JPH0927069A - 自動販売機の結露水排水装置 - Google Patents

自動販売機の結露水排水装置

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JPH0927069A
JPH0927069A JP17518095A JP17518095A JPH0927069A JP H0927069 A JPH0927069 A JP H0927069A JP 17518095 A JP17518095 A JP 17518095A JP 17518095 A JP17518095 A JP 17518095A JP H0927069 A JPH0927069 A JP H0927069A
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JP
Japan
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condensed water
bottom wall
vending machine
drainage
water
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JP17518095A
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English (en)
Inventor
Hisashi Kuwako
久史 桑子
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 結露水の適切な排水が可能になると共に、排
水ホースが邪魔になることがない自動販売機の結露水排
水装置を提供することをその目的としている。 【構成】 商品収容庫5内に発生する結露水を、商品収
容庫5の下方に配設した蒸発皿14に自然流下で導く自
動販売機の結露水排水装置であって、蒸発皿14の直上
に位置して商品収容庫5の底壁18に貫通形成した排水
口32と、底壁18の表面に形成され結露水を集水する
集水勾配部21aと、集水勾配部21aの下流端から排
水口32に結露水を導く排水溝33とを備えたものであ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に、ジュース等の商
品を冷蔵する商品収容庫を備えた自動販売機の結露水排
水装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の商品収容庫を備える自動販売機
では、商品収容庫内を冷却する冷却装置が備えられてお
り、冷却装置は、商品収容庫内に配設したエバポレータ
および冷却ファンから成る内部ユニットと、商品収容庫
の下側(庫外)に配設したコンプレッサ、コンデンサお
よび排熱ファンから成る外部ユニットと、エバポレー
タ、コンプレッサおよびコンデンサを接続する冷媒管と
で構成されている。エバポレータの表面には、庫内の空
気が接触し凝縮して結露水が発生する。
【0003】このような結露水を庫外に排水する結露水
排水装置として、例えば実開昭61−168478号公
報に記載のものが知られている。この結露水排水装置で
は、エバポレータの近傍に位置して商品収容庫の底壁に
排水口を形成すると共に、底壁の表面全域を排水口に向
かって傾斜させている。また、排水口の下流端には排水
ホースが接続され、排水ホースの下流端は、上記コンプ
レッサやコンデンサなどの設置スペース内に配設した蒸
発皿に開放されている。エバポレータに発生した庫内の
結露水は、底壁の表面で集水され、排水口から排水ホー
スを介して蒸発皿に導かれる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年の自動販売機で
は、薄型化および商品収容量の増大化の要請が強く、特
に、外部ユニットの設置スペースが極端に制約される傾
向にある。このため、コンプレッサやコンデンサなどの
主要機器の配置が優先され、蒸発皿が排水口の直下から
離れた位置に配設される。かかる場合、従来の結露水排
水装置では、排水ホースを引き回す必要があり、排水勾
配が適切に執れなくなると共に、外部ユニットの組付け
やメンテナンスの際に、排水ホースが邪魔になる問題が
あった。
【0005】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたものであり、結露水の適切な排水が可能に
なると共に、排水ホースが邪魔になることがない自動販
売機の結露水排水装置を提供することをその目的として
いる。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成すべく本
発明は、商品収容庫内に発生する結露水を、商品収容庫
の下方に配設した蒸発皿に自然流下で導く自動販売機の
結露水排水装置であって、蒸発皿の直上に位置して商品
収容庫の底壁に貫通形成した排水口と、底壁の表面に形
成され結露水を集水する集水勾配部と、集水勾配部の下
流端から排水口に結露水を導く排水溝とを備えたことを
特徴とする。
【0007】この場合、底壁は、発泡材で構成されて断
熱材と、断熱材の表裏両面をそれぞれ覆う表面板および
裏面板とで構成されており、排水溝は、断熱材に形成さ
れていることが、好ましい。
【0008】
【作用】請求項1の結露水排水装置によれば、商品収容
庫内に発生した結露水は、商品収容庫の底壁の表面に滴
下し、底壁表面に形成した集水勾配部によってその下流
端に集水される。さらに、結露水は、集水勾配部の下流
端から排水溝に導かれ、排水溝を流れて排水口から、商
品収容庫の下方に配設した蒸発皿に導かれる。この場
合、結露水を底壁に形成した排水溝により、蒸発皿の直
上位置まで導くようにしているため、排水ホースを設け
る必要がなく、また結露水の跳ねを防止するために排水
ホースなどを設けても、排水ホースなどを引き回す必要
がない。
【0009】請求項2の結露水排水装置によれば、底壁
は、発泡材で構成されて断熱材と、断熱材の表裏両面を
それぞれ覆う表面板および裏面板とで構成されており、
排水溝が断熱材に形成されていることにより、発泡材の
成形型に排水溝に相当する部分を形成するだけで、排水
溝を簡単かつ低コストでに形成することができる。
【0010】
【実施例】以下、添付図面を参照して、本発明の一実施
例に係る結露水排水装置が適用された自動販売機につい
て説明する。図1は自動販売機の縦断面図であり、同図
に示すように、この自動販売機1は、販売機本体2と、
販売機本体2の前面に開閉自在に取り付けられたメイン
ドア3とで構成されている。販売機本体2の内部には、
サーペンタイン型のコラム4を内蔵した商品収納庫5が
広く設けられている。また、販売機本体2の下部には、
商品収納庫5内を冷却する冷却装置6が設けられてい
る。
【0011】冷却装置6は、商品収容庫5内に配設した
エバポレータ7および冷却ファン8から成る内部ユニッ
ト9と、商品収容庫5の下側(庫外)に配設したコンプ
レッサ10、コンデンサ11および排熱ファン12から
成る外部ユニット13と、エバポレータ7、コンプレッ
サ10およびコンデンサ11を相互に接続する冷媒管
(図示省略)とで構成されている。また、コンデンサ1
1の前側には蒸発皿14が配設されており、内部ユニッ
ト9に発生した結露水をこの蒸発皿14に導き、適宜蒸
発させるようにしている。特に図示しないが、蒸発皿1
4の内部には、コンプレッサ10からコンデンサ11に
至る冷媒管が通されており、排熱ファン12と相俟っ
て、結露水の蒸発を促進するようになっている。
【0012】一方、商品収容庫5は、断熱構造の収容庫
本体15と収容庫本体15の前面開口を開閉する断熱扉
16とで構成されている。収容庫本体15は、天壁1
7、底壁18、後壁19および両側壁20から成り、こ
れらは、図2に示すように、内箱Aと、自動販売機1の
キャビネットを兼ねる外箱Bと、内箱Aと外箱Bとの間
に壁単位で介在させた断熱材Cとで構成されている。
【0013】内箱Aの底板、すなわち底壁18の表面板
21には、エバポレータ7の位置に集水勾配部21aが
形成され、集水勾配部21aの中央には、貫通孔21b
が形成されている。エバポレータ7のフィンには、庫内
の空気が接触し凝縮して結露水が発生する。この結露水
は、エバポレータ7から集水勾配部21aに滴下し、こ
こで集水され、貫通孔21bを介して表面板21の下側
に位置する底壁断熱材22に導かれる。
【0014】この底壁断熱材22は発泡スチロールの成
形品であり、底壁18に合わせて形成されている。図3
に示すように、この底壁断熱材22の表面には、上記の
貫通孔21bの直下位置に(図1参照)、わずかに窪入
形成した窪入部31が形成されると共に、表面全域がこ
の窪入部31に向かって傾斜するように形成されてい
る。また、底壁断熱材22の表面には、上記の蒸発皿1
4の直上に位置して(図1参照)排水口32が形成され
ると共に、この排水口32と窪入部31と接続する排水
溝33が形成されている。排水溝33は、窪入部31か
ら排水口32に向かって屈曲形成され、かつ所定の下り
勾配を持って形成されている。
【0015】表面板21から流下した結露水は、窪入部
31に受けられ、窪入部31から排水溝33を流れて排
水口32に導かれる。一方、エバポレータ7が載置され
ている表面板21は、エバポレータ7により冷やされ、
その裏面に結露水を生ずる。この結露水は、窪入部31
に向かって傾斜する底壁断熱材22の表面に受けられ、
窪入部31に集水された後、排水溝33を流れて排水口
32に導かれる。なお、底壁断熱材22は、成形型を用
いて一体成形される。
【0016】底壁断熱材22の下側には、外箱Bの底板
を構成する底壁18の裏面板23が配設され、上記の排
水口32の位置には開口23aが形成されている(図1
および図2参照)。この場合、特に図示しないが、裏面
板23の開口23aは、底壁断熱材22の排水口32よ
り十分に大きく形成され、この開口23aから排水口3
2の縁部が下方に突出している。これにより、排水口3
2から流下する結露水が、裏面板23の下側に廻り込む
のを防止している。そして、排水口32に達した結露水
は、排水口32から真下に滴下して蒸発皿14に導かれ
る。なお、蒸発皿14の内部には、結露水の蒸発を促進
する布が敷いてあり、滴下した結露水の跳ねを抑制する
ことができるが、排水口32から蒸発皿14に向かって
排水ホースや導水用の鎖などを垂らすようにしてもよ
い。
【0017】以上のように本実施例によれば、底壁18
の底壁断熱材22に排水溝33を形成し、結露水を、底
壁18の部分で蒸発皿14の直上まで導くようにしてい
るため、排水ホースを必要とすることなく、結露水を蒸
発皿14に適切に導くことができる。また、たとえ排水
ホースなどを設けても、排水ホースなどを引き回す必要
がない。一方、底壁断熱材22の排水溝33は、底壁断
熱材22を一体成形するときに同時に作り込むことがで
き、低コストでかつ簡単に形成することができる。
【0018】なお、エバポレータが複数台配設されてい
る場合には、排水溝の上流側を分岐させてこれに対応す
る。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の自動販売機の結露
水排水装置によれば、商品収納庫の底壁に排水溝を設
け、この排水溝により、商品収納庫に発生した結露水を
蒸発皿の直上位置まで導くようにしているので、排水ホ
ースが不要となり、たとえ排水ホースなどを設けても排
水ホースなどを引き回す必要がなく、適切な排水が可能
になると共に、排水ホースが邪魔になることがない。ま
た、底壁の断熱材に発泡材を用いるものにあっては、排
水溝を簡単に形成することができ、コストダウンを図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る結露水排水装置を備え
た自動販売機の縦断面図である。
【図2】商品収容庫の構造を表した分解斜視図である。
【図3】底壁断熱材の外観斜視図である。
【符号の説明】
1 自動販売機 5 商品収容庫 6 冷却装置 7 エバポレータ 14 蒸発皿 18 底壁 21 表面板 21a 集水勾配部 22 底壁断熱材 23 裏面板 32 排水口 33 排水溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 商品収容庫内に発生する結露水を、当該
    商品収容庫の下方に配設した蒸発皿に自然流下で導く自
    動販売機の結露水排水装置であって、 前記蒸発皿の直上に位置して前記商品収容庫の底壁に貫
    通形成した排水口と、前記底壁の表面に形成され結露水
    を集水する集水勾配部と、当該集水勾配部の下流端から
    前記排水口に結露水を導く排水溝とを備えたことを特徴
    とする自動販売機の結露水排水装置。
  2. 【請求項2】 前記底壁は、発泡材で構成されて断熱材
    と、当該断熱材の表裏両面をそれぞれ覆う表面板および
    裏面板とで構成されており、 前記排水溝は、前記断熱材に形成されていることを特徴
    とする請求項1に記載の自動販売機の結露水排水装置。
JP17518095A 1995-07-11 1995-07-11 自動販売機の結露水排水装置 Withdrawn JPH0927069A (ja)

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