JPH09278194A - 媒体繰出し装置 - Google Patents

媒体繰出し装置

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JPH09278194A
JPH09278194A JP9072596A JP9072596A JPH09278194A JP H09278194 A JPH09278194 A JP H09278194A JP 9072596 A JP9072596 A JP 9072596A JP 9072596 A JP9072596 A JP 9072596A JP H09278194 A JPH09278194 A JP H09278194A
Authority
JP
Japan
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passbook
pressing
medium
feeding
magnetic stripe
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP9072596A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Kato
敦司 加藤
Yoshifusa Ando
吉英 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
Oki Information Systems Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Oki Electric Industry Co Ltd, Oki Information Systems Co Ltd filed Critical Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 媒体の繰出し不良を発生させない。 【解決手段】 通帳繰出し装置1は2個の通帳発行部4
a、4bを有している。通帳8は冊子状となっており、
図示せぬ磁気ストライプが貼り付けられている。通帳8
は綴目部が繰出方向(矢印D方向)の先頭となるように
収納される。通帳発行部4a、4bは通帳カセット5に
収納された通帳8を搬送路2へ繰り出す繰出しローラ
6、及び通帳8を繰出しローラ6に押し付ける押圧部材
7(押圧スプリング7a及び押圧板7b)を有してい
る。押圧板7bの繰出しローラ6と対向する位置には、
通帳8の磁気ストライプの厚さと貼り付け位置により生
じる隙間よりも大きな段差の突出部(図示せず)が形成
してある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、決められた向きで
収納された媒体を繰り出す媒体繰出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、媒体繰出し装置においては、一部
の箇所が凸状となっている媒体として例えば磁気ストラ
イプ付冊子状媒体を扱っているものがあり、このような
媒体繰出し装置では、磁気ストライプ付冊子状媒体を決
められた向きで媒体繰出し装置内に収納した後、繰出し
部材により収納場所から印字部等の別の場所へ繰り出し
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の媒体繰出し装置
にあっては、磁気ストライプ付冊子状媒体を決められた
向きで収納しており、従って、磁気ストライプの厚みに
より、隣合う磁気ストライプ付冊子状媒体間で磁気スト
ライプが貼られていない部分間に隙間ができてしまって
いた。この状態において、磁気ストライプ付冊子状媒体
を繰出し部材に押し付けようとしても、磁気ストライプ
があるので、磁気ストライプが貼られていない部分を繰
出し部材に押し付けることができず、この結果、繰出し
不良が発生してしまうという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明が講じた解決手段は、一部の箇所が凸状とな
っている媒体を決められた向きで収納し、繰出し部材に
より繰り出す媒体繰出し装置において、凸状となってい
る箇所とは段差を有して、媒体の繰出し部材と当接する
部分を繰出し部材に押し付ける押圧部材を設けたもので
ある。
【0005】上述の解決手段によれば、押圧部材の段差
が媒体の繰出し部材と当接する部分を繰出し部材に押し
付けるので、押圧部材の押圧力は媒体を介して繰出し部
材に伝達することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら詳細に説明する。本実施の形態では、媒
体繰出し装置として、銀行等の金融機関に設置され磁気
ストライプ付通帳を発行する通帳発行機に内蔵される通
帳繰出し装置を例に挙げて説明する。なお、各図面に共
通する要素には同一の符号を付す。図1は本発明に係る
実施の形態における通帳繰出し装置の概略構成図、図2
は実施の形態における通帳繰出し装置に用いられる冊子
状媒体の拡大説明図である。
【0007】第1の実施の形態 通帳繰出し装置1は搬送路2を構成する搬送ガイド3
a、3b、3c、及び2個の通帳発行部4a、4bを有
している。通帳発行部4a又は4bから繰り出される通
帳8は搬送ガイド3a、3b、3cにより、搬送路2か
ら印字やその他の処理を行う処理部(図示せず)へ案内
される。通帳8は冊子状となっており、図2に示す磁気
ストライプ8aが貼り付けられている。通帳8は綴目部
8bが繰出方向(矢印D方向)の先頭となるように収納
される。
【0008】通帳発行部4bは、通帳発行部4aを対称
形に配置したものであり同一の動作を行う。従って、本
実施の形態では通帳発行部4aについて説明し、通帳発
行部4bの説明については省略する。通帳発行部4aは
通帳8が収納される通帳カセット5、通帳カセット5に
収納された通帳8を搬送路2へ繰り出す繰出しローラ
6、通帳8を繰出しローラ6に押し付ける押圧部材7
(押圧スプリング7a及び押圧板7b)、収納される通
帳8を保持するガイド9a、9b、及び繰出しローラ6
により通帳8を繰り出した際の2枚目以降の重送・連れ
出しを防ぐ分離部9cを有している。繰出しローラ6は
図示しないアクチュエータにより矢印A方向の位置(オ
ン位置)及び矢印B方向の位置(オフ位置)に移動し、
図示しないモータにより矢印C方向に回転して通帳8を
繰り出す。
【0009】ここで図3を加えて押圧部材7の押圧板7
bの形状を説明する。図3は第1の実施の形態における
通帳の押圧状態を説明する図である。通帳8を通帳カセ
ット5に収納すると、磁気ストライプ8aの厚さと貼り
付け位置により、通帳8の磁気ストライプ8aが無い部
分と押圧板7bとの間に隙間d(図3参照)が生じる。
この隙間dよりも大きな段差dx(dx:d+x、x>
0)の突出部7cが押圧板7bの繰出しローラ6と対向
する位置に形成してある。
【0010】次に、本実施の形態の通帳繰出し装置1へ
の通帳収納動作及び通帳繰出し動作を同じく図1〜図3
を用いて説明する。
【0011】通帳発行部4aの押圧板7bを矢印E方向
に移動させて繰出しローラ6と押圧板7bとの間に隙間
を設け、この隙間(収納部5)に通帳8を綴目部8bを
矢印D方向に向けて収納する。この後、押圧板部材7に
より通帳8を繰出しローラ6に押し付ける。通帳8には
磁気ストライプ8aが貼り付けてあるので、通帳8を収
納部5に収納すると、磁気ストライプ8aの厚さと貼り
付け位置により磁気ストライプ8aが設けてない位置で
通帳間、及び通帳8と押圧板7bとの間に隙間dが生じ
るが、押圧板7bに形成した突出部が、通帳8の繰出し
ローラ6と対向する部分を磁気ストライプ8aが設けて
ある位置よりも強い押圧力で繰出しローラ6側へ押し付
ける。従って、磁気ストライプ8aが設けていない位置
での隙間dは相殺される。
【0012】この後アクチュエータにより繰出しローラ
6をオフ位置からオン位置に移動させ(2点鎖線位置か
ら実線位置へ)、通帳8に圧接させる。このとき押圧板
7bの突出部7cにより押圧部材7の押圧力は通帳8を
介して繰出しローラ6に伝達され、通帳8の繰出しロー
ラ6と対向する部分は繰出しローラ6と圧接する。次に
モータを駆動し繰出しローラ6を矢印C方向へ回転させ
ると、繰出しローラ6と圧接している通帳8は矢印D方
向へ繰り出される。
【0013】第1の実施の形態では、押圧板7bの繰出
しローラ6と対向する位置に突出部7cを形成すること
により、通帳8に磁気ストライプ8aが貼り付けてあっ
ても、押圧部材7の押圧力を通帳8を介して繰出しロー
ラ6に伝達できる。
【0014】第1の実施の形態では、押圧板7bに突出
部7cを一体に形成しているが、図4に示すように、突
出部7dを押圧板70bとは別に作り固着させても本実
施の形態と同様の効果が期待できる。なお、図4は第1
の実施の形態の変形例を示す説明図である。
【0015】第2の実施の形態 第1の実施の形態及び変形例では押圧板に突出部を設け
ているが、第2の実施の形態では突出部を設ける代りに
各々押圧力の異なる2個の押圧部材を設けている。以
下、図1、図2、及び図5を用いて第2の実施の形態を
説明する。図5は第2の実施の形態における通帳の押圧
状態を説明する図である。
【0016】押圧部材10は2個の押圧板10a、10
b、及び押圧板10a、10bを繰出しローラ6側に押
圧する押圧スプリング14、15を有している。押圧ス
プリング14は押圧スプリング15よりも押圧力を大き
く設定してある。従って、通帳8を通帳カセット5に収
納した際に生じる隙間dは上述した実施例と同様に、押
圧板10a及び押圧スプリング14により相殺される。
その他の構造及び動作は第1の実施の形態と同様である
ので説明は省略する。
【0017】第2の実施の形態では、隙間dが相殺でき
る程度の押圧力を持つ押圧スプリング14を選択すれば
よいので、押圧板10a、10bは簡単な構造(平板)
でよい。
【0018】また、第2の実施の形態では、2枚の押圧
板10a、10bを設けているが、押圧部材10の押圧
力を通帳8を介して繰出しローラ6に伝達できるのであ
れば、2枚以上設けてもよい。
【0019】第1、第2の実施の形態及び変形例では、
磁気ストライプ付の冊子状の通帳8を用いる例を説明し
ているが、磁気ストライプ付の紙葉状の媒体を用いても
適用可能である。また、冊子状媒体(紙葉状媒体)に貼
り付けられるものは磁気ストライプ8aに限らず、テー
プ或いはエンボス等、媒体の一部の箇所が凸状となって
いるものであっても上述した実施の形態は適用可能であ
る。さらに、磁気ストライプ8a(テープ、エンボス
等)の設置長さにおいても限定されないものである。
【0020】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明は、
凸状になっている箇所とは段差を有して、媒体の繰出し
部材と当接する部分を繰出し部材に押し付ける押圧部材
を設けたことにより、押圧部材の押圧力は媒体を介して
繰出し部材に伝達できるので、この結果、媒体の繰出し
不良は発生しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る実施の形態の通帳繰出し装置の概
略構成図である。
【図2】実施の形態の冊子状媒体の拡大説明図である。
【図3】第1の実施の形態の通帳の押圧状態説明図であ
る。
【図4】第1の実施の形態の変形例を示す説明図であ
る。
【図5】第2の実施の形態の通帳の押圧状態説明図であ
る。
【符号の説明】
1 通帳繰出し装置 6 繰出しローラ 7、10 押圧部材 7c、7d 突出部 8 通帳 8a 磁気ストライプ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一部の箇所が凸状となっている媒体を決
    められた向きで収納し、繰出し部材により繰り出す媒体
    繰出し装置において、 凸状となっている箇所とは段差を有して、媒体の前記繰
    出し部材と当接する部分を繰出し部材に押し付ける押圧
    部材を設けたことを特徴とする媒体繰出し装置。
  2. 【請求項2】 前記押圧部材は繰出し部材と対向する部
    分が繰出し部材側に突出した請求項1記載の媒体繰出し
    装置。
  3. 【請求項3】 前記押圧部材は、媒体の前記繰出し部材
    と対向する部分を繰出し部材に押し付ける第1の押圧部
    材と、第1の押圧部材で押圧していない凸状になってい
    る箇所を第1の押圧部材と同方向で且つ第1の押圧部材
    よりも小さな力で押圧する第2の押圧部材とを有する請
    求項1記載の媒体繰出し装置。
JP9072596A 1996-04-12 1996-04-12 媒体繰出し装置 Withdrawn JPH09278194A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002308467A (ja) * 2001-04-12 2002-10-23 Oki Electric Ind Co Ltd 媒体繰出装置
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