JP3744931B1 - 噴霧玩具及び霧発生ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】効果的に霧化粒子の発生・噴出が行える噴霧玩具及び霧発生ユニットを提供すること。
【解決手段】玩具本体に固定して設けられた保液材と、圧電振動子に振動板を固着して構成された超音波発生素子と、前記超音波発生素子を駆動制御する制御装置とを備え、前記振動板の振動部を前記保液材に当接させ、前記駆動制御部にて前記振動部を振動させることによって霧化粒子を発生し噴出するように構成されていることを特徴とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、噴霧玩具及び霧発生ユニットに関するものである。
板状圧電磁器を挟んで対向する電極を当該板状圧電磁器にそれぞれ形成し、一方の電極を形成した面を霧化作用面とした圧電振動子と、前記霧化作用面に少なくとも部分的に微小間隙で対向するように配された多孔乃至網状薄板とを有し、前記霧化作用面と前記多孔乃至網状薄板の微小間隙に供給された液体を前記圧電振動子の超音波振動で霧化する超音波霧化器で霧化された霧化粒子を放出する発煙玩具が知られている(たとえば特許文献1)。
実開平5−70592号公報
しかしながら、上記特許文献1における発煙玩具にあっては、霧化作用面に少なくとも部分的に微小間隙で対向するように多孔乃至網状薄板を配しなければならないため、その調整が難しいという問題がある。また、一旦、調整された場合であっても、玩具自体の振動その他によって間隙寸法が変化すると、霧化粒子が発生しにくいなどの問題がある。
そこで、本発明は、かかる問題点に鑑みなされたもので、効果的に霧化粒子の発生・噴出が行える噴霧玩具及び霧発生ユニットを提供することを目的とする。
請求項1に記載の噴霧玩具は、玩具本体に固定して設けられた保液材と、前記玩具本体に設けられた噴出筒と、圧電振動子に振動板を固着して構成された超音波発生素子と、前記超音波発生素子を駆動制御する制御装置とを備え、前記振動板の振動部を前記保液材に当接させ、前記制御装置にて前記振動部を振動させることによって霧化粒子を発生し前記噴出筒から前記霧化粒子を噴出するように構成され、前記振動板は、前記噴出筒への前記霧化粒子の付着に起因する液滴が前記振動部の上に落下しないような箇所に設置されていることを特徴とする。この場合の超音波発生素子は、圧電振動子の一の端面に振動板を固着した構造のものであってもよいし、また、2つの圧電振動子で振動板を挟持し、2つの圧電振動子の外面(挟持面とは反対側の面)を電極とした構造のものであってもよい。
請求項2に記載の噴霧玩具は、請求項1に記載の噴霧玩具において、前記噴出筒は、前記玩具本体に立設され、前記噴出筒の導入口を直下に投影したシルエットを考えた場合、そのシルエットから外れた場所に振動板が位置するような場所に前記振動板が設置されていることを特徴とする。
請求項3に記載の噴霧玩具は、請求項1又は2に記載の噴霧玩具において、前記振動板は、前記振動部で発生する霧化粒子を前記噴出筒の導入口に対して斜め下方から前記噴出筒の導入口へ導入できるような向きに設置されていることを特徴とする。
請求項4に記載の噴霧玩具は、請求項1から3いずれか一項に記載の噴霧玩具において、前記玩具本体には前記霧化粒子を照明する照明手段が設置されていることを特徴とする。
請求項5に記載の噴霧玩具は、請求項1から3いずれか一項に記載の噴霧玩具において、前記玩具本体には、噴出する前記霧化粒子を前記噴出筒の中から照明する照明手段が設置されていることを特徴とする。
請求項6に記載の噴霧玩具は、請求項4又は5に記載の噴霧玩具において、前記玩具本体には音声を出力するスピーカが設けられ、前記制御装置は、前記霧化粒子の噴出と連動して、前記照明手段による前記霧化粒子の照明及び前記スピーカからの音声出力又は音声変化を行うように前記照明手段及び前記スピーカを制御することを特徴とする。この場合の「音声出力」とは、無音の状態から有音の状態にする場合であり、「音声変化」とは、既に有音の状態ではあるがそれを他の音声に変えたり、途中で曲目を変化させたり、音の大きさを変えるなどである。
請求項7に記載の噴霧玩具は、請求項1から6いずれか一項に記載の噴霧玩具において、前記超音波発生素子が取り付けられる可動部材を備え、前記可動部材は、該可動部材に作用する重力によって動作して前記振動板の振動部を前記保液材に当接させるものであり、
前記保液材はベースフレームに取り付けられ、前記保液材は前記ベースフレームを介して前記玩具本体に固定され、また、前記可動部材は前記ベースフレームに取り付けられていることを特徴とする。
請求項8に記載の噴霧玩具は、請求項7に記載の噴霧玩具において、前記ベースフレームに前記可動部材がヒンジを介して取り付けられていることを特徴とする。
請求項9に記載の霧発生ユニットは、保液材が取り付けられ玩具本体に取付可能なベースフレームと、両端面を電極とした圧電振動子の一の端面に振動板を固着して構成された超音波発生素子が取り付けられ前記ベースフレームに対して相対的に動作して前記振動板の振動部を前記保液材に当接させる可動部材とを備えることを特徴とする。
請求項10に記載の霧発生ユニットは、請求項9に記載の霧発生ユニットにおいて、ばねを備え、前記可動部材に作用する前記ばねの力によって前記振動板の振動部を前記保液材に当接させることを特徴とする。
請求項1〜8に記載の噴霧玩具によれば、保液材と振動部とを当接させて霧化粒子を発生させるので、霧化粒子を安定的に発生させることができる。また、霧化粒子の付着に起因する液滴の振動部への落下が防止されるので、液滴の落下に因って、霧化粒子の発生が阻害されることはない。
請求項2に記載の噴霧玩具によれば、霧化粒子の付着に起因する液滴の振動部への落下が防止されるので、液滴の落下に因って、霧化粒子の発生が阻害されることはない。
請求項3に記載の噴霧玩具によれば、振動部で発生する霧化粒子を噴出筒へ斜方から導入するので、液滴の落下を防止したり、また、噴出筒を他の用途にも利用することができる。
請求項4,5に記載の噴霧玩具によれば、霧化粒子が照明されて色付けされるので、興趣性の高い噴霧玩具が実現できる。
請求項6に記載の噴霧玩具によれば、霧化粒子の噴出と、前記霧化粒子の照明と、前記霧化粒子の音声出力又は音声変化とが同期しているので、装飾された霧化粒子を視覚的に楽しめるとともに、音声によって聴覚的にも楽しめることになる。なお、霧化粒子の噴出と同期させて照明変化(色の変化、照度の変化)を行うようにしてもよい。
請求項7,8に記載の噴霧玩具によれば、保液材と振動部とを重力によって当接させて霧化粒子を発生させるので、保液材と振動部が確実に当接され、霧化粒子を安定的に発生させることができる。また、ベースフレームに保液材及び可動部材が取り付けられ、可動部材に超音波発生素子が取り付けられているため、ベースフレームを玩具本体に取り付けるだけで、保液材と超音波発生素子とを玩具本体に取り付けることができるので、噴霧玩具の組み立てが容易となる。
請求項9,10に記載の霧発生ユニットによれば、ベースフレームに保液材及び可動部材が取り付けられ、可動部材に超音波発生素子が取り付けられているため、ベースフレームを玩具本体に取り付けるだけで、保液材と超音波発生素子とを玩具本体に取り付けることができるので、玩具への取付けが容易となる。
図1から図3に示すように、噴霧玩具1は蒸気機関車における牽引車両の形態を模して形成されている。この噴霧玩具1の玩具本体2にはモータ3(図10参照)が搭載されている。そして、噴霧玩具1は、そのモータ3によって車輪4が駆動されて走行するようになっている。また、噴霧玩具1は手動によっても走行させることができるようになっている。さらに、玩具本体2にはスピーカ5(図10参照)が設けられている。そして、そのスピーカ5からは疑似蒸気発生音が出力されるように構成されている。また、玩具本体2には図2に示すように霧発生ユニット6が設けられている。そして、その霧発生ユニット6によって霧化された粒子(霧化粒子)40が煙突(噴出筒)7から噴出されるようになっている。霧化粒子40の噴出と疑似蒸気発生音の出力とは同期している。また、煙突7から噴出される霧化粒子40は煙突7内部からの光によって照明されるようになっている。この照明は霧化粒子40の噴出と同期している。なお、噴霧玩具1には図10に示すように電池30及びスイッチ21,22,23が設けられている。以下、噴霧玩具1の細部について説明する。
まず、霧発生ユニット6について説明すれば、図4から図6に示すように、霧発生ユニット6は、保液材8が取り付けられ玩具本体2に取付可能なベースフレーム9と、両端面を電極10a,10bとした圧電振動子10の一の端面に振動板11を固着して構成された超音波発生素子12が取り付けられベースフレーム9に対して動作して振動板11の振動部11aを保液材8に当接させる可動部材13とを備えている。
このうち圧電振動子10は図8に示すように矩形状の圧電磁器10cを備えている。そして、圧電振動子10は、その圧電磁器10cの両端面にAu電極10a,10bが形成され、Au電極10a,10bに端子10d,10eが取り付けられた構造となっている。振動板11は圧電振動子10の一方の端面に一部を重ねるようにして取り付けられている。振動板11のうち圧電振動子10から突出する部分が振動部11aを構成している。振動部11aには図9に示すようにその厚さ方向に貫通する微細な孔11bが多数空けられている。孔11bは霧化粒子40の噴出側に向けて狭窄するような形状となっている。
また、保液材8としては例えばスポンジが使用される。
また、ベースフレーム9は、貫通孔9aを通したねじ(図示せず)によって、玩具本体2に取り付けられる。ベースフレーム9には保液材8が図6上で下方から(可動部材13とは反対側から)の嵌め込みによって取り付けられる。そして、保液材8の一部がベースフレーム9の上側に導出される。この場合、必ずしも、使用される保液材8全体をベースフレーム9に取り付ける必要はなく、ベースフレーム9に取り付けられる保液材8は必要最小限のもので足りる。例えば、振動部11aに当接する部分に相当する保液材8だけがベースフレーム9に取り付けられていてもよい。この場合には、保液量が少なくなることは否めないので、その下側に別に保液材8を設けることが好ましい。また、保液材8への水などの補給は例えばスポイトを用いて行う。スポイトによる水などの補給は、特に限定はされないが、玩具本体2に設けたスポイト挿入用の孔を通じて行う。なお、振動部11aに当接する部分に相当する保液材8とは別に保液材を設ける場合には、後者の保液材を収容する保液材収容体を玩具本体2に対して着脱可能に構成し、その保液材を水などで湿潤させた後、それを玩具本体2の下側から取り付けることによって前記保液材8に当接させて水などの補給を行ってもよい。または、振動部11aに当接する部分に相当する保液材8を湿潤させるための水などを貯留するタンクを設けることもできる。但し、このタンクを設ける場合には噴霧玩具1を傾けた場合に液漏れを生ずる場合があるので注意を要する。
一方、可動部材13はヒンジ14を介してベースフレーム9に取り付けられている。すなわち、可動部材13は軸14aを中心に回動自在となるようにベースフレーム9に取り付けられている。可動部材13の先端側には超音波発生素子12が取り付けられている。すなわち、可動部材13の先端部には、上側及び先端側が開口する矩形の圧電振動子10の収容凹部13aが設けられている。この収容凹部13aには圧電振動子10の下側部分が嵌め込まれる。この場合、圧電振動子10の一面全体が収容凹部13aの底面と接触してしまうと、圧電振動子10が振動しなくなる危険性がある。そこで、収容凹部13aの底面に、圧電振動子10の一面側周縁部の一部だけに接触する当接部13bが複数設けられている。また、可動部材13の先端部には、前記収容凹部13aを上側から被覆する蓋体13cが設けられている。この蓋体13cにも、圧電振動子10の他面側周縁部の一部だけに接触する当接部13dが設けられている。そして、貫通穴13eを通したねじ(図示せず)が可動部材本体のねじ孔13fに螺合されることによって、蓋体13cは可動部材13に取り付けられる。
振動板11の振動部11aは、図5から図7に示すように、上記超音波発生素子12が可動部材13に取り付けられたとき可動部材13の先端から突出する。そして、ベースフレーム9に対して可動部材13を閉じた際に、振動部11aは保液材8に当接されるようになっている。この場合、可動部材13は、その可動部材13に作用する重力によって、ベースフレーム9に対して自動的に閉じるように構成してもよい。また、可動部材13とベースフレーム9との間にばねを取り付けて、可動部材13は、ばね力によって、ベースフレーム9に対して閉じる方向に付勢されるように構成してもよい。
以上のように構成された霧発生ユニット6は、霧化粒子40の付着に起因する液滴が振動部11aの上に落下しないような場所に設置されている。例えば、図2に示すように、玩具本体2に立設された煙突7の霧化粒子40の導入口を直下に投影したシルエットを考えた場合、そのシルエットから外れた場所に振動板11が位置するように霧発生ユニット6は設置される。一方で、振動部11aで発生する霧化粒子40を効果的に煙突7の導入口に導くことができるように霧発生ユニット6は設置されている。例えば、図2に示すように、振動板11が煙突7の導入口に対して斜め下方から霧化粒子40を導くことができるような向きとなるように霧発生ユニット6は設置されている。
また、玩具本体2には、霧化粒子40を照明する照明手段16が設置されている。照明手段16は、噴出する霧化粒子40を煙突7の中から照明するようになっている。照明手段16としては特に限定はされないが発光ダイオード16aが使用されている。発光ダイオード16aは、煙突7の霧化粒子40の導入口を直下に投影したシルエットを考えた場合、そのシルエット内に設置される場合には、煙突7から液滴が落下しないように透明防水カバーがかぶせられる。本実施形態の場合には蒸気機関車における牽引車両であるので、発光ダイオード16aとしては、赤色発光ダイオードが使用されている。赤色発光ダイオードの場合、煙突7内、及び噴出する霧化粒子40の下側が赤く色付けされるので、あたかも、玩具本体2内で内燃機関が作動しているようなイメージが醸し出される。発光ダイオード自体を赤色とせず、赤色のフィルタ、赤色透明カバー又は赤色ミラーを用いるようにしてもよい。勿論、その他の色で煙突7内、及び噴出する霧化粒子40を照明するようにしてもよい。この場合には、幻想的なイメージが醸し出される。また、発光ダイオード16aの代わりに電球を用いることもできる。
図10は上記実施形態の噴霧玩具1に適用される回路例が示されている。
同図において、符号20は制御用ICを示し、21,22,23はスイッチを示している。
スイッチ21はモード切替スイッチを示している。モード切替スイッチ21は玩具本体2に設けられ人為的に操作されるものである。このスイッチ21は図11に示すようにポジション1からポジション3の3つのポジションを取ることができる。ポジション1ではモータ3と自励式回路21の両方が作動可能状態となる。ポジション2ではモータ3が作動不可能状態となり、自励式回路21が作動可能状態となる。このポジション2を取らせる場合とは、手動で噴霧玩具1を走行させる場合である。ポジション3ではモータ3と自励式回路21の両方が作動不可能状態となる。すなわち、ポジション3を取らせる場合とは、電源をOFFする場合である。
スイッチ22は噴霧玩具1の車輪4の回転に伴って作動するものである。このスイッチ22は、例えば、車輪4の回転軸に設けられたカムや、車輪4と一体的に設けられたカムによって作動する。このスイッチ22は車輪4の1回転毎に投入されるようになっている。このスイッチ22が投入された場合、制御用IC20によって、自励式励振回路24が駆動され、超音波発生素子12の振動板11が振動して霧化粒子40が発生する。また、それと連動して、制御用IC20によって、照明手段16である発光ダイオード16aが点灯され、スピーカ5から蒸気発生音が出力される。また、スイッチ23は手動操作によって投入されるものである。このスイッチ23が投入された場合、スピーカ5からは蒸気発生音以外の音声が出力される。このスイッチ23の投入は一時的に行われるようになっている。すなわち、このスイッチ23を投入するためのボタンは押下して手を離すと自動的に復帰するようになっている。
このうち自励式励振回路24について説明すれば、この自励式励振回路24は、電流帰還トランスを持つ自励式励振回路となっている。この自励式励振回路の採用によって、同調回路等の調整要素が不要となり、発振とドライブを兼ねた駆動回路を簡素に構成できる。この自励式励振回路24は駆動用トランジスタ(例えばNPNトランジスタ)25がONされたときに駆動される。駆動用IC25がONするのはスイッチ22が投入されたときである。この場合、スイッチ22が投入される毎に、制御用IC20によって駆動用トランジスタ25が所定時間駆動されるようにしてもよいが、スイッチ22の投入回数が所定回数となる毎に、制御用IC20によって駆動用トランジスタ25が所定時間駆動されるようにしてもよい。また、スイッチ22の投入とスイッチ23の投入のタイミングが同時又は近接した場合には、例えば、スイッチ23の投入に基づく音声出力が優先される。この場合には、制御用IC20による発光ダイオード16aの点灯は行わない。
以上のように構成された回路の全体的な動作を説明すれば、モード切替用のスイッチ21がポジション1を取った場合には、モータ3が駆動されて噴霧玩具1が自動走行する。その際、車輪4の回転に伴って駆動用トランジスタ25がONし、これによって超音波発生素子12が駆動されて霧化粒子40が発生する。その際に、制御用IC20に記憶されている音声データに基づいてスピーカ5から疑似蒸気発生音が出力されるとともに、発光ダイオード16aが点灯する。
また、モード切替用のスイッチ21がポジション2を取った場合には、手動で噴霧玩具1を走行させると、車輪4の回転に伴って駆動用トランジスタ25がONし、これによって超音波発生素子12が駆動されて霧化粒子40が発生する。その際に、制御用IC20に記憶されている音声データに基づいてスピーカ5から疑似蒸気発生音が出力されるとともに、発光ダイオード16aが点灯する。
また、ポジション1及びポジション2において、スイッチ23を投入すると、所定時間おしゃべりをする。例えば「僕、機関車○○○○」又は「現在○○を通過中」などの音声が出力される。このスイッチ23を投入した際には疑似蒸気発生音に優先しておしゃべりをする。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であることはいうまでもない。
例えば、噴出筒の中に中子を入れてリング状に霧化粒子40を噴出させたりすることもできる。また、実施形態の場合には、車体の下方へも霧化粒子40を導くような案内板を設けて車体の下側側方から霧化粒子40を噴出させてもよい。さらに、煙溜を設けて、これをピストン等で間欠的に押し出すことで、間欠的に霧化粒子40を噴出させるようにすることもできる。
また、上記実施形態では、蒸気機関車の牽引車両に適用した場合について述べたが、自動車玩具その他の玩具にも適用できる。例えば、自動車玩具、トラクタ玩具又は船舶玩具の場合には排気筒から霧化粒子40を排出させることで、実物により似せることができる。また、噴水玩具の場合にはノズルに似せた噴出筒から霧化粒子を噴出させることで、実際に噴水を行っているようなイメージが醸し出されることになる。
さらに、上記実施形態では、超音波発生素子12は、圧電振動子10の一の端面に振動板11を固着した構造のものとしたが、また、2つの圧電振動子で振動板を挟持し、2つの圧電振動子の外面(挟持面とは反対側の面)を電極とした構造のものであってもよい。。
実施形態の噴霧玩具の側面図である。 図1の噴霧玩具を側方から見た場合の断面図である。 図1の噴霧玩具を前方から見た場合の断面図である。 図1の噴霧玩具における霧発生ユニットの斜視図である。 図4の霧発生ユニットの平面図である。 図4の霧発生ユニットを側方から見た場合の断面図である。 図4の霧発生ユニットへの超音波発生素子の取付構造を説明するための斜視図である。 図1の噴霧玩具における超音波発生素子の構造を説明するための側面図である。 図8の超音波発生素子の振動板の構造を説明するための断面図である。 図1の噴霧玩具における回路図である。 図10の回路図の一部を拡大して示す図である。
符号の説明
1 噴霧玩具
2 玩具本体
3 モータ
4 車輪
5 スピーカ
6 霧発生ユニット
7 煙突(噴出筒)
8 保液材
9 ベースフレーム
10 圧電振動子
12 超音波発生素子
13 可動部材
14 照射手段
40 霧化粒子

Claims (10)

  1. 玩具本体に固定して設けられた保液材と、前記玩具本体に設けられた噴出筒と、圧電振動子に振動板を固着して構成された超音波発生素子と、前記超音波発生素子を駆動制御する制御装置とを備え、前記振動板の振動部を前記保液材に当接させ、前記制御装置にて前記振動部を振動させることによって霧化粒子を発生し前記噴出筒から前記霧化粒子を噴出するように構成され、前記振動板は、前記噴出筒への前記霧化粒子の付着に起因する液滴が前記振動部の上に落下しないような箇所に設置されていることを特徴とする噴霧玩具。
  2. 前記噴出筒は、前記玩具本体に立設され、前記噴出筒の導入口を直下に投影したシルエットを考えた場合、そのシルエットから外れた場所に前記振動板が設置されていることを特徴とする請求項1に記載の噴霧玩具。
  3. 前記振動板は、前記振動部で発生する霧化粒子を前記噴出筒の導入口に対して斜め下方から前記噴出筒の導入口へ導入できるような向きに設置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の噴霧玩具。
  4. 前記玩具本体には前記霧化粒子を照明する照明手段が設置されていることを特徴とする請求項1から3いずれか一項に記載の噴霧玩具。
  5. 前記玩具本体には、噴出する前記霧化粒子を前記噴出筒の中から照明する照明手段が設置されていることを特徴とする請求項1から3いずれか一項に記載の噴霧玩具。
  6. 前記玩具本体には音声を出力するスピーカが設けられ、
    前記制御装置は、前記霧化粒子の噴出と連動して、前記照明手段による前記霧化粒子の照明及び前記スピーカからの音声出力又は音声変化を行うように前記照明手段及び前記スピーカを制御することを特徴とする請求項4又は5に記載の噴霧玩具。
  7. 前記超音波発生素子が取り付けられる可動部材を備え、
    前記可動部材は、該可動部材に作用する重力によって動作して前記振動板の振動部を前記保液材に当接させるものであり、
    前記保液材はベースフレームに取り付けられ、前記保液材は前記ベースフレームを介して前記玩具本体に固定され、また、前記可動部材は前記ベースフレームに取り付けられていることを特徴とする請求項1から6いずれか一項に記載の噴霧玩具。
  8. 前記ベースフレームに前記可動部材がヒンジを介して取り付けられていることを特徴とする請求項7に記載の噴霧玩具。
  9. 保液材が取り付けられ玩具本体に取付可能なベースフレームと、両端面を電極とした圧電振動子の一の端面に振動板を固着して構成された超音波発生素子が取り付けられ前記ベースフレームに対して相対的に動作して前記振動板の振動部を前記保液材に当接させる可動部材とを備えることを特徴とする霧発生ユニット。
  10. ばねを備え、前記可動部材に作用する前記ばねの力によって前記振動板の振動部を前記保液材に当接させることを特徴とする請求項9に記載の霧発生ユニット。
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