JPH0522527Y2 - - Google Patents

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JPH0522527Y2
JPH0522527Y2 JP209387U JP209387U JPH0522527Y2 JP H0522527 Y2 JPH0522527 Y2 JP H0522527Y2 JP 209387 U JP209387 U JP 209387U JP 209387 U JP209387 U JP 209387U JP H0522527 Y2 JPH0522527 Y2 JP H0522527Y2
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tape
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lift
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、筒状ワークにテーピングを自動的に
行なえる装置に関し、更に詳しくは、巻き上げら
れた織物の如き筒状ワークを、ラベルで接着した
状態にテープを連続的に巻付結締してゆくことが
できる高能率の自動テーピング装置に関するもの
で、織物業界やシート状巻物製品を取り扱う業界
において大いに役立つ。
〔従来の技術、および解決すべき問題点〕
周知のとおり、織物地やポリエチレンフイルム
のように柔軟で滑り易いシート状の物体を筒状に
巻軸せしめた製品は、弛みによる皺や荷崩れによ
る商品価値の毀損を防止し、かつ、輸送・販売な
いしは格納の便宜に供するため、例えば、その両
端にテープを巻付けラベルで接合するという手立
てが採られている。
ところが、かゝる製品は、ブヨブヨと滑り易い
ところから、従来、上記作業を機械的に処理する
ことができず、婦人労働者による手作業で為され
ているのが実情であつた。しかし、筒状に巻いた
織物や合成樹脂シートは非常に重く、か弱い婦女
子にこのような重労働を強いることは労務管理の
面からすると問題である。
本考案は、筒状のワーク(巻物製品)のテーピ
ング作業に上記の如き労務上の問題があつたこと
に鑑みてなされたもので、前述のごとき取扱いの
困難な筒状ワークを安定した状態に機械的に連続
してラベル接合によつてテーピングすることがで
きる実用的装置を提供することを技術的課題とす
るものである。
〔課題解決のために採用した手段〕
本考案者が上記課題を解決するために採用した
手段を、添附図面を参照して説明すれば、次のと
おりである。
即ち、本考案は;筒状ワークS,S…を転動可
能なる如く横並び状態に収容するワークストツカ
ー1なる供給手段と;このワークストツカー1に
収容されたワークS,S…の中から先頭に位置す
るワークを1本ずつ分離して転出せしめるワーク
送出機2なる送出手段と;このワーク送出機から
転出されてきたワークSを所定の安定的姿勢に保
持して下降動作し、次いで上昇動作するワークリ
フト3なる移動セツテイング手段と;このワーク
リフト3に載架されたワークSが最下位置に存す
る間に、テープストツカー4の中からテープTを
取り出して搬送し、当該テープTの一方の端部に
ラベルセパレータ5から供給されるラベルUを貼
着せしめるテープ・ラベルコネクテイング機構
4,41,5,51なるテープ・ラベル準備手段
と;前記ワークリフト3に載架されたワークSが
最下位置に存する間に、端部にラベルUが貼着さ
れた前記テープTを当該ワークSの周囲に巻付け
て当該テープのもう一方の端部に前記ラベルUの
自由端部を接合せしめるテープ結締機6なるテー
プ巻付結締手段と;ワークリフト3によつて持ち
上げられてきたテープ結締の完了したワークSを
所定位置に案内するワークガイド7なるガイド手
段とを採用することによつて所期の自動テーピン
グ装置を実現したのである。
〔実施例、およびその作用〕
以下、本考案を添附図面に示す実施例に基づい
て更に詳しく説明する。なお、第1図は本実施例
装置の機構全体を略示的に示した概略図、第2図
は本実施例装置におけるテープ巻付結締機構を抽
出して示した部分拡大斜視説明図、第3図は本実
施例装置によるテープ巻付およびラベル接着の機
構部分を拡大して示した機構説明図である。
しかして、図において符号1で指示されるもの
は、幅広な断面〓状の樋部材からなるワークスト
ツカーであつて、筒状ワークS,S…を転動自在
に横並び状態に収容しておくことが可能である。
このワークストツカー1には、所要の傾斜が与え
られており、高位置に投入した筒状ワークSが低
位置の空間スペースに向つて転動してゆくように
なつている。
符号2で指示されるものは、ワーク送出機であ
る。このワーク送出機2は、上記ワークストツカ
ー1の下流部に配設されており、 本実施例にあつては、ワークストツカー1の下
流部に交互に出没可能に設置された前後一対のゲ
ートプレート21,22と;エアシリンダー23
が伸縮されることにより前記ゲート21,22を
交代的にアツプまたはダウン動作させてストツカ
ー1に収容中のワークS,S…を前から順番に転
出せしめるゲート駆動機構24とから構成されて
いる。
符号3で指示されるものは、ワークリフトであ
り、エアシリンダー3aの進退縮運動によつて上
記ワークストツカー1の送出口と後記ラベル貼着
位置の間を上限・下限位置として上昇または下降
動作を行う。このワークリフト3には、第3図に
示すように、そのリフト台31の上面に一対の回
転ロール32,33が配設されており、モーター
34の回転によつてワークTを巻方向に向つて回
転させ巻弛み・皺の発生を抑止する。
符号4,41,5,51で指示されるものは、
テープ・ラベルコネクテイング機構である。この
テープ・ラベルコネクテイング機構は、所定長さ
のテープTを重積状態に多数収容せるテープスト
ツカー4と;このストツカー4の中からテープT
を一枚ずつ吸着して筒状ワークSの下方で、か
つ、その端部がラベルUに会合可能な位置にまで
搬送するバキユームパツド41aを有するテープ
搬送エアシリンダー41と;ロール状の剥離紙に
貼着されたラベルU,U…を一枚ずつ剥離して前
記搬送エアシリンダー41が運んでくるテープT
の端部に押圧器51により糊代を残して一部を付
着せしめるラベルセパレータ5とから構成されて
ある。
符号6で指示されるものは、テープ結締機であ
る。このテープ結締機6は、筒状ワークSの外周
形状と相応の円弧状スロツト61aを有する案内
エンドプレート61,61と;このエンドプレー
トのスロツト61a,61aに力端部が挿入さ
れ、この力端部に連接されたエアシリンダー62
を上下に進退縮させることによつて作用端部の押
圧ローラ63,63がワーク外周を押圧転動し上
記ワークSの下に配置されたテープTを当該ワー
クSの外周に添わせてラベルUの糊代をテープT
に重合接着せしめるロール圧接機構61,62,
63とから構成されている。そして、このテープ
結締機6は、テープの巻上後も回転を続行するリ
フト台31上の前記回転ロール32,33の回転
に補完されてテープTの完全な巻き上げを行うこ
とになる。
しかして、上記テープ・ラベルコネクテイング
機構とテープ結締機とは、上記ワークリフト3が
ワークSを載架して下限位置に存する間に、逐次
順番に動作し、ワークSにテープTを結締した
後、ワークリフト3は上昇動作して上限位置に同
ワークSを運ぶ。
つぎに、符号7で指示するものは、上記ワーク
ストツカー1と略同形状を成し下流に向つて下降
勾配が付与された樋形式のワークガイドであり、
本実施例では上流端部に設置された開閉ゲート7
1が設置されており、これを出没動作させると、
ワークリフト3に載架されて上昇してきたワーク
Sを下流に向つて転ばし搬送することになる。
本考案の第1の実施例は以上のとおりである
が、第4図の如き態様にも実施することができ
る。すなはち、第4図は、上記の第1実施例装置
と異なるテープ結締機構部分を示した第2実施例
の要部斜視説明図である。
第2実施例のテープ結締機においては、案内エ
ンドプレート61は中央に円形の開口部61a′を
有し、開口部61a′に円形の倣いプレート61b
が取替え自在に装着してある。符号62で指示さ
れるものは、エアシリンダーであるが、この機構
は第1実施例のものと余り変わらない。しかし
て、エアシリンダー62が上下に進退縮動作する
と、開口部61a′に力端部が挿入されたロール圧
接機構61,62,63は、予じめ選定されたサ
イズの倣いプレート61bの外径に沿つて動作し
作用端部の押圧ローラ63がワークの下に配置さ
れたテープを当該ワークの外周に添わせてラベル
の糊代をテープに重合接着せしめることになる。
更に、第2実施例装置にあつては、一方の押圧ロ
ーラ63にテープ抑え板63aが装着されていて
案内ローラ63bのガイド作用に従動して当該一
方の押圧ローラ63がラベル接着位置Fに到達し
たとき、その下に位置するラベルを抑え付ける作
用を為すよう構成してあるのである。なお、第4
図において、符号64で指示するものはロール圧
接機構61,62,63を倣いプレート61bに
倣わせる締付ブロツク、符号65で示すものは締
付ブロツク64を押付ける圧縮コイルバネであ
る。また、符号66で指示するものは、ワークの
径に対応する巻径アジヤスト機構である。
本実施例装置のメカニズムとその作用は概ね上
記のとおりであるが、本考案は前述の実施例に限
定されるものでは決してなく「実用新案登録請求
の範囲」の記載内で種々の設計変更が可能である
ことはいうまでもなく、例えばワークストツカー
1の下流部に配設されるワーク送出機2は同スト
ツカー1中に収容されたワークS.S…を所要のタ
イミング毎に1本ずつ送り出すことさえできれば
如何なる構造でもよいのであり、このようなこと
はその余の構成についても同様のことが云える。
なお、本実施例装置をシーケンス的に所要タイミ
ングで動作させる手段として、各種のセンサーや
リミツトスイツチを配設して物流状態を検知しつ
つ全体を統一制御する電気回路(コンピユータも
含む)を採用することは自明のことであり、本考
案者の当然に予定するところである。
〔本考案の効果〕
以上実施例装置をもつて説明したとおり、本考
案によれば、巻布やポリエチレンフイルムのビー
ムのように重くてブヨブヨとした筒状のワークで
も、作業者に何らの重労働を課することなく連続
的に高能率にテープングしてゆくことができるの
で、婦女子が安心して作業に従事することが可能
となるのであり、労務管理上、誠に理想的な装置
を提供するものと云える。
【図面の簡単な説明】
第1図は本実施例装置の機構全体を略示的に示
した概略図、第2図は本実施例装置におけるテー
プ巻付結締機構を抽出して示した部分拡大斜視説
明図、第3図は本実施例装置によるテープ巻付お
よびラベル接着の機構部分を拡大して示した機構
説明図、第4図は第2実施例におけるテープ結締
機構部分を示したの要部斜視説明図、第5図は第
2実施例装置によつてテープを結締する状態を表
わす略示的な説明図である。 1……ワークストツカー、2……ワーク送出
機、21,22……ゲートプレート、23……エ
アシリンダー、3……ワークリフト、32,33
……回転ロール、34……モーター、4,41,
5,51……テープ・ラベルコネクテイング機
構、4……テープストツカー、41……テープ搬
送エアシリンダー、41a……バキユームパツ
ド、5……ラベルセパレータ、51……押圧器、
6……テープ結締機、61……案内エンドプレー
ト、61a……円弧状スロツト、62……エアシ
リンダー、63……押圧ローラ、7……ワークガ
イド、71……開閉ゲート、S……筒状ワーク、
T……テープ、U……ラベル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状ワークS,S…を転動可能なる如く横並び
    状態に収容するワークストツカー1と;このワー
    クストツカー1に収容されたワークS,S…の中
    から先頭に位置するワークを1本ずつ分離して転
    出せしめるワーク送出機2と;このワーク送出機
    から転出されてきたワークSを所定の安定的姿勢
    に保持して下降動作し、次いで上昇動作するワー
    クリフト3と;このワークリフト3に載架された
    ワークSが最下位置に存する間に、テープストツ
    カー4の中からテープTを取り出して搬送し、当
    該テープTの一方の端部にラベルセパレータ5か
    ら供給されるラベルUを貼着せしめるテープ・ラ
    ベルコネクテイング機構4,41,5,51と;
    前記ワークリフト3に載架されたワークSが最下
    位置に存する間に、端部にラベルUが貼着された
    前記テープTを当該ワークSの周囲に巻付けて当
    該テープのもう一方の端部に前記ラベルUの自由
    端部を接合せしめるテープ結締機6と;ワークリ
    フト3によつて持ち上げられてきたテープ結締の
    完了したワークSを所定位置に案内するワークガ
    イド7とを具備したことを特徴とする筒状ワーク
    の自動テーピング装置。
JP209387U 1987-01-09 1987-01-09 Expired - Lifetime JPH0522527Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP209387U JPH0522527Y2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09

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JP209387U JPH0522527Y2 (ja) 1987-01-09 1987-01-09

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Publication Number Publication Date
JPS63166554U JPS63166554U (ja) 1988-10-31
JPH0522527Y2 true JPH0522527Y2 (ja) 1993-06-10

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ID=30780609

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JPS63166554U (ja) 1988-10-31

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