JPH09269627A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH09269627A JPH09269627A JP8106088A JP10608896A JPH09269627A JP H09269627 A JPH09269627 A JP H09269627A JP 8106088 A JP8106088 A JP 8106088A JP 10608896 A JP10608896 A JP 10608896A JP H09269627 A JPH09269627 A JP H09269627A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】トナ−像を中間転写ベルトから転写紙に転写す
るときに、トナ−に過大な圧力を加えたりして虫食い画
像が発生する。この虫食い画像の発生を抑制して良質な
画像を形成する。 【解決手段】感光体11から中間転写ベルト21上に1
次転写されたトナ−像を転写材7に2次転写するとき、
2次転写ベルト31を2次転写ロ−ラ26と接触してい
る位置の中間転写ベルト21に圧接する。2次転写ベル
ト31は2次転写ロ−ラ26の形状に追従して彎曲して
ニップが形成され、中間転写ベルトに均一な圧力で接触
し、中間転写ベルト21に形成されたトナ−像に局部的
に過大な圧力を加えることを防ぐ。
るときに、トナ−に過大な圧力を加えたりして虫食い画
像が発生する。この虫食い画像の発生を抑制して良質な
画像を形成する。 【解決手段】感光体11から中間転写ベルト21上に1
次転写されたトナ−像を転写材7に2次転写するとき、
2次転写ベルト31を2次転写ロ−ラ26と接触してい
る位置の中間転写ベルト21に圧接する。2次転写ベル
ト31は2次転写ロ−ラ26の形状に追従して彎曲して
ニップが形成され、中間転写ベルトに均一な圧力で接触
し、中間転写ベルト21に形成されたトナ−像に局部的
に過大な圧力を加えることを防ぐ。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フルカラ−の画
像を形成する画像形成装置、特に欠陥のない良質な画像
の形成に関するものである。
像を形成する画像形成装置、特に欠陥のない良質な画像
の形成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フルカラ−の画像を形成する画像形成装
置には、感光体上に形成された複数色のトナ−像を中間
転写ベルト上に転写させ、この中間転写ベルトに転写さ
れたトナ−像を転写紙に転写させる中間転写ベルト方式
による転写方法を採用した装置が、例えば特開平2−28
2491号公報,特開平5−210316号公報,特開平5−3135
25号公報等に示されている。この転写方法は、図4に示
すように、中抵抗(表面抵抗;1×107〜1013Ω)
の中間転写ベルト21の内側に接地して中抵抗の2次転
写ロ−ラ26を設け、この2次転写ロ−ラ26と対向す
る中間転写ベルト21の外側の位置に紙転写ロ−ラ41
を設け、中間転写ベルト21に転写されたトナ−像6を
転写紙7に転写するとき、紙転写ロ−ラ41に転写バイ
アスを印加しながら、2次転写ロ−ラ26と接触してい
る中間転写ベルト21の位置に紙転写ロ−ラ41を加圧
接触させて、中間転写ベルト21と紙転写ロ−ラ41と
の間を通る転写紙7にトナ−像6を転写している。
置には、感光体上に形成された複数色のトナ−像を中間
転写ベルト上に転写させ、この中間転写ベルトに転写さ
れたトナ−像を転写紙に転写させる中間転写ベルト方式
による転写方法を採用した装置が、例えば特開平2−28
2491号公報,特開平5−210316号公報,特開平5−3135
25号公報等に示されている。この転写方法は、図4に示
すように、中抵抗(表面抵抗;1×107〜1013Ω)
の中間転写ベルト21の内側に接地して中抵抗の2次転
写ロ−ラ26を設け、この2次転写ロ−ラ26と対向す
る中間転写ベルト21の外側の位置に紙転写ロ−ラ41
を設け、中間転写ベルト21に転写されたトナ−像6を
転写紙7に転写するとき、紙転写ロ−ラ41に転写バイ
アスを印加しながら、2次転写ロ−ラ26と接触してい
る中間転写ベルト21の位置に紙転写ロ−ラ41を加圧
接触させて、中間転写ベルト21と紙転写ロ−ラ41と
の間を通る転写紙7にトナ−像6を転写している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように中間転写
ベルトに紙転写ロ−ラを加圧接触させてトナ−像を転写
紙に転写するときに、中間転写ベルトに転写されている
トナ−層が紙転写ロ−ラの局部的な加圧によって圧縮さ
れ、トナ−とベルト表面との間で離型性が低下し、トナ
−の一部が中間転写ベルトに残ってしまい、転写紙等に
転写した画像の一部に欠損がある、いわゆる虫食い画像
が発生する可能性があった。
ベルトに紙転写ロ−ラを加圧接触させてトナ−像を転写
紙に転写するときに、中間転写ベルトに転写されている
トナ−層が紙転写ロ−ラの局部的な加圧によって圧縮さ
れ、トナ−とベルト表面との間で離型性が低下し、トナ
−の一部が中間転写ベルトに残ってしまい、転写紙等に
転写した画像の一部に欠損がある、いわゆる虫食い画像
が発生する可能性があった。
【0004】また、紙転写入口付近にエア−ギャップが
存在し、図4に示すように、この部分で紙転写バイアス
による電気力線(電界)φが形成され、ニップ前でトナ
−が転写紙に飛び散り、転写紙に転写チリが発生し、転
写紙に転写された画像に欠陥が生じるという短所があっ
た。
存在し、図4に示すように、この部分で紙転写バイアス
による電気力線(電界)φが形成され、ニップ前でトナ
−が転写紙に飛び散り、転写紙に転写チリが発生し、転
写紙に転写された画像に欠陥が生じるという短所があっ
た。
【0005】この発明はかかる短所を改善し、欠陥のな
い良質な画像を形成することができる画像形成装置を得
ることを目的とするものである。
い良質な画像を形成することができる画像形成装置を得
ることを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る画像形成
装置は、感光体上に形成された複数色のトナ−像を中抵
抗の中間転写ベルト上に転写させる1次転写部と中間転
写ベルトの内側に設けられ中間転写ベルトを転写材に接
触させる2次転写ロ−ラとを有する1次転写ユニット
と、中間転写ベルトに転写されたトナ−像を転写材に転
写させる2次転写ユニットとを備えた画像形成装置にお
いて、上記2次転写ユニットは中抵抗の2次転写ベルト
と、1次転写ユニットの2次転写ロ−ラと対向する2次
転写ベルト内に設けられたバイアス印加手段とを有する
ことを特徴とする。
装置は、感光体上に形成された複数色のトナ−像を中抵
抗の中間転写ベルト上に転写させる1次転写部と中間転
写ベルトの内側に設けられ中間転写ベルトを転写材に接
触させる2次転写ロ−ラとを有する1次転写ユニット
と、中間転写ベルトに転写されたトナ−像を転写材に転
写させる2次転写ユニットとを備えた画像形成装置にお
いて、上記2次転写ユニットは中抵抗の2次転写ベルト
と、1次転写ユニットの2次転写ロ−ラと対向する2次
転写ベルト内に設けられたバイアス印加手段とを有する
ことを特徴とする。
【0007】上記バイアス印加手段はコロナ転写チャ−
ジャ−であることが望ましい。
ジャ−であることが望ましい。
【0008】また、上記バイアス印加手段は2次転写ベ
ルトの上流側に入口シ−ル部材を有することが望まし
い。
ルトの上流側に入口シ−ル部材を有することが望まし
い。
【0009】
【発明の実施の形態】この発明の画像形成装置は、画像
形成ユニットと1次転写ユニットと2次転写ユニット及
び定着ユニットを有する。画像形成ユニットは感光体表
面に複数のトナ−像をそれぞれ形成する。1次転写ユニ
ットは1次転写部と中間転写ベルトと2次転写ロ−ラと
を有する。1次転写部は感光体上に形成された複数色の
トナ−像を中抵抗の中間転写ベルト上に転写させる。2
次転写ロ−ラは中間転写ベルトの内側に設けられ中間転
写ベルトを転写材に接触させる。2次転写ユニットは中
抵抗の2次転写ベルトとバイアス印加手段とを有する。
2次転写ベルトは中間転写ベルトに転写したトナ−像を
転写材に2次転写するときに、搬送された転写材を中間
転写ベルトに加圧接触させ、バイアス印加手段は2次転
写ベルトに搬送された転写材に電荷を印加して、中間転
写ベルトに転写したトナ−像を転写材に2次転写する。
形成ユニットと1次転写ユニットと2次転写ユニット及
び定着ユニットを有する。画像形成ユニットは感光体表
面に複数のトナ−像をそれぞれ形成する。1次転写ユニ
ットは1次転写部と中間転写ベルトと2次転写ロ−ラと
を有する。1次転写部は感光体上に形成された複数色の
トナ−像を中抵抗の中間転写ベルト上に転写させる。2
次転写ロ−ラは中間転写ベルトの内側に設けられ中間転
写ベルトを転写材に接触させる。2次転写ユニットは中
抵抗の2次転写ベルトとバイアス印加手段とを有する。
2次転写ベルトは中間転写ベルトに転写したトナ−像を
転写材に2次転写するときに、搬送された転写材を中間
転写ベルトに加圧接触させ、バイアス印加手段は2次転
写ベルトに搬送された転写材に電荷を印加して、中間転
写ベルトに転写したトナ−像を転写材に2次転写する。
【0010】この2次転写のときに、2次転写ベルトを
2次転写ロ−ラと接触している位置の中間転写ベルトに
圧接すると、2次転写ベルトは2次転写ロ−ラの形状に
追従して彎曲し、彎曲した食い込み量によってニップが
形成され、2次転写ベルトはニップ幅の範囲で中間転写
ベルトに均一な圧力で接触する。したがって、中間転写
ベルトに形成されたトナ−像のトナ−に局部的に過大な
圧力を加えることを防ぐ。
2次転写ロ−ラと接触している位置の中間転写ベルトに
圧接すると、2次転写ベルトは2次転写ロ−ラの形状に
追従して彎曲し、彎曲した食い込み量によってニップが
形成され、2次転写ベルトはニップ幅の範囲で中間転写
ベルトに均一な圧力で接触する。したがって、中間転写
ベルトに形成されたトナ−像のトナ−に局部的に過大な
圧力を加えることを防ぐ。
【0011】また、2次転写ベルトは2次転写ロ−ラの
形状に追従して彎曲するから、ニップ付近のエア−ギャ
ップを少なくして、2次転写バイアスによってニップ付
近に生じる電気力線(電界)を抑制する。
形状に追従して彎曲するから、ニップ付近のエア−ギャ
ップを少なくして、2次転写バイアスによってニップ付
近に生じる電気力線(電界)を抑制する。
【0012】さらに、バイアス印加手段の2次転写ベル
トの上流側に入口シ−ル部材を設けてバイアス印加手段
のチャ−ジ幅を限定して、2次転写バイアスによってニ
ップ付近に生じる電気力線(電界)をより低減する。
トの上流側に入口シ−ル部材を設けてバイアス印加手段
のチャ−ジ幅を限定して、2次転写バイアスによってニ
ップ付近に生じる電気力線(電界)をより低減する。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例を示す構成図であ
る。図に示すように、画像形成装置は、画像形成ユニッ
ト1と1次転写ユニット2と2次転写ユニット3と搬送
ユニット4及び定着ユニット5とを有する。画像形成ユ
ニット1は、感光体11の周囲に配置された帯電チャ−
ジャ−12とレ−ザビ−ム13の照射部とイエロ−
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック
(B)からなるカラ−現像部14及びドラムクリ−ニン
グ部15を有する。1次転写ユニット2は中間転写ベル
ト21とバイアス印加ロ−ラ23とア−スロ−ラ24を
有する1次転写部22とテンションロ−ラ25と2次転
写ロ−ラ26とクリ−ニング部27及びクリ−ニング部
27の対向ロ−ラ28を有する。中間転写ベルト21は
表面抵抗が1×107〜1013Ωである中抵抗の電気特性を
有する材料で形成され、ア−スロ−ラ24とバイアス印
加ロ−ラ23,テンションロ−ラ25,2次転写ロ−ラ
26及び対向ロ−ラ28に巻回されている。中間転写ベ
ルト21の内側に設けられた2次転写ロ−ラ26は、図
2の詳細図に示すように、金属ロ−ラ261上に厚さ0.
3mmのヒドリンゴム262を被覆し、表面抵抗が1×
107〜109Ω程度に形成されている。この中間転写ベ
ルト21は感光体11上のトナ−像を1次転写するとき
以外は図示しない接離機構によって感光体11表面から
離れ、中間転写ベルト21に1次転写するときだけ感光
体11表面に圧接される。
る。図に示すように、画像形成装置は、画像形成ユニッ
ト1と1次転写ユニット2と2次転写ユニット3と搬送
ユニット4及び定着ユニット5とを有する。画像形成ユ
ニット1は、感光体11の周囲に配置された帯電チャ−
ジャ−12とレ−ザビ−ム13の照射部とイエロ−
(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブラック
(B)からなるカラ−現像部14及びドラムクリ−ニン
グ部15を有する。1次転写ユニット2は中間転写ベル
ト21とバイアス印加ロ−ラ23とア−スロ−ラ24を
有する1次転写部22とテンションロ−ラ25と2次転
写ロ−ラ26とクリ−ニング部27及びクリ−ニング部
27の対向ロ−ラ28を有する。中間転写ベルト21は
表面抵抗が1×107〜1013Ωである中抵抗の電気特性を
有する材料で形成され、ア−スロ−ラ24とバイアス印
加ロ−ラ23,テンションロ−ラ25,2次転写ロ−ラ
26及び対向ロ−ラ28に巻回されている。中間転写ベ
ルト21の内側に設けられた2次転写ロ−ラ26は、図
2の詳細図に示すように、金属ロ−ラ261上に厚さ0.
3mmのヒドリンゴム262を被覆し、表面抵抗が1×
107〜109Ω程度に形成されている。この中間転写ベ
ルト21は感光体11上のトナ−像を1次転写するとき
以外は図示しない接離機構によって感光体11表面から
離れ、中間転写ベルト21に1次転写するときだけ感光
体11表面に圧接される。
【0014】2次転写ユニット3は駆動ロ−ラ32と従
動ロ−ラ33に巻回された2次転写ベルト31と、2次
転写ベルト31の内側に設けられたバイアス印加部34
を有する。2次転写ベルト31は表面抵抗が1×107〜1
013Ωである中抵抗の電気特性を有する材料で形成され
ている。2次転写ベルト31の内側に設けられたバイア
ス印加部34はケ−シング341内にチャ−ジワイヤ3
42を有するコロナ帯電チャ−ジャ−からなり、2次転
写ロ−ラ26と対向する位置に設けられている。バイア
ス印加部34のケ−シング341の2次転写ベルト31
上流側にはチャ−ジ幅を規制する入口シ−ル部材35が
設けられている。入口シ−ル部材35は絶縁タイプの樹
脂、例えばポリエチレンテレフタレ−ト(PET)など
で形成されている。この入口シ−ル部材35は、バイア
ス印加部34のチャ−ジ幅が、図2に示すように、2次
転写ロ−ラ26の中心とチャ−ジワイヤ342を結ぶ直
線より転写下流側をa、転写上流側をbとすると、a>
bの関係になるように配置してある。この2次転写ユニ
ット3は転写材7に画像を2次転写するとき以外は図示
しない接離機構によって中間転写ベルト21から離さ
れ、転写材7に画像を2次転写するときだけ2次転写ベ
ルト31が中間転写ベルト21に圧接する。
動ロ−ラ33に巻回された2次転写ベルト31と、2次
転写ベルト31の内側に設けられたバイアス印加部34
を有する。2次転写ベルト31は表面抵抗が1×107〜1
013Ωである中抵抗の電気特性を有する材料で形成され
ている。2次転写ベルト31の内側に設けられたバイア
ス印加部34はケ−シング341内にチャ−ジワイヤ3
42を有するコロナ帯電チャ−ジャ−からなり、2次転
写ロ−ラ26と対向する位置に設けられている。バイア
ス印加部34のケ−シング341の2次転写ベルト31
上流側にはチャ−ジ幅を規制する入口シ−ル部材35が
設けられている。入口シ−ル部材35は絶縁タイプの樹
脂、例えばポリエチレンテレフタレ−ト(PET)など
で形成されている。この入口シ−ル部材35は、バイア
ス印加部34のチャ−ジ幅が、図2に示すように、2次
転写ロ−ラ26の中心とチャ−ジワイヤ342を結ぶ直
線より転写下流側をa、転写上流側をbとすると、a>
bの関係になるように配置してある。この2次転写ユニ
ット3は転写材7に画像を2次転写するとき以外は図示
しない接離機構によって中間転写ベルト21から離さ
れ、転写材7に画像を2次転写するときだけ2次転写ベ
ルト31が中間転写ベルト21に圧接する。
【0015】上記のように構成された画像形成装置でフ
ルカラ−画像を形成するときは、帯電チャ−ジャ−12
で帯電した感光体11の表面にレ−ザビ−ム13を照射
して静電的な潜像を形成する。この感光体11上の潜像
をイエロ−(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブ
ラック(B)からなるカラ−現像部14により各色毎に
トナ−を付着した可視化する。感光体11上のトナ−像
は1次転写ユニット2の中間転写ベルト21に1次転写
されたのちドラムクリ−ニング部15で除去される。こ
の中間転写ベルト21に感光体11上のトナ−像を1次
転写をするときに、中間転写ベルト21は感光体11表
面に接触し、1次転写部22で電荷を間接印加してY,
M,C,Bのトナ−毎に1次転写が行われる。すなわ
ち、感光体11上に形成した第1回目のトナ−像を中間
転写ベルト21に1次転写するときに、中間転写ベルト
21を図示しない接離機構によって感光体11表面に圧
接して第1回目のトナ−像を1次転写する。第1回目の
トナ−像の1次転写が終了したら、中間転写ベルト21
を感光体11表面から離し、次のトナ−像が正確に重ね
合うように中間転写ベルト21の回転が制御され、再び
感光体11表面に圧接して第2回目のトナ−像を1次転
写する。この1次転写をトナ−毎に逐次繰り返して、中
間転写ベルト21上にY,M,C,Bのトナ−像を順次
重ね合わせる。この中間転写ベルト21上に転写された
フルカラ−のトナ−画像6は2次転写ユニット3上に搬
送された転写材7に2次転写される。
ルカラ−画像を形成するときは、帯電チャ−ジャ−12
で帯電した感光体11の表面にレ−ザビ−ム13を照射
して静電的な潜像を形成する。この感光体11上の潜像
をイエロ−(Y),マゼンタ(M),シアン(C),ブ
ラック(B)からなるカラ−現像部14により各色毎に
トナ−を付着した可視化する。感光体11上のトナ−像
は1次転写ユニット2の中間転写ベルト21に1次転写
されたのちドラムクリ−ニング部15で除去される。こ
の中間転写ベルト21に感光体11上のトナ−像を1次
転写をするときに、中間転写ベルト21は感光体11表
面に接触し、1次転写部22で電荷を間接印加してY,
M,C,Bのトナ−毎に1次転写が行われる。すなわ
ち、感光体11上に形成した第1回目のトナ−像を中間
転写ベルト21に1次転写するときに、中間転写ベルト
21を図示しない接離機構によって感光体11表面に圧
接して第1回目のトナ−像を1次転写する。第1回目の
トナ−像の1次転写が終了したら、中間転写ベルト21
を感光体11表面から離し、次のトナ−像が正確に重ね
合うように中間転写ベルト21の回転が制御され、再び
感光体11表面に圧接して第2回目のトナ−像を1次転
写する。この1次転写をトナ−毎に逐次繰り返して、中
間転写ベルト21上にY,M,C,Bのトナ−像を順次
重ね合わせる。この中間転写ベルト21上に転写された
フルカラ−のトナ−画像6は2次転写ユニット3上に搬
送された転写材7に2次転写される。
【0016】中間転写ベルト21上に転写されたフルカ
ラ−のトナ−画像6を転写材7に2次転写するときは、
2次転写ユニット3を離接機構で2次転写ロ−ラ26側
に移動して、図3に示すように、2次転写ベルト31を
2次転写ロ−ラ26と接触している位置の中間転写ベル
ト21に圧接し、バイアス印加部34でバイアスを印加
し帯電させて、中間転写ベルト21と2次転写ベルト3
1の間に搬送された転写材7に中間転写ベルト21上の
トナ−像を2次転写する。この2次転写のときに、2次
転写ベルト31を2次転写ロ−ラ26と接触している位
置の中間転写ベルト21に圧接すると、図3に示すよう
に、2次転写ベルト31は2次転写ロ−ラ26の形状に
追従して彎曲し、彎曲した食い込み量Lによってニップ
幅cが形成される。そして2次転写ベルト31はニップ
幅cの範囲で中間転写ベルト21に均一な圧力で接触す
る。したがって、中間転写ベルト21に形成されたトナ
−像6のトナ−に局部的に過大な圧力を加えることを防
ぐことができ、中間転写ベルト21に形成されたトナ−
像6とベルト表面との間の離型性が低下することを防ぐ
ことができる。したがって転写材7に2次転写されたト
ナ−像に、いわゆる虫食画像が発生することを防ぐこと
ができる。
ラ−のトナ−画像6を転写材7に2次転写するときは、
2次転写ユニット3を離接機構で2次転写ロ−ラ26側
に移動して、図3に示すように、2次転写ベルト31を
2次転写ロ−ラ26と接触している位置の中間転写ベル
ト21に圧接し、バイアス印加部34でバイアスを印加
し帯電させて、中間転写ベルト21と2次転写ベルト3
1の間に搬送された転写材7に中間転写ベルト21上の
トナ−像を2次転写する。この2次転写のときに、2次
転写ベルト31を2次転写ロ−ラ26と接触している位
置の中間転写ベルト21に圧接すると、図3に示すよう
に、2次転写ベルト31は2次転写ロ−ラ26の形状に
追従して彎曲し、彎曲した食い込み量Lによってニップ
幅cが形成される。そして2次転写ベルト31はニップ
幅cの範囲で中間転写ベルト21に均一な圧力で接触す
る。したがって、中間転写ベルト21に形成されたトナ
−像6のトナ−に局部的に過大な圧力を加えることを防
ぐことができ、中間転写ベルト21に形成されたトナ−
像6とベルト表面との間の離型性が低下することを防ぐ
ことができる。したがって転写材7に2次転写されたト
ナ−像に、いわゆる虫食画像が発生することを防ぐこと
ができる。
【0017】また、2次転写ベルト31は2次転写ロ−
ラ26の形状に追従して彎曲するから、ニップの上流側
のエア−ギャップを少なくすることができ、転写バイア
スによってニップ付近に生じる電気力線(電界)を抑制
することができ、転写チリが発生することを防止するこ
とができる。
ラ26の形状に追従して彎曲するから、ニップの上流側
のエア−ギャップを少なくすることができ、転写バイア
スによってニップ付近に生じる電気力線(電界)を抑制
することができ、転写チリが発生することを防止するこ
とができる。
【0018】さらに、図2に示すように、バイアス印加
部34のチャ−ジ幅を、入口シ−ル部材35で2次転写
ロ−ラ26の中心とチャ−ジワイヤ342を結ぶ直線よ
り転写下流側の幅aより転写上流側の幅bで小さくする
ことにより、ニップの上流側に転写チリが発生すること
をより抑制することができる。
部34のチャ−ジ幅を、入口シ−ル部材35で2次転写
ロ−ラ26の中心とチャ−ジワイヤ342を結ぶ直線よ
り転写下流側の幅aより転写上流側の幅bで小さくする
ことにより、ニップの上流側に転写チリが発生すること
をより抑制することができる。
【0019】また、2次転写するときにニップ幅cより
バイアス印加部34のチャ−ジ幅(a+b)を小さくす
ることにより、転写バイアスによってニップ付近に生じ
る電気力線(電界)をより抑制することができ、転写チ
リの発生を低減して転写材7に欠陥のない良質な画像を
形成することができる。
バイアス印加部34のチャ−ジ幅(a+b)を小さくす
ることにより、転写バイアスによってニップ付近に生じ
る電気力線(電界)をより抑制することができ、転写チ
リの発生を低減して転写材7に欠陥のない良質な画像を
形成することができる。
【0020】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、2次転
写ベルトで転写材を中間転写ベルトに加圧接触させ、バ
イアス印加手段で2次転写ベルトに搬送された転写材に
電荷を印加して、中間転写ベルトに転写したトナ−像を
転写材に2次転写するようにしたから、2次転写をする
ときに2次転写ベルトは2次転写ロ−ラの形状に追従し
て彎曲して中間転写ベルトに均一な圧力で接触して中間
転写ベルトに形成されたトナ−像のトナ−に局部的に過
大な圧力を加えることを避けることができ、転写材に2
次転写されたトナ−像に虫食い画像が発生することを防
止して良質な画像を形成することができる。
写ベルトで転写材を中間転写ベルトに加圧接触させ、バ
イアス印加手段で2次転写ベルトに搬送された転写材に
電荷を印加して、中間転写ベルトに転写したトナ−像を
転写材に2次転写するようにしたから、2次転写をする
ときに2次転写ベルトは2次転写ロ−ラの形状に追従し
て彎曲して中間転写ベルトに均一な圧力で接触して中間
転写ベルトに形成されたトナ−像のトナ−に局部的に過
大な圧力を加えることを避けることができ、転写材に2
次転写されたトナ−像に虫食い画像が発生することを防
止して良質な画像を形成することができる。
【0021】また、2次転写ベルトは2次転写ロ−ラの
形状に追従して彎曲するから、ニップ付近のエア−ギャ
ップを少なくして、2次転写バイアスによってニップ付
近に生じる電気力線(電界)を抑制し、転写チリが発生
することを防止することができる。
形状に追従して彎曲するから、ニップ付近のエア−ギャ
ップを少なくして、2次転写バイアスによってニップ付
近に生じる電気力線(電界)を抑制し、転写チリが発生
することを防止することができる。
【0022】さらに、バイアス印加手段の2次転写ベル
トの上流側に入口シ−ル部材を設けてバイアス印加手段
のチャ−ジ幅を限定して、2次転写バイアスによってニ
ップ付近に生じる電気力線(電界)をより低減し、転写
チリの発生をより低減して良質な画像を安定して形成す
ることができる。
トの上流側に入口シ−ル部材を設けてバイアス印加手段
のチャ−ジ幅を限定して、2次転写バイアスによってニ
ップ付近に生じる電気力線(電界)をより低減し、転写
チリの発生をより低減して良質な画像を安定して形成す
ることができる。
【図1】この発明の実施例を示す構成図である。
【図2】上記実施例の2次転写部を示す詳細図である。
【図3】上記実施例の2次転写動作状態を示す構成図で
ある。
ある。
【図4】従来例の2次転写部を示す構成図である。
1 画像形成ユニット 2 1次転写ユニット 3 2次転写ユニット 11 感光体 14 カラ−現像部 21 中間転写ベルト 22 1次転写部 26 2次転写ロ−ラ 31 2次転写ベルト 34 バイアス印加部 35 入口シ−ル部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 兪 英雄 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコ−内
Claims (3)
- 【請求項1】 感光体上に形成された複数色のトナ−像
を中抵抗の中間転写ベルト上に転写させる1次転写部と
中間転写ベルトの内側に設けられ中間転写ベルトを転写
材に接触させる2次転写ロ−ラとを有する1次転写ユニ
ットと、中間転写ベルトに転写されたトナ−像を転写材
に転写させる2次転写ユニットとを備えた画像形成装置
において、上記2次転写ユニットは中抵抗の2次転写ベ
ルトと、1次転写ユニットの2次転写ロ−ラと対向する
2次転写ベルト内に設けられたバイアス印加手段とを有
することを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 上記バイアス印加手段はコロナ転写チャ
−ジャ−である請求項1のフルカラ−画像形成装置。 - 【請求項3】 上記バイアス印加手段は2次転写ベルト
の上流側に入口シ−ル部材を有する請求項1又は2記載
の画像形成装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8106088A JPH09269627A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 画像形成装置 |
KR1019970011173A KR100270058B1 (ko) | 1996-04-01 | 1997-03-28 | 화상형성장치 |
US08/831,018 US5873017A (en) | 1996-04-01 | 1997-03-31 | Image forming apparatus |
DE19713389A DE19713389B4 (de) | 1996-04-01 | 1997-04-01 | Bilderzeugungseinrichtung |
US09/161,215 US6067435A (en) | 1996-04-01 | 1998-09-28 | Image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8106088A JPH09269627A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09269627A true JPH09269627A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=14424804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8106088A Pending JPH09269627A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09269627A (ja) |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP8106088A patent/JPH09269627A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20031203 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040106 |