JPH09278259A - ペーパーサポータ及びこれを備える電子機器 - Google Patents
ペーパーサポータ及びこれを備える電子機器Info
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- JPH09278259A JPH09278259A JP9135296A JP9135296A JPH09278259A JP H09278259 A JPH09278259 A JP H09278259A JP 9135296 A JP9135296 A JP 9135296A JP 9135296 A JP9135296 A JP 9135296A JP H09278259 A JPH09278259 A JP H09278259A
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- paper
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 排出されるシートを積載可能であって、電子
機器本体に着脱し易くしたペーパーサポータを実現す
る。 【解決手段】 電子機器のサポータ支持部に着脱自在の
取り付け脚部１ａｂ，１ａｃを有するペーパーサポータ
１に、ユーザの手指により変形される弾性変形部１ａｄ
を設ける。弾性変形部１ａｄを変形させて取り付け脚部
の距離を変化させることにより、サポータ支持部の距離
と、取り付け脚部１ａｂ，１ａｃの距離とが一致しない
場合でも、ペーパーサポータを電子機器に容易に装着す
ることができる。
機器本体に着脱し易くしたペーパーサポータを実現す
る。 【解決手段】 電子機器のサポータ支持部に着脱自在の
取り付け脚部１ａｂ，１ａｃを有するペーパーサポータ
１に、ユーザの手指により変形される弾性変形部１ａｄ
を設ける。弾性変形部１ａｄを変形させて取り付け脚部
の距離を変化させることにより、サポータ支持部の距離
と、取り付け脚部１ａｂ，１ａｃの距離とが一致しない
場合でも、ペーパーサポータを電子機器に容易に装着す
ることができる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、ペーパーサポータ
に係り、詳しくは、電子機器に搭載されたプリンタから
排紙されるシートを積載するためのものであって、電子
機器に着脱自在のペーパーサポータに関する。
に係り、詳しくは、電子機器に搭載されたプリンタから
排紙されるシートを積載するためのものであって、電子
機器に着脱自在のペーパーサポータに関する。
【０００２】
【従来の技術】シートに記録を行なうプリンタを備えた
一般的な電子機器の一例を図７に示す。電子機器５０と
して、本例では、ワードプロセッサが示されている。図
中、６は、装置本体５の前部に設けられたキーボードを
示し、オペレータによる操作により文字等の情報本が入
力される。７はキーボード６により入力された情報が表
示される表示器を示している。このワードプロセッサ５
０により印字を行なう場合には、シート９がシートガイ
ド８Ａに沿って手差しにより挿入され、装置本体５内の
不図示のプリンタにより印刷されて、後方側の矢印方向
に排出される。
一般的な電子機器の一例を図７に示す。電子機器５０と
して、本例では、ワードプロセッサが示されている。図
中、６は、装置本体５の前部に設けられたキーボードを
示し、オペレータによる操作により文字等の情報本が入
力される。７はキーボード６により入力された情報が表
示される表示器を示している。このワードプロセッサ５
０により印字を行なう場合には、シート９がシートガイ
ド８Ａに沿って手差しにより挿入され、装置本体５内の
不図示のプリンタにより印刷されて、後方側の矢印方向
に排出される。
【０００３】また、複数枚のシート９を連続して自動的
に印刷する時には、カットシートフィーダを表示器７の
前方に配置し、このカットシートフィーダに必要枚数の
カットシートを装填して、自動的に給紙して印刷する方
法がある。しかしながら、複数枚のシートを印刷する
と、電子機器本体の後部から印刷したシートが次々と排
紙され、シートがばらばらに散らかってしまったり、電
子機器を机上からはみ出して印刷した場合には、シート
が机上から落下して散乱してしまう。
に印刷する時には、カットシートフィーダを表示器７の
前方に配置し、このカットシートフィーダに必要枚数の
カットシートを装填して、自動的に給紙して印刷する方
法がある。しかしながら、複数枚のシートを印刷する
と、電子機器本体の後部から印刷したシートが次々と排
紙され、シートがばらばらに散らかってしまったり、電
子機器を机上からはみ出して印刷した場合には、シート
が机上から落下して散乱してしまう。
【０００４】そこで、シートの散乱を防止するために、
電子機器本体の後部に複数のボスを一体形成して、ペー
パーサポータを上記ボスに着脱自在に装着しておき、連
続印刷のシートをこのペーパーサポータに積載する方法
が一般に用いられている。
電子機器本体の後部に複数のボスを一体形成して、ペー
パーサポータを上記ボスに着脱自在に装着しておき、連
続印刷のシートをこのペーパーサポータに積載する方法
が一般に用いられている。
【０００５】図８は、従来のこの種のペーパーサポータ
の一例を示している。同図において、ペーパーサポータ
４は、シートの各サイズに対応するために、針金部材４
ａ，４ｂの２部品を溶接して一体型とし、表面積を大き
くしてある。
の一例を示している。同図において、ペーパーサポータ
４は、シートの各サイズに対応するために、針金部材４
ａ，４ｂの２部品を溶接して一体型とし、表面積を大き
くしてある。
【０００６】このペーパーサポータ４の基部に設けられ
た１対の取り付け脚部４ａｂ，４ａｃ間の距離Ｌは、図
７のの電子機器本体に一体形成して設けられた１対のサ
ポータ支持部５ａ間の距離l 4 と一致するようにしてあ
ることは勿論である。
た１対の取り付け脚部４ａｂ，４ａｃ間の距離Ｌは、図
７のの電子機器本体に一体形成して設けられた１対のサ
ポータ支持部５ａ間の距離l 4 と一致するようにしてあ
ることは勿論である。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たような従来のペーパーサポータ４は、針金４ａ，４ｂ
３を溶接により一体型とする製作方法をとっているため
に、冷却時にはひずみによる変形を生じ、あるいは、針
金４ａ，４ｂの部品精度のバラツキにより、取り付け脚
部４ａ，４ｂ間の距離l 4 は、安定した寸法を出しにく
かった。また、本体側のサポータ支持部５ａ，５ｂの取
り付け穴５ａｂ，５ａｃの距離も、型による大量生産と
なると、寸法に微小なバラツキが生じてくる。
たような従来のペーパーサポータ４は、針金４ａ，４ｂ
３を溶接により一体型とする製作方法をとっているため
に、冷却時にはひずみによる変形を生じ、あるいは、針
金４ａ，４ｂの部品精度のバラツキにより、取り付け脚
部４ａ，４ｂ間の距離l 4 は、安定した寸法を出しにく
かった。また、本体側のサポータ支持部５ａ，５ｂの取
り付け穴５ａｂ，５ａｃの距離も、型による大量生産と
なると、寸法に微小なバラツキが生じてくる。
【０００８】上記理由により、取り付け脚部４ａ，４ｂ
の距離と、サポータ支持部５ａ，５ｂの距離とが一致し
ないことがあって、ペーパーサポータ４を電子機器５０
に取付にくくなったり、また、ペーパーサポータ４を無
理に電子機器５０に装着しようとすると、ペーパーサポ
ータ４の変形を生じて本来の機能を発揮でなくなってし
まう。上記問題点の解決策の一例として、例えば、取り
付け穴５ａｂ，５ａｃの直径を大きくしておく手段もあ
るが、ペーパーサポータ４にガタを生じたり、ペーパー
サポータ４が電子機器本体から外れ易くなる等の問題を
生じ好ましくなかった。
の距離と、サポータ支持部５ａ，５ｂの距離とが一致し
ないことがあって、ペーパーサポータ４を電子機器５０
に取付にくくなったり、また、ペーパーサポータ４を無
理に電子機器５０に装着しようとすると、ペーパーサポ
ータ４の変形を生じて本来の機能を発揮でなくなってし
まう。上記問題点の解決策の一例として、例えば、取り
付け穴５ａｂ，５ａｃの直径を大きくしておく手段もあ
るが、ペーパーサポータ４にガタを生じたり、ペーパー
サポータ４が電子機器本体から外れ易くなる等の問題を
生じ好ましくなかった。
【０００９】本発明は、排出されるシートを積載可能で
あって、電子機器本体に着脱し易くしたペーパーサポー
タを提供することを目的とするものである。
あって、電子機器本体に着脱し易くしたペーパーサポー
タを提供することを目的とするものである。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、装置から排紙されたシートを
積載するための着脱式のペーパーサポータにおいて、シ
ート排紙方向と交差する方向に沿って前記装置に設けら
れているサポータ支持部に対し、着脱自在の１対の取り
付け脚部を一体的に有し、かつ、該取り付け脚部間の距
離が、可変であることを特徴とする。
みなされたものであって、装置から排紙されたシートを
積載するための着脱式のペーパーサポータにおいて、シ
ート排紙方向と交差する方向に沿って前記装置に設けら
れているサポータ支持部に対し、着脱自在の１対の取り
付け脚部を一体的に有し、かつ、該取り付け脚部間の距
離が、可変であることを特徴とする。
【００１１】また、前記ペーパーサポータは、前記取り
付け脚部の間隔を可変にするための弾性変形部を有する
ことを特徴とする。
付け脚部の間隔を可変にするための弾性変形部を有する
ことを特徴とする。
【００１２】また、前記弾性変形部は、前記取り付け脚
部と一体的に構成されていることを特徴とする。
部と一体的に構成されていることを特徴とする。
【００１３】また、前記弾性変形部は、前記ペーパーサ
ポータにシートが積載された時のシートの自重による前
記ペーパーサポータの弾性変形により装置本体に圧接す
ることを特徴とする。
ポータにシートが積載された時のシートの自重による前
記ペーパーサポータの弾性変形により装置本体に圧接す
ることを特徴とする。
【００１４】［作用］以上構成に基づき、装置から排出
されるシートを積載するために、ペーパーサポータの取
り付け脚部が装置本体のサポータ支持部に装着すること
により、ペーパーサポータが装置本体に装着される。ペ
ーパーサポータの上記装着時において、取り付け脚部間
の距離を可変可能にしたことで、ペーパーサポータの取
り付け脚部間の距離と、装置本体のサポータ支持部間の
距離とに若干の誤差があっても、ペーパーサポータの装
置本体への装着が容易となる。
されるシートを積載するために、ペーパーサポータの取
り付け脚部が装置本体のサポータ支持部に装着すること
により、ペーパーサポータが装置本体に装着される。ペ
ーパーサポータの上記装着時において、取り付け脚部間
の距離を可変可能にしたことで、ペーパーサポータの取
り付け脚部間の距離と、装置本体のサポータ支持部間の
距離とに若干の誤差があっても、ペーパーサポータの装
置本体への装着が容易となる。
【００１５】また、ペーパーサポータが、弾性変形部を
有することで、ペーパーサポータの装着時に上記弾性変
形部を必要に応じて変形させることにより、ペーパーサ
ポータは装置本体に容易に装着される。
有することで、ペーパーサポータの装着時に上記弾性変
形部を必要に応じて変形させることにより、ペーパーサ
ポータは装置本体に容易に装着される。
【００１６】また、ペーパーサポータが、シートの積載
量が増加するにしたがって、弾性変形部が装置本体に圧
接することで、シートの自重による荷重が、ペーパーサ
ポータの取り付け脚部と弾性変形部とに分散されて、サ
ポータ支持部への集中荷重及びこれによるサポータ支持
部の変形等が防止される。
量が増加するにしたがって、弾性変形部が装置本体に圧
接することで、シートの自重による荷重が、ペーパーサ
ポータの取り付け脚部と弾性変形部とに分散されて、サ
ポータ支持部への集中荷重及びこれによるサポータ支持
部の変形等が防止される。
【００１７】
〈実施の形態１〉図１、図２は本発明が適用されている
電子機器５０としてのワードプロセッサの斜視図、図３
は 図１におけるＡ−Ａ線断面図を示している。図７に
示すものと同じものは同一符号を付してその説明は省略
する。
電子機器５０としてのワードプロセッサの斜視図、図３
は 図１におけるＡ−Ａ線断面図を示している。図７に
示すものと同じものは同一符号を付してその説明は省略
する。
【００１８】なお、図中８は、シート９を自動的に給紙
するためのカットシートフィーダを示している。このカ
ットシートフィーダ８は、その支持部８ａを電子機器本
体に着脱自在にして装着されている。カットシートフィ
ーダ８の下流側であって、電子機器本体内には、給紙さ
れるシートに印刷を行なうプリンタ（印刷手段）１０が
配設されている。１０ａは印字ヘッド、１０ｂは排出ロ
ーラをそれぞれ示している。
するためのカットシートフィーダを示している。このカ
ットシートフィーダ８は、その支持部８ａを電子機器本
体に着脱自在にして装着されている。カットシートフィ
ーダ８の下流側であって、電子機器本体内には、給紙さ
れるシートに印刷を行なうプリンタ（印刷手段）１０が
配設されている。１０ａは印字ヘッド、１０ｂは排出ロ
ーラをそれぞれ示している。
【００１９】電子機器５０の装置本体５の後部には、図
２に示すように１対のサポータ支持部５ａ，５ｂが距離
Ｌをもって一体的に形成されており、各サポータ支持部
５ａ，５ｂには、後述するペーパーサポータを取り付け
るための取り付け穴５ａｂ，５ａｃがそれぞれ穿設され
ている。
２に示すように１対のサポータ支持部５ａ，５ｂが距離
Ｌをもって一体的に形成されており、各サポータ支持部
５ａ，５ｂには、後述するペーパーサポータを取り付け
るための取り付け穴５ａｂ，５ａｃがそれぞれ穿設され
ている。
【００２０】図４は、上記プリンタ１０により印刷され
たシートを積載するためのペーパーサポータ１を示して
いて、Ａ４縦、Ｂ４縦、Ｂ５縦、Ｂ５横及び葉書等のシ
ートを数十枚積載するものである。このペーパーサポー
タ１は、２つの針金部材１ａ，１ｂから構成されてい
て、その交差部は、溶接等により固着されている。
たシートを積載するためのペーパーサポータ１を示して
いて、Ａ４縦、Ｂ４縦、Ｂ５縦、Ｂ５横及び葉書等のシ
ートを数十枚積載するものである。このペーパーサポー
タ１は、２つの針金部材１ａ，１ｂから構成されてい
て、その交差部は、溶接等により固着されている。
【００２１】金部材１ｂは、前部（基部）の一部が開口
した略矩形状の形態をしている。針金部材１ｂは、シー
トを積載する目的の他に、針金部材１ａの補強をし、ペ
ーパーサポータ１全体の剛性向上を兼ね備えたものであ
る。
した略矩形状の形態をしている。針金部材１ｂは、シー
トを積載する目的の他に、針金部材１ａの補強をし、ペ
ーパーサポータ１全体の剛性向上を兼ね備えたものであ
る。
【００２２】針金部材１ａは、１本の針金を複数回（実
施の形態では３回）向きを変えるように屈曲したものか
らなっていて、外側の端部には、下向きに折曲してなる
取り付け脚部１ａｂ，１ａｃがそれぞれ形成されてい
る。さらに、針金部材１ａの内側のの平行部の端部に
は、正面視において上方に開口しているコ字状の弾性変
形部１ａｄが形成されている。この弾性変形部１ａｄ
は、ペーパーサポータ１を装置本体５に装着したとき
に、装置本体５に当接又は適宜の間隙をもって対向する
ようになっている。
施の形態では３回）向きを変えるように屈曲したものか
らなっていて、外側の端部には、下向きに折曲してなる
取り付け脚部１ａｂ，１ａｃがそれぞれ形成されてい
る。さらに、針金部材１ａの内側のの平行部の端部に
は、正面視において上方に開口しているコ字状の弾性変
形部１ａｄが形成されている。この弾性変形部１ａｄ
は、ペーパーサポータ１を装置本体５に装着したとき
に、装置本体５に当接又は適宜の間隙をもって対向する
ようになっている。
【００２３】針金部材１ａの内側の平行部には、下側に
折曲することにより形成される傾斜部１ａｅが設けられ
ており、この傾斜部１ａｅは、装置本体５から排出され
た複数枚（例えば数十枚）の葉書を積載するための葉書
積載部である。
折曲することにより形成される傾斜部１ａｅが設けられ
ており、この傾斜部１ａｅは、装置本体５から排出され
た複数枚（例えば数十枚）の葉書を積載するための葉書
積載部である。
【００２４】ペーパーサポータ１の取り付け脚部１ａ
ｂ，１ａｃの距離l 1 は、本来は、装置本体５のサポー
タ支持部５ａ，５ｂの距離Ｌと一致するように構成され
ているが、両距離に若干の誤差があっても、次のように
してペーパーサポータ１の装着は容易に行なわれる。
ｂ，１ａｃの距離l 1 は、本来は、装置本体５のサポー
タ支持部５ａ，５ｂの距離Ｌと一致するように構成され
ているが、両距離に若干の誤差があっても、次のように
してペーパーサポータ１の装着は容易に行なわれる。
【００２５】上述のように構成されたペーパーサポータ
１を装置本体５に装着する際、ペーパーサポータ１の弾
性変形部１ａｄ近傍をユーザの手指により操作して、例
えば矢印Ｂ方向（図４）に変形させると、これに連動し
て取り付け脚部１ａｂ，１ａｃが矢印Ｃ方向に変形す
る。この弾性変形部１ａｄの変形は、主として、弾性変
形部１ａｄの脚部１ｆが変形することで行なわれる。
１を装置本体５に装着する際、ペーパーサポータ１の弾
性変形部１ａｄ近傍をユーザの手指により操作して、例
えば矢印Ｂ方向（図４）に変形させると、これに連動し
て取り付け脚部１ａｂ，１ａｃが矢印Ｃ方向に変形す
る。この弾性変形部１ａｄの変形は、主として、弾性変
形部１ａｄの脚部１ｆが変形することで行なわれる。
【００２６】このように、弾性変形部１ａｄを矢印Ｂ方
向又は反矢印Ｂ方向に変形させて取り付け脚部１ａｂ，
１ａｃの先端部の位置を調整することで、取り付け脚部
１ａｂ，１ａｃをサポータ支持部５ａ，５ｂに取り付け
ることができ、ペーパーサポータ１を装置本体５に容易
に装着することができる。
向又は反矢印Ｂ方向に変形させて取り付け脚部１ａｂ，
１ａｃの先端部の位置を調整することで、取り付け脚部
１ａｂ，１ａｃをサポータ支持部５ａ，５ｂに取り付け
ることができ、ペーパーサポータ１を装置本体５に容易
に装着することができる。
【００２７】ペーパーサポータ１を装置本体５に装着し
た状態では、弾性変形部１ａｄは装置本体５に適宜の間
隙をもっている。ペーパーサポータ１を構成している針
金部材１ａ，１ｂは、弾性を有する金属の線材からなっ
ているので、ペーパーサポータ１に積載されるシートの
量が増えるにしたがって、ペーパーサポータ１はシート
９の自重により、図３において矢印Ｄ方向にたわんでい
く。
た状態では、弾性変形部１ａｄは装置本体５に適宜の間
隙をもっている。ペーパーサポータ１を構成している針
金部材１ａ，１ｂは、弾性を有する金属の線材からなっ
ているので、ペーパーサポータ１に積載されるシートの
量が増えるにしたがって、ペーパーサポータ１はシート
９の自重により、図３において矢印Ｄ方向にたわんでい
く。
【００２８】このとき、ペーパーサポータ１の弾性変形
部１ａｄが、装置本体５に圧接してペーパーサポータ１
を支持する。これにより、ペーパーサポータ１に積載さ
れたシートの荷重が、サポータ支持部５ａ，５ｂばかり
でなく、弾性変形部１ａｄの圧接部に分散されるので、
サポータ支持部５ａ，５ｂへの集中荷重を防ぎ、サポー
タ支持部５ａ，５ｂの変形や取り付け穴５ａｂ，５ａｃ
の変形等の不具合を防止することができる。
部１ａｄが、装置本体５に圧接してペーパーサポータ１
を支持する。これにより、ペーパーサポータ１に積載さ
れたシートの荷重が、サポータ支持部５ａ，５ｂばかり
でなく、弾性変形部１ａｄの圧接部に分散されるので、
サポータ支持部５ａ，５ｂへの集中荷重を防ぎ、サポー
タ支持部５ａ，５ｂの変形や取り付け穴５ａｂ，５ａｃ
の変形等の不具合を防止することができる。
【００２９】以上説明したように、電子機器５０の装置
本体５に設けたサポータ支持部５ａ，５ｂの距離Ｌと、
ペーパーサポータ１の取り付け脚部１ａｂ，１ａｃとの
距離l 1 とが、厳密に一致せず若干の誤差があっても、
ペーパーサポータ１の弾性変形部１ａｄを変形させて取
り付け脚部１ａｂ，１ａｃの距離を拡開又は縮小させて
調整することにより、ユーザはペーパーサポータ１を装
置本体５に容易に装着することができる。
本体５に設けたサポータ支持部５ａ，５ｂの距離Ｌと、
ペーパーサポータ１の取り付け脚部１ａｂ，１ａｃとの
距離l 1 とが、厳密に一致せず若干の誤差があっても、
ペーパーサポータ１の弾性変形部１ａｄを変形させて取
り付け脚部１ａｂ，１ａｃの距離を拡開又は縮小させて
調整することにより、ユーザはペーパーサポータ１を装
置本体５に容易に装着することができる。
【００３０】〈実施の形態２〉図５は、本発明の実施の
形態２に係るペーパーサポータを示している。
形態２に係るペーパーサポータを示している。
【００３１】本実施の形態では、ペーパーサポータ２
は、実施の形態１のペーパーサポータ１と同様の針金部
材２ａ，２ｂとを、交差部において溶接したものからな
っている。針金部材２ｂの両先端部には、下向きに折曲
された取り付け脚部２ａｂ，２ａｃとがそれぞれ形成さ
れている。
は、実施の形態１のペーパーサポータ１と同様の針金部
材２ａ，２ｂとを、交差部において溶接したものからな
っている。針金部材２ｂの両先端部には、下向きに折曲
された取り付け脚部２ａｂ，２ａｃとがそれぞれ形成さ
れている。
【００３２】ペーパーサポータ２の針金部材２ａの内側
の平行部の端部には、弾性変形部２ａｄが形成されてい
る。この弾性変形部２ａｄは、下向きの脚部１ｆと、こ
の脚部１ｆから後方（内側）へ延びる水平部１ｇと、各
水平部１ｇを接続する部分とからなっていて、平面視お
いてコ字状をなしている。
の平行部の端部には、弾性変形部２ａｄが形成されてい
る。この弾性変形部２ａｄは、下向きの脚部１ｆと、こ
の脚部１ｆから後方（内側）へ延びる水平部１ｇと、各
水平部１ｇを接続する部分とからなっていて、平面視お
いてコ字状をなしている。
【００３３】上記弾性変形部２ａｄの変形は、ユーザの
手指による操作によって、両脚部１ｆと、両水平部１ｇ
との両者が同時に変形することで行なわれる。これによ
り、実施の形態１の、弾性変形部１ａｄよりも、わずか
な力で取り付け脚部２ａｂ，２ａｃ間の距離l 2 を変化
させることができ、かつ距離l 2 の変化量も大きくとる
ことができる。
手指による操作によって、両脚部１ｆと、両水平部１ｇ
との両者が同時に変形することで行なわれる。これによ
り、実施の形態１の、弾性変形部１ａｄよりも、わずか
な力で取り付け脚部２ａｂ，２ａｃ間の距離l 2 を変化
させることができ、かつ距離l 2 の変化量も大きくとる
ことができる。
【００３４】〈実施の形態３〉図６は、本発明の実施の
形態３に係るペーパーサポータを示している。
形態３に係るペーパーサポータを示している。
【００３５】本実施の形態では、ペーパーサポータ３
は、実施の形態１のペーパーサポータ１と同様の針金部
材３ａ，３ｂとを、交差部において溶接したものからな
っている。針金部材３ｂの両先端部には、下向きに折曲
された取り付け脚部３ａｂ，３ａｃとがそれぞれ形成さ
れている。
は、実施の形態１のペーパーサポータ１と同様の針金部
材３ａ，３ｂとを、交差部において溶接したものからな
っている。針金部材３ｂの両先端部には、下向きに折曲
された取り付け脚部３ａｂ，３ａｃとがそれぞれ形成さ
れている。
【００３６】ペーパーサポータ３の針金部材３ａの内側
の平行部の端部には、弾性変形部３ａｄが形成されてい
る。この弾性変形部３ａｄは、下向きの脚部１ｆと、こ
の脚部１ｆを接続する接続部とを有しており、この接続
部には線材を複数回屈曲させてなる弾性変形発生部が形
成されている。
の平行部の端部には、弾性変形部３ａｄが形成されてい
る。この弾性変形部３ａｄは、下向きの脚部１ｆと、こ
の脚部１ｆを接続する接続部とを有しており、この接続
部には線材を複数回屈曲させてなる弾性変形発生部が形
成されている。
【００３７】上記弾性変形部３ａｄの変形は、弾性変形
部３ａｄの近傍をユーザの手指矢印Ｇ方向に操作するこ
とで行なわれるが、主に弾性変化発生部が大きく変形
し、さらに脚部１ｆも若干変形することで行なわれる。
部３ａｄの近傍をユーザの手指矢印Ｇ方向に操作するこ
とで行なわれるが、主に弾性変化発生部が大きく変形
し、さらに脚部１ｆも若干変形することで行なわれる。
【００３８】これにより、実施の形態１の、弾性変形部
１ａｄよりも、極めてわずかな力で取り付け脚部２ａ
ｂ，２ａｃ間の距離を変化させることができ、この距離
の変化量も大きくとることができる。
１ａｄよりも、極めてわずかな力で取り付け脚部２ａ
ｂ，２ａｃ間の距離を変化させることができ、この距離
の変化量も大きくとることができる。
【００３９】なお、本実施の形態では、弾性変形部３ａ
ｄの弾性変化発生部の形状は、線材を複数回屈曲した例
を示したが、これをコイル状にしたものであってもよ
い。
ｄの弾性変化発生部の形状は、線材を複数回屈曲した例
を示したが、これをコイル状にしたものであってもよ
い。
【００４０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
装置本体のサポータ支持部に着脱自在の複数の取り付け
脚部を有するペーパーサポータに、ユーザの手指の操作
により変形する弾性変形部を設けたので、ペーパーサポ
ータの剛性を低下させることなく弾性変形部間の距離を
変化させることができ、サポータ支持部の距離と、取り
付け脚部の距離とが厳密に一致しない場合であっても、
ペーパーサポータの変形を生じることなく、上記弾性変
形部を変形させることにより、ペーパーサポータを容易
に装置に装着することができる。
装置本体のサポータ支持部に着脱自在の複数の取り付け
脚部を有するペーパーサポータに、ユーザの手指の操作
により変形する弾性変形部を設けたので、ペーパーサポ
ータの剛性を低下させることなく弾性変形部間の距離を
変化させることができ、サポータ支持部の距離と、取り
付け脚部の距離とが厳密に一致しない場合であっても、
ペーパーサポータの変形を生じることなく、上記弾性変
形部を変形させることにより、ペーパーサポータを容易
に装置に装着することができる。
【図１】本発明に係るペーパーサポータが適用可能な電
子機器の斜視図。
子機器の斜視図。
【図２】同じく、電子機器及びこれに装着したペーパー
サポータの斜視図。
サポータの斜視図。
【図３】同じく、図１におけるＡ−Ａ線縦断側面図。
【図４】同じく、本発明の実施の形態１に係るペーパー
サポータの斜視図。
サポータの斜視図。
【図５】本発明の実施の形態２に係るペーパーサポータ
の斜視図。
の斜視図。
【図６】本発明の実施の形態３に係るペーパーサポータ
の斜視図。
の斜視図。
【図７】従来のペーパーサポータが装着されている一般
的な電子機器の一例を示す斜視図。
的な電子機器の一例を示す斜視図。
【図８】従来のペーパーサポータの一例を示す斜視図。
１，２，３ ペーパーサポータ １ａ，１ｂ 針金部材 １ａｂ，１ａｃ 取り付け脚部 １ｆ 脚部 １ａｄ 弾性変形部 ２ａ，２ｂ 針金部材 ２ａｂ，２ａｃ 取り付け脚部 ２ａｄ 弾性変形部 ３ａ，３ｂ 針金部材 ３ａｄ 弾性変形部 ５ａ，５ｂ 装置本体のサポータ支持部 ９ シート １０ プリンタ（印刷手段） ５０ ワードプロセッサ（電子機器）
Claims (5)
- 【請求項１】 装置から排紙されたシートを積載するた
めの着脱式のペーパーサポータにおいて、 シート排紙方向と交差する方向に沿って前記装置に設け
られているサポータ支持部に対し、着脱自在の１対の取
り付け脚部を一体的に有し、かつ、該取り付け脚部間の
距離が、可変であることを特徴とするペーパーサポー
タ。 - 【請求項２】 前記取り付け脚部の間隔を可変にするた
めの弾性変形部を有することを特徴とする請求項１に記
載のペーパーサポータ。 - 【請求項３】 前記弾性変形部は、前記取り付け脚部と
一体的に構成されていることを特徴とする請求項２に記
載のペーパーサポータ。 - 【請求項４】 前記弾性変形部は、前記ペーパーサポー
タにシートが積載された時のシートの自重による前記ペ
ーパーサポータの弾性変形により前記装置本体に圧接す
ることを特徴とする請求項１に記載のペーパーサポー
タ。 - 【請求項５】 請求項１ないし４何れか１項記載のペー
パーサポータと、シートに画像情報を印刷したのち前記
ペーパーサポータに排出する印刷手段と、を有すること
を特徴とする電子機器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9135296A JPH09278259A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | ペーパーサポータ及びこれを備える電子機器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9135296A JPH09278259A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | ペーパーサポータ及びこれを備える電子機器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09278259A true JPH09278259A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14024015
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9135296A Pending JPH09278259A (ja) | 1996-04-12 | 1996-04-12 | ペーパーサポータ及びこれを備える電子機器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09278259A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004091734A1 (ja) * | 2003-04-15 | 2004-10-28 | Sato Sports Plaza Co. Ltd. | 筋肉増強器具 |
| US8021283B2 (en) | 2003-06-19 | 2011-09-20 | Sato Sports Plaza Co., Ltd. | Pressure muscle strength increasing apparatus, control device, and method being carried out by control device |
| EP3214028A1 (en) | 2016-03-01 | 2017-09-06 | Canon Kabushiki Kaisha | A sheet stacking apparatus and an image forming apparatus |
| US11667488B2 (en) | 2019-12-20 | 2023-06-06 | Canon Finetech Nisca Inc. | Sheet stacking apparatus and image forming apparatus provided with the same |
-
1996
- 1996-04-12 JP JP9135296A patent/JPH09278259A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2004091734A1 (ja) * | 2003-04-15 | 2004-10-28 | Sato Sports Plaza Co. Ltd. | 筋肉増強器具 |
| AU2004229273B2 (en) * | 2003-04-15 | 2008-08-14 | Sato Sports Plaza Co., Ltd. | Muscle development device |
| KR100896122B1 (ko) * | 2003-04-15 | 2009-05-07 | 가부시키가이샤 사토 스포츠 플라자 | 근육 증강 기구 |
| US8021283B2 (en) | 2003-06-19 | 2011-09-20 | Sato Sports Plaza Co., Ltd. | Pressure muscle strength increasing apparatus, control device, and method being carried out by control device |
| EP3214028A1 (en) | 2016-03-01 | 2017-09-06 | Canon Kabushiki Kaisha | A sheet stacking apparatus and an image forming apparatus |
| US10317836B2 (en) | 2016-03-01 | 2019-06-11 | Canon Kabushiki Kaisha | Sheet stacking apparatus and an image forming apparatus |
| US11667488B2 (en) | 2019-12-20 | 2023-06-06 | Canon Finetech Nisca Inc. | Sheet stacking apparatus and image forming apparatus provided with the same |
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