JPH05196252A - 一体型空気調和機 - Google Patents

一体型空気調和機

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JPH05196252A
JPH05196252A JP4008798A JP879892A JPH05196252A JP H05196252 A JPH05196252 A JP H05196252A JP 4008798 A JP4008798 A JP 4008798A JP 879892 A JP879892 A JP 879892A JP H05196252 A JPH05196252 A JP H05196252A
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JP
Japan
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heat exchanger
outdoor
outdoor heat
indoor
fan
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Pending
Application number
JP4008798A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsuhiro Kobayashi
達弘 小林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP4008798A priority Critical patent/JPH05196252A/ja
Publication of JPH05196252A publication Critical patent/JPH05196252A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
  • Devices For Blowing Cold Air, Devices For Blowing Warm Air, And Means For Preventing Water Condensation In Air Conditioning Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 設置場所によらず常に安定した冷凍サイクル
が得られるとともに低騒音化の図れる一体型空気調和機
を提供する。 【構成】 室内側ＩＮと室外側ＯＵＴ12とは隔壁14によ
って仕切られている。室内側ＩＮには、室内風回路を構
成する室内熱交換器３、第１のシロッコファン15 1 が設
けられている。室外側ＯＵＴには、室外側後に室外熱交
換器５が設けられ、第２のシロッコファン152 およびフ
ァンケーシング162 が、室外熱交換器５に対して直角に
なるように設置されている。また、その間には第１，第
２のシロッコファン151 ，152 を駆動するモータ７が設
置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は一体型空気調和機に関す
るものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、この種の一体型空気調和機は図６
に示すようなケーシング１の内部を隔壁２で室内側ＩＮ
と室外側ＯＵＴとに区画し、室内側ＩＮには図４に示す
ように室内熱交換器３とシロッコファン４が設けられ、
室外側ＯＵＴには図４と図５に示すように室外熱交換器
５とプロペラファン６と前記シロッコファン４とプロペ
ラファン６を駆動するモータ７および圧縮機８が設けら
れている。室内熱交換器３と室外熱交換器５と圧縮機８
で冷凍サイクルを構成しており、シロッコファン４によ
って室内側ＩＮに吸い込まれた空気流９1 は室内熱交換
器３を介して前面10から再び吐き出される。ケーシング
１の両側面には吹き出しルーバ111 が形成されており、
天井面には吹き出しルーバ112 が形成されている。プロ
ペラファン６によって室外側ＯＵＴに吸い込まれた空気
流112 は室外熱交換器５を介して図４と図５に示すよう
に吹き出しルーバ111 ，112 から排気される。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このような室外風回路
であると、図７に示すように製品が設置される状況によ
っては、壁12の厚みＴが厚いために吹き出しルーバー11
1 ，112 が部分的に塞がれてしまったり、図８に示すよ
うに製品の周りが張り出し壁13に覆われしまって、排気
された空気流９2 がショートサーキットして再度吸い込
まれてしまい、結果として、室外側の風量が低下し冷凍
サイクルのバランスが悪化して、過負荷条件になった場
合には保護装置が動作して運転ができないことがある。
【０００４】また、通常の条件でも冷凍サイクルは過負
荷状態に近いために圧縮機８の寿命が短くなるなどの問
題点があり、製品単体においてもプロペラファン６を使
用しているため、ファン効率的にも風を軸流的に流せな
い構造であるだけでなく、図４に示すように圧縮機８が
風の流れの抵抗となるために騒音値が高くなっている。
【０００５】本発明は１個のモータで室内側風回路と室
外側風回路の送風を実施することができ、製品が設置さ
れる壁の厚さなどによって風圧が変化せず、排気された
空気がショートサーキットして再度吸い込まれるような
ことがない一体型空気調和機を提供することを目的とす
る。
【０００６】
【課題を解決するための手段】請求項１に記載の一体型
空気調和機は、ケーシング内部を隔壁で室内側と室外側
とに区画し、室内側には室内熱交換器と第１のシロッコ
ファンを設け、室外側には室外熱交換器と第２のシロッ
コファンおよび前記第１，第２のシロッコファンを駆動
するモータを設け、前記ケーシングの室内側前面から第
１のシロッコファンによって吸入される空気流は室内熱
交換器を介して前記室内側前面から排気するように第１
のシロッコファンと室内熱交換器を配置し、前記ケーシ
ングの室外側後面から第２のシロッコファンによって吸
入される空気流は室外熱交換器を介して前記室外側後面
から排気するように第２のシロッコファンと室外熱交換
器を配置したことを特徴とする。
【０００７】請求項２に記載の一体型空気調和機は、請
求項１において、ケーシング内部を室内側と室外側とに
区画する隔壁と室外熱交換器との間に圧縮機を配置して
冷凍サイクルを構成し、室外熱交換器から前記圧縮機を
囲みながら前記隔壁まで延設されて室外熱交換器を通過
した風を整流する整流板を設けたことを特徴とする。
【０００８】請求項３に記載の一体型空気調和機は、請
求項１において、室外側には底部に溜った凝縮水を掻き
揚げて室外熱交換器に飛散させる回動体を設けたことを
特徴とする。
【０００９】請求項４に記載の一体型空気調和機は、請
求項３において、回動体を第１，第２のシロッコファン
を駆動するモータで回転駆動することを特徴とする。請
求項５に記載の一体型空気調和機は、請求項３におい
て、室外側には回動体が掻き揚げた凝縮水を室外熱交換
器に飛散するように制御する凝縮水制御板を設けたこと
を特徴とする。
【００１０】
【作用】請求項１の構成によると、ケーシングの室外側
後面から第２のシロッコファンによって吸入される空気
流は室外熱交換器を介して前記同じ室外側後面から排気
するように第２のシロッコファンと室外熱交換器を配置
して、室外側の風回路を室外後面の一面吸排気構造にし
ているため、製品の設置場所による室外風量の低下のお
それがない、また、室外用のファンとしてに第２のシロ
ッコファンを使用しているため、一面吸排気構造にして
もファン効率が良いために騒音値を低下させることがで
きる。
【００１１】請求項２の構成によると、室外熱交換器か
ら圧縮機を囲みながら隔壁まで延設された整流板を設け
たため、隔壁と整流板で圧縮機を取り囲んで圧縮機騒音
の室内外側への影響を低減できる。また、室外熱交換器
を通過した風をなめらかに第２のシロッコファンへと導
くことができ、騒音低減をはかることができる。
【００１２】請求項３の構成によると、底部に溜った凝
縮水を回動体が掻き揚げて室外熱交換器に飛散させるた
め、室外熱交換器の性能が向上する。 請求項４の構成
によると、回動体を第１，第２のシロッコファンと同じ
モータで回転駆動するため、凝縮水を飛散させるために
専用のモータを必要としない。
【００１３】請求項５の構成によると、回動体が掻き揚
げた凝縮水を室外熱交換器に飛散するように制御する凝
縮水制御板を設けたため、回動体が掻き揚げた凝縮水を
より広範囲に室外熱交換器に飛散させることができ、室
外熱交換器のより一層の性能の向上を期待できる。
【００１４】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１〜図３に基づ
いて説明する。ケーシング１の内部は隔壁としてのバル
クヘッド14によって室内側ＩＮと室外側ＯＵＴとに区画
されている。室内側ＩＮには、室内側風回路を構成する
部品である室内熱交換器３と第１のシロッコファン151
が設けられている。第１のシロッコファン151 は室内フ
ァンケーシング161 によって覆われている。室内ファン
ケーシング161 の下部には電源回路基板17が収納されて
いる。室外側ＯＵＴには、室外熱交換器５と第２のシロ
ッコファン152 とモータ７および圧縮機８が設けられ、
室外熱交換器５はケーシング１の室外側後面18に沿って
近接して配置されており、第２のシロッコファン152 は
室外ファンケーシング162 によって覆われている。室外
ファンケーシング162 は室外熱交換器５に対して直角に
なるように設置されている。
【００１５】モータ７の一方の出力軸はバルクヘッド14
を貫通して室内側ＩＮに延設されて第１のシロッコファ
ン151 が取り付けられており、モータ７の他方の出力軸
には第２のシロッコファン152 が取り付けられている。
【００１６】室外熱交換器５とバルクヘッド14の間に
は、この冷凍サイクルを構成する圧縮機８を室外側ＯＵ
Ｔと区画する整流板19が設けられている。この整流板19
は圧縮機８を囲み込んで室外に漏れる騒音の低減を達成
しているとともに、圧縮機８をなだらかに囲む込んでい
るため、室外熱交換器５を通過した風を整流する効果も
得られる。
【００１７】さらに、室外側ＯＵＴには底部に溜った凝
縮水を掻き揚げる回動体としての円盤20が取り付けられ
ている。この円盤20はベルト21を介してモータ７の出力
軸に連結されている。この円盤20の横には図３にも示す
ように制御板22が設けられており、円盤20によって掻き
揚げられた凝縮水Ｗは制御板22に当たって室外熱交換器
５の広い範囲に飛散する。
【００１８】このような構造にすることにより、第２の
シロッコファン152 から吹き出す空気を直線状に放出す
る構造のためにファン効率が良く、室外ファンケーシン
グ16 2 の吸い込み口23と室外熱交換器５との距離が構造
上長くとれるために、室外熱交換器５の風速分布も均等
になり室外熱交換器５を効率よく使用できるために小型
化できるとともに、ファン騒音を低減させることができ
る。
【００１９】さらに、バルクヘッド14と整流板19を設け
て圧縮機８を室内側ＩＮおよび室外側ＯＵＴから隔離す
ることができ、一体型空気調和機の騒音源である圧縮機
騒音の室内外への影響を低減できるとともに、整流板19
の構造を図に示すように室外熱交換器５の端から圧縮機
８を囲みながら傾斜をもたせた構造にするこことによっ
て、室外熱交換器５を通過した風をなめらかに第２のシ
ロッコファン152 へと導くため騒音低減をはかることが
でき、一体型空気調和機として大幅な騒音低減がはかれ
る。
【００２０】また、円盤20の室外熱交換器５と反対側に
制御板22を設置したため、円盤20が掻き揚げた凝縮水が
第２のシロッコファン152 に吸い込まれるのを防止する
ことができ、凝縮水を室外熱交換器５のより広い範囲に
確実に掛けることができるため熱交換器の性能が向上
し、室外熱交換器のサイズを小さくしコスト的にも安く
できる。
【００２１】
【発明の効果】各請求項の構成によると、１個のモータ
を使用して室内外の風回路の構成を、室内外部面を吸い
込み部と吹き出し部に分割し、吸い込み部全面には室内
外熱交換器を設け、吹き出し部にはシロッコファンとフ
ァンケーシングを吸い込み空気を90度曲げるような構成
に設けることによって室内外一面で吸排気を行う一面吸
排気構造とすることによって製品の設置場所の条件によ
って、室外風量が低下することによる過負荷条件による
運転不可とか、圧縮機の過負荷連続運転による寿命の低
下などの問題がなくなるとともに、ファン効率向上によ
る室外熱交換器の小型化と低騒音化がはかれる。
【００２２】請求項２の構成によると、室外熱交換器か
ら圧縮機を囲むように傾斜をもたせて隔壁まで整流板を
設置することによって、圧縮機ならびに風の両方の騒音
低減をはかることができる。
【００２３】請求項３の構成によると、底部に溜った凝
縮水を回動体が掻き揚げて室外熱交換器に飛散させるた
め、室外熱交換器の性能が向上する。 請求項４の構成
によると、回動体を第１，第２のシロッコファンと同じ
モータで回転駆動するため、凝縮水を飛散させるために
専用のモータを必要としない。
【００２４】請求項５の構成によると、回動体が掻き揚
げた凝縮水を室外熱交換器に飛散するように制御する凝
縮水制御板を設けたため、回動体が掻き揚げた凝縮水を
より広範囲に室外熱交換器に飛散させることができ、室
外熱交換器のより一層の性能の向上を期待できるもので
あって、室外熱交換器のサイズを小さくでき、完全蒸発
を行なう凝縮水処理を備えた一面吸排気構造を形成する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一体型空気調和機の一実施例の水平断
面図である。
【図２】図１のＡ−Ａ断面図である。
【図３】図１のＢ−Ｂ断面図である。
【図４】従来の一体型空気調和機の水平断面図である。
【図５】従来の一体型空気調和機の縦断面図である。
【図６】ケーシングの外観斜視図である。
【図７】従来の一体型空気調和機の設置状態の水平断面
図である。
【図８】従来の一体型空気調和機の設置状態の別の例の
水平断面図である。
【符号の説明】
１ ケーシング ＩＮ 室内側 ＯＵＴ 室外側 ３ 室内熱交換器 ５ 室外熱交換器 ７ モータ ８ 圧縮機 14 バルクヘッド〔隔壁〕 151 第１のシロッコファン 152 第２のシロッコファン 161 室内ファンケーシング 162 室外ファンケーシング 19 整流板 20 円盤〔回動体〕 21 ベルト 22 制御板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 ケーシング内部を隔壁で室内側と室外側
    とに区画し、室内側には室内熱交換器と第１のシロッコ
    ファンを設け、室外側には室外熱交換器と第２のシロッ
    コファンおよび前記第１，第２のシロッコファンを駆動
    するモータを設け、前記ケーシングの室内側前面から第
    １のシロッコファンによって吸入される空気流は室内熱
    交換器を介して前記室内側前面から排気するように第１
    のシロッコファンと室内熱交換器を配置し、前記ケーシ
    ングの室外側後面から第２のシロッコファンによって吸
    入される空気流は室外熱交換器を介して前記室外側後面
    から排気するように第２のシロッコファンと室外熱交換
    器を配置した一体型空気調和機。
  2. 【請求項２】 ケーシング内部を室内側と室外側とに区
    画する隔壁と室外熱交換器との間に圧縮機を配置して冷
    凍サイクルを構成し、室外熱交換器から前記圧縮機を囲
    みながら前記隔壁まで延設されて室外熱交換器を通過し
    た風を整流する整流板を設けたことを特徴とする請求項
    １記載の一体型空気調和機。
  3. 【請求項３】 室外側には底部に溜った凝縮水を掻き揚
    げて室外熱交換器に飛散させる回動体を設けたことを特
    徴とする請求項１記載の一体型空気調和機。
  4. 【請求項４】 回動体を第１，第２のシロッコファンを
    駆動するモータで回転駆動することを特徴とする請求項
    ３記載の一体型空気調和機。
  5. 【請求項５】 室外側には回動体が掻き揚げた凝縮水を
    室外熱交換器に飛散するように制御する凝縮水制御板を
    設けたことを特徴とする請求項３記載の一体型空気調和
    機。
JP4008798A 1992-01-22 1992-01-22 一体型空気調和機 Pending JPH05196252A (ja)

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JP (1) JPH05196252A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5775123A (en) * 1995-08-23 1998-07-07 Sanyo Electirc Co., Ltd. Air conditioner air turning vane
US6009716A (en) * 1996-11-22 2000-01-04 Sharp Kabushiki Kaisha Integral air conditioner with motors for driving interior and exterior blowers both disposed at exterior side

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US5775123A (en) * 1995-08-23 1998-07-07 Sanyo Electirc Co., Ltd. Air conditioner air turning vane
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