JPH09270533A - 電子部品 - Google Patents

電子部品

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JPH09270533A
JPH09270533A JP8076974A JP7697496A JPH09270533A JP H09270533 A JPH09270533 A JP H09270533A JP 8076974 A JP8076974 A JP 8076974A JP 7697496 A JP7697496 A JP 7697496A JP H09270533 A JPH09270533 A JP H09270533A
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JP
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emitting diode
light emitting
connection part
leads
stopper
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JP8076974A
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Chiaki Komori
千彰 小森
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Sony Group Corp
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Aiwa Co Ltd
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Publication date
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    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/42Wire connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/47Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process
    • H01L2224/48Structure, shape, material or disposition of the wire connectors after the connecting process of an individual wire connector
    • H01L2224/4805Shape
    • H01L2224/4809Loop shape
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    • HELECTRICITY
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    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
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    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/181Encapsulation

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  • Led Device Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子部品の接続部の移動を制限して接触不良
を防止する。 【解決手段】 発光ダイオードLEDの一対のリード8
0,82をワイヤ84で接続させ、この接続部を樹脂製
の固定部86で固定する。接続部側のリード80,82
の移動を制限するストッパ基板10を配する。リード8
0,82を折曲げた後に、接着剤硬化のために加熱炉内
を通過させ又溶融半田に浸漬させる。この際の接続部の
移動が、ストッパ基板10により制限される。即ち、リ
ード80,82の折曲げにより残留応力が作用し、この
作用した状態で樹脂製の固定部86が加熱されると、残
留応力によりリード80,82が折曲げ方向に動く。そ
のため、接続部の接続が離れるおそれがあるが、接続部
の移動がストッパ基板10により制限させるので、接続
部の接触不良が防止され、発光ダイオードLEDの不点
灯が減る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば配線基板
上へ半田付けにより接続されて実装される発光ダイオー
ド等の電子部品に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、光電変換素子である発光ダイオ
ードLEDは、pn接合され、順方向電流を流すことに
より赤等の光を出すものである。この発光ダイオードL
EDの構成を図11に示す。陽極リードであるアノード
80と陰極リードであるカソード82との頭部80A,
82A間にボンディングワイヤ84が接続されている。
ボンディングワイヤ84が接続された状態で頭部80
A,82Aを合成樹脂で固めた固定部86が形成されて
いる。アノード80とカソード82の足部80B,82
Bは、その付根部80C,82Cを除き固定部86から
突出している。
【0003】発光ダイオードLEDは、図示しないが、
以下の手順で製造される。アノード80とカソード82
は、その足部80B,82Bが連続されるようにプレス
で一体形成される。ボンディングワイヤ84はスポット
溶接等でアノード80とカソード82との頭部80A,
82Aに熱圧着される。
【0004】この状態で図11の固定部86の形状を形
取った金型内にボンディングワイヤ84が接続された頭
部80A,82Aを挿入し、この挿入した状態で金型内
に樹脂の溶解液を注入する。これにより、図11に示す
ような発光ダイオードLEDが成形される。
【0005】発光ダイオードLEDをプリント配線基板
に自動実装装置を用いて実装する。即ち、足部80B,
82Bを図示しないプリント配線基板に形成されたリー
ド挿入孔に挿入し、リード挿入孔から突出した足部80
B,82Bを図示しない切断器具で適宜長さで切断する
と共に、足部80B,82Bを適宜所定方向に折曲げ
る。
【0006】また、プリント配線基板には、他の電子部
品を自動実装装置を用いて実装する。この実装する他の
電子部品の中には、その足を配線回路導体(ランド)に
当接させた状態で電子部品を単にプリント配線基板に載
置させるのみのものがある。そのため、半田ディップ方
式によりハンダ付けを行う場合、プリント配線基板を裏
返して行うので、載置させたのみの電子部品が落下す
る。
【0007】従って、この電子部品の落下防止のため、
ハンダ付けを行う前に、該電子部品に対応するプリント
配線基板に接着剤を塗布し該電子部品を接着させ、この
後接着剤を硬化させる処理が行われる。例えば130°
〜140°に保持された加熱炉内に、複数の電子部品が
載置されたプリント配線基板を通過させる。この後、自
動実装装置では実装できない部品を、手によりその足が
リード挿入孔に対応するように差し込む。
【0008】そして、プリント配線基板26を100°
〜130°の温度に所定時間保持させた後、プリント配
線基板の表面部分を、例えば250°の溶融半田に3〜
4秒間浸漬させて、半田付けを行う。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、発光ダイオ
ードLEDをプリント配線基板に実装する際に、足部8
0B,82Bを折曲げて塑性変形させるが、この折曲げ
によりアノード80とカソード82とにストレス(塑性
変形に伴う残留応力)が作用する。固定部86に温度が
加わると(具体的には、上記した接着剤を固定するため
に加熱炉内を通過させたり、又は溶融半田に浸漬させる
と)、アノード80とカソード82との頭部同士80
A,82Aを固めた固定部86が合成樹脂で形成されて
いるので、軟化する。
【0010】そして、上記した残留応力により足部80
B,82Bが、図11Aでは矢印P方向に移動しアノー
ド80とカソード82との頭部80A,82A部分が動
く。頭部80A,82A部分が動くと、ボンディングワ
イヤ84の接続部分が離れ、接触不良となる。そのた
め、発光ダイオードLEDを発光させようとした場合
に、発光しない状態(不点灯)となるといった問題が生
じる。
【0011】そこで、本発明は、接続部の移動を制限し
て接触不良を防止できる電子部品を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る電子部品
は、複数のリードと、これらのリード間を接続する接続
部と、前記接続部を樹脂で固定する固定部と、前記固定
部から突出し、折曲げられる前記リードの突出部と、前
記突出部が折曲げられた後の前記接続部の移動を制限す
るストッパと、を有することを特徴としている。
【0013】本発明に係る電子部品では、例えば発光ダ
イオードのリードの突出部を折曲げた後に、加熱炉内を
通過させてプリント配線基板に載せる電子部品の位置決
め用の接着剤を硬化させたり、又は電子部品をプリント
配線基板に半田付けするために溶融半田に浸漬させる際
の接続部の移動が、ストッパにより制限させる。即ち、
突出部の折曲げにより残留応力がリードに作用し、この
作用した状態で樹脂製の固定部が加熱されると、残留応
力によりリードが折曲げ方向に動く。そのため、接続部
の接続が離れるおそれがあるが、接続部の移動がストッ
パにより制限させるので、接続部の接触不良が防止さ
れ、発光ダイオードの不点灯が減る。
【0014】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)以下、図1〜図6を参照しながら、こ
の発明の第1実施形態について説明する。第1実施形態
は、発明の電子部品を発光ダイオードLEDとした例で
ある。これら図1〜図6において、図11と対応する部
分には同一符号を付してその詳細説明は省略する。な
お、図1は発光ダイオードLEDをプリント配線基板2
6に実装した状態を示す図である。
【0015】第1実施形態では、固定部86であって、
アノード80とカソード82の付根部80C,82C側
に、ストッパとしてのストッパ基板10を設けたもので
ある。このストッパ基板10は、図1B及び図3に示す
ように、その平面形状が略矩形となっている。
【0016】ストッパ基板10には、その長手方向(図
1では矢印L方向,R方向)と直交する方向でストッパ
基板10の略中間の位置にまで形成された一対の切欠状
の長孔12,14が形成されている。長孔12,14
は、その開口12A,14Aが同一方向に向いており、
かつ、開口12A,14Aの幅はアノード80とカソー
ド82の足部80B,82Bの直径よりも若干だけ大き
くなっている。これは、長孔12,14に対して足部8
0B,82Bを容易に挿入できるようにしたものであ
る。
【0017】また、長孔12,14は直線状に形成され
ており、開口12A,14Aの幅と同一幅で連続形成さ
れている。そして、長孔12,14の開口12A,14
Aは、足部80B,82Bにそれぞれ対応する位置に設
けられている。
【0018】ストッパ基板10は、耐高熱性でかつ絶縁
体である例えばガラスとエポキシとの合成樹脂を材料と
して成形されている。ここで、耐高熱性として熱に対し
て強いことを要求したのは、発光ダイオードLEDの製
造において、高温の溶解液に浸漬させるため、この高温
に耐える必要があるからである。
【0019】また、絶縁体としたのは、以下の理由から
である。ストッパ基板10を導電体とすると、ストッパ
基板10を介して足部80B,82Bが接続されてスト
ッパ基板10に大電流が流れショートするからである。
即ち、ストッパ基板10を介してアノード80とカソー
ド82とが接続した場合でも、ショートしないようにす
るためである。
【0020】プリント配線基板26には、図1に示すよ
うに、リード挿入孔26Aが形成されている。また、プ
リント配線基板26の下面には、図1Bに示すように、
リード挿入孔26Aの周縁に環状の配線回路導体(ラン
ド)20が形成されている。このランド20に足部80
B,82Bを半田付可能にするように、足部80B,8
2Bを折曲げる。
【0021】次に、本実施形態の発光ダイオードLED
の製造について説明する。図4に示すように、一対のア
ノード80とカソード82の足部80B,82Bが連結
体16を介してプレスで一体形成され、この一対のアノ
ード80とカソード82は順次連続形成されている。な
お、図4の例では、2組のみを図示している。
【0022】また、ボンディングワイヤ84をスポット
溶接等でアノード80とカソード82との頭部80A,
82Aに接続する。図1の固定部86に形状を形取った
金型18の空洞18A内にボンディングワイヤ84を接
続した頭部80A,82Aを挿入し、この挿入した状態
で金型18の空洞18A内に図5に示す樹脂の溶解液
(固定部86)を空洞18Aの注入口18B部分を若干
残すように注入する(図5の矢印L側の1組のアノード
80とカソード82参照)。この状態で、図5に示すよ
うに、ストッパ基板10を、空洞18Aの上方におい
て、長孔12,14を足部80B,82Bに対応させ図
3に示す位置まで挿入(スライド)させる。そして、ス
トッパ基板10を溶解液の液面に浮かせた状態とする。
ストッパ基板10が溶解液の液面上に位置し沈下しない
のは、ストッパ基板10の挿入動作に要する時間で溶解
液の表面が若干固まるからである。
【0023】ストッパ基板10を溶解液上に位置させた
後、再び溶解液を注ぎ、空洞18Aの注入口18Bに対
し一杯になるまで注入する(図5の矢印R側の1組のア
ノード80とカソード82参照)。所定時間が経過し溶
解液が冷却されて凝固した後に、成形された固定部86
を金型18の空洞18Aから引き出す。これにより、図
1に示すような発光ダイオードLEDの固定部86が成
形される。
【0024】この後、足部80B,82Bと連結体16
とを図示しないプレスで例えば図6の破線で示す位置で
切断する。そして図6に示すようなテーピングを行う。
即ち、帯体22を足部80B,82Bの長手方向と直交
する方向に引き出した状態に配し、粘着テープ24を足
部80B,82Bを挟んだ状態で帯体22に貼り付け
る。さらに自動実装装置(図示省略)を用いて発光ダイ
オードLEDを図1に示すプリント配線基板26に実装
する。
【0025】この実装は、自動実装装置により、図6に
示す粘着テープ24で帯体22に止められた足部80
B,82Bを、足部80B,82Bの長手方向(図6で
は矢印S方向)に沿って引き抜いてプリント配線基板2
6のリード挿入孔26Aに挿入する。この挿入は、自動
実装装置により、図1Aに示すように、発光ダイオード
LEDの固定部86の底面86Aがプリント配線基板2
6の面に当接するまで行う。
【0026】この後、リード挿入孔26Aから突出した
足部80B,82Bを図示しない切断器具で適宜の長さ
(例えば、図2に示す長さ)で切断し、足部80B,8
2Bを適宜方向に向かって折曲げる。例えば、図1Bに
示すように、足部80B,82Bを図示しない押圧爪で
ストッパ基板10の長手方向(図1では矢印R方向,L
方向)に対して斜めになるように折曲げる。この折曲方
向は、折曲げられた足部80B,82Bの軸心の方向が
平行で、かつ、該足部80B,82Bの先端が反対側に
向いている。
【0027】なお、足部80B,82Bの折曲方向は、
ストッパ基板10の長孔12,14の長手方向に沿った
方向以外で、例えばハ字状等の方向でもよい。ここで、
長孔12,14の長手方向に沿った方向以外としたの
は、ストレスが、足部80B,82Bの折曲方向に沿っ
て加わるため、足部80B,82Bの折曲方向が長孔1
2,14の長手方向に沿うと、足部80B,82Bが長
孔12,14の長手方向に沿って移動しストッパとして
の機能を発揮しないからである。
【0028】また、従来例と同様に、図示しない他の電
子部品(多足電子部品を含む)を、自動実装装置を用い
てプリント配線基板26に塗布した接着剤上に載せ、加
熱炉内を通過させて接着剤を硬化させる。
【0029】そして、自動実装装置では実装できない部
品を、手によりその足がリード挿入孔に対応するように
差し込む。プリント配線基板26を予め100°〜13
0°の温度に所定時間保持させた後、プリント配線基板
26を溶融半田に数秒間浸漬させて、半田付けを行う。
【0030】ところで、足部80B,82Bを、折曲げ
て塑性変形させるが、この折曲げによりアノード80と
カソード82とにストレス(塑性変形に伴う残留応力)
が作用する。このストレスがかかった状態で固定部86
が加熱(具体的には、加熱炉内の通過や溶融半田の浸
漬)されると、頭部80A,82Aを固めた合成樹脂製
の固定部86が軟化(熱膨張)することにより、足部8
0B,82Bが、ストレスがかかった方向即ち足部80
B,82Bの折曲方向に向かって動く(図1Aの1点鎖
線参照)。
【0031】この場合、足部80B,82Bが、ストッ
パ基板10の長孔12,14の周縁と当接し、足部80
B,82Bの移動が制限される。そのため、ボンディン
グワイヤ84の接続部分に対応する頭部80A,82A
の移動が制限され、ボンディングワイヤ84の接続状態
が維持される。従って、本実施形態によれば、ボンディ
ングワイヤ84の接続を確実に維持し、接触不良を防止
できるので、発光ダイオードLEDの不点灯を防止でき
る。即ち、発光ダイオードLEDの不良品が減り、交換
等の手数が減る。
【0032】なお、図3に示すストッパ基板10の他
に、発光ダイオードLEDの製造過程において、長孔に
足部80B,82Bを挿入できれば、図3に示すストッ
パ基板10に限定されない。ストッパ基板の他の例とし
て図7に示すストッパ基板28でもよい。以下、簡単
に、図7に示すストッパ基板28の構成,取り付け方法
を説明する。
【0033】図7に示すストッパ基板28に形成された
長孔30,32は、ストッパ基板28の長手方向と直交
する方向で、かつ、その挿入口30A,32Aが反対方
向に向いている。その他の構成は、図3に示すストッパ
基板10と同様であるので、説明は省略する。
【0034】ストッパ基板28の長孔30,32内に足
部80B,82Bを挿入する場合には、例えば図7Aに
示すように、長孔32内に足部82Bを挿入する。この
後、ストッパ基板28を長孔30の挿入口30Aが足部
80Bに対応する方向(図7Aでは矢印CW方向)へ旋
回させ、図7Bに示すように、長孔30内に足部80B
を挿入させる。他の実装処理は、図1の例と同様である
ので、説明は省略する。
【0035】(第2実施形態)図8及び図9を参照しな
がら、この発明の第2実施形態について説明する。第2
実施形態は、発明の電子部品を発光ダイオードLEDと
した例である。これら図8及び図9において、図11と
対応する部分には同一符号を付してその詳細説明は省略
する。
【0036】第2実施形態では、固定部86内でのアノ
ード80とカソード82の付根部80C,82Cに、略
V字状に切り欠いた脆弱部34,36がそれぞれ1つ形
成されている。脆弱部34,36は、その先端が足部8
0B,82Bの略軸心の位置にまで形成されており、か
つ、アノード80とカソード82とが対向する側に形成
されている。
【0037】その他の構成及び発光ダイオードLEDの
プリント配線基板26への実装処理は、ストッパ基板1
0,28を取付ける処理を除き、第1実施形態と同様で
あるので、説明は省略する。
【0038】足部80B,82Bにストレスがかかった
状態で固定部86が加熱される場合には、頭部80A,
82Aを固めた合成樹脂製の固定部86が軟化すること
により、足部80B,82Bが、ストレスがかかった方
向即ち足部80B,82Bの折曲方向に向かって動く。
【0039】この場合、本実施形態において、脆弱部3
4,36の部位が切欠かれ脆弱になっているので、図8
Aに示すように、脆弱部34,36からプリント配線基
板26側の足部80B,82Bのみストレスを受けて動
き、脆弱部34,36から頭部80A,82A側にはス
トレスが作用せず動かない。そのため、本実施形態によ
れば、ボンディングワイヤ84の接続を確実に維持し、
接触不良を防止できるので、発光ダイオードLEDの不
点灯を防止できる。
【0040】また、本実施形態によれば、アノード8
0,カソード82の付根部80C,82Cに切欠状の脆
弱部34,36を形成するのみなので、簡単かつ容易に
発光ダイオードLEDの不点灯を防止でき、製造コスト
を低減できる。この脆弱部34,36を、アノード80
とカソード82とをプレス成形する際に一体的に成形す
れば、別工程(例えば、プレス成形後にボール盤で削る
等)により製造する場合に比べ、より簡単に製造するこ
とができ、さらに製造コストを低減できる。
【0041】なお、本発明の脆弱部において、頭部80
A,82A側にストレスが作用しないように形成すれ
ば、その形状は例えば図10に示すように各足部80
B,82Bの両側にそれぞれ切欠38A,38B及び4
0A,40Bを形成してもよい。図10の場合には、切
欠38A,38B及び40A,40Bにより、切欠38
A,38B及び40A,40B部分が容易に切断されな
いように設定する必要がある。
【0042】また、脆弱部の形状は、図示しないが、蛇
腹状にしたり、又は小孔を複数形成する等してもよい。
さらに、リードの脆弱部に対応する部位のみを、容易に
弾性変形する材料で成形するようにしてもよい。
【0043】なお、上記した各実施形態では、本発明の
電子部品を発光ダイオードLEDとした例であるが、電
子部品は発光ダイオードに限定されるものではなく、接
続部を樹脂で成形するものであれば、例えばコンデン
サ,抵抗体等の電子部品にも、同様に適用することがで
きる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、接
続部の移動を制限するストッパを配したので、電子部品
の接続部の移動が制限され接触不良を防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る発光ダイオードの
取付状態を示す図であり、図1Aは断面図,図1Bは底
面図である。
【図2】図1に示す発光ダイオードの取付前の断面図で
ある。
【図3】図2の3−3線の断面図である。
【図4】図2の発光ダイオードの製造過程を説明する図
であり、頭部を金型の空洞に挿入した状態を示す断面図
である。
【図5】図2の発光ダイオードの製造過程を説明する図
であり、図4の状態において溶解液を空洞に注入しスト
ッパ基板を入れた状態を示す断面図である。
【図6】図2の発光ダイオードの製造過程を説明する図
であり、図5の状態から発光ダイオードを金型から取り
外しテーピングした状態を示す正面図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係るストッパ基板の他
の実施形態を示す平面図であり、図7A及び図7Bはス
トッパ基板を発光ダイオードの足部に取付ける過程を示
す図である。
【図8】本発明の第2実施形態に係る発光ダイオードの
取付状態を示す図であり、図8Aは断面図,図8Bは底
面図である。
【図9】図8に示す発光ダイオードの取付前の断面図で
ある。
【図10】本発明の第2実施形態に係る脆弱部の他の実
施形態を示す発光ダイオードの断面図である。
【図11】従来例の発光ダイオードを示す図であり、図
11Aはその正面図,図11Bは平面図である。
【符号の説明】
10 ストッパ基板(ストッパ) 80 アノード(リード) 80A 頭部(接続部) 80B 足部(突出部) 82 カソード(リード) 82A 頭部(接続部) 82B 足部(突出部) 84 ボンディングワイヤ(接続部) 86 固定部 LED 発光ダイオード(電子部品)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のリードと、 これらのリード間を接続する接続部と、 前記接続部を樹脂で固定する固定部と、 前記固定部から突出し、折曲げられる前記リードの突出
    部と、 前記突出部が折曲げられた後の前記接続部の移動を制限
    するストッパと、 を有することを特徴とする電子部品。
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