JPH09267079A - 基板処理装置 - Google Patents
基板処理装置Info
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- JPH09267079A JPH09267079A JP7897396A JP7897396A JPH09267079A JP H09267079 A JPH09267079 A JP H09267079A JP 7897396 A JP7897396 A JP 7897396A JP 7897396 A JP7897396 A JP 7897396A JP H09267079 A JPH09267079 A JP H09267079A
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Abstract
に同時に供給することができるようにする。 【解決手段】 第1水洗槽31内に敷設される搬送方向
に対して直交した面内で水平方向に対して傾斜した搬送
ローラ5で搬送されつつある基板Bの主面の搬送方向に
対する上位側端縁の上手側および下手側のそれぞれに向
けて基板Bの搬送方向に沿うように上記第1洗浄水L1
および第2洗浄水L2を吐出する上手側処理液供給手段
6aおよび下手側処理液供給手段6bと、上手側処理液
供給手段6aと下手側処理液供給手段6bとの間に基板
Bの主面を横断するように配設された中央部仕切りロー
ラ7aと、この中央部仕切りローラ7aを境にして基板
B搬送路の下部で上記第1水洗槽31を二分する仕切壁
33とが備えられている。
Description
布液、感光性ポリイミド樹脂、カラーフィルター用の染
色剤等からなる薄膜が表面に形成された液晶用のガラス
基板、フォトマスク用のガラス基板等を対象とし、これ
ら基板の主面に所定の処理液を供給することによって処
理する基板処理装置に関するものである。
に、洗浄水による洗浄処理を施してから後工程に搬送す
るようにした基板処理装置が知られている。かかる基板
処理装置は、薬液処理部、水洗部および乾燥部が直列に
配設されて形成されている。これら薬液処理部、水洗部
および乾燥部を貫通するように基板の搬送手段が敷設さ
れ、基板はこの搬送手段によって基板処理装置内を薬液
処理部、水洗部および乾燥部の順に搬送されつつ処理さ
れる。
リ洗浄液、現像液、エッチング液あるいは剥離液等の薬
液が表面に供給されて所定の処理が施され、ついで水洗
部において水洗処理が施され、最後に乾燥部において気
体の噴射等による乾燥処理が行われるようになってい
る。
処理が施された基板は、その表面に薬液が付着した状態
になっているため、そのまま薬液処理部から水洗部に移
されると、水洗部内に薬液が持ち込まれることになり、
循環使用される洗浄水が薬液の混入によって汚染され、
洗浄性能の維持が図れなくなるという不都合が生じる。
界部分にエアーナイフが配設され、その気体吐出口から
基板の表面に向けてカーテン状の気体を吹き付け、基板
の表面に付着している薬液を、基板の表面が乾燥しない
程度に薬液処理部内に向けて吹き戻し、これによって薬
液の水洗部への持ち込みを防止するようにしていた。
基板の大型化に伴い、基板が薬液処理部で薬液の供給を
受けつつ下流側が水洗部で洗浄水の供給を受けるという
工程の重複が生じるようになり、たとえ薬液処理部と水
洗部との境界部分でエアーナイフから基板の表面に向け
て気体を噴射しても、基板の上流側の表面には薬液が、
下流側の表面には洗浄水が同時に供給された状態になる
ため、基板の表面を通って薬液が洗浄部に入り込んだ
り、逆に洗浄水が薬液処理部に移動したりすることがあ
り、境界部分で液の確実な置換が行われなくなるという
問題が発生するようになった。
および水洗部の処理槽の長さを長くし、基板が薬液処理
部と水洗部との境界部分に差し掛かった状態では、薬液
および洗浄水のいずれもが基板に供給されないようにす
ることが考えられるが、このようにすると処理槽を大型
化しなければならず、設備コストが嵩むという新たな問
題点が発生する。
めのものであり、同一の処理槽内で異なる種類の処理液
を基板に同時に供給することができ、これによって設備
の小型化と、処理効率の向上との双方を達成し得る基板
処理装置を提供することを目的としている。
処理槽内の所定位置に配設された基板搬送路上を搬送方
向に搬送される基板の主面に処理液を供給して所定の処
理を施す基板処理装置において、上記基板搬送路の搬送
方向の上手側および下手側に設けられ、かつ、基板の搬
送方向に沿って処理液を吐出する上手側処理液供給手段
および下手側処理液供給手段と、上手側処理液供給手段
と下手側処理液供給手段との間で基板搬送路に交差した
仕切りローラとを備えたことを特徴とするものである。
側処理液供給手段および下手側処理液供給手段からそれ
ぞれ処理液を吐出させつつ基板搬送路に沿って基板を搬
送することにより、基板が上手側処理液供給手段に差し
掛かったときに基板の主面に上手側処理液供給手段から
の処理液が供給されて処理され、ついで、下手側処理液
供給手段差し掛かったときに、すでに上手側処理液供給
手段からの処理液によって処理された部分が下手側処理
液供給手段からの処理液によって処理され、基板の下流
端が下手側処理液供給手段から外れた時点で、基板の主
面は上手側処理液供給手段および下手側処理液供給手段
からの二種類の処理液による処理が完了した状態にな
る。
処理液供給手段との間には、仕切りローラが設けられて
いるため、この仕切りローラに遮られ、搬送中の基板上
で上手側処理液供給手段からの処理液と、下手側処理液
供給手段からの処理液とが混ざり合うことはなく、各処
理液の処理性能が確保される。
明において、上記処理槽は、上記仕切りローラの真下に
この仕切りローラと平行な仕切壁を有していることを特
徴とするものである。
から吐出された処理液と、下手側処理液供給手段から吐
出された処理液とは、仕切りローラによって基板主面上
での混合が防止された状態で各処理液は基板の幅方向の
側端縁から流下し、仕切壁によって相互に混ざり合わな
い状態で処理槽の底部に貯留される。
記載の発明において、上記基板搬送路は、搬送方向に直
交した面内で水平方向に対して傾斜するように形成さ
れ、上記上手側および下手側処理液供給手段は、搬送中
の基板の主面の上位側端縁に向けて処理液を吐出するよ
うに取り付け位置が設定されていることを特徴とするも
のである。
よび下手側処理液供給手段からそれぞれ吐出された処理
液は、傾斜姿勢で搬送されつつある基板の傾斜に沿って
流下するため、基板主面上での液切れが良好になる。
記載の発明において、上記基板搬送路は水平に形成さ
れ、上記上手側および下手側処理液供給手段は、搬送中
の基板の主面の幅方向の中央部における上手側および下
手側のそれぞれに向けて処理液を吐出するように取り付
け位置が設定され、基板搬送路における上手側処理液供
給手段の上手側、および基板搬送路における下手側処理
液供給手段の基板搬送路における下手側で、搬送中の基
板の主面を幅方向に横断する上手側仕切りローラ、およ
び下手側仕切りローラが設けられていることを特徴とす
るものである。
液供給手段の下流側の基板主面上は、下手側仕切りロー
ラによって仕切られているため、下手側処理液供給手段
から吐出された処理液は基板主面上を下流側に液流状態
で移行せず、処理液の次工程への持ち出し量が少なくな
る。
上手側仕切りローラを設けることにより、上手側処理液
供給手段から吐出された処理液が基板主面上でこの上手
側仕切りローラに遮られて基板主面上を上流側に移行す
ることはなく、処理液の上流側工程への流入が阻止され
る。
いずれかに記載の発明において、上記仕切りローラは、
基板の端縁部に当接する両側部が中央部に比して大径で
あることを特徴とするものである。
幅方向の側端縁が大径部の外周面に当接した状態で中央
部の有効部分が小径部に対向した状態になり、小径部は
上記有効部分に当接しないため、当接した場合に起こる
基板の有効部分の損傷が回避される。
いずれかに記載の発明において、上手側処理液供給手段
の処理液吐出域および下手側処理液供給手段の処理液吐
出域の内の少なくとも一方であって、搬送方向と交差す
る基板の幅方向に亘って処理液を供給する第2の処理液
供給手段が設けられていることを特徴とするものであ
る。
処理液供給手段から吐出される処理液に加え、第2の処
理液給手段からの処理液も基板の主面に供給されるた
め、基板の主面上での処理液の流れに乱流が生じ、乱流
による混合で処理液と基板主面との接触状態が均一にな
り、処理液による基板主面の処理効率が向上する。ま
た、第2の処理液供給手段を洗浄部に設けると、基板表
面における処理液の衝突効果により、基板に付着したパ
ーティクル等の余剰物がより効率よく除去される。
置の第1実施形態が適用された基板処理装置群の一実施
形態を示す説明図である。基板処理装置群1は、基板の
主面に所定の薬液を供給して処理する薬液処理部2、こ
の薬液処理部2で薬液処理の施された基板Bを水洗する
水洗部3、およびこの水洗部3で水洗処理の施された基
板Bを乾燥する乾燥部4が直列に上流側から順次配設さ
れて形成されている。
箱型の薬液処理槽21および乾燥槽41を備えて形成さ
れている。また、水洗部3は、上流側の第1水洗槽31
と下流側の第2水洗槽32とを備えて形成されている。
第1水洗槽31内には前洗浄用の第1洗浄水L1を用い
て基板Bを洗浄する第1洗浄空間S1と、第1洗浄水L
1によって洗浄された基板Bに第2洗浄水L2を用いた
中間洗浄を施す第2洗浄空間S2とが形成されている。
また、第2水洗槽32において基板Bに純水による仕上
げ洗浄が施されるようになっている。また上記薬液処理
部2では処理液(薬液)として洗剤の混入された洗浄液
が用いられ、乾燥槽41では乾燥用の窒素またはドライ
エア等の気流が用いられている。
び下流壁には水平方向で互いに対向した基板通過口11
が開口され、この基板通過口11を通して基板Bが各槽
21,31,32,41に入出されるようになってい
る。
搬送する搬送手段としてはローラコンベアが適用されて
いる。このローラコンベアは、基板Bの搬送方向に直交
する面内で水平方向に対して傾斜した支持軸を有する搬
送ローラ5が搬送方向にほぼ等ピッチで並設されて形成
され、図略の駆動手段の駆動により同一方向に同期回転
されるようになっている。従って、基板Bの各槽21,
31,32,41内における搬送路は、搬送方向に対し
て全体的に幅方向に傾斜しており、基板Bはこの傾斜搬
送路に沿って傾斜姿勢で搬送されつつ、各槽21,3
1,32,41内で所定の処理が施される。本実施形態
においては、基板Bの水平面に対する傾斜角度α(図
3)は略5°に設定されている。
手段を介して傾斜姿勢に姿勢変更された後、薬液処理槽
21の直上流側に配設された搬送ローラ5に移載され、
ついで搬送ローラ5の駆動によって基板処理装置群1内
に導入され、ここで搬送ローラ5によって搬送方向(図
1の右方)に向けて搬送されつつ薬液処理槽21内にお
いて散液配管や処理液供給手段等の散液手段22からの
薬液の供給による所定の薬液処理が主面に施され、つい
で第1水洗槽31内の第1洗浄空間S1において処理液
供給手段6(上手側処理液供給手段6a)からの第1洗
浄水L1の供給を受けて前洗浄が施され、第2洗浄空間
S2において処理液供給手段6(下手側処理液供給手段
6b)からの第2洗浄水L2の供給を受けて中間洗浄処
理が施され、第2水洗槽32において純水供給ノズル3
4からの純水の供給を受けて仕上げ洗浄され、最後の乾
燥槽41においてエアナイフ42からの窒素またはドラ
イエア等の気体の噴射供給による乾燥処理が施された
後、乾燥槽41の直ぐ下流側に配設された図略の下流側
引継ぎ手段を介して元の水平姿勢に戻され、次工程に向
けて導出されるようになっている。
形態においては上記第1水洗槽31に適用されている。
以下本発明に係る基板処理装置10につき、第1水洗槽
31に適用された場合を例に挙げて説明する。図2は、
第1水洗槽(基板処理装置)31の第1実施形態を示す
一部切欠き斜視図である。この図に示すように、第1水
洗槽31内には、上流側および下流側の基板通過口11
間に、同一高されべルで搬送方向(右方)に向かって5
本の搬送ローラ5が配設され、図略の駆動手段による各
搬送ローラ5の同一方向の同期回転によって、上流側の
基板通過口11から第1水洗槽31内に導入された基板
Bは、下流側の基板通過口11に向けて第1水洗槽31
内を搬送されるようになっている。
側壁間に自軸心回りに回転可能に架橋されたローラ軸5
1と、このローラ軸51の左右両側部にローラ軸51と
共回り可能に設けられた左右一対の側部ローラ52と、
ローラ軸51の中央部に設けられた中央ローラ53とか
ら形成された、いわゆる部分支持型ローラが採用されて
いる。かかる部分支持型ローラを適用することにより、
搬送ローラ5と基板B裏面との接触域を少なくし、基板
Bの裏面への洗浄水や気体の供給を良好に行い得るとと
もに、洗浄過程や乾燥工程での搬送ローラ5との接触に
よる基板Bの裏面の汚染を最小限に抑えることが可能に
なる。
方側部に側部ローラ52と一体の鍔部52aを有してお
り、この鍔部52aによって各ローラ52,53上に載
置されて搬送される基板Bの横ずれを防止するととも
に、特に下位側の鍔部52aによって基板Bが搬送路の
傾斜面に沿って滑落するのを防止している。また、各ロ
ーラ52,53にはゴム等の柔軟性材料からなる緩衝材
としてのOリング54が外嵌されており、このOリング
54の滑り止め作用によって基板Bの搬送を確実に行い
得るようにしている。
部であって、搬送ローラ5の上位側の内壁面に搬送方向
に延びた支持枠体12が設けられ、この支持枠体12
に、下方に向いたスリット状の吐出口を搬送方向に沿わ
せるようにして配置された前後方向一対の処理液供給手
段6(上手側処理液供給手段6aおよび下手側処理液供
給手段6b)が固定されている。各処理液供給手段6
a,6bの前後方向の長さ寸法は、基板Bの長さ寸法
(搬送方向に延びる寸法)の略1/4に設定されてい
る。
側処理液供給手段6aに対向する部分から下位側の側端
縁に亘る部分に、上手側処理液供給手段6aからの第1
洗浄水L1の流下による第1洗浄域A1が形成されてい
るとともに、下手側処理液供給手段6bに対向する部分
から下位側の側端縁に亘る部分に第2洗浄域A2が形成
されている。
との境界部分には、基板Bの幅方向の全長に亘る長さ寸
法を備えた仕切りローラ7(中央部仕切りローラ7a)
が設けられ、この中央部仕切りローラ7aの仕切り作用
によって基板B上の第1洗浄域A1を流下する第1洗浄
水L1と、第2洗浄域A2を流下する第2洗浄水L2と
が相互に混合し合わないようにしている。
洗槽31内に配設された5本の搬送ローラ5の中央のも
のに対向してその上方に設けられている。そして第1水
洗槽31内に搬送された基板Bは、中央部の搬送ローラ
5と中央部仕切りローラ7aとに挾持された状態にな
り、これによって中央部仕切りローラ7aの仕切り作用
が確実になるようにしている。
下方には、仕切壁33が設けられ、この仕切壁33によ
って第1水洗槽31の底部に上手側貯留部33aと、下
手側貯留部33bとが形成されている。従って、上手側
処理液供給手段6aから吐出され、基板B上の第1洗浄
域A1を流下した第1洗浄水L1は、上手側貯留部33
aに一時貯留されるとともに、下手側処理液供給手段6
bから吐出され、基板B上の第2洗浄域A2を流下した
第2洗浄水L2は、下手側貯留部33bに一時貯留され
るようになっている。
側処理液供給手段6aに供給するための第1洗浄水L1
を貯留する第1洗浄水貯槽35と、下手側処理液供給手
段6bに第2洗浄水L2を供給するための第2洗浄水貯
槽36とが配設されている。そして、第1洗浄水貯槽3
5と上手側処理液供給手段6aとの間に第1洗浄水管路
35aが配設されているとともに、上手側貯留部33a
の底部と第1洗浄水貯槽35の頂部との間には第1洗浄
水戻り管路35bが配設され、これら第1洗浄水管路3
5aおよび第1洗浄水戻り管路35bによって第1洗浄
水貯槽35内の第1洗浄水L1を上手側処理液供給手段
6aを介して循環させる循環管路が形成されている。
供給手段6bとの間に第2洗浄水管路36aが配設され
ているとともに、下手側貯留部33bの底部と第2洗浄
水貯槽36の頂部との間には第2洗浄水戻り管路36b
が配設され、これら第2洗浄水管路36aおよび第2洗
浄水戻り管路36bによって第2洗浄水貯槽36内の第
2洗浄水L2を下手側処理液供給手段6bを介して循環
させる循環管路が形成されている。
の第1洗浄水管路35aには第1洗浄水ポンプ35cが
設けられているとともに、第1洗浄水ポンプ35cの直
ぐ下流側にはフィルター35dが設けられている。従っ
て、第1洗浄水ポンプ35cを駆動することにより、第
1洗浄水貯槽35内の第1洗浄水L1は、第1洗浄水管
路35aを通してまずフィルター35dで異物が除去さ
れ、ついで上手側処理液供給手段6aから搬送ローラ5
上の傾斜姿勢の基板B表面の上位側端縁に向けて吐出さ
れ、基板Bの傾斜に沿って流下しながら前洗浄を施した
後、基板Bの下位側端縁から上手側貯留部33aに落下
し、第1洗浄水戻り管路35bを介して第1洗浄水貯槽
35に戻され、以後、循環使用される。
の第2洗浄水管路36aには第2洗浄水ポンプ36cが
設けられているとともに、第2洗浄水ポンプ36cの直
ぐ下流側にはフィルター36dが設けられている。従っ
て、第2洗浄水ポンプ36cを駆動することにより、第
2洗浄水貯槽36内の第2洗浄水L2は、第2洗浄水管
路36aを通してまずフィルター36dで異物が除去さ
れ、ついで下手側処理液供給手段6bから搬送ローラ5
上の傾斜姿勢の基板B表面の上位側端縁に向けて吐出さ
れ、基板Bの傾斜に沿って流下しながら中間洗浄処理を
施した後、基板Bの下位側端縁から下手側貯留部33b
に落下し、第2洗浄水戻り管路36bを介して第2洗浄
水貯槽36に戻され、以後、循環使用される。
基板Bに第1洗浄水L1による前洗浄処理が施された
後、第2洗浄水L2による中間洗浄処理が施され、しか
も第1洗浄水L1と第2洗浄水L2とを別系統で循環使
用するのは以下の理由による。すなわち、基板Bは薬液
処理部2(図1)において薬液処理され、表面に薬液が
付着した状態で第1水洗槽31に導入されるため、この
薬液の付着した基板Bを洗浄する第1洗浄水L1と、中
間洗浄処理用の第2洗浄水L2とを別系統にしておかな
いと、第2洗浄水L2が薬液で汚染され、基板Bが段階
的に清浄化されなくなるからである。
示す一部切欠き斜視図である。この図に示すように、処
理液供給手段6は、前後方向に延びる長尺直方体状の本
体61と、この本体61の下部から延設された先細りの
ノズル部62とを備えて形成されている。上記本体61
は、内部に前後方向に延びる処理液供給管路63を有し
ているとともに、頂部に雄ネジの螺設された接続筒64
を有している。この接続筒64に洗浄水管路35a,3
6aの下流端に設けられたジョイント37が螺着される
ことにより、洗浄水管路35a,36aが各処理液供給
手段6a,6bの各々に接続されるようになっている。
管路63に連通した前後方向に延びるスリット状の処理
水吐出口65が設けられており、洗浄水管路35a、3
5bを通して本体61の処理液供給管路63に供給され
た洗浄水L1,L2は、処理水吐出口65から基板B上
に供給される。
ーラ5とに挟持された状態を示す正面図である。この図
に示すように、仕切りローラ7は、基板Bの幅方向に延
びる仕切りローラ軸71と、この仕切りローラ軸71の
両側部に設けられたフランジ部(大径部)72と、これ
らフランジ72に挟持され、かつ、フランジ72より若
干小径の液切り部(小径部)73とから構成されてい
る。上記液切り部73は、フランジ部72が基板Bの幅
方向の上面両縁部に当接するように長さ寸法が設定され
ている。従って、基板Bが仕切りローラ7の下部に搬送
された状態で、基板Bの幅方向の両側部は側部ローラ5
2の外周面とフランジ部72の外周面とに挟持され、こ
れによって基板Bの表面中央部と液切り部73の外周面
との間には距離dの隙間が形成された状態になってい
る。
切りローラ7aを挟んだ第1洗浄域A1および第2洗浄
域A2に吐出された第1洗浄水L1および第2洗浄水L
2が表面張力によって相互に混ざり合わない寸法に設定
されている。本実施例では、上記隙間dは0.1〜1.
0mmに設定され、これによって、基板Bの表面中央部
に形成された有効エリアが仕切りローラ7との接触によ
る損傷を受けないようにしているとともに、第1および
第2洗浄域A1,A2のそれぞれに上手側および下手側
処理液供給手段6a,6bから吐出された第1および第
2洗浄水L1,L2の混合が防止されるようにしてい
る。
5に対向して設けられ、これによって仕切りローラ7に
到達した基板Bは、搬送ローラ5上にあって、かつ、幅
方向の端縁が搬送ローラ5の側部ローラ52と、仕切り
ローラ7のフランジ部72とに挾持された安定した状態
になり、これによって基板Bの撓みが抑制され、隙間d
の一定化を確保した状態で液切り部73による液切りが
確実に行われるようにしている。
明図であり、(イ)は基板Bの搬送方向前端が第1洗浄
域A1に侵入した直後の状態、(ロ)は基板Bの後端側
が第1洗浄域A1に位置しているとともに、前端側が第
2洗浄域A2に位置している状態、(ハ)は基板Bが第
2洗浄域A2から導出された状態をそれぞれ示してい
る。
ーラ5の駆動により上流側(左方)の基板通過口11を
介して第1水洗槽31内に導入されて第1洗浄域A1に
侵入した基板Bは、その搬送方向前端部の上位側に上手
側処理液供給手段6aから吐出された第1洗浄水L1が
供給され、基板Bの前端側の表面を上位側から下位側に
向けて第1洗浄水L1が流下し、これによって基板Bの
表面に第1洗浄水L1による前洗浄処理が施される。前
洗浄処理後の第1洗浄水L1は基板Bの下位側端縁を通
って第1水洗槽33aの底部に落下する。そして、第1
洗浄水L1は基板Bの傾斜に沿って流下するため、第1
洗浄水L1が基板Bの表面を伝って基板Bの後端縁から
第1水洗槽33a外に漏れ出るという不都合は回避され
る。
ローラ5の駆動によって基板Bの前端側が第2洗浄域A
2に進入し、かつ、基板Bの後端側が第1洗浄域A1に
残っている状態になると、上手側処理液供給手段6aか
ら吐出された第1洗浄水L1が基板B中央部の上位側端
縁に供給され、これによって基板Bの第1洗浄域A1に
ある部分が第1洗浄水L1によって水洗されるととも
に、下手側処理液供給手段6bから吐出された第2洗浄
水L2が基板Bの第2洗浄域A2にある部分を洗浄処理
する。
との間には中央部仕切りローラ7aが設けられているた
め、この中央部仕切りローラ7aによって第1洗浄水L
1と第2洗浄水L2とは相互に混ざり合うことなく、そ
れぞれが仕切壁33によって仕切られた上手側貯留部3
3aと下手側貯留部33bとに流下する。そして、第2
洗浄水L2は基板Bの傾斜に沿って勢いよく流下し、下
流側には液流となって向かわないため、下手側処理液供
給手段6bを通過した基板Bの表面は、第2洗浄水L2
が極めて薄い薄膜状態で残留した状態になっている。
ローラ5の駆動で基板Bが完全に第2洗浄域A2から外
れた状態になると、基板Bの表面はすでに第1洗浄水L
1および第2洗浄水L2による水洗処理が完了し、か
つ、基板Bの表面には極めて薄い薄膜状態の第2洗浄水
L2が存在するのみの液切れ状態になっているため、次
工程である第2水洗槽32(図1)への第2洗浄水L2
の持込み量を最小限に抑えることができるとともに、基
板Bの表面が部分乾燥することに起因したパーティクル
の発生を確実に抑制することが可能になる。
0の第2実施形態を示す一部切欠き斜視図である。この
図に示すように、第2実施形態の第1水洗槽310は、
上手側処理液供給手段6aの上流側に、基板Bを幅方向
に横断するように上手側仕切りローラ7bが設けられて
いるとともに、下手側処理液供給手段6bの下流側に基
板Bを幅方向に横断するように下手側仕切りローラ7c
が設けられている。これらの仕切りローラ7は、上記中
央部仕切りローラ7aと同様に構成されている。その他
の構成は第1実施形態と同一である。
よれば、基板B上の第1洗浄域A1に上手側処理液供給
手段6aから吐出された第1洗浄水L1は、上手側仕切
りローラ7bの仕切り作用によって基板B上を上流側に
漏出しないため、第1洗浄水L1の薬液処理槽21内へ
の混入が確実に防止されるとともに、下手側仕切りロー
ラ7cの液切り作用によって、下手側仕切りローラ7c
の下流側における基板B表面の残留洗浄水量を少なく抑
えることが可能になり、第2水洗槽32への第2洗浄水
L2の持込み量を最小限度に抑えることが可能になる。
基板Bを水平姿勢あるいは傾斜姿勢で搬送するに際し、
基板Bの上位側の端縁に上手側処理液供給手段6aおよ
び下手側処理液供給手段6bからそれぞれ異なる処理液
(本実施形態では第1洗浄水L1と第2洗浄水L2)を
第1洗浄域A1および第2洗浄域A2に向けてそれぞれ
吐出するようにし、しかも、基板Bを傾斜姿勢で搬送す
るときには少なくとも第1洗浄域A1と第2洗浄域A2
との境界部分に基板Bを横断するように中央部仕切りロ
ーラ7aが配設される。また、基板Bを水平姿勢で搬送
するときには上記中央部仕切りローラ7aに加えて第1
洗浄域A1の上流側に上手側仕切りローラ7bを、第2
洗浄域A2の下流側には下手側仕切りローラ7cが配設
される。
第1水洗槽31の底部に仕切りローラ7を境にした仕切
壁33を設けてなるものであるため、仕切りローラ7の
仕切り作用によって第1洗浄水L1と第2洗浄水L2と
は基板B上で互いに混ざり合うことがない状態で基板B
の幅方向の側端縁から流下し、この流下時に基板Bの表
面に第1洗浄水L1による前洗浄処理、引き続き第2洗
浄水L2による中間洗浄処理が施される。
1の第3実施形態を示す一部切欠き斜視図である。図7
に示すように、第3実施形態においては、水平姿勢で搬
送される基板Bの処理を対象にしている。そして、搬送
ローラ5並びに中央部仕切りローラ7a、上手側仕切り
ローラ7bおよび下手側仕切りローラ7cはそれぞれ第
1水洗槽311の幅方向の側壁間に水平に架橋されてい
るとともに、これに応じて基板通過口11も水平方向に
延びるように開口されている。
ラ5によって搬送されつつ仕切りローラ7によって仕切
られた第1洗浄域A1および第2洗浄域A2に供給され
る第1洗浄水L1および第2洗浄水L2によって処理さ
れるようになっている。
120は、搬送ローラ5の上方において第1水洗槽31
1の幅方向の側壁間に差し渡された前後方向一対の側壁
間梁材121と、各側壁間梁材121の幅方向の中央部
に平行に架橋された一対のノズル支持梁材122とを備
えて形成され、上記上手側処理液供給手段6aおよび下
手側処理液供給手段6bは、各ノズル支持梁材122間
に挟持され、かつ、搬送方向に延びた状態で支持枠体1
20に固定されている。これによって上手側処理液供給
手段6aおよび下手側処理液供給手段6bから吐出され
た第1洗浄水L1および第2洗浄水L2は、基板B上の
第1洗浄域A1および第2洗浄域A2の幅方向の中央部
に吐出されることになる。その他は先の第2実施形態の
ものと同様に構成されている。
給手段6a,6bからの各洗浄水L1,L2は、搬送ロ
ーラ5によって搬送されつつある基板B上の第1洗浄域
A1および第2洗浄域A2の幅方向の中央部に吐出さ
れ、各洗浄域A1,A2に吐出された各洗浄水L1,L
2は、上手側仕切りローラ7bおよび中央部仕切りロー
ラ7a、並びに中央部仕切りローラ7aおよび下手側仕
切りローラ7cによって各洗浄域A1,A2外に漏出す
るのが防止された状態で幅方向に左右に分かれて流れ、
第1洗浄水L1は上手側貯留部33aに第2洗浄水L2
は下手側貯留部33bに流下する。
2の第4実施形態を示す一部切欠き斜視図である。この
実施形態においては、図2に示す第1実施形態の第1水
洗槽31がベースとして採用され、その中央部仕切りロ
ーラ7aの上手側および下手側に、搬送中の基板を横断
するように上手側散水配管(第2の処理液供給手段)6
0aおよび下手側散水配管(第2の処理液供給手段)6
0bがそれぞれ設けられることにより第1水洗槽312
が形成されている。各散水配管60a,60bは、下面
部に長手方向に亘って配列された複数の散水ノズル60
1を有している。これらの散水ノズル601としては、
コーンノズルや扇形ノズル等の通常のスプレーノズルが
採用されている。
水ノズル601を介して第1洗浄域A1の基板搬送方向
の中央部に向けて第1洗浄水貯槽35からの第1洗浄水
L1が供給されるとともに、下手側散水配管60bから
は、第2洗浄域A2の基板搬送方向の中央部に向けて第
2洗浄水貯槽36からの第2洗浄水L2が供給されるよ
うになっている。第4実施形態の第1水洗槽312は、
内部に上記のような散水配管60a,60bが設けられ
ている以外は、第1実施形態の第1水洗槽31と同一構
成である。
液供給手段6a,6bから吐出される処理液L1,L2
に加え、各散水配管60a,60bからも処理液L1,
L2が基板B主面の各洗浄域A1,A2にそれぞれ供給
されるため、基板Bの主面上での処理液L1,L2の流
れに乱流が生じ、乱流による混合で処理液L1,L2と
基板B主面との接触状態が均一になり、基板B主面の処
理効率を向上させることができる。また処理液L1,L
2の衝撃効果により、基板B主面に付着ているパーティ
クル等の余剰物をより効果的に洗浄することができる。
槽31内を搬送ローラ5によって搬送される基板Bの主
面に対向して上手側処理液供給手段6aおよび下手側処
理液供給手段6bを設け、これら各処理液供給手段6
a,6bから吐出された第1洗浄水L1と第2洗浄水L
2とが相互に混ざり合わないように仕切りローラ7が基
板Bを横断するように設け、しかも、仕切壁33で仕切
られた各貯留部33a,33bにおいて各洗浄水L1,
L2をそれぞれ回収するものであるため、第1洗浄水L
1による第1洗浄空間S1、および第2洗浄水L2によ
る第2洗浄空間S2(図1)を、従来のようにそれぞれ
別の処理槽で形成する必要はなく、1槽で賄うことが可
能になり、その分、設備コストの削減に寄与し得るとと
もに、基板の処理時間の短縮も実現し、処理効率を向上
させる上での効果も大きい。
るものではなく、以下の内容をも包含するものである。
種類の処理液として第1洗浄水L1および第2洗浄水L
2を用い、上手側処理液供給手段6aから第1洗浄水L
1を吐出し、下手側処理液供給手段6bから第2洗浄水
L2を吐出することによって、前洗浄処理と、中間洗浄
処理とを略同時に行うようにしているが、上手側処理液
供給手段6aに薬剤を供給し、下手側処理液供給手段6
bに洗浄水を供給するなど、まったく性状の異なる二種
類の処理液を同一処理槽内で使用するようにしてもよ
い。
1水洗槽31内の中央部仕切りローラ7aの上流側に上
手側仕切りローラ7b、下流側に下手側仕切りローラ7
cが設けているが、状況に応じて上手側仕切りローラ7
bおよび下手側仕切りローラ7cの内のいずれか一方の
みを採用するようにしてもよい。
水配管60a,60bは、第1実施形態の第1水洗槽3
1に適用されているが、本発明は、散水配管60a,6
0bが第1実施形態の第1水洗槽31に適用されること
に限定されるものではなく、第2および第3実施形態の
第1水洗層310,311にも適用可能である。
供給手段6から吐出される各洗浄水L1,L2によって
基板Bの表面のみが処理されるようになっているが、本
発明は、基板Bの表面のみを処理することに限定される
ものではなく、搬送中の基板Bの裏面上位側に各洗浄水
L1,L2を吐出する処理液供給手段を設け、この処理
液供給手段からの洗浄水L1,L2の吐出によって基板
Bの裏面をも処理するようにしてもよい。こうすること
によって基板Bの裏面の上位側に吐出された各洗浄水L
1,L2は、基板Bの傾斜に沿って流下するため、支障
なく基板Bの裏面が洗浄処理される。
水L1,L2を帯状で処理液供給手段6から吐出するよ
うにしているが、本発明は、このような処理液供給手段
6を採用することに限定されるものではなく、通常のコ
ーンノズル、扇型ノズル等から基板Bの上位側側縁部に
向けて各洗浄水L1,L2を吐出するようにしてもよ
い。
基板の上手側および下手側の主面に向けて基板の搬送方
向に沿うように処理液を吐出する上手側処理液供給手段
および下手側処理液供給手段が設けられ、上手側処理液
供給手段と下手側処理液供給手段との間に搬送中の基板
の主面を横断するように設けられた仕切りローラが設け
られているため、処理槽内において上手側処理液供給手
段および下手側処理液供給手段からそれぞれ処理液を吐
出させつつ基板搬送路に沿って基板を搬送することによ
り、基板の主面には、仕切りローラによって互いに分離
された状態で上手側処理液供給手段からの処理液と、下
手側処理液供給手段からの処理液とが順次供給され、異
なった二種類の処理液による処理が施される。
順次処理するに際し、従来のように、二種類の処理液が
混ざり合うのを防止すべく処理液毎に処理槽を設ける必
要はなく、一つの基板上に異なった種類の処理液を同時
に供給することが可能になり、設備の簡素化および処理
効率の向上を果たす上での効果が大きい。
基板搬送路の下部に、上記仕切りローラを境にしてその
真下に仕切壁が備えられ、これによって上手側処理液供
給手段から吐出された処理液と、下手側処理液供給手段
から吐出された処理液とは、仕切りローラによって基板
主面上での混合が防止された状態で基板幅方向の側端縁
から槽内に流下し、仕切壁によって相互に混ざり合わな
い状態で処理槽の底部に貯留されるため、処理槽の底部
に溜った各処理液の処理性能が確保される。従って、各
処理液を循環使用することができるようになる。
は、搬送方向に直交した面内で水平方向に対して傾斜す
るように形成されているため、基板は傾斜姿勢で搬送さ
れることになる。そして、上手側および下手側処理液供
給手段は、搬送中の基板の主面の上位側端縁に向けて処
理液を吐出するように取り付け位置が設定され、上手側
処理液供給手段および下手側処理液供給手段からそれぞ
れ吐出された処理液は、基板の傾斜に沿って流下するた
め、基板主面上での処理液の液切れが良好になり、各処
理液は混合されにくくなるとともに、下流側への処理液
の持出し量を少なくすることが可能になる。
は水平に形成されているため基板は水平姿勢で搬送され
るが、少なくとも下手側処理液供給手段の基板搬送方向
の下流側に、搬送中の基板の主面を幅方向に横断するよ
うに下手側仕切りローラが設けられているため、下手側
処理液供給手段から基板の幅方向の中央部に吐出された
処理液は、下手側仕切りローラによって遮られ、基板主
面上を下流側に液流状態で移行することはなく、従っ
て、処理液の次工程への持出し量を少なくした状態で基
板の主面を処理することができる。
上手側仕切りローラを設けることにより、上手側処理液
供給手段から吐出された処理液が基板主面上でこの上手
側仕切りローラに遮られて基板主面上を上流側に移行す
ることはなく、処理液の上流側工程への流入を阻止する
ことができる。
ラは、基板の端縁部に当接する両側部が中央部に比して
大径にしてあるため、搬送中の基板は、その幅方向の側
端縁が大径部の外周面に当接した状態で中央部の有効部
分が小径部に対向した状態になり、小径部は上記有効部
分に当接しないため、当接した場合に起こる基板の有効
部分の損傷を確実に防止することができる。
いは下手側処理液供給手段から吐出される処理液に加
え、第2の処理液給手段からの処理液も基板の主面に供
給されるため、基板の主面上での処理液の流れに乱流が
生じ、乱流による混合で処理液と基板主面との接触状態
が均一になり、処理液による基板主面の処理効率を向上
させることができる。また、第2の処理液供給手段を洗
浄部に設けると、基板表面における処理液の衝突効果に
より、基板に付着したパーティクル等の余剰物がより効
率よく除去される。
用された基板処理装置群の一実施形態を示す説明図であ
る。
示す一部切欠き斜視図である。
斜視図である。
た状態を示す正面図である。
(イ)は基板の搬送方向前端が第1洗浄域に侵入した直
後の状態、(ロ)は基板の後端側が第1洗浄域に位置し
ているとともに、前端側が第2洗浄域に位置している状
態、(ハ)は基板が第2洗浄域から導出された状態をそ
れぞれ示している。
示す一部切欠き斜視図である。
示す一部切欠き斜視図である。
示す一部切欠き斜視図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 処理槽内の所定位置に配設された基板搬
送路上を搬送方向に搬送される基板の主面に処理液を供
給して所定の処理を施す基板処理装置において、 上記基板搬送路の搬送方向の上手側および下手側に設け
られ、かつ、基板の搬送方向に沿って処理液を吐出する
上手側処理液供給手段および下手側処理液供給手段と、
上手側処理液供給手段と下手側処理液供給手段との間で
基板搬送路に交差した仕切りローラとを備えたことを特
徴とする基板処理装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の基板処理装置において、 上記処理槽は、上記仕切りローラの真下にこの仕切りロ
ーラと平行な仕切壁を有していることを特徴とする請求
項1記載の基板処理装置。 - 【請求項3】 上記基板搬送路は、搬送方向に直交した
面内で水平方向に対して傾斜するように形成され、上記
上手側および下手側処理液供給手段は、搬送中の基板の
主面の上位側端縁に向けて処理液を吐出するように取り
付け位置が設定されていることを特徴とする請求項1ま
たは2記載の基板処理装置。 - 【請求項4】 請求項1または2記載の基板搬送装置に
おいて、 上記基板搬送路は水平に形成され、上記上手側および下
手側処理液供給手段は、搬送中の基板の主面の幅方向の
中央部における上手側および下手側のそれぞれに向けて
処理液を吐出するように取り付け位置が設定され、基板
搬送路における上手側処理液供給手段の上手側、および
基板搬送路における下手側処理液供給手段の基板搬送路
における下手側で、搬送中の基板の主面を幅方向に横断
する上手側仕切りローラ、および下手側仕切りローラが
設けられていることを特徴とする基板処理装置。 - 【請求項5】 上記仕切りローラは、基板の端縁部に当
接する両側部が中央部に比して大径であることを特徴と
する請求項1乃至4のいずれかに記載の基板処理装置。 - 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の基板
搬送装置において、上手側処理液供給手段の処理液吐出
域および下手側処理液供給手段の処理液吐出域の内の少
なくとも一方であって、搬送方向と交差する基板の幅方
向に亘って処理液を供給する第2の処理液供給手段が設
けられていることを特徴とする基板処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7897396A JP3581483B2 (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 基板処理装置 |
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JPH09267079A true JPH09267079A (ja) | 1997-10-14 |
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Family
ID=13676854
Family Applications (1)
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JP (1) | JP3581483B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11202473A (ja) * | 1998-01-16 | 1999-07-30 | Dainippon Printing Co Ltd | マスク準備装置 |
CN108166026A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-06-15 | 重庆运城制版有限公司 | 一种版辊镀铬工艺 |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP7897396A patent/JP3581483B2/ja not_active Expired - Fee Related
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CN108166026A (zh) * | 2017-11-29 | 2018-06-15 | 重庆运城制版有限公司 | 一种版辊镀铬工艺 |
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