JP2013520050A - 無線通信システムにおける方法および装置 - Google Patents

無線通信システムにおける方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2013520050A
JP2013520050A JP2012552282A JP2012552282A JP2013520050A JP 2013520050 A JP2013520050 A JP 2013520050A JP 2012552282 A JP2012552282 A JP 2012552282A JP 2012552282 A JP2012552282 A JP 2012552282A JP 2013520050 A JP2013520050 A JP 2013520050A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
timing advance
component carrier
advance command
uplink
carrier
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012552282A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013520050A5 (ja
JP5709904B2 (ja
Inventor
マグナス スタッティン,
リサ ボストレム,
ヤンネ ペイサ,
マッツ ソグフォルス,
ヘニング ヴィーマン,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2013520050A publication Critical patent/JP2013520050A/ja
Publication of JP2013520050A5 publication Critical patent/JP2013520050A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5709904B2 publication Critical patent/JP5709904B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/0005Synchronisation arrangements synchronizing of arrival of multiple uplinks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W56/00Synchronisation arrangements
    • H04W56/004Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay
    • H04W56/0045Synchronisation arrangements compensating for timing error of reception due to propagation delay compensating for timing error by altering transmission time

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

成分キャリアアグリゲーションを使用する無線通信システムにおける送信タイミングを調整する方法および装置を開示する。基地局は第1の成分キャリアに適用可能な第1のTAコマンドをユーザ装置に送信する(1200)。第1のユーザ装置の成分キャリアおよび第2のアップリンク成分キャリアに対する異なるアップリンク送信タイミング維持の必要性を基地局により検出する(1202)。基地局は次いで検出する異なるアップリンク送信タイミング維持の必要性に基づく第2のTAコマンドを送信する(1204)。第2のTAコマンドは第1の成分キャリアおよび/または第2の成分キャリアにおけるアップリンク送信に適用可能である。ユーザ装置は第1の成分キャリアおよび/または第2のタイミングアドバンスコマンドに基づく第2のアップリンク成分キャリアにおけるアップリンク送信を調整する。

Description

本発明は無線通信システムにおける装置および方法、特に成分キャリアのアグリゲーションが適用された無線通信システムにおける送信タイミングの調整に関する。
無線電話が考案された当初、音声通信に使用された。家庭用電子産業が成熟を続け、プロセッサ能力が増大したので、一層多くのデバイスが無線データ伝送の使用に利用可能となり、このような伝送データに基づき動作する一層多くのアプリケーションが利用可能になった。特に注目されるのは、インターネットおよびローカルエリアネットワーク(LAN)である。これら2つの革新によって、複数ユーザおよび複数デバイスが、異なるデバイス間および異なるタイプのデバイス間の通信並びにデータ交換が可能になった。これらのデバイス並びに能力の出現と共に、(ビジネスおよび家庭双方の)ユーザは移動場所からのデータ並びに音声の送信の必要を見出した。
この音声およびデータ伝送をサポートするインフラストラクチャ並びにネットワークも同様に進展した。テキストメッセージングのような制限の有るデータアプリケーションがグローバル移動通信システム(GSM(登録商標))のようないわゆる「2G」システムに導入された。無線通信システムを経るパケットデータは汎用パケット無線サービス(GPRS)を追加するGSMにおいて一層便利に使用可能になった。3Gシステムおよび、ひいては汎用地上無線アクセス(UTRA)規格により導入されたさらに一層広帯域の無線通信は、ウエブサーフィンのようなアプリケーションを数百万ユーザに一層容易にアクセス可能にした。
ネットワーク製造業者が新規ネットワークのデザインを公表する時期にさえ、エンドユーザデバイスに一層大きなデータスループットを提供する将来システムが検討、開発下にある。例えば、いわゆる3GPPロングタームエボリューション(LTE)標準化プロジェクトは来る数十年における無線通信技術基盤の提供する予定である。LTEシステムに関し中でも注目されるのは、LTEシステムが送信フォーマットとして直交周波数分割多重化(OFDM)を使用するダウンリンク(DL)通信(即ち、ネットワークから移動端末への送信方向)の提供、および単一キャリア周波数分割多元接続(FDMA)を使用するアップリンク通信(即ち、移動端末からネットワークへの送信方向)の提供であろう。
LTEのような移動通信システムでは、アップリンク(UL)送信、即ち端末、即ちユーザ装置(UE)から無線基地局、即ちネットワークへ向かう方向の送信タイミングを調整し、アップリンク送信を基地局(例えばeノードB)において同期して受信することが必要である。信号は種々の伝搬遅延を(アップリンクおよびダウンリンク双方において)被るので、同期受信を達成する実際の送信時間はUE間で相違するに違いない。LTEでは、各UEについてeノードBが実際のアップリンクタイミングを測定し、UEがその送信を早めるかまたは遅らせるべきかの時間オフセットを判断する、いわゆる時間整合手順により、このタイミング調整を達成する。eノードBはタイミングアドバンス(TA)コマンドでこの値を対応UEに送信する。
UEとeノードB間の伝搬遅延が変化しない限り、タイミングアドバンスコマンドにより所望の時間整合に至る。UEが移動すると伝搬状態が変化するので、移動通信システムでは明らかにそのような静的条件を保証できず、時間移動が生じると、アップリンクタイミングをそれ故更新しなければならない。そのような調整がないと、例えば他UEにより使用する他の受信フレーム、またはサブフレームに受信信号が漏洩し、ユーザ間の過剰干渉を引き起こすこともあり得る。
それ故、eノードBは受信信号が依然同期しているかを繰り返し再評価し、タイミング調整を定期的に送信する。UEの非同期中のデータ送信を防止するため、eノードBはUEに時間整合タイマを構成する。タイミングアドバンスコマンドを受信すると、UEは時間整合タイマをスタートまたは再スタートさせる。時間整合タイマが動作中、UEはそのアップリンクがeノードBと依然同期していると推定することができ、アップリンク送信を実行できる。タイマが満了すると、UEはアップリンク同期が失われていると推定する。この場合、UEはランダムアクセス手順を実行し、あらゆるデータ送信に先立ち同期を取得する。ランダムアクセス手順の過程では、eノードBはUEにより送信されるランダムアクセスプリアンブルに基づき適した初期TA値を判断する。
3GPPLTE規格は現在20MHz迄の帯域幅をサポートする。しかしながら、やがて現れるIMT−advanced要求条件を満たすために、3GPPはLTE−advancedに関する作業を開始した。LTE−advancedの一部は20MHzより広い帯域幅をサポートする筈である。これは「キャリアアグリゲーション」と呼ぶ概念を使用して達成するであろうが、この概念ではそれぞれが20MHz迄の広さでありうる複数のキャリア成分をひとつに統合する。
キャリアアグリゲーションは将来リリースされる端末が複数の成分キャリアで送受信でき、成分キャリアはキャリアと同じ構成を有するか、または有する可能性を少なくとも有することを意味する。キャリアアグリゲーション例を図1に示し、それぞれが20MHzの5つの帯域をひとつに統合し、単一のLTEのUEとの送受信に使用する。
図1に例示するように、キャリアは連続的に統合できるか、または図2に概略的に示すように例えば統合されたキャリアの一部は連続しており、統合された他のキャリアはスペクトラムのある別の場所に現れるような、周波数領域における不連続な部分から統合できる。
例えば将来のリリースに応じてデザインする無線通信システムでは、キャリアアグリゲーションの概念により、中でも事業者が連続スペクトラムを欠く場合に、速いビット速度およびより良い能力を提供するため不連続のスペクトラムを借り上げ、一層速いビット速度並びにキャリア間の高速かつ効率的負荷バランスのサポートが可能でありうる。キャリアアグリゲーションはUE中心の概念であり、あるUEは例えば図2に示す2つの最左キャリアを使用するようにできる、一方別のUEは単一キャリアのみを使用するようにし、第3のUEは図2に示す全キャリアを使用するようにできることに注意すべきである。従って、UEをこの場合それぞれが(同一周波数帯または異なる周波数帯内の)特定周波数のキャリアに対応するいわゆる成分キャリア(CC)により構成できる。複数ULCCおよびDLCCは互いに独立に構成でき、以前の3GPPLTE規格のリリースにおけるように必ずしもUL/DL対として構成する必要がないことを意味する。非対称構成が可能であり、ULCC数はDLCC数と相違する。
タイミング整合へのキャリアアグリゲーションの影響を次に考慮し、幾つかの配備シナリオでは統合されたキャリア間で伝搬遅延が相違するであろうことに注意しよう。これは、UEがそのアップリンク信号を種々の時間インスタンスで送信し、アップリンク信号をeノードBで同期して受信することを保証しなければならないことを意味する。また、ダウンリンク伝搬遅延もDLCC間で相違することがありうるので、UEもまた対応してその受信機系の調整を必要とする。
CC間で異なる伝搬遅延への一対処法は各アップリンク成分キャリアまたは各成分キャリアグループに対する上記時間整合手順の独立実行である。そのようなソリューション例が意味するのは、UEが各ULキャリア若しくはULキャリアグループに対し有効な複数のTA値および時間整合タイマを維持し、UEはさらにeノードBが各ULCCまたはULCCグループに対しTAコマンドを定期的に提供することを必要とすることである。この手法は単一キャリア概念の直接的拡張であり、それ自体の時間整合の取り扱い、処理並びにタイマにより、各ULキャリアを独立に扱う。
とはいえこのソリューションには、中でもUEおよびeノードB双方において複数の時間整合インスタンス並びに複数タイマを維持する比較的大きな複雑さを要する幾つかの欠点がある。その上、(同一タイミングを共有しない)種々のULCCのタイミングを定期的に、独立に調整し、何れかの時間整合タイマの早期または不必要な満了を回避する必要があるので、そのようなソリューションはまた過剰な信号を生むことになりうる。このソリューションに伴うさらに別の困難は、UEにより開始する場合複数のランダムアクセス手順を要しうることである。
従って、前記課題および欠点を回避することになろう方法、デバイス、システム並びにソフトウェアの提供が望ましいであろう。
それ故、以上で概説した幾つかの課題および不利に対処し、成分キャリアアグリゲーションを適用する無線通信システムにおける送信タイミング調整方法並びに装置を提供することが目的である。
上記目的は独立請求項に従う方法および装置または従属請求項に従う実施形態により達成する。
実施形態の第1の態様によれば、基地局における無線通信システムの送信タイミング調整方法を提供する。成分キャリアアグリゲーションを無線通信システムにおいて使用する。その上、基地局は複数のアップリンク成分キャリアを経てユーザ装置からデータを受信するようにする。本方法はユーザ装置に第1のタイミングアドバンスコマンドを送信するステップを含み、第1のタイミングアドバンスコマンドは第1の成分キャリアにおける送信に適用可能である。基地局が第1の成分キャリアおよび少なくとも第2の成分キャリアに対する異なるアップリンク送信タイミング維持の必要性を検出すれば、基地局はユーザ装置に第2のタイミングアドバンスコマンドを送信する。さらにその上、第2のタイミングアドバンスコマンドは検出する異なるアップリンク送信タイミング維持の必要性に基づき、第1の成分キャリア並びに第2の成分キャリアの少なくとも1つにおけるアップリンク送信に適用可能である。
実施形態の第2の態様によれば、ユーザ装置における無線通信システムの送信タイミング調整方法を提供する。成分キャリアアグリゲーションを無線通信システムにおいて使用する。さらにその上、ユーザ装置は複数のアップリンク成分キャリアを経て無線通信システムに含む基地局にデータを送信するようにする。本方法は基地局から第1のタイミングアドバンスコマンドを受信するステップを含み、第1のタイミングアドバンスコマンドは第1の成分キャリアにおける送信に適用可能である。次いで、ユーザ装置は基地局から第2のタイミングアドバンスコマンドを受信し、第2のタイミングアドバンスコマンドは検出する第1の成分キャリアおよび少なくとも第2の成分キャリアに対する異なるアップリンク送信タイミング維持の必要性に基づく。その上、第2のタイミングアドバンスコマンドは第1の成分キャリア並びに第2のアップリンク成分キャリアの少なくとも1つにおける送信に適用可能である。さらにその上、本方法は第1の成分キャリアおよび第2のタイミングアドバンスコマンドに基づく第2のアップリンク成分キャリアの少なくとも1つにおけるアップリンク送信調整ステップを含む。
実施形態の第3の態様によれば、無線通信システムの送信タイミング調整基地局を提供する。成分キャリアアグリゲーションを無線通信システムにおいて使用する。本基地局は複数のアップリンク成分キャリアを経てユーザ装置からデータを受信するようにする。基地局はユーザ装置に第1のタイミングアドバンスコマンドを送信するようにする送信機ユニットを含み、第1のタイミングアドバンスコマンドは第1の成分キャリアにおける送信に適用可能である。基地局は第1の成分キャリアおよび少なくとも第2の成分キャリアに対する異なるアップリンク送信タイミング維持の必要性を検出するようにする検出ユニットをさらに含む。追加して、送信機ユニットはユーザ装置に第2のタイミングアドバンスコマンドを送信するようにさらにし、第2のタイミングアドバンスコマンドは検出する異なるアップリンク送信タイミング維持の必要性に基づく。その上、第2のタイミングアドバンスコマンドは第1の成分キャリア並びに第2の成分キャリアの少なくとも1つにおけるアップリンク送信に適用可能である。
実施形態の第4の態様によれば、無線通信システムの送信タイミング調整ユーザ装置を提供する。成分キャリアアグリゲーションを無線通信システムにおいて使用する。本ユーザ装置は複数のアップリンク成分キャリアを経て無線通信システムに含む基地局にデータを送信するようにする。ユーザ装置は基地局から第1のタイミングアドバンスコマンドを受信するようにする受信機ユニットを含み、第1のタイミングアドバンスコマンドは第1の成分キャリアにおける送信に適用可能である。その上、受信機ユニットは基地局から第2のタイミングアドバンスコマンドを受信するようにさらにし、第2のタイミングアドバンスコマンドは検出する第1の成分キャリアおよび少なくとも第2の成分キャリアに対する異なるアップリンク送信タイミング維持の必要性に基づく。第2のタイミングアドバンスコマンドは第1の成分キャリア並びに第2のアップリンク成分キャリアの少なくとも1つにおける送信に適用可能である。ユーザ装置は第1の成分キャリアおよび第2のタイミングアドバンスコマンドに基づく第2のアップリンク成分キャリアの少なくとも1つにおけるアップリンク送信を調整するようにする調整ユニットをさらに含む。
説明した実施形態による利点はユーザ装置により使用するUL成分キャリアにおける種々の伝搬遅延を伴う配置においても単一の時間整合タイマのみがユーザ装置に必要であるにすぎないことである。
説明した実施形態による別の利点はUEが並列にまたは連続して複数のランダムアクセス手順を実行し、複数のアップリンク成分キャリアの同期取得を必要としないことである。
説明した実施形態によるさらに別の利点はアップリンク成分キャリア毎に定期的TAコマンド、または全アップリンク成分キャリアにおける定期的アップリンク送信を必要とすることなく、本実施形態がアップリンク成分キャリアの同期維持を可能にすることである。
さらに、本発明の実施形態の利点および特徴は図面と共に次の詳細な説明を読むと明らかになろう。
本発明を以下でより詳細に添付図面を参照して説明することにする:
図1は成分キャリアを隣接して統合するキャリアアグリゲーション例を示す。 図2は成分キャリアを非隣接的に統合する別のキャリアアグリゲーション例を示す。 図3は本発明の実施形態を実装するであろう例示的無線通信システムを示す。 図4はオフセットの生じないDL成分キャリアと2つのUL成分キャリアを示す。 図5は一定のオフセットを生じるDL成分キャリアと2つのUL成分キャリアを示す。 図6は本発明の実施形態に従う送信タイミング調整方法を示すフロー図である。 図7は本発明の別の実施形態に従う送信タイミング調整方法を示すフロー図である。 図8は以前のLTE規格のレリースに従う定期的TAコマンドを示す。 図9は本発明の実施形態に従う相対的TAコマンドを示す。 図10は本発明の実施形態に従うネットワークまたはeノードBにおける送信タイミング調整方法を示すフロー図である。 図11は本発明の実施形態に従うユーザ装置における送信タイミング調整方法を示すフロー図である。 図12は本発明の実施形態に従う基地局における送信タイミング調整方法を示すフロー図である。 図13は本発明の実施形態に従うユーザ装置における送信タイミング調整方法を示すフロー図である。 図14は本発明の実施形態を適用し、送信時間調整を達成するノードの概要ブロック図である。 図15は本発明の実施形態を適用し、送信時間調整を達成する基地局の概要ブロック図である。 図16は本発明の実施形態を適用し、送信時間調整を達成するユーザ装置の概要ブロック図である。
次いで、本発明を幾つかの実施形態および添付図面を参照してより詳細に説明することにする。限定のためではなく説明のためにく、特別のシナリオ、技術などのような特定の詳細を示し、本発明の完全な理解をもたらす。しかしながら、当業者には本発明をこれら特定の詳細から離れる他の実施形態において実行できることは明らかである。
その上、当業者は本明細書で以下に説明する機能並びに手段をプログラムされたマイクロプロセッサまたは汎用コンピュータと共に動作するソフトウェアを使用して、またはアプリケーション専用集積回路(ASIC)を使用して、またはそれら両方を使用して実装できることを理解するであろう。また、本発明は主として方法およびデバイスの形式で記述するが、本発明はコンピュータプログラム並びにコンピュータプロセッサおよびプロセッサに結合するメモリを含むシステムにおいても実施でき、メモリは本明細書で開示する機能を実行できる1つ以上のプログラムによりコード化することも理解されよう。
例示的実施形態に従い、上記のようなキャリアアグリゲーションを使用するシステム、例えばLTEシステムにおいて動作する場合にも、ユーザ装置(UE)はひとつの時間整合タイマ(TAT)のみを維持する。これは、このような例示的実施形態に従い、TAコマンドを受信すると、UEはTATをスタートさせる単一のランダムアクセス手順を実行し、時間同期を取得することを意味する。このような例示的実施形態に従い、ネットワーク、例えばeノードBはTAコマンド、即ちアップリンクタイミングアドバンス(ULTA)が、そのUEが使用中でありうる他のアップリンク成分キャリア(ULCC)(単数または複数)にとっても十分正確であるとみなすかを決定する。
例えば一例示的実施形態で、eノードBは1つ以上のULCCを、オフセットを伴い受信することを検出し、1つ以上のULCCに対して別々の時間整合が必要であることを判断する。複数のULCCにおける受信データを、オフセット、即ち時間同期済み成分キャリアにおけるアップリンク送信に対するオフセットを伴い受信することの検出により、eノードBはこの必要性を検出できる。あるいは、eノードBは第1のCCのULタイミングを共有しないであろう少なくとも第2のULCCにおけるランダムアクセスの実行指令を出すことができ、少なくとも第2のULCCにおけるタイミング調整の必要性をランダムアクセスの試行に基づき検出する。例えば指令するランダムアクセスに基づくか、または実際のアップリンク送信に基づき、eノードBがアップリンクCC間のタイミングが相違することを検出すれば、eノードBは第2のTAコマンド、例えば相対的またはキャリア特定TAコマンドを送信できる。相対的TAコマンドは別のタイミングアドバンス値に関する差分(delta)によりタイミングアドバンスを調整する。キャリア特定TAコマンドは特定キャリアのタイミングアドバンスを調整する。
別の例示的実施形態に従い、相対的またはキャリア特定TAコマンドを受信すると例えばUEの観点から、UEはこの特定ULCCのタイミングのみを調整する。同一タイミングを共有するULCCグループが存在でき、この場合UEは相対的またはキャリア特定TAコマンドに基づき複数CCのタイミングを調整する。例えば、例示的実施形態に従うUEにより受信するTA制御フレームは複数のUL成分キャリアグループに関係する複数の調整コマンドを含むことができ、各グループは少なくとも1つのUL成分キャリアを含む。
一例示的実施形態に従い、複数の調整コマンドはそのULCCグループに関係する前タイミングに関する相対的調整を提供する。別の実施形態によれば、複数の調整コマンドは1つの特定ULCCまたはULCCグループに関する相対的調整を含む、即ち1つのUL成分キャリアグループが基準タイミングを維持し、他のULCCグループは基準タイミングを有するULグループのタイミングに関して調整するようにする。例示的実施形態に従う成分キャリアグループをそのグループの全成分キャリアが共通アップリンクタイミングを共有することにより特徴づける。連続する定期的TAコマンドを受信すると、UEは全ULCCのタイミングを調整するが、以前に指摘したように相対的オフセットを維持する、即ちULグループのタイミングの基準タイミングとの関係を維持する。相対的TAコマンドはまたULCCの再整合にも使用でき、従って最早相対的タイミングオフセットは存在しない。このように例示的実施形態に従い、2つの異なるタイプのTAコマンド、例えば単一ULCC送信に影響を及ぼす相対的若しくはキャリア特定TAコマンド(または共通タイミングを共有するULCC送信グループ)および特定UEと関連する全ULCCに影響を及ぼす「定期的」またはグローバルTAコマンドを送受信できる。定期的TAコマンドは全成分キャリアのタイミングアドバンスを等しい量により調整する、即ち定期的TAコマンドは異なるCC間の相対的タイミングを維持する。
これらの例示的実施形態に従うタイミング調整に関するより詳細な説明のためにあるコンテキストを提供するため、図3に例示する第1の例示的無線通信システムを考えよう。図の無線アクセスネットワークノードおよびインタフェースにより始めると、この特定例をLTEシステムのコンテキストに提供することが分かるであろう。それにもかかわらず、本発明はLTEシステムへのその適用可能性に限定せず、代わってキャリアアグリゲーションを使用するか、またはUE当たりの複数のタイミング整合が望ましいであろう任意のシステムにおいて使用できる。しかしながら図3の例はLTEの用語で提供するので、エアインタフェースを経て送受信するネットワークノード30をeノードBと称し、eノードB30の幾つかを本明細書に示す。
エアインタフェースのコンテキストでは、各eノードB30は1つ以上のセル31との信号の送受信に責を負う。この例示的実施形態に従う各eノードB30は複数のアンテナ、例えば2、4またはそれ以上の送信アンテナ並びに恐らく複数の受信アンテナ、例えば2、4またはそれ以上の受信アンテナを含み、このような信号物理層に関するコーディング、デコーディング、変調、復調、インターリービング、デインターリービングなどを含むがこれらに限定しない機能を扱う。本明細書で使用する場合、句「送信アンテナ」は一般に物理アンテナ、バーチャルアンテナおよびアンテナポートを含むことを特に意味することに注意されたい。eノードB30はまた例えばユーザスケジューリング、ハンドオーバの決定および同類を含むシステムにおける通信の取り扱いに関連する多くの高位機能にも責を負う。
例示的実施形態に従い、図3に示すようにセル31において動作するUE32は例えば図1または図2に示すような統合されたキャリアを使用して信号を送信および受信するであろう。同様に、eノードB30は例えば図1または図2に示すような統合されたキャリアを使用して信号を送信および受信するであろう。UE32はこの例示的実施形態に従う単一のタイミング整合タイマ(TAT)33を維持し、それに基づきそのタイミング整合問題を管理する。
この例示的実施形態に従うタイミング整合の取り扱いに関するこの検討のため、UE32はRRC接続状態にあるが、UE32はしばらくの間UL送信に関係していないと想定する。従って、TAT33は満了したと想定する。アップリンクにおける送信の容易化のためTAT33が動作していなければ、データ送信に先立ち、UE32は次に例えば現LTEのリリース仕様に従うランダムアクセス手順を実行する。ランダムアクセス手順はコアネットワーク34またはeノードB30により指令できるか、または例えばUE32が送信すべきデータを有することを検出する場合、ランダムアクセス手順はUE32により自律的に開始できる。ランダムアクセスメッセージに基づき、eノードB30は適するTA値を判断し、その値をUE32に提供する。UE32はランダムアクセスを実行したULCCのそのアップリンクタイミングを、例えば3GPPTS36.213、4.3.2節、「物理層手順」("Physical layer procedures")、Rel‐8/9に記載されているように、調整する。UE32はTAT33をスタートさせ、アップリンク時間を整合すると考えうる。
例示的実施形態に従い、UEにより、即ちULCCまたはCCグループのそれぞれにおけるランダムアクセス手順の使用により、異なるタイミングを持つ各CCグループは個別に同期する筈であると想定する前記タイミング整合ソリューションと異なり、UE32が、設定された複数のULCCを有すれば、UE32はその全ULCCが時間整合すると次に想定できる。以下の説明から明らかであろうように、かつこれらの例示的実施形態に従い、UE32は異なる時間整合を有するCCグループの相対的オフセットを蓄積し、少なくとも1つのULCCが同期すると直ちにULCCグループにオフセットを適用でき、TAT33はスタートしている。
この例示的実施形態に従い、他のULCCの送信調整における使用にも既存または現タイミングアドバンスが適するかを、eノードB30は評価する。適するのであれば、eノードB30はこれらのULCCへのULの認可を提供でき、UE32は現タイミングアドバンスを適用する(または適用指令を受ける)。ULキャリア間オフセットを割り当てていない特別の場合、その場合ULCCをUE32から相対的オフセットなしで送信する。さらに以下で説明することにするように、オフセットを割り当てていれば、その場合ULキャリアを例示的実施形態に従い相対的オフセットを伴い送信することになろう。
図4はアップリンクデータの送信に同一UE32により使用している、即ち40と表すULCC1および41と表すULCC2の2つのULCCが同一タイミングを共有する、2つのULCC間にオフセットが生じない状況を説明する。水平軸が時間を表し、各長方形が時間を経て送信するデータサブフレームを表すこの図で、2つのULCC40および41を受信ダウンリンクCC42に関して同時にUE32により送信することを確かめることができる。このように、TA値をDLCC42でUE32に送信し、UE32はその値をULCC1 40およびULCC2 41双方への後続アップリンクサブフレームの送信のスタート(43)に使用する。後に、定期的TAコマンドの更新をUE32により受信し、UEはULCC1 40およびULCC2 41双方のタイミングを修正する(44)。
UE32により使用するULCCにおける異なる伝搬遅延に対処するため、例示的実施形態は次の技術を使用する。eノードB30が異なるアップリンクCCにおいてUE32から受信するアップリンク信号間にタイミングオフセットを検出すれば、eノードB30(またはコアネットワーク34の別のノード)は相対的TAコマンドを判断する。eノードB30は、メッセージが1つ以上のキャリア標識を(例えばMACCEに)含む、この相対的TAコマンドをUE32に提供する。対応して、UE32はキャリア標識に関連するこれらULCCまたはULCCグループのタイミングを調整する、一方他のULCCに対し同一タイミングを維持する。それから先、UE32はそのULCC間の相対的オフセットを維持する。相対的TAコマンドは、例えば「定期的」なグローバルTAコマンドに対し新しい別の信号として送信できるか、または「定期的」なグローバルTAコマンドの一部として、例えばTAコマンド内の別のフィールドとして送信できる。
一例示的実施形態では、任意の連続的(非相対的)、定期的TAコマンドを全ULCCに適用し、先行する相対的TAコマンドにより確立するように、ULCC間の相対的オフセットを(もしあれば)保存する。以前のように少なくとも任意の非相対的TAコマンドを受信すると、UE32はそのTAT33の再スタートを予測する。あるいは任意のTAコマンドを受信すると、UE32はそのTAT33を再スタートさせることができる。対応して別の実施形態で相対的TAコマンドを受信すると、UE32はTAT33を再スタートさせることもできよう。
図5はアップリンデータの送信に同一UE32により使用している2つのULCC、ULCC1 50およびULCC2 51間に相対的オフセットをもたらす、即ち2つのULCCが異なるタイミングを有する状況を示す。水平軸が時間を表し、各長方形が時間を経て送信するデータサブフレームを表すこの図で、2つのULCC50および51を受信ダウンリンクCC52に関して異なる時間53,54にUE32により送信することを確かめることができる。さらに定期的TAコマンドを引き続き受信し、適用する場合(55)、ULCC1 50およびULCC2 51における送信間の同一相対的オフセット56を(例えば、別の相対的TAコマンドを受信するまで)使用する。
UE32がランダムアクセスを実行したULCCと他のULCCが妥当に時間整合しているとeノードB30が予測しなければ、その場合eノードB30は、例えば3GPPTS36.321、「MAC仕様」(" MAC specification ")、Rel‐8/9でLTEレリース8/9について規定するいわゆる「PDCCH指令」を使用して別のULCCにおけるランダムアクセスを明確に指令することを決定できる。この例示的実施形態に従い、eノードB30は次にPDCCH指令により特定のULCCにおけるランダムアクセスを発することができ、ランダムアクセスに応じて、eノードB30は相対的または絶対的TAコマンドをUE32に発行する。従ってこの例示的実施形態により、UE32は次に複数のULCCに関する時間整合を維持でき、UE32はオフセットの形式で複数のULキャリア間の相対的タイミングを維持する。
上記のようにUE32により開始するランダムアクセスに関し、eノードB30はランダムアクセスの送信に基づき適するTAコマンドを判断し、必要なら適する相対的TA値を提供できる。eノードB30がULCCは実際に時間整合していることを検出すれば、eノードB30はこれ(オフセット=0)を示す相対的TA値を提供か、またはUE32の総体的時間整合を更新する通常の(非相対的)TAコマンドの送信か何れかを行いえよう。例示的実施形態に従いタイミング整合の実行方法をより良く例示するため、図6はUE32の観点から例示的実施形態に従うタイミング整合の実行方法を示し、図7は基地局、ネットワーク34またはeノードB30の観点からタイミング整合の実行方法を示す。
図6に従い最初のステップ601で、UE32は第1のTAコマンドを受信し、TAコマンドはMACPDUに含みうる。次のステップ602で、UE32はTAコマンドが定期的TAコマンドであるかを判断する。TAコマンドが定期的TAコマンドであれば、UE32はステップ603で定期的TAコマンドに従い全ULCCのタイミングを調整し、ステップ604でTAT33をスタートまたは再スタートさせる。しかしながらTAコマンドが定期的TAコマンドでなければ、UE32はステップ605でTAコマンドが相対的TAコマンドであるかを判断する。TAコマンドが相対的TAコマンドであれば、UE32はステップ606でTAコマンド、例えばキャリア特定情報フィールド(CI)でアドレス指定するULCCのタイミングを調整する。
図7に従い最初のステップ701で、eノードB30はUE32からULCCにおいてアップリンク送信を受信する。次のステップ702で、eノードB30は受信信号がローカルアップリンクの主成分キャリア(PCC)クロックと同期しているかを判断する。受信信号が同期していなければ、伝送が受信されるULCCが基準(すなわち主)ULCCであるかを判断する(703)。ULCCが基準ULCCであれば、適する定期的TAコマンドをステップ704で判断する。TAT33が次いでステップ705でスタートし、eノードB30はTAコマンドの送信をスケジュールし、ステップ706で送信をUE32に送信する。しかしながら、eノードB30がステップ703で送信を受信するULCCが基準(すなわち主)ULCCでなく、別のULCCであると判断すれば、eノードB30はステップ707でUE32が基準タイミングアドバンスに関する差分によりタイミングアドバンスを調整できるような適切な相対的TAコマンドを判断する。しかしながらTAコマンドに関する不要な信号送信を避けるため、ステップ707で判断する相対的TA値が前に送信したULCCに適用できるTA値と同一であるかをeノードB30はステップ708でチェックするであろう。相対的TA値が相違すれば、eノードB30はTAコマンドの送信をスケジュールし、ステップ706で送信をUE32に送信する。そうでない場合、相対的TA値をUE32に送信しない。
これまで主として統合されたキャリアを使用するシステムのアップリンク送信に関連するタイミング整合に焦点を合わせたが、アップリンクCCのみならず、ダウンリンクCCも異なる伝搬遅延を有しうることが理解されよう。例示的実施形態に従い、ULとDLキャリア間リンクを特定し、eノードB30により提供するTAコマンドを曖昧さなく適用することが必要であろう。ランダムアクセス手順に応じて受信する初期非相対的TAコマンドを適用する場合、上記例示的技術により内在するリンクを使用する。例示的実施形態に従い、ランダムアクセスに応じて受信する非相対的TA値はTAコマンドを受信したDLCCのフレームタイミングに関して解釈する。これはUEの開始するランダムアクセスおよび2次ULCCに対するPDCCH指令双方に適合する。以上で説明したように、UE32は非相対的TAコマンドに基づき全ULCCを調整するであろう。
以上の例示的実施形態で説明した前記TAコマンドはメディアアクセス制御プロトコルに実装でき、コマンドは少なくともキャリアまたはキャリアグループ特定情報フィールドおよび時間整合フィールドを含むフィールドにより特徴づける。幾つかの実施形態では、複数のこのような特定情報フィールドおよび時間調整フィールドはコマンドに存在できる。複数のこのようなフィールドを有するコマンドをUE32により受信すれば、UE32は対応してその複数のULCCの相対的および絶対的オフセットを調整する。一実施形態では、MACサブヘッダの異なるLCIDを使用して、相対的TAコマンドを定期的(非相対的)TAコマンドと区別する。以前のLTE規格のレリースに従う定期的TAコマンドを図8に示す。キャリア標識を含む相対的TAコマンド例を図9に示す。
一例示実施形態で、例えば以前のLTE規格のレリースに従うMACプロトコルを使用して、図9に示すように単一のMAC PDUへの複数のMAC制御要素の多重化により、複数ULCCに対する複数の相対的TAコマンドを提供できる。時間整合フィールド(単数または複数)は絶対的調整を記述するか、あるいはまたは別のキャリアに関する相対的調整(オフセット)を記述できる。
これらの例示実施形態に従う時間整合をより良く理解するため、以下の例証的、非排他的例を考察しよう。
1.UE32は2つのULCCを有すると想定する。時間整合タイマ33は動作していない。成分キャリア間に相対的オフセットはない。
2.UE32は第1のULCC(UL1)においてRAを発行し、それに応じて(例えば、図8におけるように)時間整合を受信し、それによってULCC間のいかなるオフセットもなしに両ULCCのタイミングを調整する。TAT33はスタートする。
3.UE32は(例えば、図9に示すように)UL2に関する相対的時間整合コマンド(UL1に対して時間ユニット「+1」)を受信する。UE32はそれに応じてUL2(およびUL1)の現在のタイミングに関連してUL2のタイミングを調整する。TAT33が開始される。そのコマンドは、UL2におけるPDCCH指令に応じて発行されているか、またはそのような指令なしに発行されているであろう。
4.TAT33は満了し、従ってUE32は非同期と考えられる。なお、UE32はUL1とUL2間の相対的オフセットを維持できる。
5.UE32は、例えばそのバッファ内のULデータによりランダムアクセスを発行する。定期的時間整合コマンドの受信および適用に際し、アップリンクの1つのみにおいてランダムアクセスを発行しても、UE32は次にその全ULが再度同期するとみなす。UE32はキャリア間の相対的オフセット(+1)を維持する。例えば、UE32はUL2においてRAを発行しているかもしれず、この場合UL1の相対的オフセットはUL2に対し「−1」である。
6.UE32は、次に追加相対的調整(例えば、図9に示すような)を受信でき、その結果、例えばUL1を「−1」により調整する。この場合UL1とUL2の間の相対的オフセットは2ユニットとなるであろう。
7.これらの例示的実施形態に従い維持する単一タイマ33が動作している限り、UE32はその全ULが時間整合していると考える。
従って、これらの例示的実施形態に従いULCCにおける異なる伝搬遅延を伴う配置においても、ただ単一の時間整合タイマを使用することが理解されよう。さらにその上、これらの実施形態はUEが並列に、または連続して複数のランダムアクセス手順を実行し、複数のULキャリアの同期をうることを要求しない。その代わり、他ULCCにおけるランダムアクセスの要求および必要であれば他ULCCへの相対的TA値の提供をネットワークに任せる。さらにその上、例示的実施形態はULCC当たりの定期的TAコマンドまたは全ULCCにおける定期的アップリンク送信を必要とすることなくULCCの同期を可能にする。
例示的実施形態に従い、タイミング整合の実行方法はネットワークまたはeノードBの観点から図10のフローチャートに例示するステップを含むことができる。フローチャートのステップ1000で、アップリンク送信をUEから少なくとも1つのCCにおいて受信する。ネットワークまたはeノードBはステップ1002でそのUEのアップリンクCC間のタイミング調整の必要性を検出または判断する。eノードBは次いでステップ1004でそれらCCのタイミングを調整する1つ以上のCCへの参照を含むTAコマンド、例えば相対的TAコマンドを送信する。この方法はステップ1000および1004をただ含むように凝縮できよう。
同様に、例示的実施形態に従うタイミング整合の実行方法はUEの観点から図11のフローチャートに示すように記述できる。フローチャートのステップ1100で、UEは絶対的または相対的TAコマンドを含むダウンリンク送信を受信する。UEはステップ1102でコマンドの内容に従いそのアップリンク送信を調整する。UEはステップ1104で、例えば上記のように追加規則に従いTAタイマをスタートさせる。この方法はステップ1100および1002をただ含むように凝縮できよう。
別の例示的実施形態に従い、タイミング整合の実行方法は基地局の観点から図12のフローチャートに例示するステップを含むことができる。フローチャートのステップ1200で、第1のTAコマンドをUEに送信し、第1のTAコマンドは第1のCCにおける送信に適用できる。基地局はステップ1202でそのUEの第1のCCおよび少なくとも第2のCCに対する異なるUL送信タイミングを維持する必要性を検出する。基地局が異なるUL送信タイミングを維持する必要性を検出すれば、基地局は次いでステップ1204でUEに第2のTAコマンドを送信する。第2のTAコマンドは検出する異なるUL送信タイミングを維持する必要性に基づき、第1のCCおよび第2のCCまたはそのいずれかにおけるUL送信に適用できる。さらにその上、第1のCCおよび第2のCCに対する異なるUL送信タイミングを維持する必要性を検出する方法のステップ1204では、第2のULCCにおけるUL送信を、第1のCCにおけるUL送信に対するオフセットを伴って受信することの検出により実行できる。しかしながら、検出ステップ1204では、第2のULCCにおけるランダムアクセスの実行のUEへの指令、および、第2のULキャリアにおけるUL送信を第1のCCにおけるUL送信に対するオフセットを伴って受信することの検出によっても実行できる。
同様に、例示的実施形態に従うタイミング整合の実行方法はUEの観点から図13のフローチャートに示すように記述できる。フローチャートのステップ1300で、UEは基地局から第1のTAコマンドを受信する。第1のTAコマンドは第1のULCCにおける送信に適用可能である。従って、第1のCCにおけるアップリンク送信は第1のTAコマンドに基づき調整する。第1のULCCを調整すると、UEはステップ1302でTATをスタートさせる。ステップ1304で、UEは基地局から第2のTAコマンドを受信する。第2のTAコマンドは検出する第1のCCおよび少なくとも第2のCCに対する異なるUL送信タイミングを維持する必要性に基づき、第1のCCおよび第2のULCCにおける送信に適用可能である。UEはステップ1306で第2のTAコマンドに基づき第1のCCおよび第2のULCCまたはそのいずれかにおけるUL送信を調整する。ステップ1308で第1のCCおよび第2のULCCまたはそのいずれかにおけるUL送信の調整後、UEはTATをスタートまたは再スタートさせることができる。第2のTAコマンドが第2のCCの調整を無視し、第1のCCに適用可能である場合にのみ、TATはスタートすることもできる。
さらに例示的実施形態によれば、第1のTAコマンドは第1のCCにおける送信に適用可能な基準タイミングアドバンスまたはタイミング調整を含むことができ、第2のTAコマンドは検出する異なるUL送信タイミングを維持する必要性に基づき、第1のCCおよび第2のCCまたはそのいずれかにおけるUL送信に適用可能であるタイミングアドバンスまたはタイミング調整を含むことができる。その上、第2のTAコマンドは第1のCCにおけるUL送信に対するオフセットに基づきうる。その上、第2のTAコマンドは複数のULCCの幾つかに適用可能でありうる。第2のTAコマンドはまた複数のULCCの幾つかに適用可能である複数の調整コマンドも含みうる。追加して、複数の調整コマンドは複数のULCCの少なくとも1つに適用した前TAコマンドに関する相対的時間調整を提供しうる。さらに、複数の調整コマンドは第1のTAコマンドに関する相対的時間調整を提供しうる。
UE32およびeノードB30は例えば種々の構成要素、ハードウェアおよびソフトウェア双方を使用して実装できる。例えば図14に一般的に示すように、そのようなUEまたはeノードB140はプロセッサ141(または複数のプロセッサコア)、メモリ142、1つ以上の2次蓄積デバイス143(例えば、外部蓄積デバイス(単数または複数))、プロセッサ141上で動作し、メモリ142を使用するオペレーティングシステム144、同様に対応するアプリケーション145、例えば上記方法でタイミング整合を扱うアプリケーションを含みうる。インタフェース146はノード140と残りのネットワークとの間の通信を容易にするために提供するか、またはプロセッサ141に統合できる。例えば、インタフェースユニット146は例えばLTEにより指定するようにエアインタフェースを経て無線で通信可能な通信機を含むことができ、通信機は上記のようにTAコマンドを含むそのような信号を処理するのに必要な変調、コーディング、フィルタリングおよび同類、同様に復調およびデコーディングの実行可能なハードウェア並びにソフトウェアを含む。
別の例示的実施形態に従い、タイミング整合の実行基地局は図15の概要ブロック図に例示するユニットを含みうる。基地局150はUEに第1のTAコマンドを送信するようにする送信機ユニット151および第1のCCおよび少なくとも第2のCCに対する異なるUL送信タイミングを維持する必要性を検出するようにする検出ユニット152を含みうる。送信機ユニット151はUEに第2のTAコマンドを送信するようにさらにしうる。第2のTAコマンドはこの場合検出する異なるUL送信タイミングを維持する必要性に基づき、第1のCCおよび/または第2のCCにおけるUL送信に適用できる。別の例示的実施形態では、基地局は受信機ユニット153並びに第2のULCCにおけるランダムアクセスの実行をUEに指令するようにする指令ユニット154をさらに含む。検出ユニット152はこの場合第2のアップリンクキャリアにおけるアップリンク送信を第1の成分キャリアにおけるアップリンク送信に対するオフセットを伴い受信することを検出するようにさらにする。
別の例示的実施形態に従い、タイミング整合の実行UEは図16の概要ブロック図に例示するユニットを含みうる。UE160は基地局から第1のTAコマンドを受信するようにする受信機ユニット161を含みうる。第1のTAコマンドは第1のCCにおける送信に適用可能である。受信機ユニットは検出する第1のCCおよび少なくとも第2のCCに対する異なるUL送信タイミングを維持する必要性に基づく第2のTAコマンドを受信するようにさらにしうる。第2のTAコマンドは第1のCCおよび第2のULCCまたはそのいずれかにおける送信に適用可能である。UEは第1のCCおよび第2のTAコマンドに基づく第2のULCCまたはそのいずれかにおけるUL送信を調整するようにする調整ユニット162をさらに含む。UEはUE160に含む時間整合タイマ164をスタートさせるようにするスタータユニット163もまた含みうる。追加して、UE160は基地局へのアップリンク送信のための送信機ユニット165を含みうる。
ULCCグループは同一時間整合を共有できようが、異なるグループからのULCCは独立に制御することになろう。現例示的実施形態の場合、「グループ」が1つ以上のCC含もうが例示的実施形態は異なるタイミング要求を持つCC「グループ」に等しく適用可能であるので、タイミングを幾つかのULキャリアにより共有しても問題ではない。
本発明は上記の好ましい実施形態に制限しない。種々の代替、修正および等価体を使用できる。それ故、以上の実施形態を添付する特許請求の範囲により規定する本発明の範囲を制限すると取るべきではない。
略語
CC=成分キャリア
CE=制御要素
CI=キャリア特定情報フィールド
DL=ダウンリンク‐eノードBからUEへ
eNB、eノードB=LTE基地局
認可(Grant)=LTE:コーディングおよび変調方式を含む(アップリンク)送信リソースの割り当て
MAC=メディアアクセス制御
PCCクロック=成分キャリアクロック
TA=タイミングアドバンス‐端末側におけるダウンリンク受信とアップリンク送信間の時間オフセット
TAコマンド=UEのUL送信時間シフトによるTAの変更をUEに指示するeNBからUEへのメッセージ
TAT=時間調整タイマ‐タイマが満了したとすればUEはそれ自身を「非同期」と見なす。
UE=ユーザ装置、端末
UL=アップリンク‐UEからeノードBへ

Claims (52)

  1. 成分キャリアアグリゲーションを使用する無線通信システムの基地局(140、150)における送信タイミング調整方法であって、前記基地局は複数のアップリンク成分キャリアを経てユーザ装置UE(140、160)からデータを受信し、
    ‐第1の成分キャリアにおける送信に適用可能である第1のタイミングアドバンスコマンドを前記UEへ送信するステップ(1200)と、
    ‐前記第1の成分キャリアと少なくとも第2の成分キャリアとに対する異なるアップリンク送信タイミングを維持する検出された必要性に基づく第2のタイミングアドバンスコマンドであって、前記第1の成分キャリアまたは前記第2の成分キャリアの少なくとも1つにおけるアップリンク送信に適用可能である前記第2のタイミングアドバンスコマンドを前記UEへ送信するステップ(1004、1204)と
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記第1のタイミングアドバンスコマンドが基準タイミングアドバンスまたはタイミング調整を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドがタイミングアドバンスまたは前記検出した異なるアップリンク送信タイミング維持の必要性に基づくタイミング調整を含むことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記第1の成分キャリアおよび前記第2の成分キャリアに対する異なるアップリンク送信タイミングを維持する必要性を検出する前記ステップ(1002、1202)が、前記第2のアップリンクキャリアにおけるアップリンク送信を前記第1の成分キャリアにおけるアップリンク送信に対するオフセットを伴って受信することを検出するステップを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の方法。
  5. 前記第1の成分キャリアおよび前記第2の成分キャリアに対する異なるアップリンク送信タイミングを維持する必要性を検出する前記ステップ(1002、1202)が、前記第2のアップリンク成分キャリアにおけるランダムアクセスの実行を前記UEに指令するステップと、前記第2のアップリンクキャリアにおけるアップリンク送信を前記第1の成分キャリアにおけるアップリンク送信に対するオフセットを伴って受信するかを検出するステップを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の方法。
  6. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドが前記第1の成分キャリアにおけるアップリンク送信に対する前記オフセットに基づくことを特徴とする請求項1乃至請求項5の何れか一項に記載の方法。
  7. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドが前記複数のアップリンク成分キャリアの幾つかに適用可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項6の何れか一項に記載の方法。
  8. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドが前記複数のアップリンク成分キャリアの幾つかに適用可能な複数の調整コマンドを含むことを特徴とする請求項1乃至請求項7の何れか一項に記載の方法。
  9. 前記複数の調整コマンドが前記複数のアップリンク成分キャリアの少なくとも1つに適用する前タイミングアドバンスコマンドに関する相対的時間調整を提供することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 前記複数の調整コマンドが前記第1のタイミングアドバンスコマンドに関する相対的時間調整を提供することを特徴とする請求項8に記載の方法。
  11. 前記タイミングアドバンスコマンドをメディアアクセス制御プロトコルに実装することを特徴とする請求項1乃至請求項10の何れか一項に記載の方法。
  12. 前記タイミングアドバンスコマンドが少なくともキャリア特定情報フィールドまたはキャリアグループ特定情報フィールドおよび少なくとも時間整合フィールドを含むことを特徴とする請求項11に記載の方法。
  13. 前記タイミングアドバンスを前記時間整合フィールドに含み、前記タイミングアドバンスが適用可能である前記成分キャリアに関連するキャリア標識を前記キャリア特定情報フィールドに含むことを特徴とする請求項12に記載の方法。
  14. 成分キャリアアグリゲーションを使用する無線通信システムのユーザ装置(140、160)における送信タイミング調整方法であって、前記ユーザ装置は複数のアップリンク成分キャリアを経て前記無線通信システムに含む基地局(140、150)にデータを送信し、
    ‐第1の成分キャリアにおける送信に適用可能である前記第1のタイミングアドバンスコマンドを前記基地局から受信するステップ(1300)と、
    ‐前記第1の成分キャリアおよび少なくとも第2の成分キャリアに対する異なるアップリンク送信タイミングを維持する検出された必要性に基づく第2のタイミングアドバンスコマンドであって、前記第1の成分キャリア並びに第2のアップリンク成分キャリアの少なくとも1つおける送信に適用可能である前記第2のタイミングアドバンスコマンドを前記基地局から受信するステップ(1100、1304)と、
    ‐前記第2のタイミングアドバンスコマンドに基づいて、前記第1の成分キャリアおよび前記第2のアップリンク成分キャリアの少なくとも1つにおけるアップリンク送信を調整するステップ(1102、1306)と
    を含むことを特徴とする方法。
  15. 前記第1のタイミングアドバンスコマンドが基準タイミングアドバンスまたはタイミング調整を含むことを特徴とする請求項14に記載の方法。
  16. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドがタイミングアドバンスまたは前記検出した異なるアップリンク送信タイミング維持の必要性に基づくタイミング調整を含むことを特徴とする請求項14または請求項15に記載の方法。
  17. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドが前記第1の成分キャリアにおけるアップリンク送信に対する前記オフセットに基づくことを特徴とする請求項14乃至請求項16の何れか一項に記載の方法。
  18. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドが前記複数のアップリンク成分キャリアの幾つかに適用可能であることを特徴とする請求項14乃至請求項17の何れか一項に記載の方法。
  19. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドが前記複数のアップリンク成分キャリアの幾つかに適用可能な複数の調整コマンドを含むことを特徴とする請求項14乃至請求項18の何れか一項に記載の方法。
  20. 前記複数の調整コマンドが前記複数のアップリンク成分キャリアの少なくとも1つに適用する前タイミングアドバンスコマンドに関する相対的時間調整を提供することを特徴とする請求項19に記載の方法。
  21. 前記複数の調整コマンドが前記第1のタイミングアドバンスコマンドに関する相対的時間調整を提供することを特徴とする請求項19に記載の方法。
  22. 前記ユーザ装置は時間調整タイマを含み、前記方法が、
    ‐前記時間整合タイマをスタートさせるステップ(1302、1104、1308)をさらに含むことを特徴とする請求項14乃至請求項21の何れか一項に記載の方法。
  23. 前記ユーザ装置を時間整合タイマにより構成し、前記方法が、
    ‐前記第2のタイミングアドバンスコマンドが前記第1の成分キャリアに適用可能である場合に前記時間整合タイマをスタートさせるステップ(1104、1308)をさらに含むことを特徴とする請求項14乃至請求項22の何れか一項に記載の方法。
  24. 前記タイミングアドバンスコマンドをメディアアクセス制御プロトコルに実装することを特徴とする請求項14乃至請求項23の何れか一項に記載の方法。
  25. 前記タイミングアドバンスコマンドが少なくともキャリア特定情報フィールドまたはキャリアグループ特定情報フィールドおよび少なくとも時間整合フィールドを含むことを特徴とする請求項24に記載の方法。
  26. 前記タイミングアドバンスを前記時間整合フィールドに含み、前記タイミングアドバンスが適用可能である前記成分キャリアに関連するキャリア標識を前記キャリア特定情報フィールドに含むことを特徴とする請求項25に記載の方法。
  27. 成分キャリアアグリゲーションを使用する無線通信システムの送信タイミング調整基地局(140、150)であって、前記基地局(140、150)は複数のアップリンク成分キャリアを経てユーザ装置UE(140、160)からデータを受信し、
    第1の成分キャリアにおける送信に適用可能である第1のタイミングアドバンスコマンドを前記UE(140、160)に送信する送信機ユニット(151)と、
    前記第1の成分キャリアおよび少なくとも第2の成分キャリアに対する異なるアップリンク送信タイミング維持の必要性を検出する検出ユニット(152)とを含み、
    前記送信機ユニット(151)は、前記検出した異なるアップリンク送信タイミング維持の必要性に基づき、前記第1の成分キャリアおよび前記第2の成分キャリアの少なくとも1つにおけるアップリンク送信に適用可能である前記第2のタイミングアドバンスコマンドを前記UE(140、160)にさらに送信する
    ことを特徴とする基地局(140、150)。
  28. 前記第1のタイミングアドバンスコマンドが基準タイミングアドバンスまたはタイミング調整を含むことを特徴とする請求項27に記載の基地局(140、150)。
  29. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドがタイミングアドバンスまたは前記検出した異なるアップリンク送信タイミング維持の必要性に基づくタイミング調整を含むことを特徴とする請求項27または請求項28に記載の基地局(140、150)。
  30. 前記検出ユニット(152)が前記第2のアップリンクキャリアにおけるアップリンク送信を前記第1の成分キャリアにおけるアップリンク送信に対するオフセットを伴って受信することを検出することを特徴とする請求項27乃至請求項29の何れか一項に記載の基地局(140、150)。
  31. 前記第2のアップリンク成分キャリアにおけるランダムアクセスの実行を前記UE(140、160)に指令する指令ユニット(154)をさらに含み、前記検出ユニット(152)が前記第2のアップリンクキャリアにおけるアップリンク送信を前記第1の成分キャリアにおけるアップリンク送信に対するオフセットを伴って受信することをさらに検出することを特徴とする請求項27乃至請求項29の何れか一項に記載の基地局(140、150)。
  32. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドが前記第1の成分キャリアにおけるアップリンク送信に対する前記オフセットに基づくことを特徴とする請求項27乃至請求項31の何れか一項に記載の基地局(140、150)。
  33. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドが前記複数のアップリンク成分キャリアの幾つかに適用可能であることを特徴とする請求項27乃至請求項32の何れか一項に記載の基地局(140、150)。
  34. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドが前記複数のアップリンク成分キャリアの幾つかに適用可能な複数の調整コマンドを含むことを特徴とする請求項27乃至請求項33の何れか一項に記載の基地局(140、150)。
  35. 前記複数の調整コマンドが前記複数のアップリンク成分キャリアの少なくとも1つに適用する前タイミングアドバンスコマンドに関する相対的時間調整を提供することを特徴とする請求項34に記載の基地局(140、150)。
  36. 前記複数の調整コマンドが前記第1のタイミングアドバンスコマンドに関する相対的時間調整を提供することを特徴とする請求項34に記載の基地局(140、150)。
  37. 前記タイミングアドバンスコマンドをメディアアクセス制御プロトコルに実装することを特徴とする請求項27乃至請求項36の何れか一項に記載の基地局(140、150)。
  38. 前記タイミングアドバンスコマンドが少なくともキャリア特定情報フィールドまたはキャリアグループ特定情報フィールドおよび少なくとも時間整合フィールドを含むことを特徴とする請求項37に記載の基地局(140、150)。
  39. 前記タイミングアドバンスを前記時間整合フィールドに含み、前記タイミングアドバンスが適用可能である前記成分キャリアに関連するキャリア標識を前記キャリア特定情報フィールドに含むことを特徴とする請求項38に記載の基地局(140、150)。
  40. 成分キャリアアグリゲーションを使用する無線通信システムの送信タイミングを調整するユーザ装置(140、160)であって、前記ユーザ装置(140、160)は複数のアップリンク成分キャリアを経て前記無線通信システムに含む基地局(140、150)にデータを送信し、
    第1の成分キャリアにおける送信に適用可能である第1のタイミングアドバンスコマンドを前記基地局(140、150)から受信する受信機ユニット(161)と、
    前記第1の成分キャリアおよび少なくとも第2の成分キャリアに対する異なるアップリンク送信タイミング維持の検出された必要性に基づき、前記第1の成分キャリア並びに前記第2のアップリンク成分キャリアの少なくとも1つにおける送信に適用可能である第2のタイミングアドバンスコマンドを前記基地局(140、150)から受信する受信機ユニット(161)と、
    前記第2のタイミングアドバンスコマンドに基づいて、前記第1の成分キャリアおよび前記第2のアップリンク成分キャリアの少なくとも1つにおけるアップリンク送信を調整する調整ユニット(162)と
    を含むことを特徴とするユーザ装置(140、160)。
  41. 前記第1のタイミングアドバンスコマンドが基準タイミングアドバンスを含み、前記基準タイミングアドバンスがタイミングアドバンスまたはタイミング調整であることを特徴とする請求項40に記載のユーザ装置(140、160)。
  42. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドがタイミングアドバンスまたは前記検出された異なるアップリンク送信タイミング維持の必要性に基づくタイミング調整を含むことを特徴とする請求項40または請求項41に記載のユーザ装置(140、160)。
  43. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドが前記第1の成分キャリアにおけるアップリンク送信に対するオフセットに基づくことを特徴とする請求項40乃至請求項42の何れか一項に記載のユーザ装置(140、160)。
  44. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドが前記複数のアップリンク成分キャリアの幾つかに適用可能であることを特徴とする請求項40乃至請求項43の何れか一項に記載のユーザ装置(140、160)。
  45. 前記第2のタイミングアドバンスコマンドが前記複数のアップリンク成分キャリアの幾つかに適用可能な複数の調整コマンドを含むことを特徴とする請求項40乃至請求項44の何れか一項に記載のユーザ装置(140、160)。
  46. 前記複数の調整コマンドが前記複数のアップリンク成分キャリアの少なくとも1つに適用する前タイミングアドバンスコマンドに関する相対的時間調整を提供することを特徴とする請求項45に記載のユーザ装置(140、160)。
  47. 前記複数の調整コマンドが前記第1のタイミングアドバンスコマンドに関する相対的時間調整を提供することを特徴とする請求項45に記載のユーザ装置(140、160)。
  48. 前記ユーザ装置(140、160)は時間整合タイマ(164)を含み、前記ユーザ装置が、
    前記時間整合タイマをスタートさせるようにするスタータユニット(163)をさらに含むことを特徴とする請求項40乃至請求項47の何れか一項に記載のユーザ装置(140、160)。
  49. 前記ユーザ装置を時間調整タイマ(164)により構成し、前記ユーザ装置(140、160)が、
    前記第2のタイミングアドバンスコマンドが前記第1の成分キャリアに適用可能である場合に、前記時間整合タイマをスタートさせるスタータユニット(163)をさらに含むことを特徴とする請求項40乃至請求項48の何れか一項に記載のユーザ装置(140、160)。
  50. 前記タイミングアドバンスコマンドをメディアアクセス制御プロトコルに実装することを特徴とする請求項40乃至請求項49の何れか一項に記載のユーザ装置(140、160)。
  51. 前記タイミングアドバンスコマンドが少なくともキャリア特定情報フィールドまたはキャリアグループ特定情報フィールドおよび少なくとも時間整合フィールドを含むことを特徴とする請求項50に記載のユーザ装置(140、160)。
  52. 前記タイミングアドバンスを前記時間整合フィールドに含み、前記タイミングアドバンスが適用可能である前記成分キャリアに関連するキャリア標識を前記キャリア特定情報フィールドに含むことを特徴とする請求項51に記載のユーザ装置(140、160)。
JP2012552282A 2010-02-15 2010-12-20 無線通信システムにおける方法および装置 Expired - Fee Related JP5709904B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US30465610P 2010-02-15 2010-02-15
US61/304,656 2010-02-15
PCT/EP2010/070257 WO2011098186A1 (en) 2010-02-15 2010-12-20 Methods and arrangements in radio communication systems

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013520050A true JP2013520050A (ja) 2013-05-30
JP2013520050A5 JP2013520050A5 (ja) 2014-01-16
JP5709904B2 JP5709904B2 (ja) 2015-04-30

Family

ID=43610792

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012552282A Expired - Fee Related JP5709904B2 (ja) 2010-02-15 2010-12-20 無線通信システムにおける方法および装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9137765B2 (ja)
EP (1) EP2537379A1 (ja)
JP (1) JP5709904B2 (ja)
CN (1) CN102812760B (ja)
CA (1) CA2789923A1 (ja)
WO (1) WO2011098186A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014512150A (ja) * 2011-04-21 2014-05-19 富士通株式会社 タイミングアドバンスタイマーの維持方法、基地局及び端末装置
JP2015516695A (ja) * 2011-05-27 2015-06-11 パンテック カンパニー リミテッド 無線通信システムにおけるアップリンク同期の実行装置及び方法
JPWO2015159638A1 (ja) * 2014-04-16 2017-04-13 株式会社日立国際電気 無線通信システム
JP2019537291A (ja) * 2016-09-30 2019-12-19 テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) 無線通信ネットワークのためのノード及び動作方法

Families Citing this family (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102014476B (zh) 2009-10-10 2013-09-04 电信科学技术研究院 上行同步方法、系统和设备
EP3755075A3 (en) * 2010-03-12 2021-03-31 BlackBerry Limited Timing advance enhancements for cellular communications
CN103460740B (zh) * 2011-02-07 2017-10-10 交互数字专利控股公司 在免许可频谱中操作补充小区的方法和装置
KR102073027B1 (ko) 2011-04-05 2020-02-04 삼성전자 주식회사 반송파 집적 기술을 사용하는 무선통신시스템에서 복수 개의 타임 정렬 타이머 운용 방법 및 장치
US8954104B2 (en) * 2011-02-15 2015-02-10 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Synchronization of PICO-nodes in a heterogeneous cellular network deployment
CN102123516B (zh) * 2011-03-31 2013-11-06 电信科学技术研究院 一种基于多个上行定时提前量的随机接入方法和设备
CN105979576B (zh) * 2011-04-02 2019-09-13 华为技术有限公司 辅助定时提前量的获取方法和设备
US9094905B2 (en) * 2011-04-02 2015-07-28 Broadcom Corporation Method, apparatus and computer program product for triggering the determination of a timing advance for one component carrier based upon another component carrier
US9681405B2 (en) * 2011-05-10 2017-06-13 Samsung Electronics Co., Ltd. Method and apparatus for applying a time alignment timer in a wireless communication system using a carrier aggregation technique
US10455554B2 (en) * 2011-06-01 2019-10-22 Nokia Solutions And Networks Oy Signalling arrangement for inter-site carrier aggregation having only single component carrier available in uplink direction
US8395985B2 (en) 2011-07-25 2013-03-12 Ofinno Technologies, Llc Time alignment in multicarrier OFDM network
JP5902817B2 (ja) * 2011-09-30 2016-04-13 京セラ株式会社 小セルの上りリンクの干渉を緩和するシステム及び方法
US8995405B2 (en) 2012-01-25 2015-03-31 Ofinno Technologies, Llc Pathloss reference configuration in a wireless device and base station
US9237537B2 (en) 2012-01-25 2016-01-12 Ofinno Technologies, Llc Random access process in a multicarrier base station and wireless device
CA2862197A1 (en) * 2012-01-29 2013-08-01 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) User equipment, network node and method for applying power scaling to uplink transmissions
US20150036558A1 (en) * 2012-02-17 2015-02-05 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting signals of user equipment (ue) configured to perform d2d communication in wireless communication system
EP2829133B1 (en) * 2012-03-19 2020-03-11 Nokia Technologies Oy Method and apparatus for managing a wireless connection
US11943813B2 (en) 2012-04-01 2024-03-26 Comcast Cable Communications, Llc Cell grouping for wireless communications
US8964590B2 (en) * 2012-04-01 2015-02-24 Ofinno Technologies, Llc Random access mechanism for a wireless device and base station
US11582704B2 (en) 2012-04-16 2023-02-14 Comcast Cable Communications, Llc Signal transmission power adjustment in a wireless device
US11252679B2 (en) 2012-04-16 2022-02-15 Comcast Cable Communications, Llc Signal transmission power adjustment in a wireless device
US11825419B2 (en) 2012-04-16 2023-11-21 Comcast Cable Communications, Llc Cell timing in a wireless device and base station
US11622372B2 (en) 2012-06-18 2023-04-04 Comcast Cable Communications, Llc Communication device
US11882560B2 (en) 2012-06-18 2024-01-23 Comcast Cable Communications, Llc Carrier grouping in multicarrier wireless networks
US9107206B2 (en) 2012-06-18 2015-08-11 Ofinne Technologies, LLC Carrier grouping in multicarrier wireless networks
US9094904B2 (en) 2012-10-25 2015-07-28 Qualcomm Incorporated Adaptive maintenance of uplink time alignment
WO2014113995A1 (en) * 2013-01-28 2014-07-31 Empire Technology Development Llc Maintaining uplink synchronization
US9769822B2 (en) 2013-04-03 2017-09-19 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for transmitting uplink data using multiple serving cells
WO2015063887A1 (ja) * 2013-10-30 2015-05-07 富士通株式会社 無線アクセスシステム、及び基地局装置
US10470230B2 (en) * 2014-05-16 2019-11-05 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Determination of UE band and synchronization capability in dual connectivity
US9942772B2 (en) * 2015-03-17 2018-04-10 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (Publ) Node and method for dynamic synchronization of communications for a wireless device
JP6593450B2 (ja) * 2015-11-12 2019-10-23 富士通株式会社 端末装置、基地局装置、無線通信システム及び無線通信方法
CN111954294B (zh) 2017-01-06 2021-08-20 华为技术有限公司 通信方法、接入网设备和终端
JP7074195B2 (ja) 2018-01-10 2022-05-24 富士通株式会社 上りリンク送信タイミングアドバンスの取得方法、装置及び通信システム
CN115443697A (zh) * 2020-04-02 2022-12-06 诺基亚技术有限公司 定时提前信令
US11832227B2 (en) * 2020-08-11 2023-11-28 Qualcomm Incorporated Interrupted time domain resources for a half-duplex user equipment with a large timing advance
CN114258127B (zh) * 2020-09-25 2023-09-15 维沃移动通信有限公司 信息确定方法、信息发送方法、装置和设备

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2230870A1 (en) * 2009-03-17 2010-09-22 HTC Corporation Method of managing timing alignment functionality for multiple component carriers and related communication device
JP2012531121A (ja) * 2009-06-19 2012-12-06 クゥアルコム・インコーポレイテッド マルチキャリアシステムにおいてタイミング整合を可能にする方法および装置
JP2012531807A (ja) * 2009-06-26 2012-12-10 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 電気通信ネットワークにおける方法及び装置

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5228029A (en) * 1990-02-27 1993-07-13 Motorola, Inc. Cellular tdm communication system employing offset frame synchronization
AU3673001A (en) * 2000-02-07 2001-08-14 Tantivy Communications, Inc. Minimal maintenance link to support synchronization
US6873662B2 (en) * 2002-02-14 2005-03-29 Interdigital Technology Corporation Wireless communication system having adaptive threshold for timing deviation measurement and method
WO2004002022A1 (en) * 2002-06-24 2003-12-31 Qualcomm Incorporated Method for return link sychronisation in an orthogonal cdma satellite system
US8320301B2 (en) * 2002-10-25 2012-11-27 Qualcomm Incorporated MIMO WLAN system
JP2008501291A (ja) * 2004-05-28 2008-01-17 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) アダプティブアンテナシステムにおけるtaアップデート
WO2007107128A1 (de) * 2006-03-22 2007-09-27 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zur abstandsbestimmung eines mobilen kommunikationsendgerätes zu mobilfunkbasisstationen und mobiles kommunikationsendgerät
US7570962B2 (en) * 2006-07-12 2009-08-04 Intel Corporation Wireless access network base station and method for determining location information for a mobile station using uplink time-difference of arrival
ES2781469T3 (es) * 2007-02-05 2020-09-02 Nec Corp Sistema de comunicación inalámbrica, su estación de base y estación de telefonía móvil, método de gestión de la sincronización de la comunicación y su programa de control de temporizador
CN102833844B (zh) * 2008-04-30 2016-01-20 电信科学技术研究院 一种实现上行发送定时提前的方法和装置
US8755298B2 (en) * 2009-07-06 2014-06-17 Lg Electronics Inc. Method and apparatus for random access in a wireless communication system
US8730854B2 (en) * 2009-08-20 2014-05-20 Qualcomm Incorporated Timing adjustments in a communication system
CN101646234A (zh) * 2009-09-01 2010-02-10 中兴通讯股份有限公司 一种定时提前量的获取方法
CN102640547A (zh) * 2009-10-02 2012-08-15 诺基亚西门子通信公司 定时控制
US9426765B2 (en) * 2010-01-11 2016-08-23 Acer Incorporated Method of handling uplink synchronization and related communication device

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2230870A1 (en) * 2009-03-17 2010-09-22 HTC Corporation Method of managing timing alignment functionality for multiple component carriers and related communication device
JP2012531121A (ja) * 2009-06-19 2012-12-06 クゥアルコム・インコーポレイテッド マルチキャリアシステムにおいてタイミング整合を可能にする方法および装置
JP2012531807A (ja) * 2009-06-26 2012-12-10 テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) 電気通信ネットワークにおける方法及び装置

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
JPN6014018569; Qualcomm Incorporated: 'Supporting multiple timing advance groups' 3GPP TSG-RAN WG2 meeting#68bis, R2-100423 , 201001 *

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014512150A (ja) * 2011-04-21 2014-05-19 富士通株式会社 タイミングアドバンスタイマーの維持方法、基地局及び端末装置
US10420047B2 (en) 2011-04-21 2019-09-17 Fujitsu Limited Method for maintaining time advance timer, base station and terminal equipment
JP2015516695A (ja) * 2011-05-27 2015-06-11 パンテック カンパニー リミテッド 無線通信システムにおけるアップリンク同期の実行装置及び方法
US9655071B2 (en) 2011-05-27 2017-05-16 Goldpeak Innovations Inc Apparatus and method for performing uplink synchronization in wireless communication system
US10292121B2 (en) 2011-05-27 2019-05-14 Apple Inc. Apparatus and method for performing uplink synchronization in wireless communication system
US10609662B2 (en) 2011-05-27 2020-03-31 Apple Inc. Apparatus and method for performing uplink synchronization wireless communication system
US10952165B2 (en) 2011-05-27 2021-03-16 Apple Inc. Apparatus and method for performing uplink synchronization wireless communication system
JPWO2015159638A1 (ja) * 2014-04-16 2017-04-13 株式会社日立国際電気 無線通信システム
JP2019537291A (ja) * 2016-09-30 2019-12-19 テレフオンアクチーボラゲット エルエム エリクソン(パブル) 無線通信ネットワークのためのノード及び動作方法
US11190315B2 (en) 2016-09-30 2021-11-30 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Node for a radio communication network and operating method
US11595165B2 (en) 2016-09-30 2023-02-28 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Node for a radio communication network and operating method

Also Published As

Publication number Publication date
EP2537379A1 (en) 2012-12-26
CA2789923A1 (en) 2011-08-18
WO2011098186A1 (en) 2011-08-18
JP5709904B2 (ja) 2015-04-30
US9137765B2 (en) 2015-09-15
CN102812760B (zh) 2016-03-30
CN102812760A (zh) 2012-12-05
US20110200032A1 (en) 2011-08-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5709904B2 (ja) 無線通信システムにおける方法および装置
US11777664B2 (en) Uplink signal control
US20200351729A1 (en) Wireless resource configuration for simultaneous connectivity
US11743896B2 (en) Wireless communications for uplink preemption
US11825360B2 (en) Uplink selection for handover
US11831377B2 (en) Methods and systems for information reporting
US11991720B2 (en) Methods, devices, and apparatuses for beam management
US11825317B2 (en) CSI transmission with multiple bandwidth parts
US20230188410A1 (en) Beam Management with DRX Configuration
US10939382B2 (en) Power control for wireless communications associated with preempted resources
EP3563511B1 (en) Channel state information report on bandwidth part
US20220322250A1 (en) Power control and retransmission
CN111434067A (zh) 基于无线装置能力的通信
TWI473508B (zh) 用於在量測間隙期間之參數調整之方法及裝置
CA3110756A1 (en) Scheduling wireless communications
KR20100021076A (ko) 이동통신 시스템에서 동일대역 간섭 완화를 위한 오프셋 프레임 구성 및 전송을 위한 장치 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131120

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131120

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140509

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140728

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150206

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150303

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5709904

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees