JPH09278497A - ガラス接着装置 - Google Patents

ガラス接着装置

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JPH09278497A
JPH09278497A JP9536996A JP9536996A JPH09278497A JP H09278497 A JPH09278497 A JP H09278497A JP 9536996 A JP9536996 A JP 9536996A JP 9536996 A JP9536996 A JP 9536996A JP H09278497 A JPH09278497 A JP H09278497A
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glass
suction pad
substrate
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supporting means
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JP9536996A
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English (en)
Inventor
Shoji Kimura
昭二 木村
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】気泡が混入しないようにガラス板を接着するこ
とができるガラス接着装置を提供する。 【解決手段】基板ガラス33を支持する基板ガラス用受
台2bと、その上方に位置し、基板ガラス33と接着さ
れる裏ガラス32を相対向して支持するガラス吸着パッ
ド28を備え、ガラス用受台2b及びガラス吸着パッド
28は、第3のシリンダ17により接離するように相対
的に移動し、かつ、駆動モータ25により相対的に傾動
する。そして、制御回路30は、ガラス用受台2bとガ
ラス吸着パッド28とを相対的に傾動させるべくモータ
25を駆動させ、その駆動後、ガラス用受台2bとガラ
ス吸着パッド28との間隔を狭めるために相対的に移動
させるべくシリンダ17を駆動させ、更に、両ガラス3
2,33の一端が接すると、両ガラス32,33の対向
面を当着させるべくモータ25を駆動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガラス接着装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ガラス接着装置は、作業台上に固
定されたガラス受台と、そのガラス受台の上方に配置さ
れたガラス吸着パッドを備え、そのガラス受台とガラス
吸着パッドの各対向面が平行となるようになっている。
又、このガラス吸着パッドは、上下方向に移動可能であ
って、各対向面が平行を保ったまま接離するようになっ
ている。そして、ガラス受台の対向面に接着剤が塗布さ
れた一方のガラス板を支持し、ガラス吸着パッドの対向
面に他方のガラス板を吸着し、そのガラス吸着パッドを
ガラス受台側に押圧することによって各ガラス板は接着
される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、接着剤には
粘性があり、その接着剤をガラスに塗布したとき、接着
剤の表面には波状のうねりができる。上記したガラス接
着装置で各ガラス板を接着すると、接着剤のうねりの各
凸部がガラスと接したとき、ガラスと接着剤との間に空
隙ができ、その後、ガラス吸着パッドがガラス受台側に
押圧されると、各ガラス板が平行な状態であるため、空
隙にある空気の逃げ場がなくそのまま気泡となる場合が
ある。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は、気泡が混入しないよう
にガラス板を接着することができるガラス接着装置を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
め、請求項1に記載の発明は、第1のガラスを支持する
第1の支持手段と、前記第1の支持手段の上方に位置
し、前記第1のガラスと接着される第2のガラスを相対
向して支持する第2の支持手段と、前記第1の支持手段
と前記第2の支持手段とを接離するように相対的に移動
させる第1の駆動手段と、前記第1の支持手段と前記第
2の支持手段とを相対的に傾動させる第2の駆動手段
と、前記第1の支持手段と前記第2の支持手段とを相対
的に所定角度に傾動させるべく前記第2の駆動手段を駆
動させ、その駆動後、前記第1の支持手段と前記第2の
支持手段との間隔を狭めるために相対的に移動させるべ
く前記第1の駆動手段を駆動させ、更に、前記第1,第
2のガラスの一端が接すると、同第1,第2のガラスの
対向面を当着させるべく前記第2の駆動手段を駆動させ
る制御手段とを備えた。
【0006】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のガラス接着装置において、前記第1の駆動手段は、前
記第1の支持手段に対して前記第2の支持手段を上下方
向に移動させるものであり、前記第2の駆動手段は、前
記第1の支持手段に対して前記第2の支持手段を傾動さ
せるものである。
【0007】従って、請求項1に記載の発明によれば、
第1の支持手段は、第1のガラスを支持する。第2の支
持手段は、第1の支持手段の上方に位置し、第1のガラ
スと接着される第2のガラスを相対向して支持する。第
1の駆動手段は、第1,第2の支持手段を接離するよう
に相対的に移動させる。第2の駆動手段は、第1,第2
の支持手段を相対的に傾動させる。制御手段は、第1,
第2の支持手段を相対的に所定角度に傾動させるべく第
2の駆動手段を駆動させ、その駆動後、第1,第2の支
持手段の間隔を狭めるために相対的に移動させるべく第
1の駆動手段を駆動させ、更に、第1,第2のガラスの
一端が接すると、同第1,第2のガラスの対向面を当着
させるべく第2の駆動手段を駆動させる。
【0008】又、請求項2に記載の発明によれば、第1
の駆動手段は、第1の支持手段に対して第2の支持手段
を上下方向に移動させる。第2の駆動手段は、第1の支
持手段に対して第2の支持手段を傾動させる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体化した実施の
一形態を図1〜図6に従って説明する。図1は、ガラス
接着装置1を示す。ガラス接着装置1の作業台2の上方
には、図示しない支持壁を介して天板3が所定間隔をも
って支持固定され、その作業台2と天板3との間で作業
が行われる。天板3の上部には、第1のシリンダ4のシ
リンダ本体5が前後方向に固定されている。そして、同
シリンダ本体5からピストンロッド6が前方に突出し、
前後方向に伸縮するようになっている。又、天板3に
は、前後方向にスライド穴3aが形成されている。
【0010】一方、天板3の下部には、スライドレール
7が前後方向に固定されている。このスライドレール7
には、支持部材8が摺動可能にかつ落下しないように組
付けられている。尚、スライドレール7及び支持部材8
は、図2に示すように、スライド穴3aを挟んで左右一
対に設けられている。そして、各支持部材8には、基板
9が固定されている。基板9の上部には係合凸部9aが
一体形成され、その係合凸部9aはスライド穴3aを介
して、前記ピストンロッド6のロッド先端ナット6aに
て固定されている。
【0011】従って、第1のシリンダ4が駆動され、ピ
ストンロッド6が伸縮すると、基板9は、スライドレー
ル7に対して摺動する。つまり、基板9は、ピストンロ
ッド6の伸縮に基づいて前後方向に摺動するようになっ
ている。
【0012】基板9の下部には、第2のシリンダ10の
シリンダ本体11が左右方向に配置固定されている。こ
こで、第2のシリンダ10は、本実施の形態では、ロッ
ドレスシリンダを使用している。シリンダ本体11に
は、同本体11に沿って摺動するスライドテーブル12
が下方を向くように配置されている。スライドテーブル
12の下面には、固定板13が固定されている。
【0013】従って、第2のシリンダ10が駆動され、
スライドテーブル12が左右方向に摺動すると、同スラ
イドテーブル12とともに固定板13が左右方向に摺動
するようになっている。
【0014】固定板13には、その前側上面に円筒状の
ガイド14が左右一対に立設されている。各ガイド14
には、固定板13を貫通するシャフト15がそれぞれ嵌
挿されていて、各シャフト15は、各ガイド14によっ
て上下方向に摺動するようになっている。各シャフト1
5の下端には、支持板16が固定されている。
【0015】前記固定板13には、第1の駆動手段とし
ての第3のシリンダ17のシリンダ本体18が上下方向
に固定されている。そして、シリンダ本体18からピス
トンロッド19が固定板13を介して下方に突出し、上
下方向に伸縮するようになっている。そのピストンロッ
ド19のロッド先端は、前記支持板16に連結固定され
ている。
【0016】従って、第3のシリンダ17が駆動され、
ピストンロッド19が伸縮すると、支持板16はシャフ
ト15とともに上下方向に移動するようになっている。
支持板16には、左右一対に支持アーム20が下方に延
出している。一方、支持板16の下方には、可動台21
が配置されている。この可動台21には、左右一対の固
定アーム22が下方に延出している。各支持アーム20
と各固定アーム22は、それぞれ回動軸23にて支持さ
れている。つまり、可動台21は、支持板16に対して
回動軸23を中心に回動可能である。又、可動台21の
上面には、上方向にのびた突出部24が一体形成されて
いる。この突出部24には、左右方向にそれぞれのびた
係合部24aが形成されている。
【0017】前記支持板16の後側には、図1に示すよ
うに、モータ固定板16aが一体形成されている。この
モータ固定板16aの後方面には、第2の駆動手段とし
ての駆動モータ25が固定されている。駆動モータ25
の出力軸には、外周面にねじを形成した第2の駆動手段
としてのスクリューシャフト26が螺合している。スク
リューシャフト26の前端部には、作用係合部27が一
体的に固定されている。この作用係合部27は、前記突
出部24及び係合部24aに回転不能かつ前後方向移動
不能に組付けられている。
【0018】そして、駆動モータ25が正転駆動する
と、その正転駆動に基づいてスクリューシャフト26は
後方に移動するようになっている。このスクリューシャ
フト26の後方への移動は、前記可動台21を回動軸2
3を中心として上方に回動させる。又、駆動モータ25
が逆転駆動すると、その逆転駆動に基づいてスクリュー
シャフト26は前方に移動するようになっている。この
スクリューシャフト26の前方への移動は、前記可動台
21を回動軸23を中心として下方に回動させる。
【0019】前記可動台21の下面には、第2の支持手
段としてのガラス吸着パッド28が固定されている。こ
のガラス吸着パッド28内部には、図2に示すように、
真空パッド29が内蔵されている。真空パッド29は、
後述する真空ポンプPに接続されている。そして、真空
ポンプPが駆動されると、ガラス吸着パッド28は後述
する第2のガラスとしての裏ガラス32を吸着するよう
になっている。
【0020】前記作業台2には、左右に裏ガラス用受台
2a、第1の支持手段としての基板ガラス用受台2bが
並設されている。裏ガラス用受台2aは、裏ガラス32
を規定位置に配置するために設けられている。又、基板
ガラス用受台2bは、後述する接着剤Sを塗布した第1
のガラスとしての基板ガラス33を規定位置に配置する
ために設けられている。尚、裏ガラス用受台2a及び基
板ガラス用受台2bの各上面は、水平に保たれている。
【0021】次に、図3は、ガラス接着装置1の電気的
構成を示す。制御手段としての制御回路30は、操作ス
イッチ31に接続されていて、操作信号を入力するよう
になっている。又、同制御回路30は、上記した第1,
第2,第3のシリンダ4,10,17、駆動モータ25
及び真空ポンプPに接続されている。制御回路30に
は、ガラス接着を行なうために第1,第2,第3のシリ
ンダ4,10,17、駆動モータ25及び真空ポンプP
を動作させるためのプログラムデータを記憶しているR
OM30aが設けられている。そして、制御回路30
は、操作スイッチ31の操作信号が入力されると、RO
M30aのプログラムデータに基づいて、制御信号を第
1,第2,第3のシリンダ4,10,17、駆動モータ
25及び真空ポンプPにそれぞれ出力する。そして、ガ
ラス接着装置1は、ガラス接着のための予め定められた
一連の動作を行うようになっている。
【0022】次に、上記のように構成されたガラス接着
装置1の作用を説明する。初期状態として、図2に示す
ように、ガラス吸着パッド28は、裏ガラス用受台2a
の上方に離間した位置にある。この状態で、作業員等
が、裏ガラス用受台2aに裏ガラス32を、基板ガラス
用受台2bに接着剤Sを塗布した基板ガラス33をそれ
ぞれ配置する。その後、作業者等が操作スイッチ31を
操作する。この操作に基づく操作スイッチ31からの操
作信号により、制御回路30は、ROM30aのプログ
ラムデータに従って第1,第2,第3のシリンダ4,1
0,17、駆動モータ25及び真空ポンプPに制御信号
を出力する。ガラス接着装置1は、予め定められた一連
の動作を行う。以下に、ガラス接着装置1の一連の動作
を図4〜図6に従って説明する。
【0023】第3のシリンダ17のピストンロッド19
が伸長して、ガラス吸着パッド28は、裏ガラス32を
吸着させるべく下降する。ガラス吸着パッド28が裏ガ
ラス32に接すると、図4に示すように、同ガラス吸着
パッド28の下降は、第3のシリンダ17のピストンロ
ッド19の伸長が停止するとともに停止する。この停止
に基づいて、真空ポンプPは駆動し、真空パッド29か
ら吸引が開始される。吸引が開始してから所定時間が経
過すると、ガラス吸着パッド28は上昇する。この所定
時間とは、ガラス吸着パッド28が上昇したとき、裏ガ
ラス32が落下しない程度の吸引時間である。
【0024】次に、第3のシリンダ17のピストンロッ
ド19が収縮して、ガラス吸着パッド28が規定位置ま
で上昇すると、第2のシリンダ10が駆動して、同ガラ
ス吸着パッド28は右方向に移動を開始する。そして、
図5に示すように、ガラス吸着パッド28が基板ガラス
用受台2bの鉛直方向に達すると、第2のシリンダ10
の駆動が停止するとともにガラス吸着パッド28は停止
する。この停止に基づいて、第3のシリンダ17のピス
トンロッド19が伸長して、ガラス吸着パッド28は下
降を開始する。この時、図6に示すように、駆動モータ
25が正転駆動され、その正転駆動に基づいてスクリュ
ーシャフト26は後方に移動する。
【0025】このスクリューシャフト26の後方への移
動は、前記可動台21を回動軸23を中心として上方に
回動させる。そして、ガラス吸着パッド28は、可動台
21とともに上方に回動する。つまり、ガラス吸着パッ
ド28に吸着された裏ガラス32は、その下面が基板ガ
ラス33の上面に対して傾きを持つ。
【0026】ガラス吸着パッド28が下降し、裏ガラス
32の最下端が基板ガラス33の上面に塗布された接着
剤Sに接したとき、第3のシリンダ17のピストンロッ
ド19の伸長を停止させるとともに、駆動モータ25の
逆転駆動が開始される。駆動モータ25が逆転駆動する
と、その逆転駆動に基づいてスクリューシャフト26は
前方に移動するようになっている。
【0027】このスクリューシャフト26の前方への移
動は、前記可動台21を回動軸23を中心として下方に
回動させる。そして、ガラス吸着パッド28は、可動台
21とともに下方に回動する。つまり、ガラス吸着パッ
ド28に吸着された裏ガラス32は、基板ガラス33の
一端から徐々に接着される。
【0028】そして、裏ガラス32の下面が基板ガラス
33の上面に対して平行となったとき、駆動モータ25
の逆転駆動は停止する。この時、裏ガラス32及び基板
ガラス33を加圧するために、第3のシリンダ17のピ
ストンロッド19を若干伸長させてガラス吸着パッド2
8を一旦下降させる。この下降後、真空ポンプPの駆動
が停止し、裏ガラス32は、ガラス吸着パッド28から
の吸着が解除されるとともに、第3のシリンダ17のピ
ストンロッド19が収縮して、ガラス吸着パッド28は
上昇を開始する。
【0029】ガラス吸着パッド28が規定位置まで上昇
すると、第2のシリンダ10が駆動して、同ガラス吸着
パッド28は左方向に移動を開始し、図2に示すよう
に、初期状態に戻る。この間に、作業者等は、接着され
た裏ガラス32及び基板ガラス33を基板ガラス用受台
2bより移動させる。そして、操作スイッチ31の操作
に基づくガラス接着装置1の一連の動作が終了する。
【0030】上記したように、本実施の形態によれば以
下の特徴を有する。 (1)基板ガラス33の上面に対して裏ガラス32の下
面を傾けて一端から徐々に接着することで、接着剤Sの
表面の波状のうねりの影響を受けることなく、基板ガラ
ス33及び裏ガラス32は接着されるので、気泡が混入
することはない。
【0031】(2)水平を保ちかつ固定された基板ガラ
ス用受台2b上に、接着剤Sを塗布した基板ガラス33
を配置することで、その接着剤Sを基板ガラス33の上
面に偏ることなく一様とすることができる。
【0032】尚、本発明は以下のように変更してもよ
く、その場合にも同様の作用及び効果が得られる。 (1)上記実施の形態では、基板ガラス33に接着剤S
を塗布したが、裏ガラスに接着剤Sを塗布してもよい。
尚、この場合、基板ガラス33がガラス吸着パッド28
に吸着される。
【0033】(2)上記実施の形態では、ガラス接着装
置1の一連の動作を行うために、第1,第2,第3のシ
リンダ4,10,17を使用したが、これに限らない。
例えば、モータ等を使用した電動式であってもよい。
【0034】(3)上記実施の形態では、駆動モータ2
5の出力軸に、外周面にねじを形成したスクリューシャ
フト26を螺合させ、同駆動モータ25の正逆転駆動を
スクリューシャフト26等を介して可動台21を上下方
向に回動させるたが、これに限らない。例えば、シリン
ダ等で可動台21を回動させてもよい。
【0035】(4)上記実施の形態では、作業台2の左
側に裏ガラス用受台2a、右側に基板ガラス用受台2b
を並設したが、これに限らない。例えば、裏ガラス用受
台2a、基板ガラス用受台2bを左右逆の配置としても
よい。又、前後に配置してもよい。尚、制御回路30の
ROM30aに記憶されたガラス接着装置1の一連の動
作に対応するプログラムデータを、その配置に応じて変
更する。
【0036】(5)上記実施の形態では、裏ガラス用受
台2a及び基板ガラス用受台2bを作業台に固定し、ガ
ラス吸着パッド28側を上下左右前後方向に移動かつ回
動するように構成したが、裏ガラス用受台2a及び基板
ガラス用受台2bを移動かつ回動するようにし、ガラス
吸着パッド28側を固定してもよい。
【0037】(6)上記実施の形態では、作業者等が裏
ガラス用受台2a及び基板ガラス用受台2bにそれぞれ
裏ガラス32及び基板ガラス33を配置したが、機械的
に各ガラス32,33を配置してもよい。
【0038】(7)上記実施の形態におけるガラス接着
装置1の一連の動作は、ガラス接着時において、基板ガ
ラス33の上面に対して裏ガラス32の下面を傾けて一
端から徐々に接着すれば、これに限らない。
【0039】以上、この発明の各実施の形態について説
明したが、各実施の形態から把握できる請求項以外の技
術的思想について、以下にそれらの効果とともに記載す
る。 (イ)第1のガラス33を支持する第1の支持手段2b
に対して、第1のガラス33と接着される第2のガラス
32を対向して支持する第2の支持手段28を傾動さ
せ、第1,第2のガラス33,32の一端を接触させる
接触工程と、前記接触工程において、前記第2の支持手
段28の傾動を戻すとともに前記第1の支持手段2bに
押圧し、接触された第1,第2のガラス33,32の一
端から徐々に接着する接着工程とを備えた。第1,第2
のガラス33,32は、気泡が混入することなく接着で
きる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、気
泡が混入しないようにガラス板を接着することができる
ガラス接着装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態におけるガラス接着装置の側面
図。
【図2】ガラス接着装置の正面図。
【図3】ガラス接着装置の電気ブロック図。
【図4】ガラス接着装置の一連の動作を示す図。
【図5】ガラス接着装置の一連の動作を示す図。
【図6】ガラス接着装置の一連の動作を示す図。
【符号の説明】
2b…第1の支持手段としての基板ガラス用受台、17
…第1の駆動手段としての第3のシリンダ、25…第2
の駆動手段としての駆動モータ、26…第2の駆動手段
としてのスクリューシャフト、28…第2の支持手段と
してのガラス吸着パッド、30…制御手段としての制御
回路、32…第2のガラスとしての裏ガラス、33…第
1のガラスとしての基板ガラス。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のガラス(33)を支持する第1の
    支持手段(2b)と、 前記第1の支持手段(2b)の上方に位置し、前記第1
    のガラス(33)と接着される第2のガラス(32)を
    相対向して支持する第2の支持手段(28)と、 前記第1の支持手段(2b)と前記第2の支持手段(2
    8)とを接離するように相対的に移動させる第1の駆動
    手段(17)と、 前記第1の支持手段(2b)と前記第2の支持手段(2
    8)とを相対的に傾動させる第2の駆動手段(25,2
    6)と、 前記第1の支持手段(2b)と前記第2の支持手段(2
    8)とを相対的に所定角度に傾動させるべく前記第2の
    駆動手段(25,26)を駆動させ、その駆動後、前記
    第1の支持手段(2b)と前記第2の支持手段(28)
    との間隔を狭めるために相対的に移動させるべく前記第
    1の駆動手段(17)を駆動させ、更に、前記第1,第
    2のガラス(33,32)の一端が接すると、同第1,
    第2のガラス(33,32)の対向面を当着させるべく
    前記第2の駆動手段(25,26)を駆動させる制御手
    段(30)とを備えたガラス接着装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のガラス接着装置におい
    て、 前記第1の駆動手段(17)は、前記第1の支持手段
    (2b)に対して前記第2の支持手段(28)を上下方
    向に移動させるものであり、 前記第2の駆動手段(25,26)は、前記第1の支持
    手段(2b)に対して前記第2の支持手段(28)を傾
    動させるものであるガラス接着装置。
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