JPH0533960A - 一体型空気調和機 - Google Patents
一体型空気調和機Info
- Publication number
- JPH0533960A JPH0533960A JP3192900A JP19290091A JPH0533960A JP H0533960 A JPH0533960 A JP H0533960A JP 3192900 A JP3192900 A JP 3192900A JP 19290091 A JP19290091 A JP 19290091A JP H0533960 A JPH0533960 A JP H0533960A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- outdoor
- air conditioner
- heat exchanger
- fan
- indoor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 設置場所によらず常に安定した冷凍サイクル
が得られるとともに低騒音化の図れる一体型空気調和機
を提供する。 【構成】 室内ユニット１１と室外ユニット１２とはバ
ルクヘッド１３によって仕切られている。室内ユニット
１１には、室内側風回路を構成する室内熱交換器１４，
クロスフローファン１５および室内モータ１６が設けら
れている。室外ユニット１２には、室外側後面に室外熱
交換器１７が設けられ、シロッコファン１８およびファ
ンケーシング１９が、室外熱交換器１７に対して直角に
なるように設置されている。またその間にはシロッコフ
ァン１８を駆動する室外モータ２０が設置されている。
が得られるとともに低騒音化の図れる一体型空気調和機
を提供する。 【構成】 室内ユニット１１と室外ユニット１２とはバ
ルクヘッド１３によって仕切られている。室内ユニット
１１には、室内側風回路を構成する室内熱交換器１４，
クロスフローファン１５および室内モータ１６が設けら
れている。室外ユニット１２には、室外側後面に室外熱
交換器１７が設けられ、シロッコファン１８およびファ
ンケーシング１９が、室外熱交換器１７に対して直角に
なるように設置されている。またその間にはシロッコフ
ァン１８を駆動する室外モータ２０が設置されている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、室内側風回路および
室外側風回路を有する一体型空気調和機に関するもので
ある。
室外側風回路を有する一体型空気調和機に関するもので
ある。
【０００２】
【従来の技術】従来の一体型空気調和機の構成を図２に
示す。図２(a) はその平面構成図、図２(b) は側面構成
図、図２(c) は同一体型空気調和機の外箱の斜視図であ
る。この従来の一体型空気調和機は、室外側後面いっぱ
いに室外熱交換器１を配置し、室外熱交換器１の後ろに
エアガイダー２とプロペラファン３を配置し、室外側後
面から吸い込んだ空気を両サイドに設けた吹き出しルー
バー４と天面に設けた吹き出しルーバー５とから排気す
る室外側風回路構成になっていた。
示す。図２(a) はその平面構成図、図２(b) は側面構成
図、図２(c) は同一体型空気調和機の外箱の斜視図であ
る。この従来の一体型空気調和機は、室外側後面いっぱ
いに室外熱交換器１を配置し、室外熱交換器１の後ろに
エアガイダー２とプロペラファン３を配置し、室外側後
面から吸い込んだ空気を両サイドに設けた吹き出しルー
バー４と天面に設けた吹き出しルーバー５とから排気す
る室外側風回路構成になっていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成によれば、設置される状況によっては、図３(a)
に示すように、壁７の厚みが厚いために吹き出しルーバ
ー４，５がふさがれている場合には、排気される空気量
が少なくなる。また、図３(b) に示すように、室外側の
回りを張り出している壁８に覆われている場合には、排
気された空気がショートサーキットして再度吸い込まれ
てしまう。なお、図３(a) ，(b) 中の矢印は空気の流れ
を示す。結果としていずれのばあいも、室外側の風量が
低下し冷凍サイクルのバランスが悪化し、過負荷条件に
なったときには保護装置が動作して運転ができなくなっ
てしまったり、また、通常の条件のときでも冷凍サイク
ルは過負荷状態に近くなり圧縮機６の寿命が短くなるな
どの問題があった。
の構成によれば、設置される状況によっては、図３(a)
に示すように、壁７の厚みが厚いために吹き出しルーバ
ー４，５がふさがれている場合には、排気される空気量
が少なくなる。また、図３(b) に示すように、室外側の
回りを張り出している壁８に覆われている場合には、排
気された空気がショートサーキットして再度吸い込まれ
てしまう。なお、図３(a) ，(b) 中の矢印は空気の流れ
を示す。結果としていずれのばあいも、室外側の風量が
低下し冷凍サイクルのバランスが悪化し、過負荷条件に
なったときには保護装置が動作して運転ができなくなっ
てしまったり、また、通常の条件のときでも冷凍サイク
ルは過負荷状態に近くなり圧縮機６の寿命が短くなるな
どの問題があった。
【０００４】また、プロペラファン３を使用しているた
め、風を軸流的に流せない構造であるだけでなく、圧縮
機６が風の流れの抵抗となり、ファン効率が悪く騒音値
が高くなっていた。この発明の目的は、設置場所によら
ず常に安定した冷凍サイクルが得られるとともに低騒音
化の図れる一体型空気調和機を提供することである。
め、風を軸流的に流せない構造であるだけでなく、圧縮
機６が風の流れの抵抗となり、ファン効率が悪く騒音値
が高くなっていた。この発明の目的は、設置場所によら
ず常に安定した冷凍サイクルが得られるとともに低騒音
化の図れる一体型空気調和機を提供することである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明の一体型空気調
和機は、室外ユニット後面に吸い込み口と吹き出し口と
を設け、吸い込み口に室外熱交換器を設け、この室外熱
交換器を介して吸い込んだ空気を吹き出し口から吹き出
すように多翼ファンおよびファンケーシングを配設した
ことを特徴とする。
和機は、室外ユニット後面に吸い込み口と吹き出し口と
を設け、吸い込み口に室外熱交換器を設け、この室外熱
交換器を介して吸い込んだ空気を吹き出し口から吹き出
すように多翼ファンおよびファンケーシングを配設した
ことを特徴とする。
【０００６】
【作用】この発明の構成によれば、室外ユニット後面に
吸い込み口と吹き出し口とを設け、吸い込み口から室外
熱交換器を介して吸い込んだ空気を吹き出し口から吹き
出すように多翼ファンおよびファンケーシングを配設し
た一面吸排気構造にしているため、設置場所の状況によ
る室外風量の低下の恐れがない。また、多翼ファンを使
用しているため、一面吸排気構造にしてもファン効率が
良く騒音値を低下させることができる。
吸い込み口と吹き出し口とを設け、吸い込み口から室外
熱交換器を介して吸い込んだ空気を吹き出し口から吹き
出すように多翼ファンおよびファンケーシングを配設し
た一面吸排気構造にしているため、設置場所の状況によ
る室外風量の低下の恐れがない。また、多翼ファンを使
用しているため、一面吸排気構造にしてもファン効率が
良く騒音値を低下させることができる。
【０００７】
【実施例】この発明の一実施例を図面に基づいて説明す
る。図１(a) はこの発明の一実施例の一体型空気調和機
の平面構成図、図１(b) は同一体型空気調和機の側面構
成図である。図中の矢印は空気の流れを示す。この一体
型空気調和機１０は室内ユニット１１と室外ユニット１
２からなり、室内ユニット１１と室外ユニット１２とは
バルクヘッド１３によって仕切られている。室内ユニッ
ト１１には、室内側風回路を構成する室内熱交換器１
４，クロスフローファン１５および室内モータ１６が設
けられている。
る。図１(a) はこの発明の一実施例の一体型空気調和機
の平面構成図、図１(b) は同一体型空気調和機の側面構
成図である。図中の矢印は空気の流れを示す。この一体
型空気調和機１０は室内ユニット１１と室外ユニット１
２からなり、室内ユニット１１と室外ユニット１２とは
バルクヘッド１３によって仕切られている。室内ユニッ
ト１１には、室内側風回路を構成する室内熱交換器１
４，クロスフローファン１５および室内モータ１６が設
けられている。
【０００８】また、室外ユニット１２には、室外側後面
に室外熱交換器１７が設けられ、シロッコファン（多翼
ファン）１８およびファンケーシング１９が、室外熱交
換器１７に対して直角になるように設置されている。ま
たその間にはシロッコファン１８を駆動する室外モータ
２０が設置されている。このように、シロッコファン１
８から吹き出す空気を直線状に放出するために、ファン
効率が良く、また、ファンケーシング１９の吸い込み口
と室外熱交換器１７との距離が構造上長くとれるため
に、室外熱交換器１７の風速分布が均等になり、室外熱
交換器１７を効率良く使用できるため、小型化できると
ともに、ファン騒音を低減することができる。
に室外熱交換器１７が設けられ、シロッコファン（多翼
ファン）１８およびファンケーシング１９が、室外熱交
換器１７に対して直角になるように設置されている。ま
たその間にはシロッコファン１８を駆動する室外モータ
２０が設置されている。このように、シロッコファン１
８から吹き出す空気を直線状に放出するために、ファン
効率が良く、また、ファンケーシング１９の吸い込み口
と室外熱交換器１７との距離が構造上長くとれるため
に、室外熱交換器１７の風速分布が均等になり、室外熱
交換器１７を効率良く使用できるため、小型化できると
ともに、ファン騒音を低減することができる。
【０００９】以上のようにこの実施例によれば、室外側
風回路を一面吸排気構造にすることにより、低騒音化が
図れるとともに、設置場所の条件によって性能が低下す
る恐れもなくなり、常に安定した冷凍サイクルが得られ
る。また、ファンケーシング１９の吹き出し部の室外熱
交換器１７側にテーパ２１を設けることにより、シロッ
コファン１８から吹き出された空気が再度吸い込まれる
といったショートサーキットを防止することができる。
風回路を一面吸排気構造にすることにより、低騒音化が
図れるとともに、設置場所の条件によって性能が低下す
る恐れもなくなり、常に安定した冷凍サイクルが得られ
る。また、ファンケーシング１９の吹き出し部の室外熱
交換器１７側にテーパ２１を設けることにより、シロッ
コファン１８から吹き出された空気が再度吸い込まれる
といったショートサーキットを防止することができる。
【００１０】
【発明の効果】この発明の一体型空気調和機は、室外ユ
ニット後面に吸い込み口と吹き出し口とを設け、吸い込
み口から室外熱交換器を介して吸い込んだ空気を吹き出
し口から吹き出すように多翼ファンおよびファンケーシ
ングを配設した一面吸排気構造にしているため、設置場
所の条件によって、室外風量の低下の恐れがなく、常に
安定した冷凍サイクルが得られるとともに、ファン効率
向上による室外熱交換器の小型化と低騒音化がはかれ
る。
ニット後面に吸い込み口と吹き出し口とを設け、吸い込
み口から室外熱交換器を介して吸い込んだ空気を吹き出
し口から吹き出すように多翼ファンおよびファンケーシ
ングを配設した一面吸排気構造にしているため、設置場
所の条件によって、室外風量の低下の恐れがなく、常に
安定した冷凍サイクルが得られるとともに、ファン効率
向上による室外熱交換器の小型化と低騒音化がはかれ
る。
【図１】(a) はこの発明の一実施例の一体型空気調和機
の平面構成図、(b) は同一体型空気調和機の側面構成図
である。
の平面構成図、(b) は同一体型空気調和機の側面構成図
である。
【図２】(a) は従来の一体型空気調和機の平面構成図、
(b) は同一体型空気調和機の側面構成図、(c) は同一体
型空気調和機の外箱の斜視図である。
(b) は同一体型空気調和機の側面構成図、(c) は同一体
型空気調和機の外箱の斜視図である。
【図３】従来の一体型空気調和機の設置構造を示す図で
ある。
ある。
１１ 室内ユニット １２ 室外ユニット １７ 室外熱交換器 １８ シロッコファン（多翼ファン） １９ ファンケーシング
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項１】 室内ユニットと室外ユニットとを備えた
一体型空気調和機であって、 前記室外ユニット後面に吸い込み口と吹き出し口とを設
け、前記吸い込み口に室外熱交換器を設け、この室外熱
交換器を介して吸い込んだ空気を前記吹き出し口から吹
き出すように多翼ファンおよびファンケーシングを配設
したことを特徴とする一体型空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3192900A JPH0533960A (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 一体型空気調和機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3192900A JPH0533960A (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 一体型空気調和機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0533960A true JPH0533960A (ja) | 1993-02-09 |
Family
ID=16298850
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3192900A Pending JPH0533960A (ja) | 1991-08-01 | 1991-08-01 | 一体型空気調和機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0533960A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6009716A (en) * | 1996-11-22 | 2000-01-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | Integral air conditioner with motors for driving interior and exterior blowers both disposed at exterior side |
| JP2012107796A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Daikin Industries Ltd | 吸湿ユニット |
| WO2016203814A1 (ja) * | 2015-06-18 | 2016-12-22 | 三菱電機株式会社 | 空調装置 |
| CN106855276A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-06-16 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 多联空调的室外机 |
-
1991
- 1991-08-01 JP JP3192900A patent/JPH0533960A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6009716A (en) * | 1996-11-22 | 2000-01-04 | Sharp Kabushiki Kaisha | Integral air conditioner with motors for driving interior and exterior blowers both disposed at exterior side |
| JP2012107796A (ja) * | 2010-11-17 | 2012-06-07 | Daikin Industries Ltd | 吸湿ユニット |
| WO2016203814A1 (ja) * | 2015-06-18 | 2016-12-22 | 三菱電機株式会社 | 空調装置 |
| JPWO2016203814A1 (ja) * | 2015-06-18 | 2017-09-28 | 三菱電機株式会社 | 空調装置 |
| CN106855276A (zh) * | 2016-12-30 | 2017-06-16 | 宁波奥克斯电气股份有限公司 | 多联空调的室外机 |
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