JPH07303060A - ホップ・クロック同期方法 - Google Patents

ホップ・クロック同期方法

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JPH07303060A
JPH07303060A JP6323414A JP32341494A JPH07303060A JP H07303060 A JPH07303060 A JP H07303060A JP 6323414 A JP6323414 A JP 6323414A JP 32341494 A JP32341494 A JP 32341494A JP H07303060 A JPH07303060 A JP H07303060A
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Frederic J Bauchot
フレデリック・ジャカース・バウコット
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エリアン・ダル・ベロ
Marcelo Ferraz
マルセロ・フェラズ
Francois Lemaut
フランコイス・レマウト
Silva Araujo Tavares Bernard Da
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    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B1/00Details of transmission systems, not covered by a single one of groups H04B3/00 - H04B13/00; Details of transmission systems not characterised by the medium used for transmission
    • H04B1/69Spread spectrum techniques
    • H04B1/713Spread spectrum techniques using frequency hopping
    • H04B1/7156Arrangements for sequence synchronisation
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W84/00Network topologies
    • H04W84/02Hierarchically pre-organised networks, e.g. paging networks, cellular networks, WLAN [Wireless Local Area Network] or WLL [Wireless Local Loop]
    • H04W84/10Small scale networks; Flat hierarchical networks
    • H04W84/12WLAN [Wireless Local Area Networks]

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Multi Processors (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 各無線アダプタが互いに有限距離離れて配置
される制御装置及びトランシーバを含む、無線ローカル
・エリア・ネットワーク(LAN)を提供する。 【構成】 各制御装置及びトランシーバが固有のホップ
・クロック110及びホップ・テーブルを有する。コマ
ンド・セットを含むデータ・インタフェースが、制御装
置とトランシーバとの間で定義される。コマンド・セッ
トは、制御装置とトランシーバとの間のホップ・クロッ
ク110及びホップ・テーブルを同期させるコマンド及
びプロシージャを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般にデータ通信システ
ムに関し、特にこうしたシステムのクロック同期に関す
る。更に詳しくは、本発明は低周波数ホッピング分布ス
ペクトル無線システムの周波数制御に使用されるクロッ
ク同期に関する。
【0002】
【従来の技術】低周波数ホッピング分布スペクトル・モ
ードで動作するように設計された無線システムは、その
動作周波数を周期的に変更する。これらの周波数変化が
発生する正確な瞬間は、ここでは"ホップ・クロック(h
op clock)"として参照される内部クロックにより制御
される。受信機が送信機から信号を受信するために、受
信機及び送信機内のホップ・クロックは正確に同期しな
ければならず、受信機及び送信機の両者は同一のシーケ
ンスの動作周波数を使用しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】周波数ホッピング・シ
ステムのクロック同期に関する多数の特許が存在し、こ
れらの各々は特定の利点及び欠点を有する。
【0004】Malmによる米国特許第4023103号
は、高速周波数ホッピング(FFH:fast frequency h
opping)システムの受信機を開示し、ここでは同期に先
立ち、周波数ホッピング局所信号が、受信信号に先行す
る開始状態から、送信側の送信機と3つの段階で同期さ
れる。第1の段階では、周波数ホッピング受信信号と周
波数ホッピング局所信号との差分周波数が、各FFH周
期の間にIF(中間周波数)としてモニタされる。FF
H周期はグループ化される。しかしながら、この状態に
遭遇するまでにIFが存在すると、局所周波数が各周期
グループにおいて、あるFFH周期に再設定される。次
の段階では、各FFH周期の両半分のIFが比較され、
各FFH周期のより長い先行ハーフまたはより長い後続
ハーフがIFを有するかどうかを確認し、周波数ホッピ
ング局所信号と周波数ホッピング受信111信号との位
相差が、FFH周期の所定の小フラクションよりも小さ
くなるまで、局所信号の位相が調整される。次の段階で
は、2つの追加の局所信号、すなわち一方は前記局所信
号よりもFFH周期の同一の小フラクションだけ位相が
進み、他方は位相が遅れた信号が、受信信号及び比較さ
れた差と別々にミックスされる。すなわち局所信号の位
相が、2つの信号から得られたIFを実質的に等しくす
るように精密に調整される。4番目の段階は先行する段
階と類似であり、一層精密な調整として追加される。
【0005】Hollidayらによる米国特許第514061
0号は、分布スペクトルを利用し、低電力ビデオ・リン
クの無線周波数対策に対する感度を低減するビデオ・デ
ータ・リンク・システムを開示する。このビデオ・デー
タ・リンク・システムは、周波数変調と共に、分布スペ
クトル直接シーケンス変調と周波数ホッピングの組合せ
を使用することにより、情報帯域幅よりも極めて広い帯
域幅に渡る無線周波数エネルギのスペクトル分布を提供
する。直接シーケンス変調は、動作帯域幅の完全なスペ
クトル充填に要求される周波数ステップ数を、平均ベー
スで最小化する。周波数ホップ・タイミングは、受信機
における周波数ホップ同期処理を単純化するように、直
接シーケンス発生器の位相から決定される。fmビデオ
信号の帯域幅は、2相(bi-phase)直接シーケンス信号
によりスペクトル幅に分布された後、直接擬似ランダム
・シーケンス・クロック・レートにほぼ等しくなる。周
波数ホップ・ステップの間隔は、各周波数ステップの副
搬送波が、基本シーケンス・クロックに調和して関連付
けられるように、直接シーケンス帯域幅に適合され、そ
れにより、受信機内でのデホップ(de-hop)副搬送波の
生成が単純化される。
【0006】Smithによる米国特許第4850036号
は、周波数ホッピング・オペレーション・モードによ
り、複数の各スレーブ・ステーションとの間で送受信す
る制御ユニットを含む周波数ホッピング無線通信システ
ムを開示する。起動モードの間に、制御ユニットは所定
の周波数により、開始メッセージを各スレーブ・ステー
ションに伝達する。メッセージは各スレーブ・ステーシ
ョンに対して、制御ユニットとの間の送受信のための周
波数グループから、周波数を選択するために使用される
周波数ホッピング・シーケンスを識別する。このメッセ
ージはまた、各スレーブ・ステーションに対して、送受
信を開始する周波数ホッピング・シーケンスにおける特
定の開始周波数を指定する。全てのスレーブ・ステーシ
ョンの伝送が制御ユニットの伝送に同期され、それによ
り任意の2つのステーションが制御ユニットとの間で送
信または受信するために、同時に同一の周波数を使用す
ることを回避する。
【0007】Mimkenによる米国特許第4558453号
は、周波数ホッピング無線周波数通信システム及び方法
を開示する。時刻T1における送信機(Tx)のキーイ
ング(keying)が、多数の異なる各周波数(A−G)に
おいて、所定数のサイクル(C1−C8)の同期獲得信号
(W、X、Y及びZ)の伝送を自動的に開始する。受信
機(Rx)は同期獲得信号が各受信機周波数において受
信されるように、比較的遅いレートで、同一の周波数
(A−G)を通じて同調される。同期獲得信号及びそれ
が受信されるサイクルを認識すると、受信機は送信機と
同期して同期獲得信号の最後のサイクルの終りを予測
し、所定の擬似ランダム・コードに従い、送信機及び受
信機の同調を開始する。
【0008】更に、同期保持信号がほぼ10秒毎に送信
され、両無線機間の同期が正確に維持される。伝送の終
了に際し、"メッセージ終了"信号が送信される。選択さ
れる無線モードに依存して、両無線機が同時に"検索(s
earch)"モードまたは獲得モードのいずれかに復帰す
る。この場合、送信機がキーイングされる度に、再同期
が要求されるか、或いは同期が伝送に続く所定時間(T
1−T5及びT6−T7)維持され、同期の再確立の必要無
しに応答の受信を可能にする。
【0009】O'Connorらによる米国特許第467761
7号は、ネットワーク内の周波数ホッピング分布スペク
トル通信装置のオペレーションを同期する方法を開示す
る。ある装置("NTU")がネットワーク時間を保持す
るように見なされ、他の装置はネットワークを介して通
信するために、NTUに同期しなければならない。この
方法の同報通信モードでは、同期されないユニット("
RTU")が遊休状態で動作して、個別のセットの受信
周波数において受信する。総通信時間期間が時間間隔に
分割され、この方法により使用される遊休状態周波数及
び情報伝送周波数を規定する特定の同期コードが、各時
間間隔において生成される。RTUにより保持される時
間は、現ネットワーク時間間隔の所定数の時間間隔内に
含まれるものと仮定される。同報通信モードでは、NT
Uが同期メッセージのシーケンスを送信し、各シーケン
スは、不定時間をカバーするために必要なメッセージを
含み、これらは過去、現在及び将来の各時間間隔におけ
る受信周波数により送信される。このシーケンスは、R
TU受信ホップ・レートよりも実質的に高い送信ホップ
・レートにより送信され、それにより、全ての可能な受
信周波数及び同期コードが、送信シーケンスにより確定
(bracket)される。各メッセージは、RTUがネット
ワーク時間情報がNTUにより送信される時刻及び周波
数を予測するための情報を含む。RTUはメッセージの
1つを受信し、適切な受信周波数に同調することによ
り、ネットワーク時間に同期するための情報を受信す
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、無線ア
ダプタ内に有限な距離により分離された制御装置及び無
線機が存在する。各々はホップ・クロック及びホップ・
テーブルを含む。データ通信インタフェースが制御装置
と無線機との間で定義され、それぞれのホップ・クロッ
ク及びホップ・テーブルを同期するためのコマンド・セ
ットを含む。
【0011】データ通信インタフェースのコストを最小
化し、ホップ・クロック信号の質がインタフェース上で
発生するノイズにより影響されないようにするために、
制御装置と無線機の両方にホップ・クロックを有するこ
とが有利である。
【0012】各無線アダプタが互いに有限距離離れて配
置される制御装置とトランシーバとを含む、無線ローカ
ル・エリア・ネットワーク(LAN)が開示される。各
制御装置及びトランシーバは、固有のホップ・クロック
及びホップ・テーブルを有する。コマンド・セットを含
むデータ・インタフェースが、制御装置とトランシーバ
との間で定義される。コマンド・セットは、制御装置と
トランシーバ間のホップ・クロック及びホップ・テーブ
ルを同期するためのコマンド及びプロシージャを含む。
【0013】
【実施例】図1に表されるデータ通信システムは、デー
タ通信制御装置3にインタフェース2により接続される
データ処理システム1を含み、制御装置3は無線機5に
インタフェース4により接続される。無線機5は2つの
要素、すなわち無線制御装置10及び無線送受信機11
を含む。無線制御装置10は制御インタフェース(図示
せず)を介して、無線送受信機11の詳細な制御を実行
する。こうした制御インタフェースは、例えば、送信機
のオン/オフ、及び送信機の搬送波周波数並びに受信機
の聴取無線周波数の大部分の特定の制御などを含む。
【0014】図1に示されるデータ通信システムの機能
は、その要素に区分される。無線機5はインタフェース
4を介して受信したデータを、特定の搬送波周波数の無
線信号を用い、伝送に好適な形態に変換する役割と、特
定の搬送波周波数の無線信号をセンスし、それらのデー
タ内容を回復し、そのデータをインタフェース4を介し
てデータ通信制御装置3に送信する役割とを担う。無線
機は一般には、自身が受信または送信するデータを解釈
することはできない。無線信号を送受信する動作は、全
2重オペレーションの場合のように同時であるか、半2
重オペレーションの場合のように、時間的に排他的であ
る。
【0015】データ通信制御装置3は、送信されるデー
タをフォーマットする役割と、受信データから特定の情
報を抽出して解釈する役割とを担う。データ通信制御装
置3はまた、無線システム・オペレーションの特定のパ
ラメータを決定することにより、無線機5の一般的な制
御を実行する役割を担う。パラメータの決定は独立に実
行されるか、或いは無線機5から受信されたデータから
これらのパラメータを抽出することにより実行される。
これらの特定のパラメータは、インタフェース4を介し
て、無線機5に送信される。データ通信制御装置3は更
に、データ処理システム1との間でデータを通信する役
割を担う。
【0016】データ処理システム1はデータを創作し、
それをデータ通信制御装置3にインタフェース2を介し
て送信する役割と、データ通信制御装置3からインタフ
ェース2を介して受信したデータを処理する役割を担
う。
【0017】本発明は特に、無線送受信機11の無線周
波数の制御を実行する手段に関する。より詳細には、こ
の制御は、無線周波数及びそれらの持続期間をオペレー
トするシーケンスを、無線技術において"スロー周波数
ホッピング(slow frequency-hopping)"として知られ
る無線オペレーション・モードに適切なように決定す
る。このオペレーション・モードは、例えばCooper及び
McGillem共著"Spread Spectrum Communications"(McGr
aw-Hill出版)に述べられている。このオペレーション
・モードの使用の特定のインスタンスが、米国連邦通信
委員会(FCC)条例第15.247項により規制され
ている。
【0018】図2は、スロー周波数ホッピング・システ
ムによる無線搬送波周波数の使用の特定のインスタンス
を表す。ここでは5つの連続ホッピング間隔すなわちT
1、T2、T3、T4及びT5が示される。搬送波周波
数F1がT1の間使用され、T2ではF2が使用され、
以降図示のように推移する。連続間隔T1乃至T5の持
続期間が同一でなければならない制限は存在しない。搬
送波周波数が一定である期間は、"ホップ"と呼ばれる。
【0019】本発明は特に、図2に示されるスロー周波
数ホッピングにおける無線搬送波周波数の指定及び制御
に関する。搬送波周波数の制御の1つの方法では、デー
タ通信制御装置3がチャネル即時設定コマンドを無線制
御装置10に送信することにより、無線搬送波周波数を
変更する。チャネル即時設定コマンドにより、無線制御
装置10は無線機の搬送波周波数(ホッピング周波数)
を新たな周波数に変更する。タイミング読出しコマンド
の使用は、チャネル即時設定コマンドが早期に発行され
るように、その実行時間を決定し、その結果、適切な時
刻において、周波数変更("ホッピング(hopping)")
が生じる。この早期発行については、後に詳述される。
【0020】データ通信制御装置3による無線搬送波周
波数の直接指定は、データ通信制御装置3の処理資源に
おける可変で予測不能な要求のために、実現可能でない
かもしれない。このことは、チャネル即時設定コマンド
が発行される時刻の可変性につながる。この可変性は、
今度、ホップの持続期間及び開始時刻の不要な可変性に
つながる。結果的に、無線制御装置10が図3に示され
るデータ構造の制御の下で、無線搬送波周波数を自律的
に変更可能であることが望ましい。このデータ構造は2
つの要素、すなわちホップ・テーブル20及びその長さ
22を有する。また、無線搬送波周波数及びその関連持
続期間の仕様を含むホップ・テーブル・エントリ21が
示される。ホップ・テーブル・エントリの順序は重要で
ある。なぜなら、これはこれらのエントリの使用順序を
指定するからである。すなわち、F1がT1の間に使用
され、その直後にF2がT2の間使用され、以降同様に
して継続される。
【0021】ホップ・テーブル20及びその関連長22
は、無線システム・オペレーションの重要なパラメータ
の1つを好適に記述する。インタフェース4によるデー
タ通信制御装置3と無線制御装置10との間の情報の伝
達遅延が、ホップの持続期間に影響しないように、ホッ
プ・テーブルが無線制御装置10内に保持されることが
都合がよい。上述のように、無線制御装置10内へのホ
ップ・テーブルの配置は、チャネル即時設定コマンドの
開始時刻の潜在的な可変性を取り除く。無線制御装置1
0内へのホップ・テーブル及びその関連長の配置は、無
線制御装置10内における"ホップ・テーブル解釈"と呼
ばれるプロシージャの実行の必要を意味する。このプロ
シージャを表す流れ図が図4に表される。
【0022】図4を参照すると、ホップ・テーブル解釈
は、その値が現ホップを指定するホップ・テーブル・エ
ントリの指標である可変ENTRY_NUMBER30を要求する。
2つの追加の変数であるCURRENT_FREQUENCY及びCURRENT
_DURATIONが使用され、これらは現ホップ・テーブル2
0のエントリ・フィールドのコピーである。これらの変
数はプロシージャにとって重要ではないが、説明を明確
にする。
【0023】ホップ・テーブル解釈は、終りの無い循環
プロセスである。これはブロック31に示されるよう
に、現ホップ・テーブル20のエントリへのアクセス、
及びそのフィールドのCURRENT_FREQUENCY及びCURRENT_D
URATION変数へのコピーにより開始する。これらの変数
は、ブロック32で無線機の搬送波周波数を変更するた
めに即時使用される。この変更は"ホッピング"として知
られる。次にブロック33で、タイマがCURRENT_DURATI
ONにセットされる。タイマは無線制御装置10のハード
ウェア資源であり、ハードウェア・クロック信号により
周期的に増分または一般的には減分される。例えば、ナ
ショナル・セミコンダクタ社のHPC46400Eマイクロプロ
セッサは、複数のタイマを実現する。タイマがセットさ
れると、ブロック34でENTRY_NUMBER変数値を更新する
ことにより、図4のプロシージャが継続される。ブロッ
ク35で、ENTRY_NUMBERがホップ・テーブル長(最後の
エントリ)よりも大きいかどうかが判断される。現ホッ
プ・テーブル・エントリがテーブル内の最後のエントリ
の場合、現ホップ・テーブル・エントリは、ブロック3
6で、テーブル内の最初のエントリにセットされなけれ
ばならない。プロシージャは次に、タイマが満了するま
で、ループバック38によりブロック37で待機する。
タイマが満了すると、ブロック31に復帰し、ホップ・
テーブル解釈プロシージャが繰返される。
【0024】図4の流れ図は、プロシージャがタイマ値
を繰返しテストすることにより、タイマの満了を活動的
に待機することを示す。或いは、ホップ・テーブル解釈
プロシージャが中断される間に、他の処理が許可される
ように、タイマが割込み信号を生成するように構成され
てもよい。タイマが満了すると、割込みが発生し、ブロ
ック31で示される現ホップ・テーブル・エントリへの
アクセスから、図4のプロシージャが継続される。
【0025】ホップ・テーブルは無線送信機の重要な動
作パラメータを決定するので、テーブルが正しいことを
保証する特殊な注意が払われなければならない。2つの
タイプのチェックが実行される。一方はホップ・テーブ
ルが無線制御装置10により正しく受信されたことを保
証し、他は局所権限の規則及び条例に対して、ホップ・
テーブルの妥当性を検証する。この妥当性検証を実行す
るために要求されるチェックには、次の例が含まれる。 ・各周波数が割当てられた帯域幅内にあることを確認す
るためのチェック。 ・各持続期間が短過ぎたり長過ぎたりしないことを確認
するためのチェック。 ・全ての持続期間の合計が短過ぎたり長過ぎたりしない
ことを確認するためのチェック。 ・任意の周波数が複数回現れたり、任意の周波数が省か
れたりしていないことを確認するための、周波数リスト
のチェック。
【0026】また、複数のホップ・テーブルが定義され
ることも貴重である。マルチセルラ(multi-cellular)
環境において無線機が使用され(この場合、無線機の所
望のホッピング振舞いが、無線機が現在存在するセルの
関数となる)、セル遷移が迅速な場合、新たなホップ・
テーブルを構成及び妥当性検証するオーバヘッド無し
に、あるホップ・テーブルから別のホップ・テーブルへ
スイッチする機能は重要である。
【0027】本発明は、ホップ・テーブルの構成、変更
及び妥当性検証を目的とする複数のコマンド。・セット
を含む。これらのコマンドはデータ通信制御装置3によ
り発行され、インタフェース4を介して伝達され、無線
制御装置10により受入れられる。この目的に関連する
3つのコマンドを下記に示す。 SET PRIMARY/SECONDARY HOP TABLE ENTRY (entry number、frequency、duration) このコマンドにより、無線制御装置は指定ホップ・テー
ブル内の指定ホップ・テーブル・エントリの内容を、新
たな周波数及び持続期間により上書きする。 SET PRIMARY/SECONDARY HOP TABLE LENGTH (length) このコマンドは、指定ホップ・テーブルの長さをセット
する。 VALIDATE PRIMARY/SECONDARY HOP TABLE (checksum) このコマンドにより、無線制御装置10は指定ホップ・
テーブル及びその長さの内容からチェックサムを計算
し、そのチェックサムの値をデータ通信制御装置3に返
却する。チェックサムの計算は、既知の技術による。
【0028】SET PRIMARY/SECONDARY HOP TABLE ENTRY
コマンドは、それぞれ"主(primary)"及び"副(second
ary)"ホップ・テーブルと呼ばれる2つのホップ・テー
ブルの1つを生成または更新するために使用される。コ
マンドの使用の各インスタンスは、1つのホップ・テー
ブル・エントリを定義または更新する。SET PRIMARY/SE
CONDARY HOP TABLE LENGTHコマンドは、指定ホップ・テ
ーブルに関連する長さフィールドをセットし、VALIDATE
PRIMARY/SECONDARY HOP TABLEコマンドは、チェックサ
ム計算を実行する。チェックサム計算は、ホップ・テー
ブル・エントリ及び長さの算術和であり、単純である。
3つのコマンドは2つのホップ・テーブルだけの生成、
変更及び妥当性検証を可能にするが、2つより多くのホ
ップ・テーブルへの拡張も、上述の説明に従い可能であ
る。
【0029】図5は、上記3つのコマンドを用いる、主
ホップ・テーブルの生成のためのプロシージャの流れ図
である。ホップ・テーブル(HOP_TABLE)はここでは示
されない手段により、データ通信制御装置3内に生成さ
れるものと仮定する。典型的な手段は、データ処理シス
テム1内の不揮発性記憶装置からホップ・テーブルを取
り出し、それをデータ通信制御装置3にインタフェース
2を介して伝送する。
【0030】図5の流れ図では、補助変数LEN、FREQ、D
URAT、CK1及びCK2が使用される。その記述はプログラミ
ング言語Cに従い、これについてはKernighan及びRitch
ie共著"The C Programming Language"(Prentice-Hall
発行)に述べられている。ブロック40で、ホップ・テ
ーブルの長さが最初にセットされ、次にブロック41
で、最後のホップ・テーブル・エントリがHOP_TABLEか
らセットされる。次にホップ・テーブル指標LENがブロ
ック42で更新され、ブロック43でテストされ、全て
のホップ・テーブル・エントリが使用されていない場合
には、プロシージャはブロック41に復帰して繰返され
る。全てのホップ・テーブル・エントリが使用される
と、ブロック41でHOP_TABLEのチェックサムが計算さ
れ、CK1として保管される。信号VALIDATE PRIMARY HOP
TABLE(CK2)が次にブロック45で発行され、無線制御
装置10がそのホップ・テーブルのチェックサムを計算
し、その値をインタフェース4を介して返却する。デー
タ通信制御装置3はこの値をCK2の値として捕らえる。
2つのチェックサムCK1及びCK2が、次にブロック46で
テストされ、それらが等しいかどうかが判断される。2
つのチェックサムCK1及びCK2が等しい場合には、ブロッ
ク47で示されるように、ホップ・テーブルが無線制御
装置10により正しく受信されたことを示す。これらが
正しく受信されない場合、これはブロック48で示され
る。
【0031】図8は、マスタ・ステーション120とス
レーブ・ステーション130との関係を表すブロック図
であり、マスタ・ステーションとの通信を希望する全て
のスレーブ・ステーションの周波数ホッピング振舞い
が、マスタ・ステーションにより調整される。特に、全
てのスレーブ・ステーションのホップ・クロック11
0、及び全てのスレーブ・ステーションのアクティブ・
ホップ・テーブル(主111または副112のいずれ
か)は、マスタ・ステーションのそれ(主101または
副102のいずれか)と同一でなければならない。最初
に、スレーブ・ステーションのホップ・テーブルがマス
タ・ステーションのそれと同一となる過程について述
べ、次にスレーブ・ステーションのホップ・クロックが
マスタ・ステーションのそれと同期する過程について述
べることにする。
【0032】スレーブ・ステーションのホップ・テーブ
ルがマスタ・ステーションのそれらと同一となることを
保証するために、幾つかの技術が使用される。1つの技
術では、スレーブ・ステーションのホップ・テーブルが
システムのメンバになる時点で、すなわち指定マスタ・
ステーションによりそれらが最初に使用される以前に、
それらすなわちスレーブ・ステーションのホップ・テー
ブルを初期化する。この初期化は、スレーブ・ステーシ
ョンのデータ処理システム1に、図示されない手段によ
り、マスタ・ステーションの主及び副ホップ・テーブル
のレプリカ(複製)をロードし、これらのレプリカをイ
ンタフェース2を介して、スレーブ・ステーションのデ
ータ通信制御装置3に伝達することにより実行される。
主111及び副112ホップ・テーブルが、次に図5に
示されるプロシージャにより、データ通信制御装置3か
ら制御装置10に伝達される。
【0033】スレーブ・ステーションの主ホップ・テー
ブル111及び副ホップ・テーブル112の両者が初期
化される必要はない。これらのテーブルの一方、例えば
主テーブルだけが初期化されればよい。マスタ・ステー
ション120とスレーブ・ステーション130との間の
通信が確立されると、マスタ・ステーションのデータ処
理システムは、図示されない計算手段または通信手段の
いずれかにより、新たなホップ・テーブル、例えば副ホ
ップ・テーブル102を創作することが可能になる。マ
スタ・ステーション120のデータ処理システムは、次
にメッセージのシーケンスを各スレーブ・ステーション
130に発信し、それにより、スレーブ・ステーション
のデータ処理システム1のメモリ内に、副ホップ・テー
ブル102のレプリカが生成される。この通信を達成す
るための通信プロトコルは、当業者には既知である。マ
スタ・ステーションの副ホップ・テーブル102のレプ
リカが、スレーブ・ステーションのデータ処理システム
1のメモリ内に生成されると、これはそのデータ通信制
御装置3にインタフェース2を介して伝達され、データ
通信制御装置3は図5に示されるプロシージャにより、
その制御装置10内に副ホップ・テーブル112を生成
する。
【0034】スレーブ・ステーション130がマスタ・
ステーションのホップ・テーブル101及び102と同
一のコピーを有すると、マスタ・ステーションはその周
波数ホッピング・パターンを変更することが望ましい。
これは例えば、妨害エネルギにより汚染されたことが判
明した周波数の使用を回避することを目的とする。ある
周波数ホッピング・パターンから別のパターンへの切替
えは、マスタ・ステーション120及び全てのスレーブ
・ステーション130において、同時に達成されなけれ
ばならない。更にこの切替えは、図5のプロシージャが
新たなホップ・テーブルを生成するために実行されない
ように、迅速であることが要求される。このことはマス
タ・ステーション内に2つのホップ・テーブルすなわち
主101及び副102を有する目的であり、対応するホ
ップ・テーブルすなわち主111及び副112は既に存
在し、同一である。マスタ・ステーション120及び全
てのスレーブ・ステーション130の両者の周波数ホッ
ピング振舞いを変更するために、ホップ・テーブル解釈
が副ホップ・テーブルを使用するように変更されるべき
ことを指示することだけが必要となる。
【0035】図4に示されるホップ・テーブル解釈の開
始において、初期化ブロック30が存在する。この初期
化ブロックは、続く解釈における主ホップ・テーブルま
たは副ホップ・テーブルの選択手段を含むように、拡張
することが可能である。この選択を実行するコマンド
は、START HOP CLOCK PRIMARY/SECONDARYであり、これ
については後述される。
【0036】マスタ主ホップ・テーブル101からマス
タ副ホップ・テーブル102への、及びスレーブ主ホッ
プ・テーブル111からスレーブ副ホップ・テーブル1
12への同時切替えを達成する手段については、ここで
は触れないことにする。この手段は、マスタ・ステーシ
ョン120のデータ処理システムから、スレーブ・ステ
ーション130のデータ処理システムに伝達される特殊
な制御メッセージの定義に依存する。この制御メッセー
ジは、図4のステップ36(ホップ・テーブル解釈を最
初のエントリから開始する)の実行において、データ通
信制御装置3が"START HOP CLOCK SECONDARY"コマンド
を発行しなければならないことを示す。これは例えば、
制御装置10が主ホップ・テーブル111の解釈を継続
するのではなく、副ホップ・テーブル112の解釈を開
始するように指示することを目的とする。
【0037】ホップ・テーブルにより表されるホップ・
シーケンスが正しく、図1のシステムの別のインスタン
スにおけるホップ・テーブルの複製であることだけで
は、十分ではない。図1のシステムの2つのインスタン
スが通信するために、それらのそれぞれの無線制御装置
は、正に同時に同一のホップ・テーブル・エントリの使
用を開始しなければならない。そうでないと、第1のイ
ンスタンスの受信機が、第2のインスタンスの送信機と
は異なる搬送波周波数に同調され、後者が前者にメッセ
ージを送信しようとすることになる。図4に表される処
理は、図1のシステムの全てのインスタンスにおいて、
完全に同期して実行されなければならない。
【0038】同期を得るための1つの技術では、1つの
インスタンスをマスタとして指定し、そのマスタ・イン
スタンスが単一の同報通信メッセージを全ての他のイン
スタンスに送信するように構成する。マスタが同報通信
メッセージを送信する時刻は、マスタ・インスタンスの
ホップ・クロックが時を刻む時刻(この時刻は図4のブ
ロック32で示されるステップの実行時に識別される)
と正確な関係を有するように構成される。
【0039】仮定によれば、無線機5はメッセージの内
容を解釈できないので、マスタ・インスタンスからの同
報通信メッセージの到来時刻は、データ通信制御装置3
によってのみ決定されるが、ホップ・クロック(及びホ
ップ・テーブル解釈)は無線制御装置10内に存在す
る。次に無線制御装置10内のホップ・クロックがマス
タ・インスタンスのホップ・クロックと同期するよう
に、また暗に他の全てのインスタンスのホップ・クロッ
クと同期するように、データ通信制御装置3が無線制御
装置10内のホップ・クロックを開始または修正する方
法について述べることにする。ホップ・クロックの開始
及び修正は、下記に示す7つのコマンドの伝送及び実行
により達成される。 READ TIMINGS(TIMINGS) このコマンドにより、無線制御装置10は、特定の重要
なタイミング・パラメータをデータ通信制御装置3に返
却する。これらのタイミングはデータ通信制御装置3に
より、無線制御装置10内におけるコマンドの実行遅延
を補正するために使用される。 START HOP CLOCK PRIMARY/SECONDARY このコマンドにより、無線制御装置10は、指定ホップ
・テーブルに関し、図4のプロシージャのブロック32
で示されるステップから、実行を開始する。 STOP HOP CLOCK このコマンドにより、無線制御装置10は、図4のプロ
シージャの実行を停止する。 MODIFY HOP CLOCK(amount) このコマンドにより、無線制御装置10は、タイマの持
続期間(この間、図4のブロック37で示されるステッ
プが待機される)を変更する。 NOTIFY CLOCK(amount) このコマンドにより、無線制御装置10は、タイマの残
余期間(この間、図4のブロック37で示されるステッ
プが待機される)を返却する。 SET NOTIFY HOP ADVANCE(amount) このコマンドにより、無線制御装置10は、続くNOTIFY
HOPコマンドの実行において使用される変数をセットす
る。 NOTIFY HOP(dummy) このコマンドにより、無線制御装置10は、図4のブロ
ック37で示されるステップを待機中にするタイマが、
SET NOTIFY HOP ADVANCEによりセットされた値に達する
まで待機する。この時点で、無線制御装置10はデータ
通信制御装置3に擬似応答を返却する。
【0040】ホップ・クロックはSTART HOP CLOCK PRIM
ARY/SECONDARY及びSTOP HOP CLOCKコマンドにより、そ
れぞれ開始及び停止される。MODIFY HOP CLOCKコマンド
は、ホップ・クロックが時を刻む瞬間を変更するために
使用され、NOTIFY CLOCK、NOTIFY HOP、及びSET NOTIFY
HOP ADVANCEコマンドは、ホップ・クロックが時を刻む
までの残りの時間に関する情報を、データ通信制御装置
3に提供する。
【0041】READ TIMINGSコマンドは、コマンドが早く
発行されるように、START HOP CLOCKコマンドの実行時
間を返却する。例えばホッピングを丁度、T0において
開始することが望まれ、またREAD TIMINGSコマンドによ
り、START HOP CLOCKがホップ・クロックの開始までに
時間期間TK遅延するように決定されたと仮定する。こ
の場合、データ通信制御装置3はSTART HOP CLOCKコマ
ンドを時刻T0−TKにおいて発行すべきである。
【0042】上述の7つのコマンドの使用は、例として
挙げられたものである。システムの初期化の間、スレー
ブ・システムのデータ通信制御装置3は、READ TIMINGS
コマンドをその無線制御装置10に送信し、無線制御装
置10は、とりわけNOTIFY HOPコマンドの実行遅延予測
TN、及びNOTIFY CLOCKコマンドの実行遅延予測TCに
より応答する。次に、データ通信制御装置3は無線制御
装置10内にホップ・テーブルを生成し、START HOP CL
OCKコマンドにより無線ホッピングを開始する。図1の
システムのマスタ及びあるスレーブ・インスタンス内の
ホップ・テーブルが同一であり、マスタとそのスレーブ
のホップ・クロックがほぼ同期しているものと仮定す
る。
【0043】マスタとスレーブのホップ・クロックを正
確に同期させるためには、スレーブ内のホップ・クロッ
クが進められるか遅延されなければならない。図6はタ
イミング状況の概要を示す。スレーブ内のデータ通信制
御装置3は、NOTIFY CLOCKコマンドを無線制御装置10
に送信する。無線制御装置10は次に、時刻をそのホッ
プ・クロック・チック(hop clock tick)に0として返
却する(図4のブロック32で示されるステップ)。デ
ータ通信制御装置3は、NOTIFY CLOCKに対する応答の到
来時刻をT1として記し、無線制御装置10のホップ・
クロックが時を刻む時刻TSを、TS=T1+0−TC
と予測する。
【0044】データ通信制御装置3は次に、マスタ・イ
ンスタンスからの同報通信メッセージの到来を待機し、
その時刻をT2として記す。図示されない手段を通じ、
全てのスレーブ・インスタンスは、マスタ・インスタン
スのホップ・クロック・チックからの時刻、及び同報メ
ッセージの到来時刻TAを知ることになる。同報メッセ
ージの伝播時間は、マスタから任意のスレーブまでの最
大距離が短い環境では、無視される。データ通信制御装
置3は、マスタ・クロックが時を刻む時刻TMをTM=
T2−TAと予測する。データ通信制御装置3は次に、
マスタ・インスタンス・ホップ・クロックとその固有の
無線制御装置ホップ・クロックとの間のオフセットを、
TM−TS=(T2−TA)−(T1+0−TC)とし
て計算する。これは、無線制御装置ホップ・クロックが
マスタ・ホップ・クロックと正確に同期するように、無
線制御装置ホップ・クロックが調整されなければならな
い量である。この量は、MODIFY HOP CLOCKコマンドの引
数として、無線制御装置10に送信される。
【0045】データ通信制御装置3が集中処理活動期間
及び非集中活動期間を有し、これらの期間が概略、無線
制御装置10のホップ・クロックに相関する場合が存在
したりする。例えばデータ通信制御装置は、マスタ・イ
ンスタンスからの同報メッセージの丁度到来時及び以後
に特に多忙となる。なぜならデータ通信制御装置はその
メッセージの到来時刻を記録し、それを分析して、それ
が本当にマスタ・インスタンスからの同報メッセージで
あることを確認しなければならないからである。従っ
て、無線制御装置10のホップ・クロックを修正するた
めに必要な処理が、これらの多忙な期間と競合しないよ
うに、スケジュールすることが望まれる。この目的のた
めに、対のコマンドNOTIFY HOP及びSET NOTIFY HOP ADV
ANCEが定義される。SET NOTIFY HOP ADVANCEは、ホップ
・クロック・チック通知がデータ通信制御装置に送信さ
れる時刻をオフセットする。オフセット量はSET NOTIFY
HOPADVANCEコマンドにより制御される。
【0046】次に図7を参照する。ここでREAD TIMINGS
は、NOTIFY HOPの実行時間をTNとして決定したものと
仮定する。上述の例では、データ通信制御装置3は、そ
の処理負荷が集中しない時刻を予測し、その時刻と同報
メッセージの到来時刻との差を、SET NOTIFY HOP ADVAN
CEの引数Aとして使用する。この時、データ通信制御装
置はNOTIFY HOPコマンドを発行する。NOTIFY HOPコマン
ドの擬似引数が到来する時刻T1は、ホップ・クロック
が無線制御装置10内で時を刻む時刻から、A−TNオ
フセットされる。従って、データ通信制御装置3は、無
線制御装置10のホップ・クロックが時を刻む時刻TS
をTS=T1+A−TNと予測する。データ通信制御装
置3は次に、マスタ・インスタンスからの同報メッセー
ジの到来を待機し、その時刻をT2と記す。マスタ・イ
ンスタンスのホップ・クロックが時を刻む時刻TMが、
TM=T2−TAと予測される。従って、無線制御装置
10のホップ・クロックに適用される修正は、TM−T
S=(T2−TA)−(T1+A−TN)でなければな
らず、この値がMODIFY HOP CLOCKコマンドの引数とし
て、無線制御装置10に送信される。
【0047】様々なコマンドの伝送及び実行において可
変性が存在する場合、この可変性は、無線制御装置10
のホップ・クロックを連続的に修正する上記プロシージ
ャに導くことになりうる。無線機では、これは"クロッ
ク・ジッタ"として参照される。クロック・ジッタは複
数の観測を取り、それらを平均することにより最小化さ
れる。上述のNOTIFY HOPの例では、クロック・ジッタは
データ通信制御装置3がTM−TSの複数の連続測定を
実施し、それらを加算し、次に測定数により除算するこ
とにより、最小化される。
【0048】無線制御装置10のホップ・クロックを修
正する別のプロシージャでは、MODIFY HOP CLOCKコマン
ドではなく、START HOP CLOCK及びSTOP HOP CLOCKコマ
ンドを使用する。タイミング・オフセットの予測TM−
TSが、最初に上述のように獲得される。次にデータ通
信制御装置3は、ホップ・クロックが時を刻むのを待機
し(上述のようにNOTIFY CLOCKまたはNOTIFY HOPによ
り、それらの実行時間を修正する)、STOP HOP CLOCKコ
マンドを送信し、時間期間TM−TSを正確に待機し、
START HOP CLOCK PRIMARY/SECONDARYコマンドを送信す
る。これはホップ・クロックをMODIFY HOP CLOCKコマン
ドの場合と同様に変更する効果を有する。しかしなが
ら、このプロシージャはデータ通信制御装置10におけ
る処理要求を増加し、待機処理及びコマンド発行処理に
おける可変性に影響され易いために、好適ではない。
【0049】以上、遠隔無線ユニットのホップ・クロッ
クのパラメータを修正する一連のコマンドにより、無線
ユニットのホップ・クロックとデータ通信制御装置のホ
ップ・クロックとを同期する方法について述べてきた。
【0050】本発明は特定の実施例に関連して述べられ
てきたが、こうした説明は本発明の範囲を特定の形態に
制限するものではなく、本発明は本発明の精神及び範囲
に含まれる別の実施例及び変更を網羅するものである。
【0051】まとめとして、本発明の構成に関して以下
の事項を開示する。
【0052】(1)ホップ・クロックと、搬送波周波数
データ、持続期間データ及び長さデータを組込むホップ
・テーブルとを有するデータ通信制御装置と、インタフ
ェースにより前記データ通信制御装置に接続される少な
くとも1つの遠隔無線ユニットとを含むタイプの低周波
数ホッピング無線通信システムにおいて、前記少なくと
も1つの遠隔無線ユニットが、ホップ・クロックと、搬
送波周波数データ、持続期間データ及び長さデータを組
込むホップ・テーブルとを有する無線制御装置手段、送
信機手段及び受信機手段を含むものにおいて、前記デー
タ通信制御装置と前記少なくとも1つの無線制御装置の
前記ホップ・クロックを同期するための方法であって、 ステップ1:前記無線制御装置の前記ホップ・テーブル
が前記データ通信制御装置の前記ホップ・テーブルと同
一となるように、前記無線制御装置の前記ホップ・テー
ブルを変更するためのコマンドを、前記データ通信制御
装置から前記無線制御装置に送信するステップと、 ステップ2:前記無線制御装置が無線の搬送波周波数を
指定ホップ・テーブル・エントリの搬送波周波数にセッ
トし、前記無線制御装置の前記ホップ・クロックを開始
するためのSTART HOP CLOCKコマンドを、前記データ通
信制御装置から前記無線制御装置に送信するステップ
と、 ステップ3:前記無線制御装置の現ホップ・テーブル・
エントリにより決定されたホップ持続期間が、前記デー
タ通信制御装置の前記ホップ・クロックに正確に一致す
るように変更するためのMODIFY HOP CLOCKコマンドを、
前記データ通信制御装置から前記無線制御装置に送信す
るステップと、 ステップ4:前記無線制御装置が、前記データ通信制御
装置の前記ホップ・クロックと、前記無線制御装置の前
記ホップ・クロックとの間の同期の差を示す情報信号
を、前記データ通信制御装置に提供するためのNOTIFY H
OP信号を、前記データ通信制御装置から前記無線制御装
置に送信するステップと、を含む、前記方法。 (2)前記ステップ1が、 ステップ1A:前記少なくとも1つの無線ユニットの前
記無線制御装置の前記ホップ・テーブルを生成または更
新するためのSET HOP TABLE ENTRYコマンドを、前記デ
ータ通信制御装置から前記無線制御装置に送信するステ
ップであって、前記HOP TABLE ENTRYコマンドが、前記
データ通信制御装置の前記ホップ・テーブルにおける正
しいホップの指標番号を指定するENTRY NUMBERを含み、 ステップ2A:前記無線制御装置の前記ホップ・テーブ
ルの前記長さフィールドをセットするためのSET HOP TA
BLE LENGTHコマンドを、前記データ通信制御装置から前
記無線制御装置に送信するステップと、を含む、前記
(1)記載の方法。 (3)前記ステップ1が、 ステップ3A:前記無線制御装置の前記ホップ・テーブ
ルが正しいかどうかをチェックするためのVALIDATE HOP
TABLEコマンドを、前記データ通信制御装置から前記無
線制御装置に送信するステップ、を含む、前記(1)記
載の方法。 (4)前記ステップ2が、前記データ通信制御装置が前
記START HOP CLOCKコマンドの送信に先立ち、前記無線
制御装置が該無線制御装置におけるコマンド実行遅延を
補正するためのタイミング・パラメータを前記データ通
信制御装置に送信するためのREAD TIMINGSコマンドを、
前記無線制御装置に送信するステップを含む、前記
(1)記載の方法。 (5)前記ステップ2が、前記無線制御装置の前記ホッ
プ・クロックを停止するためのSTOP HOP CLOCKコマンド
を送信するステップを含む、前記(4)記載の方法。 (6)前記ステップ3が、前記MODIFY HOP CLOCKコマン
ドの送信後に、前記無線制御装置が前記データ通信制御
装置の前記ホップ信号の残りの期間を返却するためのNO
TIFY CLOCKコマンドを送信するステップを含む、前記
(4)記載の方法。 (7)前記ステップ3が、NOTIFY CLOCKコマンドの通知
時刻をオフセットするためのNOTIFY HOPコマンド及びSE
T NOTIFY HOP ADVANCEコマンドを送信するステップを含
む、前記(4)記載の方法。 (8)前記NOTIFY CLOCKコマンドの前記オフセット時間
がTM−TSであり、TMが前記データ通信制御装置の
前記ホップ・クロックが時を刻む時刻であり、TSが前
記無線制御装置の前記ホップ・クロックが時を刻む時刻
であり、前記ステップ3が、TM−TSの複数の連続測
定を実行し、前記連続測定の平均値を選択するステップ
を含む、前記(7)記載の方法。 (9)前記データ通信制御装置が主及び副ホップ・テー
ブルを含み、前記遠隔無線ユニットが主及び副ホップ・
テーブルを含む、前記(4)記載の方法。 (10)前記ステップ1Aが、前記少なくとも1つの無
線ユニットの前記無線制御装置の前記主及び副ホップ・
テーブルを生成または更新するためのSET PRIMARY/SECO
NDARY HOP TABLE ENTRYコマンドを、前記データ通信制
御装置から前記無線制御装置に送信するステップを含
み、前記SET PRIMARY/SE「CONDARY HOP TABLE ENTRYコ
マンドが、前記データ通信制御装置の前記ホップ・テー
ブルにおける正しいホップの指標番号を指定するENTRY
NUMBERを含み、前記ステップ2Aが、前記無線制御装置
の前記主及び副ホップ・テーブルの前記長さフィールド
をセットするためのSET PRIMARY/SECONDARY HOP TABLE
LENGTHコマンドを、前記データ通信制御装置から前記無
線制御装置に送信するステップを含む、前記(9)記載
の方法。 (11)前記ステップ3Aが、前記無線制御装置の前記
ホップ・テーブルが正しいかどうかをチェックするため
のVALIDATE PRIMARY/SECONDARY HOP TABLEコマンドを、
前記データ通信制御装置から前記無線制御装置に送信す
るステップを含む、前記(10)記載の方法。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるホップ・クロックを同期するため
のコマンド・セットを使用するデータ処理システムのブ
ロック図である。
【図2】スロー周波数ホッピング・システムによる、5
連続ホッピング間隔の間の無線搬送波周波数の使用の特
定のインスタンスを表す図である。
【図3】無線制御装置が無線搬送波周波数を自律的に変
更するデータ構造を表す表である。
【図4】無線制御装置におけるホップ・テーブル解釈の
流れ図である。
【図5】主ホップ・テーブルの生成プロシージャの流れ
図である。
【図6】ホップ・クロックを同期するためのタイミング
の詳細図である。
【図7】ホップ・クロックを同期するためのタイミング
の詳細図である。
【図8】マスタ・ステーションとスレーブ・ステーショ
ンとの間の関係を表すブロック図である。
【符号の説明】
1 データ処理システム 2、4 インタフェース 3 データ通信制御装置 5 無線機 10 無線制御装置 11 無線送受信機 20 ホップ・テーブル 21 ホップ・テーブル・エントリ 22 長さ 38 ループバック 101、111 主ホップ・テーブル 102、112 副ホップ・テーブル 110 ホップ・クロック 120 マスタ・ステーション 130 スレーブ・ステーション
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 アーネスト・アンチューンズ ブラジル、シィ・イー・ピィ 13020− 110、サンパウロ、カンピナス、ボタフォ ゴ、456アプト124、ラウ・アントニオ・ア ルバレス・ロボ (番地なし) (72)発明者 デビッド・フレデリック・バンツ アメリカ合衆国10514、ニューヨーク州チ ャパクア、リッジウッド・テラス 65 (72)発明者 フレデリック・ジャカース・バウコット フランス06640、ラトアラキュー・セント −ジャネット、チェム・デュ・バロン 299 (72)発明者 エリアン・ダル・ベロ ブラジル、シィ・イー・ピィ 13093− 220、サンパウロ、カンピナス、ジャーデ ム・フラムボヤント(番地なし) (72)発明者 マルセロ・フェラズ ブラジル、サンパウロ、カンピナス、ル ア・エラスモ・ブラガ 443 (72)発明者 フランコイス・レマウト フランス06200、ニース、アベニュー・ デ・ラ・ラターネ 201 (72)発明者 ベルナルド・ダ・シルバ・アラウジョ・タ バリス ブラジル09500、サンパウロ、サオ・カタ ノ・ド・サル、ルア・ネストル・モレイラ 120

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ホップ・クロックと、搬送波周波数デー
    タ、持続期間データ及び長さデータを組込むホップ・テ
    ーブルとを有するデータ通信制御装置と、インタフェー
    スにより前記データ通信制御装置に接続される少なくと
    も1つの遠隔無線ユニットとを含むタイプの低周波数ホ
    ッピング無線通信システムにおいて、前記少なくとも1
    つの遠隔無線ユニットが、ホップ・クロックと、搬送波
    周波数データ、持続期間データ及び長さデータを組込む
    ホップ・テーブルとを有する無線制御装置手段、送信機
    手段及び受信機手段を含むものにおいて、 前記データ通信制御装置と前記少なくとも1つの無線制
    御装置の前記ホップ・クロックを同期するための方法で
    あって、 ステップ1:前記無線制御装置の前記ホップ・テーブル
    が前記データ通信制御装置の前記ホップ・テーブルと同
    一となるように、前記無線制御装置の前記ホップ・テー
    ブルを変更するためのコマンドを、前記データ通信制御
    装置から前記無線制御装置に送信するステップと、 ステップ2:前記無線制御装置が無線の搬送波周波数を
    指定ホップ・テーブル・エントリの搬送波周波数にセッ
    トし、前記無線制御装置の前記ホップ・クロックを開始
    するためのSTART HOP CLOCKコマンドを、前記データ通
    信制御装置から前記無線制御装置に送信するステップ
    と、 ステップ3:前記無線制御装置の現ホップ・テーブル・
    エントリにより決定されたホップ持続期間が、前記デー
    タ通信制御装置の前記ホップ・クロックに正確に一致す
    るように変更するためのMODIFY HOP CLOCKコマンドを、
    前記データ通信制御装置から前記無線制御装置に送信す
    るステップと、 ステップ4:前記無線制御装置が、前記データ通信制御
    装置の前記ホップ・クロックと、前記無線制御装置の前
    記ホップ・クロックとの間の同期の差を示す情報信号
    を、前記データ通信制御装置に提供するためのNOTIFY H
    OP信号を、前記データ通信制御装置から前記無線制御装
    置に送信するステップと、 を含む、前記方法。
  2. 【請求項2】前記ステップ1が、 ステップ1A:前記少なくとも1つの無線ユニットの前
    記無線制御装置の前記ホップ・テーブルを生成または更
    新するためのSET HOP TABLE ENTRYコマンドを、前記デ
    ータ通信制御装置から前記無線制御装置に送信するステ
    ップであって、前記HOP TABLE ENTRYコマンドが、前記
    データ通信制御装置の前記ホップ・テーブルにおける正
    しいホップの指標番号を指定するENTRY NUMBERを含み、 ステップ2A:前記無線制御装置の前記ホップ・テーブ
    ルの前記長さフィールドをセットするためのSET HOP TA
    BLE LENGTHコマンドを、前記データ通信制御装置から前
    記無線制御装置に送信するステップと、 を含む、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記ステップ1が、 ステップ3A:前記無線制御装置の前記ホップ・テーブ
    ルが正しいかどうかをチェックするためのVALIDATE HOP
    TABLEコマンドを、前記データ通信制御装置から前記無
    線制御装置に送信するステップ、 を含む、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】前記ステップ2が、前記データ通信制御装
    置が前記START HOP CLOCKコマンドの送信に先立ち、前
    記無線制御装置が該無線制御装置におけるコマンド実行
    遅延を補正するためのタイミング・パラメータを前記デ
    ータ通信制御装置に送信するためのREAD TIMINGSコマン
    ドを、前記無線制御装置に送信するステップを含む、請
    求項1記載の方法。
  5. 【請求項5】前記ステップ2が、前記無線制御装置の前
    記ホップ・クロックを停止するためのSTOP HOP CLOCKコ
    マンドを送信するステップを含む、請求項4記載の方
    法。
  6. 【請求項6】前記ステップ3が、前記MODIFY HOP CLOCK
    コマンドの送信後に、前記無線制御装置が前記データ通
    信制御装置の前記ホップ信号の残りの期間を返却するた
    めのNOTIFY CLOCKコマンドを送信するステップを含む、
    請求項4記載の方法。
  7. 【請求項7】前記ステップ3が、NOTIFY CLOCKコマンド
    の通知時刻をオフセットするためのNOTIFY HOPコマンド
    及びSET NOTIFY HOP ADVANCEコマンドを送信するステッ
    プを含む、請求項4記載の方法。
  8. 【請求項8】前記NOTIFY CLOCKコマンドの前記オフセッ
    ト時間がTM−TSであり、TMが前記データ通信制御
    装置の前記ホップ・クロックが時を刻む時刻であり、T
    Sが前記無線制御装置の前記ホップ・クロックが時を刻
    む時刻であり、前記ステップ3が、TM−TSの複数の
    連続測定を実行し、前記連続測定の平均値を選択するス
    テップを含む、請求項7記載の方法。
  9. 【請求項9】前記データ通信制御装置が主及び副ホップ
    ・テーブルを含み、前記遠隔無線ユニットが主及び副ホ
    ップ・テーブルを含む、請求項4記載の方法。
  10. 【請求項10】前記ステップ1Aが、前記少なくとも1
    つの無線ユニットの前記無線制御装置の前記主及び副ホ
    ップ・テーブルを生成または更新するためのSET PRIMAR
    Y/SECONDARY HOP TABLE ENTRYコマンドを、前記データ
    通信制御装置から前記無線制御装置に送信するステップ
    を含み、前記SET PRIMARY/SE「CONDARY HOP TABLE ENTR
    Yコマンドが、前記データ通信制御装置の前記ホップ・
    テーブルにおける正しいホップの指標番号を指定するEN
    TRY NUMBERを含み、 前記ステップ2Aが、前記無線制御装置の前記主及び副
    ホップ・テーブルの前記長さフィールドをセットするた
    めのSET PRIMARY/SECONDARY HOP TABLE LENGTHコマンド
    を、前記データ通信制御装置から前記無線制御装置に送
    信するステップを含む、 請求項9記載の方法。
  11. 【請求項11】前記ステップ3Aが、前記無線制御装置
    の前記ホップ・テーブルが正しいかどうかをチェックす
    るためのVALIDATE PRIMARY/SECONDARY HOP TABLEコマン
    ドを、前記データ通信制御装置から前記無線制御装置に
    送信するステップを含む、請求項10記載の方法。
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