JP2004055039A - 記録媒体及び記録媒体再生装置 - Google Patents

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Kazunari Mizowaki
溝脇 一成
Hideki Kitao
北尾 英樹
Osamu Iwata
岩田 收
Masahiko Higashiyama
東山 雅彦
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Abstract

【課題】ユーザ独自の要望に基づいて詳細な記録媒体の管理ができる記録媒体再生装置及びそのための記録媒体を提供する。
【解決手段】ディスク状の記録媒体のディスク面上に、記録媒体の回転中心を中心とする円周上に記録媒体を識別するための識別ドットを印刷しておく。一方、記録媒体再生装置において、この記録媒体に印刷された識別ドットを読み取る読取装置を備え、読み取った識別ドットとユーザにより入力された詳細な記録媒体管理情報をメモリに関連付けて記録する。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は光ディスク等の記録媒体と、その記録媒体から記録データを読取り、音楽や映像の再生や情報の表示等を行う記録媒体再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
CD−ROM等の追記可能なディスク(記録媒体)を使用することにより、元のディスクAと記録情報が同一のディスク(複製ディスク)Bを作成することが可能となった。また、ディスクの内容を管理するために、ディスク情報として記録されている情報に基づいてディスク名称(アルバム名)、曲名、アーティスト名等の管理を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のディスクの管理においては、ディスクに記録されたディスク情報のみからディスクの識別を行っている。そのため、元のディスクAと複製ディスクBは記録されている情報が全く同じために両者を区別して管理することができないと言う問題がある。
【0004】
また、ユーザが独自でディスクの内容等を管理しようとしても、ディスクに予め記録されているディスク名称(アルバム名)、曲名、アーティスト名等の情報しかないので、ディスクと関連のある画像やアーティストの写真等も含めた充分な管理ができないと言う問題がある。
【0005】
本発明は、記録媒体に記録された情報に基づいて記録媒体を管理するだけでなく、ユーザ独自の要望に基づいて詳細な記録媒体の管理ができる記録媒体再生装置及びそのための記録媒体を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、ディスク状の記録媒体のディスク面上に、該記録媒体の回転中心を中心とする円周上に前記記録媒体を識別するための識別情報が記録されてなることを特徴とするものである。
【0007】
また、前記識別情報は、前記記録媒体のディスク面上に、該記録媒体の回転中心を中心とする複数の円周上に記録されてなることを特徴とするものである。
【0008】
また、前記識別情報は、複数のドットで構成され、前記記録媒体は前記識別情報を構成するドットの数と、前記記録媒体の円周上における前記ドット間の間隔に基づいて識別されることを特徴とするものである。
【0009】
また、前記識別情報は、前記記録媒体のラベル面側に記録されてなることを特徴とするものである。
【0010】
また、前記識別情報は、前記記録媒体の情報読取面側の情報記録範囲を除いた部分に記録されてなることを特徴とするものである。
【0011】
また、前記ドットは、照射光の照射に対して該照射光とは異なる波長の光を発光する蛍光物質を含むことを特徴とするものである。
【0012】
また、ディスク状の記録媒体に記録された記録情報を読み出して再生する記録媒体再生装置において、前記記録媒体再生装置に装着された前記記録媒体に付された識別のためのドットからの光を受光して、前記識別情報を読み取る識別情報読取手段を備えたことを特徴とするものである。
【0013】
また、前記識別情報は、前記記録媒体のラベル面側に記録されており、前記識別情報読取手段は、前記記録媒体のラベル面に光を照射して前記識別情報を読み取ることを特徴とするものである。
【0014】
また、前記識別情報は、前記記録媒体の情報記録面側に記録されており、前記識別情報読取手段は、前記記録媒体の情報記録面に光を照射して前記記録情報を読み出す光ピックアップであることを特徴とするものである。
【0015】
また、前記識別情報と前記記録媒体の管理内容を示す記録媒体管理情報を関連付けて記録する管理情報記録手段を備えたことを特徴とするものである。
【0016】
また、前記管理情報記録手段に記録された記録媒体管理情報を変更または削除する変更手段を備えたことを特徴とするものである。
【0017】
また、ディスク状の記録媒体に記録された記録情報を読み出して再生する記録媒体再生装置において、前記記録媒体再生装置に装着された記録媒体のディスク面上に該記録媒体を識別するための識別情報を記録する識別情報記録手段を備えたことを特徴とするものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の一実施の形態に係る記録媒体の識別ドットの配置状態を説明するための図で、(a)はラベル面図、(b)は側面図である。以下、図に従って説明する。尚、本実施の形態の記録媒体では、識別ドット(コード化された識別情報)21は1つまたは複数のドット(21a、21b、21c、21d)で構成され、ディスク2のラベル面2b側に設けられているものとして説明する。
【0019】
2は光ディスク(コンパクトディスク)等の円形のディスク(記録媒体)で、情報記録面2a(光ディスクに記録された情報を読み取る側の面)にはデジタル化された音楽情報等がピットの状態で、この面側から読み取り可能に記録され、ラベル面2bにはディスク2のアルバム名や曲名等を表す文字や絵が印刷されている。さらに、ラベル面2bの印刷面上にはディスク2を識別するための識別ドット21が設けられている。識別ドット21は識別情報(単なる追番でも良いし、数字・文字A、B、5、または数字・文字列AB、B3等ディスク2を識別するために必要な最低限の情報)がコード化された複数のドット21a、21b、21c、21dで構成され、ディスク2の回転中心Oを中心とする半径r1の円周上に、所定の間隔(円周上において)で配置(印刷)されている。この識別ドット21の印刷材料はラベルの印刷材料とは異なる光反射特性を有しているのが望ましい。尚、識別情報は後述するようにディスク2の内容を示す詳細なディスク管理情報(記録媒体管理情報でディスク管理番号、ディスクの名称やアルバム名等の文字列、画像(アーチストの写真を含む)、オリジナルかコピーの別等の情報)と関連付けて記録媒体再生装置の記録部(管理情報記録手段)14に記録されている。
【0020】
図1(a)において、識別ドット21(ドット21a、21b、21c、21d)は1円周(半径r1の円周)上に配置されているが、識別すべき情報量が多い場合には、さらに第1の円周と同心の第2、第3の円周(半径r2、r3の円周)上に分散して配置してもよい。尚、ら旋状に配置するのも可能である(ここでは、ら旋状も円周の一種として扱っている)。
【0021】
識別ドット21はラベル印刷面の円周上に所定のドット数と間隔(識別情報が1,0でコード化され、1がドット有り、0がドットなしの時には、0に対応する部分でドット間隔が広くなる)で配置されているので、バーコードに比較して目立たなくできる利点がある。
【0022】
尚、識別ドット21を半透明の蛍光物質(照射光波長λ0に対して発光波長λ2の光を出す蛍光インク)を使用したインクで印刷し、照射光として紫外線(波長λ0)を使用すると、肉眼ではラベル面2b上の識別ドット21が目立たなくなり印刷面に悪影響を与えない。また、照射光と蛍光の波長が異なるので、ラベル面2bからの反射光(波長λ0)は殆どなくなり、フィルタを使用して蛍光(波長λ2)のみを受光すれば識別ドット21からの信号が明瞭になる。そして、識別ドットの形状は、本例では円形であるが、四角形等、他の形状でも可能である。
【0023】
また、本実施の形態の記録媒体(ディスク2)では、識別ドット21はディスク2のラベル面2b側に設けられているものとして説明したが、これに限らず、識別ドット21をディスク2の情報記録面2a側に設けてもよい。つまり、識別ドット21を情報記録面2aの情報記録領域(リードインエリア、プログラムエリア、リードアウトエリア)を除いた領域に設けるものである。このディスク2では、識別ドット21の情報読取を後述する光ピックアップ18を使用して読み取ることも可能になる。
【0024】
図2は本発明の一実施の形態に係る記録媒体再生装置の構成を示すブロック図である。以下、図に従って説明する。
【0025】
11はディスク2のラベル面2bに印刷(記録)された識別ドット21(コード化された識別情報でドット21a、21b、21c、21dから構成されている)に、光を照射して記録された識別情報を読み取る読取部(識別情報読取手段)で、記録媒体再生装置に装着され、例えば図1(a)において、矢印の方向に回転しているディスク2のラベル面2bに光を照射し、ドット21a、21b、21c、21dからの反射光を順次受光してドットの有無とその間隔を検出する。12はメイン処理部13からの指示によりディスク2のラベル面2bにディスク2を識別するための識別ドット21を印刷(記録)する印刷部(識別情報記録手段)で、例えばインクリボン印刷手段やインクジェット印刷手段、熱転写印刷手段等がある。13はディスク2からの識別ドット21(読取信号)の読取を制御したり、ディスク2への識別ドット21の印刷を制御するマイコン等からなるメイン処理部であり、また記録部14において識別情報とディスク管理情報を関連付けて管理する。さらに、メイン処理部13はディスク2の情報記録面2aに記録された音楽情報等を光ピックアップ18を使用して読み出す読出制御(読出信号処理及びフォーカス、トラッキング等のサーボ制御等)処理も行う。14は識別情報(識別ドット21と対応させてもよい)とディスク管理情報を関連付けて記録するためのRAM、磁気ディスク(HDD)等の書換え可能な記録部(管理情報記録手段)である。15は識別ドット21の印刷または読取のための操作指示や記録部14へのディスク管理情報の登録、書換(変更)、削除等を指示するための操作スイッチ、タッチスイッチ等からなる操作部である。16はディスク2に印刷された識別ドット21に関連付けられたディスク管理情報を文字、図形(画像・写真等も含む)で入力するためのキーボード等からなる入力部である。17aはディスク2から読み取った識別ドット21を基に記録部14に記録されているディスク管理情報を表示する液晶表示素子及びその駆動回路からなる表示部である。17bは光ピックアップ18によりディスク2の情報記録面2aから読み出した音楽情報等を音声出力する音声回路及びスピーカからなる音声出力部である。18はディスク2の情報記録面2aにレーザ光を照射し、その反射光をフォトダイオードで受光して記録された音楽情報を読み出すための光ピックアップである。19は光ピックアップ18からの出力信号に基づいて光ピックアップ18の位置及びフォーカスを調整するための駆動部である。
【0026】
尚、本実施の形態の記録媒体及び記録媒体再生装置では、識別ドット21をユーザ側で印刷するものとして説明したが、識別情報を追番や簡単な数字・文字列で構成すれば、予めディスクメーカにおいて、ディスク2の作成時にラベル印刷と同時に識別ドット21を印刷しておいてもよい。また、パーソナルコンピュータ用のプリンタを用いて、ユーザが印刷することも可能である。このような識別ドット21が印刷されたディスク2を使用すれば、記録媒体再生装置側に印刷部12を備えなくても良い。
【0027】
図3は本発明の一実施の形態に係る記録媒体再生装置の識別ドットの読取・印刷方法の説明図である。図4は本発明の一実施の形態に係る記録媒体の識別ドットからの読取信号図である。以下、図に従って説明する。
【0028】
記録媒体再生装置に装着されたディスク2を等速度回転(等線速度または等角速度いずれでも可)させ、読取部11の読み取りヘッドをディスク2の中心から所定距離(r1)隔てた位置に移動させ、図3のごとくディスク2のラベル面2bに波長λ1の光(照射光3)を照射する。そして、識別ドット21からの反射光4(波長λ1)を読取部11内のフォトダイオード等で構成された受光部で受光する。照射光3は読み取るドット(21a〜21d)よりも若干大きな範囲(隣接するドットに同時に当たらない範囲)を照射し、ドット(21a〜21d)の分解能は受光部のレンズ系で決定する。
【0029】
識別ドット21(ドット21a〜21d)は読取部11から照射された照射光3に対してラベル印刷材料とは異なる光反射特性を有する材料で印刷されているので、複数のドット21a〜21dに対応する反射光4から図4のような読取信号が得られる。つまり、ディスク2が図1(a)の矢印方向に等線速度回転しているので、円周上のドット21a〜21dの隣接する距離L1、L2、L3に対応してt1、t2、t3の時間間隔でパルスが出力される。時間t1をドット間の基準間隔(1ビットに対応する時間でも、距離でも可)とし、最初の信号(ドット21aからの信号)で識別ドット21の開始(有無)を検出し、2つ目以降の信号で(ドット21b以降からの信号)コード化された識別情報を検出する。検出したパルス間隔をt2=t3=2*t1とすれば、コード化された識別情報は10101(例えば、2進の数字に対応させると21番目のディスク)と判断される。
【0030】
尚、反射光4を受ける受光素子(図示せず)には照射光3と同一の波長の光のみを透過させるフィルタを設けることによりラベル印刷面に起因するノイズを除去できる。この時ラベルの印刷材料(インク)には照射光3(波長λ1)と同一波長の反射光4を出す材料が含まれていない方が望ましい。また、識別ドット21を半透明な蛍光物質(照射光波長λ0に対して発光波長λ2の光を出す蛍光インク)で印刷し、照射光として紫外線(波長λ0)を使用すると、肉眼では識別ドット21が目立たなくなりラベル印刷面に悪影響を与えない。照射光3と反射光(蛍光)4の波長が異なるので、ラベル面2bからの反射光4(波長λ0)は殆どなく、さらに識別ドット21からの蛍光(波長λ2)のみを透過するフィルタを受光部に設けることにより識別ドット21からの信号が一層明瞭になる。
【0031】
識別ドット21がディスク2の情報記録面2a側に設けられている場合には、ディスク2から音楽情報を読み出す光ピックアップ18を読取部11と兼用にして、駆動部19により光ピックアップ18をリードインエリアの内側(ディスク2の中心側)、またはリードアウトエリアの外側(ディスク2の外周側)まで移動して、その位置に印刷されている識別ドット21を読み取るようにすれば装置の小型化が図られる。
【0032】
次に、ディスク2に識別ドット21を印刷する場合について述べる。ユーザがキーボード等の入力部16から識別情報(数字列、文字列等)すると、メイン処理部13は対応するコードに変換し印刷部12に出力する。印刷部12は回転しているディスク2に対して変換されたコードに従ってインクリボン印刷手段やインクジェット印刷手段を駆動させ、ディスク2のラベル面2bにドット(21a〜21d)を印刷する。
【0033】
図5は本発明の一実施の形態に係る記録媒体再生装置の識別ドット読取処理のフローチャートである。尚、本処理はディスク2が記録媒体再生装置に装着され、「読取キー」(操作部15)が操作された時点から開始する。以下、図に従って説明する。
【0034】
ステップS11では、識別ドット21を読み取ってステップS12に移る。つまり、記録媒体再生装置に装着されたディスク2を等速度回転(等線速度または等角速度いずれでも可)させ、読取部11の読取ヘッド(図示せず)をディスク2の中心から所定距離(r1)隔てた位置に移動させ、図3のごとくディスク2のラベル面2bに波長λ1の光(照射光3)を照射する。そして、識別ドット21からの反射光4(波長λ1)を読取部11内のフォトダイオード等で構成された受光部で受光する。尚、識別ドット21が複数の円周(半径r2、r3)上に印刷されている場合には、第1の円周上の識別ドット21を読み取った後、次の円周上に読取部11(読取ヘッド)を移動させ、同様の処理を行う。尚、ディスク2の回転方向およびディスク2の回転速度は、光ピックアップ18によりディスク2から音楽情報等の読み出す場合と同じにする必要はない。識別ドット21を構成するドット数は少ないので、ゆっくり回転させても読み取りは短時間で終了する。
【0035】
ステップS12では、識別ドット21が検出されたか否かを判断して識別ドット21が検出されればステップS13に移り、識別ドット21が検出されなければ処理を終える。つまり、図3のごとくディスク2のラベル面2bにディスク2を識別するための識別ドット21が印刷されているか否かを、読取部11において識別ドット21からの反射光4に基づいて判断する。識別ドット21があれば図4のごとくコード化された識別情報に対応した読取信号が検出される。尚、識別ドット21が検出されなければ処理を終える代わりに、自動的に図6の識別ドット印刷処理のフローチャートのステップS33に移り、識別ドット21を印刷し、続いて関連付けられたディスク管理情報を登録するようにしてもよい。
【0036】
ステップS13では、識別ドット21に対応するディスク管理情報を記録部14から読み出してステップS14に移る。つまり、ディスク2から読み取った識別ドット21(ドット列でもよいし、コード(ドット列)に対応する数字・文字列でもよい)と関連付けて記録されているディスク管理情報を記録部14から読み出す。
【0037】
ステップS14では、ディスク管理情報があるか否かを判断してディスク管理情報があればステップS15に移り、ディスク管理情報がなければステップS19に移る。ディスク管理情報はユーザにより予め入力され、記録部14に識別ドット21と関連付けてディスク名称(アルバム名)、曲名、アーティスト名、ディスクと関連のある画像やアーティストの写真等が記録されている。
【0038】
ステップS15では、ディスク管理情報を表示してステップS16に移る。つまり、受光した光のパターン(パルス数と間隔)から予め記録部14に記録されている識別ドット21と照合することによりディスク2を特定できる。読み取ったパルス列を基に記録部14に記録されている識別ドット2と対応した文字列(または画像)を読み出して表示部17aに表示する。
【0039】
ステップS16では、ディスク管理情報を変更するか否かを判断してディスク管理情報を変更するならばステップS17に移り、ディスク管理情報を変更しなければ処理を終える。この判断はユーザにより「変更キー」(操作部15)が操作されたか否かに基づき行う。
【0040】
ステップS17では、変更すべきディスク管理情報が入力されたか否かを判断し、入力されればステップS18に移り、入力がなければ待機する。この判断はユーザによるキーボード(入力部16)からのディスク管理情報の入力状態と、「登録キー」(操作部15)の操作状態に基づき行う。
【0041】
ステップS18では、識別ドット21と対応するディスク管理情報を記録部14に変更登録して処理を終える。つまり、識別ドット21に対応して既に登録されているディスク管理情報を新規に入力(変更)されたディスク管理情報に変更(登録)する。
【0042】
ステップS19では、新規にディスク管理情報が入力されたか否かを判断し、入力されればステップS20に移り、入力がなければ処理を終える。この判断はユーザによるキーボード(入力部16)からにディスク管理情報の入力状態と、「登録キー」(操作部15)の操作状態に基づき行う。
【0043】
ステップS20では、識別ドット21と対応するディスク管理情報を記録部14に新規登録して処理を終える。つまり、識別ドット21と関連付けて新規に入力されたディスク管理情報を登録する。
【0044】
図6は本発明の一実施の形態に係る記録媒体再生装置の識別ドット印刷処理のフローチャートである。尚、本処理はディスク2が記録媒体再生装置に装着され、「印刷キー」が操作された時点から開始する。以下、図に従って説明する。
【0045】
ステップS31では、識別ドット21を読み取ってステップS32に移る。つまり、記録媒体再生装置に装着されたディスク2を等速度回転(等線速度または等角速度いずれでも可)させ、読取部11の読取ヘッド(図示せず)をディスク2の中心から所定距離(r1)隔てた位置に移動させ、図3のごとくディスク2のラベル面2bに波長λ1の光(照射光3)を照射する。そして、識別ドット21からの反射光4(波長λ1)を読取部11内のフォトダイオード等で構成された受光部で受光する。
【0046】
ステップS32では、識別ドット21が検出されたか否かを判断して識別ドット21が検出されれば処理を終え、識別ドット21が検出されなければステップS33に移る。つまり、図3のごとくディスク2のラベル面2bにディスク2を識別するための識別ドット21が印刷されているか否かを、読取部11において識別ドット21からの反射光4に基づいて判断する。識別ドット21があれば図4のごとくコード化された識別情報に対応した読取信号が検出される。
【0047】
ステップS33では、ディスク2に識別ドット21を印刷してステップS34に移る。予めユーザにより入力されている識別情報をコード化し、印刷部12に出力する。印刷ヘッドをディスク2の中心から所定距離(r1)隔てた位置に移動させ、ラベル面2bのラベル印刷された上にインクリボンを使用して所定のドット数を所定の間隔で印刷する。または、インクジェットプリンタと同様に印刷ノズルからインクを射出する。尚、記録するディスク管理情報情報が多くて1つの円周上に多数のドットが印刷できない時は、同じ中心を有する複数の円周(第1の円周の外側または内側いずれでも可)上に印刷するようにしてもよい。
【0048】
ステップS34では、新規のディスク管理情報が入力されているか否かを判断して入力されておればステップS35に移り、入力されていなければ待機する。この判断はユーザによるキーボード(入力部16)からにディスク管理情報の入力状態と、「登録キー」(操作部15)の操作状態に基づき行う。
【0049】
ステップS35では、識別ドット21と対応するディスク管理情報を記録部14に新規登録して処理を終える。つまり、識別ドット21に対応してユーザにより新規に入力されたディスク管理情報に記録部14に記録(登録)する。
【0050】
以上のように本実施の形態では、ディスク2に印刷した識別ドット21と関連付けられたディスク管理情報が記録部14に記録されているので、識別ドット21を基にディスク2を識別することが可能となる。また、一旦印刷された識別ドット21を変更することなく、記録部14に記録(登録)された対応するディスク管理情報のみを変更することによりディスク管理情報が簡単に変更できる。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明では、記録媒体に記録された情報に基づいて記録媒体を管理するだけでなく、ユーザ独自の要望に基づいて詳細な記録媒体の管理ができる記録媒体再生装置及びそのための記録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係る記録媒体と識別ドットの配置状態の説明図である。
【図2】本発明の一実施の形態に係る記録媒体再生装置の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の一実施の形態に係る記録媒体再生装置の識別ドットの読取・印刷方法の説明図である。
【図4】本発明の一実施の形態に係る記録媒体の識別ドットからの読取信号図である。
【図5】本発明の一実施の形態に係る記録媒体再生装置の識別ドット読取処理のフローチャートである。
【図6】本発明の一実施の形態に係る記録媒体再生装置の識別ドット印刷処理のフローチャートである。
【符号の説明】
11・・・・読取部、        19・・・・駆動部、
12・・・・印刷部、        2・・・・・ディスク、
13・・・・メイン処理部、     2a・・・・情報記録面、
14・・・・記録部、        2b・・・・ラベル面、
15・・・・操作部、        21・・・・識別ドット、
16・・・・入力部、        21a〜21d・・・ドット、
17a・・・表示部、        3・・・・・照射光、
17b・・・音声出力部、      4・・・・・反射光、
18・・・・光ピックアップ。

Claims (12)

  1. ディスク状の記録媒体のディスク面上に、該記録媒体の回転中心を中心とする円周上に前記記録媒体を識別するための識別情報が記録されてなることを特徴とする記録媒体。
  2. 前記識別情報は、
    前記記録媒体のディスク面上に、該記録媒体の回転中心を中心とする複数の円周上に記録されてなることを特徴とする請求項1記載の記録媒体。
  3. 前記識別情報は、複数のドットで構成され、
    前記記録媒体は前記識別情報を構成するドットの数と、前記記録媒体の円周上における前記ドット間の間隔に基づいて識別されることを特徴とする請求項1または請求項2記載の記録媒体。
  4. 前記識別情報は、
    前記記録媒体のラベル面側に記録されてなることを特徴とする請求項1〜請求項3記載の記録媒体。
  5. 前記識別情報は、
    前記記録媒体の情報読取面側の情報記録範囲を除いた部分に記録されてなることを特徴とする請求項1〜請求項3記載の記録媒体。
  6. 前記ドットは、
    照射光の照射に対して該照射光とは異なる波長の光を発光する蛍光物質を含むことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の記録媒体。
  7. ディスク状の記録媒体に記録された記録情報を読み出して再生する記録媒体再生装置において、
    前記記録媒体再生装置に装着された前記記録媒体に付された識別のためのドットからの光を受光して、前記識別情報を読み取る識別情報読取手段を備えたことを特徴とする記録媒体再生装置。
  8. 前記識別情報は、前記記録媒体のラベル面側に記録されており、
    前記識別情報読取手段は、
    前記記録媒体のラベル面に光を照射して前記識別情報を読み取ることを特徴とする請求項7記載の記録媒体再生装置。
  9. 前記識別情報は、前記記録媒体の情報記録面側に記録されており、
    前記識別情報読取手段は、
    前記記録媒体の情報記録面に光を照射して前記記録情報を読み出す光ピックアップであることを特徴とする請求項7記載の記録媒体再生装置。
  10. 前記識別情報と前記記録媒体の管理内容を示す記録媒体管理情報を関連付けて記録する管理情報記録手段を備えたことを特徴とする請求項7〜請求項9記載の記録媒体再生装置。
  11. 前記管理情報記録手段に記録された記録媒体管理情報を変更または削除する変更手段を備えたことを特徴とする請求項10記載の記録媒体再生装置。
  12. ディスク状の記録媒体に記録された記録情報を読み出して再生する記録媒体再生装置において、
    前記記録媒体再生装置に装着された記録媒体のディスク面上に該記録媒体を識別するための識別情報を記録する識別情報記録手段を備えたことを特徴とする記録媒体再生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007015352A (ja) * 2005-07-11 2007-01-25 Canon Inc 印刷装置、記録装置及びそれらの制御方法、コンピュータプログラム、記憶媒体

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