式をとれば、基地局装置41
2は、基地局装置411の方向に指向性を向けることに
より、基地局装置411を自局の通信エリア422の内
にすることができるので、基地局装置411の送信信号
を直接受信することができる。
【0058】また、同期マスタ局411と同一チャネル
にて信号を送信している干渉局413の方向にはヌル点
を生じさせるので、基地局装置412は、干渉局413
からの干渉波を除去し、基地局装置411の送信信号を
安定して受信することができる。
【0059】このように、フレーム同期を取る場合に、
アダプティブアレー受信方式で受信を行うことにより、
遠方にある所望の局の送信信号を受信でき、しかも、干
渉局からの干渉波を除去することができ、同期の基準と
なる基地局装置と確実にフレーム同期することができ
る。
【0060】なお、本実施の形態では、受信アンテナを
3本としているが、本発明は、4本以上の複数のアンテ
ナを使用した場合でも同様の効果を得られる。
【0061】また、本実施の形態では、同期マスタ局の
フレームタイミングを検出する場合の干渉波を除去する
合成方法としてアダプティブアレー処理を用いている
が、適応ダイバーシチ受信方式等、他の方法を使用して
干渉を除去することも有効である。
【0062】(実施の形態3)図7は、本発明の実施の
形態3に係る基地局装置の概要を説明するブロック図で
ある。なお、図7に示す基地局装置において、図5に示
す基地局装置と共通する構成部分には、図5と同一符号
を付して説明を省略する。
【0063】UW検出部108は、復調部107の出力
信号から受信メッセージを取り出すとともに、受信信号
中のユニークワード部分を検出し、ユニークワードの終
端時刻である周辺局のタイミング情報をタイミング差検
出部109及び同期外れ検出部501に出力する。
【0064】タイミング制御部110は、タイミング差
検出部109が検出したタイミング差情報に従って送信
部を制御し、送信信号の送信タイミングを制御するとと
もに、自局のタイミング情報を同期外れ検出部501に
出力する。
【0065】同期外れ検出部501は、通常の通信中
に、タイミング制御部110から入力した自局のタイミ
ング情報とUW検出部108から入力した同期マスタ局
のタイミング情報とに基づいて、自局と同期マスタ局と
のフレーム同期が外れていないかを監視する。自局と同
期マスタ局とでフレーム同期が外れている場合、同期外
れ検出部501は、合成方式制御部311の合成方式を
アダプティブアレー受信方式に変更させ、通信エリアを
広げてフレーム同期処理を行う。
【0066】このように、通常の通信中に自局と同期マ
スタ局とのフレーム同期外れを監視し、自局と同期マス
タ局との間でフレーム同期が外れている場合、通信エリ
アを広げて同期マスタ局から送信された信号を受信し、
同期マスタ局にフレーム同期することにより、通常の通
信を開始する前にフレーム同期し、その後、同期マスタ
局との送信タイミングが変化して、フレーム同期が外れ
た場合でも、再びフレーム同期することができる。ま
た、自局が設置された後に周辺にフレーム同期していな
い基地局装置が設置された場合にも、その基地局装置に
フレーム同期することができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の基地局装
置及びフレーム同期取得方法によれば、自局のアンテナ
の指向性を広げて、同期の基準となる基地局装置の送信
信号を直接受信することにより、フレームタイミングを
確実に検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る基地局装置の構成
を示すブロック図
【図2】上記実施の形態に係る基地局装置を含む無線通
信システムを示す図
【図3】上記実施の形態に係る基地局装置を含む無線通
信システムを示す図
【図4】上記実施の形態に係る基地局装置の送信タイミ
ング図
【図5】本発明の実施の形態2に係る基地局装置の構成
を示すブロック図
【図6】上記実施の形態に係る基地局装置を含む無線通
信システムを示す図
【図7】本発明の実施の形態3に係る基地局装置の構成
を示すブロック図
【図8】従来の基地局装置を含む無線通信システムを示
す図
【図9】従来のフレーム同期方式に係る説明図
【符号の説明】
101〜103 アンテナ 104 スイッチ 108 UW検出部 109 タイミング差検出部 110 タイミング制御部 113 アンテナ選択部 310 合成部 311 合成方式制御部 501 同期外れ検出部
フロントページの続き Fターム(参考) 5K047 AA11 BB01 HH01 HH44 KK04 LL08 5K067 AA03 AA22 CC04 DD25 EE02 EE10 EE72 KK02

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アンテナの指向性を制御して同期基準の
    基地局装置の送信信号を前記アンテナに直接受信させる
    指向性制御手段と、同期基準の基地局装置の送信タイミ
    ングを検出するタイミング検出手段と、このタイミング
    検出手段にて検出された送信タイミングに合わせて自局
    の送信タイミングを制御する送信タイミング制御手段と
    を具備することを特徴とする基地局装置。
  2. 【請求項2】 指向性制御手段は、アダプティブアレー
    アンテナの指向性を制御して干渉局の送信信号を受信し
    ないことを特徴とする請求項1記載の基地局装置。
  3. 【請求項3】 同期基準の基地局装置と自局との送信タ
    イミングとのずれを検出する同期外れ検出手段を具備
    し、送信タイミング制御手段は、同期外れ検出手段にて
    ずれが検出された場合に送信タイミングを補正すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の基地局装置。
  4. 【請求項4】 請求項1から請求項3のいずれかに記載
    の基地局装置と無線通信を行うことを特徴とする通信端
    末装置。
  5. 【請求項5】 アンテナの指向性を制御して同期基準の
    基地局装置の送信信号を前記アンテナに直接受信させて
    同期基準の基地局装置の送信タイミングを検出し、検出
    された送信タイミングに合わせて自局の送信タイミング
    を制御することを特徴とするフレーム同期取得方法。
  6. 【請求項6】 アダプティブアレーアンテナの指向性を
    制御して干渉局の送信信号を受信しないことを特徴とす
    る請求項5記載のフレーム同期取得方法。
  7. 【請求項7】 同期基準の基地局装置と自局との送信タ
    イミングとのずれを検出し、ずれが検出された場合に送
    信タイミングを補正することを特徴とする請求項5又は
    請求項6記載のフレーム同期取得方法。
JP11056811A 1999-03-04 1999-03-04 基地局装置及びフレーム同期取得方法 Pending JP2000253446A (ja)

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