JPH09279129A - 防曇剤 - Google Patents

防曇剤

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JPH09279129A
JPH09279129A JP11557696A JP11557696A JPH09279129A JP H09279129 A JPH09279129 A JP H09279129A JP 11557696 A JP11557696 A JP 11557696A JP 11557696 A JP11557696 A JP 11557696A JP H09279129 A JPH09279129 A JP H09279129A
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JP
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acid ester
fatty acid
antifogging
condensed
polyhydric alcohol
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JP11557696A
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Yoshinori Obayashi
美紀 大林
Yoshinobu Mizutani
良信 水谷
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Taiyo Kagaku KK
Original Assignee
Taiyo Kagaku KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 合成樹脂、ガラス、鏡などに代表される疎水
性物質に、熱安定性に優れた防曇剤を提供することを目
的とする。 【解決手段】 多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エ
ステルを含有することを特徴とする防曇剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、合成樹脂、ガラ
ス、鏡などに代表される疎水性物質に防曇性を付与する
ために用いられる防曇剤であり、従来の防曇剤よりも熱
安定性に優れ、高温下での防曇持続性に優れた防曇剤に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、合成樹脂、ガラスおよび鏡な
どに代表される疎水性物質が、周囲の温度や湿度の変化
により、表面に微細な水滴をつけ、曇りを生じることが
知られている。曇りはガラスや鏡などでは本来の用途に
支障をきたすこととなり、合成樹脂では、例えば食品容
器などでは曇りにより内容物が見えなくなり、商品価値
を減じるばかりでなく、結露した水滴が収納食品に付着
することにより変質を促進してしまうという問題が生じ
る。上記の問題点を改良するために、疎水性物質に親水
性を付与すべくソルビタンエステル、シュガーエステ
ル、グリセリン脂肪酸エステルなどの界面活性剤を配合
する方法が知られている。(特公昭48−31748
号、特公昭54−55044号、特公昭63−1727
69号公報等)。しかしながら、これらの界面活性剤は
熱に対する安定性が低いことが問題となっている。例え
ば合成樹脂では、防曇処理を施した後、さらに加熱して
目的の形状に成形されることが通常行われており、この
ような二次加工時の熱や、または成型品が蒸気の発生下
で使用される場合には効果が半減してしまい、防曇効果
の持続性がなくなるという問題点があり、満足できるも
のではなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、合成樹脂、
ガラス、鏡などに代表される疎水性物質に防曇性を付与
する防曇剤に関するものであり、さらに詳しくは、熱安
定性に優れ、高温時の防曇持続性に優れる防曇剤を提供
することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、多価アルコー
ル縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルを含有することを特徴
とする防曇剤であり上記課題を効果的に解決できること
を見い出したものである。即ち、多価アルコール縮合ヒ
ドロキシ脂肪酸エステルを含有することを特徴とし、熱
安定性に優れ、高温時の防曇持続性に優れる防曇剤を提
供する。
【0005】
【発明の実施の形態】
(1)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル 本発明における多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エ
ステルとは、多価アルコールと縮合ヒドロキシ脂肪酸と
を反応して得られるエステルである。ここで用いられる
多価アルコールを具体的に示すと、例えば、ペンタエリ
スリトール、グリセリンなどのアルカンポリオール、シ
ョ糖などの糖類、ソルビトール、マンニトールなどの糖
アルコールに代表される糖誘導体、ジグリセリン、トリ
グリセリン、テトラグリセリン、ペンタグリセリン、ヘ
キサグリセリン、デカグリセリンなどのポリグリセリ
ン、およびジペンタエリスリトール、トリペンタエリス
リトールに代表されるポリアルカンポリオールなどが挙
げられ、これらの1種又は2種以上の混合物として利用
される。多価アルコールの中では、ペンタエリスリトー
ル、グリセリン、ポリグリセリンなどが好ましく、その
中でも特に好ましくはポリグリセリンである。ポリグリ
セリンの中では、重合度2〜10のポリグリセリンが好
ましく、特に好ましくは重合度5〜10のポリグリセリ
ンである。
【0006】本発明に使用される多価アルコール縮合ヒ
ドロキシ脂肪酸エステルのもう一方の原料として用いら
れる縮合ヒドロキシ脂肪酸とは、ヒドロキシ脂肪酸の脱
水縮合体であり、その縮合度は2以上が好ましく、特に
好ましくは縮合度2〜6であり、縮合度が異なるものを
1種又は2種以上の混合物として使用することもでき
る。本発明でいうところの縮合度とは下記の(1)式で
求められる。 (縮合度)=(脂肪酸の酸価)/(縮合後の脂肪酸の酸価) (1) ここで酸価とは脂肪酸を中和するのに必要な水酸化カリ
ウム(化学式はKOHであり、分子量は56.11)の
ミリグラム数をいい、下記の(2)式で求められる。 (酸価)=[KOH]/[脂肪酸]×1000 (2) ここで、[KOH]:水酸化カリウムの分子量(=5
6.11) [脂肪酸]:脂肪酸の分子量 また、脂肪酸が複数の混合物である場合、脂肪酸の分子
量は、各脂肪酸の混合割合から計算された平均分子量で
ある。例えば、12−ヒドロキシステアリン酸(分子量
=298)50重量%、リシノレイン酸(分子量=30
0)30重量%、ステアリン酸(分子量=284)20
重量%からなる混合脂肪酸の平均分子量は295.8で
ある。縮合ヒドロキシ脂肪酸の酸価は好ましくは10〜
100の範囲であり、更に好ましくは20〜50の範囲
である。
【0007】上記ヒドロキシ脂肪酸とは、分子内に1個
以上の水酸基を有する脂肪酸であり、例示すると、リシ
ノレイン酸、12−ヒドロキシステアリン酸、サビニン
酸、2−ヒドロキシテトラデカン酸、イプロール酸、2
−ヒドロキシヘキサデカン酸、ヤラピノール酸、ユリペ
リン酸、アンブレットール酸、アリューリット酸、2−
ヒドロキシオクタデカン酸、18−ヒドロキシオクタデ
カン酸、9,10−ジヒドロキシオクタデカン酸、カム
ロレン酸、フェロン酸、セレブロン酸などが挙げられ、
これらの1種または2種以上の混合物として利用され
る。ヒドロキシ脂肪酸の中では炭素数8〜22のものが
好ましく、より好ましくは炭素数12〜20である。そ
の中で特に好ましくはリシノレイン酸、12−ヒドロキ
システアリン酸であり、より好ましくはリシノレイン酸
である。上記多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エス
テルの好ましいHLB(Hydorophile Li
pophile Balance)は6〜19であり、
特に好ましくは10〜19である。ここでHLBとは、
1分子中における水酸基(親水性)と脂肪酸残基(疎水
性)との組成のバランスにより決定されるものである。
【0008】上記原料を用いて合成された多価アルコー
ル縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルを例示すると、ポリグ
リセリン縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル、ペンタエリス
リトール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル、ジペンタエリ
スリトール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル、トリペンタ
エリスリトール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル、しょ糖
縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル、ソルビトール縮合ヒド
ロキシ脂肪酸エステル、マンニトール縮合ヒドロキシ脂
肪酸エステルなどが挙げられ、中でもポリグリセリン縮
合ヒドロキシ脂肪酸エステルが好ましく、これを例示す
るとジグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、テトラ
グリセリン縮合リシノレイン酸エステル、ペンタグリセ
リン縮合リシノレイン酸エステル、ヘキサグリセリン縮
合リシノレイン酸エステル、オクタグリセリン縮合リシ
ノレイン酸エステル、デカグリセリン縮合リシノレイン
酸エステル等を挙げることができる。上記多価アルコー
ル縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルの製造方法は特に限定
するものではないが、例えば、任意のヒドロキシ脂肪酸
あるいはその混合物を加熱下で縮合反応することにより
得られた縮合ヒドロキシ脂肪酸と多価アルコールを、苛
性ソーダなどの触媒を加えて加熱下でエステル化反応す
ることにより製造することができる。縮合反応、エステ
ル化反応ともに、常圧、減圧のどちらで行っても良く、
また、エステル化反応後、脱酸、脱触媒、脱色、脱臭な
どの精製を行っても良い。
【0009】本発明の組成物は、上記多価アルコール縮
合ヒドロキシ脂肪酸エステルを含有することを特徴とす
るが、多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル以
外の成分として、例えば、グリセリン脂肪酸エステル、
ポリグリセリン脂肪酸エステル、有機酸モノグリセライ
ド、ソルビタン脂肪酸エステル、シュガーエステル、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンアルキルアリルエーテル、ポリオキシエチレングリコ
ール脂肪酸エステル、エチレンオキサイドおよびプロピ
レンオキサイドのブロック共重合体、ポリオキシエチレ
ン脂肪酸ショ糖エステル、ポリオキシエチレンソルビタ
ン脂肪酸エステルなど非イオン界面活性剤を併用しても
良く、この中でもグリセリン脂肪酸エステル、ポリグリ
セリン脂肪酸エステル、有機酸モノグリセライド、シュ
ガーエステル、ソルビタン脂肪酸エステルが好ましく、
特に好ましくは有機酸モノグリセライドである。
【0010】ここでいう有機酸モノグリセライドとは有
機酸とグリセリン脂肪酸エステルのエステル化物であ
り、有機酸とは、例えば、クエン酸、酒石酸、コハク
酸、酢酸、乳酸、ジアセチル酒石酸、およびこれらの酸
無水物などであり、特に好ましくはクエン酸、および無
水クエン酸である。もう一つの原料であるグリセリン脂
肪酸エステルとはグリセリンと炭素数8〜22の脂肪酸
とのエステル化物であり、モノエステル、ジエステルが
好ましく、特に好ましくはモノエステルである。多価ア
ルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルと有機酸モノグ
リセライドの配合比率は、多価アルコール縮合ヒドロキ
シ脂肪酸エステルの含有量が全体量の10重量%以上が好
ましく、特に好ましくは全体量の30重量%以上である。
多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸の含有量が10重量
%よりも少ない場合は併用による向上効果が充分でな
い。その他、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性
剤、両性イオン界面活性剤を使用することもできる。
【0011】(2)疎水性物質 本発明の防曇剤組成物を使用する疎水性物質の例示とし
ては、合成樹脂、ガラス、鏡などがあげられ、この中で
も合成樹脂が好ましい。合成樹脂の例示としては、次の
ような樹脂があげられる。低密度ポリエチレン、高密度
ポリエチレン、直鎖状ポリエチレン、ポリプロピレン、
エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリブタジエン、ポリ
メチルペンテン−1、ポリブテン−1、およびこれらの
共重合体などを含むポリオレフィン系樹脂、塩化ビニ
ル、塩化ビニル共重合体、例えばエチレン−酢酸ビニル
共重合体、塩化ビニル−塩化ビリニデン共重合体、塩化
ビニル−エチレン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重
合体に塩化ビニルをグラフトした共重合体などを含む塩
化ビニル系樹脂、ポリスチレン、アクリロニトリル−ブ
タジエン−スチレン共重合体などのスチレン樹脂、アク
リル系樹脂、ポリカーボネート、ポリアミド、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポ
リフェニレンオキサイドやポリフェニレンサルファイド
などのエンジニアリングプラスチックなどの樹脂のほか
に、さらには各種ポリマーを1種以上ブレンドしたもの
も含まれる。これら合成樹脂の中では、低密度ポリエチ
レン、高密度ポリエチレン、直鎖状ポリエチレン、ポリ
プロピレン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチ
レンテレフタレート樹脂が好ましい。本発明の合成樹脂
は前記合成樹脂を基本としたものであるが、さらにその
他に一般に用いられている合成樹脂用各種添加剤、例え
ば可塑剤(DOP、DOA、ジイソノニルアジペート、
TCPなど)、安定剤、酸化防止剤、着色剤、紫外線吸
収剤、防かび剤などを配合することができる。
【0012】(3)添加方法 本発明の組成物の添加方法は特に限定されるものではな
いが、通常は本組成物を直接または溶媒に溶解させたも
のを表面に塗布して使用される。また、疎水性物質が合
成樹脂の場合は、直接練り込んで使用することも可能で
ある。例えば、本組成物を表面に塗布する場合は、本組
成物を液体に溶解調合して使用する。溶媒は有機溶剤、
水、アルコール類が好適であり、特に水が好ましく、例
えば水100gに本組成物を0.01g〜10g溶解し
て用いることができる。表面への塗布量は上記のように
調合された液体を固形分が0.01〜2g/m2 となる
ようにするのが好ましい。ここで、固形分とは液体に溶
解させた多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル
または、多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル
と他の界面活性剤との配合物のことを意味する。表面上
に残る固形分の量が0.01g/m2 以下であると、表
面の防曇性が低下し、2g/m2以上であると表面がべ
たついてしまい好ましくない。液体に溶解した組成物
は、はけぬり、噴霧、ロールコーター、グラビアロール
コーター、ナイフコーター、浸漬法などの方法により、
合成樹脂、ガラス、鏡などの表面に塗布され、ついで、
これを常温あるいは加熱して乾燥して溶媒を除去するこ
とにより、防曇被膜を得ることができる。また、合成樹
脂に練り混む場合、本組成物の合成樹脂に対する添加量
は特に限定されるものではないが、通常、合成樹脂10
0重量部に対して0.5〜5重量部である。添加量が
0.5重量部以下では防曇性が不十分であり、5重量部
以上では、合成樹脂の特性である透明性を失う恐れがあ
り、好ましくない。本発明の防曇剤は水に容易に溶解さ
せて使用することができるため無毒であり、特に食品包
装用フィルムやシートには好適である。
【0013】(4)防曇性 本発明における防曇剤は、特に限定されるものではない
が、高温下においても優れた効果の持続性を示す。例え
ば、合成樹脂に添加された後、二次加工成形にて100
℃以上に加熱された場合や、本発明における防曇剤を添
加した疎水性物質を60℃以上の雰囲気下にて使用した
場合にも防曇効果を減ずることがなく、長時間防曇効果
を発揮することが可能である。
【0014】
【実施例】以下実施例により本発明をさらに説明する
が、本発明はこれらに限定されるものではない。 製造例1 1リットルの四つ口フラスコにリシノレイン酸700g
(酸価188)を入れ、窒素気流下で210℃、45分
間反応し、縮合リシノレイン酸を得た(酸価95)。こ
の縮合リシノレイン酸510gとヘキサグリセリン19
0gを1リットルの四つ口フラスコに入れ、窒素気流下
で250℃で6時間反応してヘキサグリセリン縮合リシ
ノレイン酸エステルを得た。このもののHLBは10で
あった。
【0015】製造例2 1リットルの四つ口フラスコにリシノレイン酸700
(酸価188)gを入れ、窒素気流下で210℃、45
分間反応し、縮合リシノレイン酸を得た(酸価95)。
この縮合リシノレイン酸230gとヘキサグリセリン4
70gを1リットルの四つ口フラスコに入れ、窒素気流
下で250℃で6時間反応してヘキサグリセリン縮合リ
シノレイン酸エステルを得た。このもののHLBは14
であった。 製造例3 1リットルの四つ口フラスコにリシノレイン酸700g
(酸価188)を入れ、窒素気流下で210℃、45分
間反応し、縮合リシノレイン酸を得た(酸価95)。こ
の縮合リシノレイン酸140gとヘキサグリセリン56
0gを1リットルの四つ口フラスコに入れ、窒素気流下
で250℃で6時間反応してヘキサグリセリン縮合リシ
ノレイン酸エステルを得た。このもののHLBは16で
あった。
【0016】製造例4 1リットルの四つ口フラスコにグリセリン170gとス
テアリン酸530gを入れ、窒素気流下で250℃、9
0分間反応してステアリン酸とグリセリンのエステル化
物を得た。このエステル化物を分子蒸留により、モノグ
リセライド含量が92%のステアリン酸モノグリセライ
ドを得た。このステアリン酸モノグリセライド550g
と無水クエン酸150gを1リットルの四つ口フラスコ
に入れ、窒素気流下で180℃で200分間反応して、
クエン酸モノグリセライドを得た。本発明の実施例と比
較例における防曇試験は下記の通りである。
【0017】(防曇試験)500mlのビーカーに水3
00mlを入れ、恒温漕中でビーカー内の温度を80℃
に保持し、ビーカーの上面を防曇剤組成物を添加した樹
脂のシートで覆った。水蒸気がシートの表面に凝結する
状況を肉眼で観察した。 判定基準 ◎:フィルムの表面が均一に濡れ、曇りなし ○:一部に大きな水滴があるが、ほとんど曇りなし △:小さな水滴が目立ち、半分程度が曇っている ×:全面に微細な水滴があり、全体が曇っている 実施例1 ポリプロピレン樹脂100重量部に、製造例1のヘキサ
グリセリン縮合リシノレイン酸エステルを2重量部配合
し、単軸押出機(温度210℃)でペレット化した後、
乾燥した。このペレットをインフレーション成形機(ダ
イ温度230℃)で厚さ0.1mmのシートに成形し、
得られたフィルムを25℃、65%RHの恒温恒湿器に
24時間保存したものを試料とし、防曇試験を行った。
結果を表1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】実施例2〜6、比較例1〜4 表1に示した防曇剤を各々の配合量で用いた以外は実施
例1と同様の方法にて試料を作成し、防曇試験を行っ
た。結果を表1に示す。 実施例7 製造例1のヘキサグリセリン縮合リシノレイン酸エステ
ルを水に加温溶解させ、市販の低密度ポリエチレン樹脂
シート(厚さ0.1mm)の片面に固形分が0.05g
/m2 となるように水溶液を噴霧し、乾燥した。このシ
ートを試料として防曇試験を行った。結果を表2に示
す。
【0020】
【表2】
【0021】実施例8〜12、比較例5〜8 表2に示した防曇剤を各々の配合量で用いた以外は実施
例7と同様の方法にて試料を作成し、防曇試験を行っ
た。結果を表2に示す。 実施例13〜18、比較例9〜12 市販のポリプロピレンシートを用い、表2に示した防曇
剤を各々の配合量で用いた以外は実施例7と同様の方法
にて試料を作成し、防曇試験を行った。結果を表3に示
す。
【0022】
【表3】
【0023】実施例19〜24、比較例13〜16 市販のポリスチレンシートを用い、表2に示した防曇剤
を各々の配合量で用いた以外は実施例7と同様の方法に
て試料を作成し、防曇試験を行った。結果を表4に示
す。
【0024】
【表4】
【0025】実施例25〜31、比較例17〜20 市販の硬質塩ビシートを用い、表2に示した防曇剤を各
々の配合量で用いた以外は実施例7と同様の方法にて試
料を作成し、防曇試験を行った。結果を表5に示す。
【0026】
【表5】
【0027】実施例32〜38、比較例21〜24 市販のポリエチレンテレフタレートシートを用い、表2
に示した防曇剤を各々の配合量で用いた以外は実施例7
と同様の方法にて試料を作成し、防曇試験を行った。結
果を表6に示す。
【0028】
【表6】
【0029】実施例39〜45、比較例25〜28 市販のガラス板を用い、表2に示した防曇剤を各々の配
合量で用いた以外は実施例7と同様の方法にて試料を作
成し、防曇試験を行った。結果を表7に示す。
【0030】
【表7】
【0031】本発明における実施態様を示すと以下のこ
とがあげられる。 (1)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルを
含有することを特徴とする防曇剤組成物およびその製造
法。 (2)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルの
脂肪酸が分子内に1個以上の水酸基を有するヒドロキシ
脂肪酸の1種又は2種以上の混合物の脱水縮合物である
前記(1)項に記載の防曇剤組成物およびその製造法。 (3)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルの
脂肪酸が炭素数8〜22のヒドロキシ脂肪酸の1種又は
2種以上の混合物の脱水縮合物である前記(1)項に記
載の防曇剤組成物およびその製造法。 (4)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルの
脂肪酸が炭素数12〜20のヒドロキシ脂肪酸の1種又
は2種以上の混合物の脱水縮合物である前記(1)項に
記載の防曇剤組成物およびその製造法。 (5)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルの
脂肪酸が、縮合度2以上のヒドロキシ脂肪酸縮合物であ
る前記(1)項に記載の防曇剤組成物およびその製造
法。
【0032】(6)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪
酸エステルの脂肪酸が、縮合度2〜6のヒドロキシ脂肪
酸縮合物である前記(1)項に記載の防曇剤組成物およ
びその製造法。 (7)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルの
脂肪酸がリシノレイン酸と12−ヒドロキシステアリン
酸である前記(1)項に記載の防曇剤組成物およびその
製造法。 (8)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルの
脂肪酸が縮合度2以上の縮合リシノレイン酸と縮合12
−ヒドロキシステアリン酸である前記(1)項に記載の
防曇剤組成物およびその製造法。 (9)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルの
脂肪酸が縮合度2〜6の縮合リシノレイン酸と縮合12
−ヒドロキシステアリン酸である前記(1)項に記載の
防曇剤組成物およびその製造法。 (10)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル
の脂肪酸がリシノレイン酸である前記(1)項に記載の
防曇剤組成物およびその製造法。
【0033】(11)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂
肪酸エステルの脂肪酸が縮合度2以上の縮合リシノレイ
ン酸である前記(1)項に記載の防曇剤組成物およびそ
の製造法。 (12)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル
の脂肪酸が縮合度2〜6の縮合リシノレイン酸である前
記(1)項に記載の防曇剤組成物およびその製造法。 (13)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル
の多価アルコールがポリグリセリン、ペンタエリスリト
ール、グリセリンより選ばれる1種あるいは2種以上の
混合物である前記(1)項に記載の防曇剤組成物および
その製造法。 (14)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル
の多価アルコールが、ジグリセリン、トリグリセリン、
テトラグリセリン、ペンタグリセリン、ヘキサグリセリ
ン、オクタグリセリン、デカグリセリンより選ばれる1
種あるいは2種以上のポリグリセリンからなる前記
(1)項に記載の防曇剤組成物およびその製造法。 (15)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル
が、ジグリセリン縮合リシノレイン酸エステル、トリグ
リセリン縮合リシノレイン酸エステル、テトラグリセリ
ン縮合リシノレイン酸エステル、ペンタグリセリン縮合
リシノレイン酸エステル、ヘキサグリセリン縮合リシノ
レイン酸エステル、オクタグリセリン縮合リシノレイン
酸エステル、デカグリセリン縮合リシノレイン酸エステ
ルより選ばれる1種あるいは2種以上の混合物からなる
前記(1)項に記載の防曇剤組成物およびその製造法。
【0034】(16)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂
肪酸エステルのHLBが6以上である前記(1)項に記
載の防曇剤組成物およびその製造法。 (17)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル
のHLBが10〜19である前記(1)項に記載の防曇
剤組成物およびその製造法。 (18)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル
のほかに、グリセリン脂肪酸エステル、ポリグリセリン
脂肪酸エステル、有機酸モノグリセライド、シュガーエ
ステル、ソルビタン脂肪酸エステルに代表される非イオ
ン系界面活性剤を含有することを特徴とする前記(1)
項に記載の防曇剤組成物およびその製造法。 (19)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル
と併用して用いられる非イオン系界面活性剤が、有機酸
モノグリセライドである前記(1)項に記載の防曇剤組
成物およびその製造法。 (20)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル
と併用して用いられる非イオン系界面活性剤が、クエン
酸モノグリセライドである前記(1)項に記載の防曇剤
組成物およびその製造法。
【0035】(21)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂
肪酸エステルと非イオン系界面活性剤とを併用した組成
物の配合が、多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エス
テルが組成物100重量部のうち10重量部以上である
前記(1)項に記載の防曇剤組成物およびその製造法。 (22)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル
と非イオン系界面活性剤とを併用した組成物の配合が、
多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステルが組成物
100重量部のうち30重量部以上である前記(1)項
に記載の防曇剤組成物およびその製造法。 (23)疎水性物質の表面へ塗布、あるいは練り混むこ
とを特徴とする、合成樹脂への防曇性付与方法。 (24)疎水性物質に対し、0.5〜5重量部の範囲で
練り混んで使用することを特徴とする前記(23)項に
記載の防曇性付与方法。 (25)疎水性物質表面に固形分が0.01〜2g/m
2 の範囲となるように塗布して使用することを特徴とす
る前記(23)項に記載の防曇性付与方法。
【0036】(26)溶剤に溶解し、疎水性物質表面
に、固形分が0.01〜2g/m2 の範囲となるように
塗布して使用することを特徴とする前記(23)項に記
載の防曇性付与方法。 (27)水に溶解し、疎水性物質表面に、固形分が0.
01〜2g/m2 の範囲となるように塗布して使用する
ことを特徴とする前記(23)項に記載の防曇性付与方
法。 (28)耐熱性に優れることを特徴とする防曇剤。 (29)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル
を含有することを特徴とする前記(28)項に記載の防
曇剤。 (30)ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステルを
含有することを特徴とする前記(28)項に記載の防曇
剤。
【0037】(31)ポリグリセリン縮合リシノレイン
酸エステルと有機酸モノグリセライドを含有することを
特徴とする前記(28)項に記載の防曇剤。 (32)ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステルと
クエン酸モノグリセライドを含有することを特徴とする
前記(28)項に記載の防曇剤。 (33)無毒で安全であることを特徴とする食品容器用
防曇剤。 (34)多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エステル
を含有することを特徴とする前記(33)項に記載の食
品容器用防曇剤。 (35)ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステルを
含有することを特徴とする前記(33)項に記載の食品
容器用防曇剤。
【0038】(36)ポリグリセリン縮合リシノレイン
酸エステルと有機酸モノグリセライドを含有することを
特徴とする前記(33)項に記載の食品容器用防曇剤。 (37)ポリグリセリン縮合リシノレイン酸エステルと
クエン酸モノグリセライドを含有することを特徴とする
前記(33)項に記載の食品容器用防曇剤。 (38)練り混み、あるいは塗布により、防曇性を付与
する物質が疎水性物質である前記(1)項に記載の防曇
剤組成物およびその製造法。 (39)練り混み、あるいは塗布により、防曇性を付与
する疎水性物質が合成樹脂、ガラス、鏡などより選ばれ
る1種又は2種以上である前記(1)項に記載の防曇剤
組成物およびその製造法。 (40)練り混み、あるいは塗布により、防曇性を付与
する疎水性物質が熱可塑性樹脂より選ばれる1種又は2
種以上である前記(1)項に記載の防曇剤組成物および
その製造法。
【0039】(41)練り混み、あるいは塗布により、
防曇性を付与する疎水性物質が低密度ポリエチレン、高
密度ポリエチレン、直鎖状ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、ポリエチレンテレ
フタレートなどより選ばれる1種あるいは2種以上であ
る前記(1)項に記載の防曇剤組成物およびその製造
法。 (42)練り混み、あるいは塗布により、防曇性を付与
する疎水性物質が低密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、直鎖状ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレートな
どより選ばれる1種あるいは2種以上である前記(2
3)項に記載の防曇性付与方法。 (43)練り混み、あるいは塗布により、防曇性を付与
する疎水性物質が低密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、直鎖状ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレートな
どより選ばれる1種あるいは2種以上である前記(2
8)項に記載の防曇剤。 (44)練り混み、あるいは塗布により、防曇性を付与
する疎水性物質が低密度ポリエチレン、高密度ポリエチ
レン、直鎖状ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニル、ポリスチレン、ポリエチレンテレフタレートな
どより選ばれる1種あるいは2種以上である前記(3
3)項に記載の食品容器用防曇剤。
【0040】
【発明の効果】本発明の防曇剤を疎水性物質に添加し、
使用した場合、表面に生じる曇りは解消される。また、
その防曇性能は、高温下にても優れた持続性を有する。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エ
    ステルを含有することを特徴とする防曇剤。
  2. 【請求項2】 多価アルコール縮合ヒドロキシ脂肪酸エ
    ステルと有機酸モノグリセライドを含有することを特徴
    とする防曇剤。
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