JPH09272871A - 高強度コークス製造方法 - Google Patents
高強度コークス製造方法Info
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- JPH09272871A JPH09272871A JP8128596A JP8128596A JPH09272871A JP H09272871 A JPH09272871 A JP H09272871A JP 8128596 A JP8128596 A JP 8128596A JP 8128596 A JP8128596 A JP 8128596A JP H09272871 A JPH09272871 A JP H09272871A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 乾留時のガス圧が高い石炭を配合して乾留す
ることにより非微粘結炭を20〜60wt%含む原料炭
を使用して高強度の高炉用コークスを製造する方法を提
示する。 【解決手段】 非微粘結炭を0〜60wt%、残りを粘
結炭として原料炭を配合する際に、該原料炭の10〜5
0wt%を乾留時のガス圧が20kPa以上の石炭と
し、前記原料炭の残部を乾留時のガス圧が20kPa未
満の石炭として配合し、配合後の原料炭を乾燥および/
または粘結剤を添加して嵩密度が0.8以上となるよう
にコークス炉に装入して乾留することを特徴とする高強
度コークスの製造方法。
ることにより非微粘結炭を20〜60wt%含む原料炭
を使用して高強度の高炉用コークスを製造する方法を提
示する。 【解決手段】 非微粘結炭を0〜60wt%、残りを粘
結炭として原料炭を配合する際に、該原料炭の10〜5
0wt%を乾留時のガス圧が20kPa以上の石炭と
し、前記原料炭の残部を乾留時のガス圧が20kPa未
満の石炭として配合し、配合後の原料炭を乾燥および/
または粘結剤を添加して嵩密度が0.8以上となるよう
にコークス炉に装入して乾留することを特徴とする高強
度コークスの製造方法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高炉用コークス製
造プロセスにおいて高強度のコークスを得るためのコー
クス製造方法を提示する。
造プロセスにおいて高強度のコークスを得るためのコー
クス製造方法を提示する。
【0002】
【従来の技術】室炉式コークス製造方法において、従来
は、原料炭の構成は粘結性の高い粘結炭を約80wt%
以上と残りの前記原料炭中の約20wt%以下を粘結性
の低い非微粘結炭を配合した原料炭をコークス炉に装入
して乾留することにより高炉用コークス原料炭を製造し
ている。非微粘結炭は粘結炭に比べて埋蔵量が多く、価
格が安価であるため、前記非微粘結炭の配合割合を増加
させることにより原料炭の価格を低減させることが可能
となる。そこで、従来より原料炭中の非微粘結炭の使用
割合を増加させる方法の開発が実施されており、以下の
ような方法が提案されている。
は、原料炭の構成は粘結性の高い粘結炭を約80wt%
以上と残りの前記原料炭中の約20wt%以下を粘結性
の低い非微粘結炭を配合した原料炭をコークス炉に装入
して乾留することにより高炉用コークス原料炭を製造し
ている。非微粘結炭は粘結炭に比べて埋蔵量が多く、価
格が安価であるため、前記非微粘結炭の配合割合を増加
させることにより原料炭の価格を低減させることが可能
となる。そこで、従来より原料炭中の非微粘結炭の使用
割合を増加させる方法の開発が実施されており、以下の
ような方法が提案されている。
【0003】例えば、石炭の粘結性に着目して各石炭の
粉砕粒度を調整して配合することにより、原料炭の乾留
時の粘結性を向上させ、非微粘結炭の使用割合を増加さ
せる方法として粒度調整法(以下、CPCP法と記す)
があり、その原料炭粉砕方法については、燃料協会誌、
第60巻、第653号、p.771〜779等に発表さ
れている。CPCP法では乾留時に原料炭の粘結性を有
効に利用するために、イナートが少なく良質なビトリニ
ットを多く含む石炭(以下、良質炭と記す)は例えば−
5mm程度に粗く粉砕し、これに対してイナートの多い
石炭(以下、高イナート炭と記す)は−2mm程度以下
まで良質炭に比べて粉砕粒度を小さくすることにより乾
留時の原料炭の粘結特性を改善し、コークス品質の改善
を目的としているが、本方法でも非微粘結炭の使用割合
は約10wt%が上限である。
粉砕粒度を調整して配合することにより、原料炭の乾留
時の粘結性を向上させ、非微粘結炭の使用割合を増加さ
せる方法として粒度調整法(以下、CPCP法と記す)
があり、その原料炭粉砕方法については、燃料協会誌、
第60巻、第653号、p.771〜779等に発表さ
れている。CPCP法では乾留時に原料炭の粘結性を有
効に利用するために、イナートが少なく良質なビトリニ
ットを多く含む石炭(以下、良質炭と記す)は例えば−
5mm程度に粗く粉砕し、これに対してイナートの多い
石炭(以下、高イナート炭と記す)は−2mm程度以下
まで良質炭に比べて粉砕粒度を小さくすることにより乾
留時の原料炭の粘結特性を改善し、コークス品質の改善
を目的としているが、本方法でも非微粘結炭の使用割合
は約10wt%が上限である。
【0004】この他に、コークス炉に装入時の原料炭の
嵩密度を向上させてコークス強度を向上させる方法とし
て成型炭一部装入法(以下、BBCP法と記す)があ
り、その装入方法については、石炭化学と工業(三共出
版(株)、協会1988年版)p.311等に発表され
ている。BBCP法ではコークス炉内の上部に粉炭より
嵩密度の大きいブリッケットを添加することにより、コ
ークス炉内の原料炭の炉高方向の嵩密度の差を小さく
し、コークス炉内で乾留したコークス全体のコークス品
質を改善することを目的としているが、この方法でも非
微粘結炭の使用割合は約10wt%が上限である。
嵩密度を向上させてコークス強度を向上させる方法とし
て成型炭一部装入法(以下、BBCP法と記す)があ
り、その装入方法については、石炭化学と工業(三共出
版(株)、協会1988年版)p.311等に発表され
ている。BBCP法ではコークス炉内の上部に粉炭より
嵩密度の大きいブリッケットを添加することにより、コ
ークス炉内の原料炭の炉高方向の嵩密度の差を小さく
し、コークス炉内で乾留したコークス全体のコークス品
質を改善することを目的としているが、この方法でも非
微粘結炭の使用割合は約10wt%が上限である。
【0005】そこで、安価な非微粘結炭の増使用を可能
とする簡便な高炉用コークスの製造法の開発が必要とさ
れていた。
とする簡便な高炉用コークスの製造法の開発が必要とさ
れていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上の様に、原料炭中
の非微粘結炭の使用割合の増加を可能とし、高強度の高
炉用コークスを製造する方法の開発が望まれていた。
の非微粘結炭の使用割合の増加を可能とし、高強度の高
炉用コークスを製造する方法の開発が望まれていた。
【0007】本発明は高強度の高炉用コークスを製造す
る方法を提示することを目的とする。
る方法を提示することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、 (1)非微粘結炭を0〜60wt%、残りを粘結炭とし
て原料炭を配合する際に、該原料炭の10〜50wt%
を乾留時のガス圧が20kPa以上の石炭とし、前記原
料炭の残部を乾留時のガス圧が20kPa未満の石炭と
して配合し、所定値以上の嵩密度となるようにコークス
炉に装入して乾留することを特徴とする高強度コークス
製造方法。
て原料炭を配合する際に、該原料炭の10〜50wt%
を乾留時のガス圧が20kPa以上の石炭とし、前記原
料炭の残部を乾留時のガス圧が20kPa未満の石炭と
して配合し、所定値以上の嵩密度となるようにコークス
炉に装入して乾留することを特徴とする高強度コークス
製造方法。
【0009】(2)配合後の原料炭を乾燥および/また
は粘結剤を添加してコークス炉に装入することにより、
嵩密度を0.8以上とすることを特徴とする(1)項記
載の高強度コークス製造方法。
は粘結剤を添加してコークス炉に装入することにより、
嵩密度を0.8以上とすることを特徴とする(1)項記
載の高強度コークス製造方法。
【0010】である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、その具体的内容について説
明する。
明する。
【0012】図1は本発明に関わる高炉用コークス製造
方法を示す図である。1は石炭配合槽、2は石炭切り出
し装置、3は原料炭ベルトコンベアー、4は粘結剤添加
装置、5は原料炭供給ホッパー、6は装入車、7はコー
クス炉を各々示す。
方法を示す図である。1は石炭配合槽、2は石炭切り出
し装置、3は原料炭ベルトコンベアー、4は粘結剤添加
装置、5は原料炭供給ホッパー、6は装入車、7はコー
クス炉を各々示す。
【0013】石炭配合槽1内は各石炭銘柄毎に仕切りで
区分されており、各石炭の配合割合は石炭配合槽下の石
炭切り出し装置2によって所定の配合割合に応じて石炭
配合槽から排出することにより決定される。石炭配合槽
より切り出された石炭は原料炭ベルトコンベアー3によ
り搬送される。一部の石炭は粘結剤添加装置4に装入さ
れ、前記原料炭の残部とともに原料炭供給ホッパー5に
装入された後、装入車6を介してコークス炉7に装入さ
れる。
区分されており、各石炭の配合割合は石炭配合槽下の石
炭切り出し装置2によって所定の配合割合に応じて石炭
配合槽から排出することにより決定される。石炭配合槽
より切り出された石炭は原料炭ベルトコンベアー3によ
り搬送される。一部の石炭は粘結剤添加装置4に装入さ
れ、前記原料炭の残部とともに原料炭供給ホッパー5に
装入された後、装入車6を介してコークス炉7に装入さ
れる。
【0014】本発明者は図1に示すようなコークス製造
プロセスをシミュレート可能な乾留試験装置により、表
1に示す性状の石炭を用いてコークスを製造する方法に
ついて検討した。
プロセスをシミュレート可能な乾留試験装置により、表
1に示す性状の石炭を用いてコークスを製造する方法に
ついて検討した。
【0015】非微粘結炭は流動性が低く、乾留時のガス
圧が低いためにコークス基質の接着状況が不良となるた
め、コークス強度が低いという問題がある。これに比較
して、粘結炭を乾留したコークスは接着状況は良好とな
るため、コークス強度が高い。
圧が低いためにコークス基質の接着状況が不良となるた
め、コークス強度が低いという問題がある。これに比較
して、粘結炭を乾留したコークスは接着状況は良好とな
るため、コークス強度が高い。
【0016】そこで、本発明者はコークス炉内で石炭を
乾留する際の膨張圧を高めることによりコークスの接着
状況を良好にし、コークス強度を向上させる方法につい
て鋭意検討した。
乾留する際の膨張圧を高めることによりコークスの接着
状況を良好にし、コークス強度を向上させる方法につい
て鋭意検討した。
【0017】コークス炉内で原料炭を加熱してコークス
化する過程では、コークス炉内に装入した原料炭は炉壁
側からコークス化が進行することにより、コークスの収
縮などにより図4に1例を示すようにコークス炉中心部
のコークス密度が小さくなりコークスの接着状況が不良
となる。特に、非微粘結炭を多量に配合した場合は、コ
ークス強度が顕著に低下する。
化する過程では、コークス炉内に装入した原料炭は炉壁
側からコークス化が進行することにより、コークスの収
縮などにより図4に1例を示すようにコークス炉中心部
のコークス密度が小さくなりコークスの接着状況が不良
となる。特に、非微粘結炭を多量に配合した場合は、コ
ークス強度が顕著に低下する。
【0018】そこで、乾留時の石炭の膨張圧を高めるこ
とによりコークスの接着状況を良好に改善してコークス
強度を向上し、非微粘結炭の多量使用を可能とする方法
について検討した。
とによりコークスの接着状況を良好に改善してコークス
強度を向上し、非微粘結炭の多量使用を可能とする方法
について検討した。
【0019】図5に1例を示すように、乾留時のガス圧
は石炭の炭種により差がある。本発明者は、乾留時の膨
張圧が高い石炭を原料炭中に所定の割合、配合すること
によりコークスの接着状況を良好に改善する方法につい
て鋭意検討した。この結果、原料炭中に乾留時のガス圧
が20kPa以上の石炭を10〜50wt%配合し、前
記原料炭の残部を乾留時のガス圧が20kPa未満とし
た場合に、コークス強度が向上することが判明した。
は石炭の炭種により差がある。本発明者は、乾留時の膨
張圧が高い石炭を原料炭中に所定の割合、配合すること
によりコークスの接着状況を良好に改善する方法につい
て鋭意検討した。この結果、原料炭中に乾留時のガス圧
が20kPa以上の石炭を10〜50wt%配合し、前
記原料炭の残部を乾留時のガス圧が20kPa未満とし
た場合に、コークス強度が向上することが判明した。
【0020】また、原料炭の装入密度とコークス強度の
関係について鋭意、検討した。この結果、装入密度が
0.8以上の時に嵩密度向上効果により乾留後のコーク
スの接着状況が著しく向上するとともに、図6に1例を
示すように乾留時のガス圧の増加効果により、コークス
強度の向上効果が得られることが判明した。
関係について鋭意、検討した。この結果、装入密度が
0.8以上の時に嵩密度向上効果により乾留後のコーク
スの接着状況が著しく向上するとともに、図6に1例を
示すように乾留時のガス圧の増加効果により、コークス
強度の向上効果が得られることが判明した。
【0021】以上の検討の結果、本発明の方法により非
微粘結炭を40〜60wt%配合しても高強度の高炉用
コークスを製造することが可能となる。
微粘結炭を40〜60wt%配合しても高強度の高炉用
コークスを製造することが可能となる。
【0022】原料炭をコークス炉内に装入する際の嵩密
度を増加させる方法としては、石炭水分の一部を乾燥さ
せる方法と粘結剤を添加する方法があるが、非微粘結炭
を40〜60wt%と多量に使用するためには、これら
の両者を組み合わせたプロセスを適用することが好まし
い。本発明者が鋭意検討した結果、石炭の水分は図7に
1例を示すように5%以下にすることが好ましい。ま
た、粘結剤としてはタール、SOP(ソフトピッチ)、
石油系粘結剤などが適用可能であり、添加量は原料炭に
対して3〜10wt%程度添加することが好ましい。
度を増加させる方法としては、石炭水分の一部を乾燥さ
せる方法と粘結剤を添加する方法があるが、非微粘結炭
を40〜60wt%と多量に使用するためには、これら
の両者を組み合わせたプロセスを適用することが好まし
い。本発明者が鋭意検討した結果、石炭の水分は図7に
1例を示すように5%以下にすることが好ましい。ま
た、粘結剤としてはタール、SOP(ソフトピッチ)、
石油系粘結剤などが適用可能であり、添加量は原料炭に
対して3〜10wt%程度添加することが好ましい。
【0023】本発明者は、非微粘結炭を40〜60wt
%含む原料炭を用いても強度が高いコークスを製造する
方法について詳細の調査検討した。この結果、乾留時の
膨張圧が20kPa以上の石炭を10〜50wt%含む
原料炭について水分を5%以下に調整し、粘結剤を5w
t%添加することにより、非微粘結炭を40〜60wt
%含む原料炭を用いても強度が高いコークスを製造する
ことができる。
%含む原料炭を用いても強度が高いコークスを製造する
方法について詳細の調査検討した。この結果、乾留時の
膨張圧が20kPa以上の石炭を10〜50wt%含む
原料炭について水分を5%以下に調整し、粘結剤を5w
t%添加することにより、非微粘結炭を40〜60wt
%含む原料炭を用いても強度が高いコークスを製造する
ことができる。
【0024】非微粘結炭の配合割合を増加させると石炭
の粘結性が低下しコークス強度が低下するため、非微粘
結炭の使用割合の上限は60wt%とすることが好まし
い。本明細書でコークス強度とはJIS K 2151
に記載されているドラム強度試験法により測定し、コ
ークス試料を150回転後に15mm篩上の残存した重
量比で表したものを示す。
の粘結性が低下しコークス強度が低下するため、非微粘
結炭の使用割合の上限は60wt%とすることが好まし
い。本明細書でコークス強度とはJIS K 2151
に記載されているドラム強度試験法により測定し、コ
ークス試料を150回転後に15mm篩上の残存した重
量比で表したものを示す。
【0025】本明細書で非微粘結炭とは粘結力指数(C
I)が80%以下の石炭を示す。粘結力指数(CI)と
は石炭利用技術用語辞典(社団法人燃料協会編、昭和5
8年版)p.255に記載されているように0.25m
m以下の石炭1gに0.25〜0.30mmの粉コーク
ス9gを混ぜ、磁性るつぼで900℃、7分間乾留した
後、0.42mmでふるい分けし、ふるい上に残存した
重量の百分率で表示する方法である。
I)が80%以下の石炭を示す。粘結力指数(CI)と
は石炭利用技術用語辞典(社団法人燃料協会編、昭和5
8年版)p.255に記載されているように0.25m
m以下の石炭1gに0.25〜0.30mmの粉コーク
ス9gを混ぜ、磁性るつぼで900℃、7分間乾留した
後、0.42mmでふるい分けし、ふるい上に残存した
重量の百分率で表示する方法である。
【0026】本明細書で石炭の流動性とはJIS M
8801 に記載されているギーセラープラストメータ
ーにより測定した値である。
8801 に記載されているギーセラープラストメータ
ーにより測定した値である。
【0027】本明細書で石炭の膨張性とはJIS M
8801 に記載されているディラトメーターにより測
定した値である。
8801 に記載されているディラトメーターにより測
定した値である。
【0028】
(実施例1)本発明の方法に従って表1に性状を示す配
合1の原料炭を用いてコークス製造試験を行った。配合
1は膨張圧が23kPaの粘結炭A炭を20wt%、膨
張圧が1.5kPaの粘結炭B炭を40wt%、および
膨張圧が0.9kPaの非微粘結炭E炭を40wt%各
々配合して構成されている。この原料炭を水分3.5%
に調整してソフトピッチを原料炭に対して3wt%添加
した後、嵩密度0.82でコークス炉に装入して950
℃まで乾留した。この結果、図2に示すように、得られ
たコークスの強度は85.0%と高く、高強度のコーク
スが製造できた。
合1の原料炭を用いてコークス製造試験を行った。配合
1は膨張圧が23kPaの粘結炭A炭を20wt%、膨
張圧が1.5kPaの粘結炭B炭を40wt%、および
膨張圧が0.9kPaの非微粘結炭E炭を40wt%各
々配合して構成されている。この原料炭を水分3.5%
に調整してソフトピッチを原料炭に対して3wt%添加
した後、嵩密度0.82でコークス炉に装入して950
℃まで乾留した。この結果、図2に示すように、得られ
たコークスの強度は85.0%と高く、高強度のコーク
スが製造できた。
【0029】(比較例1)表1に性状を示す配合2の原
料炭を用いてコークス製造試験を行った。配合2は膨張
圧が1.5kPaの粘結炭B炭を20wt%,膨張圧が
10kPaの粘結炭C炭を40wt%、および膨張圧が
0.9kPaの非微粘結炭E炭を40wt%各々配合し
て構成されている。この原料炭をコークス炉内に水分
6.5%、嵩密度0.75でコークス炉に装入して95
0℃まで乾留した。この結果、図2に示すように、強度
が82.0%と高炉用コークスとしては強度が低いコー
クスが得られた。
料炭を用いてコークス製造試験を行った。配合2は膨張
圧が1.5kPaの粘結炭B炭を20wt%,膨張圧が
10kPaの粘結炭C炭を40wt%、および膨張圧が
0.9kPaの非微粘結炭E炭を40wt%各々配合し
て構成されている。この原料炭をコークス炉内に水分
6.5%、嵩密度0.75でコークス炉に装入して95
0℃まで乾留した。この結果、図2に示すように、強度
が82.0%と高炉用コークスとしては強度が低いコー
クスが得られた。
【0030】(実施例2)本発明の方法に従って表1に
性状を示す配合3の原料炭を用いてコークス製造試験を
行った。配合3は膨張圧が23kPaの粘結炭A炭を1
0wt%、膨張圧が1.5kPaの粘結炭B炭を20w
t%、膨張圧が100kPaの粘結炭D炭を10wt
%、および膨張圧が0.9kPaの非微粘結炭E炭を6
0wt%で各々配合して構成されている。この原料炭を
水分3.5%に調整してソフトピッチを原料炭に対して
3wt%添加した後、嵩密度0.82でコークス炉に装
入して950℃まで乾留した。この結果、図3に示すよ
うに、得られたコークスの強度は83.5%と高く、高
強度のコークスが製造できた。
性状を示す配合3の原料炭を用いてコークス製造試験を
行った。配合3は膨張圧が23kPaの粘結炭A炭を1
0wt%、膨張圧が1.5kPaの粘結炭B炭を20w
t%、膨張圧が100kPaの粘結炭D炭を10wt
%、および膨張圧が0.9kPaの非微粘結炭E炭を6
0wt%で各々配合して構成されている。この原料炭を
水分3.5%に調整してソフトピッチを原料炭に対して
3wt%添加した後、嵩密度0.82でコークス炉に装
入して950℃まで乾留した。この結果、図3に示すよ
うに、得られたコークスの強度は83.5%と高く、高
強度のコークスが製造できた。
【0031】(比較例2)表1に性状を示す配合4の原
料炭を用いてコークス製造試験を行った。配合2は膨張
圧が10kPaの粘結炭C炭を10wt%、膨張圧が
1.5kPaの粘結炭B炭を30wt%、および膨張圧
が0.9kPaの非微粘結炭E炭を60wt%で構成さ
れている。この原料炭をコークス炉内に水分6.5%、
嵩密度0.75で装入して950℃まで乾留した。この
結果、図3に示すように、強度が80.0%と高炉用コ
ークスとしては強度が低いコークスが得られた。
料炭を用いてコークス製造試験を行った。配合2は膨張
圧が10kPaの粘結炭C炭を10wt%、膨張圧が
1.5kPaの粘結炭B炭を30wt%、および膨張圧
が0.9kPaの非微粘結炭E炭を60wt%で構成さ
れている。この原料炭をコークス炉内に水分6.5%、
嵩密度0.75で装入して950℃まで乾留した。この
結果、図3に示すように、強度が80.0%と高炉用コ
ークスとしては強度が低いコークスが得られた。
【0032】
【表1】
【0033】
【発明の効果】以上のように、本発明により、高炉用コ
ークス製造プロセスにおいて安価な非微粘結炭の使用割
合を大幅に増加させ、高強度の高炉用コークスを製造す
ることが可能となった。本発明の技術的、経済的な効果
は非常に大きい。
ークス製造プロセスにおいて安価な非微粘結炭の使用割
合を大幅に増加させ、高強度の高炉用コークスを製造す
ることが可能となった。本発明の技術的、経済的な効果
は非常に大きい。
【図1】本発明を適用する高炉用コークス製造プロセス
を示す図。
を示す図。
【図2】本発明を実施例1に適用した場合の効果を示す
図。
図。
【図3】本発明を実施例2に適用した場合の効果を示す
図。
図。
【図4】コークス炉内の炉幅方向におけるコークス乾留
状況を示す図。
状況を示す図。
【図5】(a),(b),(c)は、各石炭種毎の乾留
時の膨張圧の例を示す図。
時の膨張圧の例を示す図。
【図6】原料炭の嵩密度と乾留時の膨張圧の関係を示す
図。
図。
【図7】原料炭水分と石炭嵩密度の金関係を示す図。
1:石炭配合槽 2:石炭切り出し装置 3:原料炭ベルトコンベアー 4:粘結剤添加装置 5:原料炭供給ホッパー 6:装入車 7:コークス炉
Claims (2)
- 【請求項1】 非微粘結炭を0〜60wt%、残りを粘
結炭として原料炭を配合する際に、該原料炭の10〜5
0wt%を乾留時のガス圧が20kPa以上の石炭と
し、前記原料炭の残部を乾留時のガス圧が20kPa未
満の石炭として配合し、所定値以上の嵩密度となるよう
にコークス炉に装入して乾留することを特徴とする高強
度コークス製造方法。 - 【請求項2】 配合後の原料炭を乾燥および/または粘
結剤を添加してコークス炉に装入することにより、嵩密
度を0.8以上とすることを特徴とする請求項1記載の
高強度コークス製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8128596A JPH09272871A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 高強度コークス製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8128596A JPH09272871A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 高強度コークス製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09272871A true JPH09272871A (ja) | 1997-10-21 |
Family
ID=13742113
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8128596A Pending JPH09272871A (ja) | 1996-04-03 | 1996-04-03 | 高強度コークス製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09272871A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005187494A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-14 | Nippon Steel Corp | 高炉用コークスの製造方法 |
| JP2008156661A (ja) * | 2008-02-14 | 2008-07-10 | Nippon Steel Corp | 高炉用コークスの製造方法 |
| JP2008291275A (ja) * | 2008-08-01 | 2008-12-04 | Jfe Steel Kk | 高炉用コークスの製造方法 |
| CN107523319A (zh) * | 2017-08-15 | 2017-12-29 | 宝钢集团新疆八钢铁有限公司 | 一种炼焦增加优质气肥煤配入量的方法 |
-
1996
- 1996-04-03 JP JP8128596A patent/JPH09272871A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2005187494A (ja) * | 2003-12-24 | 2005-07-14 | Nippon Steel Corp | 高炉用コークスの製造方法 |
| JP2008156661A (ja) * | 2008-02-14 | 2008-07-10 | Nippon Steel Corp | 高炉用コークスの製造方法 |
| JP2008291275A (ja) * | 2008-08-01 | 2008-12-04 | Jfe Steel Kk | 高炉用コークスの製造方法 |
| CN107523319A (zh) * | 2017-08-15 | 2017-12-29 | 宝钢集团新疆八钢铁有限公司 | 一种炼焦增加优质气肥煤配入量的方法 |
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