JPH0928007A - ラッチロック装置 - Google Patents

ラッチロック装置

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JPH0928007A
JPH0928007A JP7195783A JP19578395A JPH0928007A JP H0928007 A JPH0928007 A JP H0928007A JP 7195783 A JP7195783 A JP 7195783A JP 19578395 A JP19578395 A JP 19578395A JP H0928007 A JPH0928007 A JP H0928007A
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JP
Japan
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locking claw
door
claw member
knob
latch
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JP7195783A
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Inventor
Akio Kosugi
昭男 小杉
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 扉の開閉に使用したときに開放が簡単で、操
作性や安全性に優れるラッチロック装置を提供する。 【解決手段】 係止爪部材12は先端のラッチ爪12a
と、筐体11の前面開口16から突出するつまみ20
と、背面下側に設けられた係合凹所21と、係合用補助
凹所51とを有し、アクチュエータ14は筐体11に回
動可能に取り付けられ、一端側に設けられて筐体背面側
の開口18から突出して係合フック面5bよりも奥に設
定された当接面5aに突き当てられる接触子14bと、
係止爪部材12が第1の付勢ばね13の圧に抗しつまみ
20を押圧してアンロック位置までスライドされたとき
に補助凹所51と係合し、扉50が開放されるまで一時
的にアンロック位置に保持する弾性突片53と、他端側
に設けられて係合凹所21と係合されて係止爪部材12
をアンロック位置に保持する係止爪14cとを有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば配電盤ボッ
クスにおける開閉扉を解除可能にロックしておくのに好
適なラッチロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】各種のスイッチ類が配備された配電盤ボ
ックス等では、その前面を片開き状の扉で閉じ、これを
ラッチロック装置を介してロックした状態で保持してい
る。このラッチロック装置は、ばね部材で突出されてい
る係止爪部材(ラッチ)を備え、閉扉時に係止爪部材を
配電盤ボックス側の係合部に当接させて、さらに押し付
けることにより、係止爪部材がばね部材の付勢力に抗し
てアンロック位置方向に逃がされながら滑り込み、滑り
込んだ後は上記ばね部材の復帰力で係止爪部材が戻され
て係合部の裏面側に係合され、この係合で扉の戻り動作
を阻止(ロック)するようにした構造のものが多く使用
されている。一方、係合を解除させて再び開ける場合に
は、ばね部材の付勢力に抗して係止爪部材をアンロック
位置までスライドさせ、さらに略90度交差している方
向(開方向へ)引くと開放させることができる。そし
て、この一連の動作、特に係止爪部材をアンロック位置
までスライドさせた後、開放のために扉を開方向に引く
動作は、操作者による手操作に委ねられており、扉を開
放させる方向に押す等の力を補助的に与えるような付勢
手段は何等設けられていない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】したがって、上記従来
のラッチロック装置では、扉が係合を解除されて再び開
けられる場合、ばね部材の付勢力に抗して係止爪部材を
アンロック位置までスライドさせ、さらに操作者が扉に
手等で直接力を加えて開方向に引く操作を行なう必要が
ある。この引き操作では、扉が大きく重い場合に取っ手
まで届き難かったり、前記ラッチロック装置が複数箇所
に設けられている場合にアンロック状態を維持した状態
で瞬時に行なわなくてはならないこともあり、操作性が
悪いと言う問題点があった。また、扉によっては、外側
に扉を開操作するための取っ手などを設けないことが安
全性等の理由から好ましいこともあり、そのような場合
に問題になり易かった。
【0004】本発明の目的は、上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、例えば、扉の開閉等に使用したときに
開放が簡単で、操作性や安全性に優れるラッチロック装
置を提供することにある。さらに、他の目的は、以下に
説明する内容の中で順次明らかにして行く。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、相手側に設けられた係合フック面に対し、扉
側に取り付けられる筐体と、前記筐体にスライド可能に
保持されて、前記係合フック面と係合されるロック位置
と係合不能なアンロック位置とに切り替えられる係止爪
部材と、前記係止爪部材を常に前記ロック位置方向に付
勢しておく第1の付勢ばねと、第2の付勢ばねの付勢圧
により前記係止爪部材を前記アンロック位置に解除可能
に保持するアクチュエータとを備え、前記扉をロックす
るラッチロック装置であって、前記係止爪部材は、先端
に設けられて前記係合フック面に係合されるラッチ爪
と、前記筐体の前面側に設けられた開口から突出する操
作用のつまみと、背面下部側に設けられた係合凹所と、
前記ラッチ爪よりも下側背面に設けられた係合用の補助
凹所とを有する一方、前記アクチュエータは、前記筐体
に略中間部で枢支されて回動可能に取り付けられ、一端
側に設けられて前記筐体背面側の開口から突出して前記
相手側の係合フック面よりも奥に設定された当接面に突
き当てられる接触子と、前記係止爪部材が前記第1の付
勢ばねの付勢圧に抗し前記つまみを押圧して前記アンロ
ック位置までスライドされたときに前記補助凹所と係合
し、かつ前記つまみの押圧力を解放した際に前記扉が開
放されるまで一時的に前記アンロック位置を保持する弾
性突片と、他端側に設けられて前記係合凹所と係合され
て前記係止爪部材を前記アンロック位置に保持する係止
爪とを有している構成としたものである。
【0006】以上の本発明において、扉は蓋等を一般的
に含む意味である。また、以下の実施の形態では配電盤
ボックス1に扉50をロックする適用例について説明す
るが、本発明はこれに限ることなく、一般のラッチロッ
ク装置として使用できるものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を用いて詳細に説明する。図1乃至図10は本発
明に係るラッチロック装置の一実施例を示すもので、図
1乃至図5はその装置の作動状態図、図6はその装置の
正面図、図7は図6のA−A線方向より見た側面図、図
8は図6のB−B線方向より見た側面図、図9はその装
置の背面図、図10は図8のC−C線断面図である。な
お、図1乃至図5の各動作状態は、図9のD−D線に相
当する部分で断面して各動作毎に示しているものであ
る。
【0008】図1乃至図10において、このラッチロッ
ク装置は、配電盤ボックス1の前面を片開き状の扉50
を閉じるのに使用されるロック装置を一例としており、
大きくは互いに対応した位置に配置されているロック部
2側と被ロック部3側とで構成されている(図1乃至図
5参照)。ここで、配電盤ボックス1と扉50は比較的
大きく重いものを想定し、扉50が片側をヒンジ部材で
配電盤ボックス1の前面開口4の対応部に連結されて片
開き状に取り付けられている。また、本発明のラッチロ
ック装置は扉50の上部側の2箇所に設けられている。
【0009】このうち、ロック部2側は、配電盤ボック
ス1の前面開口4内にあって上側で、この配電盤ボック
ス1に固定されている係合フック部5を有している。ま
た、この係合フック部5は、被ロック部3と対向した面
側に当接面5aを有しているとともに、前面開口4の孔
縁近傍まで突出されたフック面5bを有している。した
がって、当接面5aはフック面5bより配電盤ボックス
1の奥側に位置している。
【0010】一方、被ロック部3は、筐体11と、係止
爪部材12と、第1の付勢ばね13と、アクチュエータ
14と、第2の付勢ばね15等で構成されている。
【0011】筐体11は、例えばポリアセタール(PO
M)樹脂等で成形されており、第1のケース半体11a
と第2のケース半体11bとを互いに組み合わせて、内
部が空洞となったケースとして形成されている(図10
参照)。また、筐体11の正面には開口16が設けられ
ているとともに、上側面と背面側にはそれぞれ開口1
7,18が設けられている。さらに、左右の側面には、
図10(または図7及び図8)に示すように、筐体11
を扉50の取付孔に差し込んだ時に、これを抜け止めす
るための弾性係止爪11cが一体に各々形成されてい
る。
【0012】係止爪部材12は、同じくポリアセタール
(POM)樹脂等で、略角柱状をしたブロック体として
成形されている。また、先端にはラッチ爪12aが形成
されているとともに、他端にはコイルスプリングでなる
第1の付勢ばね13の一端側を受け入れるための凹所1
9が形成されている。さらに、筐体11の正面側におけ
る開口16と対応して配置される側面には、その開口1
6を通って筐体11の外部に突出した状態にして配置さ
れる操作用のつまみ20が一体に形成されている。加え
て、筐体11の背面側における開口18と対応して配置
される側面には、係合凹所21と、この係合凹所21よ
りも浅い溝で、かつ係合凹所21から後端側に向う状態
にして形成されているガイド溝22と、係合凹所21よ
りもラッチ爪12a側に位置して設けられている補助凹
所51と、この補助凹所51と係合凹所21との間にお
ける途中から始まり、係合凹所21側に進むに従い、中
心に向かって序々に傾斜する状態にして作られている傾
斜面52とが一体に設けられている。
【0013】そして、この係止爪部材12は、つまみ2
0を開口16より突出させた状態にして筐体11内に配
置される。また、この筐体11内では、ラッチ爪12a
が筐体11内に退避された状態のアンロック位置(図1
参照)と、ラッチ爪12aが筐体11内より突出された
状態のロック位置(図2参照)とにスライド切り替えら
れる。さらに、係止爪部材12を筐体11内に配置する
とき、凹所19内に第1の付勢ばね13の一端を差し込
む状態にして、係止爪部材12と筐体11との間に上記
第1の付勢ばね13が圧縮されて配置され、この第1の
付勢ばね13のばね力で係止爪部材12がロック位置方
向に付勢された状態で保持される。
【0014】アクチュエータ14は、ポリアセタール
(POM)樹脂等で略棒状に形成されている。また、中
間部分には軸部14aが一体に形成されている。そし
て、この軸部14aを、係止爪部材12の背面側で筐体
11の両側面に各々形成されている支持孔23(図8参
照)に回動自在に係合させて取り付け、この軸部14a
を支点として前後方向に回動可能にして配置されてい
る。さらに、筐体11より突出されている一端側には略
球面状をした接触子14bが形成されており、係止爪部
材12と対向している他端側には係止爪14cが形成さ
れている。加えて、一端側の背面には、軸部14a側に
進むに従い外側に向かって序々に突出される状態にして
作られている弾性突片53が一体に形成されている。
【0015】なお、ここで、係止爪14cは、係止爪部
材12の係合凹所21と係合可能で、係合凹所21との
係合が解除された後はガイド溝22内をスライドでき
る。一方、弾性突片53は、係止爪部材12の補助凹所
51と係合可能で、傾斜面52上をスライドされる。
【0016】第2の付勢ばね15は、アクチュエータ1
4の軸部14aに巻回されている巻ばねで、一端15a
を筐体11の側面に形成された係合孔24(図5参照)
に掛け止めし、他端15bをアクチュエータ14の一端
側(弾性突片53と枝分かれしている部分)に掛け止め
し、このアクチュエータ14を図1中に矢印25で示す
反時計回り方向に常に付勢している。したがって、アク
チュエータ14は、ロックされていない通常の状態で
は、第2の付勢ばね15の付勢力で、係止爪14cが係
止爪部材12に当接されるまで、矢印25で示す方向に
回動されて位置決めされている。
【0017】次に、このラッチロック装置の動作を図1
乃至図5を用いて説明する。まず、図1は扉50が解放
されている状態での図である。この状態では、係止爪部
材12が図1に示す矢印26の方向にスライドされて係
合凹所21と係止爪14cとが対応し、係止爪14cが
係合凹所21内に落ち込み係合され、係止爪部材12は
ラッチ爪12aが筐体11内に退避されたアンロック位
置に配置されている。また、係止爪14cが係合凹所2
1内に落ち込むことによってアクチュエータ14の全体
が図1中の反時計回り方向(図1中の矢印25で示す方
向)に回動され、接触子14bが筐体11の背面側より
大きく突出された状態になっている。
【0018】次いで、扉50が閉じられると、この扉5
0と共に被ロック部3が配電盤ボックス1のロック部2
側に移動され、配電盤ボックス1の前面開口4から内部
に進入される。そして、扉50が完全に閉じられる直前
になると、アクチュエータ14の接触子14bが係合フ
ック部5の当接面5aに当接し、その反力でアクチュエ
ータ14が時計回り方向、すなわち図2中の矢印27方
向に回動されて、係止爪14cが係合凹所21内より抜
け出し、アクチュエータ14による係止爪部材12の係
合ロックが解除される。すると、つまみ20が開口16
の上端に当接するまで、係止爪部材12が第1の付勢ば
ね13の付勢力によって図2中の矢印28の方向に移
動、すなわちロック位置に移動され、係止爪部材12の
ラッチ爪12aがフック面5bに係合される。図2は、
このロック状態を示している。
【0019】換言すると、本発明装置のロック操作で
は、係止爪部材12をアクチュエータ14を介してアン
ロック位置に保持した状態で、扉50を相手側である配
電盤ボックス1に押し付けて行くと、接触子14bが相
手側に設定された当接面5bに突き当り、この反力によ
りアクチュエータ14が第2の付勢ばね15の力に抗し
て回転する。すると、アクチュエータ14の係合凹所2
1に対する係合が外れ、係止爪部材12は第1の付勢ば
ね13の力でロック位置にスライドされてラッチ爪12
aが係合フック面5bに自動的に係合ロックされる。し
たがって、この構造では、ロック操作を行うときに、係
止爪部材12がアンロック状態で相手側の係合フック面
5b背面側まで達し、その後、ロック位置へ移動される
ので、ロック操作における係止爪部材12の係合フック
面5bに対する摩擦抵抗等を無くし、扉50を閉めると
きにスムースに動作されることが可能となる。また、扉
50を閉めると、これに連動してロック動作がなされる
ことから、ロックの掛け忘れも防止できる。なお、ロッ
ク操作では、従来通り、ラッチ爪12aがロック位置に
飛び出したまま扉50を閉じても、ラッチ爪12aの下
向き傾斜面がフック面5bの先端を滑りながら乗り越え
るためロック可能である。
【0020】なお、以上のロック操作において、弾性突
片53は最初、係止爪部材12の背面に設けられた補助
凹所51の真下に突き当り、係止爪14cが係合凹所2
1から外れるまで変形を続ける。そして、係止爪14c
が係合凹所21から外れて、係止爪部材12がロック位
置方向へにスライド(図2の矢印28)する際、弾性突
片53は傾斜面52に沿って滑りながら変形を戻し、図
2の状態になる。
【0021】次ぎに、ロック解除操作では、操作用のつ
まみ20を摘んで第1の付勢ばねの力に抗して図3中の
矢印26の方向に押し係止爪部材12をアンロック位置
までスライドさせ、つまみ20に対する押圧を解放す
る。この場合、係止爪部材12がアンロック位置までス
ライドされたときに、先ず、弾性突片53が図3の如く
補助凹所51と係合し、アンロック状態を維持する。こ
の係合は同ラッチロック装置が複数個設けられている場
合(本例では2個)に、その全てがアンロック状態にな
ると同時に、アクチュエータ14が第2の付勢ばね15
の力で回転され係止爪14cが図4の如く係合凹所21
に係合し係止爪部材12をアンロック位置に保持する。
【0022】より詳細には、ロック解除操作を行うとき
に、つまみ20に対する押圧操作により係止爪14cと
係合凹所21との係合が瞬時になされることなく、先
ず、弾性突片53が弾性的に変形しながら傾斜面52を
滑り補助凹所51に係合し、この係合によるアンロック
位置に一時的に保持される。その後、全てのラッチロッ
ク装置(本例では2個)が同様な押し操作によりアンロ
ック位置(弾性突片53と補助凹所51との係合)に保
持されると同時に、扉50は開放可能となり、アクチュ
エータ14は第2の付勢ばね15の力で回転され、弾性
突片53が補助凹所51から抜ける一方、係合係止爪1
4cと係合凹所21とが係合し、この係合が第1の付勢
ばね13の力で保持される。
【0023】そして、この構造の扉開操作においては次
のような利点がある。ロック状態では接触子14bが相
手側の当接面5aに突き当たっている。この状態から、
操作者はつまみ20を第1の付勢ばね13の付勢力に抗
して押し係止爪部材12を図3のアンロック位置までス
ライドさせた後、つまみ20に対する押圧を解放ないし
は押し下げていた力を取り除く。すると、図3と図4の
如く弾性突片53と補助凹所51との係合がなされ、扉
50が開放された後、アクチュエータ14が第2の付勢
ばね15の力で図4の矢印方向へ回転され係止爪14c
が係合凹所21に係合する。同時に、第2の付勢ばね1
5の力で扉50が被ロック部3と共に図4の矢印30で
示す開方向へ強制的に押し戻される。つまり扉50は、
相手側である配電盤ボックス1から所定隙間だけ離れる
(以下、これを扉50の初期開放という)ことになる。
【0024】したがって、扉50の初期開放が自動的に
なされ、扉50の初期開放に要する操作力を必要としな
いことから、操作性が向上される。この点は、特に、扉
50が大きかったり重い場合に扉50の初期開放のため
の操作が不要なので図5の全開操作を迅速に行える。ま
た、扉50が大きく複数のラッチロック装置(本例では
2個を用いたが、2個以上でもよい)を用いる場合は各
ラッチロック装置の扉50の初期開放をほぼ同時に作用
させることが可能となる。しかも、安全性の理由(扉を
不用意に開けられないようにしたいとき)等から扉50
の外面に専用の取っ手などを設けたくない場合には扉5
0の初期開放が自動的に得られることから、図5の如く
扉50を配電盤ボックス1との間に形成された隙間を利
用して図5の矢印31で示す方向へ容易に全開操作させ
ることができる。
【0025】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば次
のような効果が得られる。ロック操作では、ロック操作
における係止爪部材の相手側係合フック面に対する摩擦
抵抗を構造的に無くし閉動作をスムースに行え、また扉
を閉めると、これに連動してロック動作がなされるので
ロックの掛け忘れも防止できる。ロック解除操作では、
扉の初期開放が自動的になされ、扉の初期開放に要する
操作力を必要としないので操作性が向上され、例えば、
扉が大きかったり重い場合、複数のラッチロック装置を
用いる場合などに極めて有用になる。また、上記した実
施の形態のように部品点数が少なく構成簡易に実施可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態例装置における作動状態図で
ある。
【図2】本発明の実施形態例装置における作動状態図で
ある。
【図3】本発明の実施形態例装置における作動状態図で
ある。
【図4】本発明の実施形態例装置における作動状態図で
ある。
【図5】本発明の実施形態例装置における作動状態図で
ある。
【図6】本発明の実施形態例装置における正面図であ
る。
【図7】図6のA−A線に沿う方向より見た側面図であ
る。
【図8】図6のB−B線に沿う方向より見た側面図であ
る。
【図9】本発明の実施形態例装置における背面図であ
る。
【図10】図8のC−C線に沿う断面図である。
【符号の説明】
1 配電盤ボックス(相手側) 4 前面開口 2 ロック部 3 被ロック部 5a 当接面 5b フック面(係合フック面) 11 筐体 12 係止爪部材 13 第1の付勢ばね 14 アクチュエータ 14b 接触子 14c 係止爪 15 第2の付勢ばね 21 係合凹所 50 扉 53 弾性突片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手側に設けられた係合フック面に対
    し、扉側に取り付けられる筐体と、前記筐体にスライド
    可能に保持されて、前記係合フック面と係合されるロッ
    ク位置と係合不能なアンロック位置とに切り替えられる
    係止爪部材と、前記係止爪部材を常に前記ロック位置方
    向に付勢しておく第1の付勢ばねと、第2の付勢ばねの
    付勢圧により前記係止爪部材を前記アンロック位置に解
    除可能に保持するアクチュエータとを備え、前記扉をロ
    ックするラッチロック装置であって、 前記係止爪部材は、先端に設けられて前記係合フック面
    に係合されるラッチ爪と、前記筐体の前面側に設けられ
    た開口から突出する操作用のつまみと、背面下部側に設
    けられた係合凹所と、前記ラッチ爪よりも下側背面に設
    けられた係合用の補助凹所とを有する一方、 前記アクチュエータは、前記筐体に略中間部で枢支され
    て回動可能に取り付けられ、一端側に設けられて前記筐
    体背面側の開口から突出して前記相手側の係合フック面
    よりも奥に設定された当接面に突き当てられる接触子
    と、前記係止爪部材が前記第1の付勢ばねの付勢圧に抗
    し前記つまみを押圧して前記アンロック位置までスライ
    ドされたときに前記補助凹所と係合し、かつ前記つまみ
    の押圧力を解放した際に前記扉が開放されるまで一時的
    に前記アンロック位置を保持する弾性突片と、他端側に
    設けられて前記係合凹所と係合されて前記係止爪部材を
    前記アンロック位置に保持する係止爪とを有しているこ
    とを特徴とするラッチロック装置。
  2. 【請求項2】 前記係止爪部材が略柱状をなし、前記ラ
    ッチ爪と、前記操作用のつまみと、前記係合凹所と、前
    記補助凹所とを一体に形成している請求項1に記載のラ
    ッチロック装置。
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