JPH09276381A - 消臭剤 - Google Patents
消臭剤Info
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- JPH09276381A JPH09276381A JP8095311A JP9531196A JPH09276381A JP H09276381 A JPH09276381 A JP H09276381A JP 8095311 A JP8095311 A JP 8095311A JP 9531196 A JP9531196 A JP 9531196A JP H09276381 A JPH09276381 A JP H09276381A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】効率良くアミン類、メルカプタン類、及び硫化
水素等の臭気を除去することができ、且つ水性の溶媒及
び油性の溶媒のどちらに対しても良好な溶解性を示す消
臭剤を提供する。 【解決手段】2−エチルヘキサン酸亜鉛を有効成分とす
る消臭剤またはこれと油性媒体とを含む消臭剤。
水素等の臭気を除去することができ、且つ水性の溶媒及
び油性の溶媒のどちらに対しても良好な溶解性を示す消
臭剤を提供する。 【解決手段】2−エチルヘキサン酸亜鉛を有効成分とす
る消臭剤またはこれと油性媒体とを含む消臭剤。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アミン類、メルカ
プタン類、及び硫化水素等の臭気を効率良く除去しうる
消臭剤に関する。
プタン類、及び硫化水素等の臭気を効率良く除去しうる
消臭剤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アミン類、メルカプタン類、及び
硫化水素等の臭気を除去する目的で使用される消臭剤と
しては、ラウリルメタアクリレート等のメタアクリル酸
エステル類あるいはピルビン酸エステル類等が使用され
ている。しかしながら、ラウリルメタアクリレートはア
ミン類、メルカプタン類及び硫化水素等の臭気に対して
は消臭効果が十分ではなく、またピルビン酸エステル類
はアミン類、メルカプタン類については効果的である
が、硫化水素に対しては効果が不十分であるという問題
点がある。
硫化水素等の臭気を除去する目的で使用される消臭剤と
しては、ラウリルメタアクリレート等のメタアクリル酸
エステル類あるいはピルビン酸エステル類等が使用され
ている。しかしながら、ラウリルメタアクリレートはア
ミン類、メルカプタン類及び硫化水素等の臭気に対して
は消臭効果が十分ではなく、またピルビン酸エステル類
はアミン類、メルカプタン類については効果的である
が、硫化水素に対しては効果が不十分であるという問題
点がある。
【0003】アミン類、メルカプタン類、及び硫化水素
のいずれに対しても消臭効果を示す消臭剤として、酢酸
亜鉛、塩化亜鉛等を用いることが試みられている。しか
しながら、これらの物質は水に対する溶解性は高いもの
の、油性の溶媒に対する溶解性が不十分であるため、油
性の溶媒を用いた製剤を調製することができないという
問題点がある。消臭剤は、その用途に応じて水溶性であ
ることが好ましい場合、及び油溶性であることが好まし
い場合の両方の場合があり、水性の溶媒及び油性の溶媒
のどちらに対しても良好な溶解性を示す消臭剤が望まれ
ている。
のいずれに対しても消臭効果を示す消臭剤として、酢酸
亜鉛、塩化亜鉛等を用いることが試みられている。しか
しながら、これらの物質は水に対する溶解性は高いもの
の、油性の溶媒に対する溶解性が不十分であるため、油
性の溶媒を用いた製剤を調製することができないという
問題点がある。消臭剤は、その用途に応じて水溶性であ
ることが好ましい場合、及び油溶性であることが好まし
い場合の両方の場合があり、水性の溶媒及び油性の溶媒
のどちらに対しても良好な溶解性を示す消臭剤が望まれ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、効率
良くアミン類、メルカプタン類、及び硫化水素等の臭気
を除去することができ、且つ水性の溶媒及び油性の溶媒
のどちらに対しても良好な溶解性を示す消臭剤を提供す
ることにある。
良くアミン類、メルカプタン類、及び硫化水素等の臭気
を除去することができ、且つ水性の溶媒及び油性の溶媒
のどちらに対しても良好な溶解性を示す消臭剤を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、2−エ
チルヘキサン酸亜鉛を有効成分とする消臭剤が提供され
る。また、本発明によれば、2−エチルヘキサン酸亜鉛
と、油性媒体とを含む前記消臭剤が提供される。
チルヘキサン酸亜鉛を有効成分とする消臭剤が提供され
る。また、本発明によれば、2−エチルヘキサン酸亜鉛
と、油性媒体とを含む前記消臭剤が提供される。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明の消臭剤は、有効成分とし
て、2−エチルヘキサン酸亜鉛を含む。
て、2−エチルヘキサン酸亜鉛を含む。
【0007】2−エチルヘキサン酸亜鉛は、下記式
(1)で表される構造を持ち、淡黄色の透明な水飴様の
液体で、水、一般有機溶剤、植物油等の油性の溶媒等に
透明に溶解する。
(1)で表される構造を持ち、淡黄色の透明な水飴様の
液体で、水、一般有機溶剤、植物油等の油性の溶媒等に
透明に溶解する。
【0008】
【化1】
【0009】前記2−エチルヘキサン酸亜鉛の調製方法
としては、例えば2−エチルヘキサン酸と酸化亜鉛とを
直接反応させる方法、及び2−エチルヘキサン酸ナトリ
ウムと酸化亜鉛とを反応させる間接法等により得ること
ができる。
としては、例えば2−エチルヘキサン酸と酸化亜鉛とを
直接反応させる方法、及び2−エチルヘキサン酸ナトリ
ウムと酸化亜鉛とを反応させる間接法等により得ること
ができる。
【0010】本発明の消臭剤において、有効成分として
用いる前記2−エチルヘキサン酸亜鉛の含有割合は、消
臭する悪臭成分の濃度によって異なり特に限定されない
が、消臭剤全体に対して、通常0.001重量%以上、
好ましくは0.01重量%以上であることが望ましい。
用いる前記2−エチルヘキサン酸亜鉛の含有割合は、消
臭する悪臭成分の濃度によって異なり特に限定されない
が、消臭剤全体に対して、通常0.001重量%以上、
好ましくは0.01重量%以上であることが望ましい。
【0011】本発明の消臭剤は、2−エチルヘキサン酸
亜鉛を含有しておれば良く、他の成分については特に限
定されないが、2−エチルヘキサン酸亜鉛は油性の溶媒
に対する溶解性が良好であるので、媒体として油性媒体
を用いることができる。前記油性媒体としては、イソパ
ラフィン系炭化水素、ノルマルパラフィン系炭化水素、
テルペン系炭化水素、グリコールモノエーテル例えばジ
エチレングリコールモノエチルエーテル、3−メチル−
3−メトキシブタノール等、アルコール類例えばメタノ
ール、エタノール、イソプロピルアルコール等を挙げる
ことができる。
亜鉛を含有しておれば良く、他の成分については特に限
定されないが、2−エチルヘキサン酸亜鉛は油性の溶媒
に対する溶解性が良好であるので、媒体として油性媒体
を用いることができる。前記油性媒体としては、イソパ
ラフィン系炭化水素、ノルマルパラフィン系炭化水素、
テルペン系炭化水素、グリコールモノエーテル例えばジ
エチレングリコールモノエチルエーテル、3−メチル−
3−メトキシブタノール等、アルコール類例えばメタノ
ール、エタノール、イソプロピルアルコール等を挙げる
ことができる。
【0012】また、本発明の消臭剤は、媒体として水性
媒体を用いてもよい。水性媒体としては特に限定されな
いが、水、水−アルコールの混合溶液、水−グリコー
ル、水−グリコールモノエーテルの混合溶液等を挙げる
ことができる。水性媒体を使用する場合、必要に応じて
界面活性剤を加えることができる。
媒体を用いてもよい。水性媒体としては特に限定されな
いが、水、水−アルコールの混合溶液、水−グリコー
ル、水−グリコールモノエーテルの混合溶液等を挙げる
ことができる。水性媒体を使用する場合、必要に応じて
界面活性剤を加えることができる。
【0013】前記媒体中の2−エチルヘキサン酸亜鉛の
存在状態は特に限定されず、溶液、コロイド溶液、懸濁
液等の状態をとることができる。
存在状態は特に限定されず、溶液、コロイド溶液、懸濁
液等の状態をとることができる。
【0014】本発明の消臭剤は、他の有効成分を組合せ
て含有することができる。さらに酸化防止剤、防腐剤、
香料、紫外線吸収剤等の通常の添加剤を含むことができ
る。
て含有することができる。さらに酸化防止剤、防腐剤、
香料、紫外線吸収剤等の通常の添加剤を含むことができ
る。
【0015】本発明の消臭剤の形態は、液状、粉状、粒
状、ゲル状、エアゾール状等とし、後述する各種用途に
適した形態とすることができる。
状、ゲル状、エアゾール状等とし、後述する各種用途に
適した形態とすることができる。
【0016】本発明の消臭剤の用途としては、特に限定
されないが、トイレの悪臭、台所回りに発生する生ゴミ
臭、冷蔵庫内の悪臭、靴、下駄箱の悪臭、タバコ臭、口
臭、動物臭、汗臭、その他の悪臭に対して使用すること
ができる。また下水処理場の悪臭、塵芥処理場の悪臭、
家畜舎の悪臭等の消臭に使用することができる。
されないが、トイレの悪臭、台所回りに発生する生ゴミ
臭、冷蔵庫内の悪臭、靴、下駄箱の悪臭、タバコ臭、口
臭、動物臭、汗臭、その他の悪臭に対して使用すること
ができる。また下水処理場の悪臭、塵芥処理場の悪臭、
家畜舎の悪臭等の消臭に使用することができる。
【0017】また、本発明の消臭剤をシャンプー、リン
ス、トリートメント等に配合し、コールドパーマをかけ
た後の毛髪に残る悪臭(硫化水素、メルカプタン類が主
な原因)を除去する目的で使用することもできる。
ス、トリートメント等に配合し、コールドパーマをかけ
た後の毛髪に残る悪臭(硫化水素、メルカプタン類が主
な原因)を除去する目的で使用することもできる。
【0018】また、本発明の消臭剤は、例えば紙おむ
つ、生理用品、防臭シーツ等の各種繊維に吸着させて使
用し、これらの製品に消臭機能を賦与することができ
る。
つ、生理用品、防臭シーツ等の各種繊維に吸着させて使
用し、これらの製品に消臭機能を賦与することができ
る。
【0019】その他、本願発明の消臭剤を塗料に混合
し、消臭塗料として使用することができる。
し、消臭塗料として使用することができる。
【0020】
【発明の効果】本発明の消臭剤は、有効成分として2−
エチルヘキサン酸亜鉛を含むので、効率良くアミン類、
メルカプタン類、及び硫化水素等の臭気を除去すること
ができる。また、本発明の消臭剤は、水性、油性のどち
らの溶媒に対する溶解性も良好であるので、各種の水性
媒体又は油性媒体を含んだ形態の消臭剤とすることがで
きる。
エチルヘキサン酸亜鉛を含むので、効率良くアミン類、
メルカプタン類、及び硫化水素等の臭気を除去すること
ができる。また、本発明の消臭剤は、水性、油性のどち
らの溶媒に対する溶解性も良好であるので、各種の水性
媒体又は油性媒体を含んだ形態の消臭剤とすることがで
きる。
【0021】
【実施例】以下実施例によりさらに詳細に説明するが、
本発明はこれらに限定されるものではない。
本発明はこれらに限定されるものではない。
【0022】
【実施例1】2−エチルヘキサン酸亜鉛の硫化水素臭に対する消臭効
果 2−エチルヘキサン酸亜鉛及び比較品としてラウリルメ
タアクリレートを被検試料とし、それらの硫化水素臭に
対する消臭効果を下記の方法により測定した。
果 2−エチルヘキサン酸亜鉛及び比較品としてラウリルメ
タアクリレートを被検試料とし、それらの硫化水素臭に
対する消臭効果を下記の方法により測定した。
【0023】脱脂綿0.5gに、被検試料溶液として各
被検試料の10%及び1%ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル溶液3gを均一に付着させ、これを1リッ
トル三角フラスコに入れた後、臭気ガスとして硫化水素
ガスを注入し、コック付きガラス管を備えたシリコン栓
で密封し、密封10分後、30分後、60分後の容器中
の硫化水素濃度を北川式ガス検知管で測定した。
被検試料の10%及び1%ジエチレングリコールモノエ
チルエーテル溶液3gを均一に付着させ、これを1リッ
トル三角フラスコに入れた後、臭気ガスとして硫化水素
ガスを注入し、コック付きガラス管を備えたシリコン栓
で密封し、密封10分後、30分後、60分後の容器中
の硫化水素濃度を北川式ガス検知管で測定した。
【0024】また、コントロールとして、前記被検試料
溶液の代わりにジエチレングリコールモノエチルエーテ
ル3gを使用した以外は前記と同様の操作を行い、硫化
水素濃度を測定した。
溶液の代わりにジエチレングリコールモノエチルエーテ
ル3gを使用した以外は前記と同様の操作を行い、硫化
水素濃度を測定した。
【0025】下記に示す式により消臭率を求めた。結果
を表1に示す。なお、硫化水素の初期濃度は100pp
mであった。
を表1に示す。なお、硫化水素の初期濃度は100pp
mであった。
【0026】 消臭率(%)=((C−S)/C)×100 S:試料溶液中の臭気ガス濃度(ppm) C:コントロール容器中の臭気ガス濃度(ppm)
【0027】
【表1】
【0028】
【実施例2】2−エチルヘキサン酸亜鉛のメチルメルカプタン臭に対
する消臭効果 臭気ガスとして硫化水素の代わりにメチルメルカプタン
を用いた以外は実施例1と同様に操作し、メチルメルカ
プタンに対する2−エチルヘキサン酸亜鉛及び比較品と
してのラウリルメタアクリレートの消臭効果を測定し
た。結果を表2に示す。なお、メチルメルカプタンの初
期濃度は10ppmであった。
する消臭効果 臭気ガスとして硫化水素の代わりにメチルメルカプタン
を用いた以外は実施例1と同様に操作し、メチルメルカ
プタンに対する2−エチルヘキサン酸亜鉛及び比較品と
してのラウリルメタアクリレートの消臭効果を測定し
た。結果を表2に示す。なお、メチルメルカプタンの初
期濃度は10ppmであった。
【0029】
【表2】
【0030】
【実施例3】2−エチルヘキサン酸亜鉛のアンモニア臭に対する消臭
効果 臭気ガスとして硫化水素の代わりにアンモニアを用いた
以外は実施例1と同様に操作し、アンモニアに対する2
−エチルヘキサン酸亜鉛及び比較品としてのラウリルメ
タアクリレートの消臭効果を測定した。結果を表3に示
す。なお、アンモニアの初期濃度は700ppmであっ
た。
効果 臭気ガスとして硫化水素の代わりにアンモニアを用いた
以外は実施例1と同様に操作し、アンモニアに対する2
−エチルヘキサン酸亜鉛及び比較品としてのラウリルメ
タアクリレートの消臭効果を測定した。結果を表3に示
す。なお、アンモニアの初期濃度は700ppmであっ
た。
【0031】
【表3】
【0032】
【実施例4】以下の処方にて調製した消臭芳香剤を調製
し、その硫化水素臭に対する消臭効果を測定した。
し、その硫化水素臭に対する消臭効果を測定した。
【0033】 ゲル状消臭芳香剤への処方 2−エチルヘキサン酸アルミニウム 6.0重量部 (TFA(商品名)、ホープ製薬製) d−リモネン 37.0重量部 マルカゾールR 50.0重量部 (商品名、丸善石油化学(株)製、 イソパラフィン系炭化水素) 酸化防止剤及び紫外線吸収剤 1.0重量部 香料 5.0重量部 2−エチルヘキサン酸亜鉛 1.0重量部 100.0重量部 広口PET容器に上記処方の消臭芳香剤50gを充填
し、これを3リットルデシケータ中に入れた後、臭気ガ
スとして硫化水素ガスを注入し、コック付きガラス管を
備えたシリコン栓で密封し、密封10分後、30分後、
60分後の容器中の硫化水素濃度を北川式ガス検知管で
測定した。
し、これを3リットルデシケータ中に入れた後、臭気ガ
スとして硫化水素ガスを注入し、コック付きガラス管を
備えたシリコン栓で密封し、密封10分後、30分後、
60分後の容器中の硫化水素濃度を北川式ガス検知管で
測定した。
【0034】また、コントロールとして、上記処方の消
臭芳香剤の代わりに、2−エチルヘキサン酸亜鉛を添加
しない以外は上記処方と同様に調製した芳香剤50gを
用いた以外は前記と同様の操作を行い、硫化水素濃度を
測定した。
臭芳香剤の代わりに、2−エチルヘキサン酸亜鉛を添加
しない以外は上記処方と同様に調製した芳香剤50gを
用いた以外は前記と同様の操作を行い、硫化水素濃度を
測定した。
【0035】実施例1に示した式により消臭率を求め
た。結果を表4に示す。なお、硫化水素の初期濃度は1
00ppmであった。
た。結果を表4に示す。なお、硫化水素の初期濃度は1
00ppmであった。
【0036】
【表4】
【0037】
【実施例5】2−エチルヘキサン酸亜鉛の水溶液中での消臭効果 被検試料溶液として2−エチルヘキサン酸亜鉛2%、界
面活性剤8%、水90%の溶液を用いた以外は、実施例
1〜3と同様に操作し、硫化水素、メチルメルカプタ
ン、及びアンモニアに対する消臭効果を測定した。な
お、コントロールとしては2%ジエチレングリコールの
水溶液を使用した。密封10分後、30分後、60分後
の各臭気ガス濃度及び消臭率を表5に示す。
面活性剤8%、水90%の溶液を用いた以外は、実施例
1〜3と同様に操作し、硫化水素、メチルメルカプタ
ン、及びアンモニアに対する消臭効果を測定した。な
お、コントロールとしては2%ジエチレングリコールの
水溶液を使用した。密封10分後、30分後、60分後
の各臭気ガス濃度及び消臭率を表5に示す。
【0038】
【表5】
【手続補正書】
【提出日】平成8年7月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】2−エチルヘキサン酸亜鉛は、下記式
(1)で表される構造を持ち、淡黄色の透明な水飴様の
液体で、水性の溶媒、一般有機溶剤、植物油等の油性の
溶媒等に透明に溶解する。
(1)で表される構造を持ち、淡黄色の透明な水飴様の
液体で、水性の溶媒、一般有機溶剤、植物油等の油性の
溶媒等に透明に溶解する。
Claims (2)
- 【請求項1】 2−エチルヘキサン酸亜鉛を有効成分と
する消臭剤。 - 【請求項2】 2−エチルヘキサン酸亜鉛と、油性媒体
とを含む請求項1記載の消臭剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8095311A JPH09276381A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 消臭剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8095311A JPH09276381A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 消臭剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09276381A true JPH09276381A (ja) | 1997-10-28 |
Family
ID=14134221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8095311A Pending JPH09276381A (ja) | 1996-04-17 | 1996-04-17 | 消臭剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09276381A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008000243A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Kao Corp | 消臭剤組成物 |
CN110179705A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-08-30 | 田丹 | 一种杀菌祛异味香水及其制备方法 |
WO2022063943A1 (en) * | 2020-09-24 | 2022-03-31 | Firmenich Sa | Consumer products containing pro-fragrances |
-
1996
- 1996-04-17 JP JP8095311A patent/JPH09276381A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008000243A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Kao Corp | 消臭剤組成物 |
JP4550017B2 (ja) * | 2006-06-21 | 2010-09-22 | 花王株式会社 | 消臭剤組成物 |
CN110179705A (zh) * | 2019-05-22 | 2019-08-30 | 田丹 | 一种杀菌祛异味香水及其制备方法 |
WO2022063943A1 (en) * | 2020-09-24 | 2022-03-31 | Firmenich Sa | Consumer products containing pro-fragrances |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041104 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
A02 | Decision of refusal |
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