JPH09272970A - 高純度コバルトスパッタリングターゲット及びその製造方法 - Google Patents

高純度コバルトスパッタリングターゲット及びその製造方法

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JPH09272970A
JPH09272970A JP8108671A JP10867196A JPH09272970A JP H09272970 A JPH09272970 A JP H09272970A JP 8108671 A JP8108671 A JP 8108671A JP 10867196 A JP10867196 A JP 10867196A JP H09272970 A JPH09272970 A JP H09272970A
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sputtering target
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Osamu Kanano
治 叶野
Koichi Yasui
浩一 安井
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Japan Energy Corp
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    • C22F1/10Changing the physical structure of non-ferrous metals or alloys by heat treatment or by hot or cold working of nickel or cobalt or alloys based thereon
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スパッタリング速度が大きく、ターゲットの
利用効率に優れた、マグネトロンスパッタリングの用途
に適した高純度コバルトスパッタリングターゲット製造
技術の確立。 【解決手段】 スパッタ面に平行な方向の透磁率が12
以下であり、スッパタ面に垂直な方向の透磁率が36以
上であることを特徴とする、有害な不純物が最小限しか
含まれていない高純度コバルトスパッタリングターゲッ
ト。(002)面のX線回折ピーク強度I(002) と(1
00)面のX線回折ピーク強度I(100) との比I(002)
/I(100) が、スパッタ面においてI(002) /I(100)
≧4であるかまたはスパッタ面に垂直な面においてI
(002) /I(100) <1とする。製造に当たっては、結晶
配向性と加工歪の残量をコントロールする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜形成用スパッ
タリングターゲットに関し、特には、マグネトロンスパ
ッタ用の高純度コバルトスパッタリングターゲットに関
する。本発明の高純度コバルトスパッタリングターゲッ
トは、VLSIの電極及び配線形成用のターゲット材と
して好適に用いることができる。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体デバイスにおける電極材料
としてポリシリコンが主に用いられてきたが、LSIの
高集積化に伴い、モリブテン、タングステン等のシリサ
イドにかわり、さらにはチタン、コバルトシリサイドの
活用に関心が集まっている。また、従来から用いられて
きたAl、Al合金にかえてコバルトを配線材として用
いる試みも進んでいる。こうした電極や配線は代表的
に、コバルト製ターゲットをアルゴン中でスパッタする
ことにより形成される。
【0003】スパッタリング後に形成される半導体部材
は、信頼性のある半導体動作性能を保証するためには、
半導体デバイスに有害な金属不純物が最小限しか含まれ
ていないことが重要である。有害な不純物としては、 (1)Na、K等のアルカリ金属 (2)U、Th等の放射性元素 (3)Fe、Ni、Cr等の遷移金属 が挙げられる。Na、K等のアルカリ金属は、ゲート絶
縁膜中を容易に移動し、MOS−LSI界面特性の劣化
の原因となる。そして、U、Th等の放射性元素は該元
素より放出するα線によって素子のソフトエラーの原因
となる。一方、Fe、Ni、Cr等の重金属もまた界面
接合部のトラブルの原因となる。
【0004】一方、コバルトは強磁性体であるために磁
場のある場所に置かれたときにターゲット自体が磁化さ
れるという現象が起きる。現在のスパッタリング技術は
単にAr+ をターゲットに照射するのでなく、磁場の影
響を借りてAr+ の集中を加速させるいわゆる「マグネ
トロンスパッタリング」がほとんどである。つまり、コ
バルトターゲットは、スパッタ装置内で磁場の影響を受
けることになる。
【0005】マグネトロンスパッタ法の原則は磁石をタ
ーゲットの裏にセッットし、ターゲット表面に磁界を出
現させ、磁界の助けを借りてAr+ を捕捉するものであ
る。Ar+ の捕捉の効率は、ターゲットの表面からいか
に強い磁場を出現させられるかにかかっている。ここで
ターゲットが強磁性体であるということは、ターゲット
内部が磁化されるということであり、磁力線が磁気抵抗
の低いターゲットの内部を走ることになり、結果として
ターゲットの表面まで貫通してくる磁力線の数が減少
し、有効なAr+ イオンの捕捉効率が悪くなる。そのた
めスパッタリング速度が低下するという問題があった。
これは強磁性体ターゲットでは避けられないことであ
る。
【0006】このような強磁性体ターゲットの使用時の
問題に対して、従来は、ターゲットの厚さを小さくして
ターゲット表面に漏れる磁場を大きくする方法が採られ
ているが、ターゲットの消耗が早く頻繁に交換する必要
があったり、局部的消耗による利用効率の低さの問題な
どがあった。
【0007】また、特開昭63−227775号は、強
磁性体ターゲットの透磁率を低下させることを目的とし
て製品ターゲットの内部応力を高めるために加工組織を
残存させるべく成形加工の最終段階で最大50%までの
塑性加工を施すことを記載している。ターゲットとして
は、Co合金やFe合金が例示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、透磁率を低下
させることを目的として製品ターゲットの内部応力を高
めるために加工組織を残存させるべく成形加工の最終段
階で最大50%までの組成加工を施すという大まかな条
件設定では、今後の高純度コバルトスパッタリングター
ゲットにおいては、十分ではない。また、今後、ターゲ
ットの厚さを増加する要求が出てくることが十分に予想
される。厚いコバルトスパッタリングターゲットはそり
の問題もなく、また使用効率もよく、従って製造側及び
使用者側双方にとって大きなメリットだからである。特
に、高純度コバルトターゲットの場合、高純度コバルト
材が高価なため、使用効率の良い厚いターゲットは有益
である。
【0009】本発明の課題は、高純度コバルトスパッタ
リングターゲットを対象として、スパッタリング速度が
大きく、ターゲットの利用効率に優れた、マグネトロン
スパッタリングの用途に適した高純度コバルトスパッタ
リングターゲット製造技術を確立することである。本発
明の別の課題は、厚さが3.0mm以上、6.36mm
以下、例えば4〜6.35mmといった厚い高純度コバ
ルトスパッタリングターゲットを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、鋭意努力
した結果、高純度コバルトインゴットを特定条件で加工
し、再結晶をさせないで加工集合組織のままターゲット
にし、スパッタ面に平行な方向の透磁率を特定範囲に小
さくする一方、スパッタ面に垂直な方向の透磁率を特定
範囲に大きくすることによって、また特には結晶配向が
(002)面のX線回折ピーク強度I(002) と(10
0)面のX線回折ピーク強度I(100) との比I(002)
(100) を特定範囲にコントロールされたものとするこ
とによって上記の課題を解決し得ることを見いだした。
これら知見は、加工組織を残存させるべく単に成形加工
の最終段階で最大50%までの塑性加工を施すことを記
載する特開昭63−227775号から大きく進展した
ものである。
【0011】これに基づいて、本発明は、(1)薄膜形
成用高純度コバルトスパッタリングターゲットにおい
て、スパッタ面に平行な方向の透磁率が12以下であ
り、スパッタ面に垂直な方向の透磁率が36以上である
よう透磁率を制御したことを特徴とする、高純度コバル
トスパッタリングターゲット、及び(2)薄膜形成用高
純度コバルトスパッタリングターゲットにおいて、スパ
ッタ面に平行な方向の透磁率が12以下であり、スパッ
タ面に垂直な方向の透磁率が36以上であるよう透磁率
を制御し、その場合、(002)面のX線回折ピーク強
度I(002) と(100)面のX線回折ピーク強度I
(100) との比I(002) /I(100) が、スパッタ面におい
てI(002) /I(100) ≧4であるかまたはスパッタ面に
垂直な面においてI(002) /I(100) <1であることを
特徴とする高純度コバルトスパッタリングターゲットを
提供する。
【0012】(1)もしくは(2)の高純度コバルトス
パッタリングターゲットは、好ましくは、ナトリウム含
有量:0.05ppm以下、カリウム含有量:0.05
ppm以下、鉄、ニッケル、クロムの各元素の含有量:
10ppm以下、ウラン含有量:0.1ppb以下、ト
リウム含有量:0.1ppb以下、望ましくは炭素含有
量:50ppm以下、望ましくは酸素含有量:100p
pm以下、残部コバルト及びその他の不可避不純物のも
のである。
【0013】(1)もしくは(2)の高純度コバルトス
パッタリングターゲットは3.0mm以上、6.36m
m以下の厚さとすることができる。
【0014】更に、本発明は、薄膜形成用高純度コバル
トスパッタリングターゲットの製造方法において、高純
度コバルトインゴットを1100〜1200℃で塑性加
工した後、(A)冷間加工または(B)450℃以下で
の温間加工または(C)冷間加工と続いての450℃以
下での温間加工を行って加工集合組織を形成した後、再
結晶をさせないで加工集合組織のままターゲットにする
ことを特徴とする上記の高純度コバルトスパッタリング
ターゲットを製造する方法を提供するものである。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明において、「高純度コバル
ト」とは、半導体デバイスに有害な不純物が最小限しか
含まれていない、純度99.99%以上、好ましくは純
度99.999%のものである。すなわち、Na、K等
のアルカリ金属、U、Th等の放射性元素、Fe、N
i、Cr等の遷移金属を極力排除したものであることが
必要である。なぜなら、Na、K等のアルカリ金属は、
ゲート絶縁膜中を容易に移動し、MOS−LSI界面特
性の劣化の原因となり、U、Th等の放射性元素は該元
素より放出するα線によって素子のソフトエラーの原因
となり、一方、Fe、Ni、Cr等の重金属もまた界面
接合部のトラブルの原因となるからである。
【0016】好ましくは、ナトリウム含有量:0.05
ppm以下、カリウム含有量:0.05ppm以下、
鉄、ニッケル、クロムの各元素の含有量:10ppm以
下、ウラン含有量:0.1ppb以下、トリウム含有
量:0.1ppb以下;残部コバルト及びその他の不可
避不純物となるようにする。
【0017】このような高純度コバルトは、例えば、特
開平6−192874号などのような電解精製法、特開
平6−192879号、特開平7−3468号などのよ
うな電解精製法と溶媒抽出法とを組合わせる方法、特願
平7−80830号あるいは特願平7−80831号の
ような陰イオン交換法と電解採取法または電解精製とを
組み合わせ、さらに必要に応じてEB溶解などの真空溶
解法を行うことによって得ることができる。
【0018】例えば、特願平7−80831号において
は、塩酸濃度が7〜12Nの塩化コバルト水溶液を、陰
イオン交換樹脂と接触させコバルトを吸着させた後、1
〜6Nの塩酸を用いてコバルトを溶離し、得られた水溶
液を蒸発乾固または濃縮した後、pH=0〜6の高純度
塩化コバルト水溶液とし、該水溶液電解液として電解精
製し、さらに必要に応じてEB溶解などの真空溶解法を
行うことによる高純度コバルトの製造方法が提唱されて
いる。
【0019】また、C、O等のガス成分も、成膜後の膜
の電気抵抗を上げ、また膜の表面形態にも影響を与える
などの理由で好ましくないと考えられている。陰イオン
交換法−電解精製法において使用する陰イオン交換樹脂
からある種の有機物が電解精製中に少量ずつ流れだし、
電解液中に混合して、ターゲット中に炭素や酸素等のガ
ス成分として混入する可能性があることを見出した。そ
して、陰イオン交換法−電解精製法に活性炭処理を組み
合わせ、さらに必要に応じて真空溶解法を行うことによ
り、不純物であるアルカリ金属、放射性元素、遷移金属
のみならず、炭素や酸素等のガス成分についても低減し
た、スパッタリングターゲット用の高純度コバルトを安
定してかつ容易に、しかも低コストで大量生産が可能と
なった。こうして、ナトリウム含有量0.05ppm以
下、カリウム含有量0.05ppm以下、鉄、ニッケ
ル、クロムの各元素の含有量1ppm以下、ウラン含有
量0.01ppb以下、トリウム含有量0.01ppb
以下、炭素含有量50ppm以下、好ましくは10pp
m以下、酸素含有量100ppm以下;残部がコバルト
及びその他の不可避不純物である高純度コバルトスパッ
タリングターゲットを得ることができる。
【0020】そして、このような方法によって得られた
高純度コバルトの透磁率を所定の値にするためには、結
晶配向性(加工集合組織)及び加工歪の残量をコントロ
ールすれば良い。
【0021】結晶配向性(加工集合組織) 冷間圧延直後の異方性の強い配向を有する組織が加工集
合組織である。コバルトは常温で六方晶構造であり、加
工の方法によっては異方性を出すことが可能である。具
体的には、圧延面に(002)面が強く配向し、圧延面
と垂直な面には(002)面と垂直な面である(10
0)面が強く配向する加工集合組織を創出することがで
きる。他方、材料の磁化のされ方の程度を原子レベルで
見ると結晶方向によって異なることが判っている。そこ
で、磁化容易方向(透磁率μが大きい)をスパッタ面に
垂直な方向に、磁化難易方向(透磁率μが小さい)をス
パッタ面に平行な方向になるように加工を行えば目的は
達成される。すなわち、コバルトの磁化容易方向である
<002>軸方向をスパッタ面に垂直な方向にそして磁
化難易方向である<101>軸または<100>軸方向
をスッパタ面に平行な方向になるように配向性をコント
ロールすれば良い。重要な点は、コバルトの場合、加工
集合組織の持っている配向が本発明の透磁率コントロー
ル目的に好都合であるから、それを生かして、熱処理を
行わず、加工集合組織のまま使用することである(冷間
圧延後、しかるべき温度で熱処理すれば加工集合組織で
はなく、再結晶集合組織となり、別の配向を持つように
変化し、これは。本発明の透磁率コントロール目的に不
都合となる)。このようにして製造したターゲットは、
(002)面のX線回折ピーク強度I(002) と(10
0)面のX線回折ピーク強度I(100) との比I(002)
(100)が、スパッタ面においてI(002) /I(100)
4であるかまたはスパッタ面に垂直な面においてI
(002) /I(100) <1であることが好ましい。こうして
コバルト固有の加工集合組織(結晶配向性)を利用する
ことにより、スパッタ面に平行な方向の透磁率が12以
下であり、スッパタ面に垂直な方向の透磁率が36以上
である所望の値にコントロールすることができる。
【0022】加工歪 熱処理を行わないことはまた、加工歪を残存させること
を意味し、この加工歪みもまた透磁率の低減に有効であ
る。一般に材料の磁化には磁壁の移動や回転が必要であ
り、加工歪や導入転位は、これら磁壁の移動、回転を妨
げる役割を果たす。従って、同じ結晶方位であっても歪
のない状態と歪のある状態とでは透磁率の値が異なり、
内部歪は透磁率を大きく低下させる。
【0023】従って、圧延面に(002)面が強く配向
し、圧延面と垂直な面には(002)面と垂直な面であ
る(100)面が強く配向する加工集合組織を生かし
て、熱処理を行わず、加工歪の残存する加工集合組織の
まま機械加工することにより、所要の透磁率を有するタ
ーゲットを製造することができる。
【0024】本発明においては、ターゲットは、インゴ
ット溶製以降、EBインゴットの熱間鍛造、熱間圧延、
黒皮(表面酸化層)除去、冷間圧延または適当な温度に
加熱して温間圧延の工程を経由して目標厚みまで落と
し、その後最終ターゲット寸法に合わせての機械加工
(外径研削、面削)とボンディングを行うことにより作
製される。もちろん、これに限定されるものではなく、
多くのバリエーションが存在し、例えば、熱間鍛造の代
わりに熱間圧延を行うこともできる。また、黒皮除去
後、冷間圧延を例えば20%実施した後例えば400℃
での温間圧延で最終厚みまで落とすことができ、この方
法は透磁率をコントロールするのに非常に効果がある。
【0025】こうして、(1)高純度コバルトインゴッ
トに1100〜1200℃での塑性加工(鍛造又は圧
延)を施した後、冷間加工または450℃以下の温間加
工した後、再結晶をさせないで加工集合組織のままター
ゲットにすることにより、あるいは(2)高純度コバル
トインゴットを1100〜1200℃での塑性加工(鍛
造又は圧延)を施した後、冷間加工と続いての450℃
以下の温間加工した後、再結晶をさせないで加工集合組
織のままターゲットにすることにより、スパッタ面に平
行な方向の透磁率が12以下であり、スッパタ面に垂直
な方向の透磁率が36以上である高純度コバルトスパッ
タリングターゲットを製造することができる。温間加工
温度を450℃以下としたのは、これ以上高い温度に熱
すると加工集合組織が再結晶集合組織に変わる恐れがあ
るためである。
【0026】上記のように結晶配向性と加工歪みを制御
し、透磁率を所望の範囲に制御することによって、ター
ゲットのスパッタ表面に漏れる磁場を大きくすることが
でき、その結果、スパッタ速度の向上およびターゲット
の利用効率の向上を図ることが可能となる。また、従来
より厚い、3.0mm以上、特には3.5mmを超、
6.36mm乃至それ以上に至る厚さを有するターゲッ
トを得ることが可能となる。
【0027】
【実施例】
(実施例1)電解精製法及びEB溶解法を行うことによ
り不純物量を低減した高純度コバルトインゴット(80
mmφ×120mm)を製造した。得られた高純度コバ
ルトインゴットを1150℃に加熱し、鍛造により24
0mm×240mm×10mmtとした。この鍛造板を
1100℃に加熱して熱間圧延で295mm×295m
m×6.5mmtとし、表面酸化層をグラインダーで軽
く除去後、冷間圧延で5.0mmtとした。こうして配
向性がコントロールされた圧延板を、熱処理することな
く、そのまま機械加工でターゲット径(300mmφ)
に仕上げ、両面を軽く面削し、4mmの板厚となった時
点でバッキングプレートにボンディングした。ボンディ
ング後、ターゲット表面を更に面削し、厚み3mmのス
パッタリングターゲットを製造した。最終面削より先に
バッキングプレートへのボンディングを行うのは、ボン
ディング前に最終厚さの3mmまで面削してしまうとタ
ーゲットが反ってしまい、ボンディングできなくなるか
らである。
【0028】(実施例2)実施例1と同じEBインゴッ
トを用い、熱間鍛造と熱間圧延とを同様に行い、黒皮除
去後、400℃での温間圧延により5mmとした。こう
して配向性がコントロールされた圧延板を、熱処理する
ことなく、実施例1と同様に3mm厚のスパッタリング
ターゲットに仕上げた。
【0029】(実施例3)実施例1と同じEBインゴッ
トを用い、熱間鍛造により240mm×240mm×1
0mmtに、熱間圧延により268mm×268mm×
8mmtとした。黒皮除去後、冷間圧延により7.7m
mtとした後、更に400℃での温間圧延を行い5mm
tとした。こうして配向性がコントロールされた圧延板
を、熱処理することなく、実施例1と同様にして3mm
tの厚みのターゲットを製造した。
【0030】(実施例4)ここでは、厚さ4.0mmの
ターゲットの製造例を示す。80mmφ×138mmの
EBインゴットを製造し、熱間鍛造で240mm×24
0mm×12mmtとし、熱間圧延で292mm×29
2mm×8.1mmtとし、黒皮除去後、更に冷間圧延
を施し330mm×330mm×6.1mmtとし、熱
処理をせずに厚さ4.0mmのターゲットを製造した。
【0031】(実施例5)同じく、厚さ4.0mmのタ
ーゲットの製造例を示す。80mmφ×138mmのE
Bインゴットを製造し、熱間鍛造と熱間圧延で260m
m×260mm×10mmtとした。黒皮除去後、冷間
圧延で290mm×290mm×7.7mmtとした
後、400℃の温間圧延で6mm厚にし、熱処理をせず
に厚さ4.0mmのターゲットを製造した。
【0032】(実施例6)ここでは、厚さ6.35mm
のターゲットの製造例を示す。80mmφ×175mm
のEBインゴットを製造し、熱間鍛造と熱間圧延で26
0mm×260mm×13mmtとした。黒皮除去後、
冷間圧延で290mm×290mm×10mmtとした
後、400℃の温間圧延で8.2mm厚にし、熱処理を
せずに厚さ6.35mmのターゲットを製造した。
【0033】(実施例7)陰イオン交換法−電解精製法
に活性炭処理を組み合わせ、更にEB溶解法を行うこと
により、ガス成分不純物量をも低減した高純度コバルト
インゴットを製造した。このEBインゴットを実施例1
と同様の加工方法で加工し、実施例1と同様に3mm厚
のスパッタリングターゲットを製造した。
【0034】(比較例1)実施例1と同じく、電解精製
法及びEB溶解法を行うことにより不純物量を低減した
高純度コバルトインゴット(80mmφ×120mm)
を製造した。得られた高純度コバルトインゴットを11
50℃に加熱し、鍛造により240mm×240mm×
10mmtとした。この鍛造板を1100℃に加熱して
熱間圧延で295mm×295mm×6.5mmtと
し、表面酸化層をグラインダーで軽く除去後、冷間圧延
で5.0mmtとした。冷間圧延後に850℃で熱処理
をおこなった。熱処理後、実施例1と同じく、機械加工
でターゲット径(300mmφ)に仕上げ、両面を軽く
面削し、4mmの板厚となった時点でバッキングプレー
トにボンディングした。ボンディング後、ターゲット表
面を更に面削し、厚み3mmのスパッタリングターゲッ
トを製造した。冷間圧延後に850℃で熱処理をおこな
う点のみ実施例1と異なる。
【0035】(結果)得られたスパッタリングターゲッ
トについて、不純物量分析結果を次の表1に示す。
【0036】
【表1】
【0037】実施例1のターゲットについて、スパッタ
面でのX線回折チャートを図1に、そしてスパッタ面に
垂直な面でのX線回折チャートを図2にそれぞれ示す。
また、比較例1のターゲットについて、スパッタ面での
X線回折チャートを図3に、そしてスパッタ面に垂直な
面でのX線回折チャートを図4にそれぞれ示す。
【0038】また、実施例1、2、3、4、5、6、7
及び比較例1について、スパッタ面に平行な方向の透磁
率およびスパッタ面に垂直な方向の透磁率の測定結果、
並びに(002)面のX線回折ピーク強度I(002)
(100)面のX線回折ピーク強度I(100) との比I
(002) /I(100) の測定結果を表2に示す。
【0039】さらに実施例1、2、3、4、5、6、7
及び比較例1のスパッタリングターゲットを用いてマグ
ネトロンスパッタリングを行い、成膜試験を行った。同
一のスパッタ条件でスパッタを行った場合のスパッタ速
度を表3に示す。スパッタリング条件は、ガス圧0.5
Pa(3.8mtorr)そしてスパッタパワーは3.
0W/cm2 とした。
【0040】
【表2】
【0041】
【表3】
【0042】実施例7のターゲットを用いて膜厚30n
mの膜を作成し、その電気抵抗を測定したところ、as d
eposition で35μΩ・cm、さらに700℃アニール
膜では10μΩ・cmの低抵抗膜であった。
【0043】
【発明の効果】本発明の薄膜形成用高純度コバルトスパ
ッタリングターゲットは、スパッタ面に平行な方向の透
磁率を小さくする一方、スパッタ面に垂直な方向の透磁
率を大きくすることによって、スパッタリング速度を大
きくすることができる。また、局部的な消耗が小さくな
るためターゲットの利用効率に優れる。ターゲットの厚
さを大きくすることが可能となるため、ターゲットのそ
りの問題が排除され、またターゲットの交換頻度を少な
くすることができる。そして、不純物含有量も極めて少
ないためVLSIの電極及び配線形成用のターゲット材
として好適に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例1のターゲットについて、スパッタ面で
のX線回折チャートである。
【図2】実施例1のターゲットについて、スパッタ面に
垂直な面でのX線回折チャートである。
【図3】比較例1のターゲットについて、スパッタ面で
のX線回折チャートである。
【図4】比較例1のターゲットについて、スパッタ面に
垂直な面でのX線回折チャートである。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 薄膜形成用高純度コバルトスパッタリン
    グターゲットにおいて、スパッタ面に平行な方向の透磁
    率が12以下であり、スパッタ面に垂直な方向の透磁率
    が36以上であるよう透磁率を制御したことを特徴とす
    る、高純度コバルトスパッタリングターゲット。
  2. 【請求項2】 薄膜形成用高純度コバルトスパッタリン
    グターゲットにおいて、スパッタ面に平行な方向の透磁
    率が12以下であり、スパッタ面に垂直な方向の透磁率
    が36以上であるよう透磁率を制御し、その場合、(0
    02)面のX線回折ピーク強度I(002) と(100)面
    のX線回折ピーク強度I(100) との比I(002) /I
    (100) が、スパッタ面においてI(002) /I(100) ≧4
    であるかまたはスパッタ面に垂直な面においてI(002)
    /I(100) <1であることを特徴とする高純度コバルト
    スパッタリングターゲット。
  3. 【請求項3】 高純度コバルトスパッタリングターゲッ
    トが、ナトリウム含有量:0.05ppm以下、カリウ
    ム含有量:0.05ppm以下、鉄、ニッケル、クロム
    の各元素の含有量:10ppm以下、ウラン含有量:
    0.1ppb以下、トリウム含有量:0.1ppb以
    下、残部コバルト及びその他の不可避不純物であること
    を特徴とする請求項1乃至2の高純度コバルトスパッタ
    リングターゲット。
  4. 【請求項4】 高純度コバルトスパッタリングターゲッ
    トが、ナトリウム含有量:0.05ppm以下、カリウ
    ム含有量:0.05ppm以下、鉄、ニッケル、クロム
    の各元素の含有量:10ppm以下、ウラン含有量:
    0.1ppb以下、トリウム含有量:0.1ppb以
    下、炭素含有量:50ppm以下、酸素含有量:100
    ppm以下、残部コバルト及びその他の不可避不純物で
    あることを特徴とする請求項1乃至2の高純度コバルト
    スパッタリングターゲット。
  5. 【請求項5】厚さが3.0mm以上、6.36mm以下
    であることを特徴とする、請求項1〜4項の高純度コバ
    ルトスパッタリングターゲット。
  6. 【請求項6】 薄膜形成用高純度コバルトスパッタリン
    グターゲットの製造方法において、高純度コバルトイン
    ゴットを1100〜1200℃で塑性加工した後、冷間
    加工を行って加工集合組織を形成した後、再結晶をさせ
    ないで加工集合組織のままターゲットにすることを特徴
    とする請求項1〜5のいずれかに記載の高純度コバルト
    スパッタリングターゲットを製造する方法。
  7. 【請求項7】 薄膜形成用高純度コバルトスパッタリン
    グターゲットの製造方法において、高純度コバルトイン
    ゴットを1100〜1200℃で塑性加工した後、45
    0℃以下での温間加工を行って加工集合組織を形成した
    後、再結晶をさせないで加工集合組織のままターゲット
    にすることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の高純度コバルトスパッタリングターゲットを製造する
    方法。
  8. 【請求項8】 薄膜形成用高純度コバルトスパッタリン
    グターゲットの製造方法において、高純度コバルトイン
    ゴットを1100〜1200℃で塑性加工した後、冷間
    加工と続いての450℃以下での温間加工を行って加工
    集合組織を形成した後、再結晶をさせないで加工集合組
    織のままターゲットにすることにすることを特徴とする
    請求項1〜5のいずれかに記載の高純度コバルトスパッ
    タリングターゲットを製造する方法。
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