JPH0926739A - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び画像形成装置

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JPH0926739A
JPH0926739A JP7199191A JP19919195A JPH0926739A JP H0926739 A JPH0926739 A JP H0926739A JP 7199191 A JP7199191 A JP 7199191A JP 19919195 A JP19919195 A JP 19919195A JP H0926739 A JPH0926739 A JP H0926739A
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JP
Japan
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process cartridge
cartridge
image forming
forming apparatus
link member
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JP7199191A
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English (en)
Inventor
Etsuichi Sasako
悦一 笹子
Shinya Noda
晋弥 野田
Toshiyuki Karakama
俊之 唐鎌
Haruhisa Oshida
治久 忍田
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 プロセスカートリッジのドラムシャッタを支
持するリンク部材の抜け止めが目的である。 【構成】 現像枠体の壁12a1の取付孔29aに嵌合
するリンク部材29の回動軸29cの軸端に矩形部29
dを設けて突起29d1を形成し、該突起が通過し得る
溝29a1を取付孔29aに設けた。リンク部材29の
回動軸29cを取付孔29aを貫通させ回動すると、回
動軸29cは軸方向へリンク部材29は抜けない。溝2
9a1をリンク部材29の使用範囲外に設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に着脱
自在なプロセスカートリッジ及び画像形成装置に関す
る。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】プロセスカートリッジ
の感光体ドラムを保護するために露光開口部を開閉する
ために設けたドラムシャッタ部材の支持部材には通常リ
ンク部材が用いられている。
【0003】本発明は、後述する従来技術をさらに発展
させたものである。
【0004】そこで本発明はリンク部材のカートリッジ
枠への挿入長さを長くすることをしないでリンク部材の
作動時にプロセスカートリッジから外れることのないプ
ロセスカートリッジ及びこのプロセスカートリッジを用
いる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は画
像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにお
いて電子写真感光体と、前記電子写真感光体に作用する
プロセス手段と、前記電子写真感光体及びプロセス手段
とを支持するカートリッジ枠体と、前記プロセスカート
リッジを前記画像形成装置本体より取り出したときに前
記電子写真感光体を保護するためのシャッタ部材と、前
記プロセスカートリッジを前記画像形成装置本体に着脱
する動作に連動して前記シャッタ部材を開閉するための
カートリッジ枠体の取付孔に回転自在に嵌合した回動軸
を備えたリンク部材と、を有し、リンク部材の回動軸の
カートリッジ枠体の取付孔への嵌合部より先端側に回動
軸の外周から放射方向に突起を設けると共にカートリッ
ジ枠体の取付孔の内周から放射方向に前記突起の通過し
得る溝を設けたことを特徴とするプロセスカートリッジ
である。
【0006】本発明の第2の発明は前記リンク部材先端
部は軸受に直交する方向の断面形状が前記リンク部材の
回動軸の直径よりも大きな1辺と、前記直径よりも小さ
な1辺をもつ略矩形形状であることを特徴とする第1の
発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0007】本発明の第3の発明は前記プロセスカート
リッジを前記画像形成装置に着脱する際の前記リンク部
材の回動角度は180°以下であることを特徴とする第
1の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0008】本発明の第4の発明は前記リンク部材の回
動軸の突起と前記カートリッジ枠体に設けられた取付孔
の溝は前記プロセスカートリッジを前記画像形成装置に
着脱する際の前記リンク部材の動作角度範囲外の位置に
おいて一致することを特徴とする第1又は第2もしくは
第3の発明に記載のプロセスカートリッジである。
【0009】本発明の第5の発明は前記プロセスカート
リッジとは、帯電手段、現像手段またはクリーニング手
段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、こ
のカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能と
するものであることを特徴とする第1から第4の発明の
何れか1つに記載のプロセスカートリッジである。
【0010】本発明の第6の発明は前記プロセスカート
リッジとは、帯電手段、現像手段、クリーニング手段の
少なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリ
ッジ化して画像形成装置本体に対して着脱可能とするも
のであることを特徴とする第1から第4の発明の何れか
1つに記載のプロセスカートリッジである。
【0011】本発明の第7の発明は前記プロセスカート
リッジとは、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを
一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とする
ものであることを特徴とする第1から第4の発明の何れ
か1つに記載のプロセスカートリッジである。
【0012】本発明の第8の発明は第1から第7の発明
の何れか1つに記載のプロセスカートリッジを着脱自在
に備え、プロセスカートリッジ装着動作に連動して前記
リンク部材に接触してシャッタ部材を開く面をプロセス
カートリッジ装着部に備えたことを特徴とする画像形成
装置である。
【0013】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電
子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカート
リッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に
着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されて
いる。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置の
メンテナンスをサービスマンによらずに使用者自身で行
うことが出来るので、格段に操作性を向上させることが
出来る。そのためにこのプロセスカートリッジ方式は、
画像形成装置において広く用いられている。
【0014】このようなプロセスカートリッジにあって
は、画像形成装置本体に装着するために、電子写真感光
体等の各部材を収容したカートリッジ枠体の両外面にガ
イド部となる円柱状のボスを設け、このボスを装置本体
に形成したガイドレールに沿わせて挿入するように構成
している。
【0015】また前記カートリッジ枠体の下部には感光
体ドラムが搬送される記録媒体に接触するための開口部
が形成してあり、カートリッジ未使用時には前記開口部
をドラムシャッタ部材で閉じることにより、感光体ドラ
ムを保護している。このシャッタ部材は、現像枠体の長
手方向外側面の一方側には軸を中心に回動可能なシャッ
タアームと、現像枠体の長手方向両外側面の回動中心を
中心に回動可能なリンク部材によって回動可能に支持さ
れているのが一般的である。
【0016】そしてプロセスカートリッジを挿入すると
シャッタ部材が開き、逆にプロセスカートリッジを抜き
とるとネジリコイルバネ等の付勢等によってシャッタ部
材が自動的に閉じるよう構成されている。また、リンク
部材としては鋼線等の棒状部材を曲げ加工して作製して
いるのが一般的である。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の第1の発明の実施の形態
は画像形成装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジ
において、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光
体ドラムに作用するプロセス手段としての帯電器、現像
器及びクリーニング器と、前記電子写真感光体ドラム及
びプロセス手段を支持する全体として容器状のカートリ
ッジ枠体と、前記プロセスカートリッジを前記画像形成
装置本体より取り出したときに前記電子写真感光体ドラ
ムを保護するためのシャッタ部材と、前記プロセスカー
トリッジを前記画像形成装置本体に着脱する動作に連動
して前記シャッタ部材を開閉するためのカートリッジ枠
体の取付孔に回転自在に嵌合した回動軸を備えたリンク
部材と、を有し、リンク部材の回動軸のカートリッジ枠
体の取付孔への嵌合部より先端側に回動軸の外周から放
射方向に突起を設けると共にカートリッジ枠体の取付孔
の内周から放射方向に前記突起の通過し得る溝を設けた
ことを特徴とするプロセスカートリッジである。
【0018】又、ここでリンク部材は四節連鎖機構の一
節である。
【0019】ここで突起の通過し得る溝とは、カートリ
ッジ枠体の取付孔の内外側面間に溝が貫通していること
をいうものである。
【0020】本発明の第2の発明の実施の形態は前記リ
ンク部材先端部は軸線に直交する方向の断面形状が前記
リンク部材の回動軸の直径よりも大きな1辺と、前記直
径よりも小さな1辺をもつ略矩形形状であることを特徴
とする第1の発明の実施の形態に記載のプロセスカート
リッジである。
【0021】本発明の第3の発明の実施の形態は前記プ
ロセスカートリッジを前記画像形成装置に着脱する際の
前記リンク部材の回動角度は180°以下であり、突起
は周方向を等配して2個所であることを特徴とする第1
の発明の実施の形態に記載のプロセスカートリッジであ
る。
【0022】本発明の第4の発明の実施の形態は前記リ
ンク部材の回動軸の突起と前記カートリッジ枠体に設け
られた取付孔の溝には前記プロセスカートリッジを前記
画像形成装置に着脱する際の前記リンク部材の動作角度
範囲外の位置において一致することを特徴とする第1又
は第2もしくは第3の発明の実施の形態に記載のプロセ
スカートリッジである。
【0023】動作範囲外であれば、プロセスカートリッ
ジを画像形成装置に着脱する際、リンク部材は取付孔か
ら外れることはない。
【0024】本発明の第5の発明の実施の形態は前記プ
ロセスカートリッジとは、帯電器、現像器またはクリー
ニング器と電子写真感光体ドラムとを一体的にカートリ
ッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対し
て着脱可能とするものであることを特徴とする第1から
第4の発明の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ
である。
【0025】本発明の第6の発明の実施の形態は前記プ
ロセスカートリッジとは、帯電器、現像器、クリーニン
グ器の少なくとも一つと電子写真感光体ドラムとを一体
的にカートリッジ化して画像形成装置本体に対して着脱
可能とするものであることを特徴とする第1から第4の
発明の何れか1つに記載のプロセスカートリッジであ
る。
【0026】本発明の第7の発明の実施の形態は前記プ
ロセスカートリッジとは、少なくとも現像器と電子写真
感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して装置本体
に着脱可能とするものであることを特徴とする第1から
第4の発明の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ
である。
【0027】本発明の第8の発明の実施の形態は第1か
ら第7の発明の何れか一つに記載のプロセスカートリッ
ジを着脱自在に備え、プロセスカートリッジ装着動作に
連動して前記リンク部材に接触してシャッタ部材を開く
面をプロセスカートリッジ装着部の装着用ガイドの傍に
備えたことを特徴とする画像形成装置である。
【0028】以下、上記の実施の形態について図面を用
いて詳細に説明する。
【0029】尚以下の説明で長手方向とはプロセスカー
トリッジの着脱方向に直角な方向をいう。
【0030】(実施の形態1)プロセスカートリッジ及
びこれを装着可能な画像形成装置について、図1乃至図
19を参照して具体的に説明する。尚、図1及び図2は
プロセスカートリッジの外観説明図であり、図3は図1
のY矢視図、図4はリンク部材取付孔の拡大図、図5は
図3のZ方向から見たリンク部材の取付説明図である。
【0031】図6は図5におけるリンク部材の回動軸先
端部の側面図、また、図7はプロセスカートリッジを装
着した画像形成装置の構成模式説明図、図8はプロセス
カートリッジの縦断面図であり、図9乃至図11はプロ
セスカートリッジの装着手段の構成説明図、図12乃至
図16はプロセスカートリッジの装着状態説明図、図1
7から図19は後述する他の実施の形態の説明図であ
る。
【0032】ここでは説明の順序として、まずプロセス
カートリッジ及びこれを用いる画像形成装置の全体構成
を説明し、リンク部材の取付け構成、プロセスカートリ
ッジの着脱構成について説明する。
【0033】{全体構成}この電子写真画像形成装置
(レーザービームプリンタ)Aは、図7に示すように、
光学系1から画像情報に基づいた情報光をドラム形状の
電子写真感光体へ照射して該感光体に潜像を形成し、こ
の潜像を現像剤(以下「トナー」という)で現像してト
ナー像を形成する。そして前記トナー像の形成と同期し
て、記録媒体2を給紙カセット3aからピックアップロ
ーラ3b及びこれに圧接する圧接部材3cで一枚ずつ分
離給送すると共に、搬送ローラ対3d、レジストローラ
対3e等からなる搬送手段3で搬送し、且つプロセスカ
ートリッジBとしてカートリッジ化された前記電子写真
感光体に形成したトナー像を転写手段としての転写ロー
ラ4に電圧印加することによって記録媒体2に転写し、
その記録媒体2を搬送ベルト3fによって定着手段5へ
と搬送する。この定着手段5は駆動ローラ5aと、ヒー
タ5bを内蔵すると共に支持体5cによって回転可能に
支持された筒状シートで構成した定着回転体5dからな
り、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写ト
ナー像を定着する。そしてこの記録媒体2を排出ローラ
対3g,3hで搬送し、反転搬送経路を通して排出部6
へと排出する如く構成している。尚、この画像形成装置
Aは、手差しトレイ3i及びローラ3jによって手差し
給送も可能となっている。
【0034】(プロセスカートリッジ)一方、前記プロ
セスカートリッジBは、電子写真感光体と、少なくとも
1つのプロセス手段を備えたものである。ここでプロセ
ス手段としては、例えば電子写真感光体を帯電させる帯
電手段、電子写真感光体に形成された潜像を現像する現
像手段、電子写真感光体表面に残留するトナーをクリー
ニングするためのクリーニング手段等がある。本実施例
のプロセスカートリッジBは、図8に示すように、感光
層を有する電子写真感光体である感光体ドラム7を回転
し、帯電手段である帯電ローラ8へ電圧印加して前記感
光体ドラム7の表面を一様に帯電し、この帯電した感光
体ドラム7に対して前記光学系1からの光像を開口部9
を介して露光して潜像を形成し、該潜像を現像手段10
によって現像するように構成している。
【0035】前記現像手段10は、トナー収納部10a
内のトナーを送り手段である回転可能な第1送り部材1
0b1及び第2送り部材10b2で送り出し、固定磁石
10cを内蔵した現像回転体である現像ローラ10dを
回転させると共に、現像ブレード10eによって摩擦帯
電電荷を付与したトナー層を現像ローラ10dの表面に
形成し、そのトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム7
へ転移させることによってトナー像を形成して可視像化
するものである。
【0036】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後
は、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム
7に残留したトナーを掻き落とすと共に、スクイシート
11bによってすくい取り、廃トナー収納部11cへ集
めるクリーニング手段11によって感光体ドラム7上の
残留トナーを除去するように構成している。
【0037】尚、前記感光体ドラム7等の各部材は、現
像下枠12aと現像下枠12b及び蓋部材12cを溶着
して一体化したトナー現像枠体12と、クリーニング枠
体13とを結合して構成したカートリッジ枠体に収納し
てカートリッジ化され、装置本体14に設けたカートリ
ッジ装着手段に対して着脱可能に装着される。
【0038】また前記カートリッジ枠体の下部には感光
体ドラム7が搬送される記録媒体2に接触するための開
口部が形成してあり、カートリッジ未使用時には前記開
口部をドラムシャッタ部材28で閉じることにより、感
光体ドラム7を保護している。このシャッタ部材28
は、図1、図2に示すように、現像下枠12aの長手方
向外側面の一方側には軸26を中心に回動可能シャッタ
アーム27と、現像下枠12aの長手方向両外側面の取
付孔29aを中心に回動可能リンク部材29の端部に夫
々枢着されていることによって回動可能に支持されてい
る。そして、プロセスカートリッジBを図10、図11
に示すガイドレール16に沿わせて挿入すると、リンク
部材29の突出部29bがガイドレール16の第1傾斜
面16a、第2傾斜面16bに当接することによってシ
ャッタ部材28が開き(図12乃至図16参照)、逆に
プロセスカートリッジBを抜きとると前記軸26に取り
付けたネジリコイルバネ31(図2参照)の付勢によっ
てシャッタ部材28が自動的に閉じるようになってい
る。
【0039】上記において図5に示すように現像枠体1
2aの少なくとも取付孔29aを設けた部分の壁12a
1は内部に空間があり、取付孔29aは該空間12a2
に貫通しているものである。
【0040】{リンク部材の取付構成}次に前記リンク
部材の取付けの構成について図1乃至図6により説明す
る。
【0041】リンク部材29は鋼線等の棒状部材を曲げ
加工して作製されており、ドラムシャッタ部材28が回
動可能に取付けられている。また、前記リンク部材29
には回動軸29cが長手方向両端部に設けられており前
記取付孔29aに挿入されている。図5及び図6に示す
ように、前記回動軸29cの先端部には矩形部29dが
設けられている。前記矩形部29dは回動軸29cの軸
線に直交する方向の断面形状が略矩形を成している。こ
れによって、回動軸29cの外周よりも放射方向に向っ
て突起29d1が矩形部29dに形成される。また、前
記取付孔29aは断面円形の回動軸29cが回動自在な
該軸受穴29a2の直径をわたり、幅t1の溝部29a
1が該軸受穴29a2の半径方向外方に向って設けられ
ている。
【0042】矩形部29dと取付孔29aは下記の寸法
関係が成り立つよう構成されている。即ち、対向する溝
部29a1の底間の距離をW1、該溝部の幅をt1と
し、矩形部29dの幅をW2、厚さをt2、回動軸29
cの直径をD1とすると W1>W2 かつ t1>t2 (1)式 W1>D1≫t1 (2)式 となっている。ただし、t1とt2の差は小さく、記号
≫はt1がD1より充分小さいという意味で用いられて
おり、軸受穴29a2の中心角が軸受として必要な大き
さとなることを意味している。
【0043】リンク部材29の取付けはリンク部材29
の矩形部29dと取付孔29aの溝部29a1が略平行
となるようにして、矩形部29dを取付孔29aに矢印
I方向に貫通させ矩形部29dを壁12a1の背部の空
間12a2内へ入れる。リンク部材29のプロセスカー
トリッジBを画像形成装置本体Aへの着脱時の動作範囲
はθ1(図3参照)である。そこで前記動作範囲内では
リンク部材29に図5の矢印Iと反対のリンク部材29
を現像枠体12aから外す方向の力が加わっても突起2
9d1が壁12a1と干渉し回動軸29cが取付孔29
aから外れてしまうことがないようにリンク部材29の
回動軸29c先端の矩形部29dとリンク部材29の取
付孔29aの溝部29a1が一致しないように位相を異
にしてある。例えば、前記矩形部29dはその断面の長
辺側(平たい側)がリンク部材29の図3の位置Kにお
ける節間部29Aと平行に設けられ、取付孔29aの溝
29a1は図3においてZ−Z断面線上に設けてある。
このZ−Z断面線はリンク部材29がプロセスカートリ
ッジBを画像形成装置本体Aへ着脱する際に図3に示す
角θ1回動する動作範囲から若干の余裕を見た範囲外の
角θ2の位置Kにあり、プロセスカートリッジBを画像
形成装置Aへ着脱する動作によっては、リンク部材29
は位置Kへ回動することがない。又、プロセスカートリ
ッジB単独での通常の取扱いにおいては、リンク部材2
9を位置Kへ回動するにはドラムシャッタ部材28を復
元するネジリコイルバネ31のバネ力が強くなるので位
置Kまでリンク部材29を回動することはない。
【0044】{プロセスカートリッジの着脱構成}次に
前記プロセスカートリッジBを画像形成装置Aに対して
着脱するための構成について説明する。
【0045】プロセスカートリッジBが装置外にあると
きドラムシャッタ部材28を支持するリンク部材29は
図3の位置CLにあり、ドラムシャッタ部材29は感光
体ドラム7を覆っている。
【0046】プロセスカートリッジBの着脱は図9に示
すように、開閉部材15を開いて行う。カートリッジ着
脱手段は、軸15a(図7参照)を中心にして開閉部材
15を開くと、図10及び図11に示すように、カート
リッジ装着スペースの左右両側面に前下がりであって、
下方へ膨出する湾曲形状(本実施例では略円弧形状)に
形成したガイドレール16が略対称に設けてあり、その
上方にはガイド部材17が取り付けてある。更に前記ガ
イドレール16の入口側には第1傾斜面16aとこれに
続いて前記第1傾斜面16aよりも大きな第2傾斜面1
6bが形成してある。
【0047】一方、ガイドレール16に対してプロセス
カートリッジBの長手方向両外側面には、ガイドレール
16に沿ってガイドされるガイド部が形成してある。こ
のガイド部は、カートリッジ枠体の長手方向両外側面の
略左右対称位置から突出するように構成してものであ
る。図1及び図2に示すように、第1ガイド部となるボ
ス18aと、第2ガイド部となるリブ18bを一体化し
て構成している。前記ボス18a部は感光体ドラム7の
支持軸の延長線上に位置し、リブ18bは前記ボス18
aから連続してプロセスカートリッジBの挿入方向後方
にガイドレール16の形状に合わせて下方へ膨出した湾
曲形状(本実施例では略円弧形状)に延設している。
【0048】上記構成において、プロセスカートリッジ
Bを装着する場合には、図12から図16に示すよう
に、ボス18a及びリブ18bをガイドレール16に沿
わせてプロセスカートリッジ先端を装置の光学手段1の
下に潜り込ませるように挿入する。ガイドレール16は
略円弧状に形成してあると共に、その上方にあるガイド
部材17もこれに倣った形状をしており、且つリブ18
bも同様な略円弧状であるために、挿入するに従ってプ
ロセスカートリッジBは略水平になる。更にプロセスカ
ートリッジBを押し込むと、図16に示すように、装置
本体14に設けた突当部材19がクリーニング枠体13
の先端の両端部付近に設けた当接面20に当接し、次に
プロセスカートリッジBのボス18aがガイドレール1
6の終端に形成した受け凹部16cに落ち込む。これに
より、感光体ドラム7の側端に固着したドラムギア21
(図1参照)が装置本体14側の駆動ギア22(図11
参照)と噛合し、プロセスカートリッジBへ駆動力を伝
達可能となる。
【0049】次に開閉部材15を閉じると、図16に示
すように、開閉部材15に軸支されると共にネジリコイ
ルバネ23で付勢された加圧部材24がクリーニング枠
体13のアーム部25に当接し、ネジリコイルバネ23
を捩りながら所定の圧力で加圧する。また、このとき装
置本体14に設けた突当部材19とプロセスカートリッ
ジBの当接面20が当接してプロセスカートリッジBが
位置決め装着される。
【0050】尚、プロセスカートリッジBの長手方向両
側に設けたボス18aのうち、一方側のボス18a(本
実施例では左側のボス)は中空となっており、該中空部
分に感光体ドラム7を支持する導電軸18c(図1参
照)が貫通している。この導電軸18cは感光体ドラム
7を構成するアルミニウム製の円筒状基体の内面に導電
板等を介して摺擦可能に接触しており、端部はボス18
aから露出している。一方、前記導電軸18cを設けた
側のボス18aがガイドされるガイドレール(本実施例
では左側のガイドレール)16の終端に形成した受け凹
部16cには導電性のアース部材30(図11参照)が
取り付けてある。このアース部材30は板状部材を装置
本体14の板金シャーシにネジ止め等によって取り付け
てあり、一部が前記凹部16cの内部へ露出している。
【0051】従って、プロセスカートリッジBが装着さ
れると前述したように前記ボス18aが前記凹部16c
に落ち込むが、このときボスから露出した導電軸18c
の端面が前記アース部材30と接触し、感光体ドラム7
が導電軸18c、アース部材30及び板金シャーシを介
してアースされる。
【0052】以上説明したように、リンク部材29に矩
形部29dによって突起29d1を設け、カートリッジ
枠体の取付孔29aに溝部29a1を設け、リンク部材
29の動作範囲外の位置でリンク部材29を取付け可能
に構成することによりプロセスカートリッジBの着脱時
等にリンク部材29を抜く方向の外力が加わった場合
に、リンク部材29が取付孔29aから外れてしまうこ
とがない。
【0053】また回動軸部の長手寸法を短くすることが
可能となるためカートリッジ枠体内のスペースを有効に
使用することが可能となる。
【0054】(他の実施の形態)前述した実施例に係る
プロセスカートリッジB及び画像形成装置の各部の他例
について説明する。
【0055】前述した第1の実施の形態では、リンク部
材29の取付孔29aが現像枠体に設けた例を示した
が、クリーニング枠体等他のプロセスカートリッジを構
成する枠体に設けても構わない。また矩形部29dの形
状は同様の効果を生む形状であればよい。例えば、図1
7に示すように、回動軸29cと同芯で矩形部29の端
面に回動軸29cと同径の短かい円筒部29c1を設け
ると、該円筒部を先ず取付孔29aの軸受穴29a2に
嵌め込み、リンク部材29を動作範囲外に回動して取付
穴29aに回動軸29cを嵌合できる。
【0056】また図18に示すように回動軸29cに矩
形部29dの端部と同形に突起29d1を設けてもよ
い。この場合は突起29d1は回動軸29cの両側で
も、片側でもよい。尚図18のものは図19の矢印方向
から円筒形の回動軸29cを成形加工して設けてよい。
尚、突起29d1を周方向に複数設ける場合に不等配と
するとリンク部材29は360°の回転の一個所での
み、現像枠体12aに組付け取り外しが可能となる。
【0057】また前述したプロセスカートリッジBは単
色画像を形成するためのものであったが、プロセスカー
トリッジは単色の画像を形成する場合のみならず現像手
段を複数設け、複数色の画像(例えば2色画像、3色画
像或はフルカラー等)を形成するカートリッジにも好適
に適用することが出来る。
【0058】また現像方法としても、公知の2成分磁気
ブラシ現像法、カスケード現像法、タッチダウン現像
法、クラウド現像法等の種々の現像法を用いることが可
能である。
【0059】また電子写真感光体としては、前記感光体
ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含まれ
る。まず感光体としては光導電体が用いられ、光導電体
としては例えばアモルファスシリコン、アモルファスセ
レン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OP
C)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形状とし
ては、例えばドラム状、ベルト状等の回転体及びシート
状等が含まれる。尚、一般的にはドラム状又はベルト状
のものが用いられており、例えばドラムタイプの感光体
にあっては、アルミ合金等のシリンダ上に光導電体を蒸
着又は塗工等を行ったものである。
【0060】また帯電手段の構成も、前述した第1実施
例では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成として従
来から用いられているタングステンワイヤーの三方周囲
にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステンワ
イヤーに高電圧を印加することによって生じた正又は負
のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの
表面を一様に帯電する構成を用いても良いことは当然で
ある。
【0061】尚、前記帯電手段として前記ローラ型以外
にも、ブレード型(帯電ブレード)、パッド型、ブロッ
ク型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0062】また感光体ドラムに残存するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0063】また前述したプロセスカートリッジとは、
例えば電子写真感光体と、少なくともプロセス手段の1
つを備えたものである。従って、そのプロセスカートリ
ッジの態様としては、前述した実施例のもの以外にも、
例えば電子写真感光体と帯電手段とを一体的にカートリ
ッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。電子写真感
光体と現像手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本
体に着脱可能にするもの。電子写真感光体とクリーニン
グ手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱
可能にするもの。更には電子写真感光体と、前記プロセ
ス手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的にカート
リッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等がある。
【0064】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段クリーニング手段の少な
くとも1つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ
化して画像形成装置本体に着脱可能とするものである。
更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的に
カートリッジ化して装置本体に着脱可能とするものをい
う。
【0065】更に前述した実施例では画像形成装置とし
てレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこれ
に限定する必要はなく、例えば電子写真複写機、ファク
シミリ装置、或はワードプロセッサ等の他の画像形成装
置に使用することも当然可能である。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リンク部材の回動軸に突起を設け、カートリッジ枠体の
取付孔に溝部を設け、リンク部材の動作範囲外の位置で
リンク部材を取付けるよう構成することによりプロセス
カートリッジの着脱時等の使用時においてリンク部材が
取付孔から外れてしまうことがない。
【0067】また回動軸部の長手寸法を短くすることが
可能となるためカートリッジ枠体のスペースを有効に使
用することが可能となり更に、リンク部材取付時の作業
性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】プロセスカートリッジの左外側側面の外観斜視
図である。
【図2】プロセスカートリッジの右外側側面の外観斜視
図である。
【図3】図1のY方向からの矢視図である。
【図4】リンク取付孔の拡大正面図である。
【図5】図3のZ−Z断面図である。
【図6】リンク部材の回動軸先端の側面図である。
【図7】画像形成装置の構成模式縦断面図である。
【図8】プロセスカートリッジの構成模式縦断面図であ
る。
【図9】プロセスカートリッジを着脱する状態を説明す
る斜視図である。
【図10】プロセスカートリッジの着脱をガイドする右
側ガイド構成の斜視図である。
【図11】プロセスカートリッジの着脱をガイドする左
側ガイド構成の斜視図である。
【図12】プロセスカートリッジを画像形成装置に装着
する状態を説明するための模式縦断面図である。
【図13】プロセスカートリッジを画像形成装置に装着
する状態を説明するための模式縦断面図である。
【図14】プロセスカートリッジを画像形成装置に装着
する状態を説明するための模式縦断面図である。
【図15】プロセスカートリッジを画像形成装置に装着
する状態を説明するための模式縦断面図である。
【図16】プロセスカートリッジを画像形成装置に装着
する状態を説明するための模式縦断面図である。
【図17】リンク部材の回動軸の先端の他例の斜視図で
ある。
【図18】リンク部材の回動軸の先端の他例の斜視図で
ある。
【図19】リンク部材の回動軸の先端の他例の斜視図で
ある。
【符号の説明】
A…画像形成装置 B…プロセスカートリッジ 1…光
学手段 2…記録媒体 3…搬送手段 3a…カセット 3b…ピックアップロ
ーラ 3c…圧接部材 3d…搬送ローラ 3e…レジストローラ 3f…搬送
ベルト 3g,3h…排出ローラ 3i…手差しトレイ
3j…ローラ 4…転写ローラ 5…定着手段 5a
…駆動ローラ 5b…ヒータ 5c…支持体 5d…定
着回転体 6…排出部 7…感光体ドラム 8…帯電ロ
ーラ 9…露光開口部 10…現像手段 10a…トナー収納部 10b1,10b2…トナー送
り部材 10c…磁石 10d…現像ローラ 10e…現像ブレード 11…ク
リーニング手段 11a…クリーニングブレード 11
b…スクイシート 11c…廃トナー収納部 12…トナー現像枠体 12a…現像枠体 12a1…
壁 12a2…空間 12b…現像下枠 12c…蓋部
材 13…クリーニング枠体 14…装置本体 15…開閉部材 15a…軸 16…ガイドレール 1
6a…第1傾斜面 16b…第2傾斜面 16c…凹部
17…ガイド部材 18a…ボス 18b…リブ
18c…導電軸 19…突当部材 20…当接面 21
…ドラムギア 22…駆動ギア 23…ネジリコイルバ
ネ 24…加圧部材 25…アーム部 26…軸 27
…シャッタアーム 28…ドラムシャッタ部材 29…
リンク部材 29a…取付孔 29a1…溝部 29a2…軸受穴
29b…突出部 29c…回動軸 29c1…円筒部
29d…矩形部 29d1…突起 30…アース部材
31…ネジリコイルバネ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 忍田 治久 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体と、 前記電子写真感光体に作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体及びプロセス手段とを支持するカー
    トリッジ枠体と、 前記プロセスカートリッジを前記画像形成装置本体より
    取り出したときに前記電子写真感光体を保護するための
    シャッタ部材と、 前記プロセスカートリッジを前記画像形成装置本体に着
    脱する動作に連動して前記シャッタ部材を開閉するため
    にカートリッジ枠体の取付孔に回転自在に嵌合した回動
    軸を備えたリンク部材と、を有し、 リンク部材の回動軸のカートリッジ枠体の取付孔への嵌
    合部より先端側に回動軸の外周から放射方向に突起を設
    けると共にカートリッジ枠体の取付孔の内周から放射方
    向に前記突起の通過し得る溝を設けたことを特徴とする
    プロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記リンク部材先端部は軸線に直交する
    方向の断面形状が前記リンク部材の回動軸の直径よりも
    大きな1辺と、前記直径よりも小さな1辺をもつ略矩形
    形状であることを特徴とする請求項1記載のプロセスカ
    ートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記プロセスカートリッジを前記画像形
    成装置に着脱する際の前記リンク部材の回動角度は18
    0°以下であることを特徴とする請求項1記載のプロセ
    スカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記リンク部材の回動軸の突起と前記カ
    ートリッジ枠体に設けられた取付孔の溝は、前記プロセ
    スカートリッジを前記画像形成装置に着脱する際の前記
    リンク部材の動作角度範囲外の位置において一致するこ
    とを特徴とする請求項1又は2もしくは3記載のプロセ
    スカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
    とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画
    像形成装置本体に対して着脱可能とするものであること
    を特徴とする請求項1から4の何れか1つに記載のプロ
    セスカートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電
    子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成
    装置本体に対して着脱可能とするものであることを特徴
    とする請求項1から4の何れか1つに記載のプロセスカ
    ートリッジ。
  7. 【請求項7】 前記プロセスカートリッジとは、少なく
    とも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッ
    ジ化して装置本体に着脱可能とするものであることを特
    徴とする請求項1から4の何れか1つに記載のプロセス
    カートリッジ。
  8. 【請求項8】 請求項1から7の何れか1つに記載のプ
    ロセスカートリッジを着脱自在に備え、プロセスカート
    リッジ装着動作に連動して前記リンク部材に接触してシ
    ャッタ部材を開く面をプロセスカートリッジ装着部に備
    えたことを特徴とする画像形成装置。
JP7199191A 1995-07-11 1995-07-11 プロセスカートリッジ及び画像形成装置 Pending JPH0926739A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6075957A (en) * 1997-11-20 2000-06-13 Canon Kabushiki Kaisha Process cartridge and electrophotographic image forming apparatus

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