JPH09277512A - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH09277512A
JPH09277512A JP8115662A JP11566296A JPH09277512A JP H09277512 A JPH09277512 A JP H09277512A JP 8115662 A JP8115662 A JP 8115662A JP 11566296 A JP11566296 A JP 11566296A JP H09277512 A JPH09277512 A JP H09277512A
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JP
Japan
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recording
ink
block
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printing
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JP8115662A
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English (en)
Inventor
Hidetoshi Yamanashi
英敏 山梨
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TEIKOKU INK SEIZO KK
Teikoku Printing Inks Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
TEIKOKU INK SEIZO KK
Teikoku Printing Inks Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by TEIKOKU INK SEIZO KK, Teikoku Printing Inks Manufacturing Co Ltd filed Critical TEIKOKU INK SEIZO KK
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作成された複数の記録媒体同士を、各々容易
に区別することができる記録装置を提供する。 【解決手段】 CPU21を備えた制御ブロック24
に、選局データに基づくカラオケの伴奏、マイク12か
らの音声の合成、歌詞等の映像出力を行うカラオケブロ
ック27と、カラオケブロック27からの音楽データを
CDRに録音する録音ブロック28と、CDRに文字や
絵柄などを印刷する印刷ブロック29を接続する。印刷
ブロック29は紫外線硬化型のカラーのインキを出力す
るインクジェット式のプリンターからなる。CDR2の
表面にインキを受理して定着させる受理層を形成する。
制御ブロック24に、インクジェット式のプリンターよ
り出力されたインキに紫外線を照射する紫外線照射ブロ
ック41と、スキャナーを備えたキャナーブロック42
と、デジタルカメラ14を接続する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体に、音声
や画像などのデータを記録するとともに、前記記録媒体
の表面に、文字や絵柄などの表示を形成する記録装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近年のカラオケ店においては、唄った歌
を、CDR(追記型コンパクトディスク)に録音する録
音装置が設置されている。
【0003】前記CDRは、薄肉円板状のプラスチック
によって形成されており、一般に販売されているCD
(コンパクトディスク)と同形状に形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記録
音装置にて録音されたCDRは、全てが同形状であるた
め、自分が作成したCDRと、他人が作成したCDRと
の外見上の差別化を図ることができなかった。また、手
持ちのCDRの枚数が増えた場合には、各々のCDRを
区別することができなくなり、整理する際に苦労を要す
る。
【0005】本発明は、このような従来の課題に鑑みて
なされたものであり、作成された複数の記録媒体同士
を、各々容易に区別することができる記録装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明の請求項1の記録装置にあっては、取り出し可能
にセットされた記録媒体に、記録データを記録する記録
手段と、前記記録媒体の表面に、外部からの画像データ
に基づく文字や絵柄などの表示を形成する表示形成手段
と、を備えている。
【0007】すなわち、記録装置にセットされた記録媒
体には、記録手段によって記録データが記録されるとと
もに、表示形成手段によって、その表面に外部からの画
像データに基づく文字や絵柄などの表示が形成される。
このため、個々の記録媒体には、各々絵柄や文字などの
表示が施される。
【0008】また、本発明の請求項2の記録装置におい
ては、取り出し可能にセットされた記録媒体に、伴奏音
及び音声からなる記録データを記録する記録手段と、文
字や絵柄などの画像データを入力する画像入力手段と、
該画像入力手段にて入力された前記画像データに基づく
文字や絵柄などの表示を、前記記録媒体の表面に形成す
る表示形成手段と、を備えている。
【0009】すなわち、記録装置にセットされた記録媒
体には、記録手段によって伴奏音及び音声からなる記録
データが記録されるとともに、その表面には、画像入力
手段にて入力された画像データに基づく文字や絵柄など
の表示が表示形成手段によって形成される。このため、
個々の記録媒体には、請求項1の場合と同様に、各々絵
柄や文字などの表示が施される。
【0010】好ましくは、前記表示形成手段はインクジ
ェット式のプリンターからなる。
【0011】つまり、個々の記録媒体には、各々絵柄や
文字などの表示が、インクジェット式のプリンターによ
って各々形成される。
【0012】あるいは、前記表示形成手段は、UV硬化
性モノマー及び/又はUV硬化性オリゴマーを含有した
インキを、前記記録媒体の表面に出力するインクジェッ
ト式のプリンターと、該プリンターより出力された前記
インキに、紫外線を照射する紫外線照射手段と、からな
る。
【0013】すなわち、記録媒体には、インクジェット
式のプリンターより出力されるUV硬化性モノマー及び
/又はUV硬化性オリゴマーを含有したインキが付着さ
れた後、このインキには、紫外線照射手段より紫外線が
照射される。すると、前記インキは、記録媒体の表面に
て硬化され、絵柄や文字などの表示が形成される。この
ように、前記インキを紫外線により硬化させ、絵柄や文
字などの表示を形成することにより、記録媒体がプラス
チック製である場合であっても、形成された表示の記録
媒体への密着性が確保されるとともに、形成された前記
表示の耐擦過性が高められる。
【0014】また、前記記録媒体は、光ディスクであ
る。
【0015】すなわち、前記記録装置には光ディスクが
取り出し可能にセットされ、この光りディスクには、記
録手段によってデータが記録されるとともに、表示形成
手段によって、表面に文字や絵柄などの表示が形成され
る。このため、個々の光ディスクには、各々絵柄や文字
などの表示が施される。
【0016】さらに、前記光ディスクの裏面は、当該光
ディスクへデータを記録、あるいは、当該光ディスクに
記録されたデータを再生する録再面を形成し、前記光デ
ィスクの表面には、インキを受理して定着させる受理層
が形成されている。
【0017】つまり、光ディスクの表面には、インキを
受理して定着させる受理層が形成されているので、この
表面へのインキによる絵柄や文字などの印刷が容易に行
われる。
【0018】
【実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面にした
がって説明する。図1は、本実施の形態にかかる記録装
置1を示すものである。該記録装置1は、カラオケの伴
奏及び歌詞の表示を行うとともに、唄った歌を予め複数
セットされた記録媒体としてのCDR2(追記型コンパ
クトディスク)に録音し、このCDR2の表面に印刷を
行うように構成されている。
【0019】この記録装置1の前面には、硬貨が入金さ
れる硬貨投入口3と、返却レバー4と、入金された硬貨
の返却あるいはつり銭の払い出しが行われる硬貨返却口
5と、紙幣を入金する紙幣入金口6と、紙幣出金口7と
が設けられている。また、記録装置1の中央部には、リ
モコン8からの信号を受信する受光窓9と、画像情報を
取り込むための絵や写真などの差し入れ口10と、録音
及び印刷されたCDR2が排出される取り出し口11と
が設けられており、左側部には、マイク12,12が接
続されるマイク用ジャック13,13及び、画像入力手
段としてのデジタルカメラ14が接続されるカメラ用ジ
ャック15が設けられている。また、記録装置1には、
動作状況、操作手順、及びカラオケの歌詞等を表示する
とともに、表示された前記操作手順に従って手で触れる
ことによりデータの入力が行えるタッチセンサーを有し
たモニター16が設けられている。
【0020】一方、図2は、この記録装置1の内部構成
を示すブロック図であり、CPU21、ROM22、及
びRAM23を備えた制御ブロック24は、前記ROM
22に記憶されたプログラムに従って前記CPU21が
処理を行うことにより、記録装置1の総ての動作を行う
ように構成されている。
【0021】前記制御ブロック24には、前記返却レバ
ー4の操作状態が伝達されており、硬貨及び紙幣の入出
金を行う入出金ブロック25が接続されている。また、
前記制御ブロック24には、前記リモコン8からの信号
を受信する受光素子26及び前記モニター16が接続さ
れており、例えば、リモコン8からカラオケの選局デー
タが送られてきた際に、この選局データに基づく曲名等
を、前記モニター16に表示できるように構成されてい
る。そして、前記制御ブロック24には、前記選局デー
タに基づくカラオケの伴奏、該伴奏とマイク12,12
からの音声との合成からなる音楽データの出力、及び歌
詞等の映像出力を行うカラオケブロック27と、該カラ
オケブロック27からの前記音楽データをCDR2に録
音する録音装置を備えた記録手段としての録音ブロック
28と、このCDR2に文字や絵柄などの表示を印刷す
る表示形成手段である印刷ブロック29とが接続されて
いる。
【0022】この印刷ブロック29は、前記CDR2の
表面にカラーのインキを出力するインクジェット式のプ
リンターによって構成されており、該プリンターには紫
外線硬化型のインキが用いられている。具体的に、この
インキは、次に示す成分が各々の割合で混合されてい
る。
【0023】 着色剤(体質顔料を含む)・・・・・・・ 3.0〜 8.0% ウレタン系オリゴマー・・・・・・・・・ 10.0〜20.0% アクリル系モノマー・・・・・・・・・・ 10.0〜20.0% 添加剤・・・・・・・・・・・・・・・・ 1.0〜 2.0% 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50.0〜86.0% また、この記録装置1に予めセットされたCDR2は、
図3(CDR2の断面を示す模式図)にも示すように、
円板状に形成された光磁気ディスクであり、その裏面3
1は、CDR2へデータを記録、あるいは、当該CDR
2に記録されたデータを再生する録再面を形成してい
る。また、CDR2の表面32には、アンダーコート層
33及び受理層34が薄膜状に積層されている。
【0024】すなわち、前記アンダーコート層33は、
プラスチック製のCDR2と前記受理層34との接着力
を向上させる働きをしており、このアンダーコート層3
3は、次に示す成分が各々の割合で混合されてなる紫外
線硬化型の塗工インキが塗布された後、紫外線によって
定着され、形成されている。
【0025】 着色剤(体質顔料を含む)・・・・・・・ 0.0〜40.0% ビニール樹脂・・・・・・・・・・・・・ 12.0〜20.0% ウレタン系ジアクリレート・・・・・・・ 18.0〜30.0% エーテル系ジアクリレート・・・・・・・ 18.0〜30.0% ビニール系モノマー・・・・・・・・・・ 12.0〜20.0% これらからなる塗工インキにおいては、紫外線硬化型の
樹脂組成物としてビニール系モノマー、ウレタン系ジア
クリレート、エーテル系ジアクリレートを使用したが、
これらの他、紫外線硬化性反応基を有する樹脂等、前記
CDR2と前記受理層34との接着力を向上させる働き
を有したものであれば良い。
【0026】また、前記アンダーコート層33を形成す
る際に用いる塗工インキは、紫外線硬化型のみならず、
乾燥型の塗工インキ、すなわち、次に示す成分が各々の
割合で混合されてなるインキをも用いることができる。
【0027】 シクロヘキサノン・・・・・・・・・・・ 5.0〜10.0% エステル系溶剤・・・・・・・・・・・・ 10.0〜20.0% 芳香族炭化水素系溶剤・・・・・・・・・ 10.0〜20.0% 着色顔料(体質顔料を含む)・・・・・・ 5.0〜50.0% アクリルウレタン系樹脂・・・・・・・・ 20.0〜45.0% 添加剤・・・・・・・・・・・・・・・・ 2.0〜 3.0% これらからなる乾燥型の塗工インキにおいては、乾燥型
の樹脂組成物としてアクリルウレタン系樹脂を用いた場
合について説明したが、他のポリ塩化ビニル系樹脂や、
ポリエステル系樹脂、アクリル系樹脂、ポリウレタン系
樹脂、ポリイミド系樹脂、ジアセテート系樹脂、ポリカ
ーボネート系樹脂等、前述と同様に前記CDR2と前記
受理層34との接着力を向上させる働きを有したもので
あれば良い。
【0028】そして、前記受理層34は、一般に使用さ
れている印刷用のインキを受理して定着させるものであ
り、前記印刷ブロック29のプリンターにて用いられる
紫外線硬化型のインキとの組み合わせにより、該インキ
の吸収力及び発色性を、一般のインキと比較して、さら
に向上させるとともに、インキの滲みをも確実に防止で
きるように形成されている。
【0029】具体的に、前記受理層34は、次に示す成
分が各々の割合で混合されてなる水溶性・親水性樹脂で
あるポリビニルアルコールを含有した塗工インキが塗布
された後、乾燥定着されて形成されている。
【0030】 マット剤・・・・・・・・・・・・・・・ 10.0〜20.0% ポリビニルアルコール・・・・・・・・・ 3.0〜 8.0% 多価アルコール・・・・・・・・・・・・ 10.0〜20.0% 添加剤・・・・・・・・・・・・・・・・ 3.0〜 8.0% 水・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50.0〜70.0% これらからなる塗工インキにおいては、多価アルコール
を遅乾溶剤として用いたが、この他にエーテル、エステ
ル類を用いても良い。また、この塗工インキにおいて
は、水溶性・親水性樹脂としてポリビニルアルコールを
用いた場合を例に挙げて説明したが、例えば、カゼイ
ン、澱粉等の天然樹脂やカルボキシメチルセルロース、
ヒドロキシエチルセルロース、ポリアクリルアミド、ポ
リビニルイミダゾール、ポリエチレンオキサイド、ポリ
アミド等の合成樹脂を使用しても良い。さらに、前記塗
工インキに水溶性・親水性樹脂を混合させて前記受理層
34を形成したが、前記塗工インキに親水性体質顔料、
具体的には、合成シリカ粉末、軽質炭酸カルシウム、ア
ルミナシリケート、天然または合成ゼオライト、カオリ
ンクレー、ケイソウ土、二酸化チタン、水酸化アルミニ
ウム等を混合して前記受理層34を形成しても良く、こ
の場合においては、カラーインキを用いて受理層34に
印刷を施した際に、カラーインキの発色性を向上させる
ことができる。
【0031】また、これらの成分からなる塗工インキ
に、UV硬化性モノマー及び/又はUV硬化性オリゴマ
ーを混合した塗工インキ、つまり、前記ポリビニルアル
コールを1としたとき、UV硬化性モノマー及び/又は
オリゴマーを1〜10の割合で混合した塗工インキを、
CDR2の表面32に直接塗工した後、紫外線により硬
化させてなる図4に示すような表面32に受理層35が
形成されたCDR2を用いても良い。
【0032】そして、前記制御ブロック24には、図2
に示したように、前記印刷ブロック29にて印刷された
CDR2の表面32に、つまり前記インクジェット式の
プリンターより出力された紫外線硬化型のインキに、紫
外線を照射する紫外線照射手段としての紫外線照射ブロ
ック41と、前記差し入れ口10より差し入れられた絵
や写真などから画像情報を取り込むスキャナーを備えた
画像入力手段であるキャナーブロック42と、記録装置
1前面のカメラ用ジャック15に接続されたデジタルカ
メラ14とが接続されている。
【0033】なお、本実施の形態においては、前記印刷
ブロック29を構成するインクジェット式のプリンター
にて、紫外線硬化型のカラーインキを用いた場合につい
てのみ説明したが、紫外線硬化型以外の一般のカラーイ
ンキを用いても良く、この場合には、前記記録装置1よ
り前記紫外線照射ブロック41を削除することができ
る。
【0034】以上の構成からなる本実施の形態におい
て、記録装置1の動作を、図5及び図6に示すフローチ
ャートにしたがって説明する。
【0035】すなわち、ステップS1では、前記硬貨投
入口3あるいは前記紙幣入金口6に規定の料金が入金さ
れたか否かを判断しており、規定の料金が入金された際
には、カラオケの選局を行う、具体的には、リモコン8
からの選局データを受信するとともに、この選局データ
をカラオケブロック27に伝達する(S2)。そして、
予め複数セットされたCDR2,・・・を、録音ブロッ
ク28の録音装置にセットし(S3)、前記カラオケブ
ロック27にて、選局された曲のセットが完了するまで
待機する(S4)。
【0036】選局された曲のセットが完了した際には、
その曲名を前記RAMに記憶するとともに(S5)、前
記録音ブロック28にてCDR2への録音を開始した後
(S6)、前記カラオケブロック28へカラオケの伴奏
や歌詞の画像表示等を開始させる信号を伝達し(S
7)、この伴奏が終了するまで待機する(S8)。伴奏
が終了した際には、録音を停止して(S9)、前記リモ
コン8による選局の伴奏が総て終了したか否かを判断
し、残りの曲がある場合には、前記ステップS4へ分岐
して、次曲の録音及びカラオケの伴奏を繰り返す(S
5)〜(S8)。また、選局された総ての曲の伴奏が終
了していた場合には、録音を終えた前記CDR2を、印
刷ブロック29のプリンターにセットし(S11)、前
記モニター16に、図2に示したように、複数の文字や
操作手順が示された文字入力画面を表示するとともに、
前記操作手順に従ったモニター16のタッチパネルへの
入力を、CDR2のタイトル(S12)、及び作成者の
氏名として、前記RAM23に記憶する(S13)。
【0037】次に、前記CDR2に、デジタルカメラ1
4で写した画像データを印刷するか、あるいは、絵や写
真などの画像データを印刷するかを選択する選択画面を
表示し、前記タッチパネルからの入力により、いずれか
の選択を決定するとともに、この決定結果に基づく画像
データの入力を行う(S14)。つまり、デジタルカメ
ラ14で写した画像データを印刷する場合には、前記リ
モコン8の操作により、デジタルカメラ14による撮影
を行って画像データを得る一方、絵や写真などからの画
像データを印刷する場合には、前記差し入れ口10より
差し入れられた絵や写真から前記スキャナーブロック4
2にて画像データを読み込む。そして、図1に示したよ
うに、モニター16に、CDR2を示す円形枠と、該円
形枠内にて移動可能なタイトル位置、氏名位置、画像位
置、曲名位置、及び日付位置を表示するとともに、前記
タッチセンサーへの入力によって、それらの位置設定を
行い(S15)、前記印刷ブロック29のインクジェッ
ト式のプリンターにて前記CDR2の受理層34(3
5)に、RAM23に記憶されたタイトルの印字(S1
6)、RAM23に記憶された氏名の印字(S17)、
前記制御ブロック24に備えられた図示しないタイマー
に基づく日付の印字(S18)、前記RAMに記憶され
た曲名の印字(S19)、及び選択された前記画像デー
タの印字(S20)を行う。
【0038】そして、前記印刷ブロック29にて印刷さ
れたCDR2に、つまり前記インクジェット式のプリン
ターより出力された紫外線硬化型のインキに、前記紫外
線照射ブロック41にて紫外線を照射して、印刷された
インキを定着させるた後(S21)、前記取り出し口1
1より録音及び印刷されたCDR2を排出する(S2
2)。
【0039】このように、前記記録装置1にあっては、
図7(作成されたCDR2の一例を示す図)に示すよう
に、前記CDR2に、録音ブロック28の録音装置によ
ってカラオケにて唄った歌を録音することができるとと
もに、印刷ブロック28のインクジェット式のプリンタ
ーによって、タイトル51、氏名52、作成日53、曲
名54、及び選択された前記画像55(図7中では、デ
ジタルカメラ14による撮影画像)を印刷することがで
きるので、自分が作成したCDR2と、他人が作成した
CDRとの差別化を図ることができる。また、録音デー
タを再生することなく、録音された曲名54や、画像5
5や氏名52を参考にして録音した人物などの録音内容
を一目にして把握することができる。このため、手持ち
のCDR2の枚数が増えた場合であっても、CDR2表
面の印刷よって各々のCDR2,・・・を区別すること
ができる。したがって、この記録装置1にて作成された
複数のCDR2を、表面の印刷の違いによる外見上の区
別化を図ることができ、CDR2の整理が容易となる。
【0040】また、前記印刷ブロック28においては、
インクジェット式のプリンターを使用してカラー印刷を
行うため、他の印刷方式と比較して、低コストにてカラ
ー印刷を施すことができる。したがって、作成されたC
DR2の印刷色による分類も可能となり、文字や絵柄の
印刷のみによって、他との区別化を図る場合と比較し
て、情報量が大幅に増加するとともに外観品質の向上化
を図ることができる。さらに、前記記印刷ブロック29
におけるインクジェット式のプリンターは、インキを噴
出させて印刷するため、印刷用ヘッドが印刷面に接触す
ることがなく、また、インキを定着させるために印刷物
を加熱する事も無いので、データを記録した熱に弱いプ
ラスチック製のCDR2への印刷に適している。
【0041】さらに、前記インクジェット式のプリンタ
ーは、UV硬化性モノマー及び/又はUV硬化性オリゴ
マーを含有した紫外線硬化型のインキを用いて印刷する
とともに、このインキを、紫外線照射ブロック41から
の紫外線により定着させるので、定着された印刷のCD
R2への密着性が高まるとともに、定着された印刷の耐
擦過性が高まる。また、前記インキを熱乾燥させて印刷
を形成する場合や、感熱式のリボンインキを用いて印刷
する場合、あるいはドットインパクト式のプリンタを用
いて印刷する場合等と比較して、プラスチック製のCD
R2への印刷に適している。さらに、インキを硬化させ
る際の硬化時間の短縮化を図ることができるので、印刷
時間の短縮化を図ることができる。
【0042】一方、前記CDR2の表面には、インキを
受理して定着させる受理層34,35が形成されている
ので、この受理層34,35へのインキによる印刷を容
易に行うことができるので、印刷に適した記録装置とな
り得る。
【0043】なお、本実施の形態では、表面に受理層3
4,35が形成されたCDR2を用いた場合について説
明したが、印刷ブロック29におけるインクジェット式
のプリンターにおいては、UV硬化性モノマー及び/又
はUV硬化性オリゴマーを含有した紫外線硬化型のイン
キを用いているので、プラスチック製のCDRに直接印
刷しても印刷の密着性を確保することができるととも
に、この印刷の耐擦過性を高めることができる。
【0044】また、本実施の形態にあっては、インクジ
ェット方式のプリンターを用いてCDR2の表面に印刷
した場合についてのみ説明したが、これに限定されるも
のではなく、例えば、バブルジェット方式やサーマルジ
ェット方式、さらにはピエゾ方式のプリンターや、熱転
写型のプリンターによって印刷しても良い。
【0045】さらに、本実施の形態では、CDR2に録
音及び印刷を行う記録装置1についてのみ説明したが、
これに限定されるものではなく、例えば、DVD(デジ
タルビデオディスク)やフォトCDに映像の記録を行う
ビデオ・カメラにおいて、前記DVDまたはフォトCD
に撮影日や撮影場所などの表示の形成をしたり、あるい
は、MO、PD等のデータ記録媒体にデータを記録する
記録装置にて、記録日や記録されたファイル名などの表
示を形成しても良い。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明の
記録装置を用いることにより、セットされた記録媒体
に、記録手段によって記録データを記録できるととも
に、表示形成手段によって外部からの画像データに基づ
く文字や絵柄などの表示を、その表面に形成することが
できるので、記録媒体の表面に記録される記録データの
識別が可能な表示を形成しておくことにより、記録され
たデータを再生することなく、記録データの内容を把握
することができる。したがって、この記録装置にて作成
された複数の記録媒体同士を、表面に形成された表示の
違いによる外見上の区別化を図ることができ、各記録媒
体の整理が容易となる。
【0047】また、請求項2の発明における記録装置に
おいは、セットされた記録媒体に、記録手段によって伴
奏及び音声からなる記録データを記録できるとともに、
その表面には、画像入力手段にて入力された画像データ
に基づく文字や絵柄などの表示を表示形成手段によって
形成することができる。このため、この記録装置をカラ
オケ店にて使用する際には、前記記録媒体に、カラオケ
の伴奏及びこの伴奏に合わせて唄った歌を録音するとと
もに、画像入力手段より録音した曲名、あるいは録音し
た際の写真などの画像データ入力し、これら曲名や写真
などの表示を、記録媒体の表面に形成しておくことによ
り、録音された録音データを再生することなく、録音デ
ータの内容を把握することができる。したがって、請求
項1の場合と同様に、この記録装置にて作成された複数
の記録媒体同士を、表面に形成された表示の違いによる
外見上の区別化を図ることができ、各記録媒体の整理が
容易となる。
【0048】また、前記表示形成手段がインクジェット
式のプリンターにより構成されている場合には、個々の
記録媒体には、各々絵柄や文字などの表示が、インクジ
ェット式のプリンターによって形成されるので、低コス
トにてカラー印刷を施すことができる。したがって、作
成された記録媒体の印刷色による分類も可能となり、文
字や絵柄の表示のみによって、他との区別化を図る場合
と比較して、情報量が大幅に増加するとともに、外観品
質の向上化を図ることができる。
【0049】一方、前記表示形成手段が、UV硬化性モ
ノマー及び/又はUV硬化性オリゴマーを含有したイン
キを出力するインクジェット式のプリンターと、このイ
ンキに紫外線を照射する紫外線照射手段とを備えたもの
に関しては、記録媒体の表面には、インクジェット式の
プリンターによってUV硬化性モノマー及び/又はUV
硬化性オリゴマーを含有したインキが付着された後、こ
のインキは、紫外線照射手段からの紫外線により硬化さ
れ、絵柄や文字などの表示が形成される。したがって、
前記記録媒体がプラスチック製であっても、形成された
表示の記録媒体への密着性を確保することができるとと
もに、この表示の耐擦過性を高めることができる。ま
た、この表示は、インキを紫外線により硬化させて形成
するので、インキを熱乾燥されて表示を形成する場合、
感熱式のリボンインキを用いて表示を形成する場合、あ
るいはドットインパクト式のプリンタを用いて表示を形
成する場合等と比較して、プラスチック製の記録媒体へ
の印刷に適している。さらに、インキを硬化させる際の
硬化時間の短縮化を図ることができるので、表示の形成
時間の短縮化を図ることができる。
【0050】また、前記記録媒体が光ディスク、特に、
カラオケの録音に用いられるCDRの場合、表示形成手
段によって各々のCDRに文字や絵柄などの表示を夫々
形成することにより、多くの人が集まるカラオケ店に
て、このCDRを作成した場合であっても、自分が作成
したCDRと、他人が作成したCDRとの差別化を図る
ことができる。また、手持ちのCDRの枚数が増えた場
合であっても、CDRを作成した日付や曲名などをディ
スクの表面に印刷しておくことにより、各々のCDRを
区別することができ、CDRの整理が容易となる。
【0051】さらに、前記光ディスクの表面に、インキ
を受理して定着させる受理層が形成されている場合に
は、この表面へのインキによる絵柄や文字などの印刷を
容易に行うことができるので、表示形成に適した記録装
置となり得る。
【0052】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す正面図である。
【図2】同実施の形態を示すブロック図である。
【図3】同実施の形態におけるCDRの断面を示す模式
図である。
【図4】同実施の形態における他のCDRの断面を示す
模式図である。
【図5】同実施の形態の動作を示すフローチャートであ
る。
【図6】図5に続くフローチャートである。
【図7】同実施の形態において作成されたCDRの一例
を示す平面図である。
【符号の説明】
1 記録装置 3 CDR(記録媒体) 14 デジタルカメラ(画像入力手段) 28 録音ブロック(記録手段) 29 印刷ブロック(表示形成手段) 31 裏面 32 表面 33 アンダーコート層 34 受理層 35 受理層 41 紫外線照射ブロック(紫外線照射手段) 42 スキャナーブロック 51 タイトル 54 曲名 55 画像

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取り出し可能にセットされた記録媒体
    に、記録データを記録する記録手段と、 前記記録媒体の表面に、外部からの画像データに基づく
    文字や絵柄などの表示を形成する表示形成手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 取り出し可能にセットされた記録媒体
    に、伴奏音及び音声からなる記録データを記録する記録
    手段と、 文字や絵柄などの画像データを入力する画像入力手段
    と、 該画像入力手段にて入力された前記画像データに基づく
    文字や絵柄などの表示を、前記記録媒体の表面に形成す
    る表示形成手段と、 を備えたことを特徴とする記録装置。
  3. 【請求項3】 前記表示形成手段は、インクジェット式
    のプリンターからなることを特徴とした請求項1または
    2記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記表示形成手段は、UV硬化性モノマ
    ー及び/又はUV硬化性オリゴマーを含有したインキ
    を、前記記録媒体の表面に出力するインクジェット式の
    プリンターと、 該プリンターより出力された前記インキに、紫外線を照
    射する紫外線照射手段と、 からなることを特徴とした請求項1または2記載の記録
    装置。
  5. 【請求項5】 前記記録媒体は、光ディスクであること
    を特徴とした請求項1から4のいずれか記載の記録装
    置。
  6. 【請求項6】 前記光ディスクの裏面は、当該光ディス
    クへデータを記録、あるいは、当該光ディスクに記録さ
    れたデータを再生する録再面を形成し、前記光ディスク
    の表面には、インキを受理して定着させる受理層が形成
    されていることを特徴とした請求項5記載の記録装置。
JP8115662A 1996-04-12 1996-04-12 記録装置 Pending JPH09277512A (ja)

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