JP4731679B2 - 同期tddシステム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、マスタ装置とそのマスタ装置と関連する少なくとも2つのスレーブ装置との間で音声および/またはデータを伝送するための同期TDD(時分割二重)システムに関する。また、本発明はそのような同期TDDシステムで使用する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
音声および/またはデータを伝送するTDDシステムは、とりわけ、コードレス電話システムの実施から知られている。そのシステムでは、スレーブ装置として作用する送受話器が、マスタ装置として作用する基地装置を介して、固定ネットワークとの接続を設定することができる。TDDシステムで2方向の伝送に使用される周波数チャネルはタイムスロットに再分割され、そのタイムスロットは2方向のうちの一方向の伝送用に交互に指定されている。切換えは、タイムスロットごとにか、またはいつも固定数のタイムスロットの後かいずれかで行うことができる。そのような周波数チャネルの再分割の使用により、マスタ装置とスレーブ装置の間に常にただ単一の接続だけが可能になる。
【0003】
図3aは、基地局と送受話器との間の通信に使用されるTDD方法の原理を示す図である。図の上の部分は、時間tの関数として基地局FPの振舞いを示し、一方で下の部分は、時間tの関数として送受話器PPの振舞いを示す。このように、基地局は、タイムスロットに従って交互に伝送TXまたは受信RXに設定され、送受話器は、それぞれ受信RXと伝送TXに正確に反対になるように設定される。矢印で示されるように、装置の振舞いに応じて通信は行われる。タイムスロットに再分割された単一周波数ではなくて、Frequency Hopping Spread Spectrum(FHSS、周波数ホッピングスペクトラム拡散)またはDirect Sequence Spread Spectrum(DSSS、直接シーケンススペクトラム拡散)が適用される時に、複数の周波数もまた伝送に使用することができる。
【0004】
文献WO94/05101には、TDDに基づき少なくとも1つの基地局と複数の送受話器を含むコードレス電話システムについて記述されている。ここで、基地局は特定のパラメータを利用しながら、通信プロトコルによって送受話器と通信する。1つの基地局と関連した送受話器間の通信に関して、送受話器の一方が、他方の送受話器と連絡をとることができるようにするために、通信プロトコルのパラメータを模倣することが、引用した文献に提案されている。
【0005】
しかし、WO94/05101に開示されたシステムは、非同期TDDシステムに関するものである。すなわち、マスタ装置もスレーブ装置も使用されていない状態では信号を伝送しない。非同期システムには、待機モードで、伝送された信号を規則的に走査することが必要であるために、高エネルギーを消費するという欠点がある。さらに、接続が確立される前に関連した装置の間で再同期が必要になるために、通信の設定が比較的遅くなる。
【0006】
これらの欠点は、スレーブ装置がマスタ装置と同期している同期TDDシステムで回避できる。同期TDDシステムは、例えば902〜928MHzのISM帯域の使用に基づいている。このISM帯域は、米連邦通信委員会FCCによりアメリカ合衆国では産業、科学および医療の用途に割り当てられており、FCC規則のセクション15.247で定義されている。図3bに示すように、同期システムのマスタ装置FPは、マスタ装置FPからスレーブ装置PPに伝送するためのタイムスロットで規則的に同期信号(ビーコン)を伝送する(図の上の部分)。また、伝送は、いつも2タイムスロットで構成されるフレームで行うことができる。スレーブ装置PPは、そのような同期信号またはビーコンを受け取り(図の下の部分)、それに応じてクロックを同期させる。マスタ装置から関連したスレーブ装置への接続確立の要求もまた同じタイムスロットで行われる。そのために、待機モードでは、スレーブ装置の受話器のアクティビティを低レベルにすることができるようになり、その結果、エネルギー消費は非同期システムに比べて小さくなる。さらに、新しい接続が確立される度に、最初の同期は不要になるので、非同期システムよりも速く接続を達成することができる。
【0007】
同期システムのエネルギー消費を最小にするために、スレーブ装置は通常マスタ装置で伝送される同期信号を全ては受け取らないで、同期を維持し基地局から必要なメッセージを受け取るために必要なだけの信号だけを受け取る。さらに、マスタ装置がタイムスロットまたはフレームの全てでは伝送しないことが可能であり、その結果、システム内部干渉はなくなる。図3cは、例として、そのような同期信号の伝送に関係するチャートを示す。
【0008】
同期TDDシステムでは、全てのスレーブ装置はマスタ装置からの信号を受け取るように配列されているので、スレーブ装置は互いに直接通信することができない。しかし、マスタ装置とは単一の接続だけが維持されるので、マスタ装置を介したスレーブ装置間の通信はできない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
したがって、本発明の目的は、マスタ装置およびそのマスタ装置と関連した少なくとも2つのスレーブ装置を含む同期TDDシステム、並びに、マスタ装置からスレーブ装置に規則的に同期信号(ビーコン)を伝送するにもかかわらず、同じシステムのスレーブ装置の間で直接通信を可能にするそのようなシステムの方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
この目的は、請求項1で開示されるように特徴付けられる同期TDDシステムを用いて達成される。
【0011】
また、この目的は、請求項9に記載される方法を用いて達成される。
【0012】
本発明によるシステムおよび方法は、非同期システムに優る同期システムの利点を維持しながら、同期TDDシステムの2つのスレーブ装置間に通信の可能性をもたらす。さらに、存在するシステムでの利用は、ハードウェアの修正を必要としないで行うことができる。
【0013】
本発明によるシステムの好ましい実施形態は、従属クレームで開示される。
【0014】
本発明は、以下で図面に示される実施形態を参照して詳細に説明する。
【0015】
【発明の実施形態】
図1aおよび1bは、本発明による同期TDDシステムの原理および方法を図示する。例えば、本システムは、同期TDDを有するコードレス電話システムで形成され、そのコードレス電話システムは、マスタ装置として基地局FPおよびスレーブ装置として少なくとも2台の送受話器PP1、PP2を含む。送受話器PP1、PP2は、固定ネットワークはもちろんのこと基地局を介しても他の局、例えば他の基地局と関連した送受話器、と通信することができる。信号伝送自体は様々な方法で行うことができる。例えば、伝送は、特定の周波数を使用して行われるが、またいくつかの周波数を使用しても、例えば周波数ホッピングスペクトラム拡散(FHSS)または直接シーケンススペクトラム拡散(DSSS)を使用しても行うことができる。
【0016】
最新技術として既に説明した図3a〜3cと同様に、図1aおよび1bの上の部分も時間tの関数として基地局FPの振舞いを示す。中央部分および下の部分は、その間に通信を設定すべき2台の送受話器PP1およびPP2の振舞いを図示する。伝送周波数はタイムスロットに再分割されて、原理的には、基地局FPから送受話器PP1、PP2への信号の伝送と送受話器PP1、PP2から基地局FPへの信号の伝送とに交互に割り当てられる。これは、基地局FPおよび送受話器PP1、PP2をそれぞれ伝送TXと受信RXに、および受信RXと伝送TXに交互に反対になるように切り換えることで実現される。
【0017】
しかし、遊休状態では、タイムスロットは連続しては伝送に使用されていない。例えば、遊休状態では、送受話器PP1、PP2は伝送に切り換えられる時はないし、また基地局FPは、この目的に限れば、タイムスロット1、1+a、1+2a、1+3aなどで規則正しい間隔aで送受話器PP1、PP2に向けて同期信号を伝送するだけである。これらのタイムスロットでは、送受話器PP1、PP2は受信RXの準備が完了しているが、エネルギーを節約するために、送受話器間では完全に非活動状態(IDLE)である。
【0018】
図1aに従って基地局FPから送受話器PP1、PP2に同期信号を2度伝送する度にその後で、送受話器PP1、PP2は依然として対応するタイムスロット2a+1で受取りモードに切り換えられるが、同期信号の実際に規則的な伝送はタイムスロット1+2aでは行われない。このためには、例えば、単に基地局を伝送モードTXではなくて受信モードRXに切り換えるだけで、基地局FPによる伝送を対応するタイムスロット1+2aで阻止することができる。もしくは、送受話器PP1、PP2を伝送周波数と異なる周波数の受信モードに切り換える。あるいは、FHSSまたはDSSSの方法が電話システムで伝送に使用される時には、伝送に使用される周波数ホッピングスペクトラル拡散(FHSS)または直接シーケンススペクトラル拡散(DSSS)の伝送コードからはずれた受信コードに、送受話器を切り換える。関連した時点で基地局FPがシステムの送受話器の1つと活動状態の接続を維持する時には、伝送が阻止されると、この接続のデータが失われる可能性があるので、二者択一の可能性に従って、基地局FPで伝送を阻止する代わりに送受話器PP1、PP2で受信を阻止することが、特に効果的である可能性がある。
【0019】
送受話器PP2がシステムの他の送受話器PP1に接続を設定しようとする時に、他方の送受話器PP1が受け取る準備が完了しているが基地局FPからの同期信号を受け取ることができない空いたタイムスロット1+2aで、送受話器PP2は関連した周波数および/またはDSSSコードを有するそれ自身の伝送を挿入することができる。
【0020】
図1bに示すように、送受話器PP1は送受話器PP2から伝送を受け取る。それに応答して、タイムスロット1+2a、2+2aなどで送受話器PP1、PP2の間に通常のTDD接続が確立され、そのときに、開始送受話器PP2が基地局として動作する。基地局FPと送受話器PP1の間の接続が、基地局FPによる伝送の阻止で中断されるような場合は、送受話器PP1、PP2間の接続が確立されると直ちに、周波数を変化させるか、FHSSまたはDSSSのコードを変化させるかしなければならない。このようにして、システムにおける「本当の」基地局FPおよび他方の送受話器との干渉は回避することができる。というのは、一方で基地局FPは依然として他方の送受話器に向けて同期信号を伝送しなければならないし、他方で、他の送受話器はそれらの間に接続を設定しようとする可能性があるから。
【0021】
送受話器の1つPP2は、送受話器PP1、PP2の間の接続で基地局として動作し、送受話器PP1、PP2と「本当の」基地局FPの間の接続は中断されるので、関与する2台の送受話器PP1、PP2のどちらも基地局FPからもう同期信号を受け取らなくなる。このことは、送受話器PP1、PP2のクロックが基地局FPのクロックから徐々にずれ始めることを意味するので、2台の送受話器PP1、PP2間の接続終了後に、基地局FPとの再同期が必要になる。しかし、この再同期は、規則的な同期信号がなくても、システムの初期設定段階で必要となるよりも多くの時間およびエネルギーを必要とすることはない。したがって、効果は非同期システムの効果に劣らない。また、留意しなけれならないことであるが、本発明によるシステムでは、基地局と送受話器の間の規則的な接続ごとに設定のために再同期が必要となる非同期TDDシステムとは対照的に、再同期は2台の送受話器間の接続を可能にしたすぐ後で常に行う必要がある。
【0022】
しかし、必要であれば、基地局FPから送受話器PP1、PP2への同期信号の伝送は、2台の送受話器PP1、PP2間の接続中も継続することもできる。このためには、一方で、データは、必要とされるよりも僅かに速いデータ速度で送受話器PP1、PP2の間で伝送することができるので、n番目のフレームごとにタイムスロットを、基地局FPから送受話器PP1、PP2への同期信号の伝送に使用することができる。他方で、他方の送受話器が受け取るタイムスロットの内容(例えば、VOX)を知っていることを使用して、それらの内容がそもそも必要であるかあるかどうかを決定し、必要でない場合は、タイムスロットを基地局との再同期のためだけに使用することができる。
【0023】
図2は、902〜928MHzのISM帯域のFHSSシステムに基づいた、本発明によるシステムの実施形態の動作を図示する。干渉問題の可能性と同様にこの帯域に関するFCC規則のために、そのようなシステムに関しては、TDMAシステムではなくてTDDシステムを使用するのが好ましい。ここで考察するシステムは、送受話器PPを基地局FPと同期させるために同期信号を使用する同期TDDシステムでなければならない。
【0024】
周波数ホッピング方法は通常伝送用に64の周波数を含み、その周波数は、伝送されるフレームごとに、したがって2番目のタイムスロットごとに変化する。送受話器PPは、基地局FPから同期信号を受け取るために65フレームごとに「目覚め」て、そのクロックを基地局FPのクロックに合せるようにプログラムされている。目覚めるフレームごとに、使用される周波数は1だけインクリメントされる(65モジュロ64=1)。使用される最初の11の周波数f1〜f11を、図2の左端に列挙する。右に向かって、基地局FPおよび送受話器PPの振舞いが時間tの関数として周波数fごとに示されている。ここで、他の図と同様に、TXは装置が伝送モードにあることを意味し、この場合は基地局FPについてだけ示されており、さらにRXは、これは送受話器PPについてだけ示されているが、装置が受信するための準備を完了していることを意味する。
【0025】
送受話器PPが先行するフレームで使用された周波数f4またはf9で受け取り続けているので、5番目のフレームごとに、基地局FPから送受話器PPへの同期信号の伝送は阻止されるが、基地局FPは既に次の周波数f5またはf10で伝送している。
【0026】
このようにして、前の周波数を使用しながら、送受話器PPは特定の時点t1、t2に他の送受話器と接続を設定することができる。この手順のために満たすべき条件は、送受話器が基地局から新しい同期信号を受け取らないで1周期を動作するのに十分なクロック安定性を、送受話器PPが有していることである。こうでない場合は、同期信号の各伝送の間に必要でないフレームが64あるので、基地局FPによる2つの必要な伝送の間の位置に、送受話器PP用の追加の受取りフレームを挿入することも可能である。その時に、2台の送受話器間の通信はいつも、使用されない64フレーム内のこの追加の受信フレームからのように、行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1a】本発明によるシステムの第1の実施形態における2台の送受話器間の伝送開始の原理を示す図。
【図1b】本発明によるシステムの第1の実施形態における2台の送受話器間の伝送開始の原理を示す図。
【図2】FHSSシステムの実施形態における伝送開始の原理を示す図。
【図3a】TDDシステム(最新技術)におけるタイムスロットでの伝送を示す図。
【図3b】同期TDDシステム(最新技術)における同期信号の実施可能な伝送を示す図。
【図3c】同期TDDシステム(最新技術)における同期信号の実施可能な伝送を示す図。
Claims (9)
- マスタ装置と前記マスタ装置と関連する少なくとも2つのスレーブ装置との間で、音声および/またはデータを伝送する同期TDDシステムであって、前記マスタ装置が固定タイムスロットで同期信号(ビーコン)を伝送するための伝送手段を含み、さらに前記スレーブ装置が前記マスタ装置によって伝送された前記同期信号を受け取り処理するための受取り手段を含み、前記スレーブ装置の前記受取り手段は、同期信号の伝送に使用されない固定タイムスロットで受け取る準備が完了しているように構成されるか、または固定タイムスロットで前記マスタ装置からの信号を受け取ることを許可しない設定で受け取る準備が完了しているように構成され、また、前記スレーブ装置は、前記スレーブ装置の前記受取り手段が受け取る準備が完了しているが前記マスタ装置からの信号を受け取ることができないタイムスロットの1つを、前記スレーブ装置自体間で通信を開始する信号を伝送するために、使用するのに適している伝送手段を含む同期TDDシステム。
- 前記マスタ装置は、その伝送手段が規則的な間隔で前記同期信号を伝送し再び前記規則的な伝送を規則的に中断するように構成され、さらに、前記スレーブ装置の前記受取り手段が、この規則的な中断の間に同じマスタ装置の他のスレーブ装置との通信を開始する信号を受け取る準備が完了しているように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の同期TDDシステム。
- 前記スレーブ装置は、前記マスタ装置による同期信号の伝送に使用されるタイムスロットの間に、固定間隔で、前記マスタ装置で使用される周波数以外の周波数で受け取る準備が完了しているように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の同期TDDシステム。
- 前記マスタ装置の前記伝送手段は、前記同期信号を伝送するためにFHSS(周波数ホッピッングスペクトラム拡散)コードを利用するように構成され、さらに、前記スレーブ装置の前記受取り手段は、通常同じFHSSコードで受け取るが、固定タイムスロットでは他のスレーブ装置と通信を開始するために使用することができる異なるFHSSコードで受け取るように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の同期TDDシステム。
- 前記マスタ装置の前記伝送手段は、前記同期信号を伝送するためにDSSS(直接シーケンススペクトラム拡散)コードを利用するように構成され、さらに、前記スレーブ装置の前記受取り手段は、通常同じDSSSコードで受け取るが、固定タイムスロットでは他のスレーブ装置と通信を開始するために使用することができる異なるDSSSコードで受け取るように構成されていることを特徴とする、請求項1に記載の同期TDDシステム。
- 前記スレーブ装置の前記伝送手段および前記受取り手段は、前記通信の開始後に、前記スレーブ装置自体の間に、同期信号を伝送するために前記マスタ装置で使用される周波数またはコード以外のFHSSかDSSSの周波数またはコードを有する通常のTDD接続を確立のに適していることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の同期TDDシステム。
- 前記スレーブ装置の前記受取り手段は、2つのスレーブ装置の間の通信中に、この通信に必要でないタイムスロットで、前記マスタ装置から同期信号を受け取り続けるのに適していることを特徴とする、先行する請求項1乃至6のいずれか一項に記載の同期TDDシステム。
- 前記システムは、コードレス通信システム、特に902〜928MHzのISM帯域のシステムであり、前記マスタ装置は基地局であり、前記スレーブ装置は送受話器であることを特徴とする、請求項1に記載の同期TDDシステム。
- マスタ装置と前記マスタ装置と関連する少なくとも2つのスレーブ装置との間で音声および/またはデータを伝送する同期TDDシステムの方法であって、
a)固定タイムスロットで、前記マスタ装置で同期信号(ビーコン)を伝送するステップと、ここでその同期信号は前記スレーブ装置で受け取られ、
b)前記マスタ装置からの同期信号を受け取ることができないように、同期信号の伝送に使用されない固定タイムスロットで受け取る準備が完了しているようにするために、前記スレーブ装置を切り換えるステップと、
c)ステップb)に従ってそのようなタイムスロットの間に、前記スレーブ装置が信号を伝送することができるようにするステップと、ここでその信号は関連したタイムスロットの間に他方のスレーブ装置が受け取ることができ、
d)ステップc)に従って第1のスレーブ装置で伝送された信号を、ステップb)に従ってタイムスロットの間に第2のスレーブ装置が受け取る時に、前記スレーブ装置がそれら自体の間に直接通信を確立ことができるようにするステップとを含む方法。
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