JP2017057062A - 媒体収納庫及び媒体処理装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】媒体を立てて収納する収納部と、前記収納部内の繰出位置から収納位置まで移動可能に設けられ、前記媒体を前記繰出位置側に押圧する押圧部と、を備え、前記押圧部の前記媒体と対向する対向面には、段差が設けられ、前記押圧部を前記収納位置に配置したときに、前記段差により生じる空間と対向する前記収納部の底面の第1の領域に、前記媒体の転倒を防止する溝が設けられている、媒体収納庫を提供する。
【選択図】図4
Description
<媒体B>
第1の実施形態を説明する前に、まずは、第1の実施形態に係る媒体Bの形態の一例を、図1を用いて説明する。図1は、第1の実施形態に係る媒体Bの形態の一例を説明する説明図である。詳細には、図1は、媒体Bの一例として、複数の紙が冊子状にまとめられ、表面に磁気ストライプを有する通帳を示した図であり、図1の右側には、媒体Bの表面7側から見た(X軸方向から見た)媒体Bの表面図が示され、図1の左側には、媒体Bの側面側から見た(Y軸方向から見た)媒体Bの側面図が示されている。
次に、図2及び図3を参照しながら、第1の実施形態に係る媒体処理装置10の構成について説明する。図2は、第1の実施形態に係る媒体処理装置10の構成の一例を説明する説明図であり、詳細には、媒体処理装置10をX軸に沿って切断した場合の媒体処理装置10の断面図である。図3は、第1の実施形態に係る媒体運搬機構50の構成の一例を説明する説明図であり、詳細には、図2の断面図における媒体運搬機構50の側面図、すなわちY軸方向から見た媒体運搬機構50の側面図である。なお、図2では、説明の便宜のため、併せて媒体収納庫30の断面も示す。
装置本体12は、媒体処理装置10の下部に設けられ、複数の媒体収納庫30を有する。詳細には、複数の媒体収納庫30は、図2に示すように、装置本体12に着脱可能に装着される。媒体収納庫30は、通帳のような媒体Bを所定の数、立てて収納することが可能である。なお、媒体収納庫30の詳細については、後で説明する。また、装置本体12は、図示しない証書収納庫を有していてもよい。
媒体処理部20は、媒体Bに関する処理(例えば、搬送や印字等)を行う。媒体処理部20は、例えば、媒体処理装置10の上部、すなわち、装置本体12の上に設けられており、媒体Bを搬送する搬送路21と、媒体Bの頁等を検出する検出部22と、媒体Bの頁をめくる改頁部23と、媒体Bに設けられた突出部7aとしての磁気ストライプを読取り、当該磁気ストライプに記録する読取記録部24と、媒体Bに印字する印字部25と、媒体Bを媒体処理装置10の外部へ排出する排出部26と、を有する。
媒体運搬機構50は、媒体処理装置10の中央部に、昇降移動可能に設けられている。媒体運搬機構50は、媒体収納庫30に収納された媒体Bを繰り出して取込み、取込んだ媒体Bを媒体処理部20の搬送路21を受け渡す。詳細には、媒体運搬機構50は、図2に示すように上下方向に掛け渡されたベルト62に取り付けられている。ベルト62は、モータ63により、ギア機構64を介して駆動される。媒体運搬機構50は、モータ63によって制御されることにより、繰り出そうとする媒体Bを収納する媒体収納庫30に対向した位置で停止する。
図4及び図5を参照しながら、第1の実施形態に係る媒体収納庫30の構成について、詳細に説明する。図4は、第1の実施形態に係る媒体収納庫30の構成の一例を説明する説明図であって、詳細には、媒体収納庫30をX軸に沿って切断した媒体収納庫30の断面図であって、媒体Bを収納部330に収納するために、押圧部310を媒体Bの押圧方向(図4に示す方向A)とは反対の方向に移動させた際の媒体収納庫30を示す。図5は、第1の実施形態に係る収納部330の底面330aの溝331の形態の一例を説明する説明図であって、詳細には、図4に示される媒体収納庫30の収納部330の底面330aの溝331の部分Cを拡大した拡大図である。なお、図3及び図4においては、わかりやすい図とするために、媒体Bの突出部7aの図示を省略している。
押圧部310は、後述する収納部330内で図4に示す方向A(媒体Bの押圧方向)に沿って、繰出位置P1から収納位置P2まで移動可能に設けられている。ここで、繰出位置P1とは、収納部330内の媒体運搬機構50の繰出部52側(もしくは分離機構340側)の位置であって、収納部330から最後の媒体Bが繰り出す際の押圧部310の位置のことであり、より具体的には、図4で示すP1の位置に押圧部310の対向面311とは反対側にある面314が配置しているような、押圧部310の位置をいう。また、収納位置P2とは、収納部330内の繰出部52側とは反対側の位置であって、押圧部310が収納部330の内壁330b(繰出部52側とは反対側に位置する収納部330の内壁)側に可能な限り近づいた場合の押圧部310の位置のことであり、より具体的には、図4で示すP2の位置に押圧部310の面314が配置しているような、押圧部310の位置をいう。押圧部310は、後述する付勢部材320の付勢力を受けて、収納位置P2から繰出位置P1に向かって(押圧方向)移動することができ、媒体Bを繰出位置P1側(繰出部52側)に押圧して、媒体Bを立てた状態で整列させる。したがって、操作者によって押圧部310の位置を固定しない限りは、収納部330に収納された複数の媒体Bの厚さの合計によって、収納部330内の押圧部310の位置が定められる。そして、押圧部310が媒体Bを押圧することで、整列された媒体Bのうちの繰出部52側の端に位置する媒体Bが、前述の繰出ローラ52bに圧接される。これにより、繰出ローラ52bが、媒体Bを順次媒体収納庫30から繰り出すことができる。
付勢部材320は、先に説明したように、押圧部310を押圧方向(図4に示す方向A)に付勢する。付勢部材320は、例えば引張バネで構成される。付勢部材320は、例えば、押圧方向とは反対の方向に開いたU字型をしており、媒体Bをその長手方向において挟むように、押圧部310の両側に配置されている。付勢部材320のU字の2つの端部は、前述した媒体運搬機構50の繰出部52側(分離機構340側)とは反対側に位置し、一方の端部は、前述した押圧部310に連結され、他方の端部は後述する収納部330の内壁330bに連結されている。そして、媒体処理装置10の操作者が、押圧方向とは反対方向に押圧部310を押すことで、押圧部310は、付勢部材320の付勢力に抗い押圧方向とは反対方向に移動することが可能である。例えば、後述する収納部330に複数の媒体Bを収納する際には、操作者は、押圧方向とは反対方向に押圧部310を移動させる。
収納部330は、所定の数の媒体Bを、隙間なく立てて収納することが可能である。詳細には、媒体Bは、媒体Bの長手方向が収納部330の幅方向(図4に示す方向Aに対して垂直な方向、言い換えるとY軸方向)に沿うように収納され、複数の媒体Bは、図4に示すように、媒体Bの上側がその下側に比べて媒体Bの押圧方向に向かって傾くように、垂直方向から斜めに傾けた状態で、収納される。より具体的には、媒体Bは、以下の手順によって収納部330に収納される。まず、操作者は、媒体収納庫30を媒体処理装置10から取り出す。そして、操作者は、押圧部310を押圧方向とは反対の方向に移動させて、複数の媒体Bを入れ込むことができる空間をつくって、その空間に複数の媒体Bを収納する。その後、操作者は、媒体収納庫30を媒体処理装置10に再度装着する。さらに、媒体処理装置10における処理が開始されると、このようにして収納部330に収納された媒体Bは、媒体運搬機構50の繰出ローラ52bによって順次繰り出される。
分離機構340は、収納部330の繰出部52側の端に位置する媒体Bの上に設けられ、収納部330の繰出部52側の端に位置する媒体Bを他の媒体Bから1つずつ分離する。なお、本実施形態においては、分離機構340の形態は、図4に示される形態に限定されるものではなく、他の形態であってもよい。
上述の第1の実施形態においては、底面330aに溝331を設けることにより、媒体Bを繰り出すことができない状態になることを避けていた。次に説明する第2の実施形態においては、媒体収納庫30aに、押圧部310aを前述の収納位置P2に配置した際に、押圧部310aの対向面311の段差312と段差312の下側部分311bとによって定められる空間350を埋める埋込部材360を設ける。このような埋込部材360を設けることで、押圧部310aを前述の収納位置P2に配置した際に、上記空間350が埋込部材360によって埋められているため、媒体Bが倒れこんで上記空間350に入り込むことはない。従って、本実施形態によれば、複数の媒体Bを何回かに分けて収納部330に収納した際、先に収納した媒体B1の突出部7aに、新たに収納した媒体B2の下端が引っかかり、新たに収納した媒体B2が先に収納した媒体B1を下側に押し込むことがあっても、先に収納した媒体B1が空間350に入り込むことはないため、媒体B1は折れ曲がった状態になることはない。その結果、本実施形態によれば、先に収納した媒体B1の下側の部分が折れ曲がって、先に収納した媒体B1が新たに収納された媒体B2の下に潜り込む状態になることが避けることができるため、媒体B1を他の媒体Bから分離することができない状態を避けることができる。
まずは、図7から図9を参照して、第2の実施形態に係る媒体収納庫30aの構成を説明する。図7は、本実施形態に係る媒体収納庫30aの構成の一例を説明する説明図であって、図4と同様に、媒体収納庫30aをX軸に沿って切断した媒体収納庫30aの断面図であって、媒体Bを収納部330に収納するために、押圧部310aを、媒体Bの押圧方向(図7に示す方向A)とは反対の方向に移動させ、前述の収納位置P2に配置した際の媒体収納庫30aを示す。図8は、本実施形態に係る押圧部310a及び埋込部材360の構成の一例を説明する斜視図であって、詳細には、図8の左側には、押圧部310aの斜視図が示され、図8の右側には、埋込部材360の斜視図が示されている。さらに、図9は、本実施形態に係る押圧部310a及び埋込部材360の構成の一例を説明する側面図である。なお、ここでは、第2の実施形態の媒体収納庫30aの各部位のうち、第1の実施形態の媒体収納庫30と共通する部位については、共通の符号を付して、その説明を省略し、共通しない部位についてのみ説明する。
本実施形態の押圧部310aは、第1の実施形態と同様に、付勢部材320による付勢力を受けて媒体Bを押圧方向(図7に示す方向A)に押圧して、媒体Bを整列させる。本実施形態の押圧部310aにおいても、図7に示すように、第1の実施形態と同様に、押圧部310の繰出部52側であって、媒体Bと対向する対向面311には、段差312が設けられている。さらに、本実施形態の押圧部310aの対向面311には、図8の左側の図に示すように、2つのスリット313が設けられている。この2つのスリット313は、媒体Bの押圧方向に沿って(X軸に沿って)、押圧部310aを貫き、互いに平行に延びている。なお、図7から図9に示す例では、スリット313は、押圧部310aの収納部330の内壁330b側の面(押圧部310aの対向面311とは反対側の面)314から、対向面311までを貫いている。さらに具体的には、スリット313は、押圧部310aの面314の下側部分から、対向面311のうち、段差312の上側部分311aの下側の領域、段差312及び段差312の下側部分311bを貫いている。そして、このスリット313に、後述する埋込部材360が入り込むことができる。
埋込部材360は、押圧部310aを前述の収納位置P2に配置した際に、押圧部310の対向面311の段差312と段差312の下側部分311bとによって定められる空間350を埋めることができる。埋込部材360は、例えば、図8の右側に示すように、媒体Bの押圧方向に沿って延びる平行な2つのブロック360a、360bから構成されており、この2つのブロック360a、360bは、図9に示すように、押圧部310aの2つのスリット313に入りこむことができる。また、このブロック360a、360bは、それぞれ、媒体Bと対向する側面361a、361bと、側面361a、361bとは反対側に位置する側面362a、362bとを有する。側面361a、361bは、収納部330の内壁330b(図7参照)に固定される。2つのブロック360a、360bは、これらのブロック360a、360bが押圧部310aのスリット313に入り込むことができるように、スリット313の位置に対応するように固定される。さらに、側面362a、362bには、媒体Bと接触することがあるため、収納された媒体Bの傾きと平行になるように斜めに加工されていることが好ましく、さらに、側面362a、362bの上側の端部には、面取り加工が施されていることが好ましい。
上述の第2の実施形態においては、媒体収納庫30aに、押圧部310aを収納位置P2に配置した際に、空間350を埋める埋込部材360を設けることにより、媒体Bを繰り出すことができない状態になることを避けていた。次に説明する第3の実施形態においては、媒体収納庫30bの押圧部310bに、回転して、上記空間350を埋めることができるレバー370を設ける。このようなレバー370を設けることにより、空間350を埋めることができることから、本実施形態においては、第2の実施形態と同様に、媒体Bが倒れこんで上記空間350に入り込むことはない。従って、本実施形態によれば、複数の媒体Bを何回かに分けて収納部330に収納した場合であっても、先に収納した媒体B1の突出部7aに、新たに収納した媒体B2の下端が引っかかり、新たに収納した媒体B2が先に収納した媒体B1を下側に押し込むことがあっても、媒体B1が空間350に入り込むことはないため、媒体B1は折れ曲がった状態になることはない。その結果、本実施形態によれば、先に収納した媒体B1の下側の部分が折れ曲がって、先に収納した媒体B1が新たに収納された媒体B2の下に潜り込む状態になることが避けることができるため、媒体B1を他の媒体Bから分離することができない状態を避けることができる。
まずは、図10から図12を参照して、第3の実施形態に係る媒体収納庫30bの構成を説明する。図10は、本実施形態に係る媒体収納庫30bにおける押圧部310b及びレバー370の構成の一例を説明する斜視図である。図11及び図12は、本実施形態に係る媒体収納庫30bの構成の一例を説明する説明図であって、図4と同様に、媒体収納庫30bをX軸に沿って切断した媒体収納庫30bの断面図であり、さらに詳細には、媒体Bを収納部330に収納するために、押圧部310aを前述の収納位置P2に配置した際の媒体収納庫30aを示す。なお、図10から図12においては、第3の実施形態の媒体収納庫30bの各部位のうち、第1の実施形態の媒体収納庫30と共通する部位については、共通の符号を付して、その説明を省略し、共通しない部位についてのみ説明する。また、図10においては、わかりやすい図とするために、付勢部材372の図示を省略し、図11及び図12においては、同様の理由で、媒体Bの突出部7a、付勢部材320の図示を省略している。
本実施形態の押圧部310bは、第1及び第2の実施形態と同様に、付勢部材320による付勢力を受けて媒体Bを押圧方向(図11及び図12に示す方向A)に押圧して、媒体Bを整列させる。本実施形態の押圧部310bにおいても、図10に示すように、第1の実施形態と同様に、押圧部310bの繰出部52側であって、媒体Bと対向する対向面311には、段差312が設けられている。さらに、本実施形態の押圧部310bの内部には、図10に示すように、押圧部310bをその上面から下面へ、Z軸方向に貫く空洞380が設けられている。この空洞380は、例えば、その断面が四角形であり、空洞380の内壁のうち、対向面311とは反対側に位置する内壁380aは、図11及び図12に示すように斜めに傾いている。さらに詳細には、この内壁380aは、内壁380aの上側が内壁380aの下側に比べて対向面311側に近くなるように、斜めに傾いている。また、対向面311の段差312の下側部分311bには、図10に示すように開口部315が設けられており、この開口部315は、上述の空洞380と連結している。そして、上記空洞380内部には、後述するレバー370が回転可能に設置され、レバー370の下側にある部分(後述する埋込部370a)が、レバー370が回転することにより、開口部315を介して対向面311上に突出することができる。なお、空洞380の上側には、後述するレバー370の上側にある部分(後述する手掛け部370b)を、操作者がその指によって押圧することができるように、指を挿入することができる広い空間が確保されていることが好ましい。
レバー370は、図10に示すように、空洞380内部に回転可能に設置される。詳細には、レバー370は、その中心部分を貫くレバー支点371を有する。レバー支点371は、例えば、上記空洞380内に、媒体Bの押圧方向に垂直な方向(Y軸方向)に沿って延びる円柱であり、レバー支点371の2つの端部は、空洞380の内壁に固定される。そして、レバー370は、このレバー支点371により、空洞380内部に固定されると共に、図11及び図12に示すように、レバー支点371を中心に回転することができる。さらに、レバー370の下端部には、前述の開口部315を介して対向面311上に突出して、押圧部310bの対向面311の段差312と段差312の下側部分311bとによって定められる空間350を埋めることができる埋込部370aが設けられ、レバー370の上側部には、すなわち、埋込部370aとは反対側の部分には、媒体処理装置10の操作者がその指先を引っかけることができる手掛け部370bが設けられている。また、レバー370の手掛け部370b側の部分は、空洞380内に設けられた付勢部材372の端部に連結されており、付勢部材372により、手掛け部370bが対向面311側に倒れるように付勢されている。より詳細には、付勢部材372は、例えば引張バネで構成され、先に説明したように、付勢部材372の一方の端部はレバー370に連結され、付勢部材372の他方の端部は、押圧部310bの対向面311側の部分に連結されている。なお、軽い押圧力により、レバー370の回転が押圧部310の移動よりも容易に行えるように、付勢部材372の付勢力は、付勢部材320よりも弱い力に設定されていることが好ましい。
以上に説明した第1から第3の実施形態によれば、媒体Bを媒体収納庫30、30a、30bの収納部330に収納する際、媒体Bが、倒れこんで上記空間350に入り込むことを避けることができる。したがって、複数の媒体Bを何回かに分けて収納部330に収納した際には、先に収納した媒体B1の突出部7aに、新たに収納した媒体B2の下端が引っかかり、新たに収納した媒体B2が先に収納した媒体B1を下側に押し込むことがあっても、当該媒体B1が、上記空間350に入り込むように折れ曲がることはない。その結果、これらの実施形態によれば、先に収納した媒体B1の下側の部分が折れ曲がって、先に収納した媒体B1が新たに収納された媒体B2の下に潜り込む状態になることが避けることができるため、媒体B1を他の媒体Bから分離することができない状態を避けることができる。すなわち、これらの実施形態によれば、媒体Bを繰り出すことができない状態を避けることができる。
7a 突出部
10 媒体処理装置
12 装置本体
20 媒体処理部
21 搬送路
22 検出部
23 改頁部
24 読取記録部
25 印字部
26 排出部
30、30a、30b、40 媒体収納庫
50 媒体運搬機構
52 繰出部
52a 支軸
52b 繰出ローラ
53a、53b、53c 搬送路
54a、54b、54c 搬送ローラ
55a、55b、55c 搬送ガイド
56 検出センサ
56a 発光素子
56b 受光素子
56c 反射板
62 ベルト
63 モータ
64 ギア機構
310、310a、310b 押圧部
311 対向面
311a 上側部分
311b 下側部分
312 段差
313 スリット
314 面
315 開口部
320、372 付勢部材
330 収納部
330a 底面
330b、380a 内壁
331 溝
331a、331b 斜面
340 分離機構
350 空間
360 埋込部材
360a、360b ブロック
361a、361b、362a、362b 側面
370 レバー
370a 埋込部
370b 手掛け部
371 レバー支点
380 空洞
A 方向
B、B1、B2 媒体
P1 繰出位置
P2 収納位置
R1、R2 領域
Claims (6)
- 媒体を立てて収納する収納部と、
前記収納部内の繰出位置から収納位置まで移動可能に設けられ、前記媒体を前記繰出位置側に押圧する押圧部と、
を備え、
前記押圧部の前記媒体と対向する対向面には、段差が設けられ、
前記押圧部を前記収納位置に配置したときに、前記段差により生じる空間と対向する前記収納部の底面の第1の領域に、前記媒体の転倒を防止する溝が設けられている、
媒体収納庫。 - 前記溝は、前記媒体の押圧方向に垂直な方向に沿って延び、且つ、三角形状の断面を有し、
前記溝の前記断面における2つの斜面のうち、一方の前記斜面は、他方の前記斜面に比べて、緩やかな傾きを有する、請求項1に記載の媒体収納庫。 - 前記底面に前記溝は複数設けられ、
前記底面の前記第1の領域には、前記第1の領域以外の前記底面の第2の領域に比べて密度が高くなるように、前記溝が設けられている、請求項1又は2に記載の媒体収納庫。 - 前記押圧部を前記収納位置に配置したときに、前記空間を埋める埋込部材をさらに備える、請求項1〜3のいずれか1項に記載の媒体収納庫。
- 前記押圧部の内部に設けられたレバーをさらに備え、
前記レバーの一方の端を押圧して、前記レバーを回転させることにより、前記レバーの他方の端が前記空間を埋める、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の媒体収納庫。 - 装置本体と、
前記装置本体に着脱可能な媒体収納庫と、
を備える媒体処理装置であって、
前記媒体収納庫は、
媒体を立てて収納する収納部と、
前記収納部内の繰出位置から収納位置まで移動可能に設けられ、前記媒体を前記繰出位置側に押圧する押圧部と、
を有し、
前記押圧部の前記媒体と対向する対向面には、段差が設けられ、
前記押圧部を前記収納位置に配置したときに、前記段差により生じる空間と対向する前記収納部の底面の第1の領域に、前記媒体の転倒を防止する溝が設けられている、
媒体処理装置。
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JP6561717B2 (ja) | 2019-08-21 |
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