JPH09277281A - 発泡樹脂製品の処理装置 - Google Patents

発泡樹脂製品の処理装置

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JPH09277281A
JPH09277281A JP8118247A JP11824796A JPH09277281A JP H09277281 A JPH09277281 A JP H09277281A JP 8118247 A JP8118247 A JP 8118247A JP 11824796 A JP11824796 A JP 11824796A JP H09277281 A JPH09277281 A JP H09277281A
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JP
Japan
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product
conveyor
stock
foamed resin
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JP8118247A
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Takao Hane
隆夫 羽根
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 成形金型から離型される発泡樹脂成形品の出
荷作業取扱いを狭いスペースで効率よく行う。 【解決手段】 成形機Aで成形される発泡樹脂製品Bの
処理装置において、成形金型Cより剥離押出される製品
を受取保持する製品取出積載装置1を成形金型のパーテ
ィング面位置と、その製品をストックすべき製品積載コ
ンベア2との間に移動自在に備えると共に、該製品積載
コンベア2の搬送方向に連接対向するストックコンベア
3,31 を一対搬送方向と直交する方向に移動自在に備
え、この一対のストックコンベア3,31 の移動範囲に
臨んで搬出コンベア4を連接配備したことで、同じ数の
製品を受け取るために巾方向に延設したコンベアで受け
て搬出処理することから狭い工場内でもコンベアの長さ
を短くして製品ストック量を大きくすることができ処理
作業を確実にし、能率よい製品回収処理ができるし、製
品の回収出荷作業が人手を要することなく能率的にでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、発泡スチロール成
形品などの発泡樹脂製品を製造する成形機において、成
形金型から離型される製品の取出回収取扱いを自動簡便
化するための発泡樹脂製品の処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、発泡樹脂製品の成形製造には開
閉成形金型を用い、発泡性熱可塑性樹脂粒子(以下ビー
ズ)を成形金型内キャビティに充填し、蒸気を注入して
加熱成形したのち冷却し、金型のパーティング面を開
き、成形金型より製品を離型するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の成形作業に
おいては、狭い工場内で大量に処理したり製品ストック
も多くしたいのに流れ作業では広いスペースが必要で要
望に答えられないことが多い。その上製造した成形品の
製品を人手によって取扱い回収処理しなければならず煩
雑で手間がかかり、しかも搬送後も製品がバラバラであ
ること、出荷するのに整列作業も必要となるし、作業性
も遅れるなど満足できるものではないし、特に製品には
種々の大きさ、形状があって扱いにくく、製品の受渡作
業で製品を汚したり損傷してしまう傾向があり、作業性
をも悪化するなど問題があった。本発明では、これら従
来の欠点を適確に排除しようとするもので、成形金型か
ら離脱された製品の取扱いを自動化し、製品取出・収容
処理時間も大幅に短縮化でき、狭い工場内でも大量処理
を可能とし出荷しやすい形態として取扱も容易で、製品
に汚れや損傷を生ずることなく、安全性も高い自動処理
ができる発泡樹脂製品の処理装置を簡便でコンパクトな
形態で提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、一対の成形金
型を開閉自在に対向配備した成形機で成形される発泡樹
脂製品の処理装置にいて、成形金型より剥離押出される
製品を受取保持する製品取出積載装置を成形金型のパー
ティング面位置と、その製品をストックすべき製品積載
コンベアとの間に移動自在に備えると共に、該製品積載
コンベアの搬送方法に連接対向するストックコンベアを
一対搬送方向と直交する方向に移動自在に備え、この一
対のストックコンベアの移動範囲に臨んで搬出コンベア
を連接配備したものである。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明の発泡樹脂製品の取出処理
においては、成形機で成形された発泡樹脂製品は離型開
放された成形金型間から製品取出積載装置によって取り
出され、持ち上げて製品積載コンベア上に走行台車で移
動させてから製品をおろし、製品を外して順次積み重ね
ることが繰り返され、所定の段数に製品が積載される。
そして任意の段数の積載の完了後に、製品積載コンベア
が起動走行されて製品は一方のストックコンベアに移送
され、該ストックコンベアへの移送完了すると、他方の
ストックコンベアと共にシリンダで摺動させ、他方のス
トックコンベアが製品積載コンベアに対接されて待機状
態となり、次の製品移送を待つ。次で、段積みされた製
品が製品積載コンベアから移送完了されると、両方のス
トックコンベア及び搬出コンベアが同時に起動走行し、
搬出コンベアから積載製品が一括して移送され途中に設
置されることがある乾燥室で製品を乾燥して出荷できる
ようになり、搬出後はストックコンベアは元の位置に戻
り次の搬出に備えられ能率よく作業ができる。
【0006】なお、製品取出しには、離型開放された成
形金型間に走行台車で位置決めされた真空吸着器を下降
移動させ、次で該吸着器を成形金型の製品に向けて前進
移動して当接押圧してから、空気吸引により吸着保持
し、該吸着器を後退させたのち、水平に方向変換させて
から上昇してさらに移動後にストックすべき集積台上に
おろし、該受取吸盤の吸引を休止して製品を外して順次
積み重ねて能率よく回収できるもので、入手を要するこ
となく製品を系外に搬出できる状態として成形製品の自
動回収取扱を安全に行なうことができる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例を図1乃至図11で説明する
と、一対の成形金型Cをパーティング面で開閉自在に配
備した成形機Aで成形される発泡樹脂製品Bの処理装置
において、成形金型Cより剥離押出される製品を受取保
持する製品取出積載装置1を成形金型のパーティング面
位置と、その製品をストックすべき製品積載コンベア2
との間に移動自在に備えると共に、該製品積載コンベア
2の搬送方向に連接対向するストックコンベア3,31
を一対搬送方向と直交する方向に移動自在に備え、この
一対のストックコンベア3,31 の移動範囲に臨んで搬
出コンベア4を連接配備した発泡樹脂成形製品処理装置
としてある。
【0008】前記製品取出積載装置1は、成形機Aの成
形金型Cから取り出される発泡樹脂製品Bを脱着する吸
引機10と、該吸着器10を進退自在に移動するシリン
ダ11とを備えた取付体12を枠組体13に回動自在に
設け、該枠組体13を走行台車14にシリンダ15で昇
降自在に設けたものであって、該走行台車14は、基台
16のレール17上に載置され、走行台車を成形機Aか
ら前記製品積載コンベア2までモータ18で自走往復動
させるもので、製品Bの移送と積載を繰り返えし行える
ようになっている。該モータ18は前記基台16に備え
られた光電スイッチ6の検知で起動停止して走行台車1
4をレール17上に往復動させるようになっている。
【0009】前記製品積載コンベア2は、モータ20で
駆動される駆動輪21と従動輪22とに架装される無端
ベルト23とからなり、フレーム24に備えられると共
に、製品搬出検出用のセンサー25例えば光電管スイッ
チなどを設けて、前記モータ20の起動停止を制御する
ようにしてある。
【0010】また、前記ストックコンベア3,31 とし
ては、モータ30に連絡した駆動輪31と従動輪32と
に架装される無端ベルト33とからなってフレーム34
に設けたレール35上に摺動自在に一対並列して備えら
れたものであって、各ストックコンベア3,31 を連結
杆39で連結してシリンダ36で連動させて前記製品積
載コンベア2の搬送方向と直角方向に移動させ各ストッ
クコンベア3,31 を交互に振り分けて製品積載コンベ
ア2に直線状に接続させる構成とし前後位置を光センサ
ーの検出器37,38で検知してシリンダ36及びモー
タ30の作動を制御するようにしてある。
【0011】前記発泡樹脂製品Bの取出処理には、製品
取出積載装置2の走行台車14で位置決めされた真空吸
着器10を離型開放された成形金型Cの間に下降移動さ
せ、該吸着器10を成形金型Cの製品Bに向けて前進移
動し当接押圧してから、吸引により吸着保持したのち、
成形金型Cからエジェクトピンなどで取出される製品と
ともに吸着器10を後退させ所定位置で停止させる。次
で、吸着器10で製品Bを水平に旋回変位させたのち、
上昇し上端停止後に走行台車14を移動させて製品積載
コンベア2上に持ち運び、枠組体13を下降して吸着器
10の製品をストックすべき集積用の製品積載コンベア
2上におろし吸着器10から製品Bを外すことを、繰り
返えて製品を段積みに所定量重ねるように構成してあ
る。
【0012】さらに前記製品取出積載装置1としては、
走行台車14上に立設した一対のフレーム9,9にリン
ク機構8を介して回動可能に取付体12を備え、該取付
体12に前記製品受取用の真空吸着器10を装備すると
共に、シリンダ7に連結して前記取付体12を回転動し
て垂直状態と、水平状態とに方向変換できるようにして
あって、さらに前記枠組体13は、フレーム9に備えた
シリンダ15に連結し、フレーム9に設けた案内レール
上に昇降動するように備えられている。また、走行台車
14は、レール17上に転動する車輪19で移動される
が、該車輪19の車軸に転輪を介してチェン駆動方式で
前記モータ18で伝動操作できるようにしてあり、必要
に応じ専用駆動源で操作することもできる。
【0013】しかして、前記実施例では、成形機Aで成
形された発泡樹脂製品Bは離型開放された成形金型C,
C間から製品取出積載装置1によって取り出され、持ち
上げて製品積載コンベア2上に走行台車14で移動させ
てから製品Bをおろし、製品を外して順次積み重ねるこ
とが繰り返えされ、所定の段数に製品が積載される。そ
して任意の段数の積載の完了後に製品積載コンベア2が
起動走行されて製品Bは一方のストックコンベア3に移
送され、該ストックコンベア3への移送完了すると、他
方のストックコンベア31 位置と共にシリンダ36で摺
動させ、他方のストックコンベア31 が製品積載コンベ
ア2に対接されて待機状態となり、次の製品移送を待
つ。次で、段積みされた製品Bが製品積載コンベア2か
ら移送完了されると両方のストックコンベア3,31
び搬出コンベア4が同時に起動走行し、搬出コンベア4
から積載製品が一括して移送され、途中に設置されるこ
とある乾燥室(図示せず)で製品を乾燥して出荷できる
ようになり、搬出後はストックコンベア3,31 は元の
位置に戻り次の搬出に備えられて能率よく作業ができ
る。
【0014】
【発明の効果】本発明は、成形金型より剥離押出される
製品を受取保持する製品取出積載装置を成形金型のパー
ティング面位置と、その製品をストックすべき製品積載
コンベアとの間に移動自在に備えると共に、該製品積載
コンベアの搬送方法に連接対向するストックコンベアを
一対搬送方向と直交する方向に移動自在に備え、この一
対のストックコンベアの移動範囲に臨んで搬出コンベア
を連接配備したことにより、成形金型から離脱された製
品の取扱いを自動化し製品取出・収容処理時間も大幅に
短縮化でき、一括包装によって出荷しやすい形態として
取扱も容易で、しかも同じ数の製品を受け取るために巾
方向に延設したコンベアで受けて搬出処理することか
ら、狭い工場内でもコンベアの長さを短くして製品スト
ック量を大きくすることができ処理作業を確実にし、能
率よい製品回収処理ができるし、成形金型から離型され
た製品の受渡し整理、整とんや回収作業が人手を要する
ことなく自動的に行い得て成形作業に支障なく能率的な
生産が可能であり、金型成形した製品を汚したり損傷す
るおそれもなく、安全性を高め成形サイクル調整もらく
で信頼性も著しく向上することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す使用状態の全体装置の平
面図である。
【図2】図1の例の平面図である。
【図3】図1の例で用いられるストックコンベアを示
し、(a)は拡大平面図、(b)はその正面図である。
【図4】図3の例の側面図である。
【図5】図1の例で用いられている製品積載コンベアを
示す拡大平面図である。
【図6】図5の例の正面図である。
【図7】本発明げ用いられる取出装置を示し、(a)は
その平面図、(b)は正面図である。
【図8】図7の例の側面図である。
【図9】図8のA−A線における拡大正面図である。
【図10】本発明で用いられるピックアップ機構の一部
切断側面図である。
【図11】図10のB−B線における拡大側面図であ
る。
【符号の説明】
A 成形機 B 発泡樹脂製品 C, 成形金型 1 製品取出積載装置 2 製品積載コンベア 3 ストックコンベア 4 搬出コンベア 7 シリンダ 9 フレーム 10 吸着器 11 シリンダ 12 取付体 13 枠組体 14 走行台車 15 シリンダ 16 基台 17 レール 18,20 モータ 21 駆動輪 22 従動輪 23 無端ベルト 24 フレーム 25 センサー 30 モータ 31 駆動輪 32 従動輪 33 無端ベルト 34 フレーム 35 レール 36 シリンダ 37,38 検出器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の成形金型を開閉自在に対向配備し
    た成形機で成形される発泡樹脂製品の処理装置におい
    て、成形金型より剥離押出される製品を受取保持する製
    品取出積載装置を成形金型のパーティング面位置と、そ
    の製品をストックすべき製品積載コンベアとの間に移動
    自在に備えると共に、該製品積載コンベアの搬送方向に
    連接対向するストックコンベアを一対搬送方向と直交す
    る方向に移動自在に備え、この一対のストックコンベア
    の移動範囲に臨んで搬出コンベアを連接配備したことを
    特徴とする発泡樹脂成形製品の処理装置。
  2. 【請求項2】 前記ストックコンベアが、レール上に摺
    動自在に一対並列して備えられたものであって、各スト
    ックコンベアをシリンダで連動させて前記製品積載コン
    ベアの搬送方向と直交する方向に移動させ、各ストック
    コンベアを交互に製品積載コンベアにストレートに接続
    させる請求項1記載の発泡樹脂製品の処理装置。
  3. 【請求項3】 前記製品取出積載装置が、成形金型から
    取り出される発泡樹脂製品を脱着する吸着器と、該吸着
    器を進退自在に移動するシリンダとを備えた取付体を枠
    組体に回動自在に設け、該枠組体を走行台車にシリンダ
    で昇降自在に設けたものであって、該走行台車を成形機
    から前記製品積載コンベアまで往復動させるものである
    請求項1または2記載の発泡樹脂製品の処理装置。
JP8118247A 1996-04-17 1996-04-17 発泡樹脂製品の処理装置 Pending JPH09277281A (ja)

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