JPH09317260A - 透明型欄干に付属するフェンス体 - Google Patents
透明型欄干に付属するフェンス体Info
- Publication number
- JPH09317260A JPH09317260A JP17156196A JP17156196A JPH09317260A JP H09317260 A JPH09317260 A JP H09317260A JP 17156196 A JP17156196 A JP 17156196A JP 17156196 A JP17156196 A JP 17156196A JP H09317260 A JPH09317260 A JP H09317260A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balustrade
- transparent
- plate
- parapet
- fence
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Fencing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】本発明は、透明型欄干の外側に追加的に設ける
フェンス体の取付けを容易とし、全体コストが安いもの
を提供する。 【解決手段】本発明は、路面から一定高さに直立して設
けられた透明型欄干の外側に一定間隔を置いて設けら
れ、この透明型欄干の欄干板の上端より一段高い位置ま
で並設されるフェンス体を設けたものにおいて、前記フ
ェンス体を前記欄干板の側面部と密着する下辺部と前記
欄干板の高さ方向のある位置から前記欄干板より外側に
一定間隔を置いて直立する垂面部と前記下辺部と垂面部
をつなぐ底面部の略Z字状の板体で構成したものであ
る。
フェンス体の取付けを容易とし、全体コストが安いもの
を提供する。 【解決手段】本発明は、路面から一定高さに直立して設
けられた透明型欄干の外側に一定間隔を置いて設けら
れ、この透明型欄干の欄干板の上端より一段高い位置ま
で並設されるフェンス体を設けたものにおいて、前記フ
ェンス体を前記欄干板の側面部と密着する下辺部と前記
欄干板の高さ方向のある位置から前記欄干板より外側に
一定間隔を置いて直立する垂面部と前記下辺部と垂面部
をつなぐ底面部の略Z字状の板体で構成したものであ
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建屋の通路やエス
カレーター等の透明型欄干の外側に、その路面から人体
が落下するのを防止するフェンス体を追加的に設ける構
造体の構成に関する。
カレーター等の透明型欄干の外側に、その路面から人体
が落下するのを防止するフェンス体を追加的に設ける構
造体の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、透明型欄干の外側に、フェンス状
の構造物を配置する例としては、特開昭58−1721
85号公報、あるいは意匠登録801133号が知られ
ている。
の構造物を配置する例としては、特開昭58−1721
85号公報、あるいは意匠登録801133号が知られ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例は、いずれ
もエスカレーターの例であるが、公知例の前者は、デザ
イン的表現体としてのフェンス体に関するものである。
一方、公知例の後者は、エスカレーターから外側に乗客
が転落しないように配慮したもので、この点は本発明と
同じ技術範囲に属するが、このフェンス体の取付構造が
エスカレーターの本体枠に支持され、その欄干基部の低
い位置から立設される構造であるために、エスカレータ
ー完成後の追加に足場工事を要すること、高所作業とな
って取付けが困難であることなど経済的にも問題がある
ことから、安全上有効と認められる設備の普及を阻外し
ていた。
もエスカレーターの例であるが、公知例の前者は、デザ
イン的表現体としてのフェンス体に関するものである。
一方、公知例の後者は、エスカレーターから外側に乗客
が転落しないように配慮したもので、この点は本発明と
同じ技術範囲に属するが、このフェンス体の取付構造が
エスカレーターの本体枠に支持され、その欄干基部の低
い位置から立設される構造であるために、エスカレータ
ー完成後の追加に足場工事を要すること、高所作業とな
って取付けが困難であることなど経済的にも問題がある
ことから、安全上有効と認められる設備の普及を阻外し
ていた。
【0004】本発明の目的は、透明型欄干の外側に追加
的に設けるフェンス体の取付け作業を容易とし、全体コ
ストも安い透明型欄干に付属するフェンス体の構成を提
供することにある。
的に設けるフェンス体の取付け作業を容易とし、全体コ
ストも安い透明型欄干に付属するフェンス体の構成を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、通路やステップの路面から一定高さに直立
して設けられた透明型欄干の外側に一定間隔を置いて設
けられ、この透明型欄干の欄干板の上端より一段高い位
置まで並設されるフェンス体を設けたものにおいて、前
記フェンス体を前記欄干板の側面部と密着する下辺部と
前記欄干板の高さ方向のある位置から前記欄干板より外
側に一定間隔を置いて直立する垂面部と前記下辺部と垂
面部をつなぐ底面部の略Z字状の板体としたものであ
る。
に本発明は、通路やステップの路面から一定高さに直立
して設けられた透明型欄干の外側に一定間隔を置いて設
けられ、この透明型欄干の欄干板の上端より一段高い位
置まで並設されるフェンス体を設けたものにおいて、前
記フェンス体を前記欄干板の側面部と密着する下辺部と
前記欄干板の高さ方向のある位置から前記欄干板より外
側に一定間隔を置いて直立する垂面部と前記下辺部と垂
面部をつなぐ底面部の略Z字状の板体としたものであ
る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1により説明する。エスカレーターを対象例とした図に
おいて、乗客が通行するステップの路面1の両側の本体
枠2部分に固設されて直立し、階下への乗客の落下を防
止する透明型欄干3がステップの路面1の上面から80
0〜1,000mmの高さで長手方向の全域に配設され
ている。そして、この透明型欄干3を構成する欄干板3
a(ガラスパネル等)とは間隔wを置いて透明材料であ
るガラス板やアクリル樹脂板製のフェンス体4が欄干板
3aに沿い、この欄干板3aより一段高い位置まで並設
されている。ここで、フェンス体4は、欄干板3aの下
側の側面と密着して圧着固定される下辺部4Aと、欄干
板3aの全高方向のある位置(図示の例は高さ方向の約
半分)から欄干板3aより間隔wを置いて直立する垂面
部4Bと、この下辺部4Aと垂面部4Bをつなぐ底面部
4Cの略Z字状の板体で構成されている。また、フェン
ス体4の下辺部4Aは、欄干板3aと共に欄干基部の構
造体の中で圧着されるものであり、この透明型欄干3を
組立てる際に、ステップの路面1側において最初にフェ
ンス体を立て、次に欄干板3aを密着させる形で立て、
その後圧着固定して所望の強度を得る仕組みである。な
お、底面部4Cの位置は、欄干のランプ3bより高さh
だけ下方にあって、間隔Wと高さhで形成されるスペー
スXがランプ3bの寿命時の交換作業スペースとして活
用される。以上の構成においては、フェンス体4の取付
けが路面1側において欄干板3aと同時作業で進めるこ
とができるので、特別な足場工事が不要で、かつ、フェ
ンス体4を支える支柱も不要となり、作業効率が良くコ
ストも安いものとなる。さらに、底面部4Cの存在は、
乗客が手離した落下物の受け止めにも効果的で安全性の
向上に寄与できる。
1により説明する。エスカレーターを対象例とした図に
おいて、乗客が通行するステップの路面1の両側の本体
枠2部分に固設されて直立し、階下への乗客の落下を防
止する透明型欄干3がステップの路面1の上面から80
0〜1,000mmの高さで長手方向の全域に配設され
ている。そして、この透明型欄干3を構成する欄干板3
a(ガラスパネル等)とは間隔wを置いて透明材料であ
るガラス板やアクリル樹脂板製のフェンス体4が欄干板
3aに沿い、この欄干板3aより一段高い位置まで並設
されている。ここで、フェンス体4は、欄干板3aの下
側の側面と密着して圧着固定される下辺部4Aと、欄干
板3aの全高方向のある位置(図示の例は高さ方向の約
半分)から欄干板3aより間隔wを置いて直立する垂面
部4Bと、この下辺部4Aと垂面部4Bをつなぐ底面部
4Cの略Z字状の板体で構成されている。また、フェン
ス体4の下辺部4Aは、欄干板3aと共に欄干基部の構
造体の中で圧着されるものであり、この透明型欄干3を
組立てる際に、ステップの路面1側において最初にフェ
ンス体を立て、次に欄干板3aを密着させる形で立て、
その後圧着固定して所望の強度を得る仕組みである。な
お、底面部4Cの位置は、欄干のランプ3bより高さh
だけ下方にあって、間隔Wと高さhで形成されるスペー
スXがランプ3bの寿命時の交換作業スペースとして活
用される。以上の構成においては、フェンス体4の取付
けが路面1側において欄干板3aと同時作業で進めるこ
とができるので、特別な足場工事が不要で、かつ、フェ
ンス体4を支える支柱も不要となり、作業効率が良くコ
ストも安いものとなる。さらに、底面部4Cの存在は、
乗客が手離した落下物の受け止めにも効果的で安全性の
向上に寄与できる。
【0007】なお、フェンス体4の形状や取付構造は例
示のものに限定されるものではなく、特に垂面部4Bの
上端を曲面状やく字形にして透明型欄干3より外側へ離
れるようにした形状でもよく、また、底面部4Cを斜面
としたものでも本発明の範囲に属する。さらに、本発明
の構成は例示のエスカレーターに限らず建築物の通路用
透明型欄干にもそのまま適用できる。
示のものに限定されるものではなく、特に垂面部4Bの
上端を曲面状やく字形にして透明型欄干3より外側へ離
れるようにした形状でもよく、また、底面部4Cを斜面
としたものでも本発明の範囲に属する。さらに、本発明
の構成は例示のエスカレーターに限らず建築物の通路用
透明型欄干にもそのまま適用できる。
【0008】
【発明の効果】以上説明した本発明によれば、透明型欄
干に追加的に設けるフェンス体の取付けが容易となり、
全体コストも安いものとなる効果がある。
干に追加的に設けるフェンス体の取付けが容易となり、
全体コストも安いものとなる効果がある。
【図1】本発明による透明型欄干に付属するフェンス体
の斜視断面図。
の斜視断面図。
1…路面、3…透明型欄干、3a…欄干板、3b…ラン
プ、4…フェンス体、4A…下辺部、4B…垂面部、4
C…底面部
プ、4…フェンス体、4A…下辺部、4B…垂面部、4
C…底面部
Claims (1)
- 【請求項1】路面から一定高さに直立して設けられた透
明型欄干の外側に一定間隔を置いて設けられ、この透明
型欄干の欄干板の上端より一段高い位置まで並設される
フェンス体を設けたものにおいて、前記フェンス体を前
記欄干板の側面部と密着する下辺部と前記欄干板の高さ
方向のある位置から前記欄干板より外側に一定間隔を置
いて直立する垂面部と前記下辺部と垂面部をつなぐ底面
部の略Z字状の板体としたことを特徴とする透明型欄干
に付属するフェンス体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17156196A JPH09317260A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 透明型欄干に付属するフェンス体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17156196A JPH09317260A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 透明型欄干に付属するフェンス体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09317260A true JPH09317260A (ja) | 1997-12-09 |
Family
ID=15925427
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17156196A Pending JPH09317260A (ja) | 1996-05-27 | 1996-05-27 | 透明型欄干に付属するフェンス体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09317260A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112429619A (zh) * | 2019-08-26 | 2021-03-02 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送带的护栏、乘客传送带和护栏的设置方法 |
-
1996
- 1996-05-27 JP JP17156196A patent/JPH09317260A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112429619A (zh) * | 2019-08-26 | 2021-03-02 | 株式会社日立制作所 | 乘客传送带的护栏、乘客传送带和护栏的设置方法 |
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