JP2723690B2 - 超音波カラーオルガン - Google Patents

超音波カラーオルガン

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JP2723690B2
JP2723690B2 JP3119191A JP11919191A JP2723690B2 JP 2723690 B2 JP2723690 B2 JP 2723690B2 JP 3119191 A JP3119191 A JP 3119191A JP 11919191 A JP11919191 A JP 11919191A JP 2723690 B2 JP2723690 B2 JP 2723690B2
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    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B17/00Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups
    • B05B17/04Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods
    • B05B17/06Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations
    • B05B17/0607Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers
    • B05B17/0638Apparatus for spraying or atomising liquids or other fluent materials, not covered by the preceding groups operating with special methods using ultrasonic or other kinds of vibrations generated by electrical means, e.g. piezoelectric transducers spray being produced by discharging the liquid or other fluent material through a plate comprising a plurality of orifices
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B05B17/0653Details
    • B05B17/0676Feeding means
    • B05B17/0684Wicks or the like

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  • Special Spraying Apparatus (AREA)
  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも一部分の鍵
盤が押圧されたとき、それぞれの鍵盤に対応して設けら
れている超音波励振器の弾性振動によって所定の色の液
体を霧として吹き出させる超音波カラーオルガンに関す
る。
【0002】
【従来の技術】音を視覚としてとらえる装置には身近な
ものとして噴水や、形状記憶合金製の造花などが挙げら
れ、それらはいずれも音楽演奏に伴って動作する。しか
し、いずれの場合も自らが演奏するメロディに対応して
噴水が吹き出したり造花が動いたりするわけではなく、
それらは予め決められた音楽と、予め決められた動作を
する装置との組合せによる。つまり、音楽演奏と動作す
る装置とは別個の独立したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】音楽演奏を視覚でとら
える装置は、従来、音楽演奏と視覚でとらえられる動作
とは別個独立したものであって、自らが演奏するメロデ
ィに対応して装置が作動するわけではなかった。
【0004】本発明の目的は、超音波励振器を用いるこ
とによって自らの演奏に対応して様々な色の霧が噴出す
る超音波カラーオルガンを提供し、難聴の人にも音楽が
楽しめるようにすることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
めに本発明は次の手段を提供する。
【0006】少なくとも一部分の鍵盤が押圧されたと
き、該鍵盤について予め定められた色の霧を吹き出すオ
ルガンにおいて、少なくとも一部分の鍵盤にそれぞれ対
応して設けてある複数の超音波励振器と、これら超音波
励振器にそれぞれ液体を供給する複数の手段とを備え、
前記超音波励振器は、多数の穴が設けられた振動板を圧
電振動子に固着してなり、前記液体供給手段は、予め定
められた所定の色の液体を収容する貯液室と該液体を吸
収する保液材とを備え、対応する前記振動板に該保液材
を介して該液体を供給し、前記保液材はスポンジからな
り、前記振動板は前記保液材に接触して該保液材に吸収
されている前記液体を霧化することを特徴とする超音波
カラーオルガン。
【0007】前記圧電振動子は圧電磁器と、該圧電磁
器の分極軸に垂直な両面に形成されている電極とから成
り、前記振動板は、前記圧電振動子の少なくとも一方の
面上に固着されており、前記圧電振動子の外方に向けて
前記圧電振動子の該面にほぼ平行に突出する振動部を有
し、前記穴は前記振動部に設けられていて、前記穴にお
ける前記振動板の一方の開口面積と他方の開口面積とが
異なることを特徴とする前記に記載の超音波カラーオ
ルガン。
【0008】前記圧電振動子の共振周波数は前記圧電
振動子と前記振動板との複合体における2つの共振周波
数の中間値にほぼ等しく、前記圧電振動子は長さと幅の
寸法比が1に近くしかも1に等しくない矩形状の板であ
ることを特徴とする前記又はに記載の超音波カラー
オルガン。
【0009】前記圧電振動子は、分極軸に垂直な両面
をそれぞれ端面とし、前記分極軸に平行に貫通された穴
を有する柱状の圧電磁器と、前記両端面にそれぞれ固着
されている電極とから成り、前記振動板は、前記貫通穴
の開口を覆う位置または該貫通穴の内部に前記端面にほ
ぼ平行に少なくとも1箇所に設けてあり、前記振動板の
周縁は前記圧電振動子に固着されており、前記圧電振動
子に固着されている固着部分に囲まれている部分の振動
板は振動部を成し、前記穴は前記振動部に設けられてい
て、前記穴における前記振動板の一方の開口面積と他方
の開口面積とが異なることを特徴とする前記に記載の
超音波カラーオルガン。
【0010】前記圧電振動子の共振周波数のうちの一
つは前記圧電振動子と前記振動板との複合体の共振周波
数のうちの一つにほぼ等しく、前記圧電振動子は矩形状
または円環状で、前記圧電振動子の分極軸の方向の長さ
と、前記端面の外縁と内縁との最短距離との比はほぼ1
に等しいことを特徴とする前記又はに記載の超音波
カラーオルガン。
【0011】
【作用】前記に記載の超音波カラーオルガンの鍵盤が
押圧されると、前記圧電振動子には前記圧電振動子の共
振周波数にほぼ等しい周波数の交流信号が印加され、前
記圧電振動子は励振される。前記圧電振動子の励振は前
記振動板を振動させ、前記振動板に供給された所定の色
の液体は、前記振動板に設けられている穴の効果により
効率的に微細な粒子の霧にされる。前記超音波励振器は
少なくとも一部分の前記鍵盤にそれぞれ対応して複数個
設けられていることから、それぞれの前記超音波励振器
に別々の色の液体を供給することにより、それぞれの鍵
盤を押圧するごとに、音色とともに種々の色の霧を噴出
させることができる。穴の作用による霧化は粒子の微小
性、均一性を促し、しかも霧化効率を増大させることが
できるから、多量の霧化が低消費電力で実現でき、あわ
せて装置の小形化も容易にできる。
【0012】このに記載の超音波カラーオルガンで
は、さらに、前記振動板に前記保液材の一部が接してお
り、前記貯液室内の液体は前記保液材によって吸い上げ
られた後、前記振動板に接する部分の前記保液材から前
記振動板に順次供給される。本発明によれば、前記貯液
室内の液体の増減や振動による液面の変化などに影響さ
れることなく、常に安定した液体の供給を実現できるの
で、すべての鍵盤において鍵盤を一定時間押すごとに常
に一定量の霧を噴霧させることができる。
【0013】前記に記載の超音波カラーオルガンで
は、前記圧電振動子が前記圧電磁器と、前記圧電磁器の
分極軸に垂直な両面に形成されている電極とからなる。
交流電圧は該電極を介して前記圧電振動子に印加され、
前記振動子は励振される。このような簡単な構造の圧力
振動子の採用により、超音波カラーオルガンを小形化で
き、しかもこのオルガンでは高い効率で液体を霧化する
ことができる。また、前記振動板が前記圧電振動子の少
なくとも一方の面上に一体的に連なって固着されている
ことにより、前記振動部は、前記固着部を固定端とする
片持ち梁の形で屈曲振動するから、前記振動板に供給さ
れた液体はその弾性振動により霧化され、その振動板の
垂直上方に向けて霧として放散される。前記穴における
前記振動板の一方の開口面積と他方の開口面積とが異な
ることによる作用と前記振動部の振動との相乗効果によ
って液体の霧化作用は促進され、霧の発生量が増加しか
つ粒子の径が均一、微小になるから、前記鍵盤を押すご
とに音色とともに美しい霧を噴出させることができるだ
けでなく、多量の霧を噴出させることもできるし低消費
電力化もさらに促進される。
【0014】前記に記載の超音波カラーオルガンで
は、前記圧電振動子の共振周波数が、前記圧電振動子と
前記振動板との複合体における2つの共振周波数の中間
値にほぼ等しいから、その共通の共振周波数の電圧を前
記圧電振動子に印加することにより、該振動板は効率的
に励振され霧化効率が促進され、霧の発生量はさらに増
大する。従って、前記鍵盤の押圧による多量霧化が可能
となるだけでなく、低消費電力化も促進される。また、
前記圧電振動子が長さと幅の寸法比が1に近くてしかも
1に等しくない矩形状の板であることにより、前記圧電
振動子と前記振動板との複合体の結合振動が増強され、
霧化効率が促進されるから、前記鍵盤の押圧による多量
霧化や低消費電力化が促進される。
【0015】前記に記載の超音波カラーオルガンで
は、前記圧電振動子は前記分極軸に平行に貫通された穴
を有する柱状の圧電磁器と、前記両端面にそれぞれ固着
されている電極とから成り、交流電圧は該電極を介して
前記圧電振動子に印加される。前記振動板は、前記貫通
穴の開口を覆う位置または該貫通穴の内部にほぼ平行に
少なくとも1箇所に設けられていることから、前記圧電
振動子の振動エネルギーは効率良く前記振動板に伝搬
し、前記振動板を振動させるので、霧化効率を増大させ
ることができるから、前記鍵盤の押圧による多量霧化や
低消費電力化が促進される。前記圧電振動子に固着され
ている固着部分に囲まれた部分の振動板は振動部を成す
ことにより、該振動部は前記圧電振動子と一体となった
結合振動をするから、前記振動部に供給された液体はそ
の結合振動により霧化され、前記振動板に垂直な上方に
向けて霧として放散される。前記振動部の振動は、液体
の霧化効率を高め霧の発生量を増大させるから、前記鍵
盤の押圧による多量霧化や低消費電力化が促進される。
振動部に設けられている多数の穴の作用により霧の粒子
の微小性、均一性を促すことができる。振動板を複数個
用いることにより、霧の粒子の微小性を向上できる。従
って、前記鍵盤の押圧により美しい霧を発生させること
ができる。前記穴における前記振動板の一方の開口面積
と他方の開口面積とが異なることにより、液体の霧化作
用はさらに促進され、霧の発生量が増加しかつ粒子の径
が均一になるから、前記鍵盤の押圧により、美しい霧の
発生、多量霧化さらには低消費電力化の促進が実現でき
る。従って、このように簡単な構造の前記圧電振動子お
よび振動板の採用により装置を小形化できるばかりでな
く、前記振動部に生ずる結合振動と前記穴における一方
の開口面積と他方の開口面積とが異なることによる作用
との相乗効果によって、液体の霧化作用は促進され霧の
発生量が増加しかつ粒子の径が均一、微小になるから、
前記鍵盤の押圧により、美しい霧の発生、多量霧化さら
には低消費電力化の促進が実現できる。
【0016】前記に記載の超音波カラーオルガンで
は、前記圧電振動子の共振周波数のうちの一つが前記圧
電振動子と前記振動板との複合体の共振周波数のうちの
一つにほぼ等しくなるときの電圧が前記圧電振動子に印
加されることにより、霧化効率が促進され霧の発生量が
増加するから、前記鍵盤の押圧により、多量霧化や低消
費電力化が促進される。また、前記圧電振動子が矩形状
または円環状で、前記圧電振動子の分極軸の方向の長さ
と、前記端面の外縁と内縁との最短距離との比がほぼ1
に等しい構造を採用することにより、前記圧電振動子と
前記振動板との複合体の結合振動が増強され、霧化効率
がさらに増大する。従って、前記鍵盤の押圧により、多
量霧化や低消費電力化が促進される。
【0017】
【実施例】図1は本発明の超音波カラーオルガンの一実
施例を示す断面図である。本実施例では銅箔からなる端
子P,Qが取り付けられている圧電振動子1と、振動板
2と、支持板3と、保液材4と、貯液室5と、電源部6
と、スイッチ7と、鍵盤8とが2室に区切られた本体の
内部に設けられている。本体側部には本体フタ9が設け
られている。本体フタ9は貯液室5に液体を供給した
り、霧化後に逆流した霧を排出したりするためのもので
ある。スイッチ7は電源部6の上部に設けられており、
スイッチ7は端子P,Qを介して圧電振動子1に交流電
圧を供給する。ただし本図では、電源部6と端子P,Q
との間の回路を除いて描いている。
【0018】図2は図1の超音波カラーオルガンの中の
圧電振動子1、振動板2、保液材4および貯液室5を示
す斜視図である。保液材4の先端は水面上に出ており、
振動板2の下面と接触している。保液材4の末端は貯液
室5に固定されている。貯液室5は所定の色の液体で満
たされている。保液材4はスポンジ製で、貯液室5内の
液体を吸い上げ振動板2に接触することにより振動板2
の下面に液体を供給している。
【0019】図3は図1の超音波カラーオルガンを上面
方向から見たときの模式的な平面図である。鍵盤8の一
つを押圧すると、貯液室5内の液体が振動板2の上面か
ら霧として噴出する様子を描いている。
【0020】図4は圧電振動子1と振動板2とからなる
超音波励振器を示す側面図である。圧電振動子1は矩形
板状の圧電磁器20を有し、圧電磁器20の材質はTD
K72A材(製品名)で、その長さは22mm、幅は20
mm、厚さは1mmである。TDK72A材は電気機械結合
係数が大きいことから、ここでの実施例に用いている。
圧電磁器20の分極軸の方向は厚さ方向に一致してお
り、この厚さ方向に垂直な両面にAu電極21およびA
u電極22が形成されている。Au電極21は圧電磁器
20の一方の面おおい、Au電極22は圧電磁器20の
もう一方の面をおおっている。Au電極21には端子P
が取り付けられ、Au電極22には端子Qが取り付けら
れている。端子Pおよび端子Qは圧電磁器20の幅方向
に沿う一方の縁部に配置されている。圧電振動子1の一
方の面には、舌片状の振動板2が取り付けられている。
【0021】図5は前記超音波励振器の平面図である。
振動板2はニッケル製で、細長い板状の固着部31にお
いて圧電振動子1と一体に連なって固着されており、圧
電振動子1より突出している部分の振動板2が振動部3
0をなしている。固着部31はAu電極21を介して圧
電振動子1に接着剤で接着されている。振動板2は長さ
20mm、幅20mm、厚さ0.05mmである。固着部31
は長さ20mm、幅3mm、厚さ0.05mmである。振動部
30は圧電振動子1の幅方向に沿う縁部から外方に向け
て圧電振動子1の板面に平行に伸び突出している。振動
部30は長さ17mm、幅20mm、厚さ0.05mmであ
る。
【0022】図6は図5における振動部30の部分拡大
平面図、図7は板面に垂直な平面で切断したときに現れ
る振動部30の断面図である。振動部30にはその厚さ
方向に貫通する微細な複数の穴40が設けられている。
穴40の形状はすり鉢状であって、一方の開口面積が他
方の開口面積より大きいことからここでの実施例で用い
ていて、一方の開口を入口側とし、他方を出口側として
いる。入口側の直径は0.1mm、出口側の直径は0.0
2mmであって、穴40は等しいピッチで配列されてい
る。
【0023】図1の超音波カラーオルガンの鍵盤8を押
圧すると、スイッチ7により電源部6が作動し、圧電振
動子1と振動板2との複合体における2つの共振周波数
の中間値にほぼ等しい周波数を有する交流信号が端子P
および端子Qを介して圧電振動子1に印加される。この
とき、その交流信号の周波数は圧電振動子1の共振周波
数にほぼ一致している。圧電振動子1は励振され、振動
板2はその固着部31を固定端とする片持ち梁の形で振
動される。一方、貯液室5の中の液体は保液材4によっ
て吸い上げられ振動板2の下面に達している。保液材4
はスポンジ製で吸液能力が大きいばかりでなく、圧電振
動子1に比べて音響インピーダンスが低いことからここ
での実施例に用いている。保液材4がスポンジ製である
ことにより、圧電振動子1の励振が保液材4に伝搬する
のが抑制され、振動板2は効率良く振動される。貯液室
5への液体の供給は、本体フタ9を開閉することにより
行なう。振動部30に生じる振動は屈曲振動であり、振
動部30の弾性振動が液体の霧化に有効に機能する。振
動部30の振動に伴い、振動板2の下面に供給された液
体は毛細管現象により各穴40に導かれる。前記液体が
各穴40を通過するとき、各穴40の液体の通過面積は
その入口側から出口側に向けて減少するから、前記液体
は穴40によって絞り作用を受け振動部30の上部に流
出する。その結果、前記絞り作用、振動部30の屈曲振
動により、穴40から流出した液体は効率良く霧化され
る。
【0024】本実施例の超音波カラーオルガンによれ
ば、印加電圧が9.8Vのときに周波数が114.6kH
z で霧化量が最大となり、そのときの消費電力は294
mW、電流は30mAである。また電源を含む装置全体にお
いては消費電力は588mW、電流は60mAである。
【0025】図8は圧電振動子1と振動板2とから成る
超音波励振器において、振動部30の長さを変化させて
いったときの振動部30の長さと霧化量との関係を示す
特性図である。振動部の長さが17mmのときに霧化量は
最大値27.5ml/minを示す。また図9は振動部30の
長さと霧の噴出の高さとの関係を示す特性図である。た
だしこのときの高さは斜方向に噴出したものを鉛直上方
の値に換算したものである。振動部30の長さが17mm
のときに霧の高さは112cmの最大値に達した。
【0026】図10は本実施例の圧電振動子1のインピ
ーダンスの位相と周波数との関係を示す特性図であり、
図11は圧電振動子1と振動板2との複合体についての
インピーダンスの位相と周波数との関係を示す特性図で
ある。位相が0度のときの周波数の値が共振周波数を示
すので、図10においては圧電振動子1は4つの共振周
波数を有する。faは4つの共振周波数のうちの2つの
共振周波数の中間値を示す。図11ではfa付近のピー
クが2つに分かれ、共振周波数fb1 ,fb2を生じ、
その中間値f0 が霧化量が最大になるときの周波数を示
し、f0 はほぼfaと一致する。なお、振動部40の長
さを短くするにつれfb1 ,fb2 は高周波側に偏移
し、faから遠ざかるので霧化量は減少する。
【0027】図12は図1の実施例における支持板3に
取り付けられた前記超音波励振器に代わる圧電振動子5
0と振動板60(本図には描かれていない)との複合体
の斜視図、図13は図12の前記複合体を下面方向から
見たときの平面図である。圧電振動子50は、分極軸に
垂直な両面をそれぞれ端面とし前記分極軸に平行に貫通
された穴を有する円柱状の圧電磁器52を有し、圧電磁
器52の材質はTDK72A材(製品名)で、直径24
mm、厚さ6mmで、前記貫通穴も円柱状であり、その
直径は12mmである。TDK72A材は電気機械結合
係数が大きいことからここでの実施例に用いている。前
記両端面にはそれぞれAu電極53およびAu電極54
が形成されている。Au電極53には端子Pが取り付け
られ、Au電極54には端子Qが取り付けられている。
【0028】圧電振動子50の下端面の前記貫通穴の開
口を覆う位置には、円板状の振動板60が取り付けられ
ている。振動板60はニッケル製で、輪状の固着部62
によって圧電振動子50と一体的に連なって固着されて
おり、固着部62に囲まれた振動板60が振動部61を
なしている。固着部62はAu電極54を介して圧電振
動子50に固着されている。振動板60の直径は14m
m、厚さ0.05mmである。振動部61の直径は前記
貫通穴の直径と一致しており12mmであり、厚さは
0.05mmである。振動部61にはその厚さ方向に貫
通する微細な複数の穴が設けられていて、その穴の寸法
と形状は図6および図7の穴40と同一である。なお、
前記複合体は発泡スチロール製の支持台51に圧接さ
れ、支持台51の一部は支持板3と圧接している。
【0029】図12および図13に示す前記複合体を図
1の前記超音波励振器のかわりに備えた超音波カラーオ
ルガンの駆動時、前記複合体の共振周波数に等しい周波
数を有する交流信号を端子Pおよび端子Qを介して圧電
振動子50に印加する。圧電振動子50は励振され、固
着部62に囲まれた振動部61は圧電振動子50と一体
となって結合振動する。この振動部61の結合振動が液
体の霧化に有効に機能する。
【0030】図14は3種類の形状の図12の複合体に
ついての印加電圧と周波数およびそのときの消費電力と
電流との関係を表にして示した特性図である。I型とI
I型は圧電振動子の下端に振動板が固着されている。I
II型はII型と同寸法ではあるが、振動板は圧電振動
子の上端面に固着されている。II型は図12及び図1
3に示す圧電振動子50と振動板60との複合体であ
る。印加電圧が10.7Vのときには周波数が290.
6kHzで霧化量が最大となり、そのときの消費電力は
320mW,電流は30mAである。また、電源を含む
オルガン全体においては消費電力は642mW、電流は
60mAである。なお、II型と同構造で上部にも振動
板を設けた場合には、II型での特性が保持されたまま
で霧化率は減少するものの、極めて微細な霧の発生に有
効であることが確認された。
【0031】なお、液体供給手段として本実施例の他
に、液体を振動板2または振動板60の上に滴下させた
場合、あるいは液体供給チューブを用いて振動板2また
は振動板60の下面に液体を供給した場合にも、本実施
例と同様な霧化効果が見られた。
【0032】
【発明の効果】本発明の超音波カラーオルガンによれ
ば、振動板に供給された水、所定の色の液体は振動部に
設けられている穴の効果により効率的に微細な粒子の霧
にされる。穴の作用による霧化は粒子の微小性、均一性
を促し、しかも霧化効率を増大させることができるか
ら、低消費電力での多量霧化が可能で、しかも見た目に
美しい霧を発生させることができ、その上装置の小形、
軽量化も容易に実現できる。
【0033】液体供給手段が貯液室と、貯液室内の液体
を吸い上げ、振動部に供給するための保液材とを備え、
保液材がスポンジその他の吸液能力の大きい物質からな
ることにより、液体の供給効率を高めるだけでなく、常
に安定した液体の供給が実現できる。従って安定した霧
化と霧化効率の増大を実現できる。
【0034】圧電振動子として圧電磁器と、圧電磁器の
分極軸に垂直な両面に設けられている電極とから成る簡
単な構造を採用することにより、装置を小形化でき、し
かもこの装置では高い効率で液体を霧化することができ
る。また、振動板を圧電振動子の少なくとも一方の面上
に一体的に連なって固着させる構造の採用により、振動
部は固着部を固定端とする片持ち梁の形で屈曲振動する
から、振動部に供給された強い弾性振動の状態にある液
体は垂直方向上方に向けて霧化される。振動部に設けら
れた穴の一方の開口面積が他方の開口面積より大きい構
造を採用することにより、霧化作用が促進される。この
穴の一方の開口面積が他方の開口面積と異なることによ
る作用と、振動部の屈曲振動との相乗効果により、液体
の霧化作用が促進され、霧の発生量が増加しかつ粒子の
径が均一かつ微小になるから、鍵盤を押圧することによ
り、粒子の径が均一で微小な霧を発生させることができ
るだけでなく、多量の霧化も可能であり低消費電力化も
促進される。さらに、圧電振動子と振動板との複合体に
おける2つの共振周波数の中間値が圧電振動子の共振周
波数にほぼ等しくなるような構造および圧電振動子とし
てその長さと幅の寸法比が1に近くてしかも1に等しく
ない矩形板状構造を採用することにより、圧電振動子と
振動板との複合体の結合振動が増強するから、霧化効率
はさらに促進され、多量霧化および低消費電力化が促進
される。
【0035】圧電振動子として、分極軸に平行に貫通さ
れた穴を有する柱状の圧電磁器と、分極軸に垂直な両端
面に設けられている電極とから成る構造を採用し、また
振動板を貫通穴の内部やその開口を覆う位置に設けた構
造を採用することにより、圧電振動子の励振は効率良く
振動板を振動させるので、霧化効率を増大できる。従っ
て鍵盤の押圧による多量霧化および低消費電力化が促進
される。その上、装置も小形化できるので携帯に便利で
ある。振動板を複数個用いれば霧の粒子の微小性を向上
できるから見た目にも美しい霧を発生させることができ
る。振動板を圧電振動子の貫通穴の内部やその開口を覆
う位置に一体的に連なって固着させる構造を採用するこ
とにより、振動部は圧電振動子と一体となって結合振動
をするから、この結合振動の状態にある振動部に接触す
る液体は垂直方向上方に向けて霧化される。振動部に設
けられた穴の一方の開口面積が他方の開口面積より大き
い構造を採用することにより、霧化作用が促進される。
この穴の一方の開口面積が他方の開口面積と異なること
による作用と、振動部の振動との相乗効果により、液体
の霧化作用が促進され、霧の発生量が増加しかつ粒子の
径が均一かつ微小になるから、鍵盤の押圧により美しい
霧を多量に低消費電力で発生させることができる。さら
に、圧電振動子と振動板との複合体の共振周波数のうち
の一つが圧電振動子の共振周波数のうちの一つにほぼ等
しくなるような構造、および圧電振動子としてその分極
軸の方向の長さと、端面の外縁と内縁との最短距離との
比がほぼ1に等しい矩形状または円環状構造を採用する
ことにより、圧電振動子と振動板との複合体の結合振動
が増強されるから、霧化効率をさらに増大させることが
できる。従って、鍵盤の押圧による多量霧化および低消
費電力化が促進できる。
【0036】印加電圧を増加させるとそれにつれて霧化
量も増加するので、目的に応じて電圧を変えれば霧化量
を自由に変えることができる。従って、音色の強弱を電
圧の増減に相関させることにより、音色の強弱を霧化量
で表わすことができる。
【0037】液体供給手段が貯液室と、貯液室から液体
を導き振動部に供給するための液体供給チューブと振動
板と微少な間隙を隔てて対面する補助板とを備えること
により、液体の供給を無駄なく効率良く行うことができ
るから、霧化効率を増大することができる。従って鍵盤
の押圧による多量霧化および低消費電力化を促進でき
る。
【0038】液体供給手段が振動部に液体を滴下させる
構造を採用することにより、供給された液体を効率良く
霧化できるから、鍵盤の押圧による多量霧化および低消
費電力化を促進できる。
【0039】液体供給手段が、振動部の全部または一部
と微少な間隙を隔てて対面する補助板を備え、その補助
板を圧電振動子に圧接させる構造、および圧電振動子と
振動板とから成る超音波励振器を液体収容槽に対して所
定の位置関係に保持するかまたは液体収容槽に浮力によ
って浮かせる構造を採用し、補助板としては圧電振動子
に比べて音響インピーダンスが低い発泡スチロールその
他の物質を採用することにより、圧電振動子の励振は効
率良く振動板に伝搬され、霧化効率が増大する。従って
鍵盤の押圧による多量霧化および低消費電力化を促進で
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の超音波カラーオルガンの一実施例を示
す断面図。
【図2】図1の超音波カラーオルガンの中の圧電振動子
1、振動板2、保液材4および貯液室5を示す斜視図。
【図3】図1の超音波カラーオルガンを上面方向から見
たときの模式的な平面図。
【図4】圧電振動子1と振動板2とからなる超音波励振
器を示す側面図。
【図5】図4の超音波励振器の平面図。
【図6】図5の振動部30の部分拡大平面図。
【図7】板面に垂直な平面で切断したときに現れる振動
部30の断面図。
【図8】圧電振動子1と振動板2とから成る超音波励振
器において、振動部30の長さを変化させていったとき
の振動部30の長さと霧化量との関係を示す特性図。
【図9】振動部30の長さと霧の噴出の高さとの関係を
示す特性図。
【図10】本実施例の圧電振動子1のインピーダンスの
位相と周波数との関係を示す特性図。
【図11】圧電振動子1と振動板2との複合体について
のインピーダンスの位相と周波数との関係を示す特性
図。
【図12】圧電振動子50と振動板60との複合体の斜
視図。
【図13】図12の複合体を下面方向から見たときの平
面図。
【図14】3種類の形状の図12の複合体についての印
加電圧と周波数およびそのときの消費電力と電流との関
係を表にして示した特性図。
【符号の説明】
1 圧電振動子 2 振動板 3 支持板 4 保液材 5 貯液室 6 電源部 7 スイッチ 8 鍵盤 9 本体フタ 20 圧電磁器 21 電極 22 電極 30 振動部 31 固着部 40 穴 50 圧電振動子 51 支持台 52 圧電磁器 53 電極 54 電極 60 振動板 61 振動部 62 固着部

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも一部分の鍵盤が押圧されたと
    き、該鍵盤について予め定められた色の霧を吹き出すオ
    ルガンにおいて、 少なくとも一部分の鍵盤にそれぞれ対応して設けてある
    複数の超音波励振器と、これら超音波励振器にそれぞれ
    液体を供給する複数の手段とを備え、 前記超音波励振器は、多数の穴が設けられた振動板を圧
    電振動子に固着してなり、 前記液体供給手段は、予め定められた所定の色の液体を
    収容する貯液室と該液体を吸収する保液材とを備え、対
    応する前記振動板に該保液材を介して該液体を供給し、 前記保液材はスポンジからなり、 前記振動板は前記保液材に接触して該保液材に吸収され
    ている前記液体を霧化することを特徴とする超音波カラ
    ーオルガン。
  2. 【請求項2】 前記圧電振動子は圧電磁器と、該圧電磁
    器の分極軸に垂直な両面に形成されている電極とから成
    り、 前記振動板は、前記圧電振動子の少なくとも一方の面上
    に固着されており、前記圧電振動子の外方に向けて前記
    圧電振動子の該面にほぼ平行に突出する振動部を有し、 前記穴は前記振動部に設けられていて、 前記穴における前記振動板の一方の開口面積と他方の開
    口面積とが異なることを特徴とする請求項1に記載の超
    音波カラーオルガン。
  3. 【請求項3】 前記圧電振動子の共振周波数は前記圧電
    振動子と前記振動板との複合体における2つの共振周波
    数の中間値にほぼ等しく、 前記圧電振動子は長さと幅の寸法比が1に近くしかも1
    に等しくない矩形状の板であることを特徴とする請求項
    1又は2に記載の超音波カラーオルガン。
  4. 【請求項4】 前記圧電振動子は、分極軸に垂直な両面
    をそれぞれ端面とし、前記分極軸に平行に貫通された穴
    を有する柱状の圧電磁器と、前記両端面にそれぞれ固着
    されている電極とから成り、 前記振動板は、前記貫通穴の開口を覆う位置または該貫
    通穴の内部に前記端面にほぼ平行に少なくとも1箇所に
    設けてあり、 前記振動板の周縁は前記圧電振動子に固着されており、 前記圧電振動子に固着されている固着部分に囲まれてい
    る部分の振動板は振動部を成し、 前記穴は前記振動部に設けられていて、 前記穴における前記振動板の一方の開口面積と他方の開
    口面積とが異なることを特徴とする請求項1に記載の超
    音波カラーオルガン。
  5. 【請求項5】 前記圧電振動子の共振周波数のうちの一
    つは前記圧電振動子と前記振動板との複合体の共振周波
    数のうちの一つにほぼ等しく、 前記圧電振動子は矩形状または円環状で、前記圧電振動
    子の分極軸の方向の長さと、前記端面の外縁と内縁との
    最短距離との比はほぼ1に等しいことを特徴とする請求
    項1又は4に記載の超音波カラーオルガン。
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