JPH09273509A - Catv用機器の懸架装置 - Google Patents

Catv用機器の懸架装置

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JPH09273509A
JPH09273509A JP8159696A JP8159696A JPH09273509A JP H09273509 A JPH09273509 A JP H09273509A JP 8159696 A JP8159696 A JP 8159696A JP 8159696 A JP8159696 A JP 8159696A JP H09273509 A JPH09273509 A JP H09273509A
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JP
Japan
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messenger wire
suspension
bolt
hole
suspension part
Prior art date
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Pending
Application number
JP8159696A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Takeda
裕 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Miharu Communications Co Ltd
Original Assignee
Miharu Communications Co Ltd
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Publication date
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  • Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の懸架装置はメッセンジャーワイヤーの
径の大きさによって押え具が傾斜して、メッセンジャー
ワイヤーの締付けが不十分になるとか、締付けボルトが
曲ったり、折れたり、同ボルトの螺子山が破損したりす
る。 【解決手段】 筐体1の外側に懸架部3を設け、懸架部
3の外側にメッセンジャーワイヤー2をあてがう当接部
4を形成し、懸架部3の内側にメッセンジャーワイヤー
2の配置方向に横長の係止孔5と、係止孔5から懸架部
3の上面に開口する縦穴6とを形成し、螺子穴7が形成
された駒8を回動可能に係止孔5に挿入し、懸架部3の
外側に押し板9を配置し、押し板9の上方から差込んだ
ボルト10を縦穴6に通して係止孔5内の駒8の螺子穴
7にねじ込むことにより、押し板9を駒8の回動方向に
首振り可能なるように懸架部3に取付けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はCATVシステムに
使用される幹線増幅器、幹線分岐器といったCATV用
機器を、メッセンジャーワイヤーに吊下げるための懸架
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】CATV用機器には各種機器があり、そ
の中には図3に示すようにメッセンジャーワイヤーMに
吊下げるものがある。この種のCATV用機器には図4
(a)に示す様に、その筐体Aの外部上面に懸架装置B
が形成されている。この懸架装置Bは筐体Aの上面に形
成された突出部Cの上面にV溝Dが形成され、その突出
部Cの上に側面形状L字形の押え具EをボルトFにより
取付けて、押え具Eの横板GがV溝Dの上に被さるよう
にしてある。このCATV用機器をメッセンジャーワイ
ヤーMに吊下げるには、V溝Dと横板Gの湾曲部Hとの
間にメッセンジャーワイヤーMを配置し、その状態でボ
ルトFを締付けて押え具Eを押し下げることにより、メ
ッセンジャーワイヤーMをV溝Dと湾曲部Hとの間に挟
着保持していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来のCAT
V用機器の懸架装置はメッセンジャーワイヤーMの径の
大きさによって、押え具Eが傾斜してその押し付け角度
が変化する。例えば、図4(b)に示すようにメッセン
ジャーワイヤーMの径がV溝Dに比して小さ過ぎると、
ボルトFを締付けたときに押え具Eの先端が前下がりに
なる。この場合、ボルトFの頭と押え具Eとの間に空間
ができてメッセンジャーワイヤーMの締付けが不十分に
なるとか、強く締付けると押え具EがボルトFに対して
梃の作用をし、ボルトFが図4(b)に仮想線で示す様
に湾曲することがある。このように湾曲するとボルトF
が回転しにくくなり、取外しが面倒になり、ときにはボ
ルトFの螺子山が破損したり、ボルトFが折れてしまう
こともあった。
【0004】また、図4(c)に示すようにメッセンジ
ャーワイヤーMの径がV溝Dに比して大き過ぎると、ボ
ルトFを締付けたときに押え具Eの先端が前上りにな
り、押え具Eが浮き上がるようになり、メッセンジャー
ワイヤーMがV溝Dにも僅かしか嵌らない。このためメ
ッセンジャーワイヤーMの挟着保持が不安定になると
か、強く締付けると押え具EがボルトFに対して梃の作
用をし、ボルトFが図4(c)に仮想線で示す様に湾曲
してしまうことがある。このように湾曲した場合もボル
トFが回転しにくくなり、取外しが面倒になり、ときに
はボルトFの螺子山が破損したり、ボルトFが折れてし
まうこともあった。
【0005】本発明の目的はメッセンジャーワイヤーの
径の大きさに拘らず、メッセンジャーワイヤーをCAT
V用機器の筐体に確実に締付けることができ、ボルトや
懸架部が破損することのないCATV用機器の懸架装置
を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のCATV用機器
の懸架装置は図1、2に示すように、CATV機器の筐
体1の外側に設けられてCATV機器をメッセンジャー
ワイヤー2に吊下げる懸架装置において、筐体1の外側
に懸架部3が設けられ、この懸架部3の外側にメッセン
ジャーワイヤー2をあてがう当接部4が形成され、同懸
架部3の内側にメッセンジャーワイヤー2の配置方向に
横長に形成された係止孔5と、同係止孔5内から懸架部
3の上面に開口する縦穴6とが形成され、係止孔5には
螺子穴7が形成された駒8が縦穴6の長手方向に回動可
能に挿入され、同懸架部3の外側にメッセンジャーワイ
ヤー2を外側から押える押し板9を配置し、同押し板9
はその上方から差込んだボルト10を前記の縦穴6に通
して係止孔5内の駒8の螺子穴7にねじ込むことによ
り、駒8の回動方向に首振り可能なるように懸架部3に
取付けられてなるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明のCATV用機器の懸架装
置の実施形態を図1、図2に基づいて詳細に説明する。
これらの図に示す懸架装置は幹線増幅器、幹線分岐器等
のCATV用機器の筐体1の上部に形成された懸架部3
と、メッセンジャーワイヤー2を外側から押える押し板
9と、押し板9を締付けるボルト10と、押し板9を首
振りさせるための駒8とから構成されている。
【0008】図1に示す懸架部3は図3に示す突出部C
と同様に、筐体1の上面の長手方向前後寄りに2つ突設
されており、その形状は略台形状である。この懸架部3
はアルミダイカスト製の筐体1と一体に形成されてい
る。懸架部3の上面は左側を右側より次第に低く形成し
て、左側の上面をメッセンジャーワイヤー2をあてがう
当接部4としてある。懸架部3の右側内部にはメッセン
ジャーワイヤー2の配置方向に沿って横長とした係止孔
5が形成されており、同係止孔5から上方に縦向きに、
懸架部3の右側の上面に開口する横長の縦穴6が形成さ
れている。係止孔5は懸架部3を貫通させずに、懸架部
3の途中まで開口して一端が閉じられているようにして
もよい。
【0009】前記の係止孔5には縦向きの螺子穴7が形
成された丸棒状の駒8が縦穴6の長手方向に回動可能に
差込まれている。駒8はアルミ、他の金属、或は合成樹
脂等により丸棒状に形成されている。
【0010】懸架部3の上面には当接部4にあてがわれ
たメッセンジャーワイヤー2を上方から押える押し板9
が取付けられている。この押し板9はステンレス、他の
金属、或は合成樹脂等によりL字形に成形して、その縦
板部12の底面が懸架部3の上面に当るようにし、横板
部13の一部を上方にくの字型に曲げてメッセンジャー
ワイヤー2を位置決めする押え部14を形成してある。
更に、横板部13のうち縦板部12寄りに横板部13の
長手方向に沿って横長の差込み孔15が形成されてお
り、その差込み孔15に上方からボルト10を差込み、
そのボルト10を前記の縦穴6に通して係止孔5内の駒
8の螺子穴7にねじ込むことにより、押し板9を縦穴6
の回動方向に首振り可能なるように懸架部3に取付けて
ある。なお、差込み孔15は真円孔であってもよい。
【0011】
【本発明の懸架装置の使用例】本発明の懸架装置を備え
たCATV用機器をメッセンジャーワイヤー2に吊り下
げるには、押し板9の上から駒8の螺子穴7に螺合され
ているボルト10を緩めて押し板9の締付けを緩め、そ
の状態で、架空されているメッセンジャーワイヤー2を
懸架部3の上面と押し板9との間に通して当接部4に配
置し、その後にボルト10を締付けて押し板9を押し下
げ、当接部4と押し板9との間にメッセンジャーワイヤ
ー2を挟み付けて固定する。このとき、図2(a)に示
すようにメッセンジャーワイヤー2の径が通常の太さで
ある場合は、ボルト10を締付けてメッセンジャーワイ
ヤー2を固定すると、ボルト10は縦穴6に垂直に挿入
されて駒8の螺子穴7に螺合され、ボルト10により押
え付けられている押し板9は水平な状態でメッセンジャ
ーワイヤー2を押え付ける。このとき、ボルト10は押
し板9に密接しており、しかも相互に垂直になってい
る。
【0012】図2(b)に示すようにメッセンジャーワ
イヤー2の径が細い場合は、駒8に螺合されているボル
ト10を締付けると、押し板9がメッセンジャーワイヤ
ー2側に傾いてメッセンジャーワイヤー2を固定する。
このとき、駒8が係止孔5内で回動し、ボルト10がメ
ッセンジャーワイヤー2側に傾むいて、ボルト10と押
し板9とが相互に垂直になる。
【0013】図2(c)に示すようにメッセンジャーワ
イヤー2の径が太い場合は、駒8に螺合されているボル
ト10を締付けると、押し板9がメッセンジャーワイヤ
ーにより押し上げられて左上りに傾むき、メッセンジャ
ーワイヤー2が固定される。このとき、駒8が係止孔5
内で回動し、ボルト10が右下りに傾き、ボルト10と
押し板9とが相互に垂直になる。
【0014】
【発明の効果】本発明のCATV用機器の懸架装置は次
のような効果がある。 .ボルト10を締め付けたり緩めたりするだけでメッ
センジャーワイヤー2を締め付けたり緩めたりすること
ができるので、操作が容易である。 .押し板9及びボルト10が駒8によりメッセンジャ
ーワイヤー2の径に合わせて首振り可能であるため、ボ
ルト10に無理な力が加わらず、ボルト10が曲がった
り、折れたりすることがない。 .メッセンジャーワイヤー2の径にばらつきがあって
も、同ワイヤー2を確実に固定することができ、メッセ
ンジャーワイヤー2へのCATV用機器の吊り下げが確
実になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のCATV用機器の懸架装置の実施形態
を示す斜視図。
【図2】本発明のCATV用機器の懸架装置の使用例を
示すものであり、(a)〜(c)の夫々はメッセンジャ
ーワイヤーの径が異なる場合の取付け状態を示す縦断面
図。
【図3】従来のCATV用機器の懸架装置をメッセンジ
ャーワイヤーに吊下げた状態を示す斜視図。
【図4】従来のCATV用機器の懸架装置を示すもので
あり、(a)〜(c)はメッセンジャーワイヤーの径が
異なる場合の取付け状態を示す縦断面図。
【符号の説明】
1 筐体 2 メッセンジャーワイヤー 3 懸架部 4 当接部 5 係止孔 6 縦穴 7 螺子穴 8 駒 9 押し板 10 ボルト

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CATV機器の筐体(1)の外側に設けら
    れてCATV機器をメッセンジャーワイヤー(2)に吊
    下げる懸架装置において、筐体(1)の外側に懸架部
    (3)が設けられ、この懸架部(3)の外側にメッセン
    ジャーワイヤー(2)をあてがう当接部(4)が形成さ
    れ、同懸架部(3)の内側にメッセンジャーワイヤー
    (2)の配置方向に横長に形成された係止孔(5)と、
    同係止孔(5)内から懸架部(3)の上面に開口する縦
    穴(6)とが形成され、係止孔(5)には螺子穴(7)
    が形成された丸棒状の駒(8)が縦穴(6)の長手方向
    に回動可能に挿入され、同懸架部(3)の外側にメッセ
    ンジャーワイヤー(2)を外側から押える押し板(9)
    を配置し、同押し板(9)はその上方から差込んだボル
    ト(10)を前記の縦穴(6)に通して係止孔(5)内
    の駒(8)の螺子穴(7)にねじ込むことにより、駒
    (8)の回動方向に首振り可能なるように懸架部(3)
    に取付けられてなることを特徴とするCATV用機器の
    懸架装置。
JP8159696A 1996-04-03 1996-04-03 Catv用機器の懸架装置 Pending JPH09273509A (ja)

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ID=13750708

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104329331A (zh) * 2014-08-29 2015-02-04 中国运载火箭技术研究院 一种适用于高温服役环境下的冷热连接结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104329331A (zh) * 2014-08-29 2015-02-04 中国运载火箭技术研究院 一种适用于高温服役环境下的冷热连接结构
CN104329331B (zh) * 2014-08-29 2016-03-30 中国运载火箭技术研究院 一种适用于高温服役环境下的冷热连接结构

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Effective date: 20051101

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