JPH09275290A - 電子部品の冷却構造 - Google Patents

電子部品の冷却構造

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JPH09275290A
JPH09275290A JP8341896A JP8341896A JPH09275290A JP H09275290 A JPH09275290 A JP H09275290A JP 8341896 A JP8341896 A JP 8341896A JP 8341896 A JP8341896 A JP 8341896A JP H09275290 A JPH09275290 A JP H09275290A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 LSIパッケージの発熱量が大きい中央部分
の冷却を効率良く行う。 【解決手段】 吸気用空間17と排気用空間18の上下
2つの空間をもつヒートシンク4に、軸1とフィン2と
モーター3からなるターボ型ファンが実装されている。
吸気口5,7から吸気用空気17へ吸気された風はター
ボ型ファンの回転によって通風窓13を通過して、LS
Iパッケージ14の発熱量の大きい中央部分へ当てられ
る。LSIパッケージ14の熱を吸収し温度上昇した風
は、排気用空気18を経て、排気口9,11からヒート
シンク4の外部へ排気される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子部品の冷却構造
に関し、特に空冷式の電子部品の冷却構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種のファン付きヒートシンク構
造は、例えば米国特許公報5,335,722に示され
るようにコンピュータ装置、その他電子装置の特に発熱
量の大きい部分を冷却することを目的として用いられて
いる。
【0003】図8は、従来のファン付きヒートシンク構
造を示した斜視図である。ヒートシンク4は熱伝導性の
良い金属材料で形成される。ヒートシンク4の上面には
ファンが実装されている。ファンは軸1とフィン2とモ
ーター3とから構成されている。
【0004】図9は図8のB−B断面図である。ヒート
シンク4とLSIパッケージ14との界面は接着剤16
によって接着されている。モーター3が駆動されると、
軸1を中心にしてフィン2が回転する。
【0005】次に動作を説明する。図10はモーター3
の駆動により軸1とフィン2が回転したときの風の流れ
を表した図8のB−B断面図である。ファンは軸流型で
あるので軸1とフィン2の回転によってヒートシンク4
の上側、つまりヒートシンク4に対してモーター3が実
装されている側から風を吸い込む。風はフィン2の間を
通過してヒートシンク4の内部へ吸気され、LSIパッ
ケージ14部分へ当たる。この時、ヒートシンク4の内
部には冷却上のデッドゾーン24が生じる。デッドゾー
ン24とはヒートシンク4を上面から見て、モーター3
と重なる領域であり風が当たりにくい部分のことであ
る。デッドゾーン24はLSIパッケージ14の中央部
分になるため冷却効率が悪い。風はLSIパッケージ1
4部分を通過するときにLSIパッケージ14が発熱す
る熱を吸収して温度上昇する。LSIパッケージ14部
分を通過した風はヒートシンク4の側面からヒートシン
ク4の外部へと排気される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来技術は次の
ような問題点を有していた。
【0007】第1の問題点は、デッドゾーンがあるた
め、発熱量が大きいLSIパッケージ中央部分の冷却効
率が悪いことである。その理由は、軸流型ファンのフィ
ンはモーターの外周に取り付いているからである。この
ため、LSIパッケージに対して円状に風が当たること
になる。
【0008】第2の問題点は、ヒートシンク内部に風を
おくるための空間が、ヒートシンクの上方領域に必要な
ことである。このため装置が大型になってしまう。その
理由は、ヒートシンクに付加したファンの形状が軸流型
であるためである。この時ヒートシンクの上方から風を
吸気することになる。
【0009】本発明の目的は、LSIパッケージの発熱
量が大きい中央部分の冷却を効率良く行うことにある。
【0010】本発明の他の目的は、風をおくるための空
間の位置・方向を制御することによって、装置の小型化
・軽量化をすることにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の電子部品の冷却
構造は、電子部品の非実装面に取り付けられ、前記電子
部品の前記非実装面に対して略垂直に位置づけられる回
転軸を有するモーターと、このモーターの前記回転軸に
取り付けられ前記回転軸に略垂直な方向から冷却風を取
り込みこの冷却風を前記回転軸に平行な方向へ付勢する
ことにより前記冷却風を前記電子部品の上面に向けて供
給するフィンとを含む。
【0012】この冷却構造は、前記フィンを収容すると
ともに前記冷却風を誘導する容器状部材を含んでも良
い。この容器状部材は、側部および底部を有し、前記底
部が前記電子部品の前記非実装面に取り付けられる。こ
の容器状部材の側部には吸気口と排気口とが設けられ
る。前記フィンは前記容器状部材の前記吸気口を介して
前記冷却風を取り込み、前記容器状部材の前記底部に向
けて前記冷却風を付勢する。付勢された冷却風は、前記
ヒートシンクの前記排気口を介して排出される。
【0013】この容器状部材は、開口部を有するしきり
板を含んでも良い。このしきり板は前記容器状部材の内
部を前記フィンを収容する第1の空間と前記底部の側に
位置する第2の空間とに分離する。前記吸気口および前
記排気口が前記第1および第2の空間にそれぞれ開口す
る。前記フィンが前記冷却風を前記仕切り板の前記開口
部に向けて送り出す。前記冷却風は、前記仕切り板の前
記開口部を通って前記第1の空間から前記第2の空間に
供給される。
【0014】前記電子部品の周囲に外部風流が形成され
ても良い。この場合、前記容器状部材の前記吸気口およ
び前記排気口は、前記外部風流の風上および風下に向け
て、それぞれ形成されていると都合がよい。
【0015】前記フィンとして、ターボ型のフィンが使
用できる。
【0016】ターボ型ファンの回転から生じる風をヒー
トシンク側面より吸気してLSIパッケージへ当てる。
モーターをヒートシンク上部上面に取り付けているので
風が通風する時の妨げにならない。このため、モーター
部のデッドゾーンが全くなくなる。よって、LSIパッ
ケージの発熱量が大きい中央部分の冷却効率を大幅に向
上させることが可能となる。
【0017】吸気口がヒートシンク側面に位置している
ので、ヒートシンク上方に風を確保する空間が不要とな
り、装置を小型・軽量化することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して詳細に説明する。
【0019】ヒートシンクはコンピュータ装置、その他
電子装置におけるLSIパッケージ等発熱量の大きい部
分を冷却することを目的として実装される。この時、特
にLSIパッケージの発熱量が大きく、ヒートシンクの
みでは冷却が不十分な場合や、周りの実装部品に比べ発
熱量が極端に多いマイクロプロセッサ等を冷却する場合
にファン付きのヒートシンクが必要となる。
【0020】図1は本発明の第1の実施例のファン付き
ヒートシンクの全体構造を示した分解斜視図である。ヒ
ートシンク4の材料としては熱伝導性の良い金属が好ま
しい。さらには小型・軽量化のため比重が小さな金属が
良く、またヒートシンクの形状に加工しやすい金属が良
い。例えばアルミ材料が好適である。ヒートシンク4
は、上部41、中央部42、および下部43を含む。
【0021】ヒートシンク4の上部41の上面にはモー
ター3が実装されている。ここでモーター3としては、
装置の小型・軽量化の効果も同時に得られる小型・薄型
のDCモーターを使用する。ヒートシンク4の上部41
の下面にはモーター3の軸1が突出し、そこにフィン2
が実装されている。フィン2は、モーター3が駆動する
ことによって回転する構造となっている。フィン2の材
料としては、プラスチックが好ましい。軽量で安価であ
る上、金型を作ることにより加工・製造が容易であるか
らである。ターボ型ファンはフィン2とモーター3から
構成される。
【0022】ヒートシンク4の中央部42の四つの側面
には、吸気口5,6,7,8が形成される。ヒートシン
ク4の下部43の四つの側面には、排気口9,10,1
1,12が形成されている。ヒートシンク4は内部に、
しきり板15を有している。しきり板15はヒートシン
ク4の中央部42の一部であるので材料はヒートシンク
4と同じである。しきり板15の中心には円状の通風窓
13が開いている。
【0023】本発明のファン付きヒートシンクは、冷却
対象のLSIパッケージ14へヒートシンク4の下部下
面の接着剤16によって取り付けられる。接着剤16の
材料としては、熱伝導性の良いものが好ましい。放熱性
が良いからである。例えばシリコン系材料が良い。シリ
コン系材料は熱伝導性が良いのに加え、アルミ材料のヒ
ートシンク4とシリコン材料のLSIパッケージ14と
の間の熱膨張係数差を緩和する効果があるからである。
【0024】通風窓13の中心とLSIパッケージ14
の中心とは、共に軸1の中心線上に配置している。LS
Iパッケージの中心部へ効率的に風を当てるためであ
る。
【0025】図2は、図1のA−A断面図である。ヒー
トシンク4の内部はしきり板15によって、吸気用空間
17と排気用空間18の二つの空間にしきられた上下2
つの室を持つ二階建て構造になっている。通風窓13の
直径はフィン2の最大直径と同じ大きさがよい。また、
吸気用空間17と排気用空間18の体積は同じにするの
が良い。吸気用空間17から排気用空間18へ効率よく
送風するためである。
【0026】図3は、ターボ型ファンの構造を示した斜
視図である。モーター3が駆動されると軸1とフィン2
が回転する構造となっている。この場合、回転方向はモ
ーター3に対してフィン2が実装されている側から見て
時計回りである。
【0027】図4は、ターボ型ファンのモーター3をヒ
ートシンク4へ取り付けるための構造を表した図であ
る。図4(A)は接着剤16による取付け構造を示して
いる。ヒートシンク4とモーター3との界面は接着剤1
6で接着される。図4(B)はネジ19による取付け構
造を示している。ヒートシンク4の上面にネジ穴20を
設け、モーター3にはネジ19で固定するための穴23
を設ける。ネジ19をモーター3にあけた穴23を介し
てヒートシンク4のネジ穴20へと固定する。図4
(C)はフック21による取付け構造を示している。ヒ
ートシンク4の上面にフック用穴22を設ける。モータ
ー3はフック21を有している。フック21をフック用
穴22へ引っかけることによってモーター3をヒートシ
ンク4へ固定する。
【0028】次に本発明の実施例の動作について詳細に
説明する。
【0029】図5は図3のターボ型ファンが動作したと
きのファン周りの風の流れを表している。軸1はモータ
ー3へフィン2が実装されている側から見て時計回りに
回転する。モーター3が駆動して軸1とフィン2が回転
すると、ターボ型ファンの羽根の形状によって軸1に対
して垂直方向から風を吸気する様になっている。吸気さ
れた風はフィン2の回転による応力をうける。風流方向
は軸1に対して垂直な方向から風軸1に対して平行な方
向に変化する。
【0030】図6は、本発明のターボ型ファン付きヒー
トシンク内の風の流れを示した図1のA−A断面図であ
る。モーター3が駆動すると軸1とフィン2の回転によ
ってヒートシンク4の内部に風の流れが生じる。軸1に
対して垂直方向から吸気するので、吸気口5,6,7,
8から吸気用空間17へと風をヒートシンク4の外部か
ら取り込む。吸気された風はファンの働きによって軸1
と平行に、モーター3とは反対側の方向へ送風され、通
風窓13を通過する。通過した風はLSIパッケージ1
4の中央部分に当てられ、排気用空間18を通過した後
に、排気口9,10,11,12からヒートシンク4の
外部へ排気される。風はLSIパッケージ14の上を通
過するときにLSIパッケージ14が発熱する熱を吸収
して温度上昇する。よって排気用空間18の風は吸気用
空間17の風よりも温度が高くなる。
【0031】次に、本発明の第1の実施の形態の効果に
ついて説明する。吸気口5,6,7,8から吸気された
すべての風がLSIパッケージ14の発熱量が大きい中
央部分を通過しており、モーター3によるデッドゾーン
が全くない。つまり、モーター3は通風において全く妨
げとなっていない。従来技術の問題であった、軸流型フ
ァンで生じるモーター部によって風が当たらないエリア
であるデッドゾーン24(図10に示す)が解消されて
いる。よってLSIパッケージ14においてLSIが搭
載されている中央部分の冷却を行うことが可能となる。
【0032】さらに、本発明のファン付きヒートシンク
の上方には、吸気する風のために空間を確保する必要は
ない。それは吸気口5,6,7,8がヒートシンク4の
側面にあるからである。ヒートシンク4の上部にはモー
ター3が取り付くための空間さえあれば良い。このため
装置の小型・軽量化が可能となる。
【0033】次に本発明の第2の実施例について図面を
参照して説明する。
【0034】第2の実施例では、アルミ材料のヒートシ
ンク4を製造する段階で図1の吸気口6,7,8及び排
気口9,10,12を閉じた構造にする。吸気は吸気口
5のみから、排気は排気口11のみから行う。
【0035】発熱量の大きい装置では強制空冷を行うの
で、ヒートシンク4の周りの環境に風が流れている。風
は装置の冷却を目的としているので風上側が低温で、風
下側へ進むにつれ高温となる。吸気口5を風上に向け、
排気口11を風下に向けた方向で装置内のLSIパッケ
ージ14にヒートシンク4を接着剤16で取り付ける。
【0036】図7は本発明の第2の実施例を示してい
る。本発明のファン付きヒートシンクが動作したときの
風の流れを示した図1のA−A断面図である。モーター
3が駆動するとフィン2の回転によってヒートシンク4
の内部に風の流れが生じる。軸1に対して垂直方向から
吸気するので、吸気口5から吸気用空間17へと風を送
り込む。吸気された風はファンの働きによってモーター
3の軸1と平行に、モーター3とは反対側の方向へ送風
され、通風窓13を通過する。通過した風はLSIパッ
ケージ14の中央部分に当てられ、排気用空間18を通
過した後に、排気口11からヒートシンク4の外部へ排
気される。風はLSIパッケージ14の上を通過すると
きにLSIパッケージ14が発熱する熱を吸収して温度
上昇する。よって排気用空間18の風は吸気用空間17
の風よりも温度が高くなる。
【0037】次に、本発明の第2の実施例の効果につい
て説明する。本発明の第2の実施例は、第1の実施例の
効果に加えて、LSIパッケージ14の周りの風の流れ
に応じて、ヒートシンク4のLSIパッケージ14への
取り付け方向を選定することでより効率の良い冷却がで
きるという効果も有する。
【0038】第2の実施例では吸気を吸気口5のみで行
い、排気を排気口11のみで行う場合を述べたが、これ
に限らず吸気を吸気口5,6,7,8のいずれか、排気
を排気口9,10,11,12のいずれかから選択する
ことで使用環境に応じたヒートシンク構造が実現できる
ことは言うまでもない。
【0039】
【発明の効果】本発明は以下の効果を達成する。
【0040】第1の効果は、ファンのモーターによるデ
ッドゾーンが全くないことである。これによりLSIパ
ッケージ中央部の冷却を効率よく行うことができるよう
になる。その理由は、モーターをヒートシンクの外部に
実装していて、モーターが通風の妨げにならないからで
ある。
【0041】第2の効果は、ヒートシンク上側領域に風
用の空間が不要となることである。これにより、装置の
小型・軽量化が可能となる。その理由は、ヒートシンク
内部への吸気をヒートシンク側面から行うためである。
【0042】第3の効果は、LSIパッケージ周りの風
の流れに応じて、ヒートシンク内部への吸気/排気方向
を選択できるということである。このため効率の良い冷
却環境を構成できる。その理由は、吸気口と排気口の方
向を任意に選べるからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例のファン付きヒートシン
ク構造を示した分解斜視図である。
【図2】図1をA−Aで切断したときの断面図である。
【図3】ターボ型ファン構造の斜視図である。
【図4】(A)は接着剤によるモーターの取付け方法を
示した側面図である。(B)はネジによるモーターの取
付け方法を示した側面図である。(C)はフックによる
モーターの取付け方法を示した側面図である。
【図5】図3のファンによる風の流れを表した図であ
る。
【図6】第1の実施例のLSIパッケージ内の風流を示
す図である。
【図7】本発明の第2の実施例の構造を示す断面図であ
る。
【図8】従来のファン付きヒートシンク構造を示した斜
視図である。
【図9】図8をB−Bで切断したときの断面図である。
【図10】従来のファン付きヒートシンク構造内の風流
を示した断面図である。
【符号の説明】
1 軸 2 フィン 3 モーター 4 ヒートシンク 5〜8 吸気口 9〜12 排気口 13 通風窓 14 LSIパッケージ 15 しきり板 16 接着剤 17 吸気用空間 18 排気用空間 19 ネジ 20 ネジ穴 21 フック 22 フック用穴 23 穴 24 デッドゾーン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子部品の非実装面に取り付けられる電
    子部品の冷却構造において、 前記電子部品の前記非実装面に対して略垂直に位置づけ
    られる回転軸を有するモーターと、 このモーターの前記回転軸に取り付けられ、前記回転軸
    に略垂直な方向から冷却風を取り込み、この冷却風を前
    記回転軸に平行な方向へ付勢することにより、前記冷却
    風を前記電子部品の上面に向けて供給するフィンとを含
    むことを特徴とする電子部品の冷却構造。
  2. 【請求項2】 側部および底部を有し、前記底部が前記
    電子部品の前記非実装面に取り付けられる容器状部材を
    さらに含み、 この容器状部材の側部に吸気口と排気口とが設けられ、 前記フィンが前記容器状部材の内部に位置し、 前記容器状部材の前記吸気口を介して、前記フィンが前
    記冷却風を取り込み、 前記容器状部材の前記底部に向けて、前記フィンが前記
    冷却風を付勢し、 前記ヒートシンクの前記排気口を介して、前記フィンが
    前記冷却風を排出することを特徴とする請求項1記載の
    電子部品の冷却構造。
  3. 【請求項3】 前記容器状部材が開口部を有するしきり
    板を含み、 前記しきり板が前記容器状部材の内部を前記フィンを収
    容する第1の空間と、前記底部の側に位置する第2の空
    間とに分離し、 前記吸気口および前記排気口が前記第1および第2の空
    間にそれぞれ開口し、 前記フィンが前記冷却風を前記仕切り板の前記開口部に
    向けて送り出し、前記冷却風が前記仕切り板の前記開口
    部を通って前記第1の空間から前記第2の空間に供給さ
    れることを特徴とする請求項2記載の電子部品の冷却構
    造。
  4. 【請求項4】 基板上に実装された電子部品と、 側部および底部を有し、この底部が前記電子部品の上面
    に取り付けられ、前記側部に吸気口および排気口が設け
    られた容器状部材と、 前記電子部品の前記上面に対し略垂直に位置づけられた
    回転軸を有するモーターと、 前記容器状部材の内部において前記モーターの前記回転
    軸に取り付けられ、前記容器状部材の前記吸気口から取
    り入れた冷却風を前記容器状部材の前記底部に向けて付
    勢するフィンと、 前記電子部品の周囲に外部風流を形成する送風手段とを
    有し、 前記容器状部材の前記吸気口および前記排気口は、前記
    外部風流の風上および風下に向けて、それぞれ形成され
    ていることを特徴とする電子部品の冷却構造。
  5. 【請求項5】 前記フィンは前記冷却風の風向を略直角
    に変化させることを特徴とする請求項1記載の電子部品
    の冷却構造。
  6. 【請求項6】 前記フィンはターボ型のフィンであるこ
    とを特徴とする請求項1記載の電子部品の冷却構造。
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Cited By (3)

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