JPH07268349A - 冶金用成形コークスの製造方法 - Google Patents

冶金用成形コークスの製造方法

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JPH07268349A
JPH07268349A JP5907094A JP5907094A JPH07268349A JP H07268349 A JPH07268349 A JP H07268349A JP 5907094 A JP5907094 A JP 5907094A JP 5907094 A JP5907094 A JP 5907094A JP H07268349 A JPH07268349 A JP H07268349A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 竪型シャフト炉内で成形炭を熱媒ガスによっ
て直接的に加熱し、冶金用成形コークスを製造するプロ
セスにおいて、冷間強度およびガス反応後強度が高く、
かつガス反応性の高い成形コークスを製造する方法を提
供する。 【構成】 非微粘結炭を50〜90重量%含有する粉炭
にバインダーを添加して塊成化した成形炭を竪型シャフ
ト炉内で乾留し冶金用成形コークスを製造する方法にお
いて、非微粘結炭および粘結炭を揮発分および粘結性に
応じて、適当な特定の粒度に粉砕し調整することによ
り、高強度、かつ高反応性の成形コークスを製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、石炭とバインダーを混
練し成形して得られる成形炭を、竪型のシャフト炉内で
熱媒ガスによって加熱・乾留する冶金用成形コークスの
製造方法に関する。より詳しく述べると、本発明は、成
形コークス製造において、冷間強度およびガス反応後強
度が高く、かつ、ガス反応性が高い成形コークスを製造
する冶金用成形コークスの製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】冶金用コークスを製造する方法としては
石炭を炭化室に装入し、隣接する燃焼室で燃料ガスを燃
焼させ、珪石煉瓦製の壁を介して伝熱する熱によって石
炭を間接的に加熱し、乾留する室炉式コークス製造方法
が一般的に広く採用されている。しかし、この方法はバ
ッチ操業形態であるために密閉化が充分に実施できない
ことにより、乾留時に発生する副産物の系外への漏洩お
よび炭化室への石炭の装入時とコークス排出時の粉塵の
飛散による環境汚染が懸念されるほか、生産性が低いこ
とならびに原料として多量の高価な粘結炭を必要とする
ことから必ずしも有利ではないという問題点があった。
また、室炉式コークス製造方法では、得られた高温(約
900℃)のコークスを外部に排出することや珪石煉瓦
製の約100mmの壁を介して伝熱する熱によって石炭
を間接的に加熱するために熱効率が低いという問題があ
った。
【0003】この問題点を解決する方法として、予め粉
炭を塊成化して製造した成形炭を竪型のシャフト炉によ
り乾留する成形コークス製造方法が提案されている。成
形コークス製造方法は、既に知られている通り、非微粘
結炭を主配合として塊成化した成形炭を乾留することに
より、成形コークスを製造するものである。その代表的
な方法は、非微粘結炭を主配合とした粉炭に石炭ター
ル、ピッチ、石油系重質油などのバインダーのうち1種
類以上を添加した後、高圧に加圧して塊成化した成形炭
を竪型シャフト炉内で加熱ガスを熱媒として直接的に加
熱する方法であり、例えば、図1に示すような構成を有
する装置を用いて製造されている(例えば、特公昭60
−38437号公報)。あらかじめ微粉砕した石炭を塊
成化し成形炭とした後に、乾留炉上部の成形炭装入装置
1から乾留炉内に装入する。装入時の成形炭は常温(1
0〜30℃)である。低温ガス加熱器11および高温ガ
ス加熱器12で熱媒ガスをそれぞれ600〜800℃、
900〜1,100℃に加熱した後、低温ガス吹き込み
羽口5および高温ガス吹き込み羽口6より各々吹き込ん
で成形炭を加熱することにより、成形炭を乾留し、コー
クス化させる。乾留後の成形コークスは冷却ガス吹き込
み羽口7より吹き込まれた冷却ガスにより約100〜1
50℃まで冷却された後、成形コークス排出口4から系
外に排出される。
【0004】このコークス製造方法は、連続式の操業形
態であることから密閉化が可能であり環境対応力に優れ
ていること、および生産性が高いという利点があるほ
か、乾留に先立って石炭をバインダーとともに混練し、
塊成化して成形炭とすることから非微粘結炭を多量に使
用することが可能であり、原料確保の点から有利である
等の長所を有している。また、該成形コークス製造方法
においては竪型シャフト炉内で成形炭を熱媒ガスによっ
て直接的に加熱するとともに竪型シャフト炉の下部から
吹き込む冷却ガスによりコークスの顕熱を回収している
ことから、熱効率は非常に高い。
【0005】石炭の性状(例えば、粘結性、揮発分な
ど)が変化した場合には、冷間強度およびガス反応後強
度が高い成形コークスを製造するためには、石炭の粒
度、および配合炭中の各石炭の重量比を変更する必要が
あるが、前記の発明ではこれらの点については検討が実
施されていない。
【0006】成形コークスの有すべき性状としては、大
型高炉での使用に供するためには冷間強度が83%以
上、ガス反応後強度が56%以上の高強度であることが
必要である。
【0007】特開昭52−23106号では成形コーク
ス製造用原料炭の粘結力指数が35%〜80%、揮発分
が17〜35%となるように原料炭を配合し、かつ、前
記原料炭中に揮発分が14〜27%の範囲でイナート成
分を30〜60%含有する石炭を15%以上配合すると
ともに、最高流動度(MF)500ddpm以上の石炭
の配合量は10wt%以下とする方法が提唱されてい
る。
【0008】しかし、前記の発明においては、原料炭の
性状(例えば、粘結性、揮発分など)が変化した際の原
料炭の粒度については検討が実施されていないため、本
発明者らがこの方法に基づいて後記の表4に示す条件で
配合した成形炭を乾留して成形コークスを製造した結
果、気孔率が高く、冷間強度が低い成形コークスが得ら
れた。
【0009】図2に示すように、成形コークスのガス反
応後強度は気孔率が増加すると低下するので、この方法
で製造した上記の成形コークスはガス反応後強度が低
く、51%以下であるという問題があった。
【0010】本明細書における最高流動度とはJIS
M 8801に示されているキーセラープラストメータ
ーによる流動度測定試験結果に基づくものである。
【0011】また、ガス反応性の高いコークスは、ウス
タイトー鉄還元平衡に近い熱保存帯領域の温度を低下さ
せ、高炉内還元効率を向上させる効果があることが、知
られている(例えば、社団法人日本鉄鋼協会CAMP−
ISIJ(1991),1036)。
【0012】本明細書で、冷間強度とは、JIS K
2151に示されているように、コークス10kgをド
ラム試験機(直径、長さとも1500mm、羽根4枚)
に装入し、150回転させた後、15mmの篩で篩分け
し、篩上に留まった質量を百分率で表した値のことでD
150 15 と表す。
【0013】また、ガス反応後強度(CSR)とは、コ
ークスノート(社団法人燃料協会コークス部会編、19
88年版)P.218に示されているように、粒度20
±1mmに調整したコークス試料を1100℃でCO2
と2時間反応させた後のコークスについてI型試験機で
600回転させた後、10mmの篩にかけて、その篩上
に留まった質量を百分率で表した値である。この値は、
高炉内でコークスが受ける条件を加味したもので、コー
クス品質評価に適していることからわが国で広く行われ
ている。
【0014】ガス反応性とは、JIS K 2151に
示されているように、840〜1680μmに粒度調整
したコークスを950℃でCO2 と反応させ、コークス
のガス化反応の難易度を表す方法である。
【0015】特開昭61−91286号では、原料炭の
粒度を0.25mm以下が80wt%以上まで粉砕して
加圧成形して塊成炭とした後、そのままあるいは解砕し
て室炉式コークス炉に装入して乾留し、ガス反応後強度
の高いコークスを製造する方法が提唱されている。しか
しながら、前記したように室炉式コークス製造方法では
パッチ操業形態であるため環境対応力が低く、かつ、原
料炭として多量の粘結炭を消費するという問題点は解決
されない。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】そこで、成形コークス
を大型高炉で多量に使用し、かつ、高炉内の還元効率を
向上させるために、ガス反応性が高く、しかも、冷間強
度およびガス反応後強度が高い成形コークスを製造する
技術の開発が望まれていた。
【0017】本発明は、冶金用成形コークスを竪型シャ
フト炉で製造する方法についてガス反応性が高く、か
つ、冷間強度およびガス反応後強度の高い成形コークス
を製造する方法を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、以上のよ
うな問題点を改良すべく、成形コークスが乾留工程で受
ける熱的条件を設定してシミュレート実験ができる小型
ガス乾留炉を用いて、石炭の性状と成形コークスの品質
との関係について詳細な検討を重ねた結果、後記の表1
に例を示すように粘結力指数50〜80%、揮発分10
〜25%未満の非微粘結炭を0.6mm以下50〜10
0wt%、0.6〜3.0mm50〜0wt%に粒度調
整し、揮発分25〜35%の非微粘結炭0.6mm以下
80〜100wt%、0.6〜1.0mm20〜0wt
%に粒度調整し、さらに、粘結力指数80〜95%、揮
発分15〜30%の粘結炭を粉砕粒度0.6mm以下8
0〜100wt%、0.6〜1.0mm20〜0wt%
に粒度調整することによりガス反応性が高く、かつ、冷
間強度およびガス反応後強度の高い成形コークスを製造
することができる本発明を完成するに到った。
【0019】すなわち、本発明が要旨とするところは、
粘結力指数50〜80%、揮発分10〜25%未満の非
微粘結炭を0.6mm以下50〜100wt%、0.6
〜3.0mm50〜0wt%に粒度調整し、成形コーク
ス全原料炭に対して10〜70wt%配合し、粘結力指
数50〜80%、揮発分25〜35%の非微粘結炭を
0.6mm以下80〜100wt%、0.6〜1.0m
m20〜0wt%に粒度調整して、成形コークス全原料
炭に対して0〜80wt%配合し、さらに、粘結力指数
80〜95%、揮発分15〜30%の粘結炭を0.6m
m以下80〜100wt%、0.6〜1.0mm20〜
0wt%に粒度調整して、成形コークス全原料炭に対し
て50〜10wt%配合した粉炭に、石炭タール、ピッ
チ及び石油系重質油の1種類以上からなる粘結剤を添加
し加圧成形した成形炭を竪型の乾留炉で乾留することを
特徴とする冶金用成形コークスの製造方法にある。
【0020】ここで非微粘結炭とは粘結力指数(CI)
が80%未満の石炭と定義し、粘結炭とは粘結力指数が
80%以上の石炭と定義する。粉炭とは3mm以下の石
炭と定義する。
【0021】粘結力指数(CI)とは、石炭利用技術用
語辞典(社団法人燃料協会)P.252に示されている
ように、石炭1g(粒度0.25mm以下)に粉コーク
ス9g(粒度0.25〜0.3mm)を配合したものを
磁性るつぼで900℃で7分間乾留してコークス化し、
かくして得られたコークスを0.42mmの篩にかけ
て、その篩上に留まった質量を百分率で表した値であ
る。
【0022】石炭の揮発分の測定方法は、JIS M
8812に示されているように、試料1gをふた付きの
るつぼに入れて、900±20℃で7分間加熱したとき
の質量減少率から、同時に定量した水分を差し引いた値
により算出する。
【0023】
【作用】以下、その具体的内容について説明する。
【0024】既に知られているように、石炭の再固化温
度および膨張・収縮量は図3に示すように、石炭の揮発
分量(VM)に依存している。
【0025】このため、石炭の揮発分が25〜35%の
非微粘結炭を多量に配合すると、コークスの固化時の収
縮量が大きいことにより強固で均質な接触型のコークス
組織が得られず、気孔率が増加し、冷間強度およびガス
反応後強度が低下する。
【0026】そこで、本発明者らは、石炭の粘結性を有
効に利用する方法について鋭意研究を重ねた結果、石炭
の粘結性および揮発分に応じて石炭の粒度を変更するこ
とにより、強固で均質なコークス組織を形成させ、冷間
強度およびガス反応後強度の高い成形コークスを製造す
る方法を発明した。
【0027】粘結力指数50〜80%、揮発分が25〜
35%の非微粘結炭と粘結力指数が50〜80%、揮発
分が10〜25%の非微粘結炭、および、粘結力指数が
80〜95%で揮発分が15〜30%の粘結炭を0.6
mm以下0〜20wt%、0.6〜3.0mm100〜
80wt%に粉砕した場合には、均質で強固なコークス
組織が得られない。このため、冷間強度およびガス反応
後強度が低下する。
【0028】粘結力指数50〜80%、揮発分が15〜
25%の非微粘結炭の粒度0.6mm以下が50wt%
未満であると該石炭が石炭同士の相溶性を悪化させ、均
質で強固なコークス組織が得られないため、冷間強度お
よびガス反応後強度が低下する。粘結力指数50〜80
%、揮発分が15〜25%の非微粘結炭の粒度0.6m
m以下が50〜100wt%の場合には該石炭が石炭同
士の相溶性を向上させ、均質で強固なコークス組織を形
成するため、冷間強度およびガス反応後強度が向上す
る。
【0029】粘結力指数50〜80%、揮発分が15〜
25%の非微粘結炭の上限粒度が3mmを超えると、成
形コークスに亀裂が発生し、冷間強度が低下するため、
前記石炭の粉砕粒度の上限は3mmとする。したがっ
て、粘結力指数が50〜80%、揮発分が15〜25%
の非微粘結炭の粒度0.6mm〜3.0mm粒度は50
〜0wt%とする。
【0030】また、粘結力指数50〜80%、揮発分2
5〜35%の非微粘結炭の粒度0.6mm以下が80w
t%未満であると、乾留時に過度の膨れおよび収縮が発
生するため、均質なコークス組織が得られず、成形コー
クスの冷間強度およびガス化反応後強度が低下する。粘
結力指数が50〜80%、揮発分25〜35%の非微粘
結炭の粒度0.6mm以下が80〜100wt%である
と、乾留時の過度の膨れおよび収縮が抑制され、均質で
強固なコークス組織を形成するために冷間強度およびガ
ス反応後強度が向上する。また、粘結力指数50〜80
%、揮発分25〜35%の非微粘結炭の粒度が1.0m
m超に大きくなると乾留時の膨張・収縮量が大きくな
り、気孔の生成量が増加し、コークス組織の均質性を阻
害するため、前記石炭の粉砕粒度の上限は1.0mmと
する。したがって、粘結力指数50〜80%、揮発分2
5〜35%の非微粘結炭の粒度0.6〜1.0mm粒度
20〜0wt%とする。
【0031】粘結力指数80〜95%、揮発分15〜3
0%の非微粘結炭の粒度0.6mm以下が80wt%以
上の場合には、粘結力指数50〜80%、揮発分25〜
35%の非微粘結炭を20wt%以上配合しても、前記
非微粘結炭を取り込んで均質で良好なコークス組織を形
成するため、冷間強度およびガス反応後強度は低下しな
い。しかし、粘結力指数80〜95%、揮発分15〜3
0%の粘結炭の粒度0.6mm以下が80wt%未満で
は、前記のコークス組織の均質効果は得られないため、
冷間強度およびガス反応後強度が低下する。前記粘結炭
の粒度0.6mm以下が80〜100wt%の際は、前
記粘結炭が成形コークス原料炭中に均一に分散し、粘結
剤として効果的に利用されるため、成形コークスの組織
が均質化され、冷間強度およびガス反応後強度が向上す
る。
【0032】粘結力指数80〜95%、揮発分15〜3
0%の粘結炭の粒度が1.0mm超では乾留時に過度に
膨れるため、粘結力指数50〜80%、揮発分25〜3
5%の非微粘結炭を20wt%以上配合した場合には、
均質で良好なコークス組織を形成することはできず、成
形コークスの冷間強度およびガス反応後強度は低下す
る。
【0033】そこで、粘結力指数80〜95%、揮発分
15〜30%の粘結炭の粒度0.6mm以下を80〜1
00wt%とし、0.6〜1.0mm粒度を20〜0w
t%とする。
【0034】成形コークス原料炭の揮発分が10%未満
および35%以上の場合は、その粘結力指数は50未満
であり、粘結力指数50〜80%のものは存在しない。
【0035】粘結力指数50〜80%、揮発分25〜3
5%の非微粘結炭の80wt%超配合については、いか
なる手段を用いても満足させるコークス強度は得られな
いことがわかった。これは、前記非微粘結炭を80wt
%超配合すると、膨張、固化収縮時の不均一性により、
均質なコークス組織の形成ができないためである。そこ
で、粘結力指数50〜80%、揮発分25〜35%の非
微粘結炭の配合割合は0〜80wt%に限定する。粘結
力指数80〜95%、揮発分15〜30%の粘結炭の配
合割合は、乾留時の膨れ、割れを抑制し、かつ、成形炭
の粘結性を確保するために、10〜50wt%に限定す
る。したがって、粘結力指数50〜80%、揮発分15
〜25%の粘結炭の配合割合は、10〜70wt%に限
定する。
【0036】尚、粘結力指数50〜80%、揮発分25
〜35%の非微粘結炭の配合割合が20%以下の場合に
は、本発明による粒度調整を適用しなくてもD150 15
3以上、ガス反応後強度56以上の成形コークスを製造
できるが、前記非微粘結炭の配合割合が20%以下の場
合でも、後記の表3に示すように、本発明を適用するこ
とにより、コークス組織の均質化が促進されるため、C
SRが大幅に向上する。
【0037】バインダーは粉炭を加圧して成形炭を製造
する際の粘結剤として必要であり、その種類は石炭ター
ル、ピッチ、石油系重質油などが適しており、配合割合
は粉炭に対して5〜10wt%が好ましい。
【0038】石炭の粒度は石炭を過粉砕しないように粉
砕した後、分級器で分級し、粒度調整を行った。例え
ば、石炭の粉砕粒度を0.6mm以下50wt%以上に
粒度調整するには、図4に1例を示すように、インパク
トクラッシャーなどの粉砕機14で2.0mmの篩16
を石炭が約70%通過する程度に粉砕し、2.0mm以
上の粒度の石炭を分級器15等で分級後、1.0mm以
上の石炭を同様に粉砕することを繰り返し行うことで可
能である。
【0039】また、粉砕粒度を0.6mm80wt%以
上に粉砕するには、上記の方法と同様にインパクトラッ
シャーなどで1.0mmの篩を石炭が約85%通過する
程度に粉砕し、1.0mm以上の粒度の石炭を分級器等
で分級後、1.0mm以上の石炭を同様に粉砕すること
を繰り返し行うことで可能である。
【0040】以下に実施例により、本発明の効果を説明
する。
【0041】
【実施例】
(実施例1〜6)配合炭は数種類の石炭を用いて表1に
示す性状に調整した。表1に示す性状の配合炭にバイン
ダーとしてソフトピッチを8%添加して、粒径70m
m、容積150ccに加圧成形した成形炭を乾留して成
形コークスを製造した。
【0042】粘結力指数50〜80%、揮発分15〜2
5%の非微粘結炭(以下、原料炭Aとする)を粒度0.
6mm以下50〜100wt%、0.6〜3.0mm粒
度0〜50wt%に粒度調整し、粘結力指数50〜80
%、揮発分25〜35%の非微粘結炭(以下、原料炭B
とする)、および粘結力指数80〜95%、揮発分15
〜30%の粘結炭(以下、原料炭Cとする)を0.6m
m以下80〜100wt%、0.6〜1.0mm20〜
0wt%に粒度調整した。原料炭Aを10〜70wt
%、原料炭Bを50〜80wt%、原料炭50〜10w
t%の割合で配合した配合炭にソフトピッチを8wt%
添加し、加圧成形して成形コークス炭を製造した。
【0043】これに対して、比較例1,2では原料炭A
の粉砕粒度を0.6mm以下50wt%未満とし、比較
例3,4では原料炭Bの粉砕粒度を0.6mm以下80
wt%未満とした。また、比較例5,6では、原料炭C
の粉砕粒度を0.6mm以下80wt%未満とした。
【0044】これらの成形炭を竪型シャフト炉を用いて
乾留して成形コークスを製造した。この際の運転条件
は、低温ガス吹き込み羽口から吹き込む熱媒ガスの温度
および流量は650℃、16,000Nm3 /Hrであ
り、高温ガス吹き込み羽口から吹き込む熱媒ガスの温度
および流量は900℃、3,000Nm3 /Hrであ
る。
【0045】表1から明らかなように、比較例1〜6で
は冷間強度が72.8〜81.3%、ガス反応後強度が
48.0〜53.6%と低いのに対して、本発明を適用
した実施例1〜6では、冷間強度が83%以上で、ガス
反応後強度が56%以上の高強度の成形コークスを製造
できた。
【0046】また、通常はガス反応性(JIS−RI)
が高いコークスはガス反応後強度が低いが、本発明を適
用することにより、表1および図5に示すように、冷間
強度およびガス反応後強度が高く、かつ、ガス反応性が
高い成形コークスを製造できた。
【0047】
【表1】
【0048】(実施例7〜10)表2に示すように、実
施例7〜10では原料炭Aを粉砕粒度0.6mm以下6
5.0wt%、0.6〜3.0mm25.4wt%、原
料炭Bを粉砕粒度0.6mm以下85.2wt%、0.
6〜1.0mm13.7wt%、原料炭Cを粉砕粒度
0.6mm以下88.5wt%、0.6〜1.0mm1
0.2wt%に粒度調整した後、原料炭A17〜57w
t%、原料炭Bを20〜60wt%、原料炭Cを23〜
25wt%の範囲で配合した。
【0049】これに対して、比較例7〜10では上記粉
砕粒度と同一の条件で粉砕した原料炭A,B,Cを用い
て、比較例7,8では原料炭Bの配合割合を80wt%
超とし、比較例9では原料炭Cの配合割合を10wt%
未満とした。また、比較例10では原料炭Cの配合割合
を50wt%超とした。
【0050】これらの配合炭にソフトピッチを8wt%
添加して、加圧成形して製造した成形炭を竪型シャフト
炉を用いて乾留して成形コークスを製造した。この際の
運転条件は、低温ガス吹き込み羽口から吹き込む熱媒ガ
スの温度および流量は650℃、16,000Nm3
Hrであり、高温ガス吹き込み羽口から吹き込む熱媒ガ
スの温度および流量は900℃、3,000Nm3 /H
rである。
【0051】この結果、得られた成形コークスは比較例
7〜10では冷間強度が74.6〜77.9%、ガス反
応後強度が44.3〜52.0%と低いのに対して、実
施例7〜10では、冷間強度が84.8〜85.3%以
上で、ガス反応後強度が57.8〜61.7%と高強度
である。
【0052】
【表2】
【0053】(実施例11〜12)表3に示すように、
原料炭Bを20wt%以下配合した場合について、実施
例11と比較例11、および実施例12と比較例12
で、各々同一の原料炭を用いて、粒度を変更した際の成
形コークスの性状を比較した。
【0054】実施例11では原料炭Cを0.6mm以下
80wt%以上に粉砕したのに対して、比較例11で
は、0.6mm以下を64.5wt%に粒度調整した。
【0055】また、実施例12では原料炭Bを0.6m
m以下80wt%以上に粉砕し、比較例12では原料炭
Bを0.6mm以下を64.3wt%に粉砕した。
【0056】これらの配合炭にソフトピッチを8wt%
添加して、加圧成形して製造した成形炭を竪型シャフト
炉を用いて乾留して成形コークスを製造した。この際の
運転条件は、低温ガス吹き込み羽口から吹き込む熱媒ガ
スの温度および流量は650℃、16,000Nm3
Hrであり、高温ガス吹き込み羽口から吹き込む熱媒ガ
スの温度および流量は900℃、3,000Nm3 /H
rである。
【0057】この結果、同一の原料炭を使用したにもか
かわらず、比較例11および12ではガス反応後強度が
56.4〜57.7%であったのに対して、実施例11
および12ではガス反応後強度が約62%に向上した。
【0058】
【表3】
【0059】(実施例13〜14)表4に示す数種類の
石炭を用いて、配合炭の粘結力指数が35〜80%、揮
発分が17〜35%となるように石炭を配合し、かつ、
該配合炭中に揮発分が14〜27%の範囲でイナート成
分を30〜60%含有する石炭を15wt%以上配合す
るとともに、最高流動度(MF)が500ddpm以上
の石炭の配合割合を10wt%以下とした場合につい
て、実施例13と比較例13、および実施例14と比較
例14で、各々同一の原料炭を用いて、粒度を変更した
際の成形コークスの性状を比較した。
【0060】実施例13および実施例14では、原料炭
の粒度を粘結力指数50〜80%未満、揮発分15〜2
5%の非微粘結炭である石炭aおよび石炭bは0.6m
m以下74.0wt%、0.6〜3.0mm24.8w
t%に粉砕し、粘結力指数50〜80%未満、揮発分2
5〜35%未満の非微粘結炭である石炭cは0.6mm
以下85.3wt%、0.6〜1.0mm14.0wt
%に粉砕し、粘結力指数80〜95%未満、揮発分15
〜30%の粘結炭である石炭dおよび石炭cは0.6m
m以下84.0wt%、0.6〜1.0mm15.2w
t%に粉砕したものを用いた。
【0061】これに対して、比較例13では、表4に示
す割合で配合した配合炭を0.6mm以下37.8%、
0.6〜3.0mm62.0wt%に粉砕したものを用
い、比較例14では表4に示す割合で配合した配合炭を
0.6mm以下39.5wt%、0.6〜3.0mm6
0.1wt%に粉砕したものを用いた。
【0062】これらの配合炭にソフトピッチを8%添加
して、加圧成形して製造した成形炭を竪型シャフト炉を
用いて乾留して成形コークスを製造した。
【0063】この際の運転条件は、低温ガス吹き込み羽
口から吹き込む熱媒ガスの温度および流量は650℃、
16,000Nm3 /Hrであり、高温ガス吹き込み羽
口から吹き込む熱媒ガスの温度および流量は900℃、
3,000Nm3 /Hrである。
【0064】この結果、同一の原料炭を使用したにも関
わらず、比較例13および14では冷間強度が75.8
〜77.8%で、ガス反応後強度が50.7〜50.8
%と低いのに対して、実施例13および実施例14では
冷間強度が84.8〜85.1%、ガス反応後強度が5
7.8〜58.0%と大幅に向上した。
【0065】
【表4】
【0066】
【表5】
【0067】
【表6】
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明は冶金用成形コー
クスの製造方法に関するものであり、本発明の効果によ
り、冷間強度およびガス反応後強度の高い成形コークス
を製造することが可能となった。その結果、成形コーク
ス原料炭の使用範囲を大幅に拡大するとともに、高炉に
おける成形コークスの使用割合を飛躍的に向上させるこ
とが可能となり、本発明による技術的、経済的な効果は
非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】成形コークス製造プロセスの全体フロー図。
【図2】成形コークスのガス反応後強度と気孔率の関係
を示す図。
【図3】コークスの膨張・収縮係数と温度の関係を示す
図。
【図4】成形コークス用原料炭の粉砕工程を示す図。
【図5】本発明の実施例1〜6のガス反応性を示す図。
【符号の説明】
1…成形炭装入装置 2…シャフト炉
上部乾留室 3…シャフト炉下部冷却室 4…成形コーク
ス排出口 5…低温ガス吹き込み羽口 6…高温ガス吹
き込み羽口 7…冷却ガス吹き込み羽口 8…昇温ガス抜
き出しダクト 9…炉頂部循環ガス抜き出しダクト 10…循環ガス
冷却器 11…低温ガス加熱器 12…高温ガス
加熱器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粘結力指数50〜80%、揮発分10〜
    25%未満の非微粘結炭を0.6mm以下50〜100
    wt%、0.6〜3.0mm50〜0wt%に粒度調整
    して、成形コークス全原料炭に対して10〜70wt%
    配合し、粘結力指数50〜80%、揮発分25〜35%
    の非微粘結炭を0.6mm以下80〜100wt%、
    0.6〜1.0mm20〜0wt%に粒度調整して、成
    形コークス全原料炭に対して0〜80wt%配合し、さ
    らに、粘結力指数80〜95%、揮発分15〜30%の
    粘結炭を0.6mm以下80〜100wt%、0.6〜
    1.0mm20〜0wt%に粒度調整して成形コークス
    全原料炭に対して50〜10wt%配合した粉炭に、石
    炭タール、ピッチ及び石油系重質油の1種類以上からな
    る粘結剤を添加し加圧成形した成形炭を竪型の乾留炉で
    乾留することを特徴とする冶金用成形コークスの製造方
    法。
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