JPS5952764B2 - 三点式真円度測定法 - Google Patents

三点式真円度測定法

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JPS5952764B2
JPS5952764B2 JP51104090A JP10409076A JPS5952764B2 JP S5952764 B2 JPS5952764 B2 JP S5952764B2 JP 51104090 A JP51104090 A JP 51104090A JP 10409076 A JP10409076 A JP 10409076A JP S5952764 B2 JPS5952764 B2 JP S5952764B2
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JP
Japan
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measured
roundness
radius
point
measuring instrument
Prior art date
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Expired
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JP51104090A
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English (en)
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JPS5329157A (en
Inventor
盛堂 幸田
一明 岩田
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Osaka Kiko Co Ltd
Original Assignee
Osaka Kiko Co Ltd
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Publication date
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  • A Measuring Device Byusing Mechanical Method (AREA)
  • Length Measuring Devices With Unspecified Measuring Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は三点式真円度測定法に関するものである。
従来の真円度測定法としては、半径法、直径法、3点法
等があり、このうち半径法は最も厳密なもので主として
精密測定室等で実施されてい)−Ro(θ))+÷(r
l−に2)た。
ところがこの半径法では、その測定基準となるべき回転
軸の実現に多大の費用、高度の技術を要し、しかも真円
度測定機の仕様により、被測定物寸法が制限され、大型
部品の測定は不可能であつた。そして、加工現場に於て
簡便に測定することも出来ない為、現場ではこれまで主
として直径法、3点法等の真円の属性を利用した測定法
を採用されていたが、これらの方法もある特定の山数に
ついては検出が不能になつたりして、真円度測定法とし
ては完全なものではなかつた。この発明は従来の上記欠
点に鑑み、これを改良除去するものであつて、即ち、3
個の検出子を用いて、それらの配置角を被測定物中心の
偏心による影響をとり除き、しかもあらゆる山数に対し
ても検出効率を等しくし、被測定点の3点によつて定義
される円の平均半径なる概念を導入することによつて、
真円度測定の極座標表示の計算過程を簡単化した測定法
及び測定装置を開発した。
本出願人は先に出願した(特許昭51−4399号)に
於て、測定器本体に設けられた3個の変位検出器により
、被測定物内外径上の3点との各々の間隙量を検出し、
付帯の演算回路により、測定器本体の中心と上記内外径
上の3点により一義的に決められる円(以後は平均円と
略称)の中心との間に偏心等による中心の不一致があつ
てもこれに影響されることなく、正確かつ能率的に内外
径の平均直径の精密測定を可能ならしめたことを特徴と
する被加工物の内外径の精密測定法及びとの装置を提示
した。即ち、第1図に示すように、3個の変位検出器(
例えば、空気マイクロメータ、電気マイクロメータ、静
電容量変位計等)を有した測定器本体の中心αが被測定
物の内径上の3点W1、W2、W3で定義される平均円
の中心0とeだけの偏心を有して、平均円直径を測定す
る場合を考える。
3個の検出器の配置角を各々図の如くσ、φとし、これ
らの検出器により測定される間隙量はy1、Y2、Y3
で与えられる。
尚、測定器本体の径は既知であり、その半径をRとする
。検出器により間隙y1、Y2、Y3が測定され、測定
器本体の半径Rは既知であるので、本測定器によりY1
=R+y1、Y2=R+Y2、Y3=R+Y3の値が読
み取られ、これから平均円半径ROは、
※で与えられ、これを2倍すれば平均円
直径が求められることを示した。ここで、A.bは検出
器配置角τ、φによつて決まる重み定数である。
この発明は、(1)式で与えられる平均円半径値を用い
て、穴及び円筒工作物の真円度プロフイルを簡便に求め
る方法を提示するもので、以下にその詳細を示す。
第2図に於て、(1)式と同様に回転角θでの平均円半
径値を求める。
この場合、検出器配置角σ=φの対称とし、以後角度σ
で代表させると、回転角θでの平均円半径RO(θ)は
次式で表わされる。更に、測定器本体が回転角θからσ
だけ反時計方向に回転した場合を考えると、W2、W4
、W1の3点で平均円半径が測定されることになり、(
2)式と同様にして、が与えられる。
ここで、r1、R2、R3、R4は真円度プロフイルに
より一義的に決められる最小二乗円中心Cからの被測定
点W1、W2、W3、W4までの各々の半径値である。
そこで、最小二乗円中心Cからの半径値の変動、即ち刻
み角ψ間での半径値の差分△R4を考えると、(2),
(3)式より次式が導かれる。
ところで、被測定点W1、W2、W3の三点で決まる平
均円中心01及び被測定点W2、W4、W1の三点で決
まる平均円中心02は、いずれも最小二乗円中心Cの極
めて近傍に位置していると考えられるので、r1キR2
とすると(4)式の右辺第2項は、第1項に比べて無視
し得る程微小となり結局次式を得る。このようにして、
角度γ間隔での平均円半径値の差から、刻み角ψ間での
半径値の差分が(5)式を用いて代表的に計算される。
刻み角ψは検出器配置角γによつて決まるもので゛、で
゛与えられるもので゛、(5)式を用いて刻み角ψ間で
の半径値の差分を2π/ψ回、順次とつてゆくことによ
り、真円度プロフイルが求められることになる。
以上がこの発明三点式真円度測定法であつて、これを測
定原理として工作物内径の真円度を測定する測定装置の
実施例をあられしたのが第3図及び第4図で、1は被測
定物、2は測定器本体、3は検出子、4は支持体、5は
基準板、6は目盛板、7はガイドリングである。
尚、以上の説明では穴形状の測定について述べたが、穴
形状だけでなく、円筒工作物の真円度測定についてもこ
の発明は適用が可能である。
以上説明したようにこの発明は既知半径Rをもつ測定器
本体に3個の検出器を1つを基準として他の2つを夫々
σ、φ (σ及びφは、同時に120゜に等しくなく、
120゜に近い値)の角度で配置し、これら3個の検出
器による被測定物の内径の任意の位置での測定値をY1
、Y2、Y3とするとき、その平均円半径R。を: (
但し、a及びbは1でない定数)で与えるようにした三
点式真円度測定法において、上記検出器配置角τ及びφ
をτ=φとなし、測定器本体の任意の回転角θのときの
平均円半径R。
(θ)をとして求め、次に、その状態から測定器本体を
検出器配置角σだけ反時計方向に回転させたときに得ら
れる平均円半径R。(θ+τ)がとなり、ここで前回と
今回での3個の検出位置が1つだけ異なり、その異なる
位置での測定値の差、即ちが測定刻み角ψ(=3τ−3
π)間での最小二乗円中心からの半径値の差分となるこ
とを利用し、測定器本体を前記角度τづつ2π/ψ回反
復して回転させ、その都度、前回と今回での前記差を求
めさせて、被測定物の真円度フ治プールを求めるように
したから、従来の半径法真円度測定機に必須の高精度回
転軸が必要でなくなり、又半径法真円度測定機で測定で
きない大型部品の測定が可能であり、更に現場等に於て
も簡便に真円形状を測定することが可能であり、そして
更に従来の3点法のように形状の特定の山数に影響され
ない等の利点を有し、工作物等の真円度測定の方法とし
て優秀な性質を発揮し得るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に導入する平均円半径の測定原理を示
す概略図、第2図はこの発明に係る三点式真円度の測定
原理を示す概略図、第3図及び第4図はこの発明に係る
三点式真円度測定装置の実施例で、第3図は平面図、第
2図は平面図中央横断正面図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 既知半径Rをもつ測定器本体に3個の検出器を1つ
    を基準として他の2つを夫々σ、φ(σ及びφは、同時
    に120°に等しくなく、120°に近い値)の角度で
    配置し、これら3個の検出器による被測定物の内径の任
    意の位置での測定値をY_1、Y_2、Y_3とすると
    き、その平均円半径R_0をR_0=(Y_1+aY_
    2+bY_3)/(1+a+b)(但し、a及びbは1
    でない定数)で与えるようにした三点式真円度測定法に
    おいて、上記検出器配置角σ及びφをσ=φとなし、測
    定器本体の任意の回転角θのときの平均円半径R_0(
    θ)をR_0(θ)=(r_1+ar_2+ar_3)
    /(1+2a)として求め、次に、その状態から測定器
    本体を検出器配置角σだけ反時計方向に回転させたとき
    に得られる平均円半径R_0(θ+σ)がR_0(θ+
    τ)=(r_2+ar_4+ar_1)/(1+2a)
    となり、ここで前回と今回での3個の検出器の検出位置
    が1つだけ異なり、その異なる位置での測定値の差、即
    ち、▲数式、化学式、表等があります▼ が測定刻み角ψ(=3τ−2π)間での最少二乗円中心
    からの半径値の差分となることを利用し、測定器本体を
    前記角度τづつ2π/ψ回反復して回転させ、その都度
    、前回と今回での前記差を求めさせて、被測定物の真円
    度プロフィルを求めることを特徴とする三点式真円度測
    定法。
JP51104090A 1976-08-30 1976-08-30 三点式真円度測定法 Expired JPS5952764B2 (ja)

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JPS5329157A JPS5329157A (en) 1978-03-18
JPS5952764B2 true JPS5952764B2 (ja) 1984-12-21

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