JP2001130094A - デスク型プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタ機能部をデスク面１には置かないで
印刷を実行でき、そして該デスク面１を広い状態で無駄
無く有効に活用することができるデスク型プリンタを提
供すること。 【解決手段】 平坦なデスク面１と、デスク面を支持す
る脚部２とを備え、デスク面１の下には給紙部、印刷部
および排紙部を備え、該給紙部から給送された印刷前用
紙は印刷部にて所定の印刷が実行され、印刷済み用紙が
排紙部によって外部に排出されるように構成され、デス
ク面１の、前記給紙部の給紙ライン上の上流側に、スリ
ット状の給紙用口７が設けられ、印刷前用紙が該給紙用
口７を介して前記給紙部の給紙トレイ１０にセット可能
に構成され、前記排紙部によって排出される印刷済み用
紙８を受ける排紙受け部９は、前記デスク側面に設けら
れている。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は、給紙部と、印刷部
と、排紙部とを備え、給紙部から給送される印刷前用紙
に印刷部で所定の印刷を実行し、印刷済み用紙を排紙部
にて排出するデスク型のプリンタに関するものである。

【０００２】

【従来の技術】従来、インクジェットプリンタやレーザ
ービームプリンタ等を含めて殆どのプリンタは、パソコ
ン等のＯＡ機器用の台にパソコンと一緒に、またはプリ
ンタ専用台の上に載置されて使用されている。そして、
当該プリンタの上部は、通常、給紙部、排紙受け部、或
いは印刷部を保護するプリンタカバーが配設されてお
り、そこを作業台等として利用しようということは考え
られていない。

【０００３】また、従来のデスクは、そのデスク面で筆
記したり、書類を整理したりするものであり、或いはま
た、台としてＯＡ機器などを載置するものとして認識さ
れ、且つそのような使い方がなされている。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】従来のプリンタは、デ
スク等の台の上に置いて使われるものであるという固定
観念の下で、そのほとんどが作られている。ところで、
プリンタは、標準的な使われ方としては、実際に印刷の
ために駆動している時間よりも、印刷のために待機して
いる印刷待ち時間の方が長いという使用上の特性がある
と言える。さて、このような特性のあるプリンタをデス
ク面に載置して使うと、それだけでデスク面が狭くなる
のは勿論として、印刷待ち時間のほうが多い非使用状態
のプリンタによって多くの時間にわたってデスク面を占
有されることになり、該デスク面を広い状態で無駄無く
有効に活用することができないという問題があった。

【０００５】本発明の課題は、上記固定観念を打ち破
り、プリンタ機能部をデスク面には置かないで印刷を実
行でき、そして該デスク面を広い状態で無駄無く有効に
活用することができるデスク型プリンタを提供すること
にある。

【０００６】

【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
本願請求項１に記載の発明に係るデスク型プリンタは、
平坦なデスク面と、該デスク面を支持する脚部とを備え
たデスクであって、前記デスク面の下には給紙部、印刷
部および排紙部を備え、該給紙部から給送された印刷前
用紙は印刷部にて所定の印刷が実行され、印刷済み用紙
が排紙部によって外部に排出されるように構成され、前
記デスク面の、前記給紙部の給紙ライン上の上流側に、
スリット状の給紙用口が設けられ、印刷前用紙が該給紙
用口を介して前記給紙部の給紙トレイにセット可能に構
成され、前記排紙部によって排出される印刷済み用紙を
受ける排紙受け部は、前記デスク側面に設けられている
ことを特徴とするものである。

【０００７】本発明においては、デスク面の下に給紙
部、印刷部および排紙部を備えていると共に、印刷済み
用紙を受ける排紙受け部は、デスクの側面に設けられ、
前記デスク面には、印刷前用紙をセットするための給紙
用口が設けられているだけなので、該デスク面はプリン
タによって占有されずに済む。すなわち、当該デスク型
プリンタを用いれば、所定の印刷を実行しつつ、該デス
ク面を広い状態で無駄無く有効に活用することができ
る。更に印刷済み用紙の排紙受け部からの取り出しも容
易である。

【０００８】また、本願請求項２に記載の発明は、請求
項１に記載されたデスク型プリンタにおいて、前記排紙
受け部は、前記脚部に設けられ、前記排紙部を介して排
出される印刷済み用紙を縦に受けるように上部開口の箱
体にて形成されていることを特徴とするものである。本
発明によれば、コンパクトで使いやすいという効果が得
られると共に、箱体内に印刷物が入った状態で保持され
るので、該印刷物を安定保持することができる。

【０００９】また、本願請求項３に記載の発明は、請求
項１または２に記載されたデスク型プリンタにおいて、
前記給紙部、印刷部、排紙部および排紙受け部は、前記
デスクの一方の側面側に集中配置されていることを特徴
とするものである。このような集中配置によって用紙搬
送経路の全長を短縮することができると共に、デスクの
他方側のスペースを通常の引き出しを設ける等によって
有効に利用することができる。

【００１０】また、本願請求項４に記載の発明は、請求
項１から３のいずれか１項に記載されたデスク型プリン
タにおいて、前記デスク面の一部が基端を支点に回動し
て開閉可能な開閉部として形成されていると共に、該開
閉部が、閉状態で前記給紙用口をスリット状に確保で
き、開状態では前記給紙用口を含めて給紙部、印刷部お
よび排紙部の上面がオープンとなるように構成されてい
ることを特徴とするものである。

【００１１】本発明によれば、デスク面に設けた開閉部
を開閉させることにより、閉状態では、前記スリット状
の給紙用口を確保しつつデスク面としての利用をするこ
とができ、開状態では、給紙部、印刷部および排紙部の
上面をオープンにすることができるので、メンテナンス
が容易となる。

【００１２】また、本願請求項５に記載の発明に係るデ
スク型プリンタは、平坦なデスク面と、該デスク面を支
持する脚部とを備えたデスクであって、前記デスク面の
下には給紙部、印刷部および排紙部を備え、該給紙部か
ら給送された印刷前用紙は印刷部にて所定の印刷が実行
され、印刷済み用紙が排紙部によって外部に排出される
ように構成され、前記デスク面の直下に在る引き出しが
前記給紙部の給紙トレイを構成し、前記印刷部は前記デ
スクの奥側に配設され、前記排紙部によって排出される
印刷済み用紙を受ける排紙受け部は、前記デスク面の下
であって手前側に設けられていることを特徴とするもの
である。

【００１３】本発明によれば、デスク面の下には給紙
部、印刷部および排紙部を備えていると共に、前記排紙
部によって排出される印刷済み用紙を受ける排紙受け部
は、前記デスク面の下であって手前側に設けられている
ので、請求項１に記載の発明と同様に、所定の印刷を実
行しつつ、デスク面を広い状態で無駄無く有効に活用す
ることができる。更に印刷済み用紙の排紙受け部からの
取り出しも容易である。

【００１４】また、本願請求項６に記載の発明は、請求
項５に記載されたデスク型プリンタにおいて、前記給紙
トレイから前記印刷部に向けての用紙給送ラインが前記
デスク面に沿ってほぼ直線となるように形成され、該印
刷部にて用紙搬送経路は前方の斜め下方に向かってＵタ
ーンされて前記排紙受け部につながるように構成されて
いることを特徴とするものである。

【００１５】本発明によれば、用紙搬送経路が全体とし
て単純なＵターン経路なので、その設計を単純化するこ
とができると共に、デスク面直下の空きスペースを有効
に利用してコンパクトなデスク型プリンタを得ることが
できる。

【００１６】また、本願請求項７に記載の発明は、請求
項５または６に記載されたデスク型プリンタにおいて、
前記排紙受け部は当該プリンタのハウジング内に収納可
能に構成されていることを特徴とするものである。これ
により、排紙受け部は印刷するときだけハウジング外部
に突出させ、非印刷時はハウジング内に収納しておくこ
とができるので、デスクとしてのみの使用をする場合に
全く邪魔にならない。

【００１７】また、本願請求項８に記載の発明は、請求
項５から７のいずれか１項に記載されたデスク型プリン
タにおいて、前記給紙部、印刷部および排紙部は、印刷
済み用紙を排紙受け部上にフェイスアップ排紙するよう
に構成されていることを特徴とするものである。ここで
フェイスアップ排紙とは、印刷物の印刷面が上を向いた
状態でデスク面上に排紙されることを意味する。本発明
によれば、このようにフェイスアップ排紙構造にしたの
で、デスク下の排紙受け部に排出された印刷物の印刷状
況を視覚的に容易に判断することができる。

【００１８】また本願請求項９に記載の発明は、請求項
１から８のいずれか１項に記載されたデスク型プリンタ
において、プリンタはインクジェットプリンタであるこ
とを特徴とするものである。このインクジェットプリン
タは、写真並みの高品質なプリントが行えるため、この
インクジェットプリンタに上記各発明を適用する効果は
大である。

【００１９】

【発明の実施の形態】以下、本願発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図１は本発明に係るデスク型プ
リンタの一実施の形態を示す概略斜視図であり、図２は
同デスク型プリンタの概略縦断面図であり、図３は同デ
スク型プリンタの内部構造の概略を見えるようにした斜
視図である。

【００２０】本実施の形態の係るデスク型プリンタは、
平坦なデスク面１と、このデスク面１を支持する４本の
脚部２とを備えたデスクタイプのものであり、該デスク
面１は、筆記、書類の作成等の事務的な処理を行えるよ
うになっている。そして、前記デスク面１の下には、図
２に示したように、印刷前用紙をセットするための給紙
トレイ１０を備えた給紙部、用紙に所定の印刷を実行す
る印刷部および印刷済み用紙を外部に排出するための排
紙部を備えたプリンタ機能部５が配置されている。前記
給紙トレイ１０から給送された印刷前用紙は、印刷部に
て所定の印刷が実行され、印刷済み用紙８が排紙部によ
ってプリンタ外部に排出されるように形成されている。

【００２１】前記排紙部によって排出される印刷済み用
紙８を受ける排紙受け部９は、デスク側面の脚部２に取
り付けられている。本実施の形態では、図１および図２
に示したように、印刷済み用紙８を縦に受けるように上
部開口の箱体にて形成されている。また、本実施の形態
では、図２および図３に示したように、前記給紙部、印
刷部、排紙部および排紙受け部９は、前記デスクの正面
視で左側に集中配置されている。すなわち、デスク面１
の下の左側に作られた第１収納部４内に前記プリンタ機
能部５が外部から見えない状態で配置されている。デス
ク面１の下の右側に作られた第２収納部３は、通常の引
き出しとなっている。

【００２２】前記デスク面１の、前記給紙部の給紙ライ
ン上の上流側に、スリット状の給紙用口７が設けられて
いる。そして、印刷前用紙が該給紙用口７を介してデス
ク面１上から前記給紙トレイ１０にセット可能に構成さ
れている。尚、該給紙用口７は、プリンタの非使用時に
は必要ないので、図示しない蓋等で覆っておくことが望
ましい。

【００２３】前記デスク面１の、プリンタ機能部５の上
面部分の一部が、図１および図２に示したように、基端
を支点に回動して開閉可能な開閉部６として形成されて
いる。この開閉部６は、閉状態で前記給紙用口７をスリ
ット状に確保でき、開状態では前記給紙用口７を含めて
給紙部、印刷部および排紙部の上面がオープンとなるよ
うに形成されている。

【００２４】ここで、プリンタの種類としては、インク
ジェットプリンタやレーザービームプリンタ等いずれの
ものでもよく特定の機種に限定されないが、この例で
は、写真並みの高品質な印刷が行えるインクジェットプ
リンタである。即ち、インクジェットプリンタの印刷部
によってデスク面１の下で印刷された写真並みの印刷済
み用紙８が排紙受け部９内に排紙されるように形成され
ている。

【００２５】次に、上記実施の形態に係るデスク型プリ
ンタの作用を説明する。本実施の形態においては、デス
ク面１の下に給紙部、印刷部および排紙部を備えている
と共に、印刷済み用紙８を受ける排紙受け部９は、デス
クの側面に設けられ、前記デスク面１には、印刷前用紙
をセットするための給紙用口７が設けられているだけな
ので、該デスク面１はプリンタ機能部５によって占有さ
れずに済む。したがって、当該デスク型プリンタを用い
れば、デスク面１下のプリンタ機能部５にて所定の印刷
を実行しつつ、該デスク面１を広い状態で無駄無く有効
に活用することができる。更に印刷済み用紙８の排紙受
け部９からの取り出しも、図１から明らかなように容易
である。

【００２６】また、前記排紙受け部９を、前記脚部２に
設け、前記排紙部を介して排出される印刷済み用紙８を
縦に受けるように上部開口の箱体にて形成したので、コ
ンパクトで使いやすいという効果が得られると共に、箱
体内に印刷物が入った状態で保持されるので、該印刷物
を安定保持することができる。

【００２７】また、前記給紙部、印刷部、排紙部および
排紙受け部９が、前記デスクの一方の側面側に集中配置
されているので、用紙搬送経路の全長を短縮することが
できると共に、デスクの他方側のスペースである第２収
納部３を通常の引き出しとすることで有効に利用するこ
とができる。

【００２８】また、前記デスク面１の一部が基端を支点
に回動して開閉可能な開閉部６として形成されていると
共に、該開閉部６が、閉状態で前記給紙用口７をスリッ
ト状に確保でき、開状態では前記給紙用口７を含めて給
紙部、印刷部および排紙部の上面がオープンとなるよう
に構成されているので、デスク面１に設けた開閉部６を
開閉させることにより、閉状態では、前記スリット状の
給紙用口７を確保しつつデスク面としての利用をするこ
とができ、開状態では、給紙部、印刷部および排紙部の
上面をオープンにすることができるので、メンテナンス
が容易となる効果が得られる。

【００２９】図４及び図５に基づいて、本願発明の他の
実施の形態を説明する。本実施の形態では、平らなデス
ク面１の直下に通常設けられる引き出しが、前記給紙部
の給紙トレイ１２となるように形成され、前記印刷部を
核とする印刷機能部５は前記デスクの奥側に配設され、
前記排紙部によって排出される印刷済み用紙８を受ける
排紙受け部９は、前記デスク面１の下であって手前側に
設けられている。ここで、前記給紙トレイ１２から前記
印刷機能部５に向けての用紙給送ラインが前記デスク面
１に沿ってほぼ直線となるように形成され、該印刷機能
部５にて用紙搬送経路は前方の斜め下方に向かってＵタ
ーンされて前記排紙受け部９につながるように構成され
ている。

【００３０】図４において、符号１３はピックアップロ
ーラ、符号１４は分離パッドを示し、これらは、給紙ト
レイ１２内の用紙２８を一枚ずつ分離して印刷部に向け
て送るための分離送り装置の一部をなすものである。ま
た、符号１５は紙送りローラ、符号１６は用紙案内部、
符号１７，１８はそれぞれ紙送りローラを示す。

【００３１】前記分離送り装置の構造は、複写機やプリ
ンタで使われている公知のものが適宜採用し得るが、そ
の一例を簡単に説明する。ピックアップローラが分離パ
ッドから離間した際に、押し上げローラによって用紙を
分離パッドから浮かせる一方、分離レバーの先端の押し
上げローラを用紙に当接させて、これを上向きに大きく
撓ませることにより、２枚目以降の用紙の先端を最上位
の用紙の背面から負荷なく剥離させた上、これを当接面
に当接させてホッパ内に戻すようにしたものが挙げられ
る（特開平１１−１３９６０５号公報）。

【００３２】また、本実施の形態では、前記排紙受け部
９は、当該プリンタのハウジング内に収納可能に構成さ
れている。これにより、排紙受け部９は印刷するときだ
けハウジング外部に突出させ、非印刷時はハウジング内
に収納しておくことができるので、デスクとしてのみの
使用をする場合に全く邪魔にならない。更に、前記給紙
部、印刷部および排紙部は、印刷済み用紙８を排紙受け
部９上にフェイスアップ排紙するように構成されてい
る。このようにフェイスアップ排紙構造にしたので、デ
スク下の排紙受け部に排出された印刷物の印刷状況を視
覚的に容易に判断することができる。

【００３３】次に、図４および図５に示した実施の形態
の作用を説明する。本実施の形態によれば、デスク面１
の下には給紙部、印刷部および排紙部を備えていると共
に、前記排紙部によって排出される印刷済み用紙８を受
ける排紙受け部９は、前記デスク面１の下であって手前
側に設けられているので、デスク面１の下で所定の印刷
を実行しつつ、デスク面１を広い状態で無駄無く有効に
活用することができる。更に印刷済み用紙８の排紙受け
部９からの取り出しも容易である。

【００３４】また、用紙搬送経路を、図４に示したよう
に、全体として単純なＵターン経路にしたので、その設
計を単純化することができると共に、デスク面１の直下
の空きスペースを有効に利用してコンパクトなデスク型
プリンタを得ることができる。

【００３５】

【発明の効果】本発明によれば、プリンタをデスク面に
は置かないで印刷を実行でき、そして該デスク面を広い
状態で無駄無く有効に活用することができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明に係るデスク型プリンタの一実施の形態
を示す概略斜視図である。

【図２】同デスク型プリンタの概略縦断面図である。

【図３】同デスク型プリンタの内部構造の概略を見える
ようにした斜視図である。

【図４】本発明に係るデスク型プリンタの他の実施の形
態を示す概略縦断面図である。

【図５】図４に記載のデスク型プリンタの概略斜視図で
ある。

【符号の説明】

１ デスク面 ２ 脚部 ５ 印刷機能部 ６ 開閉部 ７ 給紙用口 ８ 印刷済み用紙 ９ 排紙受け部 １０ 給紙トレイ １１ キャリッジ １２ 給紙トレイ（引き出し）

Claims (9)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】 平坦なデスク面と、該デスク面を支持す
   る脚部とを備えたデスクであって、 前記デスク面の下には給紙部、印刷部および排紙部を備
   え、該給紙部から給送された印刷前用紙は印刷部にて所
   定の印刷が実行され、印刷済み用紙が排紙部によって外
   部に排出されるように構成され、 前記デスク面の、前記給紙部の給紙ライン上の上流側
   に、スリット状の給紙用口が設けられ、印刷前用紙が該
   給紙用口を介してデスク面上から前記給紙部の給紙トレ
   イにセット可能に構成され、 前記排紙部によって排出される印刷済み用紙を受ける排
   紙受け部は、前記デスク側面に設けられていることを特
   徴とするデスク型プリンタ。
2. 【請求項２】 請求項１において、前記排紙受け部は、
   前記脚部に設けられ、前記排紙部を介して排出される印
   刷済み用紙を縦に受けるように上部開口の箱体にて形成
   されていることを特徴とするデスク型プリンタ。
3. 【請求項３】 請求項１または２において、前記給紙
   部、印刷部、排紙部および排紙受け部は、前記デスクの
   一方の側面側に集中配置されていることを特徴とするデ
   スク型プリンタ。
4. 【請求項４】 請求項１から３のいずれか１項におい
   て、前記デスク面の一部が基端を支点に回動して開閉可
   能な開閉部として形成されていると共に、該開閉部が、
   閉状態で前記給紙用口をスリット状に確保でき、開状態
   では前記給紙用口を含めて給紙部、印刷部および排紙部
   の上面がオープンとなるように構成されていることを特
   徴とするデスク型プリンタ。
5. 【請求項５】 平坦なデスク面と、該デスク面を支持す
   る脚部とを備えたデスクであって、 前記デスク面の下には給紙部、印刷部および排紙部を備
   え、該給紙部から給送された印刷前用紙は印刷部にて所
   定の印刷が実行され、印刷済み用紙が排紙部によって外
   部に排出されるように構成され、 前記デスク面の直下に在る引き出しが前記給紙部の給紙
   トレイを構成し、 前記印刷部は前記デスクの奥側に配設され、 前記排紙部によって排出される印刷済み用紙を受ける排
   紙受け部は、前記デスク面の下であって手前側に設けら
   れていることを特徴とするデスク型プリンタ。
6. 【請求項６】 請求項５において、前記給紙トレイから
   前記印刷部に向けての用紙給送ラインが前記デスク面に
   沿ってほぼ直線となるように形成され、該印刷部にて用
   紙搬送経路は前方の斜め下方に向かってＵターンされて
   前記排紙受け部につながるように構成されていることを
   特徴とするデスク型プリンタ。
7. 【請求項７】 請求項５または６において、前記排紙受
   け部は当該プリンタのハウジング内に収納可能に構成さ
   れていることを特徴とするデスク型プリンタ。
8. 【請求項８】 請求項５から７のいずれか１項におい
   て、前記給紙部、印刷部および排紙部は、印刷済み用紙
   を排紙受け部上にフェイスアップ排紙するように構成さ
   れていることを特徴とするデスク型プリンタ。
9. 【請求項９】 請求項１から８のいずれか１項におい
   て、プリンタはインクジェットプリンタであることを特
   徴とするデスク型プリンタ。