JPH09270779A - データ同期方式 - Google Patents

データ同期方式

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JPH09270779A
JPH09270779A JP8079077A JP7907796A JPH09270779A JP H09270779 A JPH09270779 A JP H09270779A JP 8079077 A JP8079077 A JP 8079077A JP 7907796 A JP7907796 A JP 7907796A JP H09270779 A JPH09270779 A JP H09270779A
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JP
Japan
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data
side device
operation clock
transmission
reception
Prior art date
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JP8079077A
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English (en)
Inventor
Hideyuki Ogura
英之 小倉
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Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 データ同期クロックを、送信側装置と受信側
装置間で伝送せずに、送・受信側装置間で動作クロック
の同期を取れるようにする。 【解決手段】 受信データバッファ12は、自身のデー
タ残量をデータ残量通知信号bによって動作クロック制
御回路14に通知する。動作クロック制御回路14は、
該データ残量通知信号bから受信データバッファ12内
のデータの残量の変化の推移の様子から、自身がデータ
処理部13に出力する動作クロックaの周波数を制御し
て、送信側装置と受信側装置の動作クロックが一致する
ように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ伝送装置に
おけるデータ同期方式に関する。
【0002】
【従来の技術】同期データを、非同期伝送路で伝送する
場合、送信側から受信側へ同期用のタイミングクロック
を、別途、伝送する必要がある。例えば、クロックに同
期しているデータを、無線等のように、同期クロックを
伝送できない伝送路を経由して相手側に送信する場合、
送信側と受信側の双方の装置のクロックの周期が完全に
一致していない場合には、データのオーバフローまたは
アンダフローが発生する。このような現象を回避するた
めには、上記双方の装置のクロック周期を一致させる必
要があり、このために、送信側から受信側へ同期用のタ
イミングクロックを、所定の信号線を介して、伝送する
必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
は、同期データを、非同期伝送路で伝送する場合、送信
側から受信側へ同期用のタイミングクロックを送信する
ための信号線を、別途、敷設する必要があった。このた
め上記タイミングクロックを送信するための信号線を敷
設するために、コストが割高になっていた。
【0004】本発明の課題は、同期データを、非同期伝
送路で伝送する場合、送信側から受信側へ同期用のタイ
ミングクロックを送信するための信号線を、別途、敷設
する必要が無いデータ同期方式を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明の構成は、2
つの装置が、データ同期クロックを伝送できない伝送路
経由で、データ通信を行うシステムのデータ同期方式を
前提とし、その構成は、以下の通りである。
【0006】すなわち、受信側装置は、送信側装置から
送信されてくる受信データを格納する受信データ格納手
段と、該受信データ格納手段に格納されているデータ
を、外部から加わる動作クロックに同期して読み出すデ
ータ読み出し手段と、前記受信データ格納手段に格納さ
れているデータの残量の時間的推移を基に、該データ読
み出し手段に加える前記動作クロックの周波数を制御す
る動作クロック制御手段を備え、該動作クロック制御手
段は、上記受信側装置と上記送信側装置の双方の動作ク
ロックが一致するように自身が生成する動作クロックの
周波数を制御することを特徴とする。
【0007】受信データ格納手段のデータ残量は、送信
側装置のデータの送信速度と受信側装置の受信データ格
納手段からのデータの読み出し速度が一致している場合
には、一定に保たれる(但し、バースト的にデータ伝送
を行っている場合には、受信データ格納手段のデータ残
量は、一定の範囲内で増減する)。しかし、送信側装置
の動作クロックの方が受信側装置の動作クロックよりも
速い場合には、受信データ格納手段のデータ残量は、そ
の動作クロックの周波数誤差に比例して増加していく。
また、これとは、反対に、送信側装置の動作クロックの
方が受信側装置の動作クロックよりも遅い場合には、受
信データ格納手段のデータ残量は、その動作クロックの
周波数誤差に比例して減少していく。第1の発明では、
動作クロック制御手段が、この受信データ格納手段のデ
ータ残量の増減の状態を監視しながら、受信側装置の動
作クロックの周波数を増減し、受信データ格納手段のデ
ータ残量を一定に保つように制御することによって、送
信側装置の動作クロックの周期と受信側装置の動作クロ
ックを一致させるように制御し、受信データ格納手段に
おける受信データのオーバフロー/アンダフローを防止
させる。
【0008】第2の発明の構成は、2つの装置が、デー
タ同期クロックを伝送できない伝送路経由で、データ通
信を行うシステムのデータ同期方式を前提とし、その構
成は、以下の通りである。
【0009】すなわち、送信側装置は、動作クロックを
生成する送信動作クロック生成手段と、該送信動作クロ
ック生成手段から入力される動作クロックを基に送信開
始タイミング信号を生成する送信開始タイミング生成手
段と、送信データを格納し、該送信開始タイミング生成
手段から送信開始タイミング信号が加わる毎に、格納し
ている送信データを受信側装置に送信する送信データ格
納手段を備え、受信側装置は、送信側装置から送信され
てくるデータを受信・格納し、そのデータの受信を検出
する毎に、データ受信タイミング信号を出力する受信デ
ータ格納手段と、動作クロックを生成し、その動作クロ
ックの周波数を、該受信データ格納手段から入力するデ
ータ受信タイミング信号の入力間隔に応じて制御する受
信動作クロック生成手段と、該受信動作クロック生成手
段から加わる動作クロックに同期して、前記受信データ
格納手段からデータを読み出すデータ処理手段を備え、
前記受信動作クロック生成手段は、送信側装置の動作ク
ロックと受信側装置の動作クロックが一致するように、
自身が生成する動作クロックの周波数を制御することを
特徴とする。
【0010】この第2の発明では、送信側装置と受信側
装置間で、事前に、データパケットの伝送周期を決めて
おき、送信側装置は、自身の動作クロックを基にして、
この周期を生成し、データの送信を行う。受信側装置
は、送信側装置から送られてくるデータの受信周期と、
自身の動作クロックを基にして生成した受信データの読
み出し周期とを比較して、自身の生成した受信データの
読み出し周期の方が短い場合には、自身の動作クロック
の周波数を低くし、自身の生成した受信データの読み出
し周期の方が長い場合には、自身の動作クロックの周波
数を高くするように制御する。第2の発明では、このよ
うにして、送信側装置の動作クロックと受信側装置の動
作クロックが一致するように受信側装置の動作クロック
の周波数を制御することによって、受信側装置内の受信
データ格納手段における受信データのオーバフロー/ア
ンダフローを防止させる。
【0011】第3の発明の構成は、2つの装置が、デー
タ同期クロックを伝送できない伝送路経由で、データ通
信を行うシステムのデータ同期方式を前提とし、その構
成は、以下の通りである。
【0012】すなわち、送信側装置は、動作クロックを
生成する送信動作クロック生成手段と、該送信動作クロ
ック生成手段から入力する動作クロックを基にタイミン
グデータ挿入信号を生成するタイミングデータ挿入信号
生成手段と、該タイミングデータ挿入信号生成手段から
タイミングデータ挿入信号が加わる毎に、送信データに
タイミングデータを挿入して受信側装置に送信するタイ
ミングデータ挿入手段を備え、受信側装置は、送信側装
置から送信されてくるデータ中のタイミングデータを検
出し、該検出毎に抽出タイミング信号を出力すると共
に、その受信するデータからタイミングデータを除去す
るタイミングデータ検出/除去手段と、該タイミングデ
ータ検出/除去手段から出力されるタイミングデータの
除去された受信データを格納する受信データ格納手段
と、動作クロックを生成し、上記タイミングデータ検出
/除去手段から入力される抽出タイミング信号の入力間
隔に応じて自身の生成する動作クロックの周波数を制御
する受信動作クロック生成手段と、該受信動作クロック
生成手段から加わる動作クロックに同期して前記受信デ
ータ格納手段からデータを読み出すデータ処理手段を備
え、前記受信動作クロック生成手段は、送信側装置の動
作クロックと受信側装置の動作クロックが一致するよう
に、自身が生成する動作クロックの周波数を制御するこ
とを特徴とする。
【0013】第3の発明では、送信側装置と受信側装置
間で、事前に、タイミングデータの挿入周期を決めてお
き、送信側装置は、自身の動作クロックを基にして、こ
の周期を生成し、送信データの途中に、この周期毎に、
タイミングデータを挿入する。受信側装置は、送信側装
置から送られてくるデータに挿入されているタイミング
データの受信周期と自身の動作クロックを基にして生成
した受信データの読み出し周期とを比較して、自身の生
成した受信データの読み出し周期の方が短い場合には、
自身の動作クロックの周波数を低くし、自身の生成した
受信データの読み出し周期の方が長い場合には、自身の
動作クロックの周波数を高くするように制御する。第3
の発明では、このようにして、送信側装置の動作クロッ
クと受信側装置の動作クロックが一致するように受信側
装置の動作クロックの周波数を制御することによって、
受信側装置内の受信データ格納手段における受信データ
のオーバフロー/アンダフローを防止させる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施例を詳細に説明する。以下に述べる3つの実施例
は、いずれも、元来、全二重・同期通信でデータの送受
信を行っていた装置間の伝送路を半二重・非同期通信の
伝送路に置換した場合に、両装置を従来通りに動作させ
るための伝送路制御部の構成である。
【0015】全二重で通信していた伝送を半二重の伝送
路に置換するため、データの伝送は基本的に送受信交互
のパケット通信となり、伝送路のデータ伝送速度は全二
重通信時の2倍以上となっている。
【0016】図1は、本発明の第1実施例のデータ伝送
システムの受信側装置10のシステム構成を示すブロッ
ク図である。データ伝送用無線機11は、送信側装置か
ら無線により送られてくるデータを受信する。
【0017】受信データバッファ12は、該データ伝送
用無線機11によって受信されるデータ(受信データD
j)を、順次、格納・蓄積する。データ処理部13は、
動作クロック制御回路14から加わる動作クロックaに
従って、一定周期で、受信データバッファ12から受信
データDjを読みだす。
【0018】上記受信データバッファ12は、例えば、
FIFO(First−In−First−Out)、
デュアルポートメモリなどの記憶素子で構成され、デー
タ伝送用無線機11による受信データバッファ12に対
する受信データDjの書き込み動作と、データ処理部1
3による受信データバッファ12からの受信データDj
の読み出し動作は、同時に行われる。
【0019】受信データバッファ12は、自己が蓄積し
ている受信データDjの記憶残量をデータ残量通知信号
bによって動作クロック制御回路14に通知する。動作
クロック制御回路14は、このデータ残量通知信号bに
従って動作クロックaの周波数を制御する。
【0020】図2は、上記構成の受信側装置10の動作
を説明するタイミングチャートである。図2(a)は受
信データバッファ12に書き込まれる受信データDj、
図2(b)はデータ処理部13が受信データバッファ1
2から読み出す受信データDj、及び図2(c)は受信
データバッファ12内の受信データDjの残量を示す。
【0021】図2に示す例は、受信側装置10に対して
データを送信してくる不図示の送信側装置の動作クロッ
クと受信側装置10の動作クロックaが同一の速度で、
データ伝送用無線機11による受信データバッファ12
に対する受信データDjの書き込み速度(受信データD
jの伝送速度)が、データ処理部13の受信データバッ
ファ12に対する受信データDjの読み出し速度の2倍
となっている例である。このため、受信データバッファ
12に対する受信データDjの書き込みとその休止の周
期の比を1対1にすることで、送信側装置における送信
データの送信データバッファ(不図示)に対する書き込
みと受信側装置10における受信データバッファ12か
らの受信データDjの読み出しの同期をとっている。
【0022】このとき、もし、不図示のデータの送信側
装置の動作クロックの速度と受信側装置10の動作クロ
ックaの速度に差があった場合、データ残量の上下する
範囲(データ残量の上下の包絡線の傾き)は変化してい
く。この変化を、動作クロック制御回路14は、受信デ
ータバッファ12から受け取るデータ残量通知信号bに
より検出し、その変化の推移の様子から動作クロックa
の周波数を高くするべきかまたは低くするべきかを判断
する。そして、その判断結果に基づいて、動作クロック
aの周波数を制御する。この制御により、送信側装置の
動作クロックと受信側装置10の動作クロックaの周期
はやがて一致し、受信データバッファ12内の受信デー
タDjの残量は、図2(c)に示すように、常に、一定
の範囲内で推移することとなり、受信データDjのオー
バフロー/アンダフローは発生しない。
【0023】次に、図3は、本発明の第2の実施例のデ
ータ伝送装置のシステム構成を示すブロック図である。
送信側装置20は、送信データバッファ21、送信側動
作クロック生成回路22、及び送信動作タイミング生成
回路23を備えている。
【0024】送信データバッファ21は、受信側装置3
0に送信するデータ(送信データDs)を格納・蓄積す
る。送信側動作クロック生成回路22は、送信側装置2
0のデータ送信動作速度の基準となる動作クロックdを
生成し、これを送信データバッファ21及び送信動作タ
イミング生成回路23に加える。
【0025】送信動作タイミング生成回路23は、上記
送信側動作クロック生成回路22から加えられる動作ク
ロックdを一定周期、分周して、送信開始タイミング信
号eを生成し、これを送信データバッファ21に加え
る。すなわち、送信開始タイミング信号eは動作クロッ
クdに同期している。
【0026】送信データバッファ21は、上記送信開始
タイミング信号eを受ける毎に、不図示の通信インター
フェース及び伝送路29を介して内部に保持しているデ
ータを1パケット分受信側装置30に送信する。このと
き、上記通信インターフェースは、送信データバッファ
21に動作クロックdの2倍以上の速度のデータ伝送ク
ロックを加え、このデータ伝送クロックに同期して、送
信データバッファ21からデータを読み出し、このデー
タを伝送路29上に送出する。ここで、便宜上、上記伝
送路29上のデータを伝送路データDDと呼ぶことにす
る。
【0027】受信側装置30は、受信データバッファ3
2、データ処理部33、及び受信側動作クロック制御回
路35を備えている。受信データバッファ32は、伝送
路29を介して、送信側装置20から送られてくる伝送
路データDDを格納・蓄積する。また、伝送路データD
Dの先頭の受信を検出する毎に、データ受信タイミング
信号fを受信側動作クロック制御回路35に通知する。
【0028】受信側動作クロック制御回路35は、この
受信データバッファ32から受け取るデータ受信タイミ
ング信号fの受信間隔から、送信側装置20の動作クロ
ックdの周波数と自身がデータ処理部33に加える動作
クロックgの周波数との誤差を認識し、自身が生成する
動作クロックgの周波数が送信側装置20の動作クロッ
クdの周波数と一致するように制御する。すなわち、デ
ータ受信タイミング信号fの受信周期は、送信開始タイ
ミング信号eの出力周期と一致するため、受信側動作ク
ロック制御回路35は、自身が生成する動作クロックg
を送信側装置20と同一の一定周期で分周して生成する
周期と、データ受信タイミング信号fの受信周期が一致
するように動作クロックgの周波数を制御する。
【0029】データ処理部33は、受信側動作クロック
制御回路35から加えられる動作クロックgに従って、
受信データバッファ32からデータを読み出す。このよ
うに、第2の実施例では、受信側動作クロック制御回路
35が、送信側装置20によって生成される送信開始タ
イミング信号eの検出間隔に従って、自身が生成する動
作クロックgの周波数を制御することによって、送信側
装置20の動作クロックdと受信側装置30の動作クロ
ックgとの周波数が一致するようになり、受信データバ
ッファ32においてデータのオーバフロー/アンダーフ
ローは発生しない。
【0030】図4は、上記構成のデータ伝送装置の動作
を説明するタイミングチャートである。図4(a)は送
信側装置20の送信動作タイミング生成回路23によっ
て生成される送信開始タイミング信号e、図4(b)は
伝送路データDD、及び図4(c)は受信データバッフ
ァ32によって送出されるデータ受信タイミング信号f
を示す。
【0031】上述したように、送信側装置20の送信開
始タイミング信号eは、送信側動作クロック生成回路2
2から出力される動作クロックdを基準に生成されてお
り、送信側装置20では、この送信開始タイミング信号
eの発生毎に、伝送路29にデータ(伝送路データD
D)を送出している(図4(a),(b)参照)。
【0032】受信側装置30では、伝送路29から送ら
れてくる伝送路データDDを監視しており、伝送路29
から受信データバッファ32に伝送路データDDが受信
されると、受信データバッファ32がその先頭のタイミ
ングを検出して、データ受信タイミング信号fを受信側
動作クロック制御回路35に通知する(図4(c)参
照)。受信側動作クロック制御回路35は、このデータ
受信タイミング信号fの通知タイミングと自身が生成す
る動作クロックgを基に生成するタイミングに誤差があ
る場合には、送信側装置20の動作クロックdと受信側
装置30の動作クロックgの周波数に誤差があることを
示していると認識し、この誤差が無くなるように動作ク
ロックgの周波数を制御する。このことにより、送信側
装置20の動作クロックdの周期と受信側装置30の動
作クロックgの周期は、一致するようになり、送信側装
置20から受信側装置30へのデータの送信速度と受信
側装置30における受信データバッファ32からのデー
タの読み出しの速度は、見かけ上、一致するようにな
り、受信データバッファ32においてデータのオーバフ
ロー/アンダーフローは発生しない。
【0033】次に、図5は、本発明の第3の実施例のデ
ータ伝送装置のシステム構成を示すブロック図である。
送信側装置40は、送信データバッファ兼タイミングデ
ータ挿入回路41、送信側動作クロック生成回路42、
及びタイミングデータ挿入タイミング生成回路43を備
えている。
【0034】この送信側装置40は、送信側動作クロッ
ク生成回路42によって生成される動作クロックiを基
準にして動作する。送信側動作クロック生成回路42
は、自身が生成する動作クロックiを、送信データバッ
ファ兼タイミングデータ挿入回路41とタイミングデー
タ挿入タイミング生成回路43に出力する。
【0035】タイミングデータ挿入タイミング生成回路
43は、この動作クロックiを一定周期で分周してタイ
ミングデータ挿入タイミング信号jを生成し、これを送
信データバッファ兼タイミングデータ挿入回路41に加
える。すなわち、タイミングデータ挿入タイミング信号
jは、動作クロックiに同期している。
【0036】送信データバッファ兼タイミングデータ挿
入回路41は、不図示の通信インタフェース及び伝送路
49を介して内部に保持しているデータを受信側装置5
0に送信する。送信データバッファ兼タイミングデータ
挿入回路41は送信動作中にタイミングデータ挿入タイ
ミング信号jを受けると伝送路49へ送出するデータに
タイミングデータを挿入する。ここで、便宜上、伝送路
49上に送出されるデータを伝送路データDD3と呼ぶ
ことにする。
【0037】受信側装置50は、タイミングデータ抽出
/除去回路51、受信データバッファ52、データ処理
部53、及び受信側動作クロック制御回路54を備えて
いる。
【0038】タイミングデータ抽出/除去回路51は、
伝送路49を介して受信する伝送路データDD3中のタ
イミングデータを検出する毎に、抽出タイミング信号k
を受信側動作クロック制御回路54に通知する。
【0039】受信側動作クロック制御回路54は、この
抽出タイミング信号kの受信間隔から、送信側装置40
側の動作クロックiの周波数と自身が生成する動作クロ
ックmの周波数との誤差を認識し、その動作クロックm
の周波数を制御する。すなわち、抽出タイミング信号k
の受信周期は、タイミングデータ挿入タイミング信号j
の出力周期と一致するため、受信側動作クロック制御回
路54は、自身が生成する動作クロックmを送信側装置
40と同一の一定周期で分周して生成する周期が、抽出
タイミング信号kの受信周期と一致するように動作クロ
ックmの周波数を制御する。
【0040】また、タイミングデータ抽出/除去回路5
1は、受信する伝送路データDD3からタイミングデー
タを除去して、受信データバッファ52に格納・蓄積す
る。データ処理部53は、受信側動作クロック制御回路
54により周波数制御される動作クロックmで動作し、
この動作クロックmに従って。受信データバッファ52
からデータの読み出しを行う。
【0041】このように、第3の実施例では、受信側動
作クロック制御回路54が、送信側装置40の送信デー
タバッファ兼タイミングデータ挿入回路41が送信側装
置40の動作クロックiを基に一定周期で挿入するタイ
ミングデータの検出間隔に従って、送信側装置40の動
作クロックiの周期と受信側装置50の動作クロックm
の周期を一致させるように制御するので、送信側装置4
0の送信データバッファ兼タイミングデータ挿入回路4
1へのデータの入力速度と受信側装置50における受信
データバッファ52からのデータの読み出しの速度は、
一致するようになり、受信データバッファ52において
データのオーバフロー/アンダフローは発生しない。
【0042】図6は、上記構成の第3の実施例の動作を
説明するタイミングチャートである。図6(a)は受信
側装置50のタイミングデータ挿入タイミング生成回路
43の出力するタイミングデータ挿入タイミング信号
j、図6(b)は伝送路データDD3、及び図6(c)
はタイミングデータ抽出/除去回路51の出力する抽出
タイミング信号kである。
【0043】送信側装置40においては、送信データバ
ッファ兼タイミングデータ挿入回路41が、データ送信
中にタイミングデータ挿入タイミング生成回路43から
タイミングデータ挿入タイミング信号jが加わる毎に、
送信データDs3中にタイミングデータを挿入する。こ
のタイミングデータが挿入された送信データDs3は、
伝送路データDD3となって、伝送路データDD3を介
して受信側装置50に送られる(図6(a),(b)参
照)。
【0044】受信側装置50では、タイミングデータ抽
出/除去回路51が伝送路データDD3を介して受信す
る伝送路データDD3からタイミングデータを検出し、
該検出時に、抽出タイミング信号kを受信側動作クロッ
ク制御回路54に出力する(図6(c)参照)。受信側
動作クロック制御回路54は、この抽出タイミング信号
kの受信タイミングと自身が生成する動作クロックmを
基に生成する周期に誤差がある場合には、送信側装置4
0の動作クロックiの周波数と受信側装置50の動作ク
ロックmの周波数に誤差があることを示していることを
認識し、この誤差が無くなるように動作クロックmの周
波数を制御する。このことにより、送信側装置40の送
信データバッファ兼タイミングデータ挿入回路41への
データの入力速度と受信側装置50における受信データ
バッファ52からのデータの読み出しの速度は、一致す
るようになり、受信データバッファ52においてデータ
のオーバフロー/アンダフローは発生しない。
【0045】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明によれ
ば、送信側装置と受信側装置との間で、データ同期クロ
ックを伝送しなくても、該送信側装置と該受信側装置と
の間で、双方の動作クロックの同期を取ることが可能に
なるので、該両装置間を接続する敷設線の本数を減少さ
せることができ、データ伝送装置システムのコストの低
減が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のデータ伝送装置の受信側
装置のシステム構成を示すブロック図である。
【図2】上記第1実施例の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【図3】本発明の第2実施例のデータ伝送装置のシステ
ム構成を示すブロック図である。
【図4】上記第2実施例の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【図5】本発明の第3実施例のデータ伝送装置のシステ
ム構成を示すブロック図である。
【図6】上記第3実施例の動作を説明するタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
10 受信側装置 11 データ伝送用無線機 12 受信データバッファ 13 データ処理部 14 動作クロック制御回路 20 送信側装置 21 送信データバッファ 22 送信側動作クロック生成回路 23 送信動作タイミング生成回路 29 伝送路 30 受信側装置 32 受信データバッファ 33 データ処理部 35 受信側動作クロック制御回路 40 送信側装置 41 タイミングデータ挿入回路 42 送信側動作クロック生成回路 43 タイミングデータ挿入タイミング生成回路 49 伝送路 50 受信側装置 51 タイミングデータ抽出/除去回路 52 受信データバッファ 53 データ処理部 54 受信側動作クロック制御回路

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの装置が、データ同期クロックを伝
    送できない伝送路経由で、データ通信を行うシステムの
    データ同期方式において、 受信側装置は、 送信側装置から送信されてくる受信データを格納する受
    信データ格納手段と、 該受信データ格納手段に格納されているデータを、外部
    から加わる動作クロックに同期して読み出すデータ読み
    出し手段と、 前記受信データ格納手段に格納されているデータの残量
    の時間的推移を基に、該データ読み出し手段に加える前
    記動作クロックの周波数を制御する動作クロック制御手
    段を備え、 該動作クロック制御手段は、上記受信側装置と上記送信
    側装置の双方の動作クロックが一致するように自身が生
    成する動作クロックの周波数を制御すること、 を特徴とするデータ同期方式。
  2. 【請求項2】 2つの装置が、データ同期クロックを伝
    送できない伝送路経由で、データ通信を行うシステムの
    データ同期方式において、 送信側装置は、 動作クロックを生成する送信動作クロック生成手段と、 該送信動作クロック生成手段から入力される動作クロッ
    クを基に送信開始タイミング信号を生成する送信開始タ
    イミング生成手段と、 送信データを格納し、該送信開始タイミング生成手段か
    ら送信開始タイミング信号が加わる毎に、格納している
    送信データを受信側装置に送信する送信データ格納手段
    を備え、 受信側装置は、 送信側装置から送信されてくるデータを受信・格納し、
    そのデータの受信を検出する毎に、データ受信タイミン
    グ信号を出力する受信データ格納手段と、 動作クロックを生成し、その動作クロックの周波数を、
    該受信データ格納手段から入力するデータ受信タイミン
    グ信号の入力間隔に応じて制御する受信動作クロック生
    成手段と、 該受信動作クロック生成手段から加わる動作クロックに
    同期して、前記受信データ格納手段からデータを読み出
    すデータ処理手段を備え、 前記受信動作クロック生成手段は、送信側装置の動作ク
    ロックと受信側装置の動作クロックが一致するように、
    自身が生成する動作クロックの周波数を制御すること、 を特徴とするデータ同期方式。
  3. 【請求項3】 2つの装置が、データ同期クロックを伝
    送できない伝送路経由で、データ通信を行うシステムの
    データ同期方式において、 送信側装置は、 動作クロックを生成する送信動作クロック生成手段と、 該送信動作クロック生成手段から入力する動作クロック
    を基にタイミングデータ挿入信号を生成するタイミング
    データ挿入信号生成手段と、 該タイミングデータ挿入信号生成手段からタイミングデ
    ータ挿入信号が加わる毎に、送信データにタイミングデ
    ータを挿入して受信側装置に送信するタイミングデータ
    挿入手段を備え、 受信側装置は、 送信側装置から送信されてくるデータ中のタイミングデ
    ータを検出し、該検出毎に抽出タイミング信号を出力す
    ると共に、その受信するデータからタイミングデータを
    除去するタイミングデータ検出/除去手段と、 該タイミングデータ検出/除去手段から出力されるタイ
    ミングデータの除去された受信データを格納する受信デ
    ータ格納手段と、 動作クロックを生成し、上記タイミングデータ検出/除
    去手段から入力される抽出タイミング信号の入力間隔に
    応じて自身の生成する動作クロックの周波数を制御する
    受信動作クロック生成手段と、 該受信動作クロック生成手段から加わる動作クロックに
    同期して前記受信データ格納手段からデータを読み出す
    データ処理手段を備え、 前記受信動作クロック生成手段は、送信側装置の動作ク
    ロックと受信側装置の動作クロックが一致するように、
    自身が生成する動作クロックの周波数を制御すること、 を特徴とするデータ同期方式。
  4. 【請求項4】 2つの装置が、データ同期クロックを伝
    送できない伝送路経由で、データ通信を行うシステムの
    データ同期方式において、 受信側装置は、 送信側装置から送信されてくるデータを格納する格納デ
    ータ残量を計量可能な受信データ格納手段を備え、この
    受信データ格納手段に対するデータの入力速度と、この
    受信データ格納手段からのデータの読み出し速度の差に
    よって増減する上記受信データ格納手段のデータ残量を
    監視し、そのデータ残量の増減の様子を基に、送信側装
    置の動作クロックと受信側装置の動作クロックの速度の
    差を判断して、受信側装置の動作クロックの周波数を制
    御することにより、送信側装置の動作クロックと受信側
    装置の動作クロックが一致するように制御すること、 を特徴とするデータ同期方式。
  5. 【請求項5】 2つの装置が、データ同期クロックを伝
    送できない伝送路経由で、データ通信を行うシステムの
    データ同期方式において、 送信側装置は、データを予め定められた一定周期の間隔
    で送信し、 受信側装置は、データの受信タイミングから上記送信側
    装置のデータの送信周期を認識し、該データの受信タイ
    ミングと自身の動作クロックから生成した受信データ格
    納手段に格納された受信データの読み出し周期との差か
    ら、上記送信側装置と上記受信側装置の動作クロックの
    周波数の誤差を判断し、その判断結果に基づいて自身の
    動作クロックの周波数を制御し、上記送信側装置と上記
    受信側装置の動作クロックが一致するように制御するこ
    と、 を特徴とするデータ同期方式。
  6. 【請求項6】 2つの装置が、データ同期クロックを伝
    送できない伝送路経由で、データ通信を行うシステムの
    データ同期方式において、 送信側装置は、自身が送信するデータ内に一定周期のタ
    イミングでタイミングデータを挿入し、 受信側装置は、上記送信側装置から受信するデータ内の
    タイミングデータを検出し、その検出タイミングの周期
    に従って、自身の動作クロックの周波数を制御すること
    により、上記送信側装置と上記受信側装置の動作クロッ
    クが一致するように制御すること、 を特徴とするデータ同期方式。
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