JPH09266844A - 泡たて装置及びその装置を装着した家具 - Google Patents
泡たて装置及びその装置を装着した家具Info
- Publication number
- JPH09266844A JPH09266844A JP7805196A JP7805196A JPH09266844A JP H09266844 A JPH09266844 A JP H09266844A JP 7805196 A JP7805196 A JP 7805196A JP 7805196 A JP7805196 A JP 7805196A JP H09266844 A JPH09266844 A JP H09266844A
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- JP
- Japan
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- beer
- glass
- coaster
- container
- foaming device
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 容器に注がれたビール等の液体に適量の泡を
発生させ、爽やかな清涼感を与えて飲酒欲をそそる泡た
て装置を提供する。 【解決手段】 ビールなどが入ったグラス4をコースタ
ー3に載せると、検出部7がこれを検出し、この検出信
号に基づいてスイッチ9を閉成させ、電極6に電池8か
らの電圧が印加されて圧電素子5が振動する。これによ
り、グラス4のビールに振動が伝達されビールから泡が
発生するので、飲酒しようとする者に爽やかな清涼感を
与えて飲酒欲をそそるようになる。
発生させ、爽やかな清涼感を与えて飲酒欲をそそる泡た
て装置を提供する。 【解決手段】 ビールなどが入ったグラス4をコースタ
ー3に載せると、検出部7がこれを検出し、この検出信
号に基づいてスイッチ9を閉成させ、電極6に電池8か
らの電圧が印加されて圧電素子5が振動する。これによ
り、グラス4のビールに振動が伝達されビールから泡が
発生するので、飲酒しようとする者に爽やかな清涼感を
与えて飲酒欲をそそるようになる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、グラスに注いだビ
ール等に適量の泡を発生させる泡たて装置及びその装置
を装着した家具に関する。
ール等に適量の泡を発生させる泡たて装置及びその装置
を装着した家具に関する。
【0002】
【従来の技術】グラスに注いだ美酒、とりわけビールの
良否は、なんといっても飲んでみてののど越しの良さを
みなければならないが、品質判定基準のひとつに泡の細
かさ及びその持続性の有無がある。そして、泡の粒子が
細かで泡立ちが良く、その持続性があるものを良しと
し、ビールをグラスに注ぐときには、グラスを傾けない
で全体の1〜2割に泡が立つようにして注ぎ、ビールを
口に入れたらそのまま喉の奥に流し込み、一気に飲み込
んで清涼感を楽しむのを常としている。ところで、ビー
ルの泡立ちは、ホップに含まれているある種の化学物質
によるものであることは良く知られているが、この泡立
ちにいっそう爽やかな清涼感を与えてくれるのが、炭酸
ガスの気泡である。即ち、ビールには、0.4〜0.5
%の過飽和状態で炭酸ガスが溶け込んでいるので、ビー
ルをグラスに注ぐと、泡とともに炭酸ガスの気泡が立
ち、これがいっそう爽やかな清涼感を与えてくれるので
ある。
良否は、なんといっても飲んでみてののど越しの良さを
みなければならないが、品質判定基準のひとつに泡の細
かさ及びその持続性の有無がある。そして、泡の粒子が
細かで泡立ちが良く、その持続性があるものを良しと
し、ビールをグラスに注ぐときには、グラスを傾けない
で全体の1〜2割に泡が立つようにして注ぎ、ビールを
口に入れたらそのまま喉の奥に流し込み、一気に飲み込
んで清涼感を楽しむのを常としている。ところで、ビー
ルの泡立ちは、ホップに含まれているある種の化学物質
によるものであることは良く知られているが、この泡立
ちにいっそう爽やかな清涼感を与えてくれるのが、炭酸
ガスの気泡である。即ち、ビールには、0.4〜0.5
%の過飽和状態で炭酸ガスが溶け込んでいるので、ビー
ルをグラスに注ぐと、泡とともに炭酸ガスの気泡が立
ち、これがいっそう爽やかな清涼感を与えてくれるので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ビール
がグラスに注がれたときからしばらくたつと泡が立たな
くなり、また、注がれたビールをテーブルなどに放置し
ておくと全く泡が消え、グラスの中のビールには清涼感
を全く感じなくなることがあり、飲酒欲がそがれること
がある。
がグラスに注がれたときからしばらくたつと泡が立たな
くなり、また、注がれたビールをテーブルなどに放置し
ておくと全く泡が消え、グラスの中のビールには清涼感
を全く感じなくなることがあり、飲酒欲がそがれること
がある。
【0004】本発明の目的は、容器に注がれたビール等
の液体に適量の泡を発生させ、爽やかな清涼感を与えて
飲酒欲をそそる泡たて装置を提供することにある。ま
た、本発明の目的は、屋外でも使用できる泡たて装置を
提供することにある。また、本発明の目的は、間欠的に
泡を発生させて清涼感を持続させるとともに、省エネル
ギ化を図った泡たて装置を提供することにある。また、
本発明の目的は、家具の多機能化を図るために泡たて装
置を装着した家具を提供することにある。
の液体に適量の泡を発生させ、爽やかな清涼感を与えて
飲酒欲をそそる泡たて装置を提供することにある。ま
た、本発明の目的は、屋外でも使用できる泡たて装置を
提供することにある。また、本発明の目的は、間欠的に
泡を発生させて清涼感を持続させるとともに、省エネル
ギ化を図った泡たて装置を提供することにある。また、
本発明の目的は、家具の多機能化を図るために泡たて装
置を装着した家具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明の泡たて装置は、ビールなどの液体を入れた
容器を載せるためのコースターを設けた装置本体に、容
器を振動させる振動子と、振動子を励振させるための励
振部と、コースターに載せられた容器を検出する検出部
とを備え、検出部の検出信号に基づいてリミットスイッ
チやリレーを作動させて、励振部に電力を供給したり、
これを遮断したりするものである。前記振動子を励振さ
せる方法には、水晶振動子(振動子)を電極(励振部)
で挟んで電圧を印加すると電圧の大きさに応じて振動子
が変位することを利用するものや、上記水晶振動子をチ
タン酸バリウム又はPZT等の圧電セラミックに置換し
てなる超音波振動子(振動子)を利用するもの、或いは
磁気回路を形成してなる方法では、励振部で励磁された
電磁石の近傍に振動子を配すると電磁石に磁界の変化に
応じて振動子が変位することを利用するものや、磁界中
に置かれた可動コイル(振動子)に電気信号が流れる
と、励振部との間の電磁誘導作用によってコイルが変位
することを利用するものなどの種々のものがある。ま
た、容器がコースターに載せられたか否かを検出する方
法には各種のものがあるが、物理量である圧力を電気抵
抗の変化として検出したり、静電容量や電磁誘導の変化
を検出するようにしたものがある。このような本泡たて
装置では、ビールなどの液体を入れた容器をコースター
に載せると、検出部がこれを検出し、この検出信号に基
づいて励振部に電力が供給され、振動子が振動する。こ
れにより、容器の液体に振動が伝達され液体から泡が発
生するので、飲酒しようとする者に爽やかな清涼感を与
えて飲酒欲をそそるようになる。
に、本発明の泡たて装置は、ビールなどの液体を入れた
容器を載せるためのコースターを設けた装置本体に、容
器を振動させる振動子と、振動子を励振させるための励
振部と、コースターに載せられた容器を検出する検出部
とを備え、検出部の検出信号に基づいてリミットスイッ
チやリレーを作動させて、励振部に電力を供給したり、
これを遮断したりするものである。前記振動子を励振さ
せる方法には、水晶振動子(振動子)を電極(励振部)
で挟んで電圧を印加すると電圧の大きさに応じて振動子
が変位することを利用するものや、上記水晶振動子をチ
タン酸バリウム又はPZT等の圧電セラミックに置換し
てなる超音波振動子(振動子)を利用するもの、或いは
磁気回路を形成してなる方法では、励振部で励磁された
電磁石の近傍に振動子を配すると電磁石に磁界の変化に
応じて振動子が変位することを利用するものや、磁界中
に置かれた可動コイル(振動子)に電気信号が流れる
と、励振部との間の電磁誘導作用によってコイルが変位
することを利用するものなどの種々のものがある。ま
た、容器がコースターに載せられたか否かを検出する方
法には各種のものがあるが、物理量である圧力を電気抵
抗の変化として検出したり、静電容量や電磁誘導の変化
を検出するようにしたものがある。このような本泡たて
装置では、ビールなどの液体を入れた容器をコースター
に載せると、検出部がこれを検出し、この検出信号に基
づいて励振部に電力が供給され、振動子が振動する。こ
れにより、容器の液体に振動が伝達され液体から泡が発
生するので、飲酒しようとする者に爽やかな清涼感を与
えて飲酒欲をそそるようになる。
【0006】また、本発明の泡たて装置は、装置本体
に、前記励振部に電力を供給するための電源部、例えば
ボタン型アルカリ電池などを備えてなるので、商用電源
の使用が困難な屋外でも使用できる。また、本発明の泡
たて装置は、検出部で容器を検出すると、これを継続し
て振動させるのでなく、タイマー設定などして励振部に
電力を間欠的に供給するようにして一定時間ごとに振動
させると、継続的に泡が発生して清涼感を長い間持続さ
せるようにすることができ、また、電力の省エネルギ化
の観点からも好ましい。更に、容器を振動させる場合
に、容器に入っている液体の量に応じて振動の強さを変
えるようにしたものが好ましく、また、液体の量ととも
に、液体表面の泡立ち量をも考慮して振動の強さを変え
るようにしたものがより好ましい。また、本発明の泡た
て装置を装着した家具は、上述のような泡たて装置をテ
ーブルや椅子などに装着させ、これらの構成物品の一部
であるものにすると、家具の多機能化を図ることができ
る。
に、前記励振部に電力を供給するための電源部、例えば
ボタン型アルカリ電池などを備えてなるので、商用電源
の使用が困難な屋外でも使用できる。また、本発明の泡
たて装置は、検出部で容器を検出すると、これを継続し
て振動させるのでなく、タイマー設定などして励振部に
電力を間欠的に供給するようにして一定時間ごとに振動
させると、継続的に泡が発生して清涼感を長い間持続さ
せるようにすることができ、また、電力の省エネルギ化
の観点からも好ましい。更に、容器を振動させる場合
に、容器に入っている液体の量に応じて振動の強さを変
えるようにしたものが好ましく、また、液体の量ととも
に、液体表面の泡立ち量をも考慮して振動の強さを変え
るようにしたものがより好ましい。また、本発明の泡た
て装置を装着した家具は、上述のような泡たて装置をテ
ーブルや椅子などに装着させ、これらの構成物品の一部
であるものにすると、家具の多機能化を図ることができ
る。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の第1実施例
を図1を参照して説明する。本実施例に係る泡たて装置
1は、図1(A)に示すように、装置本体1aの下面を
下にしてテーブル2の上に載せられ、その上面には、凹
部3aを有するコースター3が形成され、この凹部3a
にビールなどの液体を入れたグラス(容器)4が安定し
て載せられるようになっている。そして、装置本体1a
の内部には、同図(B)に示すように、コースター3を
介してグラス4を振動させる圧電素子(振動子)5と、
この圧電素子5を励振させるための電極(励振部)6
と、コースター3に載せられたグラス4を検出する検出
部7と、電極6に電圧を印加するためのボタン型アルカ
リ電池(電源部)8とが備えられ、更に、検出部7の検
出信号に基づいて開閉動作するリミットスイッチ9が備
えられている。この場合、圧電素子5の振動をグラス4
に十分に伝達できるように、コースター3は適宜な材質
からなるものであるとともに、コースター3は、装置本
体1aの上面で振動可能なように支持される。また、グ
ラス4を間欠的に振動させる場合には、タイマー設定し
て電圧が電極6に間欠的に印加されるようにして圧電素
子5を振動させれば良いし、更に、グラス4を、ビール
の残量等に応じて振動させる場合には、その残量等に従
って電極6に印加する電圧を調節し圧電素子5の振幅や
振動周波数の大きさを変えるようにすれば良い。
を図1を参照して説明する。本実施例に係る泡たて装置
1は、図1(A)に示すように、装置本体1aの下面を
下にしてテーブル2の上に載せられ、その上面には、凹
部3aを有するコースター3が形成され、この凹部3a
にビールなどの液体を入れたグラス(容器)4が安定し
て載せられるようになっている。そして、装置本体1a
の内部には、同図(B)に示すように、コースター3を
介してグラス4を振動させる圧電素子(振動子)5と、
この圧電素子5を励振させるための電極(励振部)6
と、コースター3に載せられたグラス4を検出する検出
部7と、電極6に電圧を印加するためのボタン型アルカ
リ電池(電源部)8とが備えられ、更に、検出部7の検
出信号に基づいて開閉動作するリミットスイッチ9が備
えられている。この場合、圧電素子5の振動をグラス4
に十分に伝達できるように、コースター3は適宜な材質
からなるものであるとともに、コースター3は、装置本
体1aの上面で振動可能なように支持される。また、グ
ラス4を間欠的に振動させる場合には、タイマー設定し
て電圧が電極6に間欠的に印加されるようにして圧電素
子5を振動させれば良いし、更に、グラス4を、ビール
の残量等に応じて振動させる場合には、その残量等に従
って電極6に印加する電圧を調節し圧電素子5の振幅や
振動周波数の大きさを変えるようにすれば良い。
【0008】このような泡たて装置1では、ビールなど
が入ったグラス4をコースター3に載せると、検出部7
がこれを検出し、この検出信号に基づいてスイッチ9を
閉成させ、電極6に電池8からの電圧が印加されて圧電
素子5が振動する。これにより、グラス4内のビールに
振動が伝達されビールから泡が発生するので、飲酒しよ
うとする者に爽やかな清涼感を与えて飲酒欲をそそるよ
うになる。また、グラス4を間欠的に、或いは残量に応
じて振動させると、清涼感を長い間持続させることがで
き、また、電池8の消耗を減らすことができる。本実施
例において、グラス4を載せるためのコースター3に
は、グラス4を安定して置けるように凹部3aが設けら
れているものについて説明した。しかるに、グラス4か
ら溢れ出て凹部3aに溜まったビールを速やかに排出す
るとともに、排出されてテーブル2の上に流れ出したも
のが、装置本体1aの電池8の装填口から本体1aに侵
入しないように、図2に示すように、コースター3及び
装置本体1aの側面に凹部3aに通ずる複数の溢水溝3
b及び1bをそれぞれ設けるとともに(同図では1ヶ
所)、電池8の装填口8aが設けられた装置本体1aの
側面と本体1aの下面とが交じ合うところを切り欠いて
防水ライン1cを設けるようにするのが好ましい。とこ
ろで、本実施例では、グラス4を載せたコースター3に
振動を与えてグラス4内のビールから泡を発生させる場
合について説明したが、これに限ることなく、グラス4
を把持するホルダに振動を与えるようにしたもの、或い
はコースター3に替えて又はコースター3とともにグラ
ス4の側面に振動を与えるようにしたものであってもよ
いことは勿論である。また、本実施例のようにコースタ
ー3からの振動がグラス4内の液体、即ちビールに間接
的に伝達されるようにしたものでもよいが、この振動を
グラス4内のビールに効率よく伝達するために、グラス
4内のビールに直接振動を与えるようにしたものであっ
てもよい。
が入ったグラス4をコースター3に載せると、検出部7
がこれを検出し、この検出信号に基づいてスイッチ9を
閉成させ、電極6に電池8からの電圧が印加されて圧電
素子5が振動する。これにより、グラス4内のビールに
振動が伝達されビールから泡が発生するので、飲酒しよ
うとする者に爽やかな清涼感を与えて飲酒欲をそそるよ
うになる。また、グラス4を間欠的に、或いは残量に応
じて振動させると、清涼感を長い間持続させることがで
き、また、電池8の消耗を減らすことができる。本実施
例において、グラス4を載せるためのコースター3に
は、グラス4を安定して置けるように凹部3aが設けら
れているものについて説明した。しかるに、グラス4か
ら溢れ出て凹部3aに溜まったビールを速やかに排出す
るとともに、排出されてテーブル2の上に流れ出したも
のが、装置本体1aの電池8の装填口から本体1aに侵
入しないように、図2に示すように、コースター3及び
装置本体1aの側面に凹部3aに通ずる複数の溢水溝3
b及び1bをそれぞれ設けるとともに(同図では1ヶ
所)、電池8の装填口8aが設けられた装置本体1aの
側面と本体1aの下面とが交じ合うところを切り欠いて
防水ライン1cを設けるようにするのが好ましい。とこ
ろで、本実施例では、グラス4を載せたコースター3に
振動を与えてグラス4内のビールから泡を発生させる場
合について説明したが、これに限ることなく、グラス4
を把持するホルダに振動を与えるようにしたもの、或い
はコースター3に替えて又はコースター3とともにグラ
ス4の側面に振動を与えるようにしたものであってもよ
いことは勿論である。また、本実施例のようにコースタ
ー3からの振動がグラス4内の液体、即ちビールに間接
的に伝達されるようにしたものでもよいが、この振動を
グラス4内のビールに効率よく伝達するために、グラス
4内のビールに直接振動を与えるようにしたものであっ
てもよい。
【0009】次に、本発明の第2実施例に係る泡たて装
置を装着したテーブル10について図3を参照して説明
する。尚、同図において、上述した第1実施例に係る泡
たて装置1の構成要素と同一のものには同一番号を付す
とともに、その説明は割愛する。本実施例に係る泡たて
装置を装着したテーブル(家具)10は、上述した泡た
て装置1をテーブル2に組み込み、装置1をテーブル2
の構成物品の一部であるものとしたものである。即ち、
泡たて装置1を装着したテーブル10は、その上面10
aに複数個の凹部10bを設け、この凹部10bに泡た
て装置1を緩挿させてなるものであり、このようにして
組み込まれた泡たて装置1は、上述したのと同様に、ビ
ールの入ったグラス4をコースター3に載せると、ビー
ルから泡を発生させるので、飲酒しようとする者に爽や
かな清涼感を与えて飲酒欲をそそる。このように、テー
ブル10には、本来の機能に加えて新たな機能が付加さ
れるので、テーブル10の多機能化が図れる。この場
合、装置1の電源は、第1実施例で説明したように、装
置本体1a内に備えられているものであってもよいが、
装置本体1aにプラグを設け凹部10bに設けられたコ
ンセントに差し込むようにしたものであってもよいこと
は勿論である。ところで、テーブル10に緩挿される泡
たて装置1のコースター3に模様や色彩を付すようにす
れば、グラス4を載せる位置の目印となるとともに、テ
ーブル10に付された模様ともなり得る。
置を装着したテーブル10について図3を参照して説明
する。尚、同図において、上述した第1実施例に係る泡
たて装置1の構成要素と同一のものには同一番号を付す
とともに、その説明は割愛する。本実施例に係る泡たて
装置を装着したテーブル(家具)10は、上述した泡た
て装置1をテーブル2に組み込み、装置1をテーブル2
の構成物品の一部であるものとしたものである。即ち、
泡たて装置1を装着したテーブル10は、その上面10
aに複数個の凹部10bを設け、この凹部10bに泡た
て装置1を緩挿させてなるものであり、このようにして
組み込まれた泡たて装置1は、上述したのと同様に、ビ
ールの入ったグラス4をコースター3に載せると、ビー
ルから泡を発生させるので、飲酒しようとする者に爽や
かな清涼感を与えて飲酒欲をそそる。このように、テー
ブル10には、本来の機能に加えて新たな機能が付加さ
れるので、テーブル10の多機能化が図れる。この場
合、装置1の電源は、第1実施例で説明したように、装
置本体1a内に備えられているものであってもよいが、
装置本体1aにプラグを設け凹部10bに設けられたコ
ンセントに差し込むようにしたものであってもよいこと
は勿論である。ところで、テーブル10に緩挿される泡
たて装置1のコースター3に模様や色彩を付すようにす
れば、グラス4を載せる位置の目印となるとともに、テ
ーブル10に付された模様ともなり得る。
【0010】
【発明の効果】本発明の泡たて装置によれば、例えばビ
ールを飲むためにグラスを口に持っていき、そのグラス
をコースターに戻すたびに適当な振動を与えることによ
り、容器に注がれたビール等の液体に適量の泡を発生さ
せ、爽やかな清涼感を与えて飲酒欲をそそることができ
る。また、本発明の泡たて装置によれば、商用電源の使
用が困難な屋外でも使用できる。また、本発明の泡たて
装置によれば、間欠的に泡を発生させて清涼感を持続さ
せるとともに、省エネルギ化を図ることができる。ま
た、本発明の泡たて装置を装着した家具によれば、家具
の本来の機能に加え新たな機能を付加することにより多
機能化を図ることができる。
ールを飲むためにグラスを口に持っていき、そのグラス
をコースターに戻すたびに適当な振動を与えることによ
り、容器に注がれたビール等の液体に適量の泡を発生さ
せ、爽やかな清涼感を与えて飲酒欲をそそることができ
る。また、本発明の泡たて装置によれば、商用電源の使
用が困難な屋外でも使用できる。また、本発明の泡たて
装置によれば、間欠的に泡を発生させて清涼感を持続さ
せるとともに、省エネルギ化を図ることができる。ま
た、本発明の泡たて装置を装着した家具によれば、家具
の本来の機能に加え新たな機能を付加することにより多
機能化を図ることができる。
【図1】 本発明の第1実施例に係る泡たて装置の断面
図及びその構成を示すブロック図である。
図及びその構成を示すブロック図である。
【図2】 図1の泡たて装置に溢水溝や防水ラインを設
けたものの外観斜視図である。
けたものの外観斜視図である。
【図3】 本発明の第2実施例に係る泡たて装置を装着
したテーブルを示す一部断面図である。
したテーブルを示す一部断面図である。
1 泡たて装置 1a 装置本体 3 コースター 4 グラス(容器) 5 圧電素子(振動子) 6 電極(励振部) 7 検出部 8 ボタン型アルカリ電池(電源部) 10 泡たて装置を装着したテーブル(家
具)
具)
Claims (4)
- 【請求項1】 液体を入れた容器を載せるためのコース
ターを設けた装置本体に、前記容器を振動させる振動子
と、該振動子を励振させるための励振部と、前記コース
ターの容器を検出する検出部とを備え、該検出部の検出
信号に基づいて前記励振部に電力を供給することを特徴
とする泡たて装置。 - 【請求項2】 前記装置本体に、前記検出部の検出信号
に基づいて前記励振部に電力を供給する電源部を備えて
なることを特徴とする請求項1に記載の泡たて装置。 - 【請求項3】 前記容器を振動させる場合に、間欠的に
振動させるようにしたことを特徴とする請求項1又は2
に記載の泡たて装置。 - 【請求項4】 前記装置本体を装着させ、該装置を構成
物品の一部とすることを特徴とする請求項1乃至3に記
載の泡たて装置を装着した家具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7805196A JPH09266844A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 泡たて装置及びその装置を装着した家具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7805196A JPH09266844A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 泡たて装置及びその装置を装着した家具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09266844A true JPH09266844A (ja) | 1997-10-14 |
Family
ID=13651059
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7805196A Pending JPH09266844A (ja) | 1996-04-01 | 1996-04-01 | 泡たて装置及びその装置を装着した家具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09266844A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2369105A (en) * | 2000-07-08 | 2002-05-22 | Bass Machine Holdings Ltd | Dispensing a beverage |
WO2015144173A1 (en) * | 2014-03-28 | 2015-10-01 | Menu A/S | A beer whisk and method for making beer foam |
WO2023112781A1 (ja) * | 2021-12-13 | 2023-06-22 | アサヒグループホールディングス株式会社 | 発泡装置 |
-
1996
- 1996-04-01 JP JP7805196A patent/JPH09266844A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2369105A (en) * | 2000-07-08 | 2002-05-22 | Bass Machine Holdings Ltd | Dispensing a beverage |
WO2015144173A1 (en) * | 2014-03-28 | 2015-10-01 | Menu A/S | A beer whisk and method for making beer foam |
WO2023112781A1 (ja) * | 2021-12-13 | 2023-06-22 | アサヒグループホールディングス株式会社 | 発泡装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A977 | Report on retrieval |
Effective date: 20050603 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Effective date: 20051108 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060307 |