JP7043044B2 - 紙葉類収納装置および紙葉類取扱装置 - Google Patents

紙葉類収納装置および紙葉類取扱装置 Download PDF

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Description

本発明は、紙葉類が収納される紙葉類収納装置およびその紙葉類収納装置を備えた紙葉類取扱装置に関する。
従来、紙葉類取扱装置には、紙葉類を収納するための紙葉類収納装置が設けられている。紙葉類収納装置は、収納部と、可動板と、可動板を付勢するバネ部材とを備え、収納部に積層状態に収納された紙葉類を、可動板によって積層方向に押圧して保持する紙葉類収納装置が知られている(特許文献1~2参照)。
特許文献1~2で開示される紙葉類収納装置は、装置の管理者などが収納部から紙葉類を回収する場合や収納部に紙葉類を供給する場合には、管理者が、押圧板を紙葉類から離間する方向に移動させることにより収納部を広げて、紙葉類を回収または供給する。
しかしながら、特許文献1~2で開示される紙葉類収納装置では、押圧板を移動させるとき、可動板は、紙葉類が回収又は供給される開口側の端部だけが移動して、紙葉類を押圧する面が傾斜した状態に変移する。そのため、紙葉類は、開口側の押圧状態が解除され、開口と反対側の押圧状態が継続される。これにより、紙葉類は可動板の押圧面に向かって倒れて、積層状態がみだれてしまい、紙葉類の回収に手間が生じる問題がある。また、特許文献2の紙葉類収納装置のように、可動板上に紙葉類が収納されている場合は、可動板が傾斜状態になると、紙葉類が可動板上から滑り落ちるなど問題がある。
特開2001-167322 特許第4121311号公報
本発明は、上記問題に基づいてなされたものであり、その目的とするところは、簡単な構成で、紙葉類が安定して回収または補充可能な紙葉類収納装置および紙葉類取扱装置を提供することにある。なお、ここに明記しない本発明の他の目的は、以下の説明及び添付図面から明らかである。
本発明の紙葉類収納装置は、積層状態の紙葉類が載置され、当該紙葉類の積層方向に沿って往復移動可能に構成された可動床と、
前記可動床を挟んで垂立状態で配置された一対の側板と、
前記可動床を弾性的に支持する弾性部材と、
前記一対の側板のそれぞれと相対する前記可動床の一対の側面のそれぞれにおいて、当該側面に垂直な方向に突出する一対の第1の係合突起及び一対の第2の係合突起と、
前記一対の側板のそれぞれに、前記一対の第1の係合突起のそれぞれに対応して形成され、前記一対の第1の係合部のそれぞれが挿入される一対の第1の係合部と、
前記一対の側板のそれぞれに、前記一対の第2の係合突起のそれぞれに対応して形成され、前記一対の第2の係合部のそれぞれが挿入される一対の第2の係合部と、を有し、
前記可動床が傾斜するとき、前記一対の第1の係合突起、前記一対の第2の係合突起、前記一対の第1の係合部及び前記一対の第2の係合部が協働して、前記可動床の傾斜が所定の角度以上になることを規制する紙葉類収納装置である。
本発明の紙葉類収納装置は、上述したように、前記一対の側面のそれぞれに前記一対の第1の係合突起及び前記一対の第2の係合突起が形成された前記可動床と、前記一対の側面のそれぞれに相対して配置され、前記一対の第1の係合突起のそれぞれに対応する前記一対の第1の係合部及び前記一対の第2の係合突起のそれぞれに対応する前記一対の第2の係合部が形成された前記一対の側板と、前記可動床を弾性的に支持する弾性部材とを有している。
本発明の紙葉類収納装置は、前記可動床が傾斜するときに、前記一対の第1の係合突起のそれぞれ、前記一対の第2の係合突起のそれぞれ、前記一対の第1の係合部のそれぞれ及び前記一対の第2の係合部のそれぞれが協働して、前記可動床が所定の角度以上傾斜することが規制される
本発明の紙葉類収納装置の好ましい例では、前記可動床が前記積層方向及び前記垂直な方向のそれぞれと直交する方向に対して傾斜し、前記所定の角度まで傾斜したときに、
前記第1の係合突起が前記第1の係合部の側面と接触すると共に、前記第2の係合突起が前記第2の係合部の側面と接触して、前記側板を挟持することにより、前記可動床の傾斜が前記所定の角度以上になることが規制される。
本発明の紙葉類収納装置のさらに好ましい例では、前記一対の第1の係合部のそれぞれは、前記一対の側板のそれぞれを貫通する孔状に形成される。
本発明の紙葉類収納装置のさらに好ましい例では、前記一対の第1の係合突起のそれぞれは、前記一対の第1の係合部の孔の幅より小さく形成され、当該孔に挿入される脚部と、前記脚部の先端に、前記孔の幅より大きく形成され、前記一対の側板の前記可動床と反対側に配置される頭部と、から構成される。
本発明の紙葉類収納装置の他の好ましい例では、紙葉類取扱装置が、紙葉類収納装置と、外部から紙葉類を受け入れる受入口と、前記受入口から受け入れられた前記紙葉類を搬送する搬送機構と、前記搬送装置から供給された前記紙葉類を前記紙葉類収納装置に押し込む押込機構と、を備える。
本発明の紙葉類収納装置及び当該紙葉類収納装置を有する紙葉類取扱装置では、簡単な構成で、紙葉類を安定して回収または補充することができる。
本発明の一実施例の紙葉類取扱装置を示す斜視図である。 図1の紙葉類取扱装置で、紙葉類収納装置の正面板を開放した状態の斜視図である。 図1の紙葉類取扱装置の(a)右側面図及び(b)正面図である。 図1の紙葉類取扱装置の分解斜視図である。 図3(a)のA-A線に沿った断面図である。 図1の紙葉類取扱装置で、左右外側板及び背面板を取り除いた斜視図である。 図6の紙葉類取扱装置の(a)右側面図及び(b)左側面図である。 図1の紙葉類取扱装置の可動床を示す(a)斜視図、(b)右側面図、(c)平面図及び(d)底面図である。 図1の紙葉類取扱装置の左右内側板を示す斜視図(a)(b)である。 (a)図6のB-B線に沿った断面図及び(b)図7(a)のC-C線に沿った断面図である。 図6の紙葉類取扱装置を示す、(a)可動床が上部に位置する状態の右側面図、(b)可動床が中間に位置する状態の右側面図及び(c)可動床が下部に位置する状態の右側面図である。 図6の紙葉類取扱装置を示す、(a)可動床が上部に位置する状態の正面図、(b)可動床が中間に位置する状態の正面図及び(c)可動床が下部に位置する状態の正面図である。 (a)D-D線に沿った断面図、(b)E-E線に沿った断面図及び(c)F-F線に沿った断面図である。 図6の紙葉類取扱装置で可動床が傾斜した状態を示す(a)正面図、(b)G-G線に沿った断面図及び(c)H-H線に沿った断面図である。 図6の紙葉類取扱装置で可動床が傾斜した状態を示す(a)正面図、(b)I-I線に沿った断面図及び(c)J-J線に沿った断面図である。 図6の紙葉類取扱装置で可動床が傾斜した状態を示す(a)正面図及び(b)右側面図である。 (a)K-K線に沿った断面図及び(b)L-L線に沿った断面図である。 図6の紙葉類取扱装置で可動床が傾斜した状態を示す(a)正面図及び(b)右側面図である。 (a)M-M線に沿った断面図及び(b)N-N線に沿った断面図である。 本発明の実施の形態の変形例に係る紙葉類取扱装置であって、左右外側板及び背面板を取り除いた(a)斜視図及び(b)右側面図である。
以下、本発明の実施の形態(以下、本実施例という。)を添付図面に基づいて説明する。
本発明にかかる紙葉類取扱装置1は、紙葉類搬送装置100と、紙葉類収納装置200とを含んで構成されている。紙葉類取扱装置1は、紙葉類搬送装置2の取込口102で取り込まれた紙葉類を、紙葉類搬送装置2の搬送機構106で搬送して、紙葉類収納装置3の内部に収納する。紙葉類取扱装置1は、一体的に形成された左右外側板202a、202b及び背面板208と、左右外側板202a、202bに回転可能に固定された正面板204と、左右外側板202a、202b及び背面板208の上部に配置された紙葉類搬送装置100とを有して外観が構成されている。左右外側板202a、202bと、背面板208と、底板206と、正面板204とによって画定され、かつ、紙葉類搬送装置100の下方に位置する箇所が、紙葉類収納装置200として構成されている。
紙葉類搬送装置100について、図1~図5及び図17等を参照して説明する。紙葉類搬送装置100は、取込口102と、取込口102に連続して設けられた搬送通路110と、搬送通路110に配置された識別部104及び搬送機構106と、搬送通路110に連続して設けられた搬送方向変換部108と、搬送方向変換部108の後方に押込機構140とを含んで構成されている。
取込口102は、紙葉類の幅及び厚みより大きいスリットを有して構成されている。取込口102は、上記スリットに挿入された紙葉類を、搬送機構106に案内する。
搬送通路110は、取込口102のスリットと同じ大きさで、取込口102に連続して構成されている。搬送通路110には、識別部104及び搬送機構106が配置されている。取込口102のスリットに挿入された紙葉類は、搬送機構106によって、搬送通路110を搬送される。
識別部104は、搬送通路110上に配置されている。識別部104は、搬送通路110を搬送される紙葉類の真偽を識別する機能を有する。
搬送機構106は、搬送通路110上に配置されている。搬送機構106は、一対のベルト112、一対のプーリー114a、一対のドライブプーリー114b、一対のローラ116a、一対のローラ116b、一対のローラ118a、一対のローラ118b及び一対のローラ118cと、を含んで構成されている。一対のベルト112のそれぞれは、搬送通路110の下部に、一部が搬送通路110内に露出するように配置されている。一対のベルト112のそれぞれは、紙葉類取扱装置1に取り込まれる紙葉類の搬送方向(以下、紙葉類搬送方向という。)に沿って、一対のプーリー114aのそれぞれと一対のドライブプーリー114bのそれぞれとによって張設されている。一対のプーリー114aのそれぞれは、搬送通路110の取込口102側に配置されている。一対のドライブプーリー114bのそれぞれは、搬送通路110の取込口102と反対側、換言すれば、後述する搬送方向変換部108側に配置されている。一対のドライブプーリー114bのそれぞれは、図示しないモーターなどの動力源に接続され、動力源(図示しない)の駆動力によって回転される。一対のドライブプーリー114bのそれぞれの回転に伴って、一対のベルト112のそれぞれが駆動し、紙葉類が搬送通路110を搬送される。また、識別部104において紙葉類が取込対象ではない、換言すれば、偽物とはんだんされた場合には、一対のドライブプーリー114bのそれぞれが逆回転して、一対のベルト112のそれぞれが逆駆動し、紙葉類が取込口102から排出される。
一対のプーリー114aのそれぞれと一対のドライブプーリー114bのそれぞれとの間には、一対のローラ116a及び一対のローラ116bが配置されている。一対のローラ116aのそれぞれは、一対のプーリー114aのそれぞれから所定の距離離れた位置に配置されている。一対のローラ116bのそれぞれは、一対のローラ116aのそれぞれから所定の距離離れた位置に配置されている。換言すれば、紙葉類搬送方向に沿って一対のプーリー114a、一対のローラ116a、一対のローラ116b及び一対のドライブプーリー114bの順番で配置されている。一対のローラ116aのそれぞれと一対のローラ116bのそれぞれとは、一対のベルト112のそれぞれの内側に配置され、一対のベルト112のそれぞれを搬送通路110の内側に向かって付勢している。
搬送通路110の上側には、一対のローラ118a、一対のローラ118b及び一対のローラ118cが配置されている。一対のローラ118aのそれぞれは、一対のプーリー114aのそれぞれに対応して配置されている。一対のローラ118bのそれぞれは、一対のローラ116aのそれぞれに対応して配置されている。一対のローラ118cのそれぞれは、一対のローラ116bのそれぞれに対応して配置されている。一対のローラ118aのそれぞれ、一対のローラ118bのそれぞれ及び一対のローラ118cのそれぞれは、対応する一対のプーリー114aのそれぞれ、一対のローラ116aのそれぞれ及び一対のローラ116bのそれぞれに向かって付勢されている。換言すれば、一対のローラ118aのそれぞれ、一対のローラ118bのそれぞれ及び一対のローラ118cのそれぞれは、一対のベルト112のそれぞれに向かって付勢されている。これにより、一対のローラ118aのそれぞれ、一対のローラ118bのそれぞれ及び一対のローラ118cのそれぞれと、一対のベルト112のそれぞれとは、紙葉類を挟持することができ、一対のベルト112のそれぞれの駆動によって、紙葉類を搬送することができる。
搬送通路110の取込口102と反対側、換言すれば、紙葉類搬送方向の下流側には、紙葉類が搬送される方向を180度変換する搬送方向変換部108が配置されている。搬送方向変換部108は、一対のベルト112のそれぞれを挟んで、一対のドライブプーリー114bのそれぞれと相対して配置されている。搬送方向変換部108は、一対のベルト112のそれぞれとの間に、搬送通路110と同等の隙間を設けた状態で配置されている。搬送方向変換部108の一対のベルト112のそれぞれと相対する内面は、一対のドライブプーリー114bのそれぞれの回転軸を中心とする同心円状にほぼ一致するように設けられている。これにより、搬送通路110を搬送されてきた紙葉類は、その先端が搬送方向変換部108の内面に案内され、搬送方向が180度変換される。
押込機構140は、搬送通路110の下方で、搬送方向変換部108の紙葉類搬送方向下流側に配置されている。また、押込機構140は、後述する紙葉類収納装置200の情報に配置されている。押込機構140は、取り込まれた紙葉類を紙葉類収納装置200に格納する機能を有する。押込機構140は、搬送された紙葉類を一時的に保留する一時保留部146と、一時保留部146で紙葉類の両端を支持ずる一対の支持部148a、148bと、一時保留部146で保留された紙葉類を紙幣収納装置200に押込んで格納させる押込部材144と、図示しない駆動源に駆動接続され、押込部材144を紙葉類収納装置200に向かって移動させるリンク機構142とから構成されている。
一時保留部146は、押込部材144と一対の支持部148a、148bとによって画定されている。一対の支持部148a、148bのそれぞれは、互いに相対して配置され、両者間の距離が紙葉類の幅より小さくなるように設定されている。
押込部材144は、正面視で、一対の支持部148a、148bの間に配置されている。押込部材144は、その幅が一対の支持部148a、148bの間の距離より小さく設定されている。押込部材144は、リンク機構142に固定され、リンク機構142の駆動に伴って、紙葉類収納装置200に向かって移動可能に構成されている。換言すれば、押込部材144は、リンク機構142によって、上下移動可能に構成されている。これによって、紙葉類は、一対の支持部148a、148bに両端が支持されて一時保留部に保留されたあと、下方、換言すれば、紙葉類収納装置200に向かって移動する押込部材144によって、紙葉類収納装置200に押し込まれる。
次に紙葉類収納装置200について、図1~図19を参照して説明する。紙葉類収納装置200は、紙葉類搬送装置100の下方に配置されている。
紙葉類収納装置200は、左右外側板202a、202bの内側に配置される一対の左右内側板212a、212bと、収納される紙葉類が載置される可動床230と、可動床230を上方に向けて付勢すると共に支持するバネ250と、底板208と、正面板204とを含んで構成されている。紙葉類収納装置200は、正面板204を開放することによって、アクセス部210を介して内部にアクセスして、紙葉類を回収することができる。
一対の左右内側板212a、212bは、正面板208の内壁及び紙葉類収納装置200の背面内壁218に対して垂直な関係を有し、かつ、底板208の底面内壁216から垂立して、互いに相対して配置されている。一対の左右内側板212a、212bは、その間の距離が紙葉類の幅より大きくなるように設定されている。これにより、紙葉類は、一対の左右内側板212a、212b、正面板204及び背面板208によって画定される筒状の空間に収納され、水平方向への移動が制限される。
一対の左右内側板212a、212bのそれぞれには、中央部に鉛直方向に延伸する遊底の係合溝222a、222bが形成されている。一対の左右内側板212a、212bのそれぞれには、アクセス部210側、換言すれば、正面板204側の端部に、鉛直方向に延伸する係合孔224a、224bが形成されている。一対の左右内側板212a、212bのそれぞれには、係合孔224a、224bと反対側、換言すれば、背面側の端部に、鉛直方向に延伸する係合孔226a、226bが形成されている。左右内側板212a、212bのそれぞれの両端には係合孔224a、224b、226a、226bが形成されているが、後述するように、本実施例においては、係合孔224a、224bのそれぞれを形成し、係合孔226a、226bのそれぞれを形成しなくてもよい。本実施例において、左右内側板212a、212bのそれぞれに係合孔226a、226bのそれぞれが形成されている理由は、紙葉類取扱装置1の製造において、左右内側板212a、212bの左右の区別をなくすためである。
可動床230は、平面視で略長方形状かつ平板状に形成されている。可動床230は、長辺側の一対の左右側面232a、232bのそれぞれの中央部に、略円柱状の係合突起234a、234bが形成されている。可動床230は、左右側面232a、232bのそれぞれの一端部に、平面視で略T字形状の係合突起236a、236bのそれぞれが形成されている。
係合突起234a、234bのそれぞれは、左右側面232a、232bのそれぞれから突出する長さが係合溝222a、222bの深さより小さく形成されている。また、係合突起234a、234bのそれぞれは、その幅が係合溝222a、222bのそれぞれの幅より小さくなるように形成されている。その理由は、可動床230が左右内側板212a、212bの間に配置されたときに、係合突起234a、234bのそれぞれが係合溝222a、222bのそれぞれに挿入(係合)されるためである。係合突起234a、234bのそれぞれは、係合溝222a、222bのそれぞれと係合しても、係合溝222a、222bのそれぞれの底面と接触せず、また係合溝222a、222bのそれぞれの一対の周面と同時に接触しない様に形成されている。これにより、係合突起234a、234bのそれぞれは、係合溝222a、222bのそれぞれの内側を、係合溝222a、222bのそれぞれの延伸方向に沿って往復移動することができる。
係合突起236a、236bのそれぞれは、左右側面232a、232bのそれぞれから突出する脚部と、当該脚部の先端に形成された左右側面232a、232bのそれぞれの延伸方向に延在する頭部とから構成されている。可動床230が左右内側板212a、212bの間に配置されるときに、係合突起236a、236bのそれぞれの脚部が係合溝224a、224bのそれぞれを貫通し、係合突起236a、236bのそれぞれの頭部が左右内側板212a、212bのそれぞれの外側、換言すれば、左右内側板212a、212bのそれぞれと左右外側板202a、202bのそれぞれとの間に位置する。係合突起236a、236bのそれぞれの脚部は、左右側面232a、232bのそれぞれに対して垂直に形成されている。係合突起236a、236bのそれぞれの脚部は、左右側面232a、232bのそれぞれの延伸方向の幅が、係合溝224a、224bのそれぞれの幅より小さく形成されている。これにより、係合突起236a、236bのそれぞれは、係合溝224a、224bのそれぞれの内側を往復移動することができる。係合突起236a、236bのそれぞれの頭部は、左右側面232a、232bのそれぞれの延伸方向の幅が、係合溝224a、224bのそれぞれの幅より大きく形成されている。これにより、係合突起236a、236bのそれぞれの頭部が左右内側板212a、212bのそれぞれに引っかかり、係合突起236a、236bのそれぞれが係合溝224a、224bから抜けることが阻害され、可動床230が左右内側板212a、212bから脱離することが阻害される。
可動床230は、その上面に略平坦な載置面240が形成されている。載置面240は、押込機構140によって紙葉類収納装置200に押込まれて収納される紙葉類が積層状態で載置される。
バネ250は、可動床230と底面内壁216との間に配置されている。バネ250は、円筒形状、円錐形状、樽形状及び鼓形上のコイルバネで構成されている。バネ250は、上下方向に弾性的に伸縮可能に配置されている。換言すれば、バネ250は、可動床230と底面内壁216が接離する方向にそって、弾性的に伸縮可能に配置されている。
可動床230は、その下面の略中央部に円形凹部の係合部238が形成されている。底面内壁216には、略中央部、換言すれば、係合部238と相対する箇所に円形凹部の係合部220が形成されている。可動床230の係合部238にはバネ250の一端部が係合され、底面内壁216の係合部220にはバネ250の他端部が係合される。これにより、可動床230は、底面内壁216の係合部220に一端が係合されたバネ250によって、弾性的に支持されている。可動床230は、載置面240に荷重が加わらないとき、又は、載置面240の全面に均一に荷重が加えられているときは、水平状態を維持するように、バネ250に支持されている。
可動床230は、バネ250によって上方に向かって付勢されている。換言すれば、可動床230は、バネ250によって紙葉類搬送装置100の押込機構140に向かって付勢されている。更に換言すれば、可動床230は、バネ250によって押込機構140の一対の支持部148a、148bに向かって付勢されている。可動床230は、載置面240に紙葉類が載置されていないときは、バネ250によって、載置面240が一対の支持部148a、148bのそれぞれにほぼ押しつけられる状態で保持されている。可動床230は、載置面240に紙葉類が載置されているは、バネ250によって、載置面240に積層状態で載置された複数毎の紙葉類の内、最下位の紙葉類を載置面240で押し上げると共に、最上位の紙葉類が一対の支持部148a、148bのそれぞれにほぼ押しつけられる状態で保持される。
可動床230は、紙葉類収納装置200に収納される紙葉類の枚数が増加する、換言すれば、載置面240に積層状態で載置される紙葉類の枚数が増加するにつれて、バネ250の付勢力にさからって下方に向かって押し下げられて移動する。また、可動床230は、管理者などが紙葉類収納装置200に収納された紙葉類を回収する、若しくは、紙葉類収納装置200に紙葉類を補充するために、アクセス部210を介して管理者などによって、バネ250の付勢力にさからって、下方に向かって押し下げられて移動する。
前述のように、可動床230は、載置面240に荷重が加わらないとき、又は、載置面240の全面に均一に荷重が加えられているときは、水平状態を維持するように、バネ250に支持されている。一方、例えば管理者などがアクセス部210を介して可動床230の一部に荷重をかけて押し下げようとするなど、載置面240にかかる荷重に偏りが生じ、載置面240の一の端部に大きな荷重がかかった場合、バネ250は当該一の端部に向かってたわみ、可動床230は当該一の端部が押し下げられ、当該一の端部側に向かって傾斜する。
このような可動床230が傾斜する場合について、図14~図19を参照して説明する。なお、図14~図19では、バネ250の図示が省略されている。まず、図14を参照して、可動床230の正面側、換言すれば、アクセス部210側に向かって傾斜する場合を説明する。可動床230の正面側の端部が押し下げられたとき、若しくは、可動床230のアクセス部210と反対側、換言すれば、背面側の端部が持ち上げられたとき、可動床230は、係合突起234a、234bを軸に右側面視(図14(b))における反時計方向に回転して、水平状態から正面側に向かって傾斜する傾斜状態に変化する。可動床230は、右側面視(図14(b))における反時計方向に所定量α1回転した後、換言すれば、正面側に向かって所定量α1傾斜した後、更に換言すれば、可動床230の正面側の端部が所定量押し下げられた後、係合突起236aの脚部の背面側の側面と、右内側板212aのそれぞれの係合溝224aの背面側の側面とが接触し、係合突起236bの脚部の背面側の側面と、左内側板212bの係合溝224bの背面側の側面とが接触する。換言すれば、係合突起234a、234bのそれぞれと係合突起236a、236bのそれぞれとを結ぶ直線上において、可動床230が正面側に向かって所定量α1傾斜したときに、係合突起234a、234bのそれぞれと係合突起236a、236bのそれぞれの脚部との間の距離が、係合突起234a、234bのそれぞれと係合溝224a、224bのそれぞれの背面側の側面との間の距離と、同じ若しくはわずかに小さくなり、係合突起236a、236bのそれぞれ脚部と係合溝224a、224bのそれぞれの背面側の側面とが接触し、可動床230が正面側に向かって所定量α1傾斜することが規制される。
さらに可動床230の正面側端部が押し下げられる場合、換言すれば、可動床230が所定量α1以上右側面視(図14(b))における反時計回り回転しようとする場合、更に換言すれば、可動床230が所定量α1以上正面側に向かって傾斜しようとする場合、可動床230は、係合突起234aが右内側板212aの係合溝222aの正面側の側面を押圧すると共に、係合突起236aが右内側板212aの係合孔224aの背面側の側面を押圧して、右内側板212aを挟持し、さらに、係合突起234bが左内側板212bの係合溝222bの正面側の側面を押圧すると共に、係合突起236bが左内側板212bの係合孔224bの背面側の側面を押圧して、左内側板212bを挟持する。これにより、可動床230は、所定量α1右側面視(図14(b))における反時計方向に回転した時点で、換言すれば、所定量α1正面側に傾斜した時点で、当該回転(傾斜)が規制されると共に、下方への移動が規制される。
図15を参照して、可動床230がアクセス部210と反対側、換言すれば、背面側に向かって傾斜する場合について説明する。可動床230の正面側の端部が持ち上げられたとき、若しくは、可動床230の背面側の端部が押し下げられたとき、可動床230は、係合突起234a、234bを軸に右側面視(図15(b))における時計方向に回転して、水平状態から背面側に向かって傾斜する傾斜状態に変化する。可動床230の正面側の端部が所定量持ち上げられたあと、又は、可動床230の背面側の端部が所定量押し下げられたあと、換言すれば、可動床230が右側面視(図15(b))における時計方向に所定量α2回転したあと、さら換言すれば、可動床230が背面側に向かって所定量α2傾斜したあと、係合突起236aの脚部が右内側板212aの係合溝224aの背面側の側面と接触し、係合突起236bの脚部が左内側板212bの係合溝224bの背面側の側面と接触する。換言すれば、係合突起234a、234bのそれぞれと係合突起236a、236bのそれぞれとを結ぶ直線上において、可動床230が背面側に向かって所定量α2傾斜したときに、係合突起234a、234bのそれぞれと係合突起236a、236bのそれぞれの脚部との間の距離が、係合突起234a、234bのそれぞれと係合溝224a、224bのそれぞれの背面側の側面との間の距離と、同じ若しくはわずかに小さくなり、係合突起236a、236bのそれぞれ脚部と係合溝224a、224bのそれぞれの背面側の側面とが接触し、可動床230が所定量α2以上背面側に向かって傾斜することが規制される。
さらに可動床230の正面側端部が押し上げられる場合又は可動床230の背面側端部を押し下げられる場合、換言すれば、可動床230が所定量α2以上右側面視(図15(b))における時計方向に回転しようとする場合、更に換言すれば、可動床230が所定量α2以上背面側に向かって傾斜しようとする場合、係合突起234aが右内側板212aの係合溝222aの正面側の側面を押圧すると共に、係合突起236aが右内側板212aの係合孔224aの背面側の側面を押圧して、右内側板212aを挟持し、さらに、係合突起234bが左内側板212bの係合溝222bの正面側の側面を押圧すると共に、係合突起236bが左内側板212bの係合孔224bの背面側の側面を押圧して、左内側板212bを挟持する。これにより、可動床230は、所定量α2上記時計方向に回転した時点で、換言すれば、所定量α2背面側に傾斜した時点で、当該回転(傾斜)が規制されると共に、下方又は上方への移動が規制される。
図16及び図17を参照して、可動床230が右内側板212aに向かって傾斜する場合について説明する。可動床230の左内側板212b側の端部が持ち上げられたとき、若しくは、可動床230の右内側板212a側の端部が押し下げられたとき、可動床230は、正面視(図16(a)、図17)における時計方向に回転して、水平状態から右内側板212aに向かって傾斜する傾斜状態に変化する。可動床230は、可動床230の左内側板212b側の端部が所定量持ち上げられたあと、若しくは、可動床230の右内側板212a側の端部が所定量押し下げられたあと、換言すれば、正面視(図16(a)、図17)における時計方向に所定量α3回転したあと、さらに換言すれば、右内側板212aに向かって所定量α3傾斜したあと、係合突起236aの頭部の下端部が右内側板212aの外壁、すなわち、右外側板202aと相対する右内側板212aの表面と接触し、係合突起236bの頭部の上端部が左内側板212bの外壁、すなわち、左外側板202bと相対する左内側板212bの表面と接触する。換言すれば、係合突起236a、236bのそれぞれの脚部が延伸する方向に平行していて、係合突起236aの頭部の下端部と係合突起236bの頭部の上端部とを結ぶ直線上において、可動床230が右内側板212aに向かって所定量α3傾斜したときに、係合突起236aの頭部の下端部と係合突起236bの頭部の上端部との間の距離が、右内側板212aの外壁と左内側板212bの外壁との間の距離と、同じ若しくはわずかに小さくなり、係合突起236a、236bのそれぞれ頭部と左右内側板212a、212bのそれぞれの外壁とが接触し、可動床230が右内側板212aに向かって所定量α3以上傾斜することが規制される。
さらに可動床230が所定量α3以上正面視(図16(a)、図17)における時計方向に回転しようとする場合、換言すれば、可動床230が所定量α3以上右内側板212aに向かって傾斜しようとする場合、係合突起236aの頭部が右内側板212aの係合孔224aの外壁を押圧すると共に、係合突起236bが左内側板212bの係合孔224bの外壁を押圧する。これにより、可動床230は、正面視(図16(a)、図17)における時計方向に所定量α3回転した時点で、換言すれば、右内側板212aに向かって所定量α3傾斜した時点で、当該回転(傾斜)が規制されると共に、下方及び上方への移動が規制される。
図18及び図19を参照して、可動床230が左内側板212bに向かって傾斜する場合について説明する。可動床230の右内側板212a側の端部が持ち上げられたとき、若しくは、可動床230の左内側板212b側の端部が押し下げられたとき、可動床230は、正面視(図18(a)、図19)における反時計方向に回転して、水平状態から左内側板212aに向かって傾斜する傾斜状態に変化する。可動床230の右内側板212a側の端部が所定量押し上げられたあと、若しくは、可動床230の左内側板212bの端部が所定量押し下げられたあと、換言すれば、正面視(図18(a)、図19)における反時計方向に所定量α4回転したあと、さら換言すれば、左内側板212bに向かって所定量α4傾斜したあと、係合突起236aの頭部の上端部が右内側板212aの外壁、すなわち、右外側板202aと相対する右内側板212aの表面と接触し、係合突起236bの頭部の下端部が左内側板212bの外壁、すなわち、左外側板202bと相対する左内側板212bの表面と接触する。換言すれば、係合突起236a、236bのそれぞれの脚部が延伸する方向に平行していて、係合突起236aの頭部の上端部と係合突起236bの頭部の下端部とを結ぶ直線上において、可動床230が左内側板212bに向かって所定量α4傾斜したときに、係合突起236aの頭部の上端部と係合突起236bの頭部の下端部との間の距離が、右内側板212aの外壁と左内側板212bの外壁との間の距離と、同じ若しくはわずかに小さくなり、係合突起236a、236bのそれぞれ頭部と左右内側板212a、212bのそれぞれの外壁とが接触し、可動床230が左内側板212n向かって所定量α4以上傾斜することが規制される。
さらに可動床230が正面視(図19(a)、図19)における反時計方向に所定量α4以上回転しようとする場合、換言すれば、可動床230が所定量α4以上左内側板212bに向かって傾斜しようとする場合、係合突起236aの頭部が右内側板212aの係合孔224aの外壁を押圧すると共に、係合突起236bが左内側板212bの係合孔224bの外壁を押圧する。これにより、可動床230は、正面視(図18(a)、図19)における反時計方向に所定量α4回転した時点で、換言すれば、左内側板212bに向かって所定量α4傾斜した時点で、当該回転(傾斜)が規制されると共に、下方及び上方への移動が規制される。
以上詳細に説明したように、本実施例の紙葉類取扱装置1及び紙葉類収納装置200では、左右内側板212a、212bのそれぞれに形成された係合溝222a、222bのそれぞれ及び係合孔224a、224bのそれぞれと、可動床230に形成された係合突起234a、234b、236a、236bとが協働することによって、可動床230が所定量以上傾斜しないように構成されている。これにより、管理者などが紙葉類収納装置200から収納された紙葉類を回収するときなどにおいて、可動床230が必要以上に傾斜して、当該紙葉類が可動床230上から滑り落ちて、アクセス部210から紙葉類収納装置200の外部に放出されることや、紙葉類の積層状態がみだれ、紙葉類の回収に手間が生じる問題を抑制することができる。
(変形例)
上述した実施形態は、本発明を具体化した例を示すものである。したがって、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を外れることなく種々の変形が可能であることは言うまでもない。
上述した実施形態では、可動床230の係合突起236a、236bのそれぞれは、左右内側板212a、212bのそれぞれの係合孔224a、224bのそれぞれに係合されているが、これに限定されない。例えば、図20に示すように、可動床230の係合突起236a、236bのそれぞれは、左右内側板212a、212bのそれぞれの係合孔226a、226bのそれぞれに係合することもできる。
また、可動床230の左右側面232a、232bのそれぞれの両端部それぞれに、合計で4個の係合突起を形成し、当該4個の係合突起のそれぞれを、左右内側板212a、212bのそれぞれの係合孔224a、224b、226a、226bのそれぞれと係合することもできる。
本発明の紙葉類取扱装置1及び紙葉類収納装置200は、通貨の銀行券(紙幣)だけでなく、商品券やイベントチケットなどの金券及びギフトカードなどの紙媒体の有価証券などに対しても適用可能である。また、本発明の紙葉類取扱装置1及び紙葉類収納装置200は、自動精算機、両替機、自動販売機及び券売機などに対して適用可能である。
1 紙葉類取扱装置
100 紙葉類搬送装置
102 取込口
104 識別部
106 搬送機構
108 搬送方向変換部
110 搬送通路
112 ベルト
114a プーリー
114b ドライブプーリー
116a ローラ
116b ローラ
118a ローラ
118b ローラ
118c ローラ
118d ローラ
140 押込機構
142 リンク機構
144 押込部材
146 一時保留部
148a 支持部
148b 支持部
200 紙葉類収納装置
202a 右外側板
202b 左外側板
204 正面板
206 底板
208 背面板
210 アクセス部
212a 右内側板
212b 左内側板
214a 右内壁
214b 左内壁
216 背面内壁
218 底面内壁
220 係合部
222a 係合溝
222b 係合溝
224a 係合孔
224b 係合孔
226a 係合孔
226b 係合孔
230 可動床
232a 右側面
232b 左側面
234a 係合突起
234b 係合突起
236a 係合突起
236b 係合突起
238 係合部
240 載置面
250 バネ

Claims (4)

  1. 積層状態の紙葉類が載置され、当該紙葉類の積層方向に沿って往復移動可能に構成された可動床と、
    前記可動床を挟んで垂立状態で配置された一対の側板と、
    前記可動床を弾性的に支持する弾性部材と、
    前記一対の側板のそれぞれと相対する前記可動床の一対の側面のそれぞれにおいて、当該側面に垂直な方向に突出する一対の第1の係合突起及び一対の第2の係合突起と、
    前記一対の側板のそれぞれに、前記一対の第1の係合突起のそれぞれに対応して形成され、前記一対の第1の係合部のそれぞれが挿入される一対の第1の係合部と、
    前記一対の側板のそれぞれに、前記一対の第2の係合突起のそれぞれに対応して形成され、前記一対の第2の係合部のそれぞれが挿入される一対の第2の係合部と、を有し、
    前記可動床が前記積層方向及び前記垂直な方向のそれぞれと直交する方向に対して傾斜し、所定の角度まで傾斜したとき、前記一対の第1の係合突起のそれぞれが対応する前記一対の第1の係合部の側面と接触すると共に前記一対の第2の係合突起のそれぞれが対応する前記一対の第2の係合部の側面と接触して、前記一対の側板のそれぞれを挟持することにより、前記可動床の傾斜が前記所定の角度以上になることを規制する紙葉類収納装置。
  2. 前記一対の第1の係合部のそれぞれは、前記一対の側板のそれぞれを貫通する孔状に形成される請求項1に記載の紙葉類収納装置。
  3. 前記一対の第1の係合突起のそれぞれは、
    前記一対の第1の係合部の孔の幅より小さく形成され、当該孔に挿入される脚部と、
    前記脚部の先端に、前記孔の幅より大きく形成され、前記一対の側板の前記可動床と反対側に配置される頭部と、から構成される請求項に記載の紙葉類収納装置。
  4. 請求項1乃至のいずれかに記載の紙葉類収納装置と、
    外部から紙葉類を受け入れる受入口と、
    前記受入口から受け入れられた前記紙葉類を搬送する搬送機構と、
    前記搬送機構から供給された前記紙葉類を前記紙葉類収納装置に押し込む押込機構と、
    を備える紙葉類取扱装置。
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