JPH09276268A - スイッチ回路及びそれを用いた超音波診断装置 - Google Patents

スイッチ回路及びそれを用いた超音波診断装置

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JPH09276268A
JPH09276268A JP8097027A JP9702796A JPH09276268A JP H09276268 A JPH09276268 A JP H09276268A JP 8097027 A JP8097027 A JP 8097027A JP 9702796 A JP9702796 A JP 9702796A JP H09276268 A JPH09276268 A JP H09276268A
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JP
Japan
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circuit
emitting diode
probe
operating current
switching
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JP8097027A
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Hiroko Ishikawa
川 裕 子 石
Toshiro Kondo
藤 敏 郎 近
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
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Hitachi Medical Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 対象回路の接続の切り換えを行うスイッチ回
路において、回路のスイッチングのオン時間を短くする
と共にその回路に用いられる光結合回路内の発光ダイオ
ードの駆動電流の効率を上げることを可能とする。 【解決手段】 発光ダイオードと光起電ダイオードアレ
イとを組み合わせて成り二つの電界効果トランジスタの
ゲート信号を制御する光結合回路内の発光ダイオードに
対し、入力端子側に設けられた二つのスイッチングトラ
ンジスタで制御して瞬時動作電流I2をパルス的に任意
の期間tだけ一定値を流し、その後瞬時動作電流I2
りも十分に小さい一定の動作電流i2をある一定期間流
して発光ダイオードを駆動するようにしたものである。
これにより、回路のスイッチングのオン時間を短くする
ことができると共に、その回路に用いられる光結合回路
内の発光ダイオードの駆動電流の効率を向上することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回路のスイッチン
グのオン時間を短くすると共にその回路に用いられる光
結合回路内の発光ダイオードの駆動電流の効率を上げる
ことができるスイッチ回路、及びこのスイッチ回路を送
波パルス発生器から印加される送波パルスと探触子から
出力される受波信号との切り換えを行う切換スイッチと
して用いた超音波診断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の超音波診断装置は、特開
平2−136134号公報に記載され、図3に示すよう
に、例えば短冊状に形成された複数の振動子素子11
2,…,1nが吸音材の上に隣接して配列され超音波を
送受波する探触子2と、この探触子2内の各振動子素子
1〜1nに所定の遅延時間を与えて超音波打ち出しの駆
動パルスを印加するn個の送波パルス発生器31,32
…,3nと、縦形の二重拡散電界効果トランジスタ(以
下「VD MOS FET」と略称する)の逆直列接続体
を含む高耐圧アナログスイッチ回路41,42,…,4n
を用い上記探触子2の振動子素子11〜1nと送波パルス
発生器31〜3nとの接続の切り換えを行う切換スイッチ
5とを有して成っていた。
【0003】ここで、上記切換スイッチ5として用いら
れる高耐圧アナログスイッチ回路4 1〜4nは、符号41
を付して示す第一の高耐圧アナログスイッチ回路の内部
回路図に示すような構成とされている。すなわち、二つ
のVD MOS FET8a及び8bと、発光ダイオード
9及び光起電ダイオードアレイ10からなる光結合回路
を有し入力端子Aからの制御信号に応じて光起電電流を
発生する入力部11と、上記二つのVD MOS FET
8a,8bのオフ時に動作してゲートとソース間を短絡
しそのオフ動作を早めるFETゲートの制御部12と、
高電圧源−Vから上記二つのVD MOS FET8a,
8bのソースに共通接続された抵抗13と、上記高電圧
源−Vより電位の低い低インピーダンス電圧源−V2
接続されたスイッチングダイオード14と、前記探触子
2と接続する信号線の対地インピーダンスを低くするた
めに上記の抵抗13より十分小さい抵抗又はインダクタ
15とから成っている。なお、符号16a,16bは、
それぞれ各VD MOS FET8a,8bの寄生ダイオ
ードを示している。また、上記入力端子A側に設けられ
た二つの抵抗24a,24b及びコンデンサ23から成
る回路は、発光ダイオード9を駆動する電流を制御する
ものである。
【0004】次に、上記のように構成された図3に示す
高耐圧アナログスイッチ回路41〜4nの動作について説
明する。まず、電圧Eの制御信号が入力端子Aに印加さ
れると、光結合回路の発光ダイオード9が光を発し、こ
の光が光起電ダイオードアレイ10に入射して光起電電
流を発生し、VD MOS FET8a,8bのゲートと
ソース間の静電容量を充電する。ここで、上記抵抗24
a,24bの値をそれぞれR0,R1とすると、発光ダイ
オード9には上記抵抗24bにより制御した瞬時動作電
流I1=E/R1が瞬間的に流れる。このときの駆動電流
波形は、図4に示すようになる。上記瞬時動作電流I1
が流れた後、コンデンサ23と抵抗24aにより決まる
時定数の時間Tに対応した速さで緩やかに動作電流i1
=E/(R0+R1)まで小さくなり、その後一定期間だ
け一定の動作電流i1を流して発光ダイオード9を駆動
している。そして、上記発光ダイオード9の駆動電流の
積分値に相当する電荷によりVD MOS FET8a,
8bのゲートとソース間の静電容量が充電されて、ゲー
ト電圧が上昇してVD MOS FET8a,8bをオン
させる。これにより、送波パルス発生器31,32,…と
探触子2の振動子素子11,12,…とが接続され、上記
送波パルス発生器31,32,…からの駆動パルスが該当
するチャンネルの振動子素子11,12,…に印加され、
その振動子素子11,12,…から超音波が送波される。
【0005】次に、上記入力端子Aから制御信号が除か
れると、光結合回路の発光ダイオード9からの発光が止
まり光起電ダイオードアレイ10には光が入射しないの
で、上記光起電ダイオードアレイ10は光起電電流を発
生せず、FETゲートの制御部12がスイッチ動作して
VD MOS FET8a,8bのゲートとソース間を短
絡することにより、ゲートの電荷を放電させて上記VD
MOS FET8a,8bをオフさせる。これにより、
送波パルス発生器31,32,…と探触子2の振動子素子
1,12,…とが遮断され、該当するチャンネルの振動
子素子11,12,…からの超音波の送波が停止される。
このとき、上記VD MOS FET8a,8bはオフと
されているので、そのVD MOS FET8a,8bの
ソース電位は高電圧源−V1に近くなる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような従
来の超音波診断装置における切換スイッチ5として用い
られる高耐圧アナログスイッチ回路41〜4nは、光結合
回路内の発光ダイオード9に抵抗24b(R1)で定ま
る瞬時動作電流I1を瞬間的に流すことによりスイッチ
の切り換え速度の高速化を図っているが、図4に示すよ
うに、その後はコンデンサ23と抵抗24a(R0)に
より決まる時定数Tで定まる時間、例えば3T後に抵抗
24a,24bで定まる動作電流i1まで小さくなるよ
うになっていたので、回路のスイッチングのオン時間と
しては3Tと長く全体としては十分な高速化が図れない
ものであった。また、上記発光ダイオード9は、瞬時動
作電流I1を瞬間的に流しその後は時定数Tで定まるカ
ーブで減少する動作電流i1を流して駆動していたの
で、発光ダイオード9の駆動電流の効率が悪く、十分な
駆動電流が流せないものであった。
【0007】そこで、本発明は、このような問題点に対
処し、回路のスイッチングのオン時間を短くすると共に
その回路に用いられる光結合回路内の発光ダイオードの
駆動電流の効率を上げることができるスイッチ回路、及
びこのスイッチ回路を送波パルス発生器から印加される
送波パルスと探触子から出力される受波信号との切り換
えを行う切換スイッチとして用いた超音波診断装置を提
供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によるスイッチ回路は、二つの電界効果トラ
ンジスタを逆直列接続して成る回路を有すると共に、発
光ダイオードと光起電ダイオードアレイとを組み合わせ
て成り上記二つの電界効果トランジスタのゲート信号を
制御する光結合回路を有する高耐圧アナログスイッチ回
路を用い、上記光結合回路に対し入力端子から制御信号
を供給して上記二つの電界効果トランジスタのゲート信
号を制御することにより、対象回路の接続の切り換えを
行うスイッチ回路において、上記光結合回路内の発光ダ
イオードに対し、入力端子側に設けられた二つのスイッ
チングトランジスタで制御して瞬時動作電流をパルス的
に任意の期間だけ一定値を流し、その後瞬時動作電流よ
りも十分に小さい一定の動作電流をある一定期間流して
発光ダイオードを駆動するようにしたものである。
【0009】また、関連発明としての超音波診断装置
は、複数の振動子素子が配列され超音波を送受波する探
触子と、この探触子内の各振動子素子に所定の遅延時間
を与えて超音波打ち出しの駆動パルスを印加する送波パ
ルス発生器と、この送波パルス発生器から上記探触子へ
印加される送波パルスと該探触子からの受波信号とを切
り換える切換スイッチと、この切換スイッチを介して出
力される探触子からの受波信号を増幅する受信増幅器
と、この受信増幅器からの受波信号に所定の遅延時間を
与える遅延回路を有しこれらの遅延回路で位相が揃えら
れた受波信号を加算して出力する整相回路と、この整相
回路で整相された信号を検波する検波器と、この検波器
からの出力信号を画像として表示する表示装置とを備え
て成る超音波診断装置において、上記切換スイッチとし
て、上記手段のスイッチ回路を用いたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は本発明によるス
イッチ回路の実施の形態を示す回路図である。このスイ
ッチ回路は、例えば超音波診断装置において送波パルス
発生器31〜3nから探触子2へ印加される送波パルスと
該探触子2からの受波信号との切り換えを行う切換スイ
ッチ5として用いるもので、縦形の二重拡散電界効果ト
ランジスタ(VDMOS FET)8a,8bを逆直列
接続して成る回路を有すると共に、発光ダイオード9と
光起電ダイオードアレイ10とを組み合わせて成り上記
二つのVDMOS FET8a,8bのゲート信号を制
御する光結合回路を有する高耐圧アナログスイッチ回路
1,42,…,4nを用い、上記光結合回路に対し入力
端子A,A′から制御信号を供給して上記二つのVD
MOS FET8a,8bのゲート信号を制御すること
により、対象回路の接続の切り換えを行うものである。
【0011】ここで、本発明においては、上記切換スイ
ッチ5として用いられる高耐圧アナログスイッチ回路4
1〜4nは、符号41を付して示す第一の高耐圧アナログ
スイッチ回路の内部回路図に示すような構成とされてい
る。すなわち、二つのVDMOS FET8a及び8b
と、入力端子A,A′からの各々の制御信号で動作する
二つのスイッチングトランジスタとしての上記とは別の
VD MOS FET8c,8dと、それぞれのVD M
OS FET8c,8dに接続された抵抗25a,25
bと、発光ダイオード9及び光起電ダイオードアレイ1
0からなる光結合回路を有し入力端子A,A′からの制
御信号に応じて光起電電流を発生する入力部11と、上
記二つのVD MOS FET8a,8bのオフ時に動作
してゲートとソース間を短絡しそのオフ動作を早めるF
ETゲートの制御部12と、高電圧源−Vから上記二つ
のVD MOS FET8a,8bのソースに共通接続さ
れた抵抗13と、上記高電圧源−Vより電位の低い低イ
ンピーダンス電圧源−V2に接続されたスイッチングダ
イオード14と、前記探触子2と接続する信号線の対地
インピーダンスを低くするために上記の抵抗13より十
分小さい抵抗又はインダクタ15とから成っている。な
お、符号16a,16bは、それぞれ各VDMOS F
ET8a,8bの寄生ダイオードを示している。
【0012】次に、上記のように構成された図1に示す
高耐圧アナログスイッチ回路41〜4nの動作について説
明する。まず、制御信号が入力端子A,A′に印加され
ると、光結合回路の発光ダイオード9が光を発し、この
光が光起電ダイオードアレイ10に入射して光起電電流
を発生し、VD MOS FET8a,8bのゲートとソ
ース間の静電容量を充電する。ここで、上記発光ダイオ
ード9のアノード側に与える電圧源をV′,該発光ダイ
オード9の電圧降下をe,上記抵抗25a,25bの値
をそれぞれr0,r1とし、上記入力端子A,A′からの
制御信号により動作するVD MOS FET8c,8d
で制御した瞬時動作電流I2=(V′−e)/r0を発光
ダイオード9に対し、図5に示すように、パルス的に任
意の期間tだけ一定値を流し、その後上記瞬時動作電流
2よりも十分に小さい一定の動作電流i2=(V′−
e)/r1をある一定期間流して発光ダイオード9を駆
動している。
【0013】このとき、上記図5に示す瞬時動作電流I
2の値が図3に示した従来の回路における瞬時動作電流
1(図4参照)の値と同じ場合、従来の瞬時動作電流
1を流す時間3Tより十分小さい時間tでVD MOS
FET8a,8bのゲート電圧を上昇することができ
る。また、入力端子A,A′のどちらか一方には瞬時動
作電流I2を流す期間を決める制御信号が入力され、他
方には動作電流i2を流す期間を決める制御信号が入力
される。図1においては、入力端子Aが前者となり、入
力端子A′が後者となる。そして、図5においてパルス
的に任意の期間tだけ一定値を流すことによる発光ダイ
オード9の駆動電流の積分値に相当する電荷によりVD
MOS FET8a,8bのゲートとソース間の静電容
量が充電されて、ゲート電圧が上昇してVD MOS F
ET8a,8bをオンさせる。これにより、送波パルス
発生器31,32,…と探触子2の振動子素子11,12
…とが接続され、上記送波パルス発生器31,32,…か
らの駆動パルスが該当するチャンネルの振動子素子
1,12,…に印加され、その振動子素子11,12,…
から超音波が送波される。
【0014】次に、上記入力端子A,A′から制御信号
が除かれると、光結合回路の発光ダイオード9からの発
光が止まり光起電ダイオードアレイ10には光が入射し
ないので、上記光起電ダイオードアレイ10は光起電電
流を発生せず、FETゲートの制御部12がスイッチ動
作してVD MOS FET8a,8bのゲートとソース
間を短絡することにより、ゲートの電荷を放電させて上
記VD MOS FET8a,8bをオフさせる。これに
より、送波パルス発生器31,32,…と探触子2の振動
子素子11,12,…とが遮断され、該当するチャンネル
の振動子素子1 1,12,…からの超音波の送波が停止さ
れる。このとき、上記VD MOS FET8a,8bは
オフされているので、そのVD MOS FET8a,8
bのソース電位は高電圧源−Vに近くなる。
【0015】図2は図1に示すスイッチ回路の関連発明
としての超音波診断装置の実施の形態を示すブロック図
である。この超音波診断装置は、超音波を利用して被検
体の診断部位について断層像を得るもので、例えば電子
リニア走査型とされており、短冊状に形成された複数の
振動子素子11〜1nが配列され超音波を送受波する探触
子2と、この探触子2内の各振動子素子11〜1nに所定
の遅延時間を与えて超音波打ち出しの駆動パルスを印加
する送波パルス発生器3と、この送波パルス発生器3か
ら上記探触子2へ印加される送波パルスと該探触子2か
らの受波信号とを切り換える切換スイッチ5と、この切
換スイッチ5を介して出力される探触子2からの受波信
号を時間と共に利得を変化させて増幅する受信増幅器6
a〜6eと、この各受信増幅器6a〜6eからの出力信
号に所定の遅延時間を与える複数の遅延回路7a〜7e
を有しこれらの遅延回路7a〜7eで位相が揃えられた
受波信号を加算する加算器18を備えた整相回路19
と、この整相回路19で整相された信号を検波する検波
器20と、この検波器20からの出力信号を画像として
表示する表示装置21とを備えて成る。
【0016】なお、図2においては、切換スイッチ5は
例えば五つに分けられた振動子素子群を一端方から順次
選択してそれぞれ次段の受信増幅器6a〜6eに接続す
るようになっており、上記五つの振動子素子群を順次切
り換えて並進させるようになっている。従って、受信増
幅器は5個(6a〜6e)設けられている。また、上記
各構成要素の動作は、制御部22からの制御信号で制御
されるようになっている。
【0017】ここで、本発明においては、上記切換スイ
ッチ5としては、図1に示す回路構成とされ、光結合回
路内の発光ダイオードの駆動電流の効率を良くすること
ができる高耐圧アナログスイッチ回路41〜4nから成る
スイッチ回路が用いられている。このような構成によ
り、本発明の超音波診断装置においては、上記切換スイ
ッチ5として図1に示すスイッチ回路(41〜4n)を用
いることにより、全体として動作効率を向上した装置を
提供することができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によるスイッチ回路(図1参照)
は以上のように構成されたので、発光ダイオードと光起
電ダイオードアレイとを組み合わせて成り二つの電界効
果トランジスタのゲート信号を制御する光結合回路内の
発光ダイオードに対し、入力端子側に設けられた二つの
スイッチングトランジスタで制御して瞬時動作電流をパ
ルス的に任意の期間だけ一定値を流し、その後瞬時動作
電流よりも十分に小さい一定の動作電流をある一定期間
流して発光ダイオードを駆動するようにしたことによ
り、回路のスイッチングのオン時間を短くすることがで
きると共に、その回路に用いられる光結合回路内の発光
ダイオードの駆動電流の効率を向上することができる。
【0019】また、本発明による超音波診断装置(図2
参照)は以上のように構成されたので、送波パルス発生
器から探触子へ印加される送波パルスと該探触子からの
受波信号とを切り換える切換スイッチとして、前記のス
イッチ回路を用いることにより、全体として動作効率を
向上した装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるスイッチ回路の実施の形態を示す
回路図である。
【図2】図1に示すスイッチ回路の関連発明としての超
音波診断装置の実施の形態を示すブロック図である。
【図3】従来の超音波診断装置における切換スイッチを
示す回路図である。
【図4】従来のスイッチ回路における光結合回路内の発
光ダイオードの駆動電流の波形を示す説明図である。
【図5】本発明のスイッチ回路における光結合回路内の
発光ダイオードの駆動電流の波形を示す説明図である。
【符号の説明】
1〜1n…振動子素子 2…探触子 3,31〜3n…送波パルス発生器 41〜4n…高耐圧アナログスイッチ回路 5…切換スイッチ 6a〜6n…受信増幅器 8a,8b,8c,8d…VD MOS FET 9…発光ダイオード 10…光起電ダイオードアレイ 11…入力部 12…制御部 13…抵抗 14…スイッチングダイオード 15…抵抗又はインダクタ 19…整相回路 20…検波器 21…表示装置 22…制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 二つの電界効果トランジスタを逆直列接
    続して成る回路を有すると共に、発光ダイオードと光起
    電ダイオードアレイとを組み合わせて成り上記二つの電
    界効果トランジスタのゲート信号を制御する光結合回路
    を有する高耐圧アナログスイッチ回路を用い、上記光結
    合回路に対し入力端子から制御信号を供給して上記二つ
    の電界効果トランジスタのゲート信号を制御することに
    より、対象回路の接続の切り換えを行うスイッチ回路に
    おいて、上記光結合回路内の発光ダイオードに対し、入
    力端子側に設けられた二つのスイッチングトランジスタ
    で制御して瞬時動作電流をパルス的に任意の期間だけ一
    定値を流し、その後瞬時動作電流よりも十分に小さい一
    定の動作電流をある一定期間流して発光ダイオードを駆
    動するようにしたことを特徴とするスイッチ回路。
  2. 【請求項2】 複数の振動子素子が配列され超音波を送
    受波する探触子と、この探触子内の各振動子素子に所定
    の遅延時間を与えて超音波打ち出しの駆動パルスを印加
    する送波パルス発生器と、この送波パルス発生器から上
    記探触子へ印加される送波パルスと該探触子からの受波
    信号とを切り換える切換スイッチと、この切換スイッチ
    を介して出力される探触子からの受波信号を増幅する受
    信増幅器と、この受信増幅器からの受波信号に所定の遅
    延時間を与える遅延回路を有しこれらの遅延回路で位相
    が揃えられた受波信号を加算して出力する整相回路と、
    この整相回路で整相された信号を検波する検波器と、こ
    の検波器からの出力信号を画像として表示する表示装置
    とを備えて成る超音波診断装置において、上記切換スイ
    ッチとして、請求項1記載のスイッチ回路を用いたこと
    を特徴とする超音波診断装置。
JP8097027A 1996-04-18 1996-04-18 スイッチ回路及びそれを用いた超音波診断装置 Pending JPH09276268A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006060324A (ja) * 2004-08-17 2006-03-02 Denso Corp インタフェース回路

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