JP6931416B1 - 霧化装置及び霧噴射玩具 - Google Patents

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【課題】ピエゾ素子への気泡の付着を減少させることができる霧化装置及び霧噴射玩具を提供すること。【手段】給水タンクと、振動面に多孔噴出部分を持つピエゾ素子が横向きとなるように配置され水平方向に噴出させる霧化ユニットとを備え、前記給水タンクと前記霧化ユニットとが横方向に並んで配置され、前記給水タンクにおける貯水部の前記霧化ユニット側の壁には、前記ピエゾ素子に水を供給するための第1の壁孔が形成され、前記壁の内面には、下端が前記第1の壁孔に繋がる気泡排出溝が形成されている。【選択図】図5

Description

本発明は、霧化装置及び霧噴射玩具に関する。
従来、霧化装置として、液体を蓄える液タンクと、前記液タンクと連通する液流路及び液出口部と、前記出口部からの液体を噴射する霧化機構と、を備えたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。この特許文献1記載の霧化装置では、ピエゾ素子の振動によって多孔噴霧プレート(多孔噴出部分)を動作させることにより液体を霧化させている。
特開2007−29772号公報
しかしながら、ピエゾ素子が横向きとなるように配置されたものでは、液体は多孔噴霧プレートの孔で霧化されて空中に噴出されるが、反対に、空中から多孔噴霧プレートの孔を通して霧化ユニットの内部に空気が入り込む。これによりピエゾ素子の内側に気泡が生成され、液流路に気泡がどんどん溜まっていく。そして、この気泡によって水と多孔噴霧プレートとの接触が妨げられるという問題があった。
本発明は、かかる点に鑑みなされたもので、ピエゾ素子への気泡の付着を減少させることができる霧化装置及び霧噴射玩具を提供することを目的とする。
第1の手段は、
給水タンクと、振動面に多孔噴出部分を持つピエゾ素子が横向きとなるように配置され水平方向に噴出させる霧化ユニットとを備え、
前記給水タンクと前記霧化ユニットとが横方向に並んで配置され、
前記給水タンクにおける貯水部の前記霧化ユニット側の壁には、前記ピエゾ素子に水を供給するための第1の壁孔が形成され、
前記壁の内面には、下端が前記第1の壁孔に繋がる気泡排出溝が形成されていることを特徴とする霧化装置である。
第2の手段は、第1の手段において、前記壁には前記壁孔に連通し前記霧化ユニットに差し込まれ前記霧化ユニットへ水を供給する水供給用筒状通路が付設されていることを特徴とする。
第3の手段は、第1又は第2の手段において、前記壁には、前記霧化ユニット側に向けて突出し下端が前記水供給用筒状通路に繋がる嵌合凸部が形成されるとともに、前記嵌合凸部に対応する部分に前記気泡排出溝が形成され、前記霧化ユニットにおける前記防水タンク側の壁の一部には、前記嵌合凸部に嵌合する嵌合凹部が形成されていることを特徴とする。
第4の手段は、第1〜第3の手段のいずれかにおいて、前記第1の壁孔を含む水路の天井は前記給水タンク側に向けて上り勾配を有することを特徴とする。
第5の手段は、第1〜第4の手段のいずれかにおいて、前記第1の壁孔は、前記貯水部の最深部に形成されていることを特徴とする。
第6の手段は、第1〜第5の手段のいずれかにおいて、前記貯水部の最深部の床面は、前記ピエゾ素子の中心よりも高い位置にあることを特徴とする。
第7の手段は、第1〜第6の手段のいずれかにおいて、前記霧化ユニットの出口側の壁には、第2の壁孔が形成されるとともに、前記第2の壁孔を囲繞し噴出先に向けて突出する霧噴出用筒状通路が付設され、前記霧噴出用筒状通路の床は噴射先に向けて下り勾配を有していることを特徴とする。
第8の手段は、第7の手段において、前記霧噴出用筒状通路の床は前記壁孔と段差を有していることを特徴とする。
第9の手段は、第7の手段又は第8の手段において、前記霧噴出用筒状通路の噴射先には、噴射した霧を上方に向かわせる変向板が設けられていることと特徴とする。
第10の手段は、第1〜第9の手段のいずれかの霧化装置を備えたことを特徴とする霧噴射玩具である。
第1の手段によれば、気泡排出溝が設けられているので、溝の分だけ気泡排出部とピエゾ素子とを近付けることができ、早期に気泡が排出されることになる。
第2の手段によれば、水供給用筒状通路に溜まる気泡が気泡排出溝から早期に排出されることになる。
第3の手段によれば、嵌合凸部と嵌合凹部との嵌合によって給水タンクと霧化ユニットとは位置決めされた状態で並設される。嵌合凸部に嵌合する嵌合凹部は、壁の一部に形成されるだけので、当該壁のその他の部分は必要な壁厚としたままで、気泡排出溝をピエゾ素子に近付けることができる。これにより、ピエゾ素子への気泡の付着を減少させることができる。
第4の手段によれば、第1の壁孔を含む水路の天井は給水タンク側に向けて上り勾配を有するので、効果的に気泡を気泡排出溝まで導くことができる。
第5の手段によれば、第1の壁孔は、貯水部の最深部に形成されているので、給水タンクの水を無駄少なく効率よく使用することができる。
第6の手段によれば、貯水部の最深部の床面は、ピエゾ素子の中心よりも高い位置にあるので、ピエゾ素子の中心よりも水位が下がって霧化効率が悪くなるときには、貯水部には水が残らないので、給水タンクの水を無駄少なく効率よく使用することができる。
第7の手段によれば、霧噴出用筒状通路の床は噴射先に向けて下り勾配を有しているので、ピエゾ素子の噴射面近くに水滴が留まりにくくなり、水滴により霧化が妨げられるのを防止することができる。
第8の手段によれば、霧噴出用筒状通路の床は壁孔と段差を有しているので、第7の手段に比べてさらに、ピエゾ素子の噴射面近くに水滴が留まりにくくなる。
第9の手段によれば、ユニットから噴出された霧は変向板によって上方に向きを変えるので、応用範囲を広げることができる。
第10の手段によれば、霧化装置を用いた演出を行えることになり、興趣性の高い玩具が実現できる。
バーベキューコンロ玩具を前方右斜め上方から見た斜視図である。 バーベキューコンロ玩具を後方左斜め下方から見た斜視図である。 コンロケースに組み付けられたコンロ構成部品を後方右斜め上方から見た斜視図である。 コンロ構成部品を後方右斜め下方から見た斜視図である。 給水タンクを前方右斜め上方から見た斜視図である。 給水タンクを後方右斜め上方から見た斜視図である。 霧化ユニットを前方右斜め上方から見た斜視図である。 霧化ユニットを後方右斜め上方から見た斜視図である。 霧化ユニットの分解斜視図である。 スピーカの防水構造の断面図である。 スピーカの防水構造の防水効果を説明するための断面図である。 バーベキューコンロ玩具の備品の斜視図である。 バーベキューコンロ玩具の制御構成を示したブロック図である。
〈概要〉
図1は、バーベキューコンロ玩具(以下「コンロ玩具」と称す)100を前方右斜め上方から見た斜視図、図2は、そのコンロ玩具100を後方左斜め下方から見た斜視図である。
コンロ玩具100は、人形遊びに使用されるもので、テーブル10を備えている。このテーブル10は、平面視で長方形であり、その中央にはコンロ11が組み付けられている。コンロ11の上には格子状の焼き網12が着脱可能に設けられている。焼き網12は、テーブル10の中央の矩形開口部に嵌め込まれることでコンロ11に装着され、左右のL字状の突起12a,12aに爪を掛けて引っ張ることでコンロ11から取り外すことができる。
焼き網12には前端部幅方向中央に半月形の注水口13が設けられ、この注水口13からスポイト(図示せず)等を用いて水が注入される。
コンロ11の下側には電源スイッチ14が設けられている。注水口13から水が注入された後に、電源スイッチ14をONすると、焼き網12からは煙状の霧が上方に放出されるとともに、コンロ11内では赤色の光が明滅して炭が燃焼しているかの状態が表現される。また、コンロ11の下側から焼き音が出力される。
〈コンロ11の構造〉
図3は、コンロケース16に組み付けられたコンロ構成部品を後方右斜め上方から見た斜視図、図4は、そのコンロ構成部品を後方右斜め下方から見た斜視図である。
テーブル10の中央の矩形開口部は凹部となっており、当該凹部はコンロケース16によって区画形成されている。
コンロケース16内には炭受け皿17が設置されている。炭受け皿17は浅底矩形箱状に形成されている。炭受け皿17の床板171はコンロケース16に対して高床で乳白色に形成されている。床板171は、炭受け皿17の左壁、後壁及び右壁に沿った一連の所定幅部分が残りの部分(以下、段上部分171bと称す)よりも一段低く形成されている。この一段低い部分によって、炭受け皿17内には平面視コ字状の溝171aが形成されている。
段上部分171bの左右には半球状の膨出部171cが1つずつ設けられ、各膨出部171cの下(床下)にはLED(発光ダイオード)37が1つ設置されている。また、段上部分171bの幅方向中央には排水路171dが形成され、この排水路171dは、炭受け皿17の前壁から後方に向けて下り坂となっているとともに平面視でラッパ状に末広がりとなっている。排水路171dは後端が段差をもって溝171aに繋がっている。
また、段上部分171bの後方に位置する溝171aの底にはスリット状の排水口171eが左右方向に等間隔に3つ形成されている。
さらに、炭受け皿17の前壁下端には、前方に張り出す矩形の載置板18が付設されている。載置板18の左右には起立壁18a,18aが付設されている。また、炭受け皿17の前壁外面には霧化ユニット20が固定して設けられている。
〈給水タンク19〉
図5は、給水タンク19を前方右斜め上方から見た斜視図、図6は、給水タンク19を後方右斜め上方から見た斜視図である。
給水タンク19は、コンロケース16の前方から抜き差し可能に構成されている。給水タンク19は、コンロケース16に差し込まれた際には、左右の起立壁18a,18aに挟まれた状態で載置板18の上に乗り、霧化ユニット20に結合される。
給水タンク19の平面視中央には貯水部19aが形成されている。貯水部19aは上方に開口し、開口は左右方向に長尺な長方形となっている。
貯水部19aの床板190は、後方に向けて下り勾配を有する傾斜部190aと、傾斜部190aの下端に段差をもって繋がる溝部190bとから構成されている。貯水部19aを区画する後壁191の下端部には、幅方向中央に円形の壁孔191aが形成されている。
また、後壁191の外面(霧化ユニット20側の面)には、図6に示すように、壁孔191aからの水を霧化ユニット20へ供給するための円筒状の水供給用筒状通路192が設けられている。さらに、後壁191の外面には、霧化ユニット20側に向けて突出し下端が水供給用筒状通路192に繋がる嵌合凸部193が形成される一方、後壁191の内面における嵌合凸部193に対応する部分には、下端が水供給用筒状通路192の入口に繋がる気泡排出溝194が形成されている。気泡排出溝194は後壁191の上端まで延在している。また、気泡排出溝194は上方に向けて徐々に拡開している。
さらに、給水タンク19の後部には、後方及び下方に開放された凹部195が形成されている。そして、凹部195には、給水タンク19がコンロケース16に差し込まれた際には、霧化ユニット20が嵌合するとともに、凹部195上の上壁196が霧化ユニット20の上方を被覆する。
〈霧化ユニット20〉
図7は、霧化ユニット20を前方右斜め上方から見た斜視図、図8は、霧化ユニット20を後方右斜め上方から見た斜視図である。図9は、霧化ユニット20の分解斜視図である。
霧化ユニット20は全体として矩形平箱状に構成されている。霧化ユニット20は第1ケース片20aと第2ケース片20bとを備え、第1ケース片20aと第2ケース片20bとによって区画される空間内にピエゾ素子21及び水位センサ22等が支持部材23に支持された状態で設置されている。ピエゾ素子21は中心部に多孔噴出部21aを有している。また、水位センサ22は電極22a,22aを有し、この電極22a,22a間が水を介して導通されたか否かで水位を検知する。図9において、符号24a〜24fはパッキンを指示し、符号25及び26はピエゾ素子21を押さえるためのリング状のスポンジを指示している。
ここで、パッキン24aは、互いに螺着される第1ケース片20aと第2ケース片20bとの間に配置され、外から霧化ユニット20内への浸水を防止する。パッキン24b及びパッキン24cは、水位センサ22を挟む位置にあり、水位センサ22の電極全体への浸水を防止するとともに、電極を押さえる働きをする。パッキン24dは、第2のケース片20bと支持部材23との間に配置され、ピエゾ素子21からの浸水を防止する働きをする。さらに、パッキン24eは、霧化ユニット20と炭受け皿17との結合部の隙間からの浸水を防止するとともに、霧噴射口からの逆浸水を防止する働きをする。さらに、パッキン24fは、配線導入部からの浸水を防止する働きをする。
第1ケース片20aには入口側の壁に壁孔200が形成されている。壁孔200は霧化ユニット20の内方に向けて錐状に狭窄している。また、第1ケース片20aの壁孔200の上には、上記した嵌合凸部193に嵌合する嵌合凹部201が形成されている。この嵌合凹部201は、第1ケース片20aと第2ケース片20bとのビス止め箇所以外に設けられている。そして、嵌合凸部193が嵌合凹部201に嵌合するとき、水供給用筒状通路192が壁孔200に嵌合する。
第2ケース片20bには出口側の壁に壁孔202が形成されている。壁孔202は円形でピエゾ素子21と致心している。第2ケース片20bには出口側の壁の外面に壁孔202を囲繞する霧噴出用筒状通路203が形成されている。この霧噴出用筒状通路203の断面は上下方向に長尺の楕円筒状となっている。そして、霧噴出用筒状通路203の床は付け根部分が壁孔202よりも一段低く、噴出先に向けて下り勾配を有している。このように構成することで、ピエゾ素子21の噴射面近くに水滴が留まりにくくなり、水滴や水滴の成長により生じる水によって霧化が妨げられるのを防止することができる。
〈排水タンク30〉
図3に戻り、排水タンク30は、後方からコンロケース16に抜き差し可能に構成されている。排水タンク30は、コンロケース16に差し込まれた際には、排水タンク30の貯水部30aは上記排水口171eの下方に配置される。
〈床下構造〉
図4に示すように、炭受け皿17の床下には、電池33と、電源スイッチ34と、スピーカ35と、基板36とが設置されている。基板36上には、2つのLED37,37と、駆動装置40を構成する各種電気・電子部品とが設けられている。電池33は、コンロケース16の下側から着脱できるように、コンロケース16の底壁160には電池蓋161が設けられている。また、電源スイッチ34の操作部はコンロケース16の底壁160から下方に突出している。
〈スピーカ35の防水構造〉
図10は、スピーカ35の防水構造の断面図である。
スピーカ35は、ウーハ351がコンロケース16の底壁160の上面に対向するように配置されている。コンロケース16の底壁160には、ウーハ351の対向部分に放音孔162が形成されている。また、底壁160の下面には、放音孔162を囲繞するような放音筒163が立設されている。そして、放音筒163には、当該放音筒163を下から覆うようにドーム状のカバー164が取り付けられている。カバー164には、図10(A)に示すように、中心を挟んで対向する2つの箇所に座繰り通し孔付きの張り出し部166が形成され、一方、底壁160には雌ネジ付きのボス167が形成されている。そして、張り出し部166の座繰り通し孔をボス167の雌ネジに合致させビスを、張り出し部166を通して、雌ネジに螺合させることで、カバー164を底壁160に螺着する。螺着されたカバー164と底壁160の下面との間に一部隙間が形成される。
また、カバー164の放音筒163の半径方向外側の湾曲部分には円周方向に沿って多数の放音孔168が設けられている。
この防水構造によれば、図11(A)に示すように、コンロ玩具100が逆さになり水か上からかかったときでも、カバー164の外面は湾曲しているため、水はカバー164の外面に沿って流れ、放音孔168には水が入り難い。また、仮に放音孔168に水が入っても、放音孔168は放音筒163の外側に相当する部分にあるため、放音筒163には水が入らない。したがって、スピーカ35が水に濡れるのを防止することができる。
また、図11(B)に示すように、コンロ玩具100が横になり水が上からかかったときでも、放音筒163があるため、放音筒163の外周に沿って流れ、放音孔168には水が入り難い。また、カバー164に当たった水は、放音孔168が湾曲部分に形成されていることから、水が入りにくい。したがって、スピーカ35が水に濡れるのを防止することができる。
〈備品〉
図12は、コンロ玩具100の備品を示す斜視図である。
コンロ玩具100は、備品として、炭模型50と、バーべキュー串等の食品模型51とが用意されている。炭模型50の幅方向中央には板状の起立壁500が形成されている。また、炭模型50は全面が薄肉で左右の炭部分には多数の孔が形成されている。
この炭模型50は、コンロ玩具100の使用時には、炭受け皿17の床板171の上に設置される。そして、左右のLED37,37が点灯すると、炭部分の孔から光が漏れて恰も炭が燃えているようなイメージが醸し出される。また、霧化ユニット20から噴射される霧は起立壁500に当たり、霧が上方に流れる。
また、食品模型51は、コンロ玩具100の使用時には、焼き網12の上に乗せられる。
〈制御構成〉
図13は、コンロ玩具100の制御構成を示すブロック図である。
駆動装置40は、制御部、記憶部等を備えて構成されている。この駆動装置40は、ピエゾ素子21、水位センサ22、スピーカ35及びLED37に接続されている。
駆動装置40は、記憶部に記憶されているプログラムに従って動作する。例えば、駆動装置40は、水位センサ22により検出された水位がピエゾ素子21の中心よりも高い場合にはピエゾ素子21を断続的に振動させ、スピーカ35からは焼き音を出力する。また、駆動装置40は、左右のLED37,37を交互に点灯させる。
そして、駆動装置40は、水位センサ22により検出された水位がピエゾ素子21の中心よりも低くなった場合には、水が触れていない状態(空の状態)でピエゾ素子が振動することとなりピエゾ素子の損傷に繋がるので、スピーカ35から水補給を促す報知音を出力し、水が補充されない場合には、ピエゾ素子21の断続的な振動を停止させ、スピーカ35の焼き音の出力も停止させる。また、駆動装置40は、左右のLED37,37の点灯を停止させる。
〈発明の変形例〉
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形が可能であることは言うまでもない。
例えば、水供給用筒状通路192は、天井部分が水供給用筒状通路192の出口側から入口側に向けて上り勾配を有していることが好ましい。このようにすれば,水供給用筒状通路192の出口側から入口側に向けて動きやすく、気泡がより排出し易くなる。
また、給水タンク19の貯留部19aの最深部の床がピエゾ素子21の中心よりも高くなるように設定することもできる。このようにすれば、水位センサ22がピエゾ素子21の中心よりも水位が低いことを検知したときには、給水タンク19の貯留部19aには水が貯水されていない状態となり、給水タンク19の水をより効率よく使用することができる。
10 テーブル
11 コンロ
19 給水タンク
19a 貯水部
20 霧化ユニット
21 ピエゾ素子
22 水位センサ
30 排水タンク
100 コンロ玩具
160 底壁
161 電池蓋
192 水供給用筒状通路
193 嵌合凸部
194 気泡排出溝
201 嵌合凹部
202 壁孔
203 霧噴出用筒状通路

Claims (10)

  1. 給水タンクと、振動面に多孔噴出部分を持つピエゾ素子が横向きとなるように配置され水平方向に噴出させる霧化ユニットとを備え、
    前記給水タンクと前記霧化ユニットとが横方向に並んで配置され、
    前記給水タンクにおける貯水部の前記霧化ユニット側の壁には、前記ピエゾ素子に水を供給するための第1の壁孔が形成され、
    前記壁の内面には、下端が前記第1の壁孔に繋がる気泡排出溝が形成されていることを特徴とする霧化装置。
  2. 前記壁には前記壁孔に連通し前記霧化ユニットに差し込まれ前記霧化ユニットへ水を供給する水供給用筒状通路が付設されていることを特徴とする請求項1に記載の霧化装置。
  3. 前記壁には、前記霧化ユニット側に向けて突出し下端が前記水供給用筒状通路に繋がる嵌合凸部が形成されるとともに、前記嵌合凸部に対応する部分に前記気泡排出溝が形成され、前記霧化ユニットにおける前記防水タンク側の壁の一部には、前記嵌合凸部に嵌合する嵌合凹部が形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の霧化装置。
  4. 前記第1の壁孔を含む水路の天井は前記給水タンク側に向けて上り勾配を有することを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の霧化装置。
  5. 前記第1の壁孔は、前記貯水部の最深部に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の霧化装置。
  6. 前記貯水部の最深部の床面は、前記ピエゾ素子の中心よりも高い位置にあることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の霧化装置。
  7. 霧化ユニットの出口側の壁には、第2の壁孔が形成されるとともに、前記第2の壁孔を囲繞し噴出先に向けて突出する霧噴出用筒状通路が付設され、前記霧噴出用筒状通路の床は噴射先に向けて下り勾配を有していることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の霧化装置。
  8. 前記霧噴出用筒状通路の床は前記壁孔と段差を有していることを特徴とする請求項7に記載の霧化装置。
  9. 前記霧噴出用筒状通路の噴射先には、噴射した霧を上方に向かわせる変向板が設けられていることと特徴とする請求項7又は請求項8に記載の霧化装置。
  10. 請求項1〜請求項9のいずれか一項に記載の霧化装置を備えたことを特徴とする霧噴射玩具。
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