JPH09276053A - 収納棚 - Google Patents

収納棚

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JPH09276053A
JPH09276053A JP8691396A JP8691396A JPH09276053A JP H09276053 A JPH09276053 A JP H09276053A JP 8691396 A JP8691396 A JP 8691396A JP 8691396 A JP8691396 A JP 8691396A JP H09276053 A JPH09276053 A JP H09276053A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shelf
outer frame
storage
rack
rail
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP8691396A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Taniguchi
潤一 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TANIGUCHI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
TANIGUCHI SEISAKUSHO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by TANIGUCHI SEISAKUSHO KK filed Critical TANIGUCHI SEISAKUSHO KK
Priority to JP8691396A priority Critical patent/JPH09276053A/ja
Publication of JPH09276053A publication Critical patent/JPH09276053A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鍛造用金型などの重量物を整然と収納し、選別
するに好適な収納棚が必要とされていた。 【解決手段】外枠10と、この外枠10に上端部56が
支持され、その下方に設けられた走行路20上を走行可
能とされた棚構成体50とを備えてなり、棚構成体50
は、走行路20上に前後に間隔をおいてそれぞれ上下方
向に延在するよう設置された第1の杆体54、第2の杆
体55と、上下方向に間隔をおいてそれぞれが略水平方
向に配置され、杆体54、55に架設された複数の棚板
52とを備えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍛造用金型等の重
量物を多数収納するために用いて好適な収納棚に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】アクセサリーや、社章バッチ等の金属加
工物の製作分野においては、金型を使って鍛造により製
作されることがある。この際、多くの場合には、小量多
品種生産となることが多いので、多数の各種金型を使用
している。これらの金型は、通常上面と下面が平行であ
り、上面に金属等を鍛造するための微細な凹部が設けら
れている。そして、最大長10センチメートル程度と小
さいものの、重量が1キログラム程度であり、形状も多
種多様なものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そして、小量多品種生
産をおこなうためには、前述の多数の金型を長期に亙っ
て保管することが必要となる。したがって、これらの金
型を収納する際には、多数のものを保管し得ること、適
宜、使用する際に必要な金型を選別して取り出せること
が要求される。従来、このような要求を満たすため、特
別に専用の収納装置を作成することがあった。しかし、
重量が膨大なものとなるため構造が大きく複雑になり、
コストがかかりすぎるため、適当な箱に収納し、その箱
を加工場敷地内に積載する等処置して保管することが多
かった。
【0004】しかしながら、これらの金型を保管する際
には、その重量に配慮して安全性を高める必要がある
が、箱に収納しただけでは充分とはいえず、また、移動
する際には多大な困難を伴うという問題があった。そし
て、金型を使用する際の選別をおこなうためには、多数
の金型の中から表面の凹部の僅かな差異で目的の金型を
見分けなくてはならず、作業が煩雑となり、過大な時間
と労力がかかるという問題があった。そのうえ、重量の
大きいものを1個1個手作業で選別するため、作業を行
う人間の負担が膨大なものとなっていた。
【0005】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、効率よく整然と整理、収納をおこなう
ことが可能であり、収納した重量物の選別作業が容易で
作業効率が向上でき、安全性が高く、構造が簡単で、安
価に得ることが可能で、また、移動が簡単にできる収納
棚の提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の収納棚に
おいては、外枠と、この外枠に上端部が支持され、その
下方に設けられた走行路上を走行可能とされた棚構成体
と、を備えてなり、前記棚構成体は、前記走行路上に前
後に間隔をおいてそれぞれ上下方向に延在するよう設置
された第1、第2の杆体と、上下方向に間隔をおいてそ
れぞれが略水平方向に配置され、前記第1、第2の杆体
に架設された複数の棚板とを備えてなることを特徴とし
ている。この収納棚では、棚板に収納物が積載された棚
構成体が、外枠内部から外部に、引き出され、また、外
枠外部から内部に移動する。
【0007】請求項2記載の収納棚において、前記棚板
は、その上面に前記第1、第2の杆体間方向に延在する
溝が形成されるように配置されたアングル部材であるこ
とを特徴としている。この収納棚では、アングル部材上
面に形成された溝の一方の面に、収納物の下面が接触
し、溝の他方に面に収納物の側面が接触する状態で積載
されるため、収納物の下面と平行とされた上面が、同一
方向を向いている。
【0008】請求項3記載の収納棚において、前記棚構
成体が、前記外枠に複数設置され、これら棚構成体は、
それぞれ平行に設置された走行路上において同一方向に
進退可能とされていることを特徴としている。この収納
棚では、任意の1つの棚構成体を引き出し、また収納す
ることが可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面に基づいて説明する。図1から図5は、本発明の実施
の形態を示す図であり、図1において、符号1は収納棚
である。収納棚1は、床2に設置された外枠10、及び
複数のガイドレールレール20、20…(走行路)と、
複数の棚構成体50、50…から概略構成されている。
【0010】外枠10は全体として箱型の輪郭を形成す
るよう構成されたものであって、床2から立設された4
本の支柱11、11…と、左右の支柱11の上部に架設
された、前後方向に平行をなす上部横桟12、12と上
部横桟12、12の端部に架設された上部縦桟13、1
3、及び、上部横桟13と平行に支柱11、11の間の
床2上に架設された下部横桟14、14とからなってい
る。上部横桟12、上部縦桟13の上部には天板15が
設置されている。そして、図2に示すように、上部横桟
12の下部には、ガイド16が、上部縦桟13と平行を
なして上部横桟12、12の間に延在するよう隣接配置
されている。ガイド16は、略垂直とされた面同士を対
向するよう設けられたガイド板16aとガイド板16b
から構成されている。ガイド板16aとガイド板16b
は、それぞれの下端が、相互に逆方向を向くように外側
に折曲されている。
【0011】また、図1に示すように、外枠10内部の
床2上には、上部縦桟13と平行をなしてガイドレール
20、20…が設置されている。ガイドレール20は、
上面に溝21が形成されたC型鋼材で、後述の棚構成体
50に対応した本数が設置されている。各ガイドレール
20の前端部には、上部横桟12と平行をなしてストッ
パー部材22が設置されている。ストッパー部材22
は、上部縦桟13、13の間に略等しい長さを持ち、一
側面をガイドレール20の前端部に当接させた状態で床
2上に設置されている。
【0012】外枠10内部には、棚構成体50、50…
が複数台隣接配置されている。棚構成体50は、図1、
図4、及び図5に示すように、側面視して矩形のフレー
ム51と、複数の棚板52、52…及び車輪53から概
略構成されている。
【0013】フレーム51は、鋼材を組み合わせたもの
で、上下方向に延在する前部縦桟54(第1の杆体)、
後部縦桟55(第2の杆体)と、前部縦桟54と後部縦
桟55の上端部に略水平に架設された上部横桟56(上
端部)、そして、前部縦桟54と後部縦桟55の下端部
に略水平に架設された下部横桟57とから構成されてい
る。
【0014】前部縦桟54と後部縦桟55の間には、複
数の棚板52、52…が、上下に間隔を持って平行に架
設されている。棚板52は、アングル部材が、その上面
に上部横桟56の延在する方向に溝58が形成されるよ
うに配置されたものであり、両端が前部縦桟54と後部
縦桟55の内側面にそれぞれ溶接されている。図4、及
び図5に示すように、アングル部材は、面58aと面5
8bの角度が90度であり、これらの各面58a、58
bがそれぞれ水平面に対し45度傾斜して位置してい
る。図1に示すように、各棚板52、52の間には、棚
板52の延長方向の中間に、補強棒59が、上部横桟5
6と下部横桟57の間に亙って略垂直に立設されてい
る。
【0015】そして、下部横桟57の下面には、その前
部に、支持部材57aにより前部車輪53aが転動可能
に設けられ、後部に、支持部材57bにより後部車輪5
3bが転動可能に設けられ、棚構成体50が、前後方向
に移動可能とされている。
【0016】後部車輪53bは、図1及び図4に示すよ
うにガイドレール20の溝21内部に位置されており、
前部車輪53aは、床2(走行路)上に位置されてい
る。図2に示すように、棚構成体50は、外枠10内部
に横方向に平行に隣接設置されているが、上部横桟56
が上部横桟12下部の対向したガイド板16a、16b
の間に位置するよう設けられている。図3に示すよう
に、前部縦桟54の前面上部には係留金具60が設けら
れ、対応して上部横桟12の下面に設けられた係留穴6
1と契合するようなっている。
【0017】上記の構成の収納棚1においては、棚構成
体50の上部横桟56はガイド16に当接しており、棚
構成体50は、直立している。そして、棚構成体50下
部の後部車輪53bがガイドレール20の溝21内を移
動する。その際、前部車輪53aは、床2上を直接走行
する。その結果、棚構成体50は、ガイド16に沿っ
て、外枠10の内部から出し入れ可能となる。すなわ
ち、進退可能となる。
【0018】ここで、図3に示すように、1つの棚構成
体50を外枠10から引き出す際、後部車輪53bは、
ガイドレール20の溝21内部を移動していき、2点鎖
線で表す位置において、ストッパー部材22に当接し
て、それ以上外枠10の外部方向に移動することが防止
される。また、2点鎖線の位置から棚構成体50を外枠
10に押し入れる際には、床2上を走行している前部車
輪53aが、ストッパー部材22に当接することで、そ
れ以上、棚構成体50が内部に進入し、後部方向に移動
しないようになる。その位置において、棚構成体50
は、係留金具60を契合する係留穴61に挿入すること
で固定され、前後に移動しなくなる。
【0019】上述のように引き出された棚構成体50
に、鍛造用金型を収納する際には、棚板52の溝58
に、鍛造用金型を積載していくことになる。このとき、
図4および図5に示すように、溝58の一方の面58a
に鍛造用金型70の下面71を当接させて積載する。す
ると、鍛造用金型70の上面72は、下面71と平行で
あるので、1つの棚板52に積載された鍛造用金型は、
上面72が全て同一方向を向くことになる。さらに、各
棚板52の面58a同士も、平行となっているため、1
つの棚構成体50に積載した鍛造用金型70は、上面7
2が全て同一方向を向くことになる。
【0020】したがって、引き出された1つの棚構成体
50に積載された鍛造用金型70、70…は、図4中矢
印Eのごとく、一瞥して上面72に形成された鍛造用凹
部を識別することができるため、整理、収納を整然とお
こなうことができる。
【0021】その結果、収納された鍛造用金型70、7
0…を移動することなく、必要な任意の1個を選別する
ことができるため、選別作業が容易となり、作業効率を
著しく高めることができる。
【0022】しかも、その際、棚構成体50を引き出す
操作だけで、鍛造用金型を持ち上げることは必要がない
ため、重量物を人力で移動する際の安全性を高くするこ
とができる。
【0023】そして、棚構成体50が、床2上を直接走
行する構造としたため、重量を床2で支持することがで
きるので、全体の構成を簡単なものにでき、同時にコス
トを抑えることができる。また、棚構造体50が、それ
ぞれ別々に移動可能となっているため、工場の模様替え
や、引っ越しなどで収納棚1を移動する必要が生じた際
にも、簡単に移動することができる。
【0024】なお、本実施の形態の収納棚1では、棚構
成体50を複数台併設した構成としたが、1台でもよ
く、任意の台数設置することが可能である。そして、棚
板52を複数設けた構成としたが、1枚でもよく、任意
の数を設置することが可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明の収納棚によれば、複数の棚構成
体がそれぞれ走行路上を移動可能とされ、しかも棚板に
溝が形成されているため、効率よく整然と整理、収納を
おこなうことが可能であり、収納した重量物の選別作業
が容易で作業効率が向上でき、安全性が高く、構造が簡
単で、安価に得ることが可能で、また、移動が簡単にで
きるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態として示した収納棚の斜
視図である。
【図2】同収納棚の正面図である。
【図3】同収納棚の側面図である。
【図4】同収納棚における棚構成体の断面図である。
【図5】図4の拡大図である。
【符号の説明】
1…収納棚 2…床(走行路) 10…外枠 20…ガイドレール(走行路) 50…棚構成体 54…前部縦桟(第1の杆体) 55…後部縦桟(第2の杆体) 56…上部横桟(上端部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外枠と、この外枠に上端部が支持され、
    その下方に設けられた走行路上を走行可能とされた棚構
    成体と、を備えてなり、前記棚構成体は、前記走行路上
    に前後に間隔をおいてそれぞれ上下方向に延在するよう
    設置された第1、第2の杆体と、上下方向に間隔をおい
    てそれぞれが略水平方向に配置され、前記第1、第2の
    杆体に架設された複数の棚板とを備えてなることを特徴
    とする収納棚。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の収納棚において、前記棚
    板は、その上面に前記第1、第2の杆体間方向に延在す
    る溝が形成されるように配置されたアングル部材である
    ことを特徴とする収納棚。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の収納棚におい
    て、前記棚構成体が、前記外枠に複数設置され、これら
    棚構成体は、それぞれ平行に設置された走行路上におい
    て同一方向に進退可能とされていることを特徴とする収
    納棚。
JP8691396A 1996-04-09 1996-04-09 収納棚 Withdrawn JPH09276053A (ja)

Priority Applications (1)

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JP8691396A JPH09276053A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 収納棚

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JP8691396A JPH09276053A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 収納棚

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JPH09276053A true JPH09276053A (ja) 1997-10-28

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ID=13900095

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JP8691396A Withdrawn JPH09276053A (ja) 1996-04-09 1996-04-09 収納棚

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20030701