JPH0927873A - 給電電源切替回路 - Google Patents

給電電源切替回路

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JPH0927873A
JPH0927873A JP17747695A JP17747695A JPH0927873A JP H0927873 A JPH0927873 A JP H0927873A JP 17747695 A JP17747695 A JP 17747695A JP 17747695 A JP17747695 A JP 17747695A JP H0927873 A JPH0927873 A JP H0927873A
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JP
Japan
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power supply
circuit
switch
power
switching
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Withdrawn
Application number
JP17747695A
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English (en)
Inventor
Seiichi Yamano
誠一 山野
Tatsuhiro Ono
龍宏 小野
Takao Gotoda
卓男 後藤田
Masaru Sekiguchi
勝 関口
Michiaki Ono
亨明 小野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Hitachi Ltd
NEC Corp
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Oki Electric Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源切替時にスパイク電流が発生せず、かつ
LSI化が容易である給電電源切替回路を実現する。 【解決手段】 給電スイッチのオン・オフをソフトスタ
ート制御する給電スイッチ制御回路を利用し、給電電源
回路の電圧情報に基づき加入者線長に応じた電源電圧を
判別し、電源切替時に給電スイッチ制御回路を介して給
電スイッチを一定時間オフとし、その間に対応する電源
を接続する電源切替スイッチをオンとし他の電源切替ス
イッチをオフとする制御を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加入者線伝送シス
テムにおいて、加入者線長に応じて供給電力の電源電圧
を切り替える給電電源切替回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、加入者線伝送システムの構成を
示す。図において、局側に配置される加入者線終端装置
31と、加入者側に配置される宅内装置32が、加入者
線30を介して接続される。加入者線終端装置31は、
加入者線30を介して宅内装置32に電力を供給する給
電回路33と、伝送信号を処理する伝送回路34とによ
り構成される。
【0003】図4は、給電回路33の構成を示す。図に
おいて、給電回路33は、電源−VEEを接続した給電電
源回路35と、加入者線30に出力する給電電圧極性を
切り替える給電スイッチ36と、給電スイッチ制御回路
37とにより構成される。給電スイッチ36は、給電電
源回路35の+端子および−端子と加入者線30の端子
Aおよび端子Bを接続するスイッチNS1およびスイッ
チNS2と、給電電源回路35の+端子および−端子と
加入者線30の端子Bおよび端子Aを接続するスイッチ
RS1およびスイッチRS2とにより構成される。
【0004】(a) は、非通信時(待機時)における給電
スイッチ36の状態を示す。給電スイッチ36のスイッ
チNS1,NS2がオンとなり、スイッチRS1,RS
2がオフとなる。これにより、加入者線30の端子Aが
正極性となり、宅内装置32側にノーマル給電(定電圧
給電)が行われる。(b) は、通信時における給電スイッ
チ36の状態を示す。給電スイッチ36のスイッチNS
1,NS2がオフとなり、スイッチRS1,RS2がオ
ンとなる。これにより、加入者線30の給電極性が反転
して端子Bが正極性となり、宅内装置32側にリバース
給電(定電流給電)が行われる。
【0005】給電スイッチ制御回路37は、制御信号C
NによりスイッチNS1,NS2をオン・オフし、制御
信号CRによりスイッチRS1,RS2をオン・オフす
る。ただし、図5(a) に示すように、制御信号CN,C
RによってスイッチNS1,NS2とスイッチRS1,
RS2を同時に切り替えると、電流極性が瞬時に変わる
ためにスパイク電流が発生する。このスパイク電流は、
他の回線に影響を及ぼすので好ましくない。そこで、図
5(b) に示すように、制御信号CN,CRを調整してス
イッチNS1,NS2,RS1,RS2をスローオンま
たはスローオフさせ、切り替え時の電流変化を抑えるソ
フトスタート機能が設けられている。
【0006】ところで、リバース給電時の定電流給電方
式として、電流制限機能付きのシリーズレギュレータ方
式を採用した場合には、加入者線30の長さに無関係に
電力を消費する。すなわち、最大線路長にて収容可能な
電源電圧で固定すると、線路長が短い場合にはシリーズ
レギュレータの入出力間に大きな電圧降下が発生し、結
果として給電回路33内で消費する電力が増大する。
【0007】そこで、低消費電力化を図る手段として複
数の電源電圧を用意し、加入者線長に応じた電源電圧を
選択することにより、給電回路33内で消費する電力を
軽減する構成が考えられている。図6は、従来の給電電
源切替回路の構成例を示す。図において、給電電源回路
35には、スイッチ41,42,43を介してそれぞれ
電源−VEE1,−VEE2,−VEE3 が接続される。なお、V
EE3>VEE2>VEE1とする。電源切替制御回路44は、
給電回路33に接続される加入者線長の情報として、給
電電源回路35のシリーズレギュレータ入出力間電圧V
Sを入力し、選択すべき電源電圧を割り出し、対応する
電源に接続されるスイッチをオンにする。これにより、
加入者線長に応じた電源電圧を選択することができる。
なお、スイッチ41〜43には、(b) に示すフォトカプ
ラや、リレーその他が用いられる。
【0008】(c) は、電源切替制御回路44の制御例を
示す。ノーマル給電時には、制御信号C3でスイッチ4
3をオンとして電源−VEE3 を選択している。したがっ
て、リバース給電に遷移した時点では、電源−VEE3 が
選択されている。この時点でVSが(VEE3−VEE2) 以
下であれば電源−VEE3 をそのまま選択する。また、V
Sが(VEE3−VEE2) を越えていれば、制御信号C2で
スイッチ42をオンとして電源−VEE2 を選択する。次
に、VSが(VEE2−VEE1) 以下であれば電源−VEE2
をそのまま選択し、(VEE2−VEE1) を越えていれば、
制御信号C1でスイッチ41をオンとして電源−VEE1
を選択する。
【0009】(d) は、電源切替タイミングと給電電流と
の関係を示す。制御信号C3,C2,C1のオン・オフ
が切り替わるごとに電源−VEE1,−VEE2,−VEE3 が選
択される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】電源切り替え回路のス
イッチ41〜43としてフォトカプラやリレー等を用い
た場合には、電源切替時のスイッチ動作が急峻であるた
めに、図6(d) に示すように加入者線にスパイク電流が
発生する。このスパイク電流は、給電極性切替時と同様
に他の回線に影響を及ぼすので好ましくない。
【0011】また、スイッチ41〜43としてフォトカ
プラやリレーを用いた構成では、給電回路全体をLSI
化することはできない。本発明は、電源切替時にスパイ
ク電流が発生せず、かつLSI化が容易な給電電源切替
回路を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の給電電源切替回
路は、給電スイッチのオン・オフをソフトスタート制御
する給電スイッチ制御回路を用い、給電電源回路の電圧
情報に基づき加入者線長に応じた電源電圧を判別し、電
源切替時に給電スイッチ制御回路を介して給電スイッチ
を一定時間オフとし、その間に対応する電源を接続する
電源切替スイッチをオンとし他の電源切替スイッチをオ
フとする制御を行う。このように、給電スイッチのソフ
トスタート機能を利用して電源切り替えを行い、電源切
替時のスパイク電流の発生を抑止する。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の給電電源切替回
路の実施例構成を示す。図において、給電回路33を構
成する給電電源回路35、給電スイッチ36は従来と同
様である。本実施例の特徴は、給電電源回路35と電源
−VEE1,−VEE2,−VEE3 の接続を切り替えるスイッチ
として、PNPN素子を用いた電源切替スイッチ11,
12,13を用いる。さらに、電源切替制御回路44
は、電源切替スイッチ11,12,13をオン・オフす
る制御信号C1,C2,C3を出力するとともに、電源
電圧切替通知信号CTを給電スイッチ制御回路37に出
力する。給電スイッチ制御回路37は、この電源電圧切
替通知信号CTに応じて給電スイッチ36のスイッチR
S1,RS2のオン・オフを制御する。
【0014】以下、図2に示すタイミングチャートを参
照して本実施例の動作について説明する。電源切替制御
回路44は、給電回路33に接続される加入者線長の情
報として、給電電源回路35のシリーズレギュレータ入
出力間電圧VSを入力し、上述した手順に従って選択す
べき電源電圧を割り出す。次に、この電源電圧への切り
替えに先立って電源電圧切替通知信号CTを給電スイッ
チ制御回路37に送出する。給電スイッチ制御回路37
は、この電源電圧切替通知信号CTに応じてスイッチR
S1,RS2を一旦オフとし、一定時間後にオンとす
る。給電スイッチによる電流の断動作は、上述したソフ
トスタート機能によって行われる。
【0015】一方、スイッチRS1,RS2がオフにな
っている間に、電源切替制御回路44は制御信号C1,
C2,C3によりそれまでオンとしていた電源切替スイ
ッチをオフとし、選択した電源に対応する電源切替スイ
ッチをオンとする。なお、電源切替スイッチを構成する
PNPN素子は、オンとなって一旦電流が流れると、オ
フとしてもオン状態を保持して電流が流れ続ける性質が
ある。しかし、本実施例の構成では、スイッチRS1,
RS2のオフ動作によって給電電流が一旦遮断されるの
で、PNPN素子のオフ動作が可能となる。しかも、給
電スイッチ36のスイッチRS1,RS2がスローオフ
・スローオンの間に電源切替スイッチの切り替えが行わ
れるので、電源切替スイッチの切り替えによるスパイク
電流の発生を抑止することができる。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の給電電源
切替回路は、電源切替時に給電スイッチのソフトスター
ト機能を利用して一時給電電流を遮断し、その間に電源
切り替えを行うことにより、電源切り替えによるスパイ
ク電流の発生を抑止することができる。しかも、電源切
替時に給電電流が遮断されるので、PNPN素子を用い
たスイッチングが可能となり、給電回路全体のLSI化
を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の給電電源切替回路の実施例構成を示す
ブロック図。
【図2】実施例動作を説明するタイミングチャート。
【図3】加入者線伝送システムの構成を示すブロック
図。
【図4】給電回路33の構成を示すブロック図。
【図5】給電スイッチ36のソフトスタート機能を説明
する図。
【図6】従来の給電電源切替回路の構成例を示す図。
【符号の説明】
11,12,13 電源切替スイッチ 30 加入者線 31 加入者線終端装置 32 宅内装置 33 給電回路 34 伝送回路 35 給電電源回路 36 給電スイッチ 37 給電スイッチ制御回路 41,42,43 スイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 000005223 富士通株式会社 神奈川県川崎市中原区上小田中4丁目1番 1号 (71)出願人 000000295 沖電気工業株式会社 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 (72)発明者 山野 誠一 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 小野 龍宏 東京都港区芝5丁目7番1号 日本電気株 式会社内 (72)発明者 後藤田 卓男 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 関口 勝 東京都港区虎ノ門1丁目7番12号 沖電気 工業株式会社内 (72)発明者 小野 亨明 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所情報通信事業部内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加入者線を介して宅内装置に電力を供給
    する給電電源回路と、加入者線に出力する給電電圧極性
    を切り替える給電スイッチと、給電スイッチのオン・オ
    フをソフトスタート制御する給電スイッチ制御回路とを
    備えた給電回路において、 それぞれ異なる電圧を有する複数の電源と、 前記給電電源回路と前記複数の電源とを接続する電源切
    替スイッチと、 前記給電電源回路の電圧情報に基づき加入者線長に応じ
    た電源電圧を判別し、電源切替時に前記給電スイッチ制
    御回路を介して前記給電スイッチを一定時間オフとし、
    その間に対応する電源を接続する電源切替スイッチをオ
    ンとし他の電源切替スイッチをオフとする制御を行う電
    源切替制御回路とを備えたことを特徴とする給電電源切
    替回路。
  2. 【請求項2】電源切替スイッチとしてPNPN素子を用
    いたことを特徴とする請求項1に記載の給電電源切替回
    路。
JP17747695A 1995-07-13 1995-07-13 給電電源切替回路 Withdrawn JPH0927873A (ja)

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