JPH09270065A - 自動販売機の商品搬出装置 - Google Patents

自動販売機の商品搬出装置

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Publication number
JPH09270065A
JPH09270065A JP9954196A JP9954196A JPH09270065A JP H09270065 A JPH09270065 A JP H09270065A JP 9954196 A JP9954196 A JP 9954196A JP 9954196 A JP9954196 A JP 9954196A JP H09270065 A JPH09270065 A JP H09270065A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
product
vending machine
opening
holding
door
Prior art date
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Pending
Application number
JP9954196A
Other languages
English (en)
Inventor
Shuichi Yajima
秀一 矢嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9954196A priority Critical patent/JPH09270065A/ja
Publication of JPH09270065A publication Critical patent/JPH09270065A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 炭酸飲料のフォ−ミングを抑える。 【解決手段】 商品保持機構13は、待機時にも開閉扉
20の後退を阻止し、販売指令があると、駆動軸43が
後退してロック機構21が軸部21bを支点として先端
のロック部21aが降下して係合突部20b1に係合
し、開閉扉20を拘束し、落下通路を落下してきた商品
Aが開閉扉20によって係止する。販売指令から所定時
間後、ソレノイド42の通電が解かれ、係合突部20b
1とロック部21aとの係合が解除され、商品Aの自重
によって開閉扉20が押されてシュート14から商品A
が搬出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の商品
搬出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機の商品搬出装
置について、例えば、実開昭57−88285号公報に
示されるものがある。この公報によれば、円筒状商品を
横倒しに並べて収納する上下複数段の傾斜棚と、各傾斜
棚の搬出端部を装備した商品搬出機構と、各段の傾斜棚
の搬出端を連ね、かつ、下端を商品搬出シュータへ向け
て開口した上下方向の蛇行状商品搬出通路とを備え、し
かも各傾斜棚の搬出端が商品搬出通路と合流する箇所に
はそれ自身が蛇行状商品搬出通路を構成するセグメント
を兼ねた搬出商品ガイド用のフラッパを設けている。
【0003】また、実開昭57−194174号公報に
は、商品搬出装置から排出された商品が可動走行部材に
当接して該可動走行部材の下端を搬出通路内方へ押圧回
動せしめて搬出通路内へ落下するよう構成したものが開
示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記いずれ
の公報も後部から商品を落下させるものを開示するもの
で、販売商品が炭酸飲料の場合にフォミングを発生させ
るという問題がある。すなわち、販売商品を棚の後部か
ら落下させる位置が高ければ高い程、加速度をもって販
売商品がシュートにあたる衝撃が過大となり搬出された
炭酸飲料を手にとって開封したとき急激に泡が吹出し、
商品価値の無いものとなってしまうおそれがあった。ま
た、商品搬出時の衝撃による販売騒音の発生のおそれも
あった。さらに、外方の販売口から挿入された手が最下
端の棚の商品にとどいて盗難にあうおそれもあった。
【0005】そこで、本発明はかかる課題を解決するた
めに成されたもので、販売商品の搬出時の衝撃状態を緩
和させて商品価値の高い商品を搬出する自動販売機の商
品搬出装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、円筒
状商品を横倒しに並べて収納した上下複数段の傾斜棚
と、各傾斜棚の後端部に装備した商品搬出機構と、後端
部から連なり、下端をシュートへ向けて開口する上下方
向の落下通路とを備える自動販売機の商品搬出装置にお
いて、販売指令による商品搬出機構の動作に基づき落下
通路を経て搬出される販売商品を所定の時間保持した後
に商品販売口へ搬出する商品保持手段を設けるようにし
たものである。この手段によれば、販売指令から所定の
時間販売商品が保持されその後搬出される。この結果、
落下通路を経て搬出された商品に衝撃が加わっても所定
時間の保持によって衝撃による炭酸飲料のフォーミング
が静められフォーミングが低減される。
【0007】請求項2の発明は、請求項1記載の自動販
売機の商品搬出装置において、商品保持手段は、落下通
路の下部に設けられ開口を閉塞可能とする開閉扉と、こ
の開閉扉をロックして開口の閉塞状態を保持するロック
機構とを備え、販売指令から所定の時間、ロック機構を
ロックして販売商品を保持するようにしたものである。
この手段によれば、販売指令から所定の時間ロック機構
によって開閉扉が閉塞状態に保持され、落下した販売商
品が開閉扉の後方に保持される。従って、所定の時間の
販売商品の保持により販売商品の搬出時の衝撃を静めて
炭酸飲料のフォーミングを低減させ商品価値を高め、そ
の上、商品の搬出時の衝撃が柔げられ販売騒音のおそれ
も解消することができる。
【0008】請求項3の発明は、請求項1記載の自動販
売機の商品搬出装置において、商品保持手段は、販売商
品を所定の時間保持する保持部材を設け、商品販売口か
ら挿入された手を保持部材によって阻止して販売商品の
盗難を防止するようにしたものである。この手段によれ
ば、商品販売口の外から手を入れても保持部材によって
手の侵入が阻止されるので盗難の防止が図られる。
【0009】請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3
記載のいずれかの自動販売機の商品搬出装置において、
傾斜棚に応じて商品保持手段による所定の時間を設定す
るようにしたものである。この手段によれば、傾斜棚の
高さが高い位置の販売商品のとき保持時間を長く、傾斜
棚の高さが低い位置の商品のときは保持時間を短くで
き、極力短い時間で、かつ、炭酸飲料のフォーミングの
発生を抑えることができる。また、炭酸飲料の種類によ
って保持時間を変えることもできる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0011】図1は自動販売機の縦断面図であって、自
動販売機1は自動販売機本体2と自動販売機本体2に開
閉自在に取付けられる前面扉3とから主に構成されてい
る。自動販売機本体2の前面扉3の後方には、前面に断
熱扉4を有する商品収納庫5が形成され、商品収納庫5
内には後述するように左右方向に複数の傾斜棚である商
品ラック6が配置されている。
【0012】商品収納庫5の各商品ラック6には、上下
方向に多数の商品コラム7が積み重なるように配置され
ており、商品コラム7は、図示しない側板に多数の棚板
8を斜めに取付け、商品コラム7は前端部に設ける商品
投入口9と後端部に設けたベント機構10と商品投入口
9から商品搬出機構であるベント機構10へ向かって傾
斜して延びるストック通路11とで構成している。そし
て、商品ラック6側に各商品コラム7の後側から吊り下
げるようにして可動板17が設けられ搬出時に後退する
ようになっており、販売指令によりベント機構10の係
止突起部10aを後退させる。
【0013】商品ラック6の後端と商品収納庫5の後壁
5aとの間には、落下通路12が形成され、商品ラック
6の最下端には後述する商品保持手段である商品保持機
構13が設けられ、落下通路12の下流端には、前方に
向かって前下り傾斜したシュート14が配置され、各商
品コラム7から搬出された商品Aが落下通路12を落下
すると共に、商品保持機構13を経てシュート14上を
転動し、払出口15の払出扉16を開放して販売扉16
aを有する販売口16bに導かれる。
【0014】前面扉3には、断熱扉4に対応するように
商品ディスプレイ18が広く設けら2ており、透明なガ
ラスやアクリル樹脂などで構成され、また、このガラス
等越しに見える断熱扉4も複層構造の透明なガラスやア
クリル樹脂などで構成されている。さらに、各商品コラ
ム7を構成する棚板8も透明なガラスやアクリル樹脂な
どで構成されている。従って、この自動販売機1では、
商品ディスプレイ18越しに、各商品ラック6に充填し
た商品Aが見えるようになっている。すなわち、自動販
売機1が、いわゆるシースルー構造になっており、スト
ックされている商品Aや販売時に商品Aが順次送られて
いく様子などが外部から視認できるようになっている。
【0015】図2および図3は、本発明の要部を示す図
であって、商品保持機構13は、棚板8の後端両側に形
成される図示しない軸穴に嵌まり、回動自在に軸支され
る一方の支持部分20aと他方の支持部分20bとこれ
らの下方に延びる開閉板部分20cと支持部分20bの
上端に係合突部20b1を形成した開閉扉20と先端側
に開閉扉20の係合突部20b1に嵌まるロック部21
aと中央で図示しない側板に回動自在に軸支される軸部
21bと後端で側板に固定されるソレノイド42の駆動
軸43の一端43aに軸支される棚板8の一側に配設さ
れるロック機構21から構成されている。そして、待機
時にソレノイド42へは非通電状態となっており、図3
に示すようにロック機構21は軸部21bを支点として
図示実線で示す状態で先端のロック部21aが開閉扉2
0の係合突部20b1に係合からはずれており(ロック
部21aの最下端がC1の位置)、これによって開閉扉
20が図示2点鎖線のように棚板8に対して自重で下方
へ垂れた状態(開閉扉20の最下端がD1の位置)とな
って、開閉扉20を後退させようとすると係合突部20
b1がロック部21aへ当接して係合する状態(ロック
部21aの最下端がC1の位置)となり、落下通路12
からシュート14への開口を閉塞し、販売口16aから
手を入れて棚板8の商品を盗もうとしても開閉扉20に
よって阻止できる。
【0016】次に、販売指令があると、ベント機構10
へ排出動作がされると共に、ソレノイド42へ通電がさ
れ、駆動軸43が後退してロック機構21が軸部21b
を支2として先端のロック部21aが降下して係合突部
20b1に係合した状態(ロック部21aの最下端がC
2の位置)となり、開閉扉20を拘束し、これによっ
て、落下通路12の可動板と後壁5aとの間に沿って落
下してきた商品Aが開閉扉20によって係止される。販
売指令から所定時間後、例えば、約2〜3秒後となると
ソレノイド42の通電が解かれ、係合突部20b1とロ
ック部21aとの係合が解除された状態(ロック部21
aの最下端がC1の位置)となり、商品Aの自重によっ
て開閉扉20が押されて(開閉扉20の最下端がD2の
位置)シュート14から商品Aが転動しつつ払出口15
の払出扉16を開放して販売扉16aを有する販売口1
6bに導かれる。そして、商品Aが搬出されると開閉扉
20が閉まる(開閉扉20の最下端がD1の位置へ戻
る)。
【0017】この構成によれば、落下通路12を経て加
速度をもって落下する商品Aが開閉扉20によって所定
時間保持されるために、このときに炭酸飲料のフォーミ
ングを静めてその後に販売扉16を開けて商品Aを取出
して商品Aを開封してもフォーミングの発生が回避でき
る。
【0018】なお、商品保持機構13のソレノイド42
の制御については、コールド庫内のときのみソレノイド
42の駆動をさせたり、また、例えば、収納する炭酸飲
料の種類に応じてソレノイド42の駆動時間を適宜設定
し、さらに、商品コラム7の上段、中段、下段等の商品
Aの搬出位置に応じてソレノイド42の駆動時間を設定
させる。これによって、実情に沿うようにでき、炭酸飲
料のフォーミングを阻止しつつ短時間に販売することが
できる。さらに、全ての商品Aに対応するように商品コ
ラム7の最下端に商品保持機構13を配設すれば、商品
排出時の衝撃が緩和され販売騒音の発生のおそれがなく
なり、盗難の防止もできる。なお、商品保持機構とし
て、販売指令があってから所定時間シュートの出口側に
設ける払出扉を閉塞状態として販売商品を保持すること
もできる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、販売指令から所定の時間販売商品を保持してその
後に搬出するので、落下通路を経て搬出された商品に衝
撃が加わっても所定時間の保持によって衝撃による炭酸
飲料のフォーミングが静められフォーミングを低減する
ことができる。
【0020】また、請求項2の発明によれば、販売指令
から所定の時間ロック機構によって開閉扉の閉塞状態を
保持するので、所定時間の商品の保持により商品の搬出
時の衝撃に伴う炭酸飲料のフォーミングを低減させ商品
価値を高め、しかも、商品の搬出時の衝撃が柔げられ販
売騒音を発生のおそれも解消することができる。
【0021】また、請求項3の発明によれば、販売商品
を所定の時間保持する保持部材を設け、商品販売口から
挿入された手を保持部材によって阻止するので、商品販
売口の外から手を入れても保持部材によって手の侵入が
阻止され盗難の防止が図られる。
【0022】また、請求項4の発明によれば、傾斜棚に
応じて保持時間を変えるので、極力短い販売時間で、か
つ、炭酸飲料のフォーミングの発生を抑えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す自動販売機の縦断面
図。
【図2】本発明の実施の形態を示す自動販売機に備える
商品保持機構の斜視図。
【図3】図2の商品保持機構を示す動作図。
【符号の説明】
9 商品投入口 10 ベント機構 12 落下通路 13 商品保持機構 14 シュート 17 可動板 20 開閉扉 20a,20b 支持部分 20b1 係合突部 20c 開閉板部分 21 ロック機構 21a ロック部 21b 軸部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円筒状商品を横倒しに並べて収納した上
    下複数段の傾斜棚と、各傾斜棚の後端部に装備した商品
    搬出機構と、前記後端部から連なり、下端をシュートへ
    向けて開口する上下方向の落下通路とを備える自動販売
    機の商品搬出装置において、 販売指令による前記商品搬出機構の動作に基づき前記落
    下通路を経て搬出される販売商品を所定の時間保持した
    後に商品販売口へ搬出する商品保持手段を備えることを
    特徴とする自動販売機の商品搬出装置。
  2. 【請求項2】 前記商品保持手段は、前記落下通路の下
    部に設けられ前記開口を閉塞可能とする開閉扉と、この
    開閉扉をロックして前記開口の閉塞状態を保持するロッ
    ク機構とを備え、販売指令から所定の時間、前記ロック
    機構をロックして販売商品を保持することを特徴とする
    請求項1記載の自動販売機の商品搬出装置。
  3. 【請求項3】 前記商品保持手段は、前記販売商品を所
    定の時間保持する保持部材を設け、前記商品販売口から
    挿入された手を前記保持部材によって阻止して前記販売
    商品の盗難を防止することを特徴とする請求項1記載の
    自動販売機の商品搬出装置。
  4. 【請求項4】 前記傾斜棚に応じて前記商品保持手段に
    よる前記所定の時間を設定することを特徴とする請求項
    1乃至請求項3記載のいずれかの自動販売機の商品搬出
    装置。
JP9954196A 1996-03-29 1996-03-29 自動販売機の商品搬出装置 Pending JPH09270065A (ja)

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JP9954196A JPH09270065A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 自動販売機の商品搬出装置

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JP9954196A JPH09270065A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 自動販売機の商品搬出装置

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JPH09270065A true JPH09270065A (ja) 1997-10-14

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ID=14250056

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JP9954196A Pending JPH09270065A (ja) 1996-03-29 1996-03-29 自動販売機の商品搬出装置

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JP (1) JPH09270065A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113538783A (zh) * 2021-07-20 2021-10-22 苏州天若智能科技有限公司 智能垃圾袋售卖机

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113538783A (zh) * 2021-07-20 2021-10-22 苏州天若智能科技有限公司 智能垃圾袋售卖机

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