JP3041269B2 - カード繰出装置 - Google Patents

カード繰出装置

Info

Publication number
JP3041269B2
JP3041269B2 JP10075332A JP7533298A JP3041269B2 JP 3041269 B2 JP3041269 B2 JP 3041269B2 JP 10075332 A JP10075332 A JP 10075332A JP 7533298 A JP7533298 A JP 7533298A JP 3041269 B2 JP3041269 B2 JP 3041269B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
card
roller
feed roller
stocker
friction plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP10075332A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH10226432A (ja
Inventor
薫 助川
研児 横山
昭 深町
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Signal Co Ltd
Original Assignee
Nippon Signal Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Signal Co Ltd filed Critical Nippon Signal Co Ltd
Priority to JP10075332A priority Critical patent/JP3041269B2/ja
Publication of JPH10226432A publication Critical patent/JPH10226432A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3041269B2 publication Critical patent/JP3041269B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Conveying Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、磁気デー
タの記録されていない、いわゆる生カードに、所定の磁
気データを書込む際のエンコーダに組込まれるカード繰
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、カードストッカ(以下、ストッカ
という)に多数枚積層されている生カードに、磁気デー
タを書込むには、ストッカの下部にフィードローラを設
けておき、そのフィードローラに積層状態のカードを載
置するとともに、そのフィードローラを回転させて、磁
気ヘッドを有するデータ記録部へ1枚ずつ繰出すように
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のカード繰出装置においては、カードが積層された状
態で繰出されるという繰出エラーが発生することがあっ
た。
【0004】繰出エラーの原因としては、2つのカード
の密着状態が強いときなどであって、繰出エラーが発生
すると、データ記録部では、データの書込みができなく
なり、エンコーダは異常停止となってしまう。この場
合、その都度、係員が点検を行ってジャムを解消するよ
うにしている。
【0005】そこで、本発明は、仮りに2つのカードが
強い密着状態にあっても、確実にカードを1枚ずつ繰出
すことのできるカード繰出装置を提供することを目的と
している。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカード繰出
装置は、上記目的を達成するために、ストッカの下部の
カード繰出側にフィードローラを設けるとともに、その
反対側にアイドローラを設け、それら両ローラでそのス
トッカ内のカードを載置し、そのフィードローラをカー
ドを繰出す方向に回転駆動させて、そのストッカからカ
ードを繰出すカード繰出装置において、前記ストッカの
放出口側に、上端部が固定され、下端部を自由にしてそ
の放出口から所定の間隔を有して設けられ、その下端部
の下辺がその放出口の位置よりも少し下方向に位置する
とともに、その放出口の長手方向と平行で、かつ、板面
がその放出口側のストッカの壁面と平行で、その壁面側
の下端位置は他方の下端位置よりもカード1枚分の厚さ
だけ上方に位置する、前記フィードローラで繰出される
カードが当ったときに屈曲できる2枚重ねの可撓性から
なる摩擦板を設け、その摩擦板の放出口側に、その摩擦
から所定の間隔を有し、その摩擦板から繰出されてく
るカードを載置し、かつ、そのカードの繰出し方向に回
転駆動する補助フィードローラを設けるとともに、その
補助フィードローラの上方で、かつ、そのカード1枚分
の厚さの間隙を有してトルクリミッタ付きのローラを設
け、その間隔にカードが1枚存在するときにそのトルク
リミッタ付きのローラにブレーキを作用させず、その間
隔にカードが2枚以上存在するときにそのトルクリミッ
タ付きのローラにブレーキを作用させることことを特徴
としている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基いて説明する。図1は、一実施の形態に係るカード
繰出装置の縦断面図、図2は図1の平面図であって、上
部及び下部の開放している周知のストッカ1の下部に
は、アイドローラ2とフィードローラ3とが設けられて
いる。
【0008】アイドローラ2は同一の軸に所定の間隔を
保って設けられた一対のローラ2a,2bを有し(図2
参照)、ストッカ1の一つの壁面(図示の例では右側の
壁面)1aの下端に設けられたいる放出口1bと反対側
に設けられ、かつ、その放出口1bの長手方向と直交す
る方向に自由回転できるように、つまり、ストッカ1に
収納されているカードCが放出口1bから繰出される方
向に自由回転できるように設けられている。
【0009】フィードローラ3は、上記アイドローラ2
のローラ2a,2bと同方向に回転し、かつ、これらロ
ーラ2a,2bと対向する位置に設けられた一対のロー
ラ3a,3bと、これらローラ3a,3bの中間に位置
する段付ローラ3cとからなり、これらローラ3a,3
b,3cをモータMにより回転駆動される回転軸M′に
固定して放出口1b側に設けられている。
【0010】一対のローラ3a,3bは、同じ直径のロ
ーラからなり、段付ローラ3cは、一対のローラ3a,
3bの中間に設けられ、これら一対のローラ3a,3b
の直径よりも少し小さい直径のローラを有するととも
に、そのローラの周囲の一部が一対のローラ3a,3b
の周囲の面よりも少し突出した一個の突起、つまり段3
c′が設けられている。そして、フィードローラ3の一
対のローラ3a,3bの上面位置は、アイドローラ2
a,2bの上面位置よりも所定距離Dだけ下方になるよ
うに設けられている。
【0011】ストッカ1の放出口1bから少し離れた位
置、つまりカードCが2/3程度ストッカ1内にあると
きのそのカードCの先端部に、下辺が放出口1bの位置
より少し下方に位置するとともに、その放出口1bの長
手方向と平行し、かつストッカ1の壁面1aと平行する
2枚重ねの可撓性からなる摩擦板4a,4bが設けられ
ている。
【0012】摩擦板4a,4bの上端部はフレームFに
固定され、下端部は、図1のAに拡大して示されるよう
に、ストッカ1側の摩擦板4bは、他方の摩擦板4aよ
りもカードCの一枚分の厚さtだけ上方に位置してい
る。
【0013】摩擦板4a,4bよりもさらにストッカ1
から離れた位置に、つまりカードCが1/3程度ストッ
カ1内にあるときのそのカードCの先端部に、補助フィ
ードローラ5が設けられている。この補助フィードロー
ラ5は、図示しない伝導機構を介してモータMによりフ
ィードローラ3と同方向に回転駆動されるように構成さ
れている(図1の矢印参照)。
【0014】補助フィードローラ5の上方には、カード
Cの厚さtの間隙を保ってトルクリミッタ6a付きのロ
ーラ6が設けられている。
【0015】次に本実施例装置の繰出動作を図3及び図
4を用いて説明する。
【0016】今、ストッカ1に多数のカードC,C…が
積層され、さらに最上部のカードCの上部に周知のウエ
イトが載置されているとき、モータMが回転すると、フ
ィードローラ3は、図1の矢印に示されるように時計方
向に回転する。
【0017】段付ローラ3cの段3c′がカードCに当
ると、カードCを上方へ持上げ、段3c′が下方へくる
と、カードCを下方へ移動させて、カードCに上下動を
与える。
【0018】この上下動によりカード同士の密着状態が
解消され、また、フィードローラ3側がアイドローラ2
より下方に位置していることにより、最下段のカードC
のみが放出口1b側に分離して移動することとなる。
【0019】放出口1bから繰出されたカードCは摩擦
板4aの下端部に当り、その摩擦板4aを屈曲させて補
助ローラ5側に送られる。そして、この補助ローラ5を
介して図示しないデータ記録部へ送出される。
【0020】ほとんどのカードCは、上述のフィードロ
ーラ3で放出口1bから1枚ずつ繰出されるが、例え
ば、2枚のカードC1 ,C2 が強い力で密着している場
合は、フィードローラ3で分離されずに、2枚重ねの状
態で繰出されることがある。
【0021】この場合、図3に示されるように、下側の
カードCは1枚の摩擦板4aを屈曲させるだけなので、
容易に補助フィードローラ5側へ移動することができ
る。しかし、上側のカードC2 は、摩擦板4a,4bの
2枚を屈曲させなければならないので、摩擦板4a,4
bのところで移動が阻止され、ここで一枚のカードCだ
けが分離されて繰出される。
【0022】2枚重ねのカードC1 ,C2 がさらに強い
力で密着しているときは、2枚重ねのまま摩擦板4a,
4bを通過することが考えられる。
【0023】このときは、次の補助フィードローラ5と
トルクリミッタ6a付きのローラ6とで強制的に分離さ
れる。
【0024】すなわち、2枚重ねのカードC1 ,C2 が
補助フィードローラ6に達すると、下側のカードC1 の
みトルクリミッタ6aを作用させることなく通過でき
る。しかし、上側のカードC2 は、トルクリミッタ6a
の作用によりブレーキがかかり、データ書込部へ送出さ
れることがない。
【0025】以上のように、本実施の形態に係るカード
繰出装置において、カードは上述の3つの機構によりデ
ータ書込部へ1枚だけ繰出されるので、繰出エラーがな
くなり、データ書込部の処理を円滑にすることができ
る。
【0026】
【発明の効果】本発明装置は、ストッカの放出口側に、
上端部が固定され、下端部を自由にしてその放出口から
所定の間隔を有して設けられ、その下端部の下辺がその
放出口の位置よりも少し下方向に位置するとともに、そ
の放出口の長手方向と平行で、かつ、板面がその放出口
側のストッカの壁面と平行で、その壁面側の下端位置は
他方の下端位置よりもカード1枚分の厚さだけ上方に位
置する、前記フィードローラで繰出されるカードが当っ
たときに屈曲できる2枚重ねの可撓性からなる摩擦板を
設け、その摩擦板の放出口側に、その摩擦板から所定の
間隔を有し、その摩擦板から繰出されてくるカードを載
置し、かつ、そのカードの繰出し方向に回転駆動する補
助フィードローラを設けるとともに、その補助フィード
ローラの上方で、かつ、そのカード1枚分の厚さの間隙
を有してトルクリミッタ付きのローラを設け、その間隔
にカードが1枚存在するときにそのトルクリミッタ付き
のローラにブレーキを作用させず、その間隔にカードが
2枚以上存在するときにそのトルクリミッタ付きのロー
ラにブレーキを作用させるので、仮りに2枚重ねでスト
ッカから排出されても、摩擦板で1枚ずつに分離され、
そこでも1枚に分離されないときは、トルクリミッタ付
のローラで1枚ずつに分離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るカード繰出装置の
縦断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】摩擦板の分離動作を説明するための説明図であ
る。
【図4】補助フィードローラの分離動作を説明するため
の説明図である。
【符号の説明】
1 カードストッカ(ストッカ) 2 アイドローラ 3 フィードローラ 4a,4b 摩擦板 5 補助フィードローラ C カード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭50−94677(JP,U) 実開 昭52−29212(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65H 1/00 - 3/68

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードストッカの下部のカード繰出側に
    フィードローラを設けるとともに、その反対側にアイド
    ローラを設け、それら両ローラでそのカードストッカ内
    のカードを載置し、そのフィードローラをカードを繰出
    す方向に回転駆動させて、そのカードストッカからカー
    ドを繰出すカード繰出装置において、前記カードストッカの放出口側に、上端部が固定され、
    下端部を自由にしてその放出口から所定の間隔を有して
    設けられ、その下端部の下辺がその放出口の位置よりも
    少し下方向に位置するとともに、その放出口の長手方向
    と平行で、かつ、板面がその放出口側のカードストッカ
    の壁面と平行で、その壁面側の下端位置は他方の下端位
    置よりもカード1枚分の厚さだけ上方に位置する、前記
    フィードローラで繰出されるカードが当ったときに屈曲
    できる2枚重ねの可撓性からなる摩擦板を設け、記摩擦板の放出側に、その摩擦板から所定の間隔を有
    し、その摩擦板から繰出されてくるカードを載置し、か
    つ、そのカードの繰出し方向に回転駆動する補助フィー
    ドローラを設けるとともに、その補助フィードローラの
    上方で、かつ、そのカード1枚分の厚さの間隙を有して
    トルクリミッタ付きのローラを設け、その間隔にカード
    が1枚存在するときにそのトルクリミッタ付きのローラ
    にブレーキを作用させず、その間隔にカードが2枚以上
    存在するときにそのトルクリミッタ付きのローラにブレ
    ーキを作用させることを特徴とするカード繰出装置。
JP10075332A 1998-03-24 1998-03-24 カード繰出装置 Expired - Fee Related JP3041269B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10075332A JP3041269B2 (ja) 1998-03-24 1998-03-24 カード繰出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10075332A JP3041269B2 (ja) 1998-03-24 1998-03-24 カード繰出装置

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22642493A Division JP2839434B2 (ja) 1993-08-19 1993-08-19 カード繰出装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH10226432A JPH10226432A (ja) 1998-08-25
JP3041269B2 true JP3041269B2 (ja) 2000-05-15

Family

ID=13573206

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10075332A Expired - Fee Related JP3041269B2 (ja) 1998-03-24 1998-03-24 カード繰出装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3041269B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2827263A1 (fr) * 2001-07-11 2003-01-17 Pascal Borreca Dispositif permettant de deramer des cartes rigides ou relativement rigides empilees les unes sur les autres
JP2008133079A (ja) * 2006-11-28 2008-06-12 Kyocera Mita Corp シート給送装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH10226432A (ja) 1998-08-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1318207C (en) Page turning device
JP2804058B2 (ja) 冊子類取扱い装置及び冊子類の頁替え方法
GB2147278A (en) Sheet feeding apparatus
JP3041269B2 (ja) カード繰出装置
JPH07309453A (ja) 自動給紙装置
JP3041270B2 (ja) カード繰出装置
JP2839434B2 (ja) カード繰出装置
JPH0676148B2 (ja) シ−ト材給送装置
EP0740218A1 (en) Recording medium supplying apparatus
JP2547978B2 (ja) シート材給送装置
JP3308161B2 (ja) 媒体分離機構
JPH03216424A (ja) 給紙カセット
JP2001114440A (ja) シート給送装置
JPH066118Y2 (ja) 媒体給送装置の媒体戻し機構
JP2905281B2 (ja) 自動給紙装置
JP2002321862A (ja) 紙葉類繰り出し集積装置
JP2607955B2 (ja) シート給送装置
JPH0753080A (ja) 媒体繰出し分離機構
JPH0544348Y2 (ja)
JP3069394B2 (ja) 給紙装置
JPH0412036Y2 (ja)
JP3372869B2 (ja) 給紙カセット
JPH0485227A (ja) 紙送り装置
JP2573751B2 (ja) 通帳改頁機構及びその改頁方法
JP2592172B2 (ja) 給紙装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees