JPH09269220A - 走行する管体，棒体等の外径測定方法および装置 - Google Patents
走行する管体，棒体等の外径測定方法および装置Info
- Publication number
- JPH09269220A JPH09269220A JP10416696A JP10416696A JPH09269220A JP H09269220 A JPH09269220 A JP H09269220A JP 10416696 A JP10416696 A JP 10416696A JP 10416696 A JP10416696 A JP 10416696A JP H09269220 A JPH09269220 A JP H09269220A
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- Japan
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- pipe
- scale
- outer diameter
- detecting means
- rod
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- Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 走行する管体，棒体等の測定に際し、油膜に
よる測定誤差の排除、正確な真円の測定ができる。 【解決手段】 送られてくる管体，棒体等の中心軸線を
挟んで、その直角断面上で直径上に対向し、かつ、円周
方向に間隔を存した複数組の接触体の機械的変位を検出
する位置検出手段の、前記各組の位置検出手段からの位
置情報を記憶すること、前記各組において前記記憶情報
を加算すること。
よる測定誤差の排除、正確な真円の測定ができる。 【解決手段】 送られてくる管体，棒体等の中心軸線を
挟んで、その直角断面上で直径上に対向し、かつ、円周
方向に間隔を存した複数組の接触体の機械的変位を検出
する位置検出手段の、前記各組の位置検出手段からの位
置情報を記憶すること、前記各組において前記記憶情報
を加算すること。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】 本発明は、走行する管体，
棒体等の外径測定装置に関する。
棒体等の外径測定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】 従来、基板コイルから帯体を繰り出し
ながら成形ロールで徐々に屈曲して円管を作る作業で
は、外径測定はパイプの中心軸心軸線を挟んで直径上に
対向した１対の光学式の非接触センサーで測定してい
た。また、真円度の測定は、パイプの軸方向に隔てた４
箇所の軸直角断面で、ほぼ４５度ずつ隔てた直径上を測
定していた。
ながら成形ロールで徐々に屈曲して円管を作る作業で
は、外径測定はパイプの中心軸心軸線を挟んで直径上に
対向した１対の光学式の非接触センサーで測定してい
た。また、真円度の測定は、パイプの軸方向に隔てた４
箇所の軸直角断面で、ほぼ４５度ずつ隔てた直径上を測
定していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】 しかしながら、油膜
による測定誤差や水，油の飛散によるセンサー装置の故
障等があり、有効に使用できない状況である。また、真
円度の測定は、パイプ軸方向への測定ヘッドのずれによ
り実質的には不可能である。
による測定誤差や水，油の飛散によるセンサー装置の故
障等があり、有効に使用できない状況である。また、真
円度の測定は、パイプ軸方向への測定ヘッドのずれによ
り実質的には不可能である。
【０００４】本発明は上記課題を解決し、走行する管
体，棒体等の測定に際し、油膜による測定誤差の排除、
正確な真円の測定ができる方法および装置を提供するこ
とを目的とする。
体，棒体等の測定に際し、油膜による測定誤差の排除、
正確な真円の測定ができる方法および装置を提供するこ
とを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】 上記課題を解決するた
め、本発明の構成は次のとおりとする。即ち、第１構成
の方法は、送られてくる管体，棒体等の中心軸線を挟ん
で、その直角断面上で直径上に対向し、かつ、円周方向
に間隔を存した複数組の接触体の機械的変位を検出する
位置検出手段の、前記各組の位置検出手段からの位置情
報を記憶すること、前記各組において前記記憶情報を加
算することを含むことである。
め、本発明の構成は次のとおりとする。即ち、第１構成
の方法は、送られてくる管体，棒体等の中心軸線を挟ん
で、その直角断面上で直径上に対向し、かつ、円周方向
に間隔を存した複数組の接触体の機械的変位を検出する
位置検出手段の、前記各組の位置検出手段からの位置情
報を記憶すること、前記各組において前記記憶情報を加
算することを含むことである。
【０００６】第２構成の装置は、送られてくる管体，棒
体等の中心軸線を挟んで、その直角断面上で直径上に対
向し、かつ、円周方向に間隔を存した複数組の接触体の
機械的変位を検出する位置検出手段と、前記各組の位置
検出手段からの位置情報を記憶する記憶手段と、前記各
組において前記記憶情報を加算する手段とを含むことで
ある。
体等の中心軸線を挟んで、その直角断面上で直径上に対
向し、かつ、円周方向に間隔を存した複数組の接触体の
機械的変位を検出する位置検出手段と、前記各組の位置
検出手段からの位置情報を記憶する記憶手段と、前記各
組において前記記憶情報を加算する手段とを含むことで
ある。
【０００７】
【発明の実施の形態】 以下に本発明の実施態様を図面
に示す一実施例にもとづき説明する。図１において、送
られてくるパイプＡの中心軸線を挟んで直径上に対向し
た複数組（図示４組）のマグネスケール式位置検出手段
５が設けられる。即ち、マグネスケール式位置検出手段
５は図１のように、パイプＡを間隔を損して貫通させた
孔１１ａをもち、パイプ軸線に直角となる断面上に展延
して基板１１が設けられる。この基板１１は孔１１ａの
半径上で分割可能となっている。
に示す一実施例にもとづき説明する。図１において、送
られてくるパイプＡの中心軸線を挟んで直径上に対向し
た複数組（図示４組）のマグネスケール式位置検出手段
５が設けられる。即ち、マグネスケール式位置検出手段
５は図１のように、パイプＡを間隔を損して貫通させた
孔１１ａをもち、パイプ軸線に直角となる断面上に展延
して基板１１が設けられる。この基板１１は孔１１ａの
半径上で分割可能となっている。
【０００８】そして、この基板の側面（パイプ軸線方向
に向かう）に、孔１１ａを中心にした放射状に延びて円
周方向等間隔（図示４５度）に、スケール筒５ａが取り
付けられ、これに摺動自在に挿入された検知棒５ｂの先
端がロール５ｃを介して、パイプＡの表面に接触する。
検知棒５ｂがパイプＡに常に接触するように、スケール
筒内にはバネ５ｄが内蔵されている。検知棒５ｂの末端
にはスケールヘッド５ｅが固定されている。
に向かう）に、孔１１ａを中心にした放射状に延びて円
周方向等間隔（図示４５度）に、スケール筒５ａが取り
付けられ、これに摺動自在に挿入された検知棒５ｂの先
端がロール５ｃを介して、パイプＡの表面に接触する。
検知棒５ｂがパイプＡに常に接触するように、スケール
筒内にはバネ５ｄが内蔵されている。検知棒５ｂの末端
にはスケールヘッド５ｅが固定されている。
【０００９】本装置は、シーケンサ（プログラマブルコ
ントローラ）を使用し、図２に示すように、中央処理装
置１を中心にして、これに記憶装置２，演算装置３，外
径測定器５，キーボードからなる入力装置４をそれぞれ
接続し、さらに、出力装置６を介して表示器７，印字装
置８を接続したものである。
ントローラ）を使用し、図２に示すように、中央処理装
置１を中心にして、これに記憶装置２，演算装置３，外
径測定器５，キーボードからなる入力装置４をそれぞれ
接続し、さらに、出力装置６を介して表示器７，印字装
置８を接続したものである。
【００１０】中央処理装置１はマイクロプロセッサを主
体に構成されており、記憶装置２はリードオンリーメモ
リ（ＲＯＭ）およびランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）
を含み、中央処理装置１の動作手順を規定するプログラ
ムや中央処理装置１によって処理されるべきデータを記
憶する。
体に構成されており、記憶装置２はリードオンリーメモ
リ（ＲＯＭ）およびランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ）
を含み、中央処理装置１の動作手順を規定するプログラ
ムや中央処理装置１によって処理されるべきデータを記
憶する。
【００１１】入力装置４は、外径測定器５からの数値信
号を取り込み、各点における外径や最高値，最低値，平
均値の表示を指示すること等も行えるものである。ここ
からの操作指令に応じて、中央処理装置１は記憶装置
２，演算装置３等と協働して表示器７に数値表示を行わ
せる。表示器７はこの例では液晶表示による２次元画面
表示器である。
号を取り込み、各点における外径や最高値，最低値，平
均値の表示を指示すること等も行えるものである。ここ
からの操作指令に応じて、中央処理装置１は記憶装置
２，演算装置３等と協働して表示器７に数値表示を行わ
せる。表示器７はこの例では液晶表示による２次元画面
表示器である。
【００１２】次に、以上説明した外径測定装置を用いる
本発明の実施について、中央処理装置１の動作を図３に
示すフローチャートを参照して説明する。ここで、本発
明方法の実施に先立って各位置検出手段５は次のように
零点が決められる。即ち、パイプＡの軸心に検知棒５ｂ
先端のローラ５ｃがあるとき、測定値が零となるように
決められる。そして、図１での位置検出手段５におい
て、水平線上に対向するものをＸ１，Ｘ２とし、これに
直交する方向に対向するものをＹ１，Ｙ２とし、これら
に対し４５度ずれた方向のものを各々Ｘ'１，Ｘ'２およ
びＹ'１，Ｙ'２とする。
本発明の実施について、中央処理装置１の動作を図３に
示すフローチャートを参照して説明する。ここで、本発
明方法の実施に先立って各位置検出手段５は次のように
零点が決められる。即ち、パイプＡの軸心に検知棒５ｂ
先端のローラ５ｃがあるとき、測定値が零となるように
決められる。そして、図１での位置検出手段５におい
て、水平線上に対向するものをＸ１，Ｘ２とし、これに
直交する方向に対向するものをＹ１，Ｙ２とし、これら
に対し４５度ずれた方向のものを各々Ｘ'１，Ｘ'２およ
びＹ'１，Ｙ'２とする。
【００１３】プログラムがスタートすると、Ｘ１，Ｘ２
を測定し（ステップＳ１）、次にそれを加算して外径Ｘ
を算出し（ステップＳ２）、その値が基準内か否か判断
し（ステップＳ３）、ＮＯなら外径Ｘが異常と判断さ
れ、その信号を外部に出し、測定は続行する。ＹＥＳな
らまま測定を続行する。前記と並行して、外径Ｙの測定
が開始し、前記と同様に、Ｙ１，Ｙ２を測定し（ステッ
プＳ５）、次にそれを加算して外径Ｙを算出し（ステッ
プＳ６）、その値が基準内か否か判断し（ステップＳ
７）、ＮＯなら外径Ｙが異常と判断されその信号を外部
に出し、測定は続行する。ＹＥＳならそのまま測定を続
行する。
を測定し（ステップＳ１）、次にそれを加算して外径Ｘ
を算出し（ステップＳ２）、その値が基準内か否か判断
し（ステップＳ３）、ＮＯなら外径Ｘが異常と判断さ
れ、その信号を外部に出し、測定は続行する。ＹＥＳな
らまま測定を続行する。前記と並行して、外径Ｙの測定
が開始し、前記と同様に、Ｙ１，Ｙ２を測定し（ステッ
プＳ５）、次にそれを加算して外径Ｙを算出し（ステッ
プＳ６）、その値が基準内か否か判断し（ステップＳ
７）、ＮＯなら外径Ｙが異常と判断されその信号を外部
に出し、測定は続行する。ＹＥＳならそのまま測定を続
行する。
【００１４】以下同様にして、外径Ｘ’もステップＳ
９，10，11，12を経て、外径Ｙ’もステップＳ13，14，
15，16を経て、１ロットでの測定が終了したか否かを判
断し（ステップＳ17）、ＮＯなら前記動作が続行する。
９，10，11，12を経て、外径Ｙ’もステップＳ13，14，
15，16を経て、１ロットでの測定が終了したか否かを判
断し（ステップＳ17）、ＮＯなら前記動作が続行する。
【００１５】以上の動作が造管中で軸線方向に移動中の
パイプに対して行われ、設定したロット内で、外径Ｘ，
外径Ｙ，外径Ｘ'，外径Ｙ'の計測値が、各々設定した点
数だけ得られる。
パイプに対して行われ、設定したロット内で、外径Ｘ，
外径Ｙ，外径Ｘ'，外径Ｙ'の計測値が、各々設定した点
数だけ得られる。
【００１６】ここで、ロットとは、寸法，材質の種類が
全く同じものの予め決めた本数分を１ロットとする。例
えば、１０本を１ロットとすると、パイプ軸方向の一定
間隔毎に測定するので、例えば１本につき測定点１０点
とすると、１ロット１０本分で測定点１００点となる。
全く同じものの予め決めた本数分を１ロットとする。例
えば、１０本を１ロットとすると、パイプ軸方向の一定
間隔毎に測定するので、例えば１本につき測定点１０点
とすると、１ロット１０本分で測定点１００点となる。
【００１７】そして、ＹＥＳなら、これらの値から、ロ
ット内最大値ＭＡＸ，最小値ＭＩＮ，平均値ＡＶＥとし
て、各々Ｘ，Ｙ，Ｘ’，Ｙ’を算出し（ステップＳ1
8），印字し（ステップＳ19）、終了する。
ット内最大値ＭＡＸ，最小値ＭＩＮ，平均値ＡＶＥとし
て、各々Ｘ，Ｙ，Ｘ’，Ｙ’を算出し（ステップＳ1
8），印字し（ステップＳ19）、終了する。
【００１８】本発明は前記した実施例や実施態様に限定
されず、特許請求の精神および範囲を逸脱せずに種々の
変形を含む。
されず、特許請求の精神および範囲を逸脱せずに種々の
変形を含む。
【００１９】
【発明の効果】 本発明の構成により、同一断面上の測
定が可能となり、真の真円度の測定が管体，棒体等の移
動中に可能になった。しかも、機械的接触で測るので、
油膜による誤差がなくなる。
定が可能となり、真の真円度の測定が管体，棒体等の移
動中に可能になった。しかも、機械的接触で測るので、
油膜による誤差がなくなる。
【図１】 本発明の一実施例の正面図である。
【図２】 コンピュータ制御ブロック図である。
【図３】 コンピュータ制御フローチャートである。
１ 中央処理装置 ２ 記憶装置 ３ 演算装置 ４ 入力装置 ５ 外径測定器 ５ａ スケール筒 ５ｂ 検知棒 ５ｃ ロール ５ｄ バネ ５ｅ スケールヘッド ６ 出力装置 ７ 表示器 ８ 印字装置
Claims (2)
- 【請求項１】 送られてくる管体，棒体等の中心軸線を
挟んで、その直角断面上で直径上に対向し、かつ、円周
方向に間隔を存した複数組の接触体の機械的変位を検出
する位置検出手段の、前記各組の位置検出手段からの位
置情報を記憶すること、前記各組において前記記憶情報
を加算することを含む走行する管体，棒体等の外径測定
方法。 - 【請求項２】 送られてくる管体，棒体等の中心軸線を
挟んで、その直角断面上で直径上に対向し、かつ、円周
方向に間隔を存した複数組の接触体の機械的変位を検出
する位置検出手段と、前記各組の位置検出手段からの位
置情報を記憶する記憶手段と、前記各組において前記記
憶情報を加算する手段とを含むことを特徴とする走行す
る管体，棒体等の外径測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10416696A JPH09269220A (ja) | 1996-03-30 | 1996-03-30 | 走行する管体，棒体等の外径測定方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10416696A JPH09269220A (ja) | 1996-03-30 | 1996-03-30 | 走行する管体，棒体等の外径測定方法および装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH09269220A true JPH09269220A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=14373470
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10416696A Withdrawn JPH09269220A (ja) | 1996-03-30 | 1996-03-30 | 走行する管体，棒体等の外径測定方法および装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH09269220A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5465795B1 (ja) * | 2013-01-15 | 2014-04-09 | 中国電力株式会社 | 外径測定装置 |
| CN104501759A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-04-08 | 达涅利冶金设备（北京）有限公司 | 一种螺旋焊接钢管测量仪 |
| CN104897028A (zh) * | 2015-06-23 | 2015-09-09 | 南车戚墅堰机车有限公司 | 电机转子外径通用测量仪 |
| CN106441052A (zh) * | 2016-12-22 | 2017-02-22 | 苏州振瑞昌材料科技有限公司 | 一种加强芯表面检测装置 |
-
1996
- 1996-03-30 JP JP10416696A patent/JPH09269220A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5465795B1 (ja) * | 2013-01-15 | 2014-04-09 | 中国電力株式会社 | 外径測定装置 |
| CN104501759A (zh) * | 2014-12-03 | 2015-04-08 | 达涅利冶金设备（北京）有限公司 | 一种螺旋焊接钢管测量仪 |
| CN104897028A (zh) * | 2015-06-23 | 2015-09-09 | 南车戚墅堰机车有限公司 | 电机转子外径通用测量仪 |
| CN106441052A (zh) * | 2016-12-22 | 2017-02-22 | 苏州振瑞昌材料科技有限公司 | 一种加强芯表面检测装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20030603 |