JPH09269786A - 電気弦楽器 - Google Patents
電気弦楽器Info
- Publication number
- JPH09269786A JPH09269786A JP8080270A JP8027096A JPH09269786A JP H09269786 A JPH09269786 A JP H09269786A JP 8080270 A JP8080270 A JP 8080270A JP 8027096 A JP8027096 A JP 8027096A JP H09269786 A JPH09269786 A JP H09269786A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- control circuit
- power supply
- power source
- guitar
- timer
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- Pending
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-
- G—PHYSICS
- G10—MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
- G10H—ELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
- G10H2230/00—General physical, ergonomic or hardware implementation of electrophonic musical tools or instruments, e.g. shape or architecture
- G10H2230/025—Computing or signal processing architecture features
- G10H2230/035—Power management, i.e. specific power supply solutions for electrophonic musical instruments, e.g. auto power shut-off, energy saving designs, power conditioning, connector design, avoiding inconvenient wiring
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 コントロール回路を駆動する電源の無駄な消
費を防止する。 【解決手段】 ギター１の動きを感知して検出信号Ｓ１
を出力する加速度センサ１２を内蔵させ、その検出信号
Ｓ１を電源制御回路１３とタイマ１４に供給する。電源
制御回路１３は、検出信号Ｓ１が供給されているとき
に、コントロール回路１１を駆動する電源１５のスイッ
チ１６をＯＮとする。ギター１が静止することにより検
出信号Ｓ１が途絶え、タイマ１４が計時を開始して所定
時間経ったらタイマ信号Ｓ２が電源制御回路１３に供給
され、電源制御回路１３は電源１５をＯＦＦに切り換え
る。演奏中はギター１が常に動いているので電源１５の
ＯＮ状態が維持され、演奏終了後ギター１を放置して所
定時間経つと、電源１５がＯＦＦになる。
費を防止する。 【解決手段】 ギター１の動きを感知して検出信号Ｓ１
を出力する加速度センサ１２を内蔵させ、その検出信号
Ｓ１を電源制御回路１３とタイマ１４に供給する。電源
制御回路１３は、検出信号Ｓ１が供給されているとき
に、コントロール回路１１を駆動する電源１５のスイッ
チ１６をＯＮとする。ギター１が静止することにより検
出信号Ｓ１が途絶え、タイマ１４が計時を開始して所定
時間経ったらタイマ信号Ｓ２が電源制御回路１３に供給
され、電源制御回路１３は電源１５をＯＦＦに切り換え
る。演奏中はギター１が常に動いているので電源１５の
ＯＮ状態が維持され、演奏終了後ギター１を放置して所
定時間経つと、電源１５がＯＦＦになる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリアンプ回路や
イコライザ回路等のコントロール回路と、この回路を駆
動する電源を内蔵するエレキギター等の電気弦楽器に関
する。
イコライザ回路等のコントロール回路と、この回路を駆
動する電源を内蔵するエレキギター等の電気弦楽器に関
する。
【０００２】
【従来の技術】エレキギター（エレキベース等も含む）
は、通常、プリアンプ回路やイコライザ回路等のコント
ロール回路と、このコントロール回路を駆動する電源
（電池）を内蔵している。その電源は、演奏情報である
電気信号をアンプに入力するための両者に接続されるケ
ーブルの着脱で、ＯＮ／ＯＦＦがなされるようになって
いる。
は、通常、プリアンプ回路やイコライザ回路等のコント
ロール回路と、このコントロール回路を駆動する電源
（電池）を内蔵している。その電源は、演奏情報である
電気信号をアンプに入力するための両者に接続されるケ
ーブルの着脱で、ＯＮ／ＯＦＦがなされるようになって
いる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、演奏者は、
演奏の合間にエレキギターを放置する時間が短時間であ
ると、ケーブルを接続したままにすることが多く、その
場合にも電源の電力は消費されていくことになってしま
う。また、長時間にわたってケーブルを抜き忘れたまま
にしておくと、電源の電力は無駄に消費されてしまうと
ともに、電源の消耗を招くことになる。特に、近年のエ
レキギターでは、コントロール回路が複雑化する傾向に
あって消費電力が増加しているので、電源の無駄な消費
を防止する対策が望まれている。
演奏の合間にエレキギターを放置する時間が短時間であ
ると、ケーブルを接続したままにすることが多く、その
場合にも電源の電力は消費されていくことになってしま
う。また、長時間にわたってケーブルを抜き忘れたまま
にしておくと、電源の電力は無駄に消費されてしまうと
ともに、電源の消耗を招くことになる。特に、近年のエ
レキギターでは、コントロール回路が複雑化する傾向に
あって消費電力が増加しているので、電源の無駄な消費
を防止する対策が望まれている。
【０００４】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、電源の無駄な消費を防止できる電気弦楽器を提供
することを目的としている。
あり、電源の無駄な消費を防止できる電気弦楽器を提供
することを目的としている。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するためになされたものであり、請求項１に記載の電気
弦楽器は、プリアンプ回路やイコライザ回路等のコント
ロール回路と、このコントロール回路を駆動させる電源
と、この電源のＯＮ／ＯＦＦ切り換えを行う電源制御回
路と、当該電気弦楽器自体の動きを検出するとともに、
その検出信号が電源制御回路に供給される加速度センサ
等の検出手段とを備え、電源制御回路は、検出手段から
の検出信号が供給されているときに電源をＯＮに切り換
え、供給が途絶えたときに電源をＯＦＦに切り換えるこ
とを特徴としている。また、請求項２に記載の電気弦楽
器は、電源制御回路に、検出手段の検出信号が供給され
ることによりリセットし、かつリセット後に開始した計
時時間が所定時間に達すると電源制御回路にタイマ信号
を供給するタイマを接続し、電源制御回路は、タイマか
らタイマ信号が供給されたときに電源をＯＦＦに切り換
えることを特徴としている。
するためになされたものであり、請求項１に記載の電気
弦楽器は、プリアンプ回路やイコライザ回路等のコント
ロール回路と、このコントロール回路を駆動させる電源
と、この電源のＯＮ／ＯＦＦ切り換えを行う電源制御回
路と、当該電気弦楽器自体の動きを検出するとともに、
その検出信号が電源制御回路に供給される加速度センサ
等の検出手段とを備え、電源制御回路は、検出手段から
の検出信号が供給されているときに電源をＯＮに切り換
え、供給が途絶えたときに電源をＯＦＦに切り換えるこ
とを特徴としている。また、請求項２に記載の電気弦楽
器は、電源制御回路に、検出手段の検出信号が供給され
ることによりリセットし、かつリセット後に開始した計
時時間が所定時間に達すると電源制御回路にタイマ信号
を供給するタイマを接続し、電源制御回路は、タイマか
らタイマ信号が供給されたときに電源をＯＦＦに切り換
えることを特徴としている。
【０００６】本発明の請求項１に係る電気弦楽器によれ
ば、演奏者が当該電気弦楽器を演奏している間は電気弦
楽器に何らかの動きが加えられているので、検出手段か
らは常に検出信号が出力されて電源制御回路に供給さ
れ、電源制御回路がコントロール回路の電源をＯＮにす
る。演奏が終了し、スタンド等に立てかけるなどして放
置することにより電気弦楽器が静止すると、検出手段か
らの検出信号の出力が止まり、電源制御回路はコントロ
ール回路の電源をＯＦＦに切り換える。電気弦楽器自体
の動きに伴い、演奏中は常に電源がＯＮになり、演奏せ
ずに放置されている間は電源がＯＦＦになるので、電源
の無駄な消費が防がれる。本発明の請求項２に係る電気
弦楽器によれば、演奏中にたとえ電気弦楽器が短い間静
止したとしても、その静止時間がタイマの計時時間を越
えない限り電源はＯＮの状態が続行されるので、演奏中
に電源がＯＦＦになるおそれがない。
ば、演奏者が当該電気弦楽器を演奏している間は電気弦
楽器に何らかの動きが加えられているので、検出手段か
らは常に検出信号が出力されて電源制御回路に供給さ
れ、電源制御回路がコントロール回路の電源をＯＮにす
る。演奏が終了し、スタンド等に立てかけるなどして放
置することにより電気弦楽器が静止すると、検出手段か
らの検出信号の出力が止まり、電源制御回路はコントロ
ール回路の電源をＯＦＦに切り換える。電気弦楽器自体
の動きに伴い、演奏中は常に電源がＯＮになり、演奏せ
ずに放置されている間は電源がＯＦＦになるので、電源
の無駄な消費が防がれる。本発明の請求項２に係る電気
弦楽器によれば、演奏中にたとえ電気弦楽器が短い間静
止したとしても、その静止時間がタイマの計時時間を越
えない限り電源はＯＮの状態が続行されるので、演奏中
に電源がＯＦＦになるおそれがない。
【０００７】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態を説明する。Ａ．一実施形態の構成 図１は、一実施形態に係るエレキギター（電気弦楽器）
１を示している。このエレキギター（以下単にギターと
略称する）１は、複数のピックアップ２を備えたボディ
３、ボディ３に固定されたネック４、ネック４の先端の
ヘッド５、ヘッド５からボディ３のブリッジ６にわたっ
て張られた複数（この場合６本）の弦７等を備えた一般
周知の形態のものである。演奏者がこのギター１を演奏
する場合は、通常、図示せぬストラップ（吊りベルト）
等で身体の前に吊り下げて演奏する。このギター１によ
れば、演奏によって発生する弦７の振動はピックアップ
２に伝わって電気信号に変換される。その電気信号は、
音量や音質を変化させるためのプリアンプ回路やイコラ
イザ回路等のコントロール回路１１を経てから、ボディ
３のジャック８に接続されるケーブル９を経てアンプで
増幅され、スピーカ等から楽音として出力される。
実施形態を説明する。Ａ．一実施形態の構成 図１は、一実施形態に係るエレキギター（電気弦楽器）
１を示している。このエレキギター（以下単にギターと
略称する）１は、複数のピックアップ２を備えたボディ
３、ボディ３に固定されたネック４、ネック４の先端の
ヘッド５、ヘッド５からボディ３のブリッジ６にわたっ
て張られた複数（この場合６本）の弦７等を備えた一般
周知の形態のものである。演奏者がこのギター１を演奏
する場合は、通常、図示せぬストラップ（吊りベルト）
等で身体の前に吊り下げて演奏する。このギター１によ
れば、演奏によって発生する弦７の振動はピックアップ
２に伝わって電気信号に変換される。その電気信号は、
音量や音質を変化させるためのプリアンプ回路やイコラ
イザ回路等のコントロール回路１１を経てから、ボディ
３のジャック８に接続されるケーブル９を経てアンプで
増幅され、スピーカ等から楽音として出力される。
【０００８】さて、上記ギター１のボディ３には、前記
コントロール回路１１を駆動するための電源を自動的に
ＯＮ／ＯＦＦするオートパワーＯＮ／ＯＦＦ回路が内蔵
されている。同回路は、図２に示すように、加速度セン
サ（検出手段）１２、電源制御回路１３、タイマ１４、
コントロール回路１１、コントロール回路１１の電源１
５および電源１５のスイッチ１６から構成されている。
コントロール回路１１を駆動するための電源を自動的に
ＯＮ／ＯＦＦするオートパワーＯＮ／ＯＦＦ回路が内蔵
されている。同回路は、図２に示すように、加速度セン
サ（検出手段）１２、電源制御回路１３、タイマ１４、
コントロール回路１１、コントロール回路１１の電源１
５および電源１５のスイッチ１６から構成されている。
【０００９】加速度センサ１２は、ギター１の動きによ
って発生する加速度を感知した場合に検出信号Ｓ１を発
するもので、たとえば、加速度が生じた際に曲げ等の変
形が生じる変形部材と、この変形部材の変形を検出する
歪みセンサとの組み合わせで構成されている。演奏者に
よりギター１が動いたことで出力される加速度センサ１
２の検出信号Ｓ１は、電源制御回路１３と、電源制御回
路１３にタイマ信号Ｓ２を発するタイマ１４に供給され
る。電源制御回路１３は、コントロール回路１１への電
源１５の給電をＯＮ／ＯＦＦするスイッチ１６を切り換
えるもので、加速度センサ１２からの検出信号Ｓ１が供
給されていると、スイッチ１６をＯＮにする。タイマ１
４は、加速度センサ１２の検出信号Ｓ１が供給されると
リセットして再計時するようになっており、さらに、リ
セットしてから加速度センサ１２の検出信号Ｓ１の供給
が途絶えて計時時間が所定時間（たとえば５分）に達す
ると、電源制御回路１３に対してタイマ信号Ｓ２を供給
する。そして、このタイマ信号Ｓ２が供給されると、電
源制御回路１３は、スイッチ１６をＯＦＦに切り換え
る。なお、加速度センサ１２、電源制御回路１３および
タイマ１４には、電源１５から常に駆動電力が供給され
ている。
って発生する加速度を感知した場合に検出信号Ｓ１を発
するもので、たとえば、加速度が生じた際に曲げ等の変
形が生じる変形部材と、この変形部材の変形を検出する
歪みセンサとの組み合わせで構成されている。演奏者に
よりギター１が動いたことで出力される加速度センサ１
２の検出信号Ｓ１は、電源制御回路１３と、電源制御回
路１３にタイマ信号Ｓ２を発するタイマ１４に供給され
る。電源制御回路１３は、コントロール回路１１への電
源１５の給電をＯＮ／ＯＦＦするスイッチ１６を切り換
えるもので、加速度センサ１２からの検出信号Ｓ１が供
給されていると、スイッチ１６をＯＮにする。タイマ１
４は、加速度センサ１２の検出信号Ｓ１が供給されると
リセットして再計時するようになっており、さらに、リ
セットしてから加速度センサ１２の検出信号Ｓ１の供給
が途絶えて計時時間が所定時間（たとえば５分）に達す
ると、電源制御回路１３に対してタイマ信号Ｓ２を供給
する。そして、このタイマ信号Ｓ２が供給されると、電
源制御回路１３は、スイッチ１６をＯＦＦに切り換え
る。なお、加速度センサ１２、電源制御回路１３および
タイマ１４には、電源１５から常に駆動電力が供給され
ている。
【００１０】Ｂ．一実施形態の作用ならびにそれに伴う
効果 上記ギター１によれば、たとえば、スタンド等にギター
１を立てかけて放置している場合には、当然ギター１は
静止しているので、加速度センサ１２によってギター１
の動きは検出されず、検出信号Ｓ１は電源制御回路１３
およびタイマ１４に供給されない。ギター１が静止した
時点からタイマ１４の計時が始まっており、その計時時
間が所定時間に達すると、電源制御回路１３がスイッチ
１６をＯＦＦにする。つまり、ギター１を放置してから
所定時間が経過した後は、電源１５のＯＦＦ状態が保持
される。
効果 上記ギター１によれば、たとえば、スタンド等にギター
１を立てかけて放置している場合には、当然ギター１は
静止しているので、加速度センサ１２によってギター１
の動きは検出されず、検出信号Ｓ１は電源制御回路１３
およびタイマ１４に供給されない。ギター１が静止した
時点からタイマ１４の計時が始まっており、その計時時
間が所定時間に達すると、電源制御回路１３がスイッチ
１６をＯＦＦにする。つまり、ギター１を放置してから
所定時間が経過した後は、電源１５のＯＦＦ状態が保持
される。
【００１１】次に、演奏者が演奏を始めようとギター１
を持つと、加速度センサ１２がその動きを感知し、検出
信号Ｓ１が電源制御回路１３とタイマ１４に供給され、
電源制御回路１３によりスイッチ１６がＯＮに切り換え
られ、コントロール回路１１が駆動される。演奏時にお
いては、演奏者は通常、前述の如くストラップで身体の
前に吊り下げて演奏するので、ギター１は、身体の動き
による揺れや演奏で与えられる振動等に伴って絶えず動
いていることになる。したがって、演奏中は常に加速度
センサ１２からの検出信号Ｓ１は電源制御回路１３に供
給され、かつタイマ１４はリセットされるので、スイッ
チ１６がＯＮとなり、電源１５からコントロール回路１
１への給電が絶え間なくなされる。また、椅子に座って
ギター１を保持しながらの演奏の場合でも、やはりギタ
ー１には揺れが生じるので、加速度センサ１２からの検
出信号Ｓ１が電源制御回路１３に供給され、スイッチ１
６のＯＮ状態が維持される。
を持つと、加速度センサ１２がその動きを感知し、検出
信号Ｓ１が電源制御回路１３とタイマ１４に供給され、
電源制御回路１３によりスイッチ１６がＯＮに切り換え
られ、コントロール回路１１が駆動される。演奏時にお
いては、演奏者は通常、前述の如くストラップで身体の
前に吊り下げて演奏するので、ギター１は、身体の動き
による揺れや演奏で与えられる振動等に伴って絶えず動
いていることになる。したがって、演奏中は常に加速度
センサ１２からの検出信号Ｓ１は電源制御回路１３に供
給され、かつタイマ１４はリセットされるので、スイッ
チ１６がＯＮとなり、電源１５からコントロール回路１
１への給電が絶え間なくなされる。また、椅子に座って
ギター１を保持しながらの演奏の場合でも、やはりギタ
ー１には揺れが生じるので、加速度センサ１２からの検
出信号Ｓ１が電源制御回路１３に供給され、スイッチ１
６のＯＮ状態が維持される。
【００１２】ここで、もし演奏者が静止してギター１の
動きが止まったとしても、そのような状態は、演奏中に
おいては瞬間的もしくはごく短い時間である。その間
は、タイマ１４への検出信号Ｓ１の供給が途絶えてタイ
マ１４による計時が開始されるが、スイッチ１６のＯＮ
状態は続行され、再び演奏もしくは演奏者の動きによっ
てギター１が動くことにより、電源１５からコントロー
ル回路１１への給電が中断することはない。すなわち、
演奏中は、電源制御回路１３へタイマ信号Ｓ２が供給さ
れることはまずなく、常にコントロール回路１１への給
電が維持されるといってよい。
動きが止まったとしても、そのような状態は、演奏中に
おいては瞬間的もしくはごく短い時間である。その間
は、タイマ１４への検出信号Ｓ１の供給が途絶えてタイ
マ１４による計時が開始されるが、スイッチ１６のＯＮ
状態は続行され、再び演奏もしくは演奏者の動きによっ
てギター１が動くことにより、電源１５からコントロー
ル回路１１への給電が中断することはない。すなわち、
演奏中は、電源制御回路１３へタイマ信号Ｓ２が供給さ
れることはまずなく、常にコントロール回路１１への給
電が維持されるといってよい。
【００１３】次いで、演奏が終了してギター１をスタン
ド等に立てかけて放置することによりギター１が静止す
ると、タイマ１４の計時が開始され、計時時間が所定時
間に達するとタイマ信号Ｓ２が電源制御回路１３に供給
され、電源制御回路１３はスイッチ１６をＯＦＦにす
る。これにより、電源１５からコントロール回路１１へ
の給電が停止する。図３は、演奏者によりギター１が動
き加速度センサ１２から検出信号Ｓ１が出力され始めて
から、演奏が終了してギター１が放置され、タイマ信号
Ｓ２が電源制御回路１３に供給されて電源１５がＯＦＦ
になるまでを示している。
ド等に立てかけて放置することによりギター１が静止す
ると、タイマ１４の計時が開始され、計時時間が所定時
間に達するとタイマ信号Ｓ２が電源制御回路１３に供給
され、電源制御回路１３はスイッチ１６をＯＦＦにす
る。これにより、電源１５からコントロール回路１１へ
の給電が停止する。図３は、演奏者によりギター１が動
き加速度センサ１２から検出信号Ｓ１が出力され始めて
から、演奏が終了してギター１が放置され、タイマ信号
Ｓ２が電源制御回路１３に供給されて電源１５がＯＦＦ
になるまでを示している。
【００１４】上記ギター１によれば、ボディ３に内蔵さ
れた加速度センサ１２がギター１の動きを感知し、その
検出信号Ｓ１が電源制御回路１３に供給されていると、
自動的に電源１５がＯＮの状態となり、また、ギター１
が静止してから所定時間経過後、電源１５は自動的にＯ
ＦＦになる。したがって、従来のようにケーブル９の接
続で電源１５がＯＮ／ＯＦＦされるものとは異なり、ケ
ーブル９を接続したまま放置しても、電源１５は所定時
間経過した時点でＯＦＦになる。その結果、ケーブル９
を接続したまま演奏の合間にギター１を放置したり、あ
るいは、長時間にわたってケーブル９を抜き忘れたまま
にしておいても、電源１５の消耗が回避され、よって電
源１５の寿命の長期化が図られる。また、電源１５のス
イッチを手動式にする必要がないので、演奏者がいちい
ち電源１５のスイッチを操作する手間が省けるととも
に、そのスイッチによるデザインの制約も生じない。
れた加速度センサ１２がギター１の動きを感知し、その
検出信号Ｓ１が電源制御回路１３に供給されていると、
自動的に電源１５がＯＮの状態となり、また、ギター１
が静止してから所定時間経過後、電源１５は自動的にＯ
ＦＦになる。したがって、従来のようにケーブル９の接
続で電源１５がＯＮ／ＯＦＦされるものとは異なり、ケ
ーブル９を接続したまま放置しても、電源１５は所定時
間経過した時点でＯＦＦになる。その結果、ケーブル９
を接続したまま演奏の合間にギター１を放置したり、あ
るいは、長時間にわたってケーブル９を抜き忘れたまま
にしておいても、電源１５の消耗が回避され、よって電
源１５の寿命の長期化が図られる。また、電源１５のス
イッチを手動式にする必要がないので、演奏者がいちい
ち電源１５のスイッチを操作する手間が省けるととも
に、そのスイッチによるデザインの制約も生じない。
【００１５】なお、上記加速度センサ１２、電源供給回
路１３およびタイマ１４には、電源１５から常に駆動電
力が供給されているが、この駆動電力は、コントロール
回路１１に供給する電力に比べて十分に小さいものであ
り、電源１５に深刻な消耗を与えるものではない。ま
た、加速度センサ１２、電源供給回路１３およびタイマ
１４に、電源１５とは別の専用電池から給電するように
してもよい。また、図２に示したオートパワーＯＮ／Ｏ
ＦＦ回路は本発明の目的を達成するための一実施形態で
あり、これに限定されることはない。
路１３およびタイマ１４には、電源１５から常に駆動電
力が供給されているが、この駆動電力は、コントロール
回路１１に供給する電力に比べて十分に小さいものであ
り、電源１５に深刻な消耗を与えるものではない。ま
た、加速度センサ１２、電源供給回路１３およびタイマ
１４に、電源１５とは別の専用電池から給電するように
してもよい。また、図２に示したオートパワーＯＮ／Ｏ
ＦＦ回路は本発明の目的を達成するための一実施形態で
あり、これに限定されることはない。
【００１６】
【発明の効果】本発明によれば、当該電気弦楽器自体の
動きに伴い、演奏中は常にコントロール回路の電源がＯ
Ｎになり、演奏せずに放置されている間は電源がＯＦＦ
になるので、電源の消耗が防がれ電源の寿命が長期化す
る（請求項１）。また、演奏中にたとえ電気弦楽器が短
い間静止したとしても、その静止時間がタイマの計時時
間を越えない限り電源はＯＮの状態が続行されるので、
演奏中に電源がＯＦＦになるおそれがない（請求項
２）。
動きに伴い、演奏中は常にコントロール回路の電源がＯ
Ｎになり、演奏せずに放置されている間は電源がＯＦＦ
になるので、電源の消耗が防がれ電源の寿命が長期化す
る（請求項１）。また、演奏中にたとえ電気弦楽器が短
い間静止したとしても、その静止時間がタイマの計時時
間を越えない限り電源はＯＮの状態が続行されるので、
演奏中に電源がＯＦＦになるおそれがない（請求項
２）。
【図１】 本発明の一実施形態に係るエレキギターの前
面図である。
面図である。
【図２】 オートパワーＯＮ／ＯＦＦ回路の回路図であ
る。
る。
【図３】 オートパワーＯＮ／ＯＦＦ回路の作用の一例
を示す線図である。
を示す線図である。
１…エレキギター（電気弦楽器）、１１…コントロール
回路、１５…電源、１３…電源制御回路、１２…加速度
センサ（検出手段）、１４…タイマ。
回路、１５…電源、１３…電源制御回路、１２…加速度
センサ（検出手段）、１４…タイマ。
Claims (2)
- 【請求項１】 プリアンプ回路やイコライザ回路等のコ
ントロール回路と、このコントロール回路を駆動させる
電源と、この電源のＯＮ／ＯＦＦ切り換えを行う電源制
御回路と、当該電気弦楽器自体の動きを検出するととも
に、その検出信号が前記電源制御回路に供給される検出
手段とを備え、 前記電源制御回路は、前記検出手段からの検出信号が供
給されているときに前記電源をＯＮに切り換え、供給が
途絶えたときに前記電源をＯＦＦに切り換えることを特
徴とする電気弦楽器。 - 【請求項２】 前記電源制御回路には、前記検出手段の
検出信号が供給されることによりリセットし、かつリセ
ット後に開始した計時時間が所定時間に達すると電源制
御回路にタイマ信号を供給するタイマが接続され、 電源制御回路は、タイマからタイマ信号が供給されたと
きに前記電源をＯＦＦに切り換えることを特徴とする電
気弦楽器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8080270A JPH09269786A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 電気弦楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8080270A JPH09269786A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 電気弦楽器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09269786A true JPH09269786A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13713608
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8080270A Pending JPH09269786A (ja) | 1996-04-02 | 1996-04-02 | 電気弦楽器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09269786A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008164866A (ja) * | 2006-12-27 | 2008-07-17 | Roland Corp | 電子楽器 |
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