JPH09268506A - リニアモーターカー用軌道 - Google Patents

リニアモーターカー用軌道

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JPH09268506A
JPH09268506A JP9929896A JP9929896A JPH09268506A JP H09268506 A JPH09268506 A JP H09268506A JP 9929896 A JP9929896 A JP 9929896A JP 9929896 A JP9929896 A JP 9929896A JP H09268506 A JPH09268506 A JP H09268506A
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    • E01CONSTRUCTION OF ROADS, RAILWAYS, OR BRIDGES
    • E01BPERMANENT WAY; PERMANENT-WAY TOOLS; MACHINES FOR MAKING RAILWAYS OF ALL KINDS
    • E01B25/00Tracks for special kinds of railways
    • E01B25/30Tracks for magnetic suspension or levitation vehicles
    • E01B25/305Rails or supporting constructions

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コスト高を招くことなく、温度差により軌道
桁とレール間で変位差を生じたとしても、そのような変
位差に対応し得るようにすることにある。 【解決手段】 軌道桁19上に間隔をおいて台座20を
設け、その台座20上に調整パット21を介して矩形状
のベースプレート22を設置する。そのベースプレート
22上にゴム板状の弾性材45を介してH型鋼材よりな
る枕木26をそのウェブ部26cを立てフランジ部26
a・26bを上下に位置して乗せる。そして、その下フ
ランジ部26bに設けた通孔26dに上から固定ボルト
27をゆるく貫挿してベースプレート22にねじ込み固
定する。そうして、その枕木26に掛け渡してボルト3
1およびナット32で固定し、軌道桁19上にレール2
6を敷設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、リニアモーター
カーの走行方向に軌道桁を設け、その軌道桁上に間隔を
おいて枕木を乗せ、その枕木に掛け渡してレールを敷設
し、そのレールに沿ってリニアモーターカーを走行する
リニアモーターカー用軌道に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のリニアモーターカー用軌
道では、たとえば図9に示すように、図中左右であるリ
ニアモーターカーの走行方向に軌道桁1を設ける。そし
て、その上に間隔をあけて台座2を載置する。その台座
2の上には、調整パット3を介してベースプレート4を
設置する。そのベースプレート4上には、H型鋼材より
なる枕木5をそのフランジ部5a・5bを上下に位置し
て乗せ、その下フランジ部5bの両側をベースプレート
4に図示するごとく溶接して固定する。
【0003】そして、ベースプレート4は、それを貫通
してアンカーナット6にねじ込むアンカーボルト7で座
金8を介して押さえ、調整パット3を挾んで台座2上に
固定する。アンカーナット6は、軌道桁1および台座2
中に埋設してなる。他方、枕木5上には、それに掛け渡
してレール9を設け、枕木5の上フランジ部5aにボル
ト10とナット11を用いて固定する。これにより、軌
道桁1上にレール9を敷設していた。
【0004】ところが、この種の従来のリニアモーター
カー用軌道では、温度が高くなり過ぎたり低くなり過ぎ
たりすると、軌道桁1とレール9間に予定以上の変位差
を生じ、その変位差をウェブ部5cで吸収できず、たと
えば図8に示す以上にウェブ部5cを大きく変形して枕
木5を破損したり、また軌道精度がくるってリニアモー
ターカーの安定走行に支障をきたしたりすることとなっ
た。
【0005】このため、従来のものの中には、枕木5の
ウェブ部5cに補強材を張り付けたり、ウェブ部5cの
肉厚を増したりし、枕木5を補強することが行われてい
た。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、そのような
構成とすると、枕木5が高価となり、コスト高となる問
題があった。
【0007】そこで、この発明の目的は、コスト高を招
くことなく、温度差により軌道桁とレール間で変位差を
生じたとしても、そのような変位差に対応し得るように
することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1に記
載の発明では、たとえば以下の図示実施の形態に示すリ
ニアモーターカー用軌道のように、リニアモーターカー
18の走行方向に軌道桁19を設け、その軌道桁19上
に間隔をあけてベースプレート22を設置し、そのベー
スプレート22上に弾性材45を介してH型鋼材よりな
る枕木26をそのフランジ部26a・26bを上下に位
置して乗せ、その下フランジ部26bに設けた通孔26
dに上から固定ボルト27をゆるく貫挿してその固定ボ
ルト27で固定し、該枕木26に掛け渡して前記軌道桁
19上にレール28を敷設してなる、ことを特徴とす
る。
【0009】そして、請求項1に記載の発明では、温度
差により軌道桁19とレール28間で変位差を生じたと
き、その変位差をはじめ弾性材45の弾性変形で吸収し
てから、枕木26の変形で吸収する。
【0010】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
のリニアモーターカー用軌道において、たとえば以下の
図示実施の形態に示すとおり、前記下フランジ部26b
の通孔26d内周と前記固定ボルト27の外周間の隙間
に第2の弾性材47を設けてなる、ことを特徴とする。
【0011】そして、請求項2に記載の発明では、温度
差により軌道桁19とレール28間で変位差を生じたと
き、その変位差をはじめベースプレート22と枕木26
間に設けた弾性材45の弾性変形で吸収するとともに、
下フランジ部26bの通孔26d内周と固定ボルト27
の外周間に設けた第2の弾性材47の弾性変形で吸収し
てから、枕木26の変形で吸収する。
【0012】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
のリニアモーターカー用軌道において、たとえば以下の
図示実施の形態に示すとおり、前記下フランジ部26b
と前記固定ボルト27の頭部間にゴム座金48のような
第3の弾性材を設けてなる、ことを特徴とする。
【0013】そして、請求項3に記載の発明では、温度
差により軌道桁19とレール28間で変位差を生じたと
き、その変位差をベースプレート22と枕木26間に設
けた弾性材45の弾性変形で吸収するとともに、下フラ
ンジ部26bと固定ボルト27の頭部間に設けた第3の
弾性材の弾性変形で吸収してから、枕木26の変形で吸
収する。
【0014】請求項4に記載の発明は、請求項2に記載
のリニアモーターカー用軌道において、たとえば以下の
図示実施の形態に示すとおり、前記固定ボルト27が貫
挿する円筒スペーサ46を設け、その円筒スペーサ46
を前記下フランジ部26bの通孔26dに挿通し、その
通孔26dの内周と前記円筒スペーサ46の外周間の隙
間に前記第2の弾性材47を設けるとともに、前記固定
ボルト27と前記ベースプレート22とで前記円筒スペ
ーサ46を挾んでなる、ことを特徴とする。
【0015】そして、請求項4に記載の発明では、固定
ボルト27を締め付けるとき、その固定ボルト27の締
め付け代を円筒スペーサ46で一定とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつつ、この発
明の実施の形態につき説明する。リニアモーターカーに
は、リニアモーターの一次コイルを車両側とする車上一
次方式と、地上側とする地上一次方式とがある。前者の
車上一次方式のリニアモーターカーの中には、車輪で支
持しながら走行する形式と、磁気浮上しながら走行する
形式とがある。図1ないし7には、その磁気浮上しなが
ら走行する形式の車上一次方式リニアモーターカーにお
けるリニアモーターカー用軌道に、この発明を適用した
場合を示す。
【0017】図7には、道路上に高架式に設けた軌道上
のリニアモーターカーを示す。図中符号15は、車16
などが走行する道路17上に立てた脚である。脚15
は、道路17に沿って紙面と直交するリニアモーターカ
ー18の走行方向に間隔をあけて設ける。そして、その
脚15上に、PCコンクリート製の軌道桁19を掛け渡
す。つまり、軌道桁19は、リニアモーターカー18の
走行方向にのびる。
【0018】その軌道桁19上には、図5および6に示
すように、軌道桁19の幅方向左右に一対の台座20を
載置する。台座20は、無収縮モルタルで直方体形状に
つくり、ともに軌道桁方向に向けて互いに平行に設置
し、軌道桁方向に一定間隔をおきに設ける。その台座2
0の上には、モルタル・鉄板・ゴム等よりなる調整パッ
ト21を介して鋼材製矩形板状のベースプレート22を
設置する。調製パット21およびベースプレート22
は、丁度台座20上に乗る大きさで、たとえば幅が20
0mm、長さが400mmで、厚さが19mm程度につくる。
そして、ベースプレート22は、それを貫通してアンカ
ーナット23にねじ込むアンカーボルト24で座金25
を介して押さえ、調整パット21を挾んで台座20上に
固定する。アンカーナット23は、軌道桁19および台
座20中に埋設してなる。
【0019】軌道桁19の幅方向左右の一対のベースプ
レート22・22上には、H型鋼材よりなる枕木26を
掛け渡しそのウェブ部26cを立ててフランジ部26a
・26bを上下に位置して乗せ、固定ボルト27で固定
する。その枕木26上には、それらに掛け渡してレール
28を設ける。
【0020】レール28は、圧延鋼材で、縦断面逆U字
型をなす本体部28aとその片側肩部から突出する平板
部28bとで構成する。本体部28a上にはリニアモー
ター39の二次側導体を構成するアルミニウム製の複数
のリアクションプレート29を図12に示すように順に
被せ、平板部28bを図5に示すように薄い鋼材シムプ
レート30を挾んで枕木26の上フランジ部26aに乗
せ、ボルト31とナット32とで固定してなる。これに
より、軌道桁19上にレール28を敷設していた。
【0021】ところで、レール28の下方には、図4に
示すように、それに対向して縦断面U型をなす電磁石3
5を設ける。電磁石35は、そのコイル36を制御器3
7に接続し、モジュール38に備える。モジュール38
は、鉄道車両の台車に相当するもので、縦断面「く」の
字型をなす躯体38aに電磁石35を4個、リニアモー
ター39を1台、図示しないブレーキ装置等を設ける。
そして、レール28の上方にリアクションプレート29
と対向してリニアモーター39の二次コイル39aを設
け、空気ばね40を介してリニアモーターカー18の車
体本体41の底部に1両につき6個取り付けてなる。
【0022】そして、電磁石35で下方からレール28
を吸引し、図示しないセンサで検知して電磁石35とレ
ール28との間を一定に保つことにより車体本体41を
所定高さ浮上し、二次コイル39aに通電してリアクシ
ョンプレート29を吸引反発し、リニアモーターカー1
8を走行してなる。なお、このときレール28の縦断面
逆U型をなす本体部28aと縦断面U型をなす電磁石3
5を対向することで、左右にずれたとき電磁石35に元
に戻す方向に力が働くようにし、リニアモーターカー1
8の左右のずれを阻止してなる。
【0023】さて、この発明では、ベースプレート22
上に枕木26を固定するとき、図1に示すごとくベース
プレート22上に弾性材45を介して枕木26を乗せ
る。弾性材45は、ネオプレンゴム等で、たとえば幅が
200mm、長さ200mmで、厚さが6mm程度のゴム板状
につくる。そして、枕木26には、下フランジ部26b
に通孔26dを設ける。その通孔26dには、たとえば
高さが28mmほどの鋼製円筒スペーサ46を挿通し、そ
の円筒スペーサ46の外周と通孔26dの内周間にゴム
リング状の第2の弾性材47を設ける。
【0024】そして、枕木26の下フランジ部26b上
には、第3の弾性材であるゴム座金48を乗せ、その中
心に円筒スペーサ46を貫挿する。ゴム座金48は、ネ
オプレンゴム等で、たとえば径が60mm、厚さが9mmに
つくる。その上には、さらに平座金49およびばね座金
50を乗せる。平座金49は、鋼材で、たとえば径が8
0mm、厚さが9mmにつくる。そうして、上からそれらの
座金48ないし50の中心を貫通して固定ボルト27を
円筒スペーサ46に貫挿し、ベースプレート22にねじ
込む。そして、該固定ボルト27を締め付けることによ
り、ベースプレート22とで円筒スペーサ46を挾んで
弾性材45および座金48ないし50を圧縮し、固定ボ
ルト27で固定する。
【0025】つまり、これにより結果として、請求項1
に記載の発明のように、通孔26dに上から固定ボルト
27をゆるく貫挿し、固定ボルト27で固定してなる。
またさらに、請求項2に記載の発明のように通孔26d
内周と固定ボルト27の外周間の隙間に第2の弾性材4
7を設け、また請求項3に記載の発明のように下フラン
ジ部26bと固定ボルト27の頭部間に第3の弾性材で
あるゴム座金48を設け、さらに請求項4に記載の発明
のように固定ボルト27が貫挿する円筒スペーサ46を
設け、その円筒スペーサ46を下フランジ部26bの通
孔26dに挿通し、その通孔26dの内周と円筒スペー
サ46の外周間の隙間に第2の弾性材47を設けるとと
もに、固定ボルト27とベースプレート22とで円筒ス
ペーサ46を挾み、固定ボルト27で固定してなる。
【0026】ところで、いま温度差により軌道桁19と
レール28間に変位差を生じ、軌道桁19に対しレール
28に相対的に図2中矢示方向に移動する力Fが働いた
とする。すると、変位差が小さく力Fが小さいうちは、
図2に示すように軌道桁19に対して枕木26が平行移
動し、その変位差を、弾性材45・第2の弾性材47・
第3の弾性材であるゴム座金48の弾性変形で吸収する
こととなる。
【0027】ところが、変位差が大きくなって力Fが大
きくなると、図3に示すように軌道桁19に対して枕木
26が平行移動後回動し、その変位差を、弾性材45・
第2の弾性材47・第3の弾性材であるゴム座金48の
伸張圧縮を加えた弾性変形で吸収することとなる。さら
に、変位差が大きくなると、枕木26のウェブ部26c
が変形し、その変位差を吸収する。
【0028】すなわち、温度差により軌道桁19とレー
ル28間で変位差を生じ、その変位差が大きくなったと
しても、その変位差を弾性材で吸収することができ、ウ
ェブ部26cを大きく変形して枕木26を破損したり、
また軌道精度がくるってリニアモーターカー18の安定
走行に支障をきたしたりするような事態の発生を防止す
ることができる。
【0029】
【発明の効果】したがって、請求項1に記載の発明によ
れば、ベースプレート上に弾性材を介して枕木を乗せ、
その枕木の下フランジ部に設けた通孔に上から固定ボル
トをゆるく貫挿してその固定ボルトで固定するだけの簡
単な構成であるから、温度差により軌道桁とレール間で
変位差を生じたとき、その変位差をはじめ弾性材の弾性
変形で吸収してから、枕木の変形で吸収するので、コス
ト高を招くことなく、枕木の破損や所定以上の変形を防
止することができる。また、弾性材を介して枕木を乗せ
るから、レールの防振効果も高め、騒音の発生を防止す
ることができる。実験により安全性は、十分に確認され
ている。
【0030】請求項2に記載の発明によれば、さらに下
フランジ部の通孔内周と固定ボルトの外周間の隙間に第
2の弾性材を設け、温度差により軌道桁とレール間で変
位差を生じたとき、その変位差をはじめベースプレート
と枕木間に設けた弾性材の弾性変形で吸収するととも
に、下フランジ部の通孔内周と固定ボルトの外周間に設
けた該第2の弾性材の弾性変形で吸収してから、枕木の
変形で吸収するので、枕木の破損や所定以上の変形をよ
り有効に防止することができる。
【0031】請求項3に記載の発明によれば、さらに下
フランジ部と固定ボルトの頭部間に第3の弾性材を設
け、温度差により軌道桁とレール間で変位差を生じたと
き、その変位差をベースプレートと枕木間に設けた弾性
材の弾性変形で吸収するとともに、下フランジ部と固定
ボルトの頭部間に設けた該第3の弾性材の弾性変形で吸
収してから、枕木の変形で吸収するので、枕木の破損や
所定以上の変形をより一層有効に防止することができ
る。
【0032】請求項4に記載の発明によれば、固定ボル
トが貫挿する円筒スペーサを設け、その円筒スペーサを
下フランジ部の通孔に挿通し、その通孔の内周と円筒ス
ペーサの外周間の隙間に第2の弾性材を設けるととも
に、固定ボルトとベースプレートとで円筒スペーサを挾
んで設け、固定ボルトを締め付けるとき、その固定ボル
トの締め付け代を円筒スペーサで一定とするから、ベー
スプレートに対する枕木の取付精度を高めることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態であるリニアモーター
カー用軌道における枕木の固定構造を示す縦断面図であ
る。
【図2】そのリニアモーターカー用軌道において、温度
差により軌道桁とレール間に比較的小さな変位差を生じ
たときの状態を説明する縦断面図である。
【図3】比較的大きな変位差を生じたときの状態を説明
する縦断面図である。
【図4】その片側レール部分とリニアモーターカーの一
部を拡大して示す構成説明図である。
【図5】矢印A方向から見て一部を破断して示す図1の
部分拡大図である。
【図6】図1の軌道を斜め上方から見て示す斜視図であ
る。
【図7】図1の軌道を道路上に高架式に設けて示す概略
構成説明図である。
【図8】従来のリニアモーターカー用軌道において、温
度差により軌道桁とレール間に変位差を生じたときの状
態を説明する縦断面図である。
【図9】その従来のリニアモーターカー用軌道における
枕木の固定構造を示す縦断面図である。
【符号の説明】
18 リニアモーターカー 19 軌道桁 22 ベースプレート 26 枕木 26a・26b 上下のフランジ部 26d 通孔 27 固定ボルト 28 レール 45 弾性材 46 円筒スペーサ 47 第2の弾性材 48 ゴム座金(第3の弾性材)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 寛彌 東京都千代田区四番町5番地9 トピー工 業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リニアモーターカーの走行方向に軌道桁
    を設け、その軌道桁上に間隔をおいてベースプレートを
    設置し、そのベースプレート上に弾性材を介してH型鋼
    材よりなる枕木をそのフランジ部を上下に位置して乗
    せ、その下フランジ部に設けた通孔に上から固定ボルト
    をゆるく貫挿してその固定ボルトで固定し、該枕木に掛
    け渡して前記軌道桁上にレールを敷設してなる、リニア
    モーターカー用軌道。
  2. 【請求項2】 前記下フランジ部の通孔内周と前記固定
    ボルトの外周間の隙間に第2の弾性材を設けてなる、請
    求項1に記載のリニアモーターカー用軌道。
  3. 【請求項3】 前記下フランジ部と前記固定ボルトの頭
    部間に第3の弾性材を設けてなる、請求項1に記載のリ
    ニアモーターカー用軌道。
  4. 【請求項4】 前記下フランジ部の通孔に円筒スペーサ
    を挿通し、その円筒スペーサの外周と前記通孔の内周間
    の隙間に前記第2の弾性材を設け、前記円筒スペーサに
    前記固定ボルトを貫挿してその固定ボルトと前記ベース
    プレートとで前記円筒スペーサを挾んでなる、請求項2
    に記載のリニアモーターカー用軌道。
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