JPH09273344A - 家具等における引違い扉のラッチ装置 - Google Patents

家具等における引違い扉のラッチ装置

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JPH09273344A
JPH09273344A JP11202396A JP11202396A JPH09273344A JP H09273344 A JPH09273344 A JP H09273344A JP 11202396 A JP11202396 A JP 11202396A JP 11202396 A JP11202396 A JP 11202396A JP H09273344 A JPH09273344 A JP H09273344A
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JP
Japan
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latch
sliding door
hook
furniture
latch hook
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Pending
Application number
JP11202396A
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English (en)
Inventor
Yukio Matsuzawa
幸夫 松澤
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KYOEI IND
Kyoei Kogyo Co Ltd
Original Assignee
KYOEI IND
Kyoei Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 引違い扉2の引き手部3にラッチ装置5が設
けられ、該ラッチ装置5は回動自在に軸支したラッチ1
9が一体的に形成されたラッチレバー17と、家具本体
側板補強部7に設けたラッチ掛け具9とからなり、該ラ
ッチレバー17の回動操作によって、ラッチ19がラッ
チ掛け具9に係脱自在になり、該ラッチ掛け具9は係合
部が貫通孔23になっている家具等における引違い扉の
ラッチ装置。 【効果】引違い扉式の家具、例えば収納庫、書庫等から
地震などの万一の時にも引違い扉がラッチ装置により係
止されているので収納物が飛び出ることがない。また、
ラッチ掛け具を特殊形状にしたことにより、作業性を良
くし、さらに、ラッチ作動が円滑に行えるようになっ
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家具等における引
違い扉のラッチ装置で、引違い扉の引き手部にラッチ機
構を設け、地震などの万一の時に引違い扉がスライド開
放されて収納物が飛び出してこないように引違い扉を本
体側板側に係合できるようにした家具等における引違い
扉のラッチ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の引違い扉式の家具の場合、開き扉
と違って、ラッチ機構は一般的に採用されていないもの
が存在している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記の
従来技術においては、地震など万一の時に、引違い扉が
スライドして収納物が飛び出してくる危険があった。
【0004】本発明は、この事情に鑑み、引違い扉の引
き手部を利用してラッチ装置を設け、該ラッチ装置のラ
ッチと本体側板側に設けたラッチ掛け具とで係脱自在に
した家具等における引違い扉のラッチ装置を提供するこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決を図るため、次のような技術手段を採用した。請求項
1記載の発明においては、家具等における引違い扉のラ
ッチ装置において、引違い扉の引き手部にラッチ装置が
設けられ、該ラッチ装置は回動自在に軸支したラッチが
一体的に形成されたラッチレバーと、家具本体側板補強
部に設けたラッチ掛け具とからなり、該ラッチレバーの
回動操作によって、ラッチがラッチ掛け具に係脱自在に
なり、該ラッチ掛け具は係合部が貫通孔にするという技
術手段を採用した。
【0006】請求項2記載の発明においては、請求項1
記載の発明のうちラッチ掛け具をL字形にし、該L字形
の内側の一面に、貫通孔になっている係合部を設けると
いう技術手段を採用した。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明は、引違い扉の引き手部に
対応させて家具本体側板補強部にラッチ掛け具を設け、
このラッチ掛け具に係脱自在になるように引き手部の凹
部にラッチ機構を設けたものである。そして、さらにラ
ッチ掛け具の形状を特殊形状にして、ラッチを押すと引
違い扉が後へガタ分だけ動いてしまい、ラッチ作動が円
滑にいかない。そして、引違い扉が後へ動くとラッチが
掛かる方向の動きになるため、ラッチレバーをより多く
押さないとはずれるという不都合があり、これらの問題
を解消したものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の1実施例を添付図面で詳細に
説明する。図1〜図3に基づいて、本発明の引違い扉の
ラッチ装置について詳細に説明すると、ラッチ装置は、
図1に示す引違い扉2の引き手部3に設けられている。
【0009】先ず、図1に示したものは、家具の一例で
あるスチール製引違い書庫の概略正面図で、1は書庫本
体、2は左右引違い扉、3は引き手部、4は公知の錠で
ある。
【0010】次に、本発明のラッチ装置5について図
2、図3に基づいて詳細に説明する。先ず、ラッチ掛け
具9の第1実施例について説明すると書庫本体1の側板
6の前方側に形成した補強部7の凹状部8にラッチ掛け
具9を取り付ける。この取り付けはラッチ掛け具9の裏
面側に設けられた係止突起部10を利用し、家具本体側
板補強部7に形成した凹状部8の取付孔11に取り付け
固定するものである。そして、このラッチ掛け具9の具
体的形状は、平板の裏面側に係止突起部10が設けら
れ、表面側には縦断面が三角山形状のラッチ係合部24
を形成し、このラッチ係合部24の頂部分は円弧状に丸
みを形成し、さらに、中心部にはラッチ19と係合させ
る貫通孔23が穿設されている。
【0011】また、図4に基づいてこのラッチ掛け具9
の第2実施例について説明する。前記ラッチ掛け具9の
第1実施例との違いは、平板に換えてL字形板にしたも
ので、このL字形板の内側の一面に三角山形状のラッチ
係合部24を形成したものである。
【0012】このようにL字形板にすることによってラ
ッチ装置を操作する際、引違い扉2の動きを止めること
ができる。それは図5からも理解できるようにラッチ1
9を押すと引違い扉2が後へガタ分だけ動いてしまうの
を、L字形板の一面がストッパの役目をして動かず、ラ
ッチ19の作動を円滑に行うことができるようになる。
【0013】これは、引違い扉2が、後へ動くとラッチ
19が掛かる方向の動きになるためラッチレバー17を
より多く押さないと外れないことになるので、これを防
止したものである。
【0014】そして、図2に示すように、このラッチ掛
け具9に対応するように引違い扉2に引き手部3を取り
付ける孔12を穿設し、この孔12に合成樹脂製等の引
き手部3を係合し、これは係合突起部14を孔12の端
部に係合させ、さらに他端の弾性係止片13を押圧して
押し込み弾発力で引き手部3を孔12に係合固定するも
のである。また、引違い扉2の側端部20には、孔21
が穿設されている。この孔21は前記ラッチ掛け具9が
ラッチ19に係脱できるようにしたものである。
【0015】さらに前記引き手部3の上下にラッチ軸1
5用の挿通孔16が穿設され、図2、図3に示したもの
からも理解できるように、先ずラッチ軸15を引き手部
3の一方の挿通孔16に挿通し、さらにこのラッチ軸1
5にラッチレバー17を介して設けられ、そして、他方
の挿通孔16に挿通して引き手部3に取り付けるもので
ある。このラッチレバー17には、ラッチ19が一体的
に設けられ、しかも、引き手部3との間にスプリング1
8を介して常時ラッチ19がラッチ掛け具9に係合する
ように弾発付勢されている。
【0016】そして、このラッチ19は、前記したよう
にラッチ掛け具9と係脱できるように対向して設けられ
る。さらにラッチ19には傾斜突出部22が形成されて
いる。また、前記したようにラッチレバー17は、引き
手部3と略面一になるように、スプリング18によって
弾発規制されていて、押し付けるとラッチ19がスプリ
ング18に抗してラッチ軸15を介して旋回し、係合が
脱して引違い扉2をスライド開放することができる。引
違い扉2を閉めた状態の時は図示するように係合状態に
なっているので、内容物が飛び出すことがない。
【0017】次に、作動について簡単に説明する。前記
した通り、構成の説明の中でも若干説明したが、図2に
基づいて詳細に説明すると、先ず、扉を閉鎖した状態、
これは、図示するように各部材は位置している。ラッチ
19の傾斜突出部22と家具等の本体側板補強部7の凹
状部8に設けたラッチ掛け具9の貫通孔23が係合係止
されている。そしてラッチ19が係止されている状態に
なっているということは、ラッチ19を固定しているラ
ッチ軸15に設けられたラッチ装置5のラッチレバー1
7は引違い扉2表面と平行状態になるようにスプリング
18で常時付勢されている。
【0018】この引違い扉2の閉状態から引違い扉2を
開放する場合は、手でラッチレバー17をスプリング1
8に抗して回動させると、ラッチ19の傾斜突出部22
が、本体側板補強部7の凹状部8に固定されているラッ
チ掛け具9の貫通孔23から脱し、引違い扉2をスライ
ドすることにより開放できるものである。扉を開放した
後、ラッチレバー17から手を放すとスプリング18に
よって定常位置にラッチ19とラッチレバー17は戻
る。
【0019】この後、扉を閉めると、ラッチ19の傾斜
突出部22がラッチ掛け具9のラッチ係合部24と衝突
し、スプリング18に抗して一旦回動する。さらに、扉
を押すことによりラッチ19の傾斜突出部22とラッチ
掛け具9の貫通孔23が係合して図示状態に戻りスプリ
ング18の弾発力で係止が維持される。
【0020】なお、ラッチ掛け具9のラッチ係合部24
に形成したラッチと係合する貫通孔23は、貫通してい
るので、書庫本体1の側板6の前方側に形成した補強部
7の凹状部8に取り付ける際、両側の2方向が利用でき
るので方向性に制限がない。
【0021】このように引違い扉2の引き手部3にラッ
チ装置5を設けることにより、地震などの万一の時にも
収納物が飛び出してくることがない安全な引違い扉式収
納庫が得られる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上の構成に基づき次の効果
を得ることができる。 (1)引違い扉式の家具、例えば収納庫、書庫等から地
震などの万一の時にも引違い扉がラッチ装置により係止
されているので収納物が飛び出ることがない。 (2)ラッチ掛け具を特殊形状にしたことにより、作業
性を良くし、さらに、ラッチ作動が円滑に行えるように
なった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であるスチール製引違い書庫
の概略正面図である。
【図2】本発明の引違い扉における引き手部分にラッチ
装置を組み込んだ状態を示す一部断面図である。
【図3】前記実施例における、引き手部分を分解して示
す斜視図である。
【図4】本発明のラッチ掛け具の第2実施例を示す概略
斜視図である。
【図5】第2実施例のラッチ掛け具を利用した場合の引
違い扉とラッチ掛け具との関係状態を示す一部概略説明
図である。
【符号の説明】
1‥‥書庫本体 2‥‥引違い
扉 3‥‥引き手部 4‥‥錠 5‥‥ラッチ装置 6‥‥側板 7‥‥補強部 8‥‥凹状部 9‥‥ラッチ掛け具 10‥‥係止突
起部 11‥‥取付孔 12‥‥孔 13‥‥弾性係止片 14‥‥係合
突起部 15‥‥ラッチ軸 16‥‥挿通
孔 17‥‥ラッチレバー 18‥‥スプ
リング 19‥‥ラッチ 20‥‥側端
部 21‥‥孔 22‥‥傾斜
突出部 23‥‥貫通孔 24‥‥ラッ
チ係合部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引違い扉2の引き手部3にラッチ装置5
    が設けられ、該ラッチ装置5は回動自在に軸支したラッ
    チ19が一体的に形成されたラッチレバー17と、家具
    本体側板補強部7に設けたラッチ掛け具9とからなり、
    該ラッチレバー17の回動操作によって、ラッチ19が
    ラッチ掛け具9に係脱自在になり、該ラッチ掛け具9は
    係合部が貫通孔23になっていることを特徴とする家具
    等における引違い扉のラッチ装置。
  2. 【請求項2】 ラッチ掛け具9をL字形にし、該L字形
    の内側の一面に、貫通孔23になっている係合部を設け
    たことを特徴とする請求項1記載の家具等における引違
    い扉のラッチ装置。
JP11202396A 1996-04-08 1996-04-08 家具等における引違い扉のラッチ装置 Pending JPH09273344A (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11202396A JPH09273344A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 家具等における引違い扉のラッチ装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP11202396A JPH09273344A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 家具等における引違い扉のラッチ装置

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JPH09273344A true JPH09273344A (ja) 1997-10-21

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ID=14576064

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JP11202396A Pending JPH09273344A (ja) 1996-04-08 1996-04-08 家具等における引違い扉のラッチ装置

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JP (1) JPH09273344A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001248352A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Kokuyo Co Ltd スライド扉のロック装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001248352A (ja) * 2000-03-03 2001-09-14 Kokuyo Co Ltd スライド扉のロック装置

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