JPH09273643A - 油圧回路用弁構造 - Google Patents

油圧回路用弁構造

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JPH09273643A
JPH09273643A JP8079991A JP7999196A JPH09273643A JP H09273643 A JPH09273643 A JP H09273643A JP 8079991 A JP8079991 A JP 8079991A JP 7999196 A JP7999196 A JP 7999196A JP H09273643 A JPH09273643 A JP H09273643A
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昭安 高橋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 常用域における異物の噛み込みを確実に防止
して、常に確実な弁の作動を保証することを目的とす
る。 【解決手段】 本体1と、その本体内に摺動自在に嵌挿
されたスプール2と、そのスプールを前記本体内で摺動
させるスプール駆動手段1a, 3とを具える弁の構造であ
って、前記本体1には、作動油を供給される流入ポート
1bと作動油を流出させる流出ポート1cとが設けられ、前
記スプール2には、前記流入ポートと前記流出ポートと
を連通させるための流路2dが形成され、前記スプールの
流路がそのスプールの摺動に基づき前記本体によって開
閉される弁構造において、前記スプールの流路2dが、前
記弁の作動中の前記スプールの摺動範囲内では前記流入
ポートを前記流出ポートに対して常時閉止するランド2e
の外周面にそのランドの軸線方向へ延在するように形成
されていることを特徴とするものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車両用自動変速
機の油圧回路の如き流量変動の大きい油圧回路の調圧弁
や減圧弁等に用いて好適な弁構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】車両用自動変速機の油圧回路に用いられ
ている従来の調圧弁は、図12に示すように、本体1と、
その本体1内に摺動自在に嵌挿されたスプール2と、そ
のスプール2を図では左方へ付勢するスプリング3とを
具え、本体1には、オイルポンプ4からの配管5に各々
接続されるパイロットポート1aおよび流入ポート1bと、
ドレン回路に接続されるドレンポート1cとが設けられて
いる。かかる調圧弁にあっては、配管5内の作動油の油
圧P1がパイロットポート1aからスプール2に、スプリン
グ3による付勢方向と逆方向の図では右方へ向けて作用
しており、オイルポンプ4の作動油吐出流量が増えて油
圧P1が上昇すると、その油圧P1による押圧力でスプール
2がスプリング3の付勢力に対抗しつつ図では右方へ移
動して流入ポート1bとドレンポート1bとの間の流路断面
積を増加させ、これにより調圧弁の通過流量が増えて配
管5内の油圧P1の上昇が抑えられ、逆にオイルポンプ4
の吐出流量が減って油圧P1が低下すると、その油圧P1に
よる押圧力の低下でスプール2がスプリング3の付勢力
により図では左方へ移動して流入ポート1bとドレンポー
ト1cとの間の流路断面積を減少させ、これにより調圧弁
の通過流量が減って配管5内の油圧P1の低下が抑えら
れ、かくして配管5内の油圧P1が一定の設定油圧に維持
される。
【0003】ここでスプール2は、図13に示すように、
本体1の内周面に摺接するランド2aを有するとともにそ
のランド2aのエッジ2bの複数箇所に底面が傾斜した小さ
な切欠き2cを有し、これにより調圧弁は、図14に示すよ
うに二段階に変化するスプールストローク量対通過流量
の特性を有している。すなわち、図14のスプールストロ
ーク量S1では、図15(a)に示すようにスプール2のラ
ンド2aが本体1の内周面1dと接するとともに切欠き2cも
本体1の内周面1dで流入ポート1bから遮断されており、
また図14のスプールストローク量S2では、図15(b)に
示すように切欠き2cは本体1の内周面1dで閉止されずに
流入ポート1bに対し開かれているがランド2aは未だ本体
1の内周面1dと接している。そして図14のスプールスト
ローク量S3では、図15(c)に示すように切欠き2cが本
体1の内周面1dで閉止されずに流入ポート1bに対して開
かれるとともにランド2aも本体1の内周面1dから離間し
て流入ポート1bに対し開かれている。
【0004】従って、スプールストローク量がS1からS2
までの間では、図15(b)中細矢印で示すように作動油
が切欠き2cのみを通るので、その底面の傾斜によりスプ
ールストロークの増加分に応じて流路断面積が増加しひ
いては通過流量も増加するものの図14に示すようにその
増加の程度は少ないが、スプールストローク量がS2を越
えると、図15(c)中太矢印で示すように作動油が切欠
き2cのみならず本体1の内周面1dの流入ポート1b側エッ
ジ1eとランド2aのエッジ2bとの間の隙間をも通流するよ
うになり、その隙間によって画成される流路の断面積は
スプールストローク量の増加分に応じて大きく増加する
ので、図14に示すように通過流量の増加の程度も大きな
ものとなる。そして、この増加程度の大きい通過流量の
範囲が、自動変速機を搭載した車両のエンジンアイドリ
ング時から走行中に渡っての、その自動変速機の油圧回
路に用いられた調圧弁の常用域とされる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記油圧回
路内は組立時に十分洗浄され、使用中も通常は作動油が
フィルタによって濾過されているので、その回路内に大
きな異物が存在する可能性はほとんどないが、上記切欠
き2cよりも小さいゴミのような異物が存在する可能性は
否定しきれず、かかる異物の大きさは、図14のスプール
ストローク量と比較するとS1,S2間よりも小さいaで示
す如き範囲内のものとなる。
【0006】しかしながらかかる異物が油圧回路内に存
在していて、作動油流量が増加した状態でその異物が本
体1の流入ポート1b側エッジ1eとスプール2のランド2a
との間に引っ掛かり、その後に作動油流量が減少した場
合、図14のスプールストローク量S1, S2間やS2以上の位
置でその異物をエッジ1eとランド2aとの間に噛み込んで
しまう現象が発生することが想定される。従来は、この
ような現象が生じないよう充分な濾過装置を配してお
り、それが原価増の要因となっていた。かかる不具合が
発生した場合に、スプールストローク量S1, S2の位置で
の異物の噛み込みは、常用域以下の通過流量の場合であ
るため、常用域の流量で作動油が調圧弁を通過するよう
になれば噛み込み時以上にエッジ1eとランド2aとの間が
開いて異物がドレンポート1cに排出されるので問題とな
らないが、スプールストローク量S2以上の位置での異物
の噛み込みは、常用域の通過流量の場合であるため、噛
み込み時以上の通過流量とするようにエッジ1eとランド
2aとの間が開くまではその異物が噛み込まれたままにな
り、それゆえ流入ポート1bとドレンポート1bとの間に流
路が開かれたままになって、常用域でも配管5内の油圧
P1を設定油圧より低いままにする可能性が考えられる。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記課題を
有利に解決した弁構造を提供することを目的とするもの
であり、この発明の油圧回路用弁構造は、本体と、その
本体内に摺動自在に嵌挿されたスプールと、そのスプー
ルを前記本体内で摺動させるスプール駆動手段とを具え
る弁の構造であって、前記本体には、作動油を供給され
る流入ポートと作動油を流出させる流出ポートとが設け
られ、前記スプールには、前記流入ポートと前記流出ポ
ートとを連通させるための流路が形成され、前記スプー
ルの流路が前記スプールの摺動に基づき前記本体によっ
て開閉される弁構造において、前記スプールの流路が、
前記弁の作動中の前記スプールの摺動範囲内では前記流
入ポートを前記流出ポートに対して常時閉止するランド
の周囲にそのランドの軸線方向へ延在するように形成さ
れていることを特徴とするものである。
【0008】なお、この発明の弁構造においては、好ま
しくは、前記ランドの軸線方向へ延在する前記流路は、
前記スプールの摺動ストローク量の増加に応じて断面積
が増加するものとする。
【0009】そしてその断面積の増加ためには、前記ラ
ンドの軸線方向へ延在する前記流路は、前記ランドの外
周面上で矩形の形状をなすとともにその外周面からの深
さがそのランドの軸線方向について変化する溝によって
形成されても良く、また、前記ランドの外周面上で末広
がりの形状をなすとともにその外周面からの深さがその
ランドの軸線方向について一定である溝によって形成さ
れても良い。
【0010】さらに、前記スプールの前記ランドは、前
記本体に摺接するとともに前記流入ポートおよび前記流
出ポートに対する前記流路の開口部を形成する孔が形成
されたスリーブと、互いに離間されるとともに前記スリ
ーブの両端部にそれぞれ密に嵌まり合ってそこに固着さ
れる二つの周方向突条とから構成されても良い。
【0011】そしてこの発明の弁構造は、調圧弁に適用
しても良く、また減圧弁に適用することもできる。
【0012】
【発明の作用・効果】かかるこの発明の弁構造にあって
は、弁の作動中にスプール駆動手段によって駆動される
スプールの摺動では、そのスプールのランドの周囲にそ
のランドの軸線方向へ延在するように形成された流路が
本体で開閉されるのみで、そのランドは本体の流入ポー
トを流出ポートに対して常時閉止しているので、ランド
のエッジとそれらのポートの何れかのエッジとの間に隙
間が開くことがなく、従ってそこに異物が噛み込まれる
可能性も全くない。そして上記流路とそれらのポートの
何れかのエッジとの間についても、スプールが常用域の
流量をもたらすためにある程度のストローク量以上摺動
すればそこには異物が噛み込まれず、たとえそれ以前に
噛み込まれていたとしても作動油で排除されて流出ポー
トに排出されるので、異物の噛み込みによる問題は生じ
得ない。
【0013】従ってこの発明の弁構造によれば、常用域
における異物の噛み込みを確実に防止して、常に確実な
弁の作動を保証することができる。
【0014】なお、前記ランドの軸線方向へ延在する前
記流路を、前記スプールの摺動ストローク量の増加に応
じて断面積が増加するものとすれば、スプールの摺動開
始位置付近とある程度摺動した位置とで作動油の通過流
量を異ならせたり、スプールストローク量の増加に応じ
て通過流量を増加させたり、さらにはスプールの摺動開
始位置付近とある程度摺動した位置とでスプールストロ
ーク量の増加程度に対する通過流量の増加程度を異なら
せたりすることができるので、種々の作動特性を弁に与
えることができる。
【0015】そして上記の断面積の増加ために、前記ラ
ンドの軸線方向へ延在する前記流路を、前記ランドの外
周面上で矩形の形状をなすとともにその外周面からの深
さがそのランドの軸線方向に向かって変化する溝によっ
て形成したり、前記ランドの外周面上で末広がりの形状
をなすとともにその外周面から一定の深さを有する溝に
よって形成したりすれば、その断面積の変化を比較的容
易に設定し得るとともに、スプールの加工も比較的容易
に行うことができる。
【0016】また前記スプールの前記ランドを、前記本
体に摺接するとともに前記流入ポートおよび前記流出ポ
ートに対する前記流路の開口部を形成する孔が形成され
たスリーブと、互いに離間されるとともに前記スリーブ
の両端部にそれぞれ密に嵌まり合ってそこに固着される
二つの周方向突条とから構成すれば、前記流路の断面積
の変化をさらに容易に設定し得るとともに、スプールの
加工もさらに容易に行うことができる。
【0017】そしてこの発明の弁構造は、調圧する回路
を流入ポートに接続する一方ドレンを流出ポートに接続
することにより調圧弁に適用でき、また油圧源を流入ポ
ートに接続する一方減圧する回路を流出ポートに接続す
ることにより減圧弁にも適用し得て、それらの弁の確実
な作動を保証することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態
を、実施例によって、図面に基づき詳細に説明する。な
お、図中従来例と同様の部分は、理解を容易にするため
それと同一の符号にて示す。
【0019】図1は、この発明の油圧回路用弁構造の一
実施例としての、車両用自動変速機の油圧回路に用いら
れる調圧弁の構造を示す断面図であり、この実施例の弁
構造も従来のものと同様に、本体1と、その本体1内に
摺動自在に嵌挿されたスプール2と、そのスプール2を
図では左方へ付勢するスプール駆動手段の一つとしての
スプリング3とを具え、本体1には、オイルポンプ4か
らの配管5に接続されるスプール駆動手段の一つとして
のパイロットポート1aが設けられる他、これも配管5に
接続される流入ポート1bが設けられ、さらに、ドレン回
路に接続されるドレンポート1cとが設けられている。そ
してこの調圧弁においても、配管5内の作動油の油圧P1
がパイロットポート1aからスプール2に、スプリング3
による付勢方向と逆方向の図では右方へ向けて作用して
おり、オイルポンプ4の作動油吐出流量が増えて油圧P1
が上昇すると、その油圧P1による押圧力でスプール2が
スプリング3の付勢力に対抗しつつ図では右方へ移動し
て流入ポート1bとドレンポート1bとの間の流路断面積を
増加させ、これにより調圧弁の通過流量が増えて配管5
内の油圧P1の上昇が抑えられ、逆にオイルポンプ4の吐
出流量が減って油圧P1が低下すると、その油圧P1による
押圧力の低下でスプール2がスプリング3の付勢力によ
り図では左方へ移動して流入ポート1bとドレンポート1c
との間の流路断面積を減少させ、これにより調圧弁の通
過流量が減って配管5内の油圧P1の低下が抑えられ、か
くして配管5内の油圧P1が一定の設定油圧に維持され
る。
【0020】しかしながら、ここにおけるスプール2
は、図2に示すように、スプール2の軸線方向に長く延
在して弁の作動中のそのスプール2の摺動範囲内では流
入ポート1bをドレンポート1cに対して常時閉止するよう
に本体1の内周面1dに摺接するランド2eを有し、そのラ
ンド2eの外周面の複数箇所(図では周方向に等間隔な四
箇所)には、スプール2の軸線方向に延在するとともに
流入ポート1bに近い方の端部付近で底面が二段階に傾斜
して断面形状が末広がりとなった溝2dが形成されてお
り、これによりこの実施例の調圧弁は、図3に示すよう
に二段階に変化するスプールストローク量対通過流量の
特性を有している。
【0021】すなわち、図3のスプールストローク量S1
では、図4(a)に示すようにスプール2のランド2eの
外周面が本体1の内周面1dと接するとともに溝2dも本体
1の内周面1dで流入ポート1bから遮断されており、また
常用域での最少流量よりも少し少ない流量をもたらす図
3のスプールストローク量S2では、図4(b)に示すよ
うに溝2dの底面の傾斜が緩やかな部分2fは本体1の内周
面1dで閉止されずに流入ポート1bに対し開かれているが
溝2dの底面の傾斜がきつい部分2gは未だ本体1の内周面
1dで閉止されており、ランド2eの外周面も本体1の内周
面1dと接している。そして常用域での最大流量をもたら
す図3のスプールストローク量S3では、図4(c)に示
すように溝2dの底面の傾斜が緩やかな部分2fが本体1の
内周面1dで閉止されずに流入ポート1bに対し開かれると
ともに溝2dの底面の傾斜がきつい部分2gも本体1の内周
面1dで閉止されずに流入ポート1bに対して開かれてお
り、一方ランド2eの外周面は依然として本体1の内周面
1dと接している。
【0022】従って、スプールストローク量がS1からS2
までの間では、図4(b)中細矢印で示すように作動油
が溝2dの、底面の傾斜が緩やかな部分2fのみを通るの
で、その底面の傾斜によりスプールストロークの増加分
に応じて流路断面積が増加しひいては通過流量も増加す
るものの図3に示すようにその増加の程度は少ないが、
スプールストローク量がS2を越えると、図4(c)中太
矢印で示すように作動油が溝2dの、底面の傾斜が緩やか
な部分2fのみならず底面の傾斜がきつい部分2gをも通流
するようになり、その底面の傾斜がきつい部分2gによっ
て画成される流路の断面積はスプールストローク量の増
加分に応じて大きく増加するので、図3に示すように通
過流量の増加の程度も大きなものとなる。そして、この
増加程度の大きい通過流量の範囲がこの実施例では、自
動変速機を搭載した車両のエンジンアイドリング時から
走行中に渡っての、その自動変速機の油圧回路に用いら
れた調圧弁の常用域とされる。
【0023】しかもこの実施例の弁構造によれば、調圧
弁の作動中にスプリング3とパイロットポート1aからの
油圧とによって駆動されるスプール2の摺動では、その
ランド2eの周囲に形成された溝2dが本体1の内周面1dで
開閉されるのみで、ランド2eは本体1の流入ポート1bを
ドレンポート1cに対して常時閉止しているので、ランド
2eのエッジと流入ポート1bのエッジとの間に隙間が開く
ことがなく、従ってそこに異物が噛み込まれる可能性も
全くない。そして溝2dの端部と流入ポート1bのエッジと
の間についても、スプールが常用域の最少流量をもたら
すためにある程度のストローク量以上摺動すればそこに
は異物が噛み込まれず、またたとえ図4(a)に示すよ
うに常用域の最少流量以下の位置で異物6が溝2dの端部
と流入ポート1bのエッジとの間に噛み込まれていたとし
ても、その異物6は、図4(a)に示すようにスプール
2が常用域の最少流量に対応する位置に達する前に作動
油で排除されてドレンポート1cに排出されるので、異物
の噛み込みによる問題は生じ得ない。
【0024】従ってこの発明の弁構造によれば、常用域
における異物の噛み込みを確実に防止して、常に確実な
弁の作動を保証することができる。
【0025】図5(a)は、上記実施例の弁構造に用い
得るスプール2の、ランド2eの溝2dの形状の他の例を示
す斜視図、同図(b)はその例の平面図、そして同図
(c)はその例の断面図を示しており、この例における
溝2dは、ランド2eの外周面上で末広がりの形状をなすと
ともにその外周面からの深さがそのランドの軸線方向に
ついて一定となるように形成されている。
【0026】図6(a)は、上記実施例の弁構造に用い
得るスプール2の、ランド2eの溝2dの形状のさらに他の
例を示す斜視図、同図(b)はその例の平面図、そして
同図(c)はその例の断面図を示しており、この例にお
ける溝2dは、ランド2eの外周面上から歯車状のフライス
カッター等で加工し得るよう、円弧状の断面形状を有す
るように形成されている。
【0027】これら図5および図6に示す例によれば、
溝2dによって画成される流路の断面積の変化を比較的容
易に設定し得るとともに、スプール2の加工も比較的容
易に行うことができる。
【0028】図7(a)は、上記実施例の弁構造に用い
得るスプール2の、ランド2eの溝2dの形状のさらに他の
例を示す斜視図、同図(b)はその例の平面図、そして
同図(c)はその例の断面図を示しており、上述してき
た各例でのランド2eはドレンポート1cの両側の本体内周
面に接し続けるものであったが、この例におけるランド
2eはドレンポート1cに対して流入ポート1bに近い側の本
体内周面のみに接し続ける比較的短いものであり、そし
てこの例における溝2dの、ドレンポート1c側の端部は、
ランド2eの外周面のエッジまで至り、ランド2eのドレン
ポート1c側の側面にて開放されている。
【0029】かかる図7に示す例によれば、溝2dを加工
する最の加工体積が少なくなるとともに加工工具をラン
ドの側面側に逃がし得るので、スプール2の加工をさら
に容易に行うことができる。
【0030】図8(a)は、上記実施例の弁構造に用い
得るスプール2のランド2eの構造の他の例を示す斜視
図、そして同図(b)はその例の断面図を示しており、
上述してきた各例でのランド2eはスプール2に直接形成
されたものであったが、この例におけるランド2eは、本
体1の内周面1d摺接するとともに流入ポート1bおよびド
レンポート1cに対する溝2dの開口部を形成する孔7aが形
成されたスリーブ7と、互いに離間されるとともにスリ
ーブ7の両端部内にそれぞれ密に嵌まり合ってそこに固
着される、スプール2に直接形成された二つの周方向突
条2hとから構成されている。なお、スリーブ7の両端部
内への周方向突条2hの固着は、レーザー溶接等の溶接
や、ろう付けその他の方法によって行うことができる。
【0031】かかる図8に示す例によれば、上述したス
リーブ7の加工も周方向突条2hの加工も一般的に容易で
あるので、スプール2の加工をさらに容易に行うことが
できる。
【0032】図9は、この発明の油圧回路用弁構造の他
の一実施例としての、車両用自動変速機の油圧回路に用
いられる減圧弁の構造を示す断面図であり、この実施例
の弁構造も先の実施例と概略同一であるので、ここでは
主に先の実施例との相違点のみを説明する。
【0033】すなわちこの実施例の減圧弁では、本体1
に、リリーフ弁8が設けられたオイルポンプ4からの配
管5に接続される流入ポート1bが設けられるとともに、
減圧される配管9がそれぞれ接続される流出ポート1fお
よびスプール駆動手段の一つとしてのパイロットポート
1aが設けられ、さらに、ドレン回路に接続されるドレン
ポート1cが設けられている。
【0034】またこの実施例の減圧弁では、図10に示す
ように、スプール2の軸線方向に長いランド2eの外周面
に、最初の実施例におけると同様の溝2dが、隣り合う溝
同士で傾斜する底面の位置が反対側になるように形成さ
れている。
【0035】かかる減圧弁にあっては、配管9内の油圧
P1が設定圧P0未満の場合は、図9に示すように、スプー
ル2が図では左端位置に位置し、そのランド2eの外周面
の溝2dを介してオイルポンプ4からの作動油を配管9内
に供給し、これにより配管9内の油圧P1が上昇するとと
もにその油圧P1がパイロットポート1aに導かれてスプー
ル2が図では右行し、しかして配管9内の油圧P1がオイ
ルポンプ4からの作動油の圧力より低い設定圧P0に等し
くなると、図11(a)に示すように、本体1の内周面が
スプール2の溝2dを流入ポート1b、流出ポート1fおよび
ドレンポート1cの全てに対して閉止する位置にスプール
2が位置して、配管9内の油圧P1をその設定圧P0に維持
し、そして、配管9内の油圧P1が設定圧P0よりも高くな
ると、その油圧P1がパイロットポート1aに導かれてスプ
ール2が図ではさらに右行し、これにより図11(b)に
示すように、スプール2の溝2dを介して流出ポート1fか
らドレンポート1cへ配管9内の作動油を排出して、配管
9内の油圧P1を上記設定圧P0まで低下させる。
【0036】従ってこの実施例の弁構造は、減圧弁とし
て機能し、しかもこの実施例の弁構造によれば、先の実
施例と同様の作用によって、常用域における異物の噛み
込みを確実に防止して、常に確実な弁の作動を保証する
ことができる。
【0037】以上、図示例に基づき説明したが、この発
明は上述の例に限定されるものでなく、例えば、この発
明の弁構造は、例えばステップ式リニアモータ等の他の
種類の駆動手段によってスプールが駆動される場合にも
適用し得て、上述したと同様の作用効果をもたらすこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の油圧回路用弁構造の一実施例として
の、車両用自動変速機の油圧回路に用いられる調圧弁の
構造を示す断面図である。
【図2】上記実施例の弁構造に用い得るスプールの一例
を示す斜視図である。
【図3】上記実施例の弁構造の作動特性を示す説明図で
ある。
【図4】上記実施例の弁構造の作動状態を示す説明図で
ある。
【図5】上記実施例の弁構造に用い得るスプールの、他
の一例を示す説明図である。
【図6】上記実施例の弁構造に用い得るスプールの、さ
らに他の一例を示す説明図である。
【図7】上記実施例の弁構造に用い得るスプールの、さ
らに他の一例を示す説明図である。
【図8】上記実施例の弁構造に用い得るスプールの、さ
らに他の一例を示す説明図である。
【図9】この発明の油圧回路用弁構造の他の一実施例と
しての、車両用自動変速機の油圧回路に用いられる減圧
弁の構造を示す断面図である。
【図10】上記実施例の弁構造に用い得るスプールの一
例を示す斜視図である。
【図11】上記実施例の弁構造の作動状態を示す説明図
である。
【図12】従来の調圧弁の構造を示す断面図である。
【図13】上記従来の弁構造に用いられるスプールを示
す斜視図である。
【図14】上記従来の弁構造の作動特性を示す説明図で
ある。
【図15】上記従来の弁構造の作動状態を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 本体 1a パイロットポート 1b 流入ポート 1c ドレンポート 1d 内周面 1f 流出ポート 2 スプール 2d 溝 2e ランド 3 スプリング 4 オイルポンプ 5 オイルポンプからの配管 6 異物 7 スリーブ 7a 孔 8 リリーフ弁 9 減圧される配管 P1 油圧 P0 設定圧

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体(1)と、その本体内に摺動自在に
    嵌挿されたスプール(2)と、そのスプールを前記本体
    内で摺動させるスプール駆動手段(1a, 3)とを具える
    弁の構造であって、前記本体(1)には、作動油を供給
    される流入ポート(1b)と作動油を流出させる流出ポー
    ト(1c)とが設けられ、前記スプール(2)には、前記
    流入ポートと前記流出ポートとを連通させるための流路
    (2d)が形成され、前記スプールの流路がそのスプール
    の摺動に基づき前記本体によって開閉される弁構造にお
    いて、 前記スプールの流路(2d)が、前記弁の作動中の前記ス
    プールの摺動範囲内では前記流入ポートを前記流出ポー
    トに対して常時閉止するランド(2e)の外周面にそのラ
    ンドの軸線方向へ延在するように形成されていることを
    特徴とする、油圧回路用弁構造。
  2. 【請求項2】 前記ランドの軸線方向へ延在する前記流
    路(2d)は、前記スプールの摺動ストローク量の増加に
    応じて断面積が増加するものであることを特徴とする、
    請求項1記載の油圧回路用弁構造。
  3. 【請求項3】 前記ランドの軸線方向へ延在する前記流
    路(2d)は、前記ランドの外周面上で矩形の形状をなす
    とともにその外周面からの深さがそのランドの軸線方向
    について変化する溝によって形成されることを特徴とす
    る、請求項2記載の油圧回路用弁構造。
  4. 【請求項4】 前記ランドの軸線方向へ延在する前記流
    路(2d)は、前記ランドの外周面上で末広がりの形状を
    なすとともにその外周面からの深さがそのランドの軸線
    方向について一定である溝によって形成されることを特
    徴とする、請求項2記載の油圧回路用弁構造。
  5. 【請求項5】 前記スプールの前記ランド(2e)は、前
    記本体に摺接するとともに前記流入ポートおよび前記流
    出ポートに対する前記流路の開口部を形成する孔(7a)
    が形成されたスリーブ(7)と、互いに離間されるとと
    もに前記スリーブの両端部内にそれぞれ密に嵌まり合っ
    てそこに固着される二つの周方向突条(2h)とから構成
    されることを特徴とする、請求項1もしくは請求項2記
    載の油圧回路用弁構造。
  6. 【請求項6】 前記弁は調圧弁であることを特徴とす
    る、請求項1から請求項5までの何れか記載の油圧回路
    用弁構造。
  7. 【請求項7】 前記弁は減圧弁であることを特徴とす
    る、請求項1から請求項5までの何れか記載の油圧回路
    用弁構造。
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