JPH09272503A - 結束機 - Google Patents

結束機

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JPH09272503A
JPH09272503A JP11051996A JP11051996A JPH09272503A JP H09272503 A JPH09272503 A JP H09272503A JP 11051996 A JP11051996 A JP 11051996A JP 11051996 A JP11051996 A JP 11051996A JP H09272503 A JPH09272503 A JP H09272503A
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rubber band
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driving
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JP11051996A
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Hitoshi Ueda
整 上田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被結束物品を好適に結束保持すると共に結束
作業に係るコスト低減を図る。 【解決手段】 被結束物品8の挿通を許容する挿通口2
2aを備えた基板22に、4基の爪駆動機構30が配設
される。ゴムバンド20を引掛け得る先端32aを備え
た係止爪32は、基板22に枢着した回動板34に固着
され、エアーシリンダ36の同期的な駆動下に相互に近
接・離間する。各エアーシリンダ36は、係止爪32を
離間方向に駆動する駆動力を解除するよう制御し得る。
各係止爪32を離間移動させて拡開変形したゴムバンド
20の内側に被結束物品8を挿通し、駆動力を解除して
ゴムバンド20の収縮弾力で先端部32aを被結束物品
8の側面中央に当接させ、その状態で被結束物品8を長
手方向へ移動させれば、ゴムバンド20は先端部32a
から抜出されて該被結束物品8に装着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は結束機に関し、更
に詳細には、複数本の長尺部材を束ねた被結束物品を、
該被結束物品の外周より小さい内周を有するゴムバンド
を外側から装着することにより、該ゴムバンドの収縮弾
力で該被結束物品を結束させるようにした結束機に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、パイプや木材等の長尺部材は、
製品管理や輸送時の効率化を図るために、複数本の同一
規格品を纏めて一単位として取扱うことが多く、これら
長尺物品を結束するための各種形態の結束機が実用化さ
れている。前記複数本の長尺物品(以下「被結束物品」と
云う」の結束には、例えばポリプロピレン製のバンド(P
Pバンド)やナイロンフィルム製のバンド等を所要長さ
に切断し、その一端を固定状態に保持すると共に他端に
引張力を加えながら、所要の締付力を付加させてこれら
両端を接合するようになっている。なお、被結束物品が
比較的軽量である場合は、前記PPバンドやナイロンバ
ンドの両端を溶着して結束する方法が採用されるが、該
被結束物品が重量物である場合は、主にPPバンドを使
用すると共にその両端に所要形状の金具を取着させて結
束する方法が採用される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記PPバ
ンドやナイロンバンドはそれ自体が弾力性を有する性質
がないため、被結束物品の結束に際しては所要の締付力
を付加する必要がある。しかし、被結束物品として例え
ば断面矩形状の木材等を結束する場合には、必要以上の
締付力を与えた場合には、該木材の外周角部に該PPバ
ンドが食い込んでしまう難点がある。また、被結束物品
がアルミニウム引抜材等の所謂異形材の場合には、輸送
中に発生する振動や衝撃によりずれ動くことがあり、相
対的に緩んだ状態となったPPバンドはその機能を発揮
し得なくなる欠点もある。更に重量物の結束では、前述
したように、PPバンドの両端に取着する金具を別途必
要とするので材料費や作業コストが嵩む難点も指摘され
る。更にまた、前記PPバンドは一度結束を解いた後に
再び使用に供することはできないので廃棄処分すること
になるが、このポリプロピレンは公害問題等の見地から
手軽に焼却処理が難しい材料とされており、その廃棄処
理が煩わしく面倒なものとなっている。
【0004】
【発明の目的】この発明は、前述した従来技術に内在し
ている欠点に鑑み、これを好適に解決するベく提案され
たものであって、再使用が可能であると共に弾力性を有
するゴムバンドを使用して被結束物品を結束すること
で、該被結束物品への傷付けを防止すると共に該被結束
物品が多少ずれ動いても結束状態が保持され、また結束
作業に係るコストの低減を図り得る結束機を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決し、所期
の目的を達成するため、本発明に係る結束機は、複数本
の長尺部材を束ねて被結束物品とし、該被結束物品の外
周より小さい内周を有するゴムバンドを外側から装着す
ることにより、該ゴムバンドの収縮弾力で該被結束物品
を結束するようにした結束機において、前記被結束物品
の挿通を許容する挿通口を備えた基板と、前記挿通口を
挟んで略対向的に前記基板に配設されて相互に近接離間
可能で、その先端に前記ゴムバンドを引掛け得る先端部
を備えた複数個の係止爪と、前記基板に関して配設さ
れ、前記係止爪を相互に近接または離間移動させると共
に、該係止爪を離間方向に駆動している駆動力を所要の
タイミング信号で解除させ得る駆動手段と、前記挿通口
に被結束物品が挿通された所要状態を検出して、前記タ
イミング信号を発する検出手段とからなり、前記駆動手
段を一方向へ付勢して前記係止爪を相互に近接させた状
態で、その先端部に前記ゴムバンドを引掛け、次いで前
記駆動手段を逆方向へ付勢して前記係止爪を相互に離間
させることにより、前記ゴムバンドを半径方向外方へ拡
開変形させ、この拡開変形させたゴムバンドの内側に前
記被結束物品を挿通した後に、前記検出手段が該被結束
物品の所要状態を検出して前記タイミング信号を発する
ことにより、前記駆動手段における係止爪を離間方向に
駆動している駆動力を解除し、前記ゴムバンドの収縮弾
力によって前記係止爪の先端部を被結束物品の側面に当
接させた後に、該被結束物品を長手方向へ移動させるこ
とにより、該ゴムバンドを前記先端部から抜出させて被
結束物品に弾力的に収縮装着するよう構成したことを特
徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】
(第1実施例について)次に、本発明に係る結束機につ
き、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以
下説明する。図6は、第1実施例に係る結束機を概略で
示す正面図であり、図7は、同結束機を概略で示す平面
図である。この結束機10は、作業者が容易に持上げ得
る程度の大きさおよび重量の物品の結束を対象としたも
のであり、複数本の長尺部材7を束ねた被結束物品8の
両端部近傍に、該被結束物品8の外周より小さい内周を
有するゴムバンド20を結束することができる。
【0007】前記結束機10は、脚部に取着した車輪1
2a,12aにより工場内の所望位置に移動可能な基台
12を有し、この基台12の上面両端部に被結束物品8
を結束する結束部14,14が配設されている。これら
各結束部14,14の間には、該結束部14,14に向け
被結束物品8を水平に送材するガイドとして供される物
品受け16が3基配設されている。各物品受け16は、
被結束物品8の移動を補助すると共に上下方向の基準と
なる水平ローラ16aと、水平方向の位置決めをなす垂
直ローラ16bとを具備しており、被結束物品8を長手
方向へ移動し得るようになっている。また、前記各結束
部14および各物品受け16は、前記基台12の上面に
形成した溝18,18に係合しながら移動可能に配設さ
れており、被結束物品8の長さ寸法に合わせて各結束部
14および各物品受け16の間隔を調整し得るようにな
っている。
【0008】前記結束部14,14は、図6および図7
に示すように、基本的に同一構成のものが夫々対向した
状態で配設されている。右側の結束部14は、図8に示
すように、被結束物品8の右側端面8aから所要間隔を
おいた位置に前記ゴムバンド20を外側から装着させ、
また左側の結束部14は、図9に示すように、被結束物
品8の左側端面8bから所要間隔をおいた位置に前記ゴ
ムバンド20を装着させ得るようになっている。なお、
各結束部14,14は同一構成なので、右側の結束部1
4についてのみ説明する。
【0009】結束部14には、図1,図6および図7に
示すように、送材方向に対し垂直に位置決めした略正方
形の基板22が配設されており、この基板22の略中央
に被結束物品8の通過を許容し得る大きさの挿通口22
aが形成してあると共に、この挿通口22aの周囲に後
述する係止爪32を配した爪駆動機構30が4基配設さ
れている。また基板22は上下方向へのスライド移動が
可能であり、物品受け16に載置した被結束物品8の厚
さに対し、前記挿通口22aの位置が適切となるよう調
整できるようになっている。また前記基板22の裏側に
は、前記挿通口22aを通過した被結束物品8が当接し
得る当接板24が、該基板22と所要の間隔で配設され
ている。この当接板24には、検出手段としてのリミッ
トスイッチ58が連結されており、該当接板24に対す
る被結束物品8の当接を検知し得るようになっている。
【0010】前記4基の爪駆動機構30は基本的に同一
構成となっており、図1,図2および図3に示すよう
に、前記基板22に開口した挿通口22aの上下および
左右に配設されている。各爪駆動機構30は、前記ゴム
バンド20を係止する係止爪32と、回動板34を介し
て該係止爪32を近接または離間移動させる駆動手段と
してのエアーシリンダ36とから構成されている。各係
止爪32は、基板22から水平方向へ立設した支軸38
に回動可能に枢着された回動板34の従動側先端に固着
され、その先端側は挿通口22aの略中心部位を指向し
ている。また係止爪32の先端部32aは、図4に示す
ように、前記物品受け16側に略直角に折曲げ成形され
ている。
【0011】前記回動板34において、前記係止爪32
を固着した従動側に対して支軸38を挟んだ反対側(駆
動側)には、前記エアーシリンダ36のロッド36aが
回動可能に連結されている。このエアーシリンダ36は
複動式のものが実施されており、図1に示すように、そ
のボトム側は軸40を介して基板22に回動可能に取着
されている。従って、エアーシリンダ36のロッド36
aを前進する方向へ付勢させれば、前記回動板34が支
軸38を中心として時計方向に回動し、係止爪32は挿
通口22aの略中心位置から半径外方向へ向かって円弧
移動する共に、前記ロッド36aを後退する方向へ付勢
させれば、前記回動板34が支軸38を中心として反時
計方向に回動し、係止爪32は挿通口22aの略中心位
置に向かって円弧移動する。
【0012】そして、前記各爪駆動機構30は同期的に
制御するようになっており、例えば全てのエアーシリン
ダ36のロッド36aを同時に後退する方向へ付勢させ
れば、図1および図4に示すように、各係止爪32は挿
通口22aの略中心位置で近接した状態となる。また、
全てのエアーシリンダ36のロッド36aを同時に前進
する方向へ付勢させれば、図2に示すように、各係止爪
32は相互に離動移動して挿通口22aの端縁近傍に位
置するようになる。従って、図1および図4に示すよう
に、各係止爪32の先端部32aを近接させて前記ゴム
バンド20を装着させ、この状態で各係止爪32を相互
に離間移動させれば、図2に示すように、該ゴムバンド
20は略正方形に拡開して被結束物品8の通過を許容す
る大きさに変形する。なお、各エアーシリンダ36のロ
ッド36aを前進する方向へ付勢させる制御は、図6ま
たは図7に示すように、結束部14の前面に配設された
押釦式のスイッチ42を押圧することにより実行される
ようになっている。
【0013】更に、前記エアーシリンダ36は、例えば
図示しないメカニカルバルブによって供給エアーを遮断
させることで、ロッド36aの後退する方向への付勢を
解除し得るようになっている。すなわち前述したよう
に、各エアーシリンダ36のロッド36aを前進する方
向へ付勢して前記ゴムバンド20を拡開変形させた状態
において、前記メカニカルバルブを作動させれば該ロッ
ド36aの付勢が解除され、ゴムバンド20の収縮弾力
によって各係止爪32が相互に近接移動することとな
る。
【0014】前記メカニカルバルブは、前記当接板24
に配設したリミットスイッチ58によって発生されるタ
イミング信号で作動制御されるようになっている。すな
わち、図8(c)に示すように、前記スイッチ42を押圧
してゴムバンド20を拡開変形させた状態で被結束物品
8を長手方向へ移動させれば、該被結束物品8は該ゴム
バンド20の内側および前記基板22の挿通口22aを
通過して、その右側端面8aが当接板24に当接するに
至る。そして、被結束物品8の右側端面8aの当接をリ
ミットスイッチ58が検出すると、所要のタイミング信
号を受けて前記メカニカルバルブが作動し、図3に示す
ように、ゴムバンド20の収縮弾力により各係止爪32
が被結束物品8の側面8cに当接することとなる。
【0015】本実施例の結束機10では、図3に示すよ
うに、各係止爪32の先端部32aが被結束物品8の側
面8cに当接するに際しては、該被結束物品8の角部で
はなく該側面8cの中央寄りに到来するよう設定されて
いる。すなわち、各係止爪32が側面8cの中央寄りに
位置すれば、ゴムバンド20が被結束物品8の各角部に
接触するようになり、摩擦力による所要の係着力を得ら
れるからである。従って、図8(d)に示すように、各係
止爪32が側面8cに当接した状態で被結束物品8を長
手方向に移動させれば、ゴムバンド20は各係止爪32
の先端部32aから抜出されて被結束物品8に装着し得
る。
【0016】前記ゴムバンド20が装着された被結束物
品8が結束部14から離間した時点では、前記メカニカ
ルバルブはまだ作動状態に制御されており、各係止爪3
2はフリー状態になっている。しかし、図示しないタイ
マーが設定時間後にタイムアップすることにより、メカ
ニカルバルブの作動が解除されると共にロッド36aが
後退する方向へ付勢され、図1に示すように、各係止爪
32が挿通口22aの略中心位置で近接した状態に復帰
される。
【0017】本実施例の結束機10では、ゴムバンド2
0の収縮弾力により係止爪32を被結束物品8の側面8
cに当接させるようにしたので、図5に示すように、断
面形状が台形等の異形状を呈する被結束物品8の結束を
も好適に行なうことができる。また、例えばエアーシリ
ンダ36の付勢力を利用して係止爪32を強制的に当接
させる機構では、必要以上の当接力が加わって被結束物
品8を傷付ける可能性があるが、本実施例ではゴムバン
ド20の収縮弾力を利用して係止爪32を当接させるの
で、被結束物品8を傷付けることを好適に防止し得る。
【0018】(第1実施例の作用)次に、前述のように構
成した第1実施例の結束機10の作用につき、図8およ
び図9に基いて説明する。なお図示の便宜上、図8およ
び図9では2基の爪駆動機構30のみ表示したが、実施
例の結束機10は結束部14に合計4基の爪駆動機構3
0を備えているので、ゴムバンド20は前述のように略
正方形状に拡開変形されるものである。また結束作業に
先がけて、各結束部14および各物品受け16を適宜左
右に移動させ、結束するべき被結束物品8の長さに適し
た位置に固定する。更に必要があれば、基板22の高さ
調整も行なう。
【0019】作業前の段取りが終了したら、図8(a)に
示すように、複数の長尺部材7の端部を整合した状態で
束ねた被結束物品8を物品受け16に載置する。なお、
結束機10のエアー源を投入した初期状態では、各爪駆
動機構30におけるエアーシリンダ36のロッド36a
が後退する方向へ付勢され、各係止爪32は近接した状
態に制御されており、この係止爪32の先端部32aに
ゴムバンド20を装着する。このゴムバンド20は、被
結束物品8の外周より小さい内周を有するものであっ
て、結束後に所要の締付力を得られる大きさのものが適
宜選択される。
【0020】次に、右側の結束部14における前記スイ
ッチ42(図6参照)を押圧することにより、各爪駆動機
構30におけるエアーシリンダ36は、そのロッド36
aを前進する方向へ付勢される。従って、各係止爪32
は相互に離間移動して、図2および図8(b)に示すよう
に、先端部32aに係止したゴムバンド20は略正方形
状に拡開変形される。
【0021】その次に、被結束物品8を右側の結束部1
4に向けて長手方向へ移動させ、前記ゴムバンド20の
内側および前記基板22の挿通口22aを通過させれ
ば、右側端面8aが当接板24に当接するに至る。右側
端面8aが当接板24に当接すると前記メカニカルバル
ブが作動し、図8(c)に示すように、ゴムバンド20の
収縮弾力により、各係止爪32が被結束物品8の側面8
cに当接するようになる。
【0022】そして、各係止爪32が側面8cに当接し
たら、図8(d)に示すように、被結束物品8を右側の結
束部14から離間するよう移動させれば、ゴムバンド2
0は各係止爪32の先端部32aから抜出されて被結束
物品8の右側端面8aの近傍に装着される。そして所定
時間後に、前記エアーシリンダ36のロッド36aが後
退する方向へ付勢され、各係止爪32が挿通口22aの
略中心位置へ近接した状態に制御される。
【0023】被結束物品8の左側端面8bの近傍をゴム
バンド20で結束させるには、図9(a)〜(d)に示すよ
うに、基本的には前記と同様な工程で行なえばよい。す
なわち、先ず図9(a)に示すように、近接した状態に制
御された該係止爪32の先端部32aに適宜ゴムバンド
20を装着する。次に、左側の結束部14におけるスイ
ッチ42(図6参照)を押圧することにより、図9(b)に
示すように、先端部32aに装着したゴムバンド20を
略正方形状に拡開変形させる。その次に、被結束物品8
を左側の結束部14に向けて長手方向に移動させて左側
端面8bを当接板24に当接させ、図9(c)に示すよう
に、ゴムバンド20の収縮弾力により各係止爪32を被
結束物品8の側面8cに当接させる。そして、図9(d)
に示すように、被結束物品8を左側の結束部14から離
間するよう移動させれば、ゴムバンド20は各係止爪3
2の先端部32aから抜出されて被結束物品8の左側端
面8bの近傍に装着される。以上の工程を経て、被結束
物品8の両端部近傍にゴムバンド20,20が結束され
る。
【0024】なお第1実施例の結束機10は、基台12
の左右両側に結束部14,14を備え、被結束物品8を
長手方向左右にスライド移動させて両端部8a,8bの
結束を行ない得るよう構成されている。しかし、軽量か
つ小形の被結束物品8のみを対象とする場合には、結束
部14を1基だけ配設した小型でコンパクトな結束機と
し、一方の端部近傍にゴムバンド20を結束した後、該
被結束物品8を反転載置して他端近傍にゴムバンド20
を結束するようにしてもよい。
【0025】(第2実施例について)図10および図11
は、本発明の第2実施例に係る結束機を概略で示す正面
図および同結束機の平面図である。この結束機50は、
作業者が容易に持上げ不可能な長尺のものや大重量の被
結束物品8をも対象とし得ると共に、被結束物品8の両
端部8a,8b近傍および適宜中間部を結束することも
できる。基台52には、前記第1実施例の結束部14と
基本的に同一に構成された3基の結束部14,14,14
が送材方向へ直列に配設されており、基台52の右側
(上流側)および左側(下流側)にコンベア54,55配設
されている。すなわちこの結束機50では、上流側のコ
ンベア54に載置された被結束物品8が、各結束部14
を順次通過しながら下流側のコンベア55へ自動的に移
載される構成であり、該被結束物品8が各結束部14を
通過する際に、所定位置にゴムバンド20を装着するよ
うになっている。なお各結束部14は、前記第1実施例
の結束機10の結束部14に対し当接板24が具備され
ていない点のみが異なっているが、それ以外の基本的な
構成は全く同一であるので、その詳細な説明は省略する
ことにする。
【0026】各結束部14に配設した全ての爪駆動機構
30において、各エアーシリンダ36のロッド36aを
前進する方向への付勢、すなわち係止爪32に係止した
ゴムバンド20を拡開変形させる制御は、右側の結束部
14の前面に配設された押釦式のスイッチ42により行
なわれるようになっている。また、コンベア54,55
は、図10に示したフットスイッチ56により起動さ
れ、また所要時間後に図示しないタイマのタイムアップ
により停止するよう制御される。
【0027】右側の結束部(第1結束部)14は、図14
に示すように、被結束物品8の送材方向における左側端
面(前端)8bの近傍にゴムバンド20を装着するよう制
御される。すなわち、この結束部14の下流側にはリミ
ットスイッチ58が配設され、該リミットスイッチ58
が被結束物品8の前端8bにより当接されると、所要の
タイミング信号が発せられる。このタイミング信号によ
り、第1結束部14に配設された各エアーシリンダ36
に対応する例えば図示しないソレノイドバルブが作動
し、前記同様にゴムバンド20の収縮弾力によって各係
止爪32が相互に近接移動するよう設定されている。ま
た、前記リミットスイッチ58にタイマT1が連動して
おり、被結束物品8が該リミットスイッチ58に当接す
ると同時にスタートするようになっている。
【0028】中間の結束部(第2結束部)14は、図15
に示すように、被結束物品8の略中央部にゴムバンド2
0を装着するよう制御される。すなわち、前記リミット
スイッチ58が当接された時点でスタートした前記タイ
マT1が、設定された所定時間後にタイムアップして発
せられた所要のタイミング信号により、第2結束部14
に配設されたエアーシリンダ36に対応する図示しない
ソレノイドバルブが作動し、ゴムバンド20の収縮弾力
によって各係止爪32が相互に近接移動するよう設定さ
れている。なおタイマT1の設定時間は、被結束物品8
の前端8bがリミットスイッチ58を当接した時点から
被結束物品8の中央部が第2結束部14に到来する時間
であり、被結束物品8の送り速度とゴムバンド20,2
0の結束間隔により決定される。
【0029】左側の結束部(第3結束部)14は、図16
に示すように、被結束物品8の右側端面(後端)8aの近
傍にゴムバンド20を装着するよう制御される。すなわ
ち、前記リミットスイッチ58の当接が解除された時点
でスタートする図示しないタイマが、設定された所定時
間後にタイムアップすると、所要のタイミング信号が発
せられる。このタイミング信号により、第3結束部14
に配設されたエアーシリンダ36に対応した図示しない
ソレノイドバルブが作動し、ゴムバンド20の収縮弾力
によって各係止爪32が相互に近接移動するよう設定さ
れている。
【0030】全てのゴムバンド20,20,20が結束さ
れ、被結束物品8が下流側のコンベア55に移載された
時点で、図17に示すように、図示しないタイマーのタ
イムアップにより、各コンベア54,55が停止される
と共に各結束部14における全てのエアーシリンダ36
のロッド36aが後退する方向へ付勢され、各係止爪3
2が挿通口22aの略中心位置へ近接した状態に制御さ
れる。
【0031】(第2実施例の作用)次に、前述のように構
成した第2実施例の結束機50の作用につき、図12〜
図17に基いて説明する。なお図示の便宜上、図12〜
図17では各結束部14に2基ずつの爪駆動機構30の
み表示したが、実施例の結束機50における各結束部1
4には4基ずつの爪駆動機構30が備えられているの
で、ゴムバンド20は前述のように略正方形状に拡開変
形される。
【0032】先ず、図12に示すように、複数本の長尺
部材7が端部を整合した状態で束ねられた被結束物品8
を、コンベア54上に載置する。なお、結束機50の電
源を投入した初期状態では、各爪駆動機構30における
エアーシリンダ36のロッド36aが前進する方向へ付
勢され、各係止爪32は近接した状態に制御されてい
る。そして、各結束部14において、近接した係止爪3
2の先端部32aにゴムバンド20を装着する。このゴ
ムバンド20は、被結束物品8の外周より小さい内周を
有するものであって、結束後に所要の締付力を得られる
大きさのものが適宜選択される。
【0033】次に、第1結束部14の前面のスイッチ4
2(図10参照)を押圧することにより、各結束部14に
配設した全ての爪駆動機構30におけるエアーシリンダ
36は、そのロッド36aが後退する方向へ付勢され
る。従って、各結束部14の係止爪32は相互に離間移
動して、図2および図13に示すように、先端部32a
に装着したゴムバンド20,20,20は略正方形状に拡
開変形される。そして、前記フットスイッチ56により
コンベア54,55を起動させ、被結束物品8を結束部
14に向けて移送する。
【0034】被結束物品8の左側端面(前端)8bが、図
14に示すように、第1結束部14に係止されたゴムバ
ンド20の内側を通過した後、リミットスイッチ58を
当接すると所要のタイミング信号が発せられる。このタ
イミング信号により、第1結束部14に配設した爪駆動
機構30におけるエアーシリンダ36に対するソレノイ
ドバルブが作動して、ゴムバンド20の収縮弾力によっ
て各係止爪32が相互に近接移動し、被結束物品8にお
ける左側端面8bの近傍における側面8cに当接するに
至る。なお、被結束物品8は等速移動しているので、前
記係止爪32が側面8cに当接すると同時にゴムバンド
20は、係止爪32の先端部32aから抜出されて該被
結束物品8に装着される。
【0035】一方、前記リミットスイッチ58の当接に
よりスタートしたタイマT1が、設定時間後のタイムア
ップすると所要のタイミング信号が発せられる。このタ
イミング信号により、第2結束部14における各爪駆動
機構30のエアーシリンダ36に対応したソレノイドバ
ルブが作動して、図15に示すように、ゴムバンド20
の収縮弾力によって各係止爪32が相互に近接移動し、
被結束物品8の略中央部の側面8cに当接するに至る。
なお、被結束物品8は等速移動しているので、前記係止
爪32が側面8cに当接すると同時にゴムバンド20
は、係止爪32の先端部32aから抜出されて該被結束
物品8に装着される。
【0036】更に被結束物品8が移動して、前記リミッ
トスイッチ58の当接の解除によりスタートした図示し
ないタイマが設定時間後にタイムアップすると、所要の
タイミング信号が発せられる。このタイミング信号によ
り、第3結束部14における各爪駆動機構30のエアー
シリンダ36に対応したソレノイドバルブが作動して、
図16に示すように、ゴムバンド20の収縮弾力によっ
て各係止爪32が相互に近接移動し、被結束物品8の右
側端面(後端)8aの近傍の側面8cに当接するに至る。
前と同様に、被結束物品8は等速移動しているので、前
記係止爪32が側面8cに当接すると同時にゴムバンド
20は、係止爪32の先端部32aから抜出されて該被
結束物品8に装着される。
【0037】被結束物品8に全てのゴムバンド20,2
0,20が結束され、該被結束物品8が下流側のコンベ
ア55に移載された時点で、図17に示すように、図示
しないタイマーのタイムアップにより、各コンベア5
4,55が停止されると共に各結束部14の全てのエア
ーシリンダ36のロッド36aが後退する方向へ付勢さ
れ、各係止爪32が挿通口22aの略中心位置へ近接し
た状態に制御される。
【0038】
【変更例】前記第1実施例の結束機10および第2実施
例の結束機50では、被結束物品8の断面形状が矩形以
外の形状であっても係止爪32を側面に当接し得るよう
に、各結束部14の爪駆動機構30には個別対応的にエ
アーシリンダ36が配設されている。しかし、断面形状
が略正方形状や円形状等の被結束物品8のみに限定され
る場合には、図18に示すように、各爪駆動機構30を
リンク部材60で夫々接合し、一基のエアーシリンダ3
6のみで各係止爪32を近接・離間移動するよう構成し
てもよい。
【0039】また、結束部14の爪駆動機構30の配設
数は、前記各実施例の如く4基に限定されるものではな
く、被結束物品8の断面形状や係止爪32の形状等によ
り適宜増減させることができる。そして、爪駆動機構3
0の係止爪32を近接・離間移動させる駆動手段として
エアーシリンダ36を用いたものを例としたが、駆動手
段はこれに限定されるものではなく、例えば油圧シリン
ダやサーボモータ等であってもよい。更に、第2実施例
の結束機50では、爪駆動機構30のエアーシリンダ3
6の制御タイミングを基本的にタイマT1や図示しない
タイマ等を用いて行なう例を示したが、被結束物品8の
位置を光電スイッチ等により直接検出し、この検出信号
を基に各制御を行なうようにしてもよい。
【0040】なお、前記ゴムバンド20は、常態で被結
束物品8の外周より小さい内周を有するものを使用する
が、その幅や厚さ,材質等が異なる多種の規格品が製品
化されており、被結束物品8を結束したときに適切な締
付力が得られるように適宜選択して使用すればよい。ま
た、ゴムバンド20を係止爪32の先端部32aに装着
する方法に関しては、具体的な説明および図示はしなか
ったが、適宜ゴムバンド装着装置を別途配設して自動的
な装着形態とすれば、結束作業の能率アップを図ること
が可能である。
【0041】
【発明の効果】以上説明した如く、本発明に係る結束機
によれば、弾力性を有するゴムバンドで被結束物品を結
束するに際し、拡開変形したゴムバンドの収縮弾力を利
用して該ゴムバンドを被結束物品に装着するよう構成し
たので、適切な締付力で被結束物品の結束を行ない得る
と共に、必要以上の締付力によって生じる被結束物品の
損傷を好適に防止し得る。また、結束後に振動や衝撃等
により被結束物品がずれ動いたとしても、収縮弾力によ
り結束状態を保持することができる。更に、リング状の
ゴムバンドを使用するので、両端部を接合するための溶
着作業や専用の金具等を必要とせず、結束作業に係るコ
ストを低減させることができる。更にまた、結束後の取
外したゴムバンドは、再び他の被結束物品の結束に利用
し得るので、煩わしい廃棄処理を行なう必要がなくなる
と共に材料費のコストを低減することも可能である等の
利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る結束機における結束部に配設した
爪駆動機構の各係止爪が、相互に近接移動した状態で示
す概略図である。
【図2】爪駆動機構における各係止爪が、相互に離間移
動した状態で示す概略図である。
【図3】爪駆動機構における各係止爪が、ゴムバンドの
収縮弾力により被結束物品の側面に当接した状態で示す
概略図である。
【図4】係止爪の先端部にゴムバンドを装着した状態を
示す斜視図である。
【図5】爪駆動機構における各係止爪が、ゴムバンドの
収縮弾力により異形断面を呈する被結束物品の側面に当
接した状態を示す概略図である。
【図6】本発明の好適な第1実施例に係る結束機を概略
で示す正面図である。
【図7】第1実施例に係る結束機を概略で示す平面図で
ある。
【図8】第1実施例の結束機において、被結束物品を結
束する過程を経時的に示す説明図である。
【図9】第1実施例の結束機において、被結束物品を結
束する過程を経時的に示す説明図である。
【図10】本発明の好適な第2実施例に係る結束機を概
略で示す正面図である。
【図11】第2実施例に係る結束機を概略で示す平面図
である。
【図12】第2実施例の結束機において、被結束物品を
結束する過程を経時的に示す説明図である。
【図13】第2実施例の結束機において、被結束物品を
結束する過程を経時的に示す説明図である。
【図14】第2実施例の結束機において、被結束物品を
結束する過程を経時的に示す説明図である。
【図15】第2実施例の結束機において、被結束物品を
結束する過程を経時的に示す説明図である。
【図16】第2実施例の結束機において、被結束物品を
結束する過程を経時的に示す説明図である。
【図17】第2実施例の結束機において、被結束物品を
結束する過程を経時的に示す説明図である。
【図18】結束部における爪駆動機構の別例を示す説明
図である。
【符号の説明】
7 長尺部材 8 被結束物品 8c 側面 20 ゴムバンド 22 基板 22a 挿通口 32 係止爪 32a 先端部 36 エアーシリンダ(駆動手段) 34 回動板 38 支軸 58 リミットスイッチ(検出手段) 60 リンク部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の長尺部材(7)を束ねて被結束物
    品(8)とし、該被結束物品(8)の外周より小さい内周を有
    するゴムバンド(20)を外側から装着することにより、該
    ゴムバンド(20)の収縮弾力で該被結束物品(8)を結束す
    るようにした結束機において、 前記被結束物品(8)の挿通を許容する挿通口(22a)を備え
    た基板(22)と、 前記挿通口(22a)を挟んで略対向的に前記基板(22)に配
    設されて相互に近接離間可能で、その先端に前記ゴムバ
    ンド(20)を引掛け得る先端部(32a,32a)を備えた複数個
    の係止爪(32,32)と、 前記基板(22)に関して配設され、前記係止爪(32,32)を
    相互に近接または離間移動させると共に、該係止爪(32,
    32)を離間方向に駆動している駆動力を所要のタイミン
    グ信号で解除させ得る駆動手段(36)と、 前記挿通口(22a)に被結束物品(8)が挿通された所要状態
    を検出して、前記タイミング信号を発する検出手段(58)
    とからなり、 前記駆動手段(36)を一方向へ付勢して前記係止爪(32,3
    2)を相互に近接させた状態で、その先端部(32a,32a)に
    前記ゴムバンド(20)を引掛け、 次いで前記駆動手段(36)を逆方向へ付勢して前記係止爪
    (32,32)を相互に離間させることにより、前記ゴムバン
    ド(20)を半径方向外方へ拡開変形させ、 この拡開変形させたゴムバンド(20)の内側に前記被結束
    物品(8)を挿通した後に、前記検出手段(58)が該被結束
    物品(8)の所要状態を検出して前記タイミング信号を発
    することにより、前記駆動手段(36)における係止爪(32,
    32)を離間方向に駆動している駆動力を解除し、 前記ゴムバンド(20)の収縮弾力によって前記係止爪(32,
    32)の先端部(32a,32a)を被結束物品(8)の側面(8c)に当
    接させた後に、該被結束物品(8)を長手方向へ移動させ
    ることにより、該ゴムバンド(20)を前記先端部(32a,32
    a)から抜出させて被結束物品(8)に弾力的に収縮装着す
    るよう構成したことを特徴とする結束機。
  2. 【請求項2】 前記係止爪(32)は前記基板(22)に支軸(3
    8)を介して回動自在に枢着した回動板(34)に固着され、
    この回動板(34)に前記駆動手段(36)を接続することによ
    り、該回動板(34)および係止爪(32)に前記支軸(38)を中
    心とした回動力を付与するようになっている請求項1記
    載の結束機。
  3. 【請求項3】 前記回動板(34)の夫々には、前記駆動手
    段(36)が個別対応的に接続され、これら複数の駆動手段
    (36)を個別に駆動することにより、前記挿通口(22a)を
    挟んで対向し合う夫々の係止爪(32,32)を同期的に近接
    または離間移動させる請求項1または2記載の結束機。
  4. 【請求項4】 前記回動板(34)の夫々はリンク部材(60)
    を介して単一の駆動手段(36)に接続され、この単一の駆
    動手段(36)を駆動することにより、前記挿通口(22a)を
    挟んで対向し合う夫々の係止爪(32,32)を同期的に近接
    または離間移動させる請求項1または2記載の結束機。
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