JP3219786U - 誘眠装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】芳香成分担持体を倒伏姿勢で装着することができるだけでなく、起立姿勢で装着することもできるようにして、芳香成分が芳香成分担持体の内部で偏って消費されにくくする睡眠環境を創り出す誘眠装置を提供する。【解決手段】音響再生手段と芳香拡散手段と発光手段とを備える。音響再生手段及び芳香拡散手段の両方が、上段室に設置したスピーカーユニット11と、上段室の上壁に設けた通口とを有する。芳香拡散手段はさらに担持体装着部40を有する。この担持体装着部40の座板部41の周囲に複数の通口が環状に配列される。発光手段は中段室に光源と、中段室の底壁及び周壁121に具備された透光領域126とを有する。【選択図】図2
Description
本考案は、誘眠装置、特に、音と光と芳香とを利用して室内の睡眠環境を創り出し、深く穏やかな眠りをベースに心と身体のリズムを整えることを意図した誘眠装置に関する。
従来より、人にとっての良質な睡眠環境を整えることを意図してある種の芳香(アロマ)やスピーカによる再生音を利用することが行われている。
先行例として、超音波振動によって発生させた霧に香料成分を同伴させるようにしたアロマディフューザーが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。また、他の先行例として、アロマディフューザーやメロディカードをプリザードフラワーといった装飾品と組み合わせて使用するようにしたヒーリングプリザードフラワーも提案されている(たとえば、特許文献2参照)。そのほか、アロマディフューザーのような芳香成分拡散装置には、芳香成分を自然拡散させるもの、芳香成分を加熱して拡散させる方法を利用したもの、なども知られている。
一方、芳香成分担持体に含浸させた芳香成分を、振動板の振動によって生じる気流を利用して室内などの空気中に拡散させることのできる芳香成分拡散装置も知られている(たとえば、特許文献3参照)。特許文献3に記載されているものは、ダイナミック型のスピーカーユニットの振動板の振動に伴って生じる粗密波、振動、脈動などを伴う気流を芳香成分担持体に衝突させることにより芳香成分を含む気流を周囲に拡散させて一定の芳香環境を創り出すことができる。また、スピーカーユニットの振動板の振動に伴って生じる再生音によって周囲に一定の音響環境を創り出すことができる。さらに、この芳香成分拡散装置では、光源の発光によって生じる光を利用して一定の光環境を創り出すことも可能である。
しかしながら、特許文献3によって提案した芳香成分拡散装置は、円筒形の縦長中空ケースの側部に、スピーカーユニットの駆動用電力を供給したり光源を発光させるための電力を供給するための縦長棒状のバッテリーのホルダー部を備えていたので、縦長中空ケースを縦置きしたときに、ホルダー部に収納した比較的重いバッテリーの重量によって設置安定性が損なわれることが懸念された。また、芳香成分を含浸させた平板状の芳香成分担持体は、その表裏の平坦面が、スピーカーユニットの振動板の振動に伴って生じる気流の向きに略直交する倒伏姿勢で縦長中空ケースの頂部に設置されるようになっていたので、芳香成分担持体に含浸されている芳香成分が気流と衝突する側の平坦面から多く拡散してしまう結果、芳香成分が芳香成分担持体の内部で偏って消費され、使用後の芳香成分担持体に未消費の芳香成分が残留しやすいということも懸念された。
本考案は、以上の状況に鑑みてなされたものであり、比較的重いバッテリーの重量を当該誘眠装置の設置安定性を高めることに役立てることのできる誘眠装置を提供することを目的とする。また、本考案は、芳香成分担持体の倒伏姿勢で装着することができるだけでなく、起立姿勢で装着することもできるようにし、起立姿勢で装着することによって含浸されている芳香成分が芳香成分担持体の内部で偏って消費されるという点を改善して、使用後の芳香成分担持体に未消費の芳香成分が残留しにくくなる誘眠装置を提供することを目的とする。
本考案に係る誘眠装置は、スピーカーユニットの振動板の振動に伴って生じる再生音を生じさせる音響再生手段と、上記振動板の振動に伴って生じる気流を利用して芳香成分担持体に含浸されている気流を空気中に拡散させる芳香拡散手段と、光源の発光によって生じる光を発する発光手段と、を備える。そして、内部空間が上段室と中段室と下段室とに3区画されてなる縦長中空ケースの上記上段室に上記スピーカーユニットが設置され、上記中段室に上記光源が設置され、かつ、上記下段室に、上記スピーカーユニットの駆動電力及び上記光源を発光させるための電力を供給するバッテリーの収納空間が具備されている。さらに、上記音響再生手段及び上記芳香拡散手段の両方が、上記上段室の上部に上向きに設置された上記スピーカーユニットと、当該上段室の上壁の複数箇所に設けられて上記スピーカーユニットの振動板の振動に伴って生じる上記再生音及び上記気流を上記縦長中空ケースの外部に放出する通口と、を有していることに加えて、さらに上記芳香拡散手段が、上記上段室の上壁に設けられて芳香成分を含浸させた平板状の芳香成分担持体を着脱可能な担持体装着部を有して、この担持体装着部に装着された上記芳香成分担持体に、上記通口を通して放出された上記気流が接触するように構成され、上記発光手段が、上記中段室に設置された上記光源と、当該中段室の底壁及び周壁に具備されて上記光源の発光によって生じる光を透過させる透光領域と、を有している、というものである。
この構成を有する誘眠装置によれば、音響再生手段、芳香拡散手段及び発光手段のそれぞれの作用が相乗して室内の睡眠環境が創り出され、深く穏やかな眠りをベースに心と身体のリズムが整えられる。また、縦長中空ケースの下段室をバッテリーの収納空間としたことにより、当該誘眠装置の重心位置が比較的重いバッテリーの重量によって低位置に下がる。そのため、棚面などに当該誘眠装置を載置したときの設置安定性が向上する。
本考案において、上記担持体装着部は、上記上壁に段付き状に設けられた座板部と、この座板部に設けられて上記芳香成分担持体に設けられた嵌合孔が着脱自在に嵌合可能な突部と、この突部に設けられて上記芳香成分担持体を起立姿勢で抜き差し可能な溝部と、を有し、複数の上記通口が、上記座板部の周囲で環状に配列されている、という構成を採用することが望ましい。これによれば、芳香成分を含浸させた平板状の芳香成分担持体を、気流の向きに対して略直交する倒伏姿勢で縦長中空ケースの頂部に設置することと、気流の向きに沿う起立姿勢で縦長中空ケースの頂部に設置することとを選択することができるので、芳香成分担持体の表面に気流を衝突させる使用態様と、芳香成分担持体の表面に沿って気流を放出させる使用体用とを選択することができ、後者の使用態様では、使用後の芳香成分担持体に未消費の芳香成分が残留しにくくなるという利点がある。
本考案では、上記下段室によって形成された上記収納空間が、平板状の上記芳香成分担持体を内包した平坦な担持体包装体と上記バッテリーとを重なり状態で収容可能なサイズを有してなる、という構成を採用することが可能である。これによれば、芳香成分担持体をバッテリーBの収納空間から取り出して即座に使用することができるという利便性が生まれる。
本考案では、上記縦長中空ケースが、上記上段室及び上記中段室を備えたケース本体と、上記下段室を備えるバッテリーホルダー、とに分割されていて、このバッテリーホルダーに、上記ケース本体が段積み状に装着可能に構成されていることが望ましい。これによれば、ケース本体をバッテリーホルダーから取り外し、ケース本体の中段室の底壁に具備されている透光領域を通じて室内に光源の光を発することが可能になる。
以上のように、本考案に係る誘眠装置によれば、音響再生手段、芳香拡散手段及び発光手段のそれぞれの作用が相乗して室内の睡眠環境が創り出され、深く穏やかな眠りをベースに心と身体のリズムが整えられるだけでなく、設置安定性に優れ、しかも、芳香成分が芳香成分担持体の内部で偏って消費されるという点が改善されるという効果が奏される。
図1は本考案の実施形態に係る誘眠装置の一例を示した概略斜視図、図2は図1の誘眠装置の背面図である。また、図3は図1の誘眠装置の一部を拡大して示した縦断面図、図4はバッテリーホルダーHを説明するための概略斜視図、図5はケース本体Cの一部を拡大して示した正面図、図6は図1の誘眠装置の他の一部を拡大して示した側面図である。
図1及び図2のように、実施形態に係る誘眠装置は、円錐台形状の縦長中空ケース100によってその外観が形作られている。図3に示したように、縦長中空ケース100の内部空間は、上段室110と中段室120と下段室130とに上下方向で3区画されている。そして、中段室120が、背低上窄まり形状の中段周壁121によって囲まれた空間によって形成されていて、この中段周壁121の上部及び下部にそれぞれ上壁122及び底壁123が設けられている。これに対し、上段室110は、背高上窄まり形状の上段周壁111によって囲まれた空間によって形成されていると共に、その上段周壁111の下端に、中段上壁122に環状に設けられている突部124に対応する溝部114が環状に設けられていて、この溝部114が上記突部124に嵌着されていることによって、中段室120の中段周壁121に上段室110の上段周壁111が連設状に固定され、かつ、中段室120の上に上段室110が段積み状に配備された構成になっている。さらに、下段室130は、背低上窄まり状の下段周壁131によって囲まれた空間によって形成されていて、この下段周壁131の下部に底壁133が設けられている。また、中段室120の底壁123に、下段室130の下段周壁131の上端の内側に環状に設けられている段付き凹入部135に対応する円形の嵌合突部125が設けられていて、この嵌合突部125が上記段付き凹入部135に嵌脱可能に構成されている。
ここで、図2に示したように、縦長中空ケース100は、上段室110及び中段室120(図3参照)を備えたケース本体Cと下段室130(図3参照)を備えるバッテリーホルダーHとに分割されている。このことを言い換えると、ケース本体Cには、上段周壁111及びこの上段周壁の上部に設けられている上壁112(図1参照)と、中段周壁121とこの中段周壁121の上下部に設けられている上壁122及び底壁123(図3参照)と、が含まれる。同様に、バッテリーホルダーHには、下段周壁131とこの下段周壁131の下部に設けられている底壁133(図3参照)とが含まれる。そして、図2又は図4に示したように、下段周壁131に、平面視矩形の偏平なバッテリーBの挿入口136が後向きに開設されていると共に、下段室130によって形成されているバッテリーBの収納空間Sには、収納したバッテリーBの左右方向の位置ずれを防ぐ一対の立上り面137,137が対向状態で設けられている。
次に、図2、図3又は図6に示したように、縦長中空ケース100の上段室110の上部にダイナミック型のスピーカーユニット11が上向きに設置され、中段室120には、回路基板21に搭載された複数個のLEDでなる光源22が設置されている。また、中段周壁121の背部に端子ユニット23が装備されている、この端子ユニット23にはUSBコネクタ24と音声データ入力端子25とが設けられている。さらに、中段周壁121の前部には、スピーカーユニット11の振動板の振動によって生じる再生音の音量を増減調節するためのボリュームつまみ26のほか、上記光源22の点灯消灯を制御するためのプッシュスイッチ27、上記再生音の選曲切り換えボタン28、などが装備されている。そして、図6のように、収納空間Sに収納したバッテリーBの出力端子を上記USBコネクタ24に接続ケーブル29を用いて接続しておくことによって、バッテリーBからスピーカーユニット11の駆動電力及び光源22を発光させるための電力が供給されるようになっている。なお、光源22の発光モードでは、一定のプログラムにしたがって発光の色や強度の変化、それらの変化のサイクルなどが演出されるようになっている。
図7は図1の誘眠装置の平面図、図8は図7の矢視VIII図に相応する側面図である。図7に示したように、上段室110(図3参照)を形成している上段周壁111の上部に設けられている上壁112の中央部複数箇所には、等角度置きに配列された長孔でなる通口31…が放射状に設けられている。これらの通口31…は、上記したスピーカーユニット11の振動板の振動に伴って生じる再生音及び気流を縦長中空ケース100の外部に放出する機能を有する。また、図1、図2又は図7などに示したように、上段室110の上壁112には、その上壁112に段付き状に設けられた円形の座板部41と、この座板部41に設けられた突部42と、この突部42に設けられた溝部43とを有する担持体装着部40が設けられていて、この担持体装着部40の座板部41の周囲に複数の上記通口31…が環状に配列されている。
上記担持体装着部40には、芳香成分が含浸された芳香成分担持体50を着脱可能である。図7又は図8に例示したように、芳香成分担持体50は嵌合孔51を有する円形円板状に形成されていて、図8の事例では、この芳香成分担持体50の嵌合孔51を上記担持体装着部40の突部42に嵌め込むことによって、芳香成分担持体50を上記座板部41の上に倒伏姿勢で装着している。こうして、座板部41に芳香成分担持体50が倒伏姿勢で装着されていると、図7に仮想線で示したように、芳香成分担持体50の外周部が、座板部41の外側へ張り出して上記上壁112の複数の通口31…に間隔を隔てて対面する。こうして座板部41に芳香成分担持体50が倒伏姿勢で装着されていると、上記上壁112の複数の通口31…から出た気流が芳香成分担持体50の表面に衝突するようになる。
図9は芳香成分担持体50を担持体装着部40に起立姿勢で装着した態様を例示した平面図、図10は図9の矢視X図に相応する正面図、図11は図10の矢視XI図に相応する側面図である。図9〜図11に示したように、担持体装着部40に対して芳香成分担持体50を起立姿勢で装着することも可能である。すなわち、この事例では、芳香成分担持体50を担持体装着部40の溝部43に差し込むことによって担持体装着部40に起立姿勢で装着している。こうして座板部41に芳香成分担持体50が起立姿勢で装着されていると、上記上壁112の複数の通口31…から出た気流が芳香成分担持体50の表面に沿って流れるようになる。
この実施形態に係る誘眠装置は、スピーカーユニット11の振動板の振動に伴って生じる再生音を生じさせる音響再生手段と、上記振動板の振動に伴って生じる気流を利用して芳香成分担持体50に含浸されている気流を空気中に拡散させる芳香拡散手段と、光源22の発光によって生じる光を発する発光手段と、を備えている。
そして、上記音響再生手段が、上記上段室110の上部に上向きに設置された上記スピーカーユニット11と、当該上段室110の上壁112の複数箇所に設けられてスピーカーユニット11の振動板の振動に伴って生じる再生音を縦長中空ケース100の外部に放出する上記通口31と、を有している。上記芳香拡散手段も同様に、上記上段室110の上部に上向きに設置された上記スピーカーユニット11と、当該上段室110の上壁112の複数箇所に設けられてスピーカーユニット11の振動板の振動に伴って生じる気流を縦長中空ケース100の外部に放出する上記通口31と、を有している。また、上記芳香拡散手段は、これらの要素に加えて、上記芳香成分担持体50を着脱可能な上記担持体装着部40を有していて、担持体装着部40に装着された芳香成分担持体50に、複数の通口31…を通して放出された上記気流が接触するように構成されている。さらに、上記発光手段は、上記中段室120に設置された上記光源22と、当該中段室120の底壁123及び中段周壁121に具備されて上記光源22の発光によって生じる光を透過させる透光領域126、127とを有していて、図3には中段室120の底壁123に具備されている面状の透光領域127と中段周壁121に形成されている線形状の透光領域127とが示され、図2及び図6には中段室120の中段周壁121に具備されている線形状の透光領域127が示されている。
以上のように構成されている誘眠装置において、音響再生手段及び芳香拡散手段のスピーカーユニット11が動作すると、スピーカーユニット11の振動の振動に伴って生じる再生音と共に、スピーカーユニット11の振動の振動に伴って生じる気流が複数の通口31を経て縦長中空ケース100の上方に放出される。このため、室内には、スピーカーユニット11による再生音と、芳香成分担持体50に含浸されている芳香成分とが放出され、芳香成分が周囲に拡散される。また、発光手段の光源22が一定のプログラムにしたがって発光すると、発光の色や強度の変化、それらの変化のサイクルなどが演出される。このため、音響再生手段、芳香拡散手段及び発光手段のそれぞれの作用が相乗して室内の睡眠環境が創り出され、深く穏やかな眠りをベースに心と身体のリズムが整えられるようになる。
また、この実施形態では、縦長中空ケース100の下段室130をバッテリーBの収納空間Sとしたことにより、当該誘眠装置の重心位置が比較的重いバッテリーBの重量によって低位置に下がる。そのため、当該誘眠装置がそのデザイン性を考慮して背高に構成されているとしても、棚面などに載置された当該誘眠装置が容易に転倒したりすることが無くなってその設置安定性が向上する。また、図4に示したように、この実施形態では、バッテリーBの収納空間Sが、平板状の芳香成分担持体50を内包した平坦な担持体包装体52とバッテリーBとを重なり状態で収容可能なサイズを有している。こうしておくと、芳香成分担持体50をバッテリーBの収納空間Sから取り出して使用することができるという利便性が生まれる。
さらにこの実施形態では、担持体装着部40に、芳香成分を含浸させた平板状の芳香成分担持体50を、気流の向きに対して略直交する倒伏姿勢で装着することと、気流の向きに沿う起立姿勢で装着することとを選択することができるようになっている。そして、芳香成分担持体を起立姿勢で担持体装着部40に装着すると、気流が芳香成分担持体50の表面に沿う方向に流れるようになり、芳香成分が芳香成分担持体の全体から満遍なく放散して使用後の芳香成分担持体に未消費の芳香成分が残留しにくくなるという利点がある。
さらにこの実施形態では、縦長中空ケース100が、上段室110及び中段室120を備えたケース本体Cと、下段室130を備えるバッテリーホルダーHとに分割されていて、バッテリーホルダーHに、ケース本体Cが段積み状に装着可能に構成されている。このため、ケース本体CをバッテリーホルダーHから取り外し、ケース本体Cの中段室120の底壁123に具備されている透光領域127を通じて室内に光源の光を発することも可能になる。
なお、図1〜図11において、同一又は相応する要素には、説明の便宜上、同一の符号を付してある。
11 スピーカーユニット
22 光源
31 通口
40 担持体装着部
41 座板部
42 突部
43 溝部
50 芳香成分担持体
51 嵌合孔
52 担持体包装体
100 縦長中空ケース
110 上段室
120 中段室
126,127 透光領域
130 下段室
B バッテリー
C ケース本体
H バッテリーホルダー
S 収納空間
22 光源
31 通口
40 担持体装着部
41 座板部
42 突部
43 溝部
50 芳香成分担持体
51 嵌合孔
52 担持体包装体
100 縦長中空ケース
110 上段室
120 中段室
126,127 透光領域
130 下段室
B バッテリー
C ケース本体
H バッテリーホルダー
S 収納空間
Claims (4)
- スピーカーユニットの振動板の振動に伴って生じる再生音を生じさせる音響再生手段と、上記振動板の振動に伴って生じる気流を利用して芳香成分担持体に含浸されている気流を空気中に拡散させる芳香拡散手段と、光源の発光によって生じる光を発する発光手段と、を備える誘眠装置であって、
内部空間が上段室と中段室と下段室とに3区画されてなる縦長中空ケースの上記上段室に上記スピーカーユニットが設置され、上記中段室に上記光源が設置され、かつ、上記下段室に、上記スピーカーユニットの駆動電力及び上記光源を発光させるための電力を供給するバッテリーの収納空間が具備され、
上記音響再生手段及び上記芳香拡散手段の両方が、上記上段室の上部に上向きに設置された上記スピーカーユニットと、当該上段室の上壁の複数箇所に設けられて上記スピーカーユニットの振動板の振動に伴って生じる上記再生音及び上記気流を上記縦長中空ケースの外部に放出する通口と、を有していることに加えて、さらに上記芳香拡散手段が、上記上段室の上壁に設けられて芳香成分を含浸させた平板状の芳香成分担持体を着脱可能な担持体装着部を有して、この担持体装着部に装着された上記芳香成分担持体に、上記通口を通して放出された上記気流が接触するように構成され、
上記発光手段が、上記中段室に設置された上記光源と、当該中段室の底壁及び周壁に具備されて上記光源の発光によって生じる光を透過させる透光領域と、を有していることを特徴とする誘眠装置。 - 上記担持体装着部は、上記上壁に段付き状に設けられた座板部と、この座板部に設けられて上記芳香成分担持体に設けられた嵌合孔が着脱自在に嵌合可能な突部と、この突部に設けられて上記芳香成分担持体を起立姿勢で抜き差し可能な溝部と、を有し、複数の上記通口が、上記座板部の周囲で環状に配列されている請求項1に記載した誘眠装置。
- 上記下段室によって形成された上記収納空間が、平板状の上記芳香成分担持体を内包した平坦な担持体包装体と上記バッテリーとを重なり状態で収容可能なサイズを有してなる請求項1又は請求項2に記載した誘眠装置。
- 上記縦長中空ケースが、上記上段室及び上記中段室を備えたケース本体と、上記下段室を備えるバッテリーホルダー、とに分割されていて、このバッテリーホルダーに、上記ケース本体が段積み状に装着可能に構成されている請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載した誘眠装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018004305U JP3219786U (ja) | 2018-11-06 | 2018-11-06 | 誘眠装置 |
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JP (1) | JP3219786U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN115737274A (zh) * | 2022-11-24 | 2023-03-07 | 深圳市晟情润物科技有限公司 | 眼罩及其控制方法 |
-
2018
- 2018-11-06 JP JP2018004305U patent/JP3219786U/ja active Active
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