JPH09279803A - 透明型欄干に付属するフェンス体 - Google Patents

透明型欄干に付属するフェンス体

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JPH09279803A
JPH09279803A JP12214096A JP12214096A JPH09279803A JP H09279803 A JPH09279803 A JP H09279803A JP 12214096 A JP12214096 A JP 12214096A JP 12214096 A JP12214096 A JP 12214096A JP H09279803 A JPH09279803 A JP H09279803A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balustrade
support tool
transparent
fences
fence
Prior art date
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Pending
Application number
JP12214096A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kaneko
義昭 金子
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissin Co Ltd
Original Assignee
Nissin Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissin Co Ltd filed Critical Nissin Co Ltd
Priority to JP12214096A priority Critical patent/JPH09279803A/ja
Publication of JPH09279803A publication Critical patent/JPH09279803A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Steps, Ramps, And Handrails (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明は、透明型欄干の外側に追加的に設ける
フェンス体の取付けを容易とし、その製造及び作業コス
トが安価な構成を提供するものである。 【解決手段】本発明は、路面から一定高さに直立して設
けられた透明型欄干の外側にあって、この透明型欄干の
欄干板より一段高い位置まで並設されるフェンス体を設
けたものにおいて、前記欄干板の継目を貫通して支持さ
れ、その外側に延設された支持具を設け、この支持具
に、この欄干板より一段高い位置まで延設されたフェン
ス体を固設したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建屋の通路やエス
カレーター等の透明型欄干の外側に、人体の落下を防止
するフェンス体を追加して設ける構造体の構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、透明型欄干の外側に、フェンス状
の構造物を配置する例としては、特開昭58−1721
85号公報、あるいは意匠登録801133号が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例は、いずれ
もエスカレーターの例であるが、公知例の前者は、デザ
イン的表現体としてのフェンス体に関するものである。
公知例の後者は、エスカレーターから外側に乗客が転落
しないように配慮したもので、この点は本発明と同じ技
術範囲に属するが、このフェンス体の取付構造がエスカ
レーターの本体枠に支持され、その欄干基部の低い位置
から立設される構造であるために、エスカレーター完成
後の追加に足場工事を要し、取付けが困難であること、
フェンス板が大型サイズとなって、強度保持及び経済面
で問題があり、安全上有効と認められる設備の普及を阻
外していた。
【0004】本発明の目的は、透明型欄干の外側に追加
的に設けるフェンス体の取付けを容易とし、製造及び作
業コストが易い透明型欄干に付属するフェンス体を提供
することにある。
【0005】
【題記を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、路面から一定高さに直立して設けられた透
明型欄干の外側にあって、この透明型欄干の欄干板より
一段高い位置まで並設されるフェンス体を設けたものに
おいて、前記欄干板の継目を貫通して支持され、その外
側に延設された支持具を設け、この支持具に、この欄干
板より一段高い位置まで延設されたフェンス体を固設し
たものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1、図2及び図3に沿って説明する。建築物の通路を例
とした図1において、人が往来する路面1の縁部2に固
設されて直立し、階下への人の落下を防止する透明型欄
干3が、路面1から高さ1〜1.5m程度の高さで、横
幅1〜2mおきに継目3Aを空けて連続的に配設されて
いる。そして、この透明型欄干3を構成する欄干板3a
(ガラスパネル等)とは間隔を空けて外側に並設され、
かつその高さ寸法の半分程度の位置には、継目3Aを貫
通して支持される支持具4等に装着された透明材料等の
フェンス体5が適当な間隔を空けて配設されている。こ
こで、欄干板3aと支持具4等の取付け例を説明すれ
ば、図2に示すように欄干板3aの内側(通路側)に
は、平板状の支持部4aと継目3Λを貫通する固定部4
bを有する略T字形の支持具4A、この支持具4Aが欄
干板3aに直接触れるのを防ぐ保護用のパッキン5を有
し、さらに欄干板3aの外側(反通路側)には、硬質材
等のパッキン6、圧着ボルト7、固定ボルト8を付属品
とする支持具4Bが設けられていて、これの縦溝状の開
口部4Cには前記固定部4bが嵌入される構成となって
いる。そして、取付作業時に支持具4A、4B等の所定
高さを位置決めし、欄干板3aにパッキン5、支持具4
A、パッキンb、支持具4Bが密着するように強く押し
付け、この状態で固定ボルト8を締め付ける。次に、圧
着ボルト7を支持具4Bのねじ穴(図示省略)にねじ込
むと締め付けの反力(矢印P1)が生じ、この反力分
(矢印P2)の力が支持具4Aと4Bによる欄干板3a
への挟圧力となって、必要な取付け強度が得られる仕組
みである。さらに、欄干板3aに固定された支持具4B
は、図1に示したように欄干板3aから間隔lを空けて
設けられるフェンス体5の取付部4BBを有しているほ
か、この取付部4BBには図3に示したような装着溝4
BBを備えていて、この溝にフェンス体5の両端部を上
側から挿入して人体落下防止用としての壁面を形成する
ものである。ここで、上記各々構成物の寸法について説
明すれば、欄干板3aは厚板のt1=10mm程度、こ
れの内側に突出する厚さはt2=1〜3mm程度、継目
3Aは間隔K=3mm程度、外側への間隔はl=100
mm以上、高さの差はh=100mm以上、支持具4B
の高さ寸法j=数cm以上(場合によっては、縁部2に
近い所まで延長してもよい)、フェンス体5の板厚t3
=数mmといずれも取付けに必要な間隔や安全面で必要
な寸法が選定されている。以上の構成では、フェンス体
5の取付けが欄干板3aの内側で実施できて、取付作業
のための足場工事が不要となることや従来のように低い
位置からフェンス体5を立設するものに比べて、その高
さ寸法が大幅に短縮され、重量面、経済面でも効果が大
きいと言える。
【0007】なお、欄干板3aに対するフェンス体5の
固定構造は、例示の支持具4A等の構成に限らず、例え
ば支持具4Bと欄干板3aとの間にくさび体を用いて、
その斜面効果が発する力で締結する構成や、支持具を直
接欄干板3aの間隔K部を利用して接着する方法であれ
ば、本発明の範囲に属する。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、透
明型欄干に追加的に設けるフェンス体の取付けが容易と
なり、かつその製造、取付け作業とも経済的に実施でき
る効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による透明型欄干に付属するフェンス体
の斜視断面図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図。
【符号の説明】
1…路面、3…透明型欄干、3a…欄干板、3A…継
目、4,4A,4B…支持具、5…フェンス体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】路面から一定高さに直立して設けられた透
    明型欄干の外側にあって、この透明型欄干の欄干板より
    一段高い位置まで並設されるフェンス体を設けたものに
    おいて、前記欄干板の継目を貫通して支持され、その外
    側に一定間隔を置いて延設された支持具を設け、この支
    持具に、この欄干板より一段高い位置まで延設されたフ
    ェンス体を固設したことを特徴とする透明型欄干に付属
    するフェンス体。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記フェンス体の取付
    強度は前記透明型欄干で保持される構成であることを特
    徴とする透明型欄干に付属するフェンス体。
JP12214096A 1996-04-09 1996-04-09 透明型欄干に付属するフェンス体 Pending JPH09279803A (ja)

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JP12214096A JPH09279803A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 透明型欄干に付属するフェンス体

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JP12214096A JPH09279803A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 透明型欄干に付属するフェンス体

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JPH09279803A true JPH09279803A (ja) 1997-10-28

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ID=14828610

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JP12214096A Pending JPH09279803A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 透明型欄干に付属するフェンス体

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JP (1) JPH09279803A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021001049A (ja) * 2019-06-21 2021-01-07 株式会社日立製作所 乗客コンベアのフェンス、乗客コンベア、乗客コンベアのフェンスの設置方法
JP2021031242A (ja) * 2019-08-26 2021-03-01 株式会社日立製作所 乗客コンベアのフェンス、乗客コンベア及びフェンスの設置方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021001049A (ja) * 2019-06-21 2021-01-07 株式会社日立製作所 乗客コンベアのフェンス、乗客コンベア、乗客コンベアのフェンスの設置方法
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